JP3531745B2 - テープリール - Google Patents

テープリール

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JP3531745B2 JP2002359248A JP2002359248A JP3531745B2 JP 3531745 B2 JP3531745 B2 JP 3531745B2 JP 2002359248 A JP2002359248 A JP 2002359248A JP 2002359248 A JP2002359248 A JP 2002359248A JP 3531745 B2 JP3531745 B2 JP 3531745B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープリールに関
し、特に、テープリールを構成する円板形状の上フラン
ジと、下フランジに一体成形して円柱形状に立設したハ
ブとの接合部分に発生する余分な溶着した樹脂の流れ方
向を規制する溶着ガイド部を備えたテープリールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】テープリール10は、図5に示すよう
に、円板形状の上フランジ11と、テープを巻回する円
筒形状のハブ15と、ハブ15と一体に形成され上フラ
ンジ11と同一径からなる円板形状の下フランジ16と
から構成されている。
【0003】上フランジ11は、中央位置にハブ15の
円形状と同じ大きさであって上フランジ11上面から陥
没して形成された円形状の係止部12を設けた構造とな
っている。
【0004】係止部12には、中心位置にテープリール
10全体を支持する貫通孔13を設け、この貫通孔13
から所定距離外側の円周上に下フランジ16と係合する
3個の貫通したカシメ用孔14を設けた構造となってい
る。尚、この係止部12には、図示していないがテープ
の端部を係止するテープ係合部を設けた構造となってい
る。
【0005】ハブ15は、円柱形状に形成した下部側を
下フランジ16に立設して一体形成し、上部の端面の中
心位置にはテープリール10自体を支持する円錐形状の
突部17と、突部17を中心にして所定距離外側の円周
上に突出して形成した3個のカシメ用ボス18を一体成
形した構造となっている。この円錐形状の突部17とカ
シメ用ボス18の高さは同一に形成されている。
【0006】このような構造をした上フランジ11と下
フランジ16の組立は、下フランジ16に連設した円柱
形状のハブ15の上部位置に上フランジ11の係止部1
2を係合させて装着する。即ち、カシメ用ボス18が係
止部12のカシメ用孔14に貫通して上フランジ11の
上面方向に突出し、且つ貫通孔13を貫通した円錐状の
突部17が上フランジ11の上面方向に突出した状態で
装着される。
【0007】このようにしてハブ15の上部に装着され
た上フランジ11との結合は、図6に示すように、上フ
ランジ11の上面に突出しているカシメ用ボス18の先
端部分を超音波溶着にて潰してカシメて固定する。
【0008】この超音波溶着に使用される超音波プラス
チックウェルダ19は、図6に示すように、超音波発生
部20と、超音波発生部20から発生した超音波を伝送
する固体ホーン21と、固体ホーン21から伝送された
超音波により振動する溶着ホーン22とから構成されて
いる。超音波発生部20は、発振器23と振動子24と
から構成されている。
【0009】溶着ホーン22は、円柱形状の断面の断面
積が長手方向下向きに徐々に小さくなる角状に形成され
ており、その自由端部の先端部端面の中央部分を半球状
に切り欠き、切り欠いた中央位置の深さの半分位の高さ
に突出させた凸部からなる成形部25を設けた構造とな
っている。
【0010】成形部25は、図7に示すように、半球状
に形成された最深部の深さW1は、上フランジ11の陥
没した係止部12の深さW2よりも浅くなっている。こ
れは、カシメ用ボス18を潰してカシメた場合のその高
さが、陥没した係止部12内に納まるような構造とし
て、図9に示す円錐状の突部17の上部から上フランジ
11を径方向に横切るようにして当接して支持するリー
ル押えバネ26への抵触、衝突又は接触を回避するため
である。
【0011】このような溶着ホーン22を有する超音波
プラスチックウェルダ19を用いて、上フランジ11の
係止部12上面に突出しているカシメ用ボス18の先端
部分を溶着するには、図7に示すように、溶着ホーン2
2の成形部25を溶着しようとするカシメ用ボス18に
当接させる(矢印方向)。すると、先ずカシメ用ボス1
8の先端部の中央位置に溶着ホーン22の半球形状に切
り欠いた成形部25の中央位置の凸部が当接してカシメ
用ボス18の先端部の中央部分が溶解し始める。この状
態で更に溶着ホーン22を矢印方向の上フランジ方向1
1に押し進めるとカシメ用ボス18の先端部の中央位置
から序々に溶解して成形部25の形となり係止部12の
面に流れ込む。このように成形部25により溶解された
カシメ用ボス18の先端部分は成形部25の形状の中心
位置が窪んだ半球状に形成されたカシメ部18Aを形成
して上フランジ11とハブ30とを固定する。一方、成
形部25により溶解されて余った樹脂は、図示していな
いが係止部12と成形部25を形成する端面の隙間から
溶着ホーン22の先端部周囲方向に、例えば団子状にな
ってはみ出す。このはみ出した樹脂のはみ出す方向は、
溶着ホーン22の先端部端面にガイドされ係止部12の
面に沿った方向に流れるので上フランジ11の上方向へ
は流れにくく、従って、係止部12の深さW2の範囲内
に収まる。
【0012】
【特許文献1】特開平7―169231号公報(第4頁
第3図)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術で説明した溶着ホーン22による溶着は、溶着ホ
ーン22の下降精度に誤差が生じると、図8に示すよう
に、溶着ホーン22の先端部が係止部12の面に食い込
む。係止部12の面に食い込むとその分、溶解される量
が多くなる。即ち、係止部12の面に食い込むと成形部
25で溶解した樹脂の内、成形部25から溢れた樹脂及
び食い込んだ分の溶解された樹脂は溶着ホーン22の側
壁面に沿って上方向に流れ、めくれた状態のバリとなり
ヒゲ状の樹脂27が上フランジ11の上方向に伸びて固
まる。
【0014】このようにして形成された陥没した係止部
12の深さW2よりも突出して形成されためくれた状態
のヒゲ状の樹脂27は、図9に示すように、カセット2
8内に収納されたテープリール10では、テープリール
10の回転の中心位置の円錐状の突部17に当接する金
属性部材で形成された細長い板状のリール押えバネ26
に、テープリール10が回転した際に接触、抵触又は衝
突することになり、破片が飛散してカセット28自体の
品質を劣化させ、且つ電子機器にも悪影響を及ぼすと云
う問題がある。
【0015】従って、テープリールを組み立てる際に、
溶着ホーンにより成形されるカシメ部分から溢れた樹脂
の流れる方向に規制される溶着ガイド部を備えたテープ
リールに解決しなければならない課題を有している。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るテープリールは、次に示す構成にするこ
とである。
【0017】(1)円板形状をした上フランジと、該上
フランジと略同一の円板形状をした下フランジと、該下
フランジの中心位置に立設した円柱形状のハブとからな
るテープリールであり、前記上フランジの中心位置から
所定距離の円周上に設けたカシメ用孔に、前記ハブに設
けたカシメ用ボスを貫通させ、前記上フランジの上部面
に貫通して突出しているカシメ用ボスの先端部分を溶着
ホーンで溶着して固定したテープリールであって、前記
カシメ用孔の周りに前記上フランジの表面から陥没する
ように設けられた係止部を形成し、該係止部と前記カシ
メ用孔との間には、前記溶着により前記溶着ホーンの先
端部周囲外側方向に形成されたテーパ面の溶着ガイド部
による溶解された樹脂が形成されてなり、前記陥没した
係止部の面とこの溶着ガイド部のテーパ面に沿った周囲
方向との間の溶着によって拡散形成された樹脂の高さ
が、前記陥没した係止部の深さより上部に出ない高さで
形成したことを特徴とするテープリール。 (2)又、前記テーパの傾斜角度は、前記陥没した係止
部の面に対して少なくとも5度以上の角度を有すること
を特徴とする(1)に記載のテープリール。 (3)円板形状をした上フランジと、該上フランジと略
同一の円板形状をした下フランジと、該下フランジの中
心位置に立設した円柱形状のハブとからなるテープリー
ルであり、前記上フランジの中心位置から所定距離の円
周上に設けたカシメ用孔に、前記ハブに設けたカシメ用
ボスを貫通させ、前記上フランジの上部面に貫通して突
出しているカシメ用ボスの先端部分を溶着ホーンで溶着
して固定したテープリールであって、前記カシメ用孔の
周りに前記上フランジの表面から陥没するように設けら
れた係止部を形成し、該係止部と前記カシメ用孔との間
には、前記溶着により前記溶着ホーンの先端部周囲外側
方向に形成された縮径の段差からなる溶着ガイド部によ
る溶解された樹脂が形成されてなり、前記陥没した係止
部の面とこの溶着ガイド部の段差に沿った周囲方向との
間の溶着によって拡散形成された樹脂の高さが、前記陥
没した係止部の深さより上部に出ない高さで形成したこ
とを特徴とするテープリール。
【0018】このような構造にしたテープリールにおい
て、溶着ホーンで溶解された樹脂は、少なくとも上フラ
ンジの上方向に流れるのを規制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るテープリール
について図を参照にして説明する。尚、テープリールの
構造及び組み立てについては、従来技術で説明した図5
に示すものと同様であるので同一番号を付与してその説
明は省略する。
【0020】本発明に係るテープリール溶着ホーンを備
えた超音波プラスチックウェルダ19Aは、図1に示す
ように、超音波発生部20と、超音波発生部20から発
生した超音波を伝送する固体ホーン21と、固体ホーン
21から伝送された超音波により振動する溶着ホーン2
2Aとから構成されている。これらの内、超音波発生部
20と固体ホーン21は図5に示す従来技術の構成と同
様であり、超音波発生部20は発振器23と振動子24
とから構成されている。
【0021】この溶着ホーン22Aは、図1に示すよう
に、円柱形状の断面積が長手方向下向きに徐々に小さく
なる角状に形成されており、その先端部である自由端部
の端面にはカシメ用ボス18を溶着してカシメる成形部
25と、溶解した樹脂のうち漏れた樹脂の流れる方向
を、溶着ホーン22Aの先端部の周囲下方向に規制する
溶解ガイド部29を設けた構造となっている。
【0022】成形部25は、ホーン22Aの先端部であ
る自由端部端面の中央部分に半球形状に切欠き、切り欠
いた中央位置に凸部を設けた構造となっており、図6を
用いて説明した従来技術の成形部25と同様の構造とな
っている。即ち、図2に示すように、半球状に形成され
た最深部の深さW1は、上フランジ11の陥没した係止
部12の深さW2よりも浅くなっている。これは、溶着
してカシメたカシメ部18Aが上フランジ11の面上部
まで出ないようにしてリール10の回転中心部を抑える
リール押えバネ26に当たらないようにするためである
(図9参照)。
【0023】溶解ガイド部29は、図2に示すように、
ホーン22Aの先端部の自由端部端面の周縁部を切り欠
いてテーパを設けた構造となっている。このテーパの角
度は、成形部8を設けた端面に対して外周上方向に角度
αだけの傾斜を持たせた構造となっている。実施例の好
適な角度αは5度以上に設定されている。
【0024】又、このテーパはホーン22Aの先端部端
面中央部に設けた成形部8の半球状の円周端部位置から
テーパ状にした構造となっている。尚、これに限定され
ることなくテーパ面の面積は適宜設定変更できるように
なっている。
【0025】このように先端部に加工を施した溶着ホー
ン22Aを備えた超音波プラスチックウェルダ19Aを
用いてテープリール10を組み立てるときは、図2に示
すように、ハブ15に設けたカシメ用ボス18を上フラ
ンジ11の係止部12のカシメ用孔14に嵌合させてカ
シメ用ボス18の先端部分が上フランジ11の上面側に
突出した状態にする。この状態でカシメ用ボス18の先
端部分に溶着ホーン22Aを下方向(矢印方向)に下げ
カシメ用ボス18の先端部に当接する。この状態で更に
溶着ホーン22Aを矢印方向の上フランジ11方向に押
し進めるとカシメ用ボス18の先端部の中央位置から序
々に溶解して成形部25の形となり係止部12の面に溶
けた樹脂が流れ込む。このように成形部25により溶解
されたカシメ用ボス18の先端部分は成形部25の形状
の中心位置が窪んだ半球状のカシメ部18Aが形成さ
れ、上フランジ11とハブ15とを固定する。一方、成
形部25により溶解されて余った樹脂は、図示していな
いが係止部12と成形部25を形成する端面の隙間から
ホーン22Aの先端部周囲外側方向に流れ出て、溶解ガ
イド部29によりガイドされ、少なくともテーパの角度
αの範囲方向にはみ出す。従って、係止部12の面に沿
った方向に規制されるので上フランジ11の上面方向へ
は流れにくく、はみ出た樹脂は係止部12の深さW2の
範囲内に収まって固定する構造、即ち、陥没した係止部
12の深さより上部に出ない高さで形成できるのであ
る。
【0026】ここで、溶着ホーン22Aによる溶着は、
上記説明したように溶着部分に対して溶着ホーン22A
の下降精度を制御できればよいが、リール自体の小型化
及び精度を上げるとなると溶着機構そのものが複雑とな
る。そのため、従来技術でも説明したように溶着ホーン
22Aの下降精度に誤差が生じる場合がある。
【0027】溶着ホーン22Aの下降精度に誤差が生じ
た場合は、図3に示すように、溶着ホーン22Aの先端
部が係止部12の面に食い込み、その分溶解される量が
多くなる。即ち、係止部12の面に食い込むと成形部2
5及びホーン22Aの先端部の自由端部端面で溶解され
た樹脂の内、成形部25から溢れた樹脂及び食い込んだ
分の溶解された樹脂30は、溶着ホーン22Aの溶着ガ
イド部29のテーパ面に沿った周囲方向に拡散されて流
れる。このホーン22Aの周囲方向に拡散されて流れる
樹脂30の高さは、テーパの角度αの範囲内にガイドさ
れた高さとなる。
【0028】このようにして形成された、漏れた樹脂3
0は、陥没した係止部12の深さW2よりも上部に出る
ことなく、係止部12の面上に張り付くように規制され
る。従って、図9に示すカセット内に収納されたテープ
リール10の場合には、リール10の中心位置の円錐状
の突部17に当接する金属性部材で形成された細長い板
状のリール押えバネ26に、リール10が回転した際に
接触、抵触又は衝突がなくなり、カセット自体の品質を
向上させ、且つ電子機器への悪影響も回避することがで
きる。
【0029】次に、この溶着ホーンの変形例について、
図面を参照にして説明する。
【0030】溶着ホーン22Bは、図4に示すように、
先端部の自由端部端面に設けた半球形状に切り欠いた中
央部に凸部を設けた成形部25と、ホーン22Bの先端
部端面の周縁部であって円柱形状の径よりも縮径に切り
欠いた溶解ガイド部29Aとを備えた構造となってい
る。
【0031】溶解ガイド部29Aは、ホーン22Bの円
柱形状の径よりも縮径にして段差を設けた構造となって
いる。
【0032】このような構造からなる溶着ホーン22B
は、図4に示すように、上フランジ11の係止部12に
食い込むと溶解した溢れた樹脂が、ホーン22Bの先端
部の外周の周囲上方向に流れるが溶解ガイド部29Aの
上部面31にあたり流れが図4において係止面12に沿
った周囲方向に規制されて拡散されて流れる。従って、
漏れた溶解された樹脂30は、係止部12の面に沿って
固定される。
【0033】このようにして、ホーン22Bによりカシ
メのために溶解された樹脂のうち漏れた樹脂30は、上
フランジ11の陥没した係止部12内の面に沿った方向
に規制されて流れるため、上方向への樹脂の流れは規制
される。従って、上フランジ11面以上の樹脂のめくれ
等のバリの発生を防止することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るテー
プリールは、テープリール溶着ホーンに、円柱形状をし
た溶着ホーンの自由端部端面の外周部に溶解された樹脂
の流れ方向を規制する溶着ガイド部を設けたことによ
り、ボスを溶着してカシメた場合に上フランジ面上に不
要なめくれ等がなくなり、めくれた部分が飛散して発生
する品質低下を防止することができると共に外観が向上
する。又、溶着時の下降精度の誤差に対する許容範囲が
広がり、生産性が向上するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープリールを作成するためのテ
ープリール溶着ホーンを適用した超音波プラスチックウ
ェルダの説明図である。
【図2】同テープリール溶着ホーンによりテープリール
の溶着時の説明図である。
【図3】同テープリール溶着ホーンが食い込んで溶着し
た時の説明図である。
【図4】同テープリール溶着ホーンの変形例を示した説
明図である。
【図5】テープリールの組み立てを示した説明図であ
る。
【図6】従来のテープリール溶着ホーンを適用した超音
波プラスチックウェルダの説明図である。
【図7】従来のテープリール溶着ホーンの溶着時の説明
図である。
【図8】従来のテープリール溶着ホーンが食い込んで溶
着した時の説明図である。
【図9】溶着したカシメ部分からめくれが発生している
テープリールを示した略示的な側面図である。
【符号の説明】
10:テープリール 11:上フランジ 12:係止部
13:貫通孔 14:カシメ用孔 15:ハブ 1
6:下フランジ 17:突部 18:カシメ用ボス 18A:カシメ部 19、19A:超音波プラスチック
ウエルダ 20:超音波発生部 21:固体ホーン 2
2、22A、22B:溶着溶ホーン 23:発振器 2
4:振動子 25:成形部 26:リール押えバネ 2
7:ヒゲ状の樹脂 28:カセット 29、29A:溶
解ガイド部 30:樹脂 31:面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/087 508

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板形状をした上フランジと、該上フラ
    ンジと略同一の円板形状をした下フランジと、該下フラ
    ンジの中心位置に立設した円柱形状のハブとからなるテ
    ープリールであり、前記上フランジの中心位置から所定
    距離の円周上に設けたカシメ用孔に、前記ハブに設けた
    カシメ用ボスを貫通させ、前記上フランジの上部面に貫
    通して突出しているカシメ用ボスの先端部分を溶着ホー
    ンで溶着して固定したテープリールであって、前記カシメ用孔の周りに前記上フランジの表面から陥没
    するように設けられた係止部を形成し、該係止部と前記
    カシメ用孔との間には、前記溶着により前記溶着ホーン
    の先端部周囲外側方向に形成されたテーパ面の溶着ガイ
    ド部による溶解された樹脂が形成されてなり、 前記陥没
    した係止部の面とこの溶着ガイド部のテーパ面に沿った
    周囲方向との間の溶着によって拡散形成された樹脂の高
    さが、前記陥没した係止部の深さより上部に出ない高さ
    で形成したことを特徴とするテープリール。
  2. 【請求項2】 前記テーパの傾斜角度は、前記陥没した
    係止部の面に対して少なくとも5度以上の角度を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープリール。
  3. 【請求項3】 円板形状をした上フランジと、該上フラ
    ンジと略同一の円板形状をした下フランジと、該下フラ
    ンジの中心位置に立設した円柱形状のハブとからなるテ
    ープリールであり、前記上フランジの中心位置から所定
    距離の円周上に設けたカシメ用孔に、前記ハブに設けた
    カシメ用ボスを貫通させ、前記上フランジの上部面に貫
    通して突出しているカシメ用ボスの先端部分を溶着ホー
    ンで溶着して固定したテープリールであって、 前記カシメ用孔の周りに前記上フランジの表面から陥没
    するように設けられた係止部を形成し、該係止部と前記
    カシメ用孔との間には、前記溶着により前記溶着ホーン
    の先端部周囲外側方向に形成された縮径の段差からなる
    溶着ガイド部による溶解された樹脂が形成されてなり、
    前記陥没した係止部の面とこの溶着ガイド部の段差に沿
    った周囲方向との間の溶着によって拡散形成された樹脂
    の高さが、前記陥没した係止部の深さより上部に出ない
    高さで形成したことを特徴とするテープリール。
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