JP3531724B2 - 圧接型の電気コネクタ及びその製造方法 - Google Patents
圧接型の電気コネクタ及びその製造方法Info
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Description
と回路基板との接続、あるいは回路基板同士の接続等に
使用される圧接型の電気コネクタ及びその製造方法の改
良に関するものである。
あるが、近年、液晶ディスプレイと電子回路基板との接
続、あるいは電子回路基板同士の接続にU字形の金属線
コネクタが使用されている。このU字形の金属線コネク
タは、図12に示すように、スポンジシリコーンゴム原
料を用いて断面略半小判形のブロックに成形される絶縁
性発泡エラストマー15と、この絶縁性発泡エラストマ
ー15の周面の表面、湾曲一側面及び裏面に覆着される
断面略U字形の絶縁性ゴムシート2Aと、この絶縁性ゴ
ムシート2Aの表面にU字形に接着固定され、絶縁性発
泡エラストマー15の一端面方向から他端面方向に等ピ
ッチで平行に並設される複数の導電細線3とを備えてい
る。
クタは、図示しない電気的接合物である電子回路基板の
電極と図示しない被電気的接合物である被電子回路基板
の電極との間に圧接挟持され、電子回路基板が圧下押圧
されることにより、弾性変形して電子回路基板と被電子
回路基板とを複数の導電細線3で電気的に、かつソフト
に導通させる。
技術文献として、特開昭9−115577号、特公昭7
−105174号公報及び特許第2796872号等が
あげられる。
電気コネクタは、以上のように構成され、導電細線3の
配列ピッチが50μm〜100μmときわめて狭く、各導
電細線3の径も30μm〜40μmときわめて小さいの
で、僅かな力で圧下押圧しても導電細線3が簡単に変形
してしまい、携帯電話等の製品の不良率が高くなるとい
う問題があった。さらに、小さな力を作用させるだけで
電気コネクタ17の表面が容易に変形するので、電子回
路基板と被電子回路基板との接続が実に不安定となり、
しかも、組み込み作業性に欠けるという問題もあった。
で、導電線条材や電気コネクタの表面が僅かな力で簡単
に変形して製品の不良率が高くなるのを防止し、電気的
接合物と被電気的接合物との接続を安定化させ、しか
も、組み込み作業性の向上を図ることのできる圧接型の
電気コネクタ及びその製造方法を提供することを目的と
している。
いては、上記課題を達成するため、電気的接合物と被電
気的接合物との間に電気コネクタを挟み、該電気的接合
物と該被電気的接合物とを導通させるものであって、上
記電気コネクタは、絶縁性発泡エラストマーと、この絶
縁性発泡エラストマーの表面、一側面及び裏面を被覆す
るとともに、絶縁性発泡エラストマーの両端面及び他側
面を露出させる断面略U字形の絶縁性ゴムシートと、こ
の絶縁性ゴムシートに略U字形に設けられ、上記絶縁性
発泡エラストマーの一端面方向から他端面方向に略等ピ
ッチで並べられる複数の導電線条材と、該絶縁性発泡エ
ラストマーの他側面に設けられる高硬度の絶縁保護ゴム
シートとを含み、上記絶縁性ゴムシートの表面における
複数の導電線条材と裏面における複数の導電線条材のい
ずれか一方を上記電気的接合物に接触可能とし、かつ他
方を上記被電気的接合物に接触可能とし、上記絶縁性ゴ
ムシートの一側面における複数の導電線条材に高硬度で
絶縁性の変形規制ゴムシートを設けたことを特徴として
いる。
記課題を達成するため、相互に平行な複数の導電線条材
を並べ備えた絶縁性ゴムシートと、基材シートに未加硫
で高硬度の絶縁性の変形規制ゴムシートが設けられたシ
ート積層体と、断面略U字形の成形空間を有する金型
と、絶縁性発泡エラストマー原料に高硬度の絶縁保護ゴ
ムシートが設けられた積層発泡体とを用い、電気的接合
物と被電気的接合物との間に挟まれてこれら電気的接合
物と被電気的接合物とを上記複数の導電線条材で導通さ
せる圧接型の電気コネクタを製造する方法であって、上
記金型の成形空間に上記シート積層体を収容するととも
に、上記複数の導電線条材を外側に露出させた上記絶縁
性ゴムシートを断面略U字形に屈曲して収容し、上記シ
ート積層体の変形規制ゴムシートに該絶縁性ゴムシート
の底部における複数の導電線条材を接触させ、該絶縁性
ゴムシート内に積層発泡体をインサートしてその絶縁保
護ゴムシートを該絶縁性ゴムシートの開口方向に向ける
工程と、上記金型を型締めして加圧加熱し、上記シート
積層体の変形規制ゴムシートと上記絶縁性ゴムシートの
底部における複数の導電線条材とを接着するとともに、
上記積層発泡体の絶縁性発泡エラストマー原料を発泡さ
せて絶縁性発泡エラストマーを形成し、上記絶縁性ゴム
シート及び該絶縁性発泡エラストマー、並びに該絶縁性
発泡エラストマー及び上記絶縁保護ゴムシートを一体化
して上記変形規制ゴムシートと該絶縁保護ゴムシートと
をそれぞれ露出させた電気コネクタ中間体を成形する工
程と、上記金型を型開きし、上記電気コネクタ中間体を
取り出して上記シート積層体の基材シートを除去し、こ
の電気コネクタ中間体を所定の長さに分割して電気コネ
クタを得る工程とを含んでなることを特徴としている。
合物と被電気的接合物には、液晶ディスプレイ(COG、TA
B)、回路基板、電子回路基板、プリント基板、又はビル
ドアップ配線板に代表される各種の電気電子部品が含ま
れる。また、絶縁性発泡エラストマーとしては、各種エ
ラストマー原料、具体的にはブタジエンースチレン、ブ
タジエンーアクリロニトリル、ブタジエンーイソブチレ
ン等のブタジエン系共重合体、クロロプレン重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、又はシ
リコーンゴム等があげられる。これらの中でも、エラス
トマー原料として耐熱性、耐寒性、耐侯性及び電気絶縁
性等に優れ、無毒でもあるスポンジシリコーンゴムの使
用が好ましい。また、略U字形には、C字形、U字形、
コ字形、又はおおよそこれらに類似する形状が含まれ
る。
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
若しくはポリエチレンニトリル等のようなポリエステル
フィルムやポリイミドフィルム等のフィルム上に、クロ
ロプレンゴム、シリコーンゴム、イソプレンゴム、ブチ
ルゴム、フッ素ゴム、又はウレタンゴム等から選択した
ゴム硬度20°H〜60°Hのゴム原料をトッピング法等
の一般的な方法により厚さ50〜200μm程度に塗布
した絶縁性ゴムシートが使用される。この厚さのバラツ
キは±5μm以下、より好ましくは0μm〜3μmが良
い。これは、厚さのバラツキ(Rmax)が10μmを超える
と、導電線条材の配列ピッチが乱れやすくなるためであ
る。
60°H、好ましくは30°H〜50°Hとするのは、2
0°Hより小では導電線条材の配列時に未硬化のためゴ
ム原料がだれてしまい、導電線条材の配列ピッチが乱れ
るからである。また、60°Hより大でも導電線条材の
配列ピッチが同様に乱れるからである。絶縁性ゴムシー
トを得るためには、2〜3本のカレンダーロールで混練
したゴム原料を、PET等の非収縮性(5%以下)の基材シ
ート上に分出しするのが良い。ゴム原料としては、ゴム
弾性、耐熱性、耐寒性、耐環境特性及び機械特性等に優
れるシリコーンゴムが最適である。
銅、アルミニウム、アルミニウムーケイ素合金、真鍮、
洋白、リン青銅、ベリリウム銅、ニッケル、モリブテ
ン、タングステン、若しくはステンレス等からなる金属
細線、あるいはこれらに金、金合金、若しくはロジウム
等の導電性及び耐環境特性に優れる材料をめっき加工し
た導電線条材を便用することができる。これらの中で
も、優れた導電性と耐環境特性、低い接触特性を有する
金属線や金めっき金属細線の使用が良い。
望ましくは10〜100μm、より望ましくは15〜5
0μmの範囲が良い。これは、細すぎると配線時に断線
しやすくなり、逆に太すぎると、細かい配線ピッチが得
られなくなり、しかも、屈曲収容時に曲げ弾性が必要以
上に強くなり、金型の成形空間に沿って屈曲させ難いか
らである。また、各導電線条材は、未加硫の絶縁性ゴム
シート上に30〜80%、好ましくは40〜60%が埋
設される太さが良い。
スリット箔が含まれる。この金属スリット箔としては、
鉄、ステンレス、銅、銅チタン合金等からなる金属スリ
ット箔、あるいはこれらに金、金合金、若しくはロジウ
ム等の導電性及び耐環境特性に優れる材料をめっき加工
した金属スリット箔を便用することができる。但し、優
れた導電性と耐環境特性、低い接触特性を有する金属
線、金めっき金属スリット箔が良い。金属スリット箔
は、例えば厚さ20μm、ピッチ70μm、金属導体部分
の幅30μmのものが使用される。
トとしては、例えはポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、若しくはポリエチレンニトリ
ル等のようなポリエステルフィルムやポリイミドフィル
ム等のフィルム上に、クロロブレンゴム、シリコーンゴ
ム、イソプレンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、又はウ
レタンゴム等から選択したゴム硬度の高いゴム原料を一
般的な方法であるトツピング法により塗布したゴムシー
トが使用される。絶縁保護ゴムシート及び変形規制ゴム
シートを得るためには、2〜3本のカレンダーロールで
混練したゴム原料を、PET等の非収縮性(5%以下)の基
材シート上に分出しするのが良い。
性、弾性、耐熱性、耐寒性、耐候性、耐湿性、耐薬品
性、耐老化性及び電気絶縁性等に優れるシリコーンゴム
が好ましい。また、厚みは、電気コネクタを必要以上に
大きくしない50μm〜500μm、より好ましくは80
μm〜150μmの範囲とするのが良い。さらに、ゴム硬
度は、60°H以上が望ましく、より望ましくは80°H
以上が好適である。このようなゴム硬度の高い絶縁保護
ゴムシートにより、電気コネクタを用いた接続時におい
て低荷重、低圧縮量の接続が可能となり、接続の信頼性
を向上させることができる。
的接合物と被電気的接合物との間に電気コネクタを介在
させ、絶縁性ゴムシートの表面における複数の導電線条
材と裏面における複数の導電線条材の一方を電気的接合
物に接触させるとともに、他方を被電気的接合物に接触
させ、その後、電気的接合物と被電気的接合物とを接近
させれば、電気コネクタが弾性変形して電気的接合物と
被電気的接合物とを複数の導電線条材で電気的に導通さ
せる。この際、電気的接合物と被電気的接合物の導通接
続に関与しない一側面の少なくとも一部に設けられた変
形規制ゴムシートが導電線条材や電気コネクタの不要な
変形を規制する。
ましい実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態
になんら限定されるものではない。本実施形態における
圧接型の電気コネクタは、図1に示すように、図示しな
い電子回路基板と被電子回路基板とを導通させる電気コ
ネクタ17を、絶縁性発泡エラストマー15と、この絶
縁性発泡エラストマー15の周面に被覆成形される断面
略U字形の絶縁性ゴムシート2Aと、この絶縁性ゴムシ
ート2Aに並設される複数の導電細線3と、絶縁性発泡
エラストマー15の他側面に埋設される絶縁保護ゴムシ
ート11と、絶縁性ゴムシート2Aの一側面における複
数の導電細線3に接着固定される変形規制ゴムシート1
4とから構成している。
熱性、耐寒性、耐候性、耐湿性、耐薬品性、耐老化性及
び電気絶縁性等に優れるスポンジシリコーンゴム原料1
2(発泡倍率1.3〜1.7倍)を用いて略棒形に成形さ
れている。また、絶縁性ゴムシート2Aは、絶縁性発泡
エラストマー15の周面の表面、一側面及び裏面に巻装
して被覆成形され、絶縁性発泡エラストマー15の両端
面15a及び他側面をそれぞれ絶縁性の露出面とするよ
う作用する。露出面である両端面15aの寸法は、接続
される電極幅やピッチ等にもよるが、0.2〜0.3mm
程度である。これだけの寸法があれば、電気コネクタ1
7が必要以上に大きくなることがなく、しかも、接続さ
れる回路(電極形状)の設計等にも悪影響を及ぼすことも
ない。
マー15の一端面方向から他端面方向に等ピッチで平行
に並設されている。各導電細線3は、金めっきされた真
鍮線からなり、絶縁性発泡エラストマー15を挟持する
よう絶縁性ゴムシート2Aの表面、一側面及び裏面に略
U字形に屈曲して接着固定されている。絶縁性ゴムシー
ト2Aの表面における各導電細線3は電子回路基板の電
極に接触し、裏面における各導電細線3は被電子回路基
板の電極に接触するよう機能する。
性、耐寒性、耐候性、耐湿性、耐薬品性、耐老化性及び
電気絶縁性等に優れる高硬度のシリコーンゴムを使用し
て成形されている。この絶縁保護ゴムシート11は、
0.05mm〜0.5mm程度の厚さを有する平坦な長方形
の板形に成形され、絶縁性発泡エラストマー15の周面
の他側面に同一平面で埋設成形されるとともに、表面が
露出している。さらに、変形規制ゴムシート14は、高
硬度のシリコーンゴムを使用して0.05mm〜0.5mm
程度の厚さを有する平坦な長方形の板形に成形され、電
子回路基板と被電子回路基板の導通接続に関与せずに電
極と接触しない部分、具体的には、絶縁性ゴムシート2
Aの一側面における複数の導電細線3に横長の状態で接
着固定されている。
板と被電子回路基板との間に電気コネクタ17を圧接挟
持させ、電子回路基板の電極に絶縁性ゴムシート2Aの
表面における複数の導電細線3を接触させるとともに、
被電子回路基板の電極に絶縁性ゴムシート2Aの裏面に
おける複数の導電細線3を接触させ、その後、電子回路
基板を圧下押圧すれば、電気コネクタ17が弾性変形し
て電子回路基板と被電子回路基板とを複数の導電細線3
で電気的に、かつソフトに導通させる。
説明する。本実施形態の電気コネクタ17を製造するに
は、相互に平行な複数の導電線条材を並べ備えた絶縁性
ゴムシート2Aと、基材シート5上に未加硫で高硬度の
絶縁性のシリコーンゴム原料6が積層されたシート積層
体4と、断面略U字形の成形空間(キャビティ)9を有す
る金型7と、スポンジシリコーンゴム原料12上に高硬
度の絶縁保護ゴムシート11が積層された積層発泡体1
0とを用意する。
絶縁性ゴムシート2Aを製造するには、先ず、PET製の
長い基材シート1にシリコーンゴム原料2を図示しない
カレンダーロールを使用してシーティングし、図2に示
す一応の絶縁性ゴムシート2Aを形成する。シリコーン
ゴム原料2としては、所定のシリコーンゴムコンパウン
ド、加硫剤及びシランカップリング剤を添加配合した原
料を使用する。
さに切断し、この絶縁性ゴムシート2Aを図示しない回
転ドラムの周面に固定してシリコーンゴム原料2を表面
側に位置させ、回転ドラムを回転させるとともに、シリ
コーンゴム原料2上に導電細線3を図示しない送り出し
装置の供給部から供給する。この際、送り出し装置の供
給部を回転ドラムの軸方向に徐々に移動させ、絶縁性ゴ
ムシート2Aの全表面に複数の導電細線3を平行に配列
する。複数の導電細線3を配列が終了したら、回転ドラ
ムを停止させて取り外し、複数の導電細線3が配列され
た図3の絶縁性ゴムシート2A′を形成する。
ン中で所定時間加熱して1次加硫を行い、基材シート1
を剥離除去し、残部からなる絶縁性ゴムシート2A″を
オーブン中で所定時間加熱して2次加硫を行い、図4の
絶縁性ゴムシート2A″を形成する。そして、絶縁性ゴ
ムシート2A″をその導電細線3を横断する方向に適宜
切断すれば、絶縁性ゴムシート2A'''を製造すること
ができる(図5参照)。
層体4を製造するには、PET製の長い基材シート5にシ
リコーンゴム原料6を図示しないカレンダーロールを使
用してシーティングした後、所定の大きさに切断すれ
ば、図6に示すシート積層体4を製造することができ
る。シリコーンゴム原料6としては、所定のシリコーン
ゴムコンパウンド及び加硫剤を添加配合した原料を使用
する。
4とを製造したら、図7に示すように、金型7を構成す
る成形用下型8の成形空間9の底部にシート積層体4を
収容してシリコーンゴム原料6を上向きに配置するとと
もに、複数の導電細線3を外側に露出させた絶縁性ゴム
シート2A'''を断面略U字形に湾曲させて収容密嵌す
る。この際、シート積層体4のシリコーンゴム原料6に
複数の導電細線3を接触させ、成形空間9の成形面に絶
縁性ゴムシート2A'''の複数の導電細線3を対向さ
せ、かつ密接させる。
体10を製造するには、絶縁保護ゴムシート11上にス
ポンジシリコーンゴム原料12を図示しないカレンンダ
ーロールで所定の厚さにシーティングし、所定の幅、長
さに切断すれば良い(図8参照)。絶縁保護ゴムシート1
1は、シリコーンゴムコンパウンドに所定の加硫剤を添
加配合してシリコーンゴム原料12を製造し、このシリ
コーンゴム原料12をカレンダーロールで所定の厚さに
図示しないPET製の基材シートにシーティングし、オー
ブン中で所定時間加熱して加硫することにより成形され
る。スポンジシリコーンゴム原料12としては、シリコ
ーンゴムコンパウンドに所定の加硫剤や発泡剤を添加配
合した原料を使用する。
の積層発泡体10を上下逆にして絶縁性ゴムシート2
A'''の内底に隙間を介しインサートする。この際、積
層発泡体10の絶縁保護ゴムシート11は、絶縁性ゴム
シート2A'''の開口方向(図9の上方向)に指向する。
10を配置したら、同図に示すように、成形用下型8に
成形用上型13を型締めして加圧加熱し、シリコーンゴ
ム原料6と複数の導電細線3とを接着し、シリコーンゴ
ム原料6を変形規制ゴムシート14に形成する。また、
積層発泡体10のスポンジシリコーンゴム原料12を絶
縁性発泡エラストマー15に発泡成形し、絶縁性ゴムシ
ート2A'''の内周面及び絶縁性発泡エラストマー1
5、並びに絶縁性発泡エラストマー15及び絶縁保護ゴ
ムシート11を一体成形する。この一体成形により、両
端面15aが絶縁性の露出面に形成され、変形規制ゴム
シート14が露出するとともに、絶縁保護ゴムシート1
1が絶縁性発泡エラストマー15の他側面に同一平面で
埋設され、かつ一部が露出した電気コネクタ中間体16
が成形される。
コネクタ中間体16を取り出してシート積層体4の基材
シート5を剥離除去し、この電気コネクタ中間体16に
所定の条件でポストキュア(二次加硫)を施し、長棒形の
電気コネクタ中間体16を形成する(図10参照)。そし
てその後、この電気コネクタ中間体16を長手方向にカ
ッタ等で所定の大きさ、長さで切断すれば、圧接型の電
気コネクタ17を単数複数製造することができる(図1
1参照)。
回路基板の導通接続に関与しない箇所に接着固定された
変形規制ゴムシート14が導電細線3や電気コネクタ1
7の撓みや変形を制限するので、僅かな力で圧下押圧し
ても導電細線3が簡単に変形することがなく、携帯電話
等の製品の不良率を著しく抑制防止することができる。
また、小さな力を作用させても電気コネクタ17の表面
が容易に変形することがないので、電子回路基板と被電
子回路基板との接続が実に安定し、しかも、組み込み作
業性やハンドリング性の大幅な向上が大いに期待でき
る。また、変形規制ゴムシート14が0.05mm〜0.
5mm程度の厚さに成形されているので、電気コネクタ1
7が大型化したり、電子回路基板や被電子回路基板の電
極設計になんら悪影響を及ぼすことがない。
護ゴムシート11が絶縁性発泡エラストマー15の周面
の他側面、換言すれば、複数の導電細線3の非存在箇所
に同一平面で埋設され、一部が露出しているので、絶縁
保護ゴムシート11の表面の粗さにより、タック効果が
弱まる。すなわち、スリップ性が著しく向上するので、
ベタ付きにくく、例え電気コネクタ17の高さが高い場
合でも、組み込み作業性を大幅に向上させることができ
るとともに、電子回路基板や被電子回路基板との接続が
実に安定化し、確実な導通が大いに期待できる。また、
初期コンタクト性を大幅に改善することが可能になる。
したがって、電子回路基板と被電子回路基板との未接続
を有効に防止し、品質の安定化を図ることができる。
ネクタ17の部分的な変形を実に有効に防止することが
可能になる。さらにまた、絶縁性発泡エラストマー15
の両端面15aがそれぞれ絶縁性の露出面に形成されて
いるので、導電性のバリの発生することがなく、絶縁状
態を常に維持することができる。
性発泡エラストマー15を示したが、なんらこれに限定
されるものではなく、断面略半小判形等の類似形の絶縁
性発泡エラストマー15でも良い。また、絶縁性発泡エ
ラストマー15の周面の他側面から絶縁保護ゴムシート
11を僅かに突出させた状態で露出させることもでき
る。また、変形規制ゴムシート14の数、大きさ、又は
形状等は、適宜増減変更することが可能である。また、
回転ドラムを一定速度で徐々に移動させる等の手段によ
り、絶縁性ゴムシート2Aの表面に複数の導電細線3を
平行に配列しても良い。さらに、成形前に積層発泡体1
0を予め製造しておくことも可能である。
ネクタ17の製造方法を詳説する。先ず、非伸縮性基材
である厚さ50μm、幅350mmのPETシートからなる長
尺の基材シート1を用意した。また、シリコーンゴムコ
ンパウンドKE−153U(信越化学工業製、商品名)
ゴム硬度50°Hに、加硫剤C−19A、B(同前)及び
シランカップリング剤KBM403(同前)を添加配合して
シリコーンゴム原料2を製造した。こうして準備が完了
した後、基材シート1上にシリコーンゴム原料2を厚さ
100μm、幅300mmとなるよう図示しないカレンダ
ーロールでシーティングし、絶縁性ゴムシート2Aを形
成した。
0mmに切断し、これを外周600mmの回転ドラムの周面
上に絶縁性ゴムシート2Aが外側となるように固定し、
絶縁性ゴムシート2A上に、金めっきを施した線径40
μmの真鍮線からなる導電細線3を送り出し装置から回
転している回転ドラム上に供給した。この際、導電細線
3の供給部を回転ドラムの軸方向に1回転当たり100
μm移動させながらピッチ100μmで導電細線3を軸方
向に10mm配列した後、回転ドラムを1回転させて導電
細線3の供給部を回転ドラムの軸方向に0.4mm移動
し、その後引き続きピッチ100μmで導電細線3を軸
方向に10mm配列した。
Aの全面に複数の導電細線3を配列し、この配列が終了
した時点で回転ドラムを停止させて回転ドラムから取り
外し、上記0.4mm移動箇所の導電細線3を除去し、図
3に示す絶縁性ゴムシート2A′を形成した。
℃のオーブン中で30分間加熱して1次加硫を行い、基
材シート1を剥離除去し、195℃のオーブン中で4時
間加熱して2次加硫を行い、図4に示す絶縁性ゴムシー
ト2A″を得た。こうして図4の絶縁性ゴムシート2
A″を形成したら、絶縁性ゴムシート2A″を導電細線
3を横断する方向に切断して幅8.0mm、長さ300mm
の絶縁性ゴムシート2A'''を製造した(図5参照)。
m、幅350mmのPETシートからなる長尺の基材シート5
を用意した。また、シリコーンゴムコンパウンドKE−
981(信越化学工業製、商品名)ゴム硬度80°Hに、
加硫剤C−19A、B(同前)を添加配合してシリコーン
ゴム原料6を製造した。こうして準備が完了した後、基
材シート5上にシリコーンゴム原料6を幅4.0mm、長
さ300mmとなるよう図示しないカレンダーロールでシ
ーティングし、シート積層体4を形成した(図6参照)。
字形の成形用下型8内にシート積層体4を収容配置する
とともに、絶縁性ゴムシート2A'''の導電細線3側を
成形面に向けてセットした。また、シリコーンゴムコン
パウンドKE−981(信越化学工業製、商品名)に、
加硫剤C−19A、C−19B(同前)を添加配合してシ
リコーンゴム原料を製造し、このシリコーンゴム原料を
カレンダーロールでシーティングし、300℃のオーブ
ンで1分間加熱加硫して厚さ10μmの絶縁保護ゴムシ
ート11を成形した。
151U(信越化学工業製、商品名)に、加硫剤C−
1、C−3(同前)及び発泡剤2,2−アゾビスイソブチ
ロニトリルを添加配合してスポンジシリコーンゴム原料
12を製造した。こうして準備が完了したら、絶縁保護
ゴムシート11上にスポンジシリコーンゴム原料12を
所定の厚さでシーティングして積層体を製造し、この積
層体を所定の幅、長さに切断して積層発泡体10を製造
した(図8参照)。そして、この積層発泡体10を図9に
示すように、絶縁性ゴムシート2A'''の内底上に載置
した。
を被せて型締めし、10kg/cm2の加圧下において175
℃、5分間加熱し、スポンジシリコーンゴム原料12を
発泡成形して絶縁性発泡エラストマー15とした(図1
0参照)。
気コネクタ中間体16を取り出し、シート積層体4の基
材シート5を剥離し、200℃で1時間のポストキュア
を行い、図10に示す長尺の電気コネクタ中間体16を
得た。そしてその後、この電気コネクタ中間体16を、
導電細線3が配設されておらず、絶縁性ゴムシート2
A'''が露出する上記0.4mm移動箇所で切断(好ましく
は、移動箇所の中央部における切断)して図12に示す
電気コネクタ17を製造した。
ムシート14の存在箇所に僅かな力を加えても、全く変
形しなかった。また、電気コネクタ17の高さが高い場
合でも作業性が実に良好であった。さらに、電気コネク
タ17と電子回路基板及び被電子回路基板との所定の圧
接が得られないため、液晶ディスプレイと回路基板間又
は電子回路基板間の接続において導通しないということ
が全くなく、回路の未接続が発生することもなかった。
有しない図12の電気コネクタ17の場合、液晶ディス
プレイと回路基板間、又は電子回路基板間の接続に関与
しない導電細線3の一側面に僅かな力を加えても、電気
コネクタ17が簡単に変形し、回路の未接続が多発し
た。また、電気コネクタ17の高さが高い場合には作業
性が悪化した。さらに、電気コネクタ17と電子回路基
板との所定の圧接が得られないため、液晶ディスプレイ
と回路基板間、又は電子回路基板間の接続において全く
導通しないことが多く、回路の未接続が発生した。
によれば、導電線条材や電気コネクタの表面が僅かな力
で簡単に変形するのを防止することができ、これを通じ
て製品の不良率を低減することができるという効果があ
る。さらに、電気的接合物と被電気的接合物との接続を
安定化させることができ、組み込み作業性等の向上も期
待できる。
を示す全体斜視説明図である。
の実施形態における絶縁性ゴムシートを示す斜視説明図
である。
並設した状態を示す斜視説明図である。
トの除去及び2次加硫等を施した状態を示す斜視説明図
である。
縁性ゴムシートを製造した状態を示す斜視説明図であ
る。
の実施形態におけるシート積層体を示す斜視説明図であ
る。
の実施形態における金型の成形空間にシート積層体と絶
縁性ゴムシートとを順次収容した状態を示す断面説明図
である。
の実施形態における積層発泡体を示す斜視説明図であ
る。
ートした状態を示す断面説明図である。
法の実施形態における電気コネクタ中間体を示す斜視説
明図である。
コネクタを製造した状態を示す斜視説明図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電気的接合物と被電気的接合物との間に
電気コネクタを挟み、該電気的接合物と該被電気的接合
物とを導通させる圧接型の電気コネクタであって、 上記電気コネクタは、絶縁性発泡エラストマーと、この
絶縁性発泡エラストマーの表面、一側面及び裏面を被覆
するとともに、絶縁性発泡エラストマーの両端面及び他
側面を露出させる断面略U字形の絶縁性ゴムシートと、
この絶縁性ゴムシートに略U字形に設けられ、上記絶縁
性発泡エラストマーの一端面方向から他端面方向に略等
ピッチで並べられる複数の導電線条材と、該絶縁性発泡
エラストマーの他側面に設けられる高硬度の絶縁保護ゴ
ムシートとを含み、 上記絶縁性ゴムシートの表面における複数の導電線条材
と裏面における複数の導電線条材のいずれか一方を上記
電気的接合物に接触可能とし、かつ他方を上記被電気的
接合物に接触可能とし、上記絶縁性ゴムシートの一側面
における複数の導電線条材に高硬度で絶縁性の変形規制
ゴムシートを設けたことを特徴とする圧接型の電気コネ
クタ。 - 【請求項2】 相互に平行な複数の導電線条材を並べ備
えた絶縁性ゴムシートと、基材シートに未加硫で高硬度
の絶縁性の変形規制ゴムシートが設けられたシート積層
体と、断面略U字形の成形空間を有する金型と、絶縁性
発泡エラストマー原料に高硬度の絶縁保護ゴムシートが
設けられた積層発泡体とを用い、電気的接合物と被電気
的接合物との間に挟まれてこれら電気的接合物と被電気
的接合物とを上記複数の導電線条材で導通させる圧接型
の電気コネクタを製造する方法であって、 上記金型の成形空間に上記シート積層体を収容するとと
もに、上記複数の導電線条材を外側に露出させた上記絶
縁性ゴムシートを断面略U字形に屈曲して収容し、上記
シート積層体の変形規制ゴムシートに該絶縁性ゴムシー
トの底部における複数の導電線条材を接触させ、該絶縁
性ゴムシート内に積層発泡体をインサートしてその絶縁
保護ゴムシートを該絶縁性ゴムシートの開口方向に向け
る工程と、 上記金型を型締めして加圧加熱し、上記シート積層体の
変形規制ゴムシートと上記絶縁性ゴムシートの底部にお
ける複数の導電線条材とを接着するとともに、上記積層
発泡体の絶縁性発泡エラストマー原料を発泡させて絶縁
性発泡エラストマーを形成し、上記絶縁性ゴムシート及
び該絶縁性発泡エラストマー、並びに該絶縁性発泡エラ
ストマー及び上記絶縁保護ゴムシートを一体化して上記
変形規制ゴムシートと該絶縁保護ゴムシートとをそれぞ
れ露出させた電気コネクタ中間体を成形する工程と、 上記金型を型開きし、上記電気コネクタ中間体を取り出
して上記シート積層体の基材シートを除去し、この電気
コネクタ中間体を所定の長さに分割して電気コネクタを
得る工程とを含んでなることを特徴とする圧接型の電気
コネクタの製造方法。
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NO20000131A NO317924B1 (no) | 1999-01-21 | 2000-01-10 | Elektrisk presskontaktkobling samt fremgangsmate ved fremstilling derav |
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JP3004790U (ja) | 1994-05-31 | 1994-11-22 | しなのポリマー株式会社 | エラスチックコネクタ |
-
1999
- 1999-02-03 JP JP02648899A patent/JP3531724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3004790U (ja) | 1994-05-31 | 1994-11-22 | しなのポリマー株式会社 | エラスチックコネクタ |
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