JPH06160215A - 圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

圧力センサおよびその製造方法

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JPH06160215A
JPH06160215A JP32759692A JP32759692A JPH06160215A JP H06160215 A JPH06160215 A JP H06160215A JP 32759692 A JP32759692 A JP 32759692A JP 32759692 A JP32759692 A JP 32759692A JP H06160215 A JPH06160215 A JP H06160215A
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JP
Japan
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pressure
pressure sensor
conductors
conductive rubber
sensitive conductive
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JP32759692A
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English (en)
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Masaki Kusuhara
昌樹 楠原
Koichi Kobayashi
恒一 小林
Nobutaka Tsuji
伸恭 辻
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Watanabe Shoko KK
M Watanabe and Co Ltd
Original Assignee
Watanabe Shoko KK
M Watanabe and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲り部と直線部で、共に同一の動作圧で作動
させられる圧力センサを提供する。 【構成】 帯状圧力センサ1は、感圧導電性ゴム(PC
R)2およびこれに対向して配設された銅箔3,4、な
らびに該銅箔3,4を支持するフィルム8を具備し、こ
れらは外被5で被覆されている。前記銅箔3,4は、互
いに間隔Gを有していて、フィルム8上に蒸着、接着、
エッチングなどで形成される。間隔Gを変化させること
によって圧力センサ1の動作圧を変化させられる。圧力
センサ1を曲り部と直線部との複合された部分に装着し
て使用する場合、曲り部においては予圧がかかってるの
で、わずかな外力によって圧力センサが予定の圧力を検
知してしまう。そこで、この曲り部では間隔Gを広くし
て、予定の外力を検知したときに動作するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力センサおよびその製
造方法に関するものであり、特に、導電体間に感圧導電
性ゴムが介在されていて、該感圧導電性ゴムに外圧が加
えられることによって導体間が電気的に導通状態となる
ように構成された圧力センサおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、シリコン樹脂のベースに金属
粉を適当量混入させた感圧導電性ゴム(以下、PCR)
を導体間に介在させてなる圧力センサまたは圧力スイッ
チが知られている(特開昭60−138815号公
報)。
【0003】図7を参照して前記圧力センサを説明す
る。同図において、圧力センサ1は、帯状のPCR2、
および該PCR2を両面から挟む平網線3,4からな
り、さらに、全体は樹脂の外被5で被覆されている。
【0004】このように構成された圧力センサ1に、外
力Pがかると、PCR2は圧縮されて導電状態になり、
平網線3および4間が電気的に導通される。一方、外力
Pが解除されるとPCR2は非導電状態となり、平網線
3および4間の電気的接続は絶たれる。
【0005】こうして、外力Pの有無に応じて平網線
3,4間は導通または非導通状態となるので、例えば該
平網線3,4から引出されたリード線6,7の端子A,
Bに接続された電気機器(図示せず)のオン・オフを外
力Pの有無によって制御できる。
【0006】なお、平網線およびPCRの間に空気の層
を介在させ、非加圧時における平網線およびPCR間の
絶縁性を向上させた加圧導電スイッチも提案されている
(特開昭61−8816号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の圧力セン
サまたは圧力スイッチには次のような問題点があった。
図7に示した圧力センサ1を直線状に配置して使用する
場合には、一定の外力Pの有無によって端子A,B間に
接続された機器をオン・オフ動作させることができる。
しかしながら、例えば圧力センサ1を図7の点線で示し
たように、屈曲状態に装着して使用する場合、前記PC
R2にはこの屈曲によって歪みが発生するようになる。
したがって、屈曲部Rでは、直線部にかかる外力Pより
も小さい力によってPCR2が導通するようになる。さ
らに、屈曲部Rの曲率半径が小さい場合には、特に外力
を付加しないでもPCR2が導通することさえ起こり得
る。
【0008】また、PCR2の両面に平網線すなわち導
体が配置されており、導体間の間隔が極めて短い。した
がって、該圧力センサ1の使用場所のスペースの制限
や、互いの絶縁処理等を考慮した場合、圧力センサの長
手方向すなわち平編線3,4の延長方向に前記リード線
6,7を引出すことが容易ではなかった。
【0009】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
曲線部に沿って配設することができ、かつリード線の引
出しが容易な圧力センサおよびその製造方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、板状に成型されたPCR
と、該PCRの片面に沿って配置され、予定の間隔をも
ってその端縁が対向している一対の導電体と、前記PC
Rおよび導電体を被覆した弾性樹脂被覆層とを具備した
点に第1の特徴がある。
【0011】また、本発明は、予定の間隔をもってその
端縁が対向している一対の導電体を絶縁性基体上に積層
する段階と、該導電体と対向配置させた板状PCRを弾
性樹脂被覆層で覆って一体的に成型する段階とを具備し
た点に第2の特徴がある。
【0012】さらに、本発明は、予定の間隔をもってそ
の端縁が対向している一対の導電体を板状PCR上に積
層する段階と、前記導電体が積層された板状PCRを弾
性樹脂被覆層で覆って一体的に成型する段階とを具備し
た点に第3の特徴がある。
【0013】
【作用】上記の特徴によれば、弾性樹脂被覆層を介して
加わる外力によってPCRに歪みが発生すると該PCR
は導電状態となり、予定の間隔をもってPCRで架橋さ
れている一対の導電体が電気的に導通される。
【0014】第2の特徴によれば、まず、基体上に、予
定の間隔をもって一対の導電体を積層する。その後、前
記一対の導電体とPCRとを互いに対向させた状態で弾
性樹脂被覆層で覆い、圧力センサを形成する。
【0015】さらに、第3の特徴によれば、予定の間隔
をもって一対の導電体をPCR上に積層する。このPC
Rを弾性樹脂被覆層で覆って圧力センサを形成する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す圧力センサの断面斜
視図である。同図において、帯状のPCR2の片面には
導電体すなわち銅箔3,4が接触した状態で重ね合わさ
れ、これに弾性樹脂被覆層としてのシリコンゴム層5が
被覆されている。銅箔3および4の間隔Gは、該圧力セ
ンサ1を動作させるための外力Pの設計値に応じて設定
する。すなわち、設計外力Pが大きいほど間隔Gは大き
くする。なお、図1に示した圧力センサでは、銅箔3,
4を位置決めするために帯状フィルム8が使用されてい
るが、この帯状フィルムは後述するような製造方法によ
れば省略することもできる。
【0017】次に、前記圧力センサ1の製造工程につい
て説明する。図2は圧力センサの製造工程を示す図であ
る。同図において、まず、帯状フィルム8の上に銅箔3
および4を積層する(図2a)。帯状フィルム8として
はポリイミドやポリエステルのフィルムを使用できる。
【0018】該帯状フィルム8の上に銅箔3および4を
積層する方法としては、メッキ、蒸着、印刷、塗布等の
方法を取り得る。また、銅箔3および4はそれぞれ別個
に帯状フィルム8上に積層するのに限らず、あらかじ
め、帯状フィルム8の片面全体に渡って積層された銅箔
を、必要な前記間隔Gに相当する部分だけをエッチング
によって取り除くようにしてもよい。
【0019】続いて、上記のうちの適当に選ばれた方法
で帯状フィルム8上に積層された銅箔3,4(図2a)
にPCR2を重ね合わせ(図2b)、最後に、弾性樹脂
被覆層としてのシリコンゴム層5を被覆する(図2
c)。
【0020】シリコンゴム層5の被覆は、押し出し成
型、注型、プレス成型等の方法をとることができ、また
シリコンゴム層5に代えて、フッ素ゴム、NBR(アク
リロニトリル−ブタジエンゴム)、CR(クロロプレン
ゴム)、EPDM(エチレン−プロピレン−ポリマー)
等、弾性を有する他の樹脂を使用してもよい。
【0021】次に、図3を参照して、圧力センサ1を製
造するための他の方法を説明する。同図において、銅箔
3,4が下部シリコンゴム5aの上にメッキ、蒸着、印
刷、塗布等の方法で直接積層され、下部材Lが構成され
る。一方、PCR2が上部シリコンゴム5bでモールド
成型され、上部材Tが構成されている。
【0022】これらの下部材Lと上部材Tとを重ね合わ
せて一体とし、互いの合わせ目を溶融して接着させる。
【0023】上記の2つの製造方法において、第1の工
程で銅箔3,4を帯状フィルム8や下部シリコンゴム5
aに積層するのてはなく、PCR2の表面にこれら銅箔
3,4を積層するようにしてもよい。
【0024】また、圧力センサ1は次ような段階によっ
て製造することもできる。図8において、まず、フィル
ム10の上に銅箔(帯状導体)3−1〜3−nを積層し
てシ−ト9を形成する(図8a)。フィルム10は、図
2に関して説明した帯状フィルム8と同様、ポリイミド
やポリエステルを使用できる。また、銅箔3−1〜3−
nの積層方法も、上述の、銅箔3,4の積層方法と同様
である。
【0025】続いて、前記フィルム10に銅箔3−1〜
3−nが積層されたシート9を型枠11の底部にセット
し、PCR2の原材料となる半固化状態の樹脂および金
属粉の混合物12を前記型枠11内に注入する(図8
b)。
【0026】さらに、前記混合物12が固化させた後、
該混合物12と銅箔3−1〜3−nが一体となったもの
(ブロック)を型枠11から外し、これを、銅箔3−1
〜3−nの長手方向に沿って切断し、少なくとも2本の
銅箔を含む帯状部材(図2aに相当)を形成する。切断
位置は、図8(c)に示すように1本の銅箔を2つに割
るような位置Xでもよいし、2本の銅箔の間Yであって
もよい。位置Xで切断する場合には、その切断位置にあ
る銅箔は幅を広くしておくのが望ましい。なお、帯状部
材を切出すためには、周知の金属製円盤状カッタを用い
ればよい。最後に、帯状部材を樹脂で被覆して、図2c
と同様の圧力センサ1を完成させる。
【0027】次に、上述の圧力センサ1を曲がり部を有
する部材に適用した例を説明する。図4は、例えば自動
車のドアに設けられる自動上下式の窓ガラス(パワーウ
インドウ)に本実施例の圧力センサ1を装着した例であ
る。
【0028】同図において、窓ガラス9の上縁に沿って
圧力センサ1を接着して使用する。このような曲がり部
に沿って圧力センサ1を取り付けた場合、圧力センサ1
の屈曲部bにおいて、特に外部から圧力を加えない場合
でも曲げによって応力が発生し、圧力センサ1の前記2
つに分割された銅箔3,4が、予定値以下のわずかな外
力によって導通するおそれがある。
【0029】したがって、本実施例では、銅箔3,4の
間隔Gを圧力センサの長手方向全体に一様とするのでは
なく、窓ガラス9の曲率半径の小さい部分に対応する部
分では、間隔Gを大きくしている。図5は、銅箔3,4
の間隔Gを途中で変化させた例を示す図である。この図
に示すように、間隔Gは、窓ガラス9の曲率半径が小さ
くなった部分に対応するところ(範囲b)では大きくし
ている。間隔Gは小さいところでは0.3mm、大きい
ところでは0.4mmに設定した。
【0030】このように屈曲部で間隔Gを大きくするこ
とによって、圧力センサ1は、長手方向のどの部分に対
しても、ほぼ同一の大きさの圧力で銅箔3,4間が導通
状態となるようにできた。
【0031】以下に、ガラス窓9に装着した状態におい
て圧力センサ1がほぼ同一圧力で導通状態になることを
確認した実験結果を図6に示す。なお、ここでいう導通
状態とは、圧力センサ1端部の銅箔3,4に接続した端
子間で測定した抵抗値が5Ω以下となった状態をいう。
すなわち、この実験では、直径12mmのガラス棒を、
窓ガラス9に装着した圧力センサ1に押圧し、銅箔3,
4間の抵抗値が5Ωまで下がったときの前記押圧力を測
定して性能を評価した。圧力センサ1は銅箔3,4の間
隔が一様なものつまり直線用と、図5に示したように窓
ガラスの曲面部分で広くしたものつまり直線曲線複合用
とを使用し、両者を比較した。押圧力の測定位置は、図
4に示した位置a,b,cである。
【0032】実験の結果、図6に示したように、銅箔
3,4の間隔Gが一様の場合は、圧力センサの屈曲部
(測定位置b)において、他の測定位置よりも小さい押
圧力で銅箔3,4間は導通状態となった。
【0033】これに対して、銅箔3,4の間隔Gが圧力
センサの屈曲部(測定位置b)において大きくなってい
るものでは、銅箔3,4間が導通状態となったときの押
圧力は、測定位置a,b,cのどの位置においてもほぼ
一定である。
【0034】さらに、本発明者等は、圧力センサ1を所
定の曲率半径に沿って曲げた場合に、どの程度の曲率半
径で銅箔3,4間が導通状態になるかを従来品と比較し
た。なお、供試品としては、図1に示したもので間隔G
が0.3mm一定のものと、従来品として図7に示した
ものと同等品を使用した。この比較の結果、従来品は、
曲率半径が25mmになるように曲げたときに、導通状
態(平網線3,4の抵抗値5Ω以下)になった。これに
対して、図1に示した圧力センサ1では、曲率半径が5
mmになるまで曲げた場合でも、銅箔3,4間は導通状
態にならなかった。
【0035】このように、本実施例の圧力センサ1は曲
面部を有する部材に装着した場合、そのときの屈曲によ
って、銅箔3,4が導通状態になることを回避でき、あ
くまでも圧力センサ1の所定面に直接加えられた外力に
応答して検出信号を出力できる。
【0036】当該圧力センサ1の適用例として、銅箔
3,4間の抵抗値が予定値以下になったときに駆動源の
電源を絶つように設定した圧力センサ1を、自動車のパ
ワーウインドウに装着してパワーウインドウの挟まれ防
止センサとして使用したところ、窓ガラスの直線および
曲線部分のいずれにおいても良好に挟まれ防止を果たす
ことができた。
【0037】具体的には、窓ガラスと窓枠との間にゴム
硬度(JIS:Aかたさ)40度、外径50mmのシリ
コンゴム柱を配置し、パワーウインドウを上昇させたと
ころ、該ゴム柱を窓ガラスの直線部分および曲線部分の
どの位置に配置した場合であっても、該ゴム柱が一定の
量だけ変形した時点で駆動源の電源を絶つことができ
た。なお、前記銅箔3,4間の抵抗値を任意に設定する
ことによって、前記電源を絶つために必要な前記ゴム柱
の変形量を変化させることができるのはもちろんであ
る。
【0038】また、本実施例の圧力センサ1では、PC
R2に対して銅箔3,4をサンドイッチ状に配した従来
品と異なり、PCR2の片面においてその幅方向に銅箔
3,4を配置したので、リード線を銅箔3,4の長手方
向に引出す際には、リード線間の絶縁処理か容易とな
る。
【0039】なお、本実施例では、圧力センサ1に押圧
力を加えた場合の例について説明したが、被検出体の曲
り具合を検出するために本発明の圧力センサを用いるこ
ともできる。すなわち、外力に応じて発生するPCRの
歪みによって該PCRが導電状態となり、該PCRの片
面に配した一対の導電体が導通するように構成されてお
りさえすれば、当該圧力センサの用途は本実施例に記載
のものに限定されない。
【0040】また、PCR2は、樹脂に金属粉末を混入
させたものに限らず、炭素などの非金属物質の粉末を混
入させたものでもよく、要は、樹脂の中に適当な比率で
導電体の粉末が混入されていればよい。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、2分割された導体間の間隔を任意に選択する
ことによって当該圧力センサの動作圧を変化させられる
ので、直線部および曲線部が複合している部材や、曲率
半径が変化している部材に装着した場合に、該圧力セン
サ装着面全体について、予定の外力が加わったか否かを
確実に検出をすることができる。
【0042】また、圧力センサから信号取出しのために
接続されるリード線の相互の間隔を広くでき、互いの絶
縁を良好に維持したまま引出すことができるので、該リ
ード線の配線が容易となり、自動車等スペースが極めて
制限される狭隘な場所において圧力センサのレイアウト
の自由度を増すことができる。
【0043】以上の効果から派生して、圧力センサの使
用範囲の拡大により、需要増大が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の圧力センサを示す部分断面斜視図で
ある。
【図2】 圧力センサの製造方法を示す図である。
【図3】 製造方法の第2実施例を示す図である。
【図4】 圧力センサの装着例を示す図である。
【図5】 他の例の要部を示す銅箔の平面図である。
【図6】 圧力センサの性能テスト結果を示す図であ
る。
【図7】 従来の圧力センサを示す斜視図である。
【図8】 製造方法の第3実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…圧力センサ、 2…PCR、 3,4…導体、 5
…外被、 8…帯状フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導電体間に、導電性物質の粉末を
    混入した樹脂をベースとする感圧導電性ゴムを配設し、
    外力によって該感圧導電性ゴムに歪みを発生させること
    によって前記導電体間が導通され、この導通の有無に基
    づいて前記外力を検知するように構成された圧力センサ
    において、 板状に成型された感圧導電性ゴムと、 該感圧導電性ゴムの片面に沿って配置され、予定の間隔
    をもって対向する端縁を有する一対の導電体と、 前記感圧導電性ゴムおよび導電体を被覆した弾性樹脂被
    覆層とを具備したことを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記導電体間の間隔は、ほぼ一定に設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の圧力セン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記導電体間の間隔は、使用時の曲率に
    応じて設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    圧力センサ。
  4. 【請求項4】 複数の導電体間に、導電性物質の粉末を
    混入した樹脂をベースとする感圧導電性ゴムを配設し、
    外力によって該感圧導電性ゴムに歪みを発生させること
    によって前記導電体間が導通され、この導通の有無に基
    づいて前記外力を検知するように構成された圧力センサ
    の製造方法において、 その端縁が、予定の間隔をもって対向するように一対の
    導電体を絶縁性基体上に積層する段階と、 該導電体と対向配置させた板状の感圧導電性ゴムを弾性
    樹脂被覆層で覆って一体的に成型する段階とから構成さ
    れたことを特徴とする圧力センサの製造方法。
  5. 【請求項5】 複数の導電体間に、導電性物質の粉末を
    混入した樹脂をベースとする感圧導電性ゴムを配設し、
    外力によって該感圧導電性ゴムに歪みを発生させること
    によって前記導電体間が導通され、この導通の有無に基
    づいて前記外力を検知するように構成された圧力センサ
    の製造方法において、 その端縁が、予定の間隔をもって対向するように一対の
    導電体を板状の感圧導電性ゴム上に積層する段階と、 前記導電体が積層された板状の感圧導電性ゴムを弾性樹
    脂被覆層で覆って一体的に成型する段階とから構成され
    たことを特徴とする圧力センサの製造方法。
  6. 【請求項6】 複数の導電体間に、導電性物質の粉末を
    混入した樹脂をベースとする感圧導電性ゴムを配設し、
    外力によって該感圧導電性ゴムに歪みを発生させること
    によって前記導電体間が導通され、この導通の有無に基
    づいて前記外力を検知するように構成された圧力センサ
    の製造方法において、 予定の間隔をもって複数本の導電体を絶縁性基体上に積
    層してシート部材を形成する段階と、 前記シート部材を型枠内にセットし、前記感圧導電性ゴ
    ムの原料を前記型枠に注入して前記シート部材と一体固
    化させたブロックを形成する段階と、 前記一体固化されたブロックを、それぞれが前記導電体
    のうちの少なくとも2本を含むような帯状部材に分割す
    る段階と、 前記帯状部材を弾性樹脂被覆層で覆って一体的に成型す
    る段階とから構成されたことを特徴とする圧力センサの
    製造方法。
JP32759692A 1992-11-13 1992-11-13 圧力センサおよびその製造方法 Pending JPH06160215A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100779081B1 (ko) * 2005-12-07 2007-11-27 한국전자통신연구원 전자 피부용 압력 센서 및 이의 제조 방법
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