JP3531455B2 - 映像音声再生装置 - Google Patents

映像音声再生装置

Info

Publication number
JP3531455B2
JP3531455B2 JP02695898A JP2695898A JP3531455B2 JP 3531455 B2 JP3531455 B2 JP 3531455B2 JP 02695898 A JP02695898 A JP 02695898A JP 2695898 A JP2695898 A JP 2695898A JP 3531455 B2 JP3531455 B2 JP 3531455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
video
main body
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02695898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11224059A (ja
Inventor
京亮 熊澤
源一 山田
功 濱野
正 前岡
良廣 藤本
孝道 仲川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP02695898A priority Critical patent/JP3531455B2/ja
Priority to US09/246,960 priority patent/US6704495B1/en
Priority to CN99102199A priority patent/CN1114195C/zh
Publication of JPH11224059A publication Critical patent/JPH11224059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3531455B2 publication Critical patent/JP3531455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/414Specialised client platforms, e.g. receiver in car or embedded in a mobile appliance
    • H04N21/41407Specialised client platforms, e.g. receiver in car or embedded in a mobile appliance embedded in a portable device, e.g. video client on a mobile phone, PDA, laptop
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/022Cases
    • G11B33/025Portable cases
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/10Indicating arrangements; Warning arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/432Content retrieval operation from a local storage medium, e.g. hard-disk
    • H04N21/4325Content retrieval operation from a local storage medium, e.g. hard-disk by playing back content from the storage medium
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録再生媒
体(以下ディスクとする)あるいは帯状記録再生媒体等
の記録再生媒体を少なくとも再生し、再生された映像、
音声を液晶(LCD)モニター、スピーカ、ヘッドホン
によって出力する映像音声再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、V−CD、DVD(デジタル・バ
ーサタイル・ディスク)等のディスクから映像、音声を
再生し出力する映像音声再生装置が種々提案されてい
る。特に、世の中の電子機器の軽薄短小化、パーソナル
機器重視に合わせて小型なものが注目されてきている。
【0003】以下、従来の映像音声再生装置について図
面を用いて説明する。図従1は従来の図を示すものであ
る。図従1において、101は装置本体で、横長の直方
体形状で、上面101Uの中央部にディスク蓋101l
があり、ディスク蓋101lを開けることによってディ
スク(図示せず)を載置でき、装置本体101の前面1
01Fから上面101Uにわたって配置された操作スイ
ッチ群101cによって、ディスク再生や停止等の操作
をすることができる。101sはスピーカで、上面10
1Uのディスク蓋101lの両サイドに設けられ、ディ
スクの再生音声がここからステレオで音響出力され、大
勢の使用者でも全員で聴取できる。
【0004】装置本体101の両側面101L、101
Rはやや丸みを帯びた局面形状となっており、左側面1
01Lにはヘッドホン端子101hが有り、この端子に
ヘッドホン(図示せず)を接続することでディスクの再
生音声がヘッドホンから出力され、かつスピーカ101
sからの音声出力は切られるので、ひとりで音声を楽し
むことができる。右側面101Rには電源端子101p
が構成され、この端子に電灯線あるいはカーバッテリ用
のDCアダプター(図示せず)の出力を供給すること
で、映像音声再生装置に電源が供給される。背面101
Bには、ステレオアンプ(図示せず)、TVモニター
(同)に音声信号、映像信号を供給するための音声端子
101a、映像端子101vがある。また、下面101
Sにはその四角近傍にゴム足101g(図充1ではその
内を1つのみを図示)が接着により固定されている。
【0005】102はモニター部で、装置本体101の
投影面積より小さい直方体形状で、装置本体101の上
面101Uに覆いかぶって開閉するように、その上面1
01Uの背面101B近傍に設けられた回動支持部10
3によって回動自在に支持されている。102Iはモニ
ター内面でその中央に液晶モニター画面(以下、LCD
と略す)102mが構成され、ディスクの再生映像が映
写される。
【0006】従来の映像音声再生装置は、このように構
成されていることで、その下面101Lを書斎机、食卓
あるいは乗用車のダッシュボード上(運転者からは見え
ないところ)等の平らなところ(以下、総称して机上と
略す)に置き、上述した電源を右側面101Rの電源端
子101pから供給し、操作スイッチ101cを操作す
ることで、大勢の人でもディスクの再生映像、音声を視
聴することができる。また、一人でディスクの再生映
像、音声を楽しみたいときには、ヘッドホンをヘッドホ
ン端子101hに接続することで、スピーカーからの音
声が出力されないので、周囲に騒音を出さない。特に、
周知のようにヘッドホンはその左側の耳部分から接続コ
ードが出ていることが多く(あるいは、ヘッドホンの両
耳から出ているものもある)、ヘッドホン端子101h
が左側面101Lにあることで、接続コードが左側にき
れいにまとめられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、以下に示す問題点を有していた。まず、
従来の映像音声再生装置は、装置本体の側面が曲面形状
で端子を有し、かつ装置本体とモニター部との幅寸法が
お互いに違っているため、横置きでは映像音声再生装置
を安定に載置できず、下面を下にして載置することしか
できなかった。そのため、図従2に示すような使用者が
横に寝た状態(すなわち、頭部を横にした状態)では、
正常な上下左右の画面状態で見ることができなかった。
また、スピーカーがモニター部になく装置本体にあるの
で、通常の状態でもスピーカーの真正面に使用者の顔を
おけず充分な音響特性が得られないことに加えて、使用
者が横になると左右スピーカーがあたかも上下スピーカ
のようになり、ステレオ感さえ得られないという課題が
あった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、正常な載置における操作性を損なわず、使用者が横
に寝ても、操作性はそのままで正常な上下左右で視聴で
きるような横置きが可能で、しかも重心的に安定な横置
きができる映像音声再生装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像音声再生装置は、装置本体とモニター部
との全側面の内、少なくとも左右どちらか一方の両側面
が、回動支持部の回動軸に対し回動角度に関わらず略垂
直で、かつ装置本体の重心が、回動支持部の回動軸に対
し回動角度に関わらず略垂直な一方の側面側である第1
の側面側に偏っている構成を有している。
【0010】この構成によって、装置本体の第1の側面
とモニター部装置の同じ側の側面とが、回動軸に略垂直
な同じ面上にあり、かつ装置本体の重心が装置本体の第
1の側面側に偏っているので、通常の装置本体下面を下
側になるよう載置する場合(通常載置)と同じく、本体
とモニター部を回動し第1の側面側を下側になるように
載置する場合(横置き載置)でも非常に安定した載置が
可能で、映出手段の画面を縦横どちらを下にしても見る
ことができる映像音声再生装置が得られる。
【0011】また、本発明の映像音声再生装置は、装置
本体とモニター部との両側面の内、少なくとも左右どち
らか一方の両側面である両第1の側面には操作手段およ
び供給端子手段を配置せず、かつ装置本体の重心が、第
1の側面側に偏っている構成を有している。この構成に
よって、装置本体とモニター部の両方の第1の側面に
は、再生に必要な電源端子、ヘッドホン端子等の端子手
段、電源スイッチ、再生操作スイッチ等の操作手段がな
く、かつ装置本体の重心が装置本体の第1の側面側に偏
っているので、通常載置と同じく、横置き載置しても非
常に安定した載置が可能でかつ映像音声再生装置の操作
ができ、映出手段の画面を縦横どちらを下にしても操作
することができる映像音声再生装置が得られる。
【0012】また、本発明の映像音声再生装置は、装置
本体が横に置かれたことを検知する横置き検知部、およ
び使用者の操作により映像を上下左右反転しかつ音声を
左右反転する反転指令信号を出力する反転スイッチ、か
らなる反転信号出力手段と、映像音声再生手段の出力す
る映像信号を入力して反転指令信号に従い映像を上下左
右反転させて出力する映像反転手段と、映像反転手段の
出力を映写する映像映写手段と、映像音声再生手段の音
声信号と反転指令信号とを入力し、ヘッドホンの接続の
有りあるいは無しに従って音声信号をヘッドホンあるい
はスピーカーに切り替えて音響出力する音響出力手段
と、を有し、反転信号出力手段は、横置き検知部が装置
本体の横置きを検知しなければ、反転指令信号が出力せ
ず、かつ音声出力手段はスピーカーから音響出力される
ときのみ反転指令信号に従い音声を左右反転させて音響
出力する構成を有している。
【0013】この構成によって、横置き載置を自動的に
検知し、使用者の操作により映像、音声を反転させるの
で、一側面を下部にする横置き載置の場合に、使用者が
どのように横向きに寝ても、また音声をスピーカ、ヘッ
ドホンのどちらで聴取しても、自然な視聴感の映像音声
再生装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、内包する記録再生媒体を再生して映像信号、音声信
号を出力する、略直方体形状の装置本体と、装置本体の
出力する映像信号を入力して映出する映出手段を有する
モニター部と、装置本体とモニター部との後部端辺近傍
に設けられ、モニター部を回動自在に支持する回動支持
部と、を有し、装置本体とモニター部との全側面の内、
少なくとも左右どちらか一方の両側面が、回動支持部の
回動軸に対し回動角度に関わらず略垂直で、かつ装置本
体の重心が、回動支持部の回動軸に対し回動角度に関わ
らず略垂直な一方の側面側である第1の側面側に偏って
いることを特徴としたものであり、装置本体の第1の側
面とモニター部装置の同じ側の側面とが、回動軸に略垂
直な同じ面上にあり、かつ装置本体の重心が装置本体の
第1の側面側に偏っているので、通常の装置本体下面を
下側になるよう載置する場合(通常載置)と同じく、本
体とモニター部を回動し第1の側面側を下側になるよう
に載置する場合(横置き載置)でも非常に安定した載置
が可能で、映出手段の画面を縦横どちらを下にしても見
ることができるという作用を有する。
【0015】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
装置本体とモニター部とを操作する操作手段と、装置本
体と電気信号を送受する端子手段と、を有し、装置本体
とモニター部との両側面の内、少なくとも左右どちらか
一方の両側面である両第1の側面には操作手段および供
給端子手段を配置せず、かつ装置本体の重心が、第1の
側面側に偏っていることを特徴としたものであり、装置
本体とモニター部の両方の第1の側面には、再生に必要
な電源端子、ヘッドホン端子等の端子手段、電源スイッ
チ、再生操作スイッチ等の操作手段がなく、かつ装置本
体の重心が装置本体の第1の側面側に偏っているので、
通常載置と同じく、横置き載置しても非常に安定した載
置が可能でかつ映像音声再生装置の操作ができ、映出手
段の画面を縦横どちらを下にしても操作することができ
るという作用を有する。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、装置本体
の後部端面に脱着可能に固定保持される前面を持つ副装
置本体を有し、副装置の両側面の内一方の第2側面が装
置本体の第1側面より内側にあり、かつ副装置本体の重
心が第2側面側に偏っていることを特徴とするもので、
充電池や電池を内包するバッテリー部等の副装置本体の
重心を、略平らな第2の側面側に偏らせ、装置本体の後
部にこの副装置本体を固定させるようにすることで、横
置き載置時、装置本体、副装置本体の重心が、それぞれ
第1,第2の側面に近くかつ第1,第2の側面上に垂下
するので、より安定に載置させることができるという作
用を有する。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、記録再生
媒体を載置して駆動させるメカニズムを装置本体内部に
備え、メカニズムは装置本体中央に対し第1の側面側に
近づけて構成したことを特徴とするもので、主に金属で
できて比重の高い、ディスク等を駆動するメカニズムを
装置本体の第1の側面側に近接させて構成することで、
装置本体の重心が第1の側面側に偏り、横置き載置が安
定するという作用を有する。
【0018】さらに請求項5に記載の発明は、モニター
部は装置本体の出力する音声信号を音響出力するスピー
カーを有し、スピーカーは映出手段の映出画面と回動支
持部との間に構成されたことを特徴とするもので、モニ
ター画面と同一面下部にスピーカを構成したので、自然
な視聴感が得られるのみならず、振動するスピーカの振
動モーメントを小さくして回動支持部への負担を少なく
するという作用を有する。
【0019】また、本発明の請求項6に記載の発明は、
装置本体が横に置かれたことを検知する横置き検知部、
および使用者の操作により映像を上下左右反転しかつ音
声を左右反転する反転指令信号を出力する反転スイッ
チ、からなる反転信号出力手段と、記録再生媒体から映
像信号、左右音声信号を再生し出力する映像音声再生手
段と、映像音声再生手段の出力する映像信号を入力して
反転指令信号に従い映像を上下左右反転させて出力する
映像反転手段と、映像反転手段の出力を映写する映像映
写手段と、映像音声再生手段の音声信号と反転指令信号
とを入力し、ヘッドホンの接続の有りあるいは無しに従
って音声信号をヘッドホンあるいはスピーカーに切り替
えて音響出力する音響出力手段と、を有し、反転信号出
力手段は、横置き検知部が装置本体の横置きを検知しな
ければ、反転指令信号が出力せず、かつ音声出力手段は
スピーカーから音響出力されるときのみ反転指令信号に
従い音声を左右反転させて音響出力することを特徴とし
たものであり、横置き載置を自動的に検知し、使用者の
操作により映像、音声を反転させるので、一側面を下部
にする横置き載置の場合に、使用者がどのように横向き
に寝ても、また音声をスピーカ、ヘッドホンのどちらで
聴取しても、自然な視聴感が得られるという作用を有す
る。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1〜3は 本発明の映像音声再生装
置の実施の形態の斜視構成図で、図1はモニター部開蓋
状態を左前方向から見たもの、図2は同じく右前から見
たもの、図3は弊害状態を左後方から見たものである。
図4はディスクを載置するため、ディスク蓋を開蓋した
状態の斜視図である。
【0021】図1〜3において、1は装置本体で、縦・
横辺がほぼ同じ直方体形状で、上面1Uにディスク蓋1
lがあり、図4のようにディスク蓋1lを開けることに
よってディスク(図示せず)をスピンドル部4aに載置
でき、装置本体1の前面1Fから上面1Uにわたって配
置された操作スイッチ群1c、選択ジョイスティックス
イッチ(後に詳述。以下、選択Jスイッチと略す)1j
によって、ディスク再生や停止等の操作をすることがで
きる。
【0022】装置本体1の両側面1L、1Rはほぼ平面
形状となっており、そのうち左側面1Lにはヘッドホン
端子1h、電源端子1p、電源スイッチ1s、音声ボリ
ューム1oが有る。従来の映像音声再生装置と同様に、
ヘッドホン端子1hにヘッドホン(図示せず)を接続す
ることでディスクの再生音声がヘッドホンから出力さ
れ、かつスピーカ2s(後述)からの音声出力は切られ
るので、ひとりで音声を楽しむことができ、また、電源
端子1pに電灯線あるいはカーバッテリ用のDCアダプ
ター(図示せず)の出力を供給することで、映像音声再
生装置に電源が供給される。右側面1Rには、操作スイ
ッチ、端子等を設けてなく、かつ突起等をも構成してい
ない。これら上面1U、側面1L、1Rを構成する筐体
1kは、基本的には合成樹脂の成型によって作られてい
る。背面1B、下面1Lは、上述した筐体1kに略直角
に曲げられた板金がビス止めによって固定され、そのう
ち背面1Bには、ステレオアンプ(図示せず)、TVモ
ニター(同)に音声信号、映像信号を供給するための音
声端子1a、1vがある。また、下面1Lの板金1mに
はほぼ全面に合成樹脂シート1z(図2に部分的に点線
にて図示)が張られかつその四角近傍には合成樹脂シー
ト1zの上から4つのゴム足1g(図2に1つのみ図
示)が接着により固定されている。
【0023】2はモニター部で、装置本体1とほぼ同じ
幅の直方体形状で、装置本体1の上面1Uに覆いかぶっ
て開閉するように、その上面1Uの背面1B近傍に設け
られた回動支持部3によって回動自在に支持されてい
る。2Iはモニター内面でその中央に液晶モニター画面
(以下、LCDと略す)2mが構成され、ディスクの再
生映像が映写される。2sはスピーカで、LCD2mと
回動支持部3との間の両サイドに設けられ、ディスクの
再生音声がここからステレオで出力され、大勢の使用者
でも全員で聴取できる。
【0024】先に触れた選択Jスイッチ1jは、装置本
体1の上面1Uの左側の前面近傍に設けられており、使
用者がその釦を例えば人差し指で前後左右にひねること
で、モニター部2のLCD2m上に映写されるメニュー
画面に従って操作項目等を選び、釦を押すことでその選
択した操作項目が決定されるものであって、ディスクの
映像音声再生中でも時々操作されるスイッチである。選
択Jスイッチ1jはこのような前後左右方向及び押圧方
向に対する切り替えスイッチ機構を有しているため、通
常のプッシュスイッチ等に比べると背が高い。
【0025】図5に装置本体の内部構成概略図を示す。
図5において、4はメカニズムで、主にステンレス綱、
アルミニウム、真鍮等の金属部品で構成され、ディスク
(図示せず)を載置して高速で回転させるスピンドル部
4aと、回転中のディスクに光ビームを照射しディスク
の情報を検出するピックアップ部4bと、ピックアップ
部をディスクの径方向に移動させるトラバース部4cと
から構成される。このように構成されたメカニズム4
は、装置本体1の略中央から右側にダンパー4dを介し
て筐体1kに固定され、メカニズム4の発生振動が装置
本体1に、あるいはその逆に映像音声再生装置に加わる
外的振動(自動車車載時やポータブル機として手持ち
時、ベルト等による、肩掛け時)がメカニズム4に、相
互に影響を与えないようにダンパー4dがこれらの振動
を吸収している。
【0026】5は電気回路プリント基板(以下、P板と
略す)で、メカニズム4を駆動制御する回路、検出した
ディスクの情報を映像、音声に復調する回路、使用者の
操作に従ってそれらの回路を制御する回路、それらの回
路に安定した電源を供給する回路等の電子回路(図示せ
ず)が構成され、メカニズム4の下に装置本体1の内部
全面にわたって構成されている。このように装置本体1
は、本体の中央線(図示C線)に対し右側に偏って重い
メカニズム4が構成されているので、全体の重心は装置
の右側の方に偏っている。また、上述した選択Jスイッ
チ1jは装置本体右側に配置されたメカニズム4を避け
て構成できるので、背の高い選択Jスイッチ1jによっ
て装置本体が厚くなることもない。
【0027】このように構成されている本実施の形態の
映像音声再生装置の動作を説明する。従来の映像音声再
生装置と同様に、図1に示すように、映像音声再生装置
の下面1Sを書斎机、食卓あるいは乗用車のダッシュボ
ード上(運転者からは見えないところ)等の平らなとこ
ろ(以下、総称して机上と略す)に置き、上述した電源
を左側面1Rの電源端子1pから供給し、操作スイッチ
1cを操作することで、大勢の人でもディスクの再生映
像、音声を視聴することができる。
【0028】この場合、従来の映像音声再生装置と違っ
て本実施の形態の映像音声再生装置では、スピーカー2
sがLCD2mと同じ面でかつ下部に設けてあるので、
視聴者がまっすぐLCD2mを見るように回動角度を調
節すると、スピーカー2sも同じく視聴者の方に向くの
で音響特性を損なわない。また、一人でディスクの再生
映像、音声を楽しみたいときには、ヘッドホンをヘッド
ホン端子1hに接続することで、スピーカー2sからの
音声が出力されないので、周囲に騒音を出さない。特
に、周知のようにヘッドホンはその左側の耳部分から接
続コードが出ていることが多く(あるいは、ヘッドホン
の両耳から出ている)、ヘッドホン端子1hが左側面1
Lにあることで、接続コードが左側だけできれいにまと
められ、視聴者と映像音声再生装置との間で接続コード
がクロスさせる必然性がなくなる。
【0029】また、振動体であるスピーカー2sを回動
支持部3に近接させて設けているので、回動支持部3の
回動軸(図示せず)に対するスピーカー2sの振動モー
メント力を小さくすることができ、回動支持部3に対す
る負担を小さくできる。加えて、装置本体内部のP板5
上の電子回路、メカニズム4から発生する熱により、特
に装置本体1の背面1Bから下面1Sに固定された板金
1mが暖かくなるが、その上から合成樹脂シート1zが
貼られているので、さわっても体感温度はさほど暖かく
感じない。
【0030】さらに、図6に示すように、モニター部2
を開蓋したまま右側面1R、2Rを下になるように載置
することで、横置きでも映像音声再生装置を載置するこ
とができる。この場合、装置本体1の右側面1Rには全
く操作スイッチ、突起等がなく、かつ装置本体1とモニ
ター部2とがその側面がほとんど同一平面で、回転支持
部の回動中心Rに対し略垂直となっており、加えて、こ
の状態においてはメカニズム4が下部にあるので、その
重心は装置中心より下にあり、非常に安定な載置が可能
となる。
【0031】また、電源スイッチ1s、音声ボリューム
1o、操作スイッチ群1c等がこの状態では上側、及び
前側にあるので、使用者の操作に何ら支障が生じない。
特に選択Jスイッチ1jも、この状態では前面上部に位
置するので、装置本体1を親指、人差し指でつかむよう
にすれば親指で選択Jスイッチ1jをジョイスティック
操作ができ、再生中でも操作できる。また、この横置き
の場合においても、前の段落で詳述したように通常載置
状態でのスピーカ、ヘッドホン端子の動作及び効果は変
わらない。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、装置
本体の右側面に操作スイッチ、接続端子を設けず、装置
本体と装置本体に回動するモニター部との右側を略同一
平面にすることで、装置の右側面を下になるように載置
でき、加えて重いメカニズムを右側に偏らせて配置する
ことで横置きにしても非常に安定に載置できるという効
果を生じることができる。
【0033】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2を説明する図面で、図7(a)は部分構成斜視図、
同(b)はバッテリー部とを装置本体とを係止固定する
組立図である。図7において、11は装置本体、12は
モニター部、13は回動支持部で、これらは上述した実
施の形態1で説明したものと同一なものである。14は
バッテリー部で、その筐体14a内部に充電池14bが
内包され、図7(b)に示すように筐体14aの前面1
4Fに設けたロックカギ部14dで装置本体11の背面
11Bに設けたカギ穴11wとスライド係止され、装置
本体11とバッテリー部14とが連結固定される。筐体
14aの右側面14Rは、連結時に映像音声再生装置の
右側面11Rと略同平面あるいはやや奥まるように構成
され、下面14Sも装置本体下面11Sと略同平面ある
いはやや奥まるように構成されている。また筐体14a
の左側面14Lに構成した電源供給線14cで、映像音
声再生装置の電源端子11pに電源を供給する。14e
は電源入力端子で、この端子を通じてACアダプター
(図示せず)から充電電源の供給を受け充電池14bが
充電される。図7(a)に示した部分断面のように筐体
14aの左側面14Lには電源供給線14c、電源入力
端子14eがあるので、充電池14bは筐体14aの内
部の右側に近接して内包されている。
【0034】以上のように構成された映像音声再生装置
について、以下その動作を説明する。バッテリー部14
から電源供給を受けた映像音声再生装置は、通常載置状
態において実施の形態1と同様、ディスク(図示せず)
の映像音声を視聴することができる。横置き状態の場合
においても、全体の右側面11R、14Rを下方にして
安定に載置できる。特に、装置本体11aにおけるメカ
ニズム(図示せず)の位置と同様に、バッテリー部14
においても筐体14aの右側に近接させて重い充電池1
4bが構成されているので重心が右側にあり、横置き載
置にしても安定度は増す。またバッテリー部14は装置
本体11の背面11Bに脱着されるので、横置き載置の
場合、その重心同士を結ぶ線は装置本体11とバッテリ
ー部14との右側面11L、14L内に垂下するので、
装置本体11とバッテリー部14とが脱着いずれの場合
でも、それらの合わせた重心位置は装置本体11とバッ
テリー部14との右側面内にあり、安定度も大きく変わ
らない。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、重心
が右側に偏り、かつ右側面14Rが脱着固定時に装置本
体11の右側面11Rと略同一平面となるバッテリー部
14を装置本体11の背面11Bに脱着固定可能にする
ことで、充電池14bによる映像音声再生が可能になる
とともに、通常載置、横置き載置どちらでも安定した載
置が可能となる。
【0036】なお、以上の説明では充電池14bを内包
する構成にしたが、筐体14aを開閉可能な構成にして
交換可能な乾電池を同様に右側に近接させて配置させて
も同様の効果が得られる。さらに、上述した本実施の形
態では、バッテリー部14と装置本体11との電源供給
を両左側面にある電源供給線14c、電源端子1pを介
して行われたが、必ずしもこれに限るものでなく、装置
本体11とバッテリー部14とのスライド固定時に導通
する電極を装置本体11の背面11Bとバッテリー部1
4の前面14Fとに設け、これらの電極を介して電源供
給してもかまわない。この場合、充電池の構成がしやす
くなるので、電極は背面11B、前面14Fの左端部近
傍に構成する方が望ましい。
【0037】また、上述した本実施の形態では、副装置
本体として、いわゆるバッテリーパックと称されるよう
な、電池、充電池を内包するバッテリー部として例示し
たが、必ずしもこれに限るものではなく、例えばコンピ
ューターへ映像、音声を出力するインターフェース(I
/F)部、TV放送を受信しその内容をモニター部の画
面、スピーカーから出力させるチューナー部、人工衛星
による位置信号から地球上のどの地点にいるのかを地形
図CD−ROMにより判定しモニター部の画面に映出さ
せるGPS部等でも構わない。このGPS部の場合、横
置きでも人工衛星による位置信号が正確に検出できるよ
うに、後述する実施の形態3の横置き検知手段等により
GPS部の横置きを自動検知して通常載置、横置き載置
の差を補正するようにすればよい。
【0038】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について、図8、図9を用いて説明する。上述した
実施の形態1では映像音声再生装置の右側面を下側に載
置するようにしているため、視聴者は右頭部を下にして
いると上下左右が異常でない映像音声を視聴できるが、
図9に示すように左頭部を下にすると上下左右が逆の映
像音声を視聴しないといけないということになる。すな
わち、視聴者は、横になった状態で体の位置を変えよう
とすると、上下逆さまの映像、左右逆の音声を視聴する
ことになり、違和感を感ずることになる。本実施の形態
はこれを解決するもので、使用者のスイッチ操作によ
り、横置き載置時の右頭部下状態またはその逆の左頭部
下状態にあわせ、映像及びスピーカー音声、ヘッドホン
音声を自然な状態に入れ替えるものである。
【0039】図8に本実施の形態の映像音声再生装置の
構成ブロック図を示す。図8において、21は映像音声
再生手段で、上述したディスク(図示せず)から光ビー
ムによって記録された情報を検出し復調して映像信号
V、左音声信号L、右音声信号Rを出力する。これらの
信号は外部出力手段22に入力され、前述した実施の形
態1の装置本体背面1Bにある音声端子1a、映像端子
1vから出力される(図3参照)。さて、映像信号Vは
映像反転手段23に入力され、後述する反転信号出力手
段30から出力された反転指令Gに基づいてLCD駆動
部24に通常画像(反転指令G=Offの時)あるいは
上下左右反転画像(同G=Onの時)の映像信号を出力
する。通常、液晶モニター画面においては、水平方向の
コラム、垂直方向のロウの信号出力をそれぞれ逆にする
ことで上下左右の画面反転は可能である。これによっ
て、LCD2mの画面を上下左右反転させることができ
る。
【0040】次に、左右音声信号L、Rは、音声切換ス
イッチ25を介して、スピーカ出力用の音声反転部28
とヘッドホンアンプ26に出力先を切り替えられる。音
声切換スイッチ25はヘッドホンプラグPがヘッドホン
端子1hに接続されているか否かによって切換先が変わ
り、ヘッドホンプラグPがヘッドホン端子1hに接続さ
れている場合左右音声信号L、Rはそのまま左右反転さ
れないでヘッドホンアンプ26で増幅され、接続された
ヘッドホン(図示せず)から左右そのままで出力され
る。
【0041】逆に、ヘッドホンプラグPがヘッドホン端
子1hに接続されていない場合、左右音声信号L、Rは
音声反転部28を介してスピーカアンプ29に入力され
モニター部2にあるステレオスピーカー2sから音声出
力される。音声反転部28も前述した映像反転手段23
と同様に反転指令Gに基づいてスピーカアンプ29に通
常音声(反転指令G=Offの時。左右の音声信号がそ
のままの状態)あるいは左右反転音声(同G=Onの
時。左右の音声信号を入れ替えた状態)の音声信号を出
力する。
【0042】このように構成することで、スピーカ2s
で音声を聞いている場合、モニターの画面の上下左右の
反転にあわせてスピーカ2sから出力される音声も左右
逆転するが、ヘッドホンで音声を聞いている場合、モニ
ターの画面の上下左右の反転に関わらずヘッドホンから
の音声はそのまま通常のままなので、使用者の耳に付け
ているヘッドホンの右左を入れ替えたりする必要はな
い。
【0043】さて、この反転信号Gを出力する反転信号
出力手段30について説明する。反転信号出力手段30
は、横置き検知手段30aと反転操作スイッチ30bと
からなり、横置き検知手段30aが映像音声再生装置の
載置状況を検知し、映像音声再生装置が横置きであれば
反転操作スイッチの切換によって反転信号GがOnにな
る。映像音声再生装置が通常の載置であれば反転操作ス
イッチの操作にかかわらず反転信号GがOffのままで
ある。まず、反転操作スイッチ30bは操作スイッチの
一つで、使用者の操作によって切り換わるものである。
すなわち、使用者が左頭部を下になるように横になった
場合、この操作スイッチを切り換えることで反転操作ス
イッチがOnになる。
【0044】横置き検知手段30aとして、ここでは3
つの実施例を説明する。第1の実施例は、使用者が操作
スイッチで横置きを検知させるもので、例えば直接使用
者が操作スイッチを切り替えてもよい。あるいは装置本
体1の右側面1R(図2参照)に微少押圧力で切り替わ
るモーメンタリスイッチの微小釦や、また右側面が載置
されることで外光の遮光を検知して切り替わる光センサ
ーを右側面に設けてもよい。しかし、これらは低価格で
は実現できるが、前者の場合は自動でできず、後者の2
例も検出ミスも発生しやすい。
【0045】横置き検知手段30aの第2の実施例は、
重力センサを用いるものである。周知のように、重力セ
ンサは密閉された細管内を重力に従って微小金属球が転
がることで、重力センサがどの方向に向いているかを検
知するものである。図10に示すように、P板5(図5
参照)にP板5と平行で回動支持部の回動軸と略同方向
に固定された重力センサ31lとP板5に垂直な方向に
固定された重力センサ31vとを設け、載置状態のP板
5の傾きすなわち装置本体の傾きを検知することで、装
置本体の位置すなわち水平か垂直かを検知することがで
きる。
【0046】横置き検知手段30aの第3の実施例は、
メカニズム4の駆動電流によってメカニズムの位置を検
出するものである。図5に示したように実施の形態1の
メカニズム4は重心を右側面に近づけるようにするた
め、ピックアップ4bをディスク径方向に移動させるト
ラバース部4cは装置本体中央から右側方向に構成され
ており、そのためピックアップ4bも装置本体中央から
右側方向に移動するように設計されている。そのため、
ピックアップ4bを移動駆動するトラバース部4cの駆
動モータの負荷電流は、装置本体が水平に載置されてい
る場合、径外周方向に移動させる場合と径内周方向に移
動させる場合とでは大きく変わらない。しかし、横置き
載置されて装置本体が垂直に載置された場合、重力に従
って外周側にピックアップ4bを移動させる場合のトラ
バース部4cの駆動モータ負荷電流と、逆に重力に逆ら
って内周側にピックアップ4bを移動させる場合のトラ
バース部4cの駆動モータ負荷電流とは大きく異なる。
この差を検出することで、映像音声再生装置の載置状況
を知ることができ、自動的に横置き検出ができる。特
に、DVDのような記録方式の場合、通常のオーディオ
CDに比べピックアップ4bを頻繁に径内外方向に微細
移動させるので、再生中に横置きにしても検出すること
ができる。また一般に、トラバース部4cの駆動モータ
負荷電流、およびディスクを高速回転するスピンドル部
4aのスピンドルモータ負荷電流はサーボ制御のためサ
ーボ制御用マイクロコンピュター(以下、サーボマイコ
ンと略す)で常時検知しており、この実施例の方式の場
合、サーボマイコンのプログラムを上述したように改め
ることで対応でき、非常に安価に実現できる。
【0047】さらに、高速回転しているスピンドルモー
タの負荷電流の低周波成分を検出し、それによって装置
本体の外因による揺れ・振動を検知して、トラバース駆
動電流の装置本体の外因による振動成分を補償すること
もできる。光ビームによる再生の場合、ディスクは非接
触で回転しているので、スピンドルモータの負荷電流は
特に低周波成分で安定している(たまに、面振れの大き
いディスクの回転の場合、回転数の周波数以上でやや乱
れることがあるが、低い低周波成分ではさほど乱れな
い)。このため低周波成分の乱れは外因による振動、す
なわち映像音声再生装置の揺れ・振動が考えられ、これ
をトラバース駆動電流の装置本体の外因による振動成分
に補償することで、より精度の高い検知が可能となる。
【0048】このように、横置き検出手段として第3の
実施例であるメカニズムの駆動電流の変化を検出するこ
とで、非常に安価でかつ安定な自動検出も可能であり、
これにより実施の形態3に示した映像音声の反転も可能
となる。なお、本実施の形態の第3の実施例で、横置き
検知手段としてトラバース駆動電流の変化により装置本
体の載置方向を検出する例を説明したが、例えばピック
アップのフォーカスレンズ駆動の状態変化を検知するこ
とで装置本体の載置方向を検出することもできる。
【0049】また、本実施の形態では、スピーカー、ヘ
ッドホン用に別々のアンプを構成し、それぞれの特性に
合わせた音声増幅ができるようにし、DVDオーディオ
のような左右音声信号のみ成らず左右副音声や重低音音
声信号を再生できるものにも対応できるものであるが、
必ずしもこの構成に限るものでない。例えば、映像音声
信号の音声出力をまずアンプで増幅し、その出力をヘッ
ドホン端子(周知のような、ヘッドホンの接続により信
号がヘッドホン向きかその他向きかに切り替わる音声切
り換えスイッチの機能をも有するもの)を介して、上述
したような音声反転部に入力しその出力をスピーカに供
給すれば、ヘッドホンの接続により音声は左右が普通通
りでしかもヘッドホンのみから聴取でき、ヘッドホン非
接続時はスピーカにのみ音声信号が供給され、しかも音
声反転部によってスピーカのみ左右反転されることがで
きる。この場合、スピーカー、ヘッドホン用のアンプは
共用できるので、安価に構成できるという利点がある。
【0050】なお、上述した実施の形態1〜3の全てに
おいて、記録再生媒体を光ディスクとした映像音声再生
装置を例示したが、磁気テープを記録再生媒体としたも
のでも同じような構成によって同様の効果が得られる。
この場合でも、実施の形態3の第3の実施例の横置き検
知手段に相当するものは、例えば回転ヘッドドラム装置
の駆動電流の姿勢差を用いればよい。
【0051】また、上述した実施の形態1,2におい
て、操作スイッチやヘッドホンの出力端子等の入出力端
子を装置本体の左側面に設け、右側面には何の入出力端
子、操作スイッチを備えていないものを例示したが、そ
の全く逆に操作スイッチやヘッドホンの出力端子等の入
出力端子を装置本体の右側面に設け、左側面には何の入
出力端子、操作スイッチを備えていないものであって
も、重心を左側に偏らせることで、左頭部を下になるよ
うに横になる場合に対応させ、同様の効果が得られる。
この場合、右腕、右手が上になり自由になるので、右利
きの人には操作がしやすい好ましい形態になる。さら
に、上述した実施の形態1,2において、モニター部の
両側面とも装置本体の両側面と合わせたものを例示した
が、操作スイッチやヘッドホンの出力端子等の入出力端
子が構成されていない片側(実施の形態1,2では右側
面)のみを少なくともモニター部と装置本体と合わせる
のみでかまわない。また、例示したようなほぼ真っ平ら
な右側面にすることもなく、例えば細かいしぼ状の突起
や、凹凸状の溝をモニター部と装置本体の右側面全面に
設けても、またはそれぞれの右側面の前・後部近傍に複
数の小突起を設けても、それらの最外部分で構成される
面が実質的に平面で回動軸と略直角であれば、安定した
載置ができることはいうまでもない。
【0052】また、上述した実施の形態1〜3の全てに
おいて、記録再生媒体から再生のみを行う映像音声再生
装置として説明したが、本発明は少なくとも再生ができ
るものであればよく、いわゆる記録再生装置のように記
録も再生もできるものであってもよいことはいうまでも
ない。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明は、装置本体の第1
の側面とモニター部装置の同じ側の側面とが、回動軸に
略垂直な同じ面上にあり、かつ装置本体の重心が装置本
体の第1の側面側に偏っているので、通常の装置本体下
面を下側になるよう載置する場合(通常載置)と同じ
く、本体とモニター部を回動し第1の側面側を下側にな
るように載置する場合(横置き載置)でも非常に安定し
た載置が可能で、映出手段の画面を縦横どちらを下にし
ても見ることができるという優れた効果が得られる。
【0054】また、本発明は、装置本体とモニター部の
両方の第1の側面には、再生に必要な電源端子、ヘッド
ホン端子等の端子手段、電源スイッチ、再生操作スイッ
チ等の操作手段がなく、かつ装置本体の重心が装置本体
の第1の側面側に偏っているので、通常載置と同じく、
横置き載置しても非常に安定した載置が可能でかつ映像
音声再生装置の操作ができ、映出手段の画面を縦横どち
らを下にしても操作することができるという優れた効果
が得られる。
【0055】さらに、本発明は、充電池や電池を内包す
るバッテリー部等の副装置本体の重心を、略平らな第2
の側面側に偏らせ、装置本体の後部にこの副装置本体を
固定させるようにすることで、横置き載置時、装置本
体、副装置本体の重心が、それぞれ第1,第2の側面に
近くかつ第1,第2の側面上に垂下するので、より安定
に載置させることができるという優れた効果が得られ、
また、主に金属でできて比重の高い、ディスク等を駆動
するメカニズムを装置本体の第1の側面側に近接させて
構成することで、装置本体の重心が第1の側面側に偏
り、横置き載置が安定するという優れた効果が得られ、
さらに、モニター部は装置本体の出力する音声信号を音
響出力するスピーカーを有し、スピーカーは映出手段の
映出画面と回動支持部との間に構成されたことを特徴と
するもので、モニター画面と同一面下部にスピーカを構
成したので、自然な視聴感が得られるのみならず、振動
するスピーカの振動モーメントを小さくして回動支持部
への負担を少なくするという優れた効果が得られる。
【0056】また、本発明は、横置き載置を自動的に検
知し、使用者の操作により映像、音声を反転させるの
で、一側面を下部にする横置き載置の場合に、使用者が
どのように横向きに寝ても、また音声をスピーカ、ヘッ
ドホンのどちらで聴取しても、自然な視聴感が得られる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における構成斜視図(左
前方斜視)
【図2】同、構成斜視図(右前方斜視)
【図3】同、構成斜視図(モニター部閉蓋時の左後方斜
視)
【図4】同、構成斜視図(ディスク蓋開蓋時)
【図5】同、内部構成平面図
【図6】同、構成斜視図(横置き載置時)
【図7】本発明の実施の形態2における斜視構成図
【図8】本発明の実施の形態3におけるブロック構成図
【図9】本発明の実施の形態3における使用説明図
【図10】同、横置き検知手段の第2の実施例の斜視構
成図
【図11】従来の映像音声再生装置の斜視構成図
【図12】同、使用状況図
【符号の説明】
1、11 装置本体 1B、11B 背面 1F 前面 1L、11L 左側面 1R、11R 右側面 1S、11S 下面 1U 上面 1a 音声端子 1c 操作スイッチ群 1g、11g ゴム足 1h ヘッドホン端子 1j 選択Jスイッチ 1k 筐体 1l ディスク蓋 1m、11m 板金 1o 音声ボリューム 1p、11p 電源端子 1s 電源スイッチ 1v 映像端子 1z、11z 合成樹脂シート 2、12 モニター部 2I モニター内面 2m LCD 2s スピーカ 3、13 回動支持部 4 メカニズム 4a スピンドル部 4b ピックアップ部 4c トラバース部 4d ダンパー 5 P板 11w カギ穴 14 バッテリー部 14F 前面 14L 左側面 14R 右側面 14S 下面 14a 筐体 14b 充電池 14c 電源供給線 14d ロックカギ部 14e 電源入力端子 21 映像音声再生手段 22 外部出力手段 23 映像反転手段 24 LCD駆動部 25 音声切換スイッチ 26 ヘッドホンアンプ 28 音声反転部 29 スピーカアンプ 30 反転信号出力手段 30a 横置き検知手段 30b 反転操作スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前岡 正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤本 良廣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 仲川 孝道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−108013(JP,A) 特開 平9−34353(JP,A) 特開 平5−73011(JP,A) 特開 平10−126068(JP,A) 特開 平3−71195(JP,A) 特開 平3−216884(JP,A) 特開 平6−282240(JP,A) 特開 平1−193897(JP,A) 特開 平4−134493(JP,A) 特開 平5−197349(JP,A) 特開 平4−228165(JP,A) 特開 平4−330691(JP,A) 実開 昭64−55782(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00 G11B 33/02 G02F 1/13 - 1/141 G09G 3/18,3/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内包する記録再生媒体を再生して映像信
    号、音声信号を出力する、略直方体形状の装置本体と、
    前記装置本体の出力する映像信号を入力して映出する映
    出手段を有するモニター部と、前記装置本体と前記モニ
    ター部との後部端辺近傍に設けられ、前記モニター部を
    回動自在に支持する回動支持部と、を有し、前記装置本
    体と前記モニター部との全側面の内、少なくとも左右ど
    ちらか一方の両側面が、前記回動支持部の回動軸に対し
    回動角度に関わらず略垂直で、かつ前記装置本体の重心
    が、前記回動支持部の回動軸に対し回動角度に関わらず
    略垂直な前記一方の側面側である第1の側面側に偏って
    いることを特徴とする映像音声再生装置。
  2. 【請求項2】 内包する記録再生媒体を再生して映像信
    号、音声信号を出力する、略直方体形状の装置本体と、
    前記装置本体の出力する映像信号を入力して映出する映
    出手段を有するモニター部と、前記装置本体と前記モニ
    ター部との後部端辺近傍に設けられ、前記モニター部を
    回動自在に支持する回動支持部と、前記装置本体と前記
    モニター部とを操作する操作手段と、前記装置本体に電
    気信号を供給する供給端子手段と、を有し、前記装置本
    体と前記モニター部との両側面の内、少なくとも左右ど
    ちらか一方の両側面である両第1の側面には前記操作手
    段および前記供給端子手段を配置せず、かつ前記装置本
    体の重心が、前記第1の側面側に偏っていることを特徴
    とする映像音声再生装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の後部端面に脱着可能に固定保
    持される前面を持つ副装置本体を有し、前記副装置の両
    側面の内一方の第2側面が前記装置本体の第1側面より
    内側にあり、かつ前記副装置本体の重心が前記第2側面
    側に偏っていることを特徴とする請求項1あるいは請求
    項2いずれか記載の映像音声再生装置。
  4. 【請求項4】 記録再生媒体を載置して駆動させるメカ
    ニズムを装置本体内部に備え、前記メカニズムは装置本
    体中央に対し第1の側面側に近づけて構成したことを特
    徴とする請求項1あるいは請求項2いずれか記載の映像
    音声再生装置。
  5. 【請求項5】 モニター部は装置本体の出力する音声信
    号を音響出力するスピーカーを有し、前記スピーカーは
    映出手段の映出画面と回動支持部との間に構成されたこ
    とを特徴とする請求項1あるいは請求項2いずれか記載
    の映像音声再生装置。
  6. 【請求項6】 装置本体が横に置かれたことを検知する
    横置き検知部、および使用者の操作により映像を上下左
    右反転しかつ音声を左右反転する反転指令信号を出力す
    る反転スイッチ、からなる反転信号出力手段と、記録再
    生媒体から映像信号、左右音声信号を再生し出力する映
    像音声再生手段と、映像音声再生手段の出力する映像信
    号を入力して前記反転指令信号に従い映像を上下左右反
    転させて出力する映像反転手段と、映像反転手段の出力
    を映写する映像映写手段と、前記映像音声再生手段の音
    声信号と前記反転指令信号とを入力し、ヘッドホンの接
    続の有りあるいは無しに従って音声信号をヘッドホンあ
    るいはスピーカーに切り替えて音響出力する音響出力手
    段と、を有し、前記反転信号出力手段は、前記横置き検
    知部が装置本体の横置きを検知しなければ、反転指令信
    号が出力せず、かつ前記音声出力手段はスピーカーから
    音響出力されるときのみ前記反転指令信号に従い音声を
    左右反転させて音響出力することを特徴とする映像音声
    再生装置。
JP02695898A 1998-02-09 1998-02-09 映像音声再生装置 Expired - Fee Related JP3531455B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02695898A JP3531455B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 映像音声再生装置
US09/246,960 US6704495B1 (en) 1998-02-09 1999-02-09 Audio-video device reproducing apparatus
CN99102199A CN1114195C (zh) 1998-02-09 1999-02-09 声频-视频播放设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02695898A JP3531455B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 映像音声再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11224059A JPH11224059A (ja) 1999-08-17
JP3531455B2 true JP3531455B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=12207680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02695898A Expired - Fee Related JP3531455B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 映像音声再生装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6704495B1 (ja)
JP (1) JP3531455B2 (ja)
CN (1) CN1114195C (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937280B2 (en) 2000-02-15 2005-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Electronic device having pivotal display and stereo speakers
CN2807404Y (zh) * 2005-07-06 2006-08-16 广州矽金塔电子有限公司 带活动显示屏的便携式dvd播放机
KR100621187B1 (ko) * 2005-08-05 2006-09-07 삼성전자주식회사 휴대용 컴퓨터 및 그 제어방법
EP1969596B1 (en) * 2006-01-04 2010-10-13 Coby Electronics Corporation Tablet-style dvd viewer
US20100008648A1 (en) * 2008-07-14 2010-01-14 Harman International Industries, Incorporated Audio only playback of a disk having both audio and video recordings
WO2016018844A1 (en) * 2014-07-28 2016-02-04 Suzo-Happ Group Interactive display device with audio output

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019269U (ja) * 1983-07-15 1985-02-09 オリンパス光学工業株式会社 ビデオカメラ
KR970008287B1 (ko) * 1994-03-19 1997-05-22 엘지전자 주식회사 프로젝터 일체형 브이씨알
US5550754A (en) * 1994-05-13 1996-08-27 Videoptic Research Teleconferencing camcorder
US6115068A (en) * 1995-06-14 2000-09-05 Canon Kabushiki Kaisha Positionable image input apparatus
JPH09130671A (ja) * 1995-10-30 1997-05-16 Minolta Co Ltd フィルム画像再生装置
US6018765A (en) * 1996-01-23 2000-01-25 Storage Concepts, Inc. Multi-channel multimedia data server
JPH10117324A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Toshiba Corp 携帯型情報処理装置
US6535475B1 (en) * 1996-10-09 2003-03-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Disk player, and turntable incorporating self-compensating dynamic balancer, clamper incorporating self-compensating dynamic balancer and spindle motor incorporating self-compensating dynamic balancer adopted for disk player

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11224059A (ja) 1999-08-17
US6704495B1 (en) 2004-03-09
CN1228581A (zh) 1999-09-15
CN1114195C (zh) 2003-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7327330B2 (en) Electronic device having stereo speakers
JPH04228165A (ja) ポータブルディスクプレーヤ
JP2010021667A (ja) ステレオ収録用マイクロホンユニット
JP5227736B2 (ja) 録音装置
JP2003244786A (ja) 電子機器
JP4598966B2 (ja) 頭部装着型映像音声再生システム
JP2011123696A (ja) スピーカ装置
JP3531455B2 (ja) 映像音声再生装置
JP2002288978A (ja) 電子機器
JP5755549B2 (ja) ソース機器およびこれを備えた再生システム
US20050105754A1 (en) Portable audio player
JP2007336327A (ja) 車載データ再生システム、及び、車載データ再生システムの制御方法
JP2007155796A (ja) 携帯式表示装置及び映像表示方法
JP2000251461A (ja) 携帯形映像記録再生装置
JP2005077912A (ja) プロジェクタ
JP2006047555A (ja) 液晶プロジェクタ
JPH03105785A (ja) 複合型マイクロホン装置
JPH09120354A (ja) 情報処理装置および情報処理装置の拡張ユニット
JP2013093762A (ja) コンテンツ再生装置およびこれを備えた再生システム
JPH10304490A (ja) 立体音響再生装置
JP2501916Y2 (ja) デュエットカラオケ用マイクロホン付テ―ププレ―ヤ―
JP2003114736A (ja) 電子機器
JP2007302229A (ja) 電子機器
JP3486877B2 (ja) ビデオカメラ
JP2000011626A (ja) 携帯型光ディスク再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150312

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees