JP3531096B2 - 交通情報表示システム - Google Patents

交通情報表示システム

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JP3531096B2 JP18385198A JP18385198A JP3531096B2 JP 3531096 B2 JP3531096 B2 JP 3531096B2 JP 18385198 A JP18385198 A JP 18385198A JP 18385198 A JP18385198 A JP 18385198A JP 3531096 B2 JP3531096 B2 JP 3531096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、救急車,パトカ
ー,消防車等の緊急車両が走行中であることを自動的に
表示する交通情報表示システムに関する。各種の道路に
は、自動車の運転者に通知する為の各種の交通情報を表
示する交通情報表示板が配置され、センタからの制御に
従って渋滞情報や速度制限情報等が表示される。又救急
車,パトカー,消防車等の緊急車両は、緊急時に、サイ
レンを鳴らして交通信号より優先して走行することがで
きる。しかし、前方に一般車両が渋滞していると、緊急
車両は走行することができなくなる。このような事態を
避けることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の交通情報表示システムの
説明図であり、31−1,31−2は表示制御装置、3
2はセンタ、34−1,34−2は交通情報表示板、3
5−1,35−2は車両センサ、36は情報収集部、3
7は情報表示制御部を示す。道路に沿って所定間隔又は
分岐点等の要所要所に交通情報表示板34−1,34−
2が配置され、各交通情報表示板34−1,34−2対
応に表示制御装置31−1,31−2が設けられ、セン
タ32と接続されている。又車両センサ35−1,35
−2は、通過車両を検出するもので、その検出情報はセ
ンタ32の情報収集部36によって収集される。
【0003】センタ32は、各車両センサ35−1,3
5−2による車両検出情報を収集して交通渋滞等を判定
する。例えば、走行車両数が多く、且つ通過時間が長い
場合は、そのセンサが設置されている位置近傍に於いて
交通渋滞が発生していると判断する。そして、この交通
渋滞が影響を及ぼす道路の交通情報表示板に、交通渋滞
情報を表示させる為、センタ32の情報表示制御部37
から交通渋滞表示指示情報を送出する。この交通渋滞表
示指示情報を受信した表示制御装置は、予め複数の表示
パターンを用意してあるから、交通渋滞表示指示情報に
従った表示パターンを選択し、例えば、交通情報表示板
34−2に「交通渋滞」を表示させることができる。
【0004】又降雨や濃霧等の情報についてもセンタ3
2の情報収集部36により収集し、例えば、豪雨や濃霧
等による視界が悪い時等に、制限速度50km/h等の
速度制限情報の表示を行うもので、この場合も、センタ
32の情報表示制御部37から表示制御装置に対して、
速度制限の表示指示情報を送出し、例えば、交通情報表
示板34−1に「速度制限」を表示させることができ
る。従って、センタ32から選択した表示制御装置に対
して、各種の表示指示情報を送出することにより、交通
情報表示板に各種の交通情報を表示させることができ
る。
【0005】又道路の要所にテレビカメラを設置し、そ
のテレビカメラの遠隔制御も可能とすると共に、そのテ
レビカメラによる撮像画像情報をセンタ32に転送し、
そのセンタ32に於けるモニタ画面も参考にして、交通
情報表示を行う交通情報表示システムも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高速道路やその他の一
般道路等に於いて、救急車,消防車,パトカー等の緊急
車両が走行する時、サイレンを鳴らして緊急車両である
ことを表示しながら、交通信号に対して優先して走行す
るものである。その場合、センタ32に於いては、一般
車両と緊急車両とを区別して検知できないから、緊急車
両の走行に対しては関知しないものである。
【0007】又走行中の一般車両の運転者は、後方から
の緊急車両のサイレンに気づくと、緊急車両の走行車線
を空けるように退避することになる。しかし、渋滞又は
それに近い状態の場合は、緊急車両の走行車線を空ける
ように退避することができなくなる。従って、緊急車両
の走行が阻害される問題があった。本発明は、緊急車両
のサイレンを検出することにより、緊急車両が走行する
ことを交通情報表示板に表示させて、運転者に後方から
緊急車両が走行していることを通知し、早めに退避でき
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の交通情報表示シ
ステムは、(1)集音マイクロホン8により収集し、緊
急車両9のサイレン音の周波数成分を基に他の車両によ
る騒音と区別して検出するサイレン音検出部2と、緊急
車両9の走行方向に従ったドプラー現象によるサイレン
音の周波数成分の周波数シフトを検出するシフト周波数
成分検出部3と、このシフト周波数成分検出部3による
シフト周波数成分が、サイレン音の周波数成分より周波
数が高い時は、前記緊急車両9が近づいてくるように走
行中であり、前記シフト周波数成分が前記サイレン音の
周波数成分と等しくなった後、周波数がシフト周波数成
分より低くなった時は通過したと判定する緊急車両の走
行方向判定部4と、この走行方向判定部4により、緊急
車両が近づいてくるように走行中と判定した時に、交通
情報表示板7に緊急車両接近中の表示を行わせる表示板
制御部5とを備えている。
【0009】又(2)複数車線を有する道路の車線対応
に設けた集音マイクロホン8と、この集音マイクロホン
8により検出した緊急車両9のサイレン音の周波数成分
を基に他の車両による騒音と区別して検出するサイレン
音検出部2と、緊急車両の走行方向に従ったドプラー現
象によるサイレン音の周波数成分の周波数シフトを検出
するシフト周波数成分検出部3と、このシフト周波数成
分検出部3によるシフト周波数成分が、前記サイレン音
の周波数成分より周波数が高い時は、緊急車両9が近づ
いてくるように走行中であり、前記シフト周波数成分が
前記サイレン音の周波数成分と等しくなった後、周波数
がシフト周波数成分より低くなった時は通過したと判定
する前記緊急車両の走行方向判定部4と、サイレン音検
出部2及びシフト周波数成分検出部3とによる車線対応
の検出信号を比較して、緊急車両9の走行車線を判定す
る車線判定部と、走行方向判定部により前記緊急車両が
近づいてくるように走行中と判定した時に、交通情報表
示板7に緊急車両接近中の表示を行わせると共に、車線
判定部の判定信号に従った緊急車両走行中の車線表示を
行わせる表示板制御部とを備えている。
【0010】又(3)道路に沿って配置された交通情報
表示板対応の前記表示板制御部5は、緊急車両9の走行
方向に配置された交通情報表示対応の表示板制御部に、
緊急車両の通過と共に緊急車両走行中情報を転送する構
成を備えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の説明図であり、1は表示制御装置、2はサイレン音検
出部、3はシフト周波数成分検出部、4は走行方向判定
部、5は表示板制御部、6は通信制御部、7は交通情報
表示板、8は集音マイクロホン、9は緊急車両を示す。
【0012】表示制御装置1は、図示を省略したセンタ
及び道路に関連して連携動作する他の表示制御装置と通
信制御部6によって接続されている。又集音マイクロホ
ン8による検出信号を、表示制御装置1のサイレン音検
出部2に入力する。この集音マイクロホン8による検出
信号は、道路上を走行する緊急車両9のサイレン音及び
他の車両等の走行中のエンジン音等の成分を含むものと
なる。
【0013】救急車,消防車,パトカー等の緊急車両9
のサイレン音は、それぞれの種類を表すように、所定の
可聴音周波数で且つ所定のパターンで強弱或いは音程が
変化するものである。そこで、サイレン音検出部2は、
サイレン音を構成する特定の複数の周波数成分をフィル
タによって抽出し、その周波数成分の時間経過に従った
レベル変化を監視する。この場合、緊急車両9の停止状
態に於けるサイレン音を集音した場合の周波数成分と、
走行中のサイレン音を集音した場合の周波数成分とは、
ドプラー現象により相違することになる。そこで、この
ドプラー現象による周波数シフトを検出し、緊急車両9
の走行中を判定する。
【0014】例えば、集音検出信号から複数の周波数成
分を抽出し、時間経過に従った強弱や音程の変化パター
ンを基に、サイレン音のパターンとの類似度を判定す
る。この場合、既に知られている各種の判定処理に於け
る同一性或いは類似性の手段を適用することができる。
【0015】集音マイクロホン8による検出信号に、サ
イレン音が含まれていることをサイレン音検出部2が検
出すると、シフト周波数成分検出部3は、検出した周波
数成分と基準の周波数成分とを比較する。その比較結果
のシフト周波数成分を走行方向判定部4に入力する。
【0016】緊急車両9が近づいてくる場合は、そのサ
イレン音の周波数成分は高くなり、反対に遠ざかる場合
は、その周波数成分は低くなる。例えば、或る周波数成
分を抽出したレベルと、それより低い周波数成分を抽出
したレベルとについて、この低い周波数成分を抽出した
レベルが高くなり、反対に高い周波数成分を抽出したレ
ベルが低くなる場合、全体として低い周波数側にシフト
したことになるから、音源が遠ざかることを示すことに
なる。即ち、走行方向判定部4は、このドプラー現象に
よるシフト周波数成分を基に、緊急車両9が近づいてく
るか遠ざかるかを判定し、その判定結果を表示板制御部
5に入力する。
【0017】表示板制御部5は、走行方向判定部4から
緊急車両9が近づいてくる判定情報により、交通情報表
示板7に、例えば、図示のように、「緊急車両接近中」
を表示する。この場合、集音マイクロホン8によって遠
くの緊急車両9のサイレン音を検出することが可能であ
り、このサイレン音の検出結果により、緊急車両が接近
中であることを、緊急車両9の前方を走行中の一般車両
の運転者に通知することができる。
【0018】従って、緊急車両9のサイレン音に気がつ
かない程、緊急車両9の前方を走行中の一般車両の運転
者が、交通情報表示板7の表示を見て、後方からの緊急
車両9の走行車線を空けるように車線変更などによる退
避を行うことが可能となり、緊急車両9の走行が容易と
なる。又走行方向判定部4により、緊急車両9が通過し
て遠ざかることを判定した場合、表示板制御部5は、
「緊急車両接近中」の表示を消すものである。このよう
に、センタからの表示指示情報によらず、交通情報表示
板7対応の表示制御装置1に於いて自律的に緊急車両の
走行を援助する表示を行うことができる。
【0019】図2は本発明の第2の実施の形態の説明図
であり、11は表示制御装置、17は交通情報表示板、
18A〜18Cは車線対応の集音マイクロホン、19は
緊急車両、20A〜20Cは車線表示部を示す。この実
施の形態は、3車線の場合を示し、緊急車両19の走行
車線と共に、緊急車両接近中を表示するものである。例
えば、中央の車線を緊急車両19が走行している場合、
表示制御装置11は、図示のように、「緊急車両接近
中」の表示内容と、車線表示部20Bの点灯或いは点滅
等との表示内容とを、交通情報表示板17に表示させ
る。従って、一般車両の運転者は、自分の走行車線を空
けるべきか否かを容易に識別できるから、早めに緊急車
両19の走行車線を空けることができる。
【0020】図3は本発明の第2の実施の形態の表示制
御装置の要部説明図であり、図2に示すような3車線に
対応した表示制御装置11の構成を示し、12A〜12
Cはサイレン音検出部、13A〜13Cはシフト周波数
成分検出部、14A〜14Cは走行方向判定部、15は
表示板制御部、16は車線判定部、18A〜18Cは集
音マイクロホンである。
【0021】集音マイクロホン18A〜18C対応のサ
イレン音検出部12A〜12Cとシフト周波数成分検出
部13A〜13Cと走行方向判定部14A〜14Cと
は、図1に示すサイレン音検出部2とシフト周波数成分
検出部3と走行方向判定部4と同一の構成及び作用を行
うものである。
【0022】車線対応に設けた集音マイクロホン18A
〜18Cは、指向性を有するものであり、車線対応に集
音するとしても、隣の車線を走行する緊急車両のサイレ
ン音や走行中の発生音も集音することになる。しかし、
隣接車線の走行車両のサイレン音を含む発生音の検出レ
ベルは、集音指向特性に対応して低くなる。
【0023】車線判定部16は、車線対応のサイレン音
検出部12A〜12Cとシフト周波数成分検出部13A
〜13Cと走行方向判定部14A〜14Cとからの検出
信号及び判定信号を基に、サイレン音検出時の緊急車両
の走行車線を判定する。即ち、サイレン音検出時に、そ
れぞれのレベル比較を行うことにより、最大レベルに対
応する車線を緊急車両の走行車線と判定することができ
る。この判定結果を表示板制御部15に入力する。
【0024】従って、表示板制御部15は、走行方向判
定部14A〜14Cからの緊急車両の走行方向の判定情
報と、車線判定部16からの緊急車両の走行車線の判定
情報とを基に、例えば、図2に示すように、「緊急車両
接近中」と車線表示部20Bの点灯,点滅等とによる表
示を、交通情報表示板17に表示することができる。こ
の場合、複数車線を走行中の一般車両は、緊急車両の走
行車線を認識できるから、車線変更を行うべきか否かを
容易に識別できることになり、高速道路等に於ける混乱
を回避できることになる。
【0025】図4は本発明の第3の実施の形態の説明図
であり、21−1,21−2は表示制御装置、22はセ
ンタ、24−1,24−2は交通情報表示板、25−
1,25−2は集音マイクロホンである。道路に沿って
配置された交通情報表示板24−1,24−2対応の表
示制御装置21−1,21−2は、センタ22と接続す
ると共に、相互間も接続している。例えば、図1に示す
表示制御装置1の通信制御部6を介して、センタと隣接
する他の表示制御装置との間をそれぞれ接続する構成と
する。
【0026】又集音マイクロホン25−1,25−2と
交通情報表示板24−1,24−2と、表示制御装置2
1−1,21−2とは、前述の第1又は第2の実施の形
態と同様な構成とすることができるものである。この実
施の形態は、例えば、表示制御装置21−1に於いて、
緊急車両の接近中を検出して交通情報表示板24−1に
表示した後、緊急車両の通過によってその表示を消した
時に、緊急車両の走行方向の表示制御装置21−2に対
して緊急車両が通過したことを通知する。
【0027】それによって、表示制御装置21−2は、
表示制御装置21−1との間で道路の分岐がなれば、緊
急車両が通過することが判るから、交通情報表示板24
−2に「緊急車両接近中」を表示することができる。又
道路に分岐がある場合、緊急車両が通過するか否かは事
前に判らないから、サイレン音を検出するまで、「緊急
車両接近中」の表示を待つようにすることができる。或
いは、一旦「緊急車両接近中」の表示を行った後、相互
間の距離と想定される走行速度とを基にした時間を経過
してもサイレン音を検出できない場合は、緊急車両が他
の道路へ曲がったものと判定して、その表示を取り消す
ことも可能である。
【0028】このように、道路に沿って配置された表示
制御装置21−1,21−2の相互連携により、緊急車
両の検出情報を転送し、事前に緊急車両の接近を認知す
ることができるから、緊急車両の高速走行を援助するこ
とができる。
【0029】本発明は、前述の各実施の形態にのみ限定
されるものではなく、種々付加変更することが可能であ
り、従来例と同様に、センタからの表示指示情報に従っ
て表示制御装置1の表示板制御部5によって交通情報表
示板7に表示することもできる。又表示制御装置1の各
部の機能、例えば、サイレン音検出部2,12A〜12
C、シフト周波数成分検出部3,13A〜13C、走行
方向判定部4,14A〜14Cは、プロセッサの演算処
理機能によって実現することも可能である。又表示板制
御部5,15や車線判定部16も含めてプロセッサの演
算処理機能によって実現することも可能である。又集音
マイクロホン8,18A〜18Cは、例えば、音源を特
定する場合等に使用されているアレーマイクロホン等を
適用することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、交通情
報表示板7や表示制御装置1を含む交通情報表示システ
ムであって、集音マイクロホン8による検出信号を基に
緊急車両9のサイレン音をサイレン音検出部2により検
出し、シフト周波数成分検出部3によりドプラー現象に
よるシフト周波数成分を検出し、そのシフト周波数成分
を基に走行方向判定部4により緊急車両9の走行方向を
判定し、緊急車両が近づいてくる場合は、表示板制御部
5は、交通情報表示板7に、「緊急車両接近中」等の表
示を行わせるもので、緊急車両9の前方を走行中の一般
車両の運転者に、後方からの緊急車両9の走行中を通知
することができる。
【0031】従って、早めに緊急車両9の走行車線を空
けることができるから、緊急車両9の高速走行を援助す
ることができる利点がある。又各表示制御装置1に於い
て自動的に緊急車両9のサイレン音を検出して表示制御
するもので、既設の表示制御装置にサイレン音検出部
2,シフト周波数成分検出部3,走行方向判定部4等の
機能を設けることによって、現在の構成の緊急車両の検
出並びに表示制御を行うことができる。
【0032】又複数車線の場合、車線対応にサイレン音
を検出して、緊急車両の接近とその走行車線とを表示す
ることにより、緊急車両の前方を走行中の一般車両の運
転者は、車線変更すべきか否かを容易に認識することが
でき、緊急車両の走行車線の空けることが容易となる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の表示制御装置の要
部説明図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図5】従来例の交通情報表示システムの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 表示制御装置 2 サイレン音検出部 3 シフト周波数成分検出部 4 走行方向判定部 5 表示板制御部 6 通信制御部 7 交通情報表示板 8 集音マイクロホン 9 緊急車両
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−301886(JP,A) 特開 平6−251286(JP,A) 特開 平8−305991(JP,A) 特開 平9−167296(JP,A) 特開 平7−37193(JP,A) 特開 平10−63992(JP,A) 特開 平10−162289(JP,A) 特開 昭48−25498(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/00 - 1/16 G01S 3/80

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集音マイクロホンにより収集し、緊急車
    両のサイレン音の周波数成分を基に他の車両による騒音
    と区別して検出するサイレン音検出部と、 前記緊急車両の走行方向に従ったドプラー現象による前
    記サイレン音の周波数成分の周波数シフトを検出するシ
    フト周波数成分検出部と、 該シフト周波数成分検出部によるシフト周波数成分が、
    前記サイレン音の周波数成分より周波数が高い時は、前
    記緊急車両が近づいてくるように走行中であり、前記シ
    フト周波数成分が前記サイレン音の周波数成分と等しく
    なった後、周波数がシフト周波数成分より低くなった時
    は通過したと判定する前記緊急車両の走行方向判定部
    と、 該走行方向判定部により前記緊急車両が近づいてくるよ
    うに走行中と判定した時に、交通情報表示板に緊急車両
    接近中の表示を行わせ、且つ道路に沿って配置された前
    記交通表示板対応の表示板制御部とを備え、 該表示板制御部は、前記緊急車両の走行方向に配置され
    た交通情報表示板対応の表示板制御部に、前記緊急車両
    の通過と共に緊急車両走行中情報を転送する構成を 備え
    たことを特徴とする交通情報表示システム。
  2. 【請求項2】 複数車線を有する道路の車線対応に設け
    た集音マイクロホンと、 該集音マイクロホンにより検出した緊急車両のサイレン
    音の周波数成分を基に他の車両による騒音と区別して検
    出するサイレン音検出部と、 前記緊急車両の走行方向に従ったドプラー現象による前
    記サイレン音の周波数成分の周波数シフトを検出するシ
    フト周波数成分検出部と、 該シフト周波数成分検出部によるシフト周波数成分が、
    前記サイレン音の周波数成分より周波数が高い時は、前
    記緊急車両が近づいてくるように走行中であり、前記シ
    フト周波数成分が前記サイレン音の周波数成分と等しく
    なった後、周波数がシフト周波数成分より低くなった時
    は通過したと判定する前記緊急車両の走行方向判定部
    と、 前記サイレン音検出部及び前記シフト周波数成分検出部
    とによる車線対応の検出信号を比較して前記緊急車両の
    走行車線を判定する車線判定部と、 前記走行方向判定部により前記緊急車両が近づいてくる
    ように走行中と判定した時に、交通情報表示板に緊急車
    両接近中の表示を行わせると共に、前記車線判定部の判
    定信号に従った緊急車両走行中の車線表示を行わせ、且
    つ道路に沿って配置された前記交通表示板対応の表示板
    制御部とを備え、該表示板制御部は、前記緊急車両の走行方向に配置され
    た交通情報表示対応の表示板制御部に、前記緊急車両の
    通過と共に緊急車両走行中情報を転送する構成を 備えた
    ことを特徴とする交通情報表示システム。
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