JP3530290B2 - 有機高分子材料を下地層とする炭素繊維強化合成樹脂製ロールとその製造法 - Google Patents
有機高分子材料を下地層とする炭素繊維強化合成樹脂製ロールとその製造法Info
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Description
耗性、非磁性および高硬度、高速回転を必要とする印刷
工業、フィルム・テープ製造工業等において使用される
炭素繊維強化合成樹脂製ロールいわゆるCFRPロール
とその製造法に関する。
繊維強化合成樹脂の基材からなるCFRPロールは、軽
量で高剛性を有するために、近年、印刷工業、フィルム
・テープ製造工業、更には鉄鋼業における超高速用の搬
送用ロールとして、従来のアルミ製ロールや鉄製ロール
に代って搬送ロールに使用されるようになった。
耐摩耗性に劣り、毛羽立ち等が生ずることがあり、その
改善のために表面に耐摩耗性に優れたCrメッキが施さ
れるようになり、さらには、メッキ工程の煩雑さを軽減
するために比較的簡単な工程で済む金属やセラミックス
の溶射被膜を施したものも出現するようになった。
射被膜は基材から剥離し易いという問題があり、その溶
射被膜の基材に対する付着強度を増大するための対策が
必要である。
を、溶射の前処理としてサンディング、リン酸亜鉛処
理、ブラスト処理等により表面を粗面化し、これによる
アンカー効果によって付着強度の強化が図られた。しか
しながら、前処理としての粗面化は、被処理基材がとく
に繊維質の場合には表層部の繊維の切断と破壊が起り、
繊維の毛羽立ちが助長されて、その表面への溶射に当た
って均質な被膜が形成されず、また、その被膜形成作業
に際しては、ブラスト材、被処理基材の微粉末が飛散し
て空気中に浮遊するという環境の悪化という問題があ
る。
基材とセラミックス溶射被膜との間の界面に相互間の親
和性と化学結合を発現する下地層を成形することが提案
されている。
昭60−214958号公報、特開昭61−96063
号公報、特開昭61−104060号公報、特開昭61
−104061号公報には、熱伝導率が0.001ca
l・cm-1・sec-1・deg-1以上の非扁平状無機フ
ィラー成分を有機質材に配合した組成物を0.0005
cal・cm-1・deg-1程度の低熱伝導率の合成樹脂
基材表面に塗布し加熱硬化して溶射下地層を形成し、そ
の上にセラミックス溶射被膜を形成することが開示され
ている。これによって、溶射材溶滴の無機質材料や無機
フィラー成分への絡み付きに伴う冷却の促進によってセ
ラミックス溶射被膜の密着性を高めようとするものであ
る。しかしながら、これによって得られた下地層を設け
たセラミックス溶射被膜は、フィラー自身が下地層内に
固着され難く、毛羽立ちの状況となり被膜の浮き上がり
や更にはピンホール等の欠陥を生じることになる上、溶
射時の熱による下地層や合成樹脂基材とセラミックス溶
射被膜との熱膨張差に起因する剥離の問題がある。
溶射時の熱により基材の変質、劣化、熱による歪の発生
やそれにともなう金属溶射被膜の密着性を改善するため
の手段として、合成樹脂溶液を基材表面に塗布したの
ち、指触により粘着しない程度に乾燥した下地層に、低
温溶射によって金属溶射被膜を形成することが開示され
ている。しかしながら、下地層の硬化が不十分なため、
溶射中に硬化、収縮を起こし、均一な被膜形成ができな
いのみならず、激しい場合には被膜にクラックを生成す
る等の不具合を生じ、また、この金属低温溶射方法は、
特公昭47−24859号公報に記載されているよう
に、常に複雑な微細凹凸の集合表面を粒子が保持して、
後続の粒子との嵌合による機械的結合が行なわれるよう
な場合にのみ適用できるものであり、しかも、前処理と
しての粗面化は必要であり、セラミックス溶射も含めて
一般の溶射技術のように層構造、いわゆるラメラ構造に
より所要厚みの溶射被膜を形成するものには適用できな
い。
は、例えば基材表面に金属溶射被膜を形成する場合、粒
子径10〜150μmの金属、合金もしくは、その酸化
物、窒化物、炭化物或いは合成樹脂に用いる溶媒に溶け
ない合成樹脂粉末の粒子を合成樹脂に対して25〜30
0容量%含有する組成物を下地層として、表面粗さ(R
z)30〜200μmとなるよう基材表面に塗布し、乾
燥後、低温溶射によって、金属溶射被膜を形成し、次い
で合成樹脂塗料を一層以上塗布することが開示されてい
る。これは合成樹脂を結合剤として混在する粒子を固着
するとともに、粒子の大きさと配合量、さらには、基材
への塗布量を選択することで所要の粗面を得て金属溶射
被膜の密着力を確保しようとするものである。しかしな
がら、これをCFRP基材表面に適用した場合には、ブ
ラスト処理、又は研削加工した際に生ずる繊維の毛羽立
ちと類似の状態となり、溶射被膜表面の肌荒れの原因と
なり、表面仕上のために仕上げ研削量を多くする必要が
生じる。とくに、炭素長繊維にエポキシ樹脂等を付着さ
せながらロール状や球型状の物を製作し、加熱硬化させ
るフィラメントワインディング法によって得たCFRP
ロールが近年広く用いられるようになったが、このフィ
ラメントワインディング法によって得たCFRPロール
へのセラミックス溶射に、この方式を適用した場合に
は、目視で判断できない微細ボイドやクラック等が基材
表面や表面層の直下に存在することが少なくなく、それ
が原因で溶射中又は研磨仕上げ時に溶射被膜に亀裂や剥
離を起す等の欠陥が生じる。
する課題は、フィラメントワインディング法により作成
されたCFRPの基材表面にセラミックス溶射被膜を有
するロールにおいて、基材とセラミックス溶射被膜の何
れに対しても密着性に優れ、しかも、基材表面を毛羽立
ちさせることなく表面状態に優れた溶射被膜を形成でき
る下地層の形成にある。
成樹脂からなるロール基材と、その基材表面に形成した
有機高分子材料からなる下地層と、さらにその下地層の
上にセラミックス溶射被膜を形成した有機高分子材料を
下地層とする炭素繊維強化合成樹脂製ロールは、前記下
地層がロール基材と同種の有機高分子材料からなる膜厚
30〜300μmの平滑な基層被膜と、この基層被膜表
面に同じくロール基材と同種の有機高分子材料からなる
膜厚50〜300μであって、且つ、表面粗さ(Rz)
が40〜130μmの粗面化被膜とからなることを特徴
とする。
FRPロールの表面に、有機高分子材料に希釈剤5〜1
5重量%を配合した溶液を前記ロールの周面に直交する
方向からスプレー塗布し、乾燥して基層被膜を形成し、
この基層被膜表面に、有機高分子材料に粒状の固形有機
高分子材料60〜80重量%と希釈剤30〜50重量%
を配合した組成物をこのロールの周面に対し90°未満
の方向からスプレー塗布し、乾燥して表面粗さ(Rz)
が40〜130μmの粗面化被膜を形成したのち、この
粗面化被膜上にロールの周面に直交する方向からプラズ
マ溶射を行ないセラミックス溶射被膜を形成することに
よって製造される。
なる下地層を形成する有機高分子材料としては、CFR
Pロールを形成する材料と同質のエボキシ系樹脂、フェ
ノール系樹脂等を用いる。これに、毛羽立ちや表面の微
細ボイド等目視検査の程度に応じ、希釈剤5〜15重量
%を配合した溶液を膜厚30〜300μmとなるようエ
アースプレー塗布する。
ル基材表面に基層被膜と粗面化被膜からなる下地層を形
成するに当たって、有機高分子材料の希釈剤として、ロ
ール基材と基層被膜との境界部および基層被膜と粗面化
膜との境界面が相互に融合一体化する希釈剤、あるい
は、有機高分子材料によって包み込まれた粒状の固形有
機高分子材料との境界部が相互に融合一体化する希釈剤
としては、一般市販品のシンナーを用いることができ
る。
量%未満ではエアースプレー塗布した際、形成された基
層内にエアーの巻き込みが生じ易く、15重量%を超え
ると平滑な被膜形成が困難となる。また、基層膜厚が3
0μm未満ではCFRPロール表面の補正被膜として不
充分であり、そのため基材欠陥を解消し得ず、300μ
m超ではCFRPロールの最終寸法精度が不安定とな
る。
CFRPと同種の有機高分子材料に粒径10〜45μm
の粒状固形有機高分子材料60〜80重量%および希釈
剤30〜50重量%を配合した組成物を該CFRPロー
ルの周面に90°未満の方向から、膜厚50〜300μ
m、表面粗さ(Rz)40〜130μmとなるようエア
ースプレー塗布後、乾燥、固化させる。粒状固形有機高
分子材料の粒径が10μm未満では骨材としての機能が
発揮されず、粒径が45μm超ではエアースプレーノズ
ルをCFRPロールの周面接線に対し、90°未満とな
るよう対向配置しているため、形成される粗面化層に過
剰な粒子の遮蔽現象が生じて、次工程でのセラミックス
溶射被膜との密着力を向上し得ない。また、粒状固形有
機高分子材料の配合量が60重量%未満では樹脂分への
喰い込み、衝突等による粗面断面形状に対する複雑化の
集積が発揮されず、80重量%超では樹脂分による支持
力が不足し、次工程でのセラミックス溶射被膜との密着
力が不足する。さらに、希釈剤が30重量%未満では、
樹脂分の粘度により、配合されている粒状固形有機高分
子材料のエアースプレー塗布時の移動量が減少して複雑
な断面形状の粗面を形成できず、50重量%超では樹脂
分が不足し、充分なアンカー効果を発揮し得ない。ま
た、膜厚が50μm未満では、適正な表面粗さを有して
いても基層との密着力に乏しく、次工程でのプラズマ溶
射被膜の密着力が低下する。300μm超では平板な断
面形状の粗面となって、次工程でのセラミックス溶射被
膜との密着力が低下する。
と粗面化層とからなり、基層はCFRPロールの基材表
面の欠陥を補正するのみならず、希釈材(溶媒液)を配
合した溶液をロール基材にスプレー塗布することで、ロ
ール基材の表面部が流動化し、乾燥工程における有機高
分子樹脂の凝固にともない、該ロール基材と基層被膜と
の境界部が一体化され、強固な結合体を形成する。
界部および粗面化被膜を構成する組成物である有機高分
子材料と粒状の固形有機高分子材料との境界においても
同様であり、セラミックス溶射被膜のアンカー効果をよ
り発揮させる。
化を適用すれば、耐熱性粒状材料にやや厚めのロール基
材と同種の有機高分子材料の被覆を施したものを用いる
ことで、組成物の一つである有機高分子材料との間で充
分な密着力を発揮させることができる。
ある粗面化層は、CFRPロールの周面接線に対し90
°未満の方向からエアースプレー塗布している。これは
円筒状物の周面接線に直交方向からエアースプレー塗布
した際、霧状溶液は直交部で2分割され、周曲面に沿っ
て流れ、直交部より漸次薄くなり、該円筒状物が1回転
することで所要の厚みの塗布層が形成される。従って、
前記周面接線に対し90°未満の方向からエアースプレ
ー塗布すると、直交部で2分割される際、周曲面の一方
向側に沿って他方向側より多く流れ、これにより霧状溶
液中の粒状固形有機高分子材料は粒子による遮蔽現象と
ともに塗布層形成途中の樹脂分に喰い込んだり、擦過し
たり、相互の衝突、弾発等を生じて複雑な断面形状を有
する粗面を形成し得る。
れた炭素繊維強化合成樹脂製の中空円筒状物の両端にロ
ールの回転軸となる鋼製のフランジ軸を接着して取付け
られた後、研削等により外径寸法の調整、平滑化され
て、CFRPロールの素管として表面処理工程へ搬送し
た。
ロールの関係を示す断面図、図2は夫々の被膜を示す断
面図である。
FRPロールの基材1表面を有機溶剤で洗浄した後、こ
のCFRPロールと同種の有機高分子材料であるエポキ
シ樹脂〔大日本塗料(株)製;商品名エポニックス#1
0)の主剤/硬化剤が100/100(重量比)に希釈
剤であるシンナー10重量%を配合した溶液をこのCF
RPロールの基材1周面に直交方向から、スプレーノズ
ル(A)2により、2回パスによってエアースプレー塗
布し、常温乾燥して膜厚60μmの補正被膜4を形成し
た。 このときのスプレー条件は、CFRPロールの回
転数40rpm、ピッチ10mm、CFRP周面とスプ
レーノズル(A)2先端との距離200mm、スプレー
ノズル(A)2の空気圧4kg/cm2 で行なった。
く、表面粗さ(Rz)も10μm以下と平滑なものであ
った。
10に粒度が−45μmの粒状固形有機高分子材料
((株)USテクノロジー・ファーイースト製:商品名
ポリプラス)7を80重量%と希釈剤であるシンナー5
0重量%を配合した溶液組成物を前記CFRPロールの
基材1の周面接線直交方向に対する角度θが−30°の
方向からスプレーノズル(B)3により、前記補正被膜
4上に、1回パス、エアースプレー塗布し、80℃ 1
時間で乾燥硬化させて、膜厚100μm、表面粗さ(R
z)120μmの粗面化層5を形成した。このときのス
プレー条件は、スプレーノズル(B)の空気圧4kg/
cm2 で行い、他の条件は補正被膜4形成時と同じで行
った。
直交方向から、前記粗面化層5上にプラズマ溶射機(メ
テコ(株)製:METCO 10MB)を用いて、膜厚
350μmのAl2 O3 −40%TiO2 からなるセラ
ミックスの溶射被膜6を形成した。
と溶射ガンとの距離180mm、材料供給量25g/
分、24パス、CFRPロールの回転数60rpm、ピ
ッチ5mmの条件で行った。このセラミックス溶射被膜
表面を研削(ダイヤ(株)製:SDC#500)し、封
孔後、研磨仕上げすることで表面粗さ(Rz)0.1μ
mの平滑度の高いロールを得た。
被膜を有するCFRPロールの該被膜の密着強さをJI
S H8664に基づいて試験した結果、104.1k
g/cm2 と充分な強度を有するものであった。
は、ロール基材と同種の有機高分子材料に希釈剤を配合
したものによる基層を形成したことで、緻密で平滑な補
正被膜を形成することができる。
る問題を解消できるとともに該基層上に同種の有機高分
子材料に粒状固形有機高分子材料および希釈剤を配合し
たものによる粗面化層は樹脂分と粒状分との密度差が小
さく、熱影響も同等に受けることで脱落の恐れも小さい
上、一体となって断面形状の複雑な粗面とし得て、該層
上に形成されるセラミックス溶射被膜の密着力が高く、
その上、セラミックス溶射被膜表面の粗度も小さく平滑
なロールを得ることができる。
た表面状態を有するCFRPロールを得ることができ
る。
関係を示す断面図である。
ズルA 3 スプレーノズルB 4 補正被膜 5 粗面化層 6 セラミック
ス溶射被膜 7 粒状固形有機高分子材料
Claims (4)
- 【請求項1】 炭素繊維強化合成樹脂からなるロール基
材と、その基材表面に形成した有機高分子材料からなる
下地層と、さらにその下地層の上にセラミックス溶射被
膜を形成した有機高分子材料を下地層とする炭素繊維強
化合成樹脂製ロールにおいて、 前記下地層がロール基材と同種の有機高分子材料からな
る膜厚30〜300μmの平滑な基層被膜と、この基層
被膜表面に同じくロール基材と同種の有機高分子材料か
らなる膜厚50〜300μであって、且つ、表面粗さ
(Rz)が40〜130μmの粗面化被膜とからなるこ
とを特徴とする有機高分子材料を下地層とする炭素繊維
強化合成樹脂製ロール。 - 【請求項2】 炭素繊維強化合成樹脂からなるロール表
面に、有機高分子材料に希釈剤5〜15重量%を配合し
た溶液を前記ロールの周面に直交する方向からスプレー
塗布し、乾燥して基層被膜を形成し、 この基層被膜表面に、有機高分子材料に粒状の固形有機
高分子材料60〜80重量%と希釈剤30〜50重量%
を配合した組成物をこのロールの周面に対し90°未満
の方向からスプレー塗布し、乾燥して表面粗さ(Rz)
が40〜130μmの粗面化被膜を形成したのち、 この粗面化被膜上にロールの周面に直交する方向からプ
ラズマ溶射を行ないセラミックス溶射被膜を形成するこ
とを特徴とする有機高分子材料を下地層とする炭素繊維
強化合成樹脂製ロールの製造法。 - 【請求項3】 炭素繊維強化合成樹脂からなるロール基
材表面に基層被膜と粗面化被膜からなる下地層を形成す
るに当たって、有機高分子材料の希釈剤として、ロール
基材と基層被膜との境界部および基層被膜と粗面化膜と
の境界面が相互に融合一体化する希釈剤を配合すること
を特徴とする請求項2に記載の有機高分子材料を下地層
とする炭素繊維強化合成樹脂製ロールの製造法。 - 【請求項4】 炭素繊維強化合成樹脂からなるロール基
材表面に基層被膜と粗面化被膜からなる下地層を形成す
るに当たって、有機高分子材料の希釈剤として、有機高
分子材料に粒状の固形有機高分子材料との境界部が相互
に融合一体化する希釈剤を配合することを特徴とする請
求項2あるいは請求項3に記載の炭素繊維強化合成樹脂
製ロールの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30617695A JP3530290B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-24 | 有機高分子材料を下地層とする炭素繊維強化合成樹脂製ロールとその製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29489294 | 1994-11-29 | ||
JP6-294892 | 1994-11-29 | ||
JP30617695A JP3530290B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-24 | 有機高分子材料を下地層とする炭素繊維強化合成樹脂製ロールとその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225207A JPH08225207A (ja) | 1996-09-03 |
JP3530290B2 true JP3530290B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=26560028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30617695A Expired - Lifetime JP3530290B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-24 | 有機高分子材料を下地層とする炭素繊維強化合成樹脂製ロールとその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3530290B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101264188B1 (ko) * | 2012-02-13 | 2013-06-07 | 탑코팅(주) | 용사 코팅 롤러 |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP2003340512A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-12-02 | Nippon Steel Hardfacing Co Ltd | 無駆動ロール |
DE102005050045B3 (de) * | 2005-10-19 | 2007-01-04 | Praxair Surface Technologies Gmbh | Verfahren zur Beschichtung eines Bauteils |
KR102081338B1 (ko) * | 2014-04-10 | 2020-02-25 | (주) 코미코 | 러빙 롤러 및 이의 제조 방법 |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30617695A patent/JP3530290B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101264188B1 (ko) * | 2012-02-13 | 2013-06-07 | 탑코팅(주) | 용사 코팅 롤러 |
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JPH08225207A (ja) | 1996-09-03 |
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