JP3529844B2 - 選局回路 - Google Patents

選局回路

Info

Publication number
JP3529844B2
JP3529844B2 JP15190194A JP15190194A JP3529844B2 JP 3529844 B2 JP3529844 B2 JP 3529844B2 JP 15190194 A JP15190194 A JP 15190194A JP 15190194 A JP15190194 A JP 15190194A JP 3529844 B2 JP3529844 B2 JP 3529844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
uhf
vhf
frequency
down counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15190194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0818879A (ja
Inventor
弘 丹羽
真由美 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP15190194A priority Critical patent/JP3529844B2/ja
Publication of JPH0818879A publication Critical patent/JPH0818879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3529844B2 publication Critical patent/JP3529844B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
等に設けられた選局回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりテレビジョン受像機等の選局回
路は、チューナと、このチューナを制御する制御回路ブ
ロックとから構成されていた。しかし、UHFモード/
VHFモードの受信モード切換時において、前の受信モ
ードで受信していた受信チャネルを再度受信するために
は、メモリ(以下、ラストチャネルメモリ)に、以前に
受信していた受信チャネルを記憶させておく必要があっ
た。
【0003】したがって、選局回路としては、チューナ
とチューナの制御回路ブロックに加えて、ラストチャネ
ルメモリが必要となり、このような選局システムは高級
機種に限られていた。また、ラストチャネルメモリのな
い普及機用の選局回路では、UHFモード/VHFモー
ドの受信モード切換時に同調電圧を発生するアップダウ
ンカウンタのカウント値が変更されないため、例えば、
UHFの特定の放送局を受信している状態からVHF受
信に切り換える時、チューナへの同調電圧も変更され
ず、したがって離調状態か、あるいは、不特定の放送局
の近傍を受信するようなシステムになっていた。
【0004】なお、別の構成としては、UHFモード/
VHFモードのモード切換時にアップダウンカウンタの
カウント値を0に初期化して、アップダウンカウンタが
クロック信号をカウントすることにより、カウント値を
0から順次増加させて、最も周波数の低い受信チャンネ
ルへ向けて選局動作を開始するシステムもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の普及機用の選局
回路では、ラストチャネルメモリを省いてシステム全体
を簡易にしている。そのため、UHFモード/VHFモ
ードのモード切換時には、前の受信チャネルを記憶して
いないので、モード切換直後につぎの受信チャネルをサ
ーチするための時間が必要であった。したがって、モー
ド切換直後に受信映像を再現できなかった。
【0006】例えば、受信チャネルを決定するアップダ
ウンカウンタのカウント値を初期化してカウント値を0
から順次増加させることによりつぎの放送局をサーチす
るため、ある一定の時間が必要となり、UHFモード/
VHFモードのモード切換時に瞬時に放送局を受信でき
なかった。この発明はこのような問題に鑑み、ラストチ
ャネルメモリを省いてシステム全体を簡易にした普及機
用の選局回路において、UHFモード/VHFモードの
モード切換時に瞬時に、受信映像を再現することができ
る選局回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の選局回路は、
定数格納手段を設けて、VHFおよびUHFの各々の特
定の受信チャネルの周波数の近傍の所定の周波数を決め
る数値を定数として格納し、またUHF/VHFモード
切換回路を設けて、UHFモードからVHFモードへの
受信モード切換およびVHFモードからUHFモードへ
の受信モード切換にそれぞれ応答してチューナの同調電
圧を決めるアップダウンカウンタに定数格納手段にあら
かじめ格納されたVHFおよびUHFの各々の特定の受
信チャネルの周波数の近傍の所定の周波数から決まる定
数をカウント値としてセットする構成としている。
【0008】この際、特定の受信チャネルとしては、例
えばVHFおよびUHFの各々でそれぞれ最も周波数の
低い受信チャネルとして、チューナがそれぞれVHFお
よびUHFの各々の特定の受信チャネルの周波数よりわ
ずかに低い周波数に同調するようにUHF/VHFモー
ド切換回路がアップダウンカウンタのカウント値をセッ
トしたり、あるいは、最も周波数の高い受信チャネルと
して、チューナがそれぞれVHFおよびUHFの各々の
特定の受信チャネルの周波数よりわずかに高い周波数に
同調するようにUHF/VHFモード切換回路がアップ
ダウンカウンタのカウント値をセットしたり、任意の受
信チャネルに設定することが可能である。また、アップ
ダウンカウンタにセットする値を外部端子により選択可
能とする構成を採用してもよい。
【0009】
【作用】例えばアップダウンカウンタを14ビットとす
ると、カウント値は0から16383までの16384
通りの値をとることができる。また、VHFの場合、例
えば1チャネルから12チャネルまでの12チャネルが
存在し、アップダウンカウンタのカウント値と受信チャ
ネルの間には相関関係がある。したがって、ある受信チ
ャネルを決めるアップダウンカウンタのカウント値の近
傍はあらかじめ知ることができる。近傍を知ることがで
きても、正確なカウント値を知ることができないのは、
チューナによって誤差があるからである。
【0010】これを利用して、最も低い周波数の受信チ
ャネルよりわずかに低い受信周波数を決める値をUHF
モード/VHFモードのモード切換時にアップダウンカ
ウンタへロードすることにより、チューナが最も低い周
波数の受信チャネルよりわずかに低い受信周波数に同調
するようにアップダウンカウンタをセットし、アップダ
ウンカウンタをアップカウントさせるように指令してア
ップ方向に選局動作を行うようにすれば、モード切換後
ほぼ瞬時につぎの放送局を受信することができる。この
手段を講じることにより、初期化されたアップダウンカ
ウンタのカウント値からつぎの放送局を受信することに
比べて、明らかに短時間につぎの局を受信することがで
きる。
【0011】同様に、最も高い周波数の受信チャネルよ
りわずかに高い受信周波数を決める値をUHFモード/
VHFモードの受信モード切換時にアップダウンカウン
タへロードすることにより、チューナが最も高い周波数
の受信チャネルよりわずかに高い受信周波数に同調する
ようにアップダウンカウンタをセットし、アップダウン
カウンタをダウンカウントさせるように指令してダウン
方向に選局動作を行うようにすれば、モード切換後ほぼ
瞬時につぎの放送局を受信することができる。
【0012】また、このアップダウンカウンタへロード
する値は外部端子より可変できるようにしておくことに
より、任意の放送局の近傍にアップダウンカウンタのカ
ウント値をセットできる。以上のように、ラストチャネ
ルメモリを必要とせずに簡易にして、安価にUHFモー
ド/VHFモードの受信モード切換時につぎの局を速や
かに受信できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例の選局回路について説明する。図1はこの発明の一
実施例における選局回路の構成を示すブロック図であ
る。図1において、3はUHFおよびVHFで受信可能
で供給される同調電圧(以下、BT電圧という)に応じ
て受信周波数を変化させるとともに同調状態に応じた同
調指示電圧(以下、AFT電圧という)を出力するチュ
ーナである。
【0014】破線で囲んだ部分はチューナ3を制御する
制御回路ブロックを構成しているが、以下、この制御回
路ブロックについて説明する。1はクロック信号をカウ
ントするプリセット可能なアップダウンカウンタであ
る。2はアップダウンカウンタ1のディジタル出力信号
をアナログ直流電圧に変換してチューナ3へBT電圧と
して供給するディジタル/アナログ変換器である。4は
チューナ3からAFT電圧を検出し、AFT電圧に応じ
てアップダウンカウンタ1のカウント動作をアップカウ
ント、ダウンカウントおよびカウント停止の何れかに制
御してチューナ3の受信周波数をいずれかの受信チャネ
ルの周波数に同調させる制御回路である。
【0015】5はUHF/VHFモード切換端子11に
与えられる信号によって受信モードをUHFモードおよ
びVHFモードの何れかに切り換えるUHF/VHFモ
ード切換回路で、UHFモードからVHFモードへの受
信モード切換およびVHFモードからUHFモードへの
受信モード切換にそれぞれ応答してチューナ3がそれぞ
れUHFおよびVHFの各々の特定の受信チャネルの周
波数の近傍の周波数に同調するようにアップダウンカウ
ンタ1のカウント値をセットする。
【0016】7〜10はそれぞれアップダウンカウンタ
1にロードする定数値を格納した定数格納手段であり、
UHFおよびVHFのそれぞれの最も低い周波数の受信
チャネルよりわずかに低い受信周波数を決める値または
最も高い周波数の受信チャネルよりわずかに高い受信周
波数を決める値あるいは任意の受信チャネルの周波数よ
りわずかに異なる受信周波数を決める値等を格納してい
る。6は定数格納手段7〜10により設定された定数値
の中から何れか1個を選択してアップダウンカウンタに
送るセレクタであり、外部端子である定数値選択端子1
2に与えられる信号とUHF/VHFモード切換端子1
1に与えられる信号とによって何れかを選択する。
【0017】ここで、選択される定数値とアップダウン
カウンタのアップカウントおよびダウンカウントの関係
について簡単に説明する。図1における定数値選択端子
12から入力する信号で制御回路4に指令を与える。定
数格納手段7〜10には、それぞれ切換時に同調すべき
周波数より少し高いか、または少し低い周波数に対応し
たカウント値が格納されている。高いカウント値を格納
した定数格納手段を選択する場合には、定数値選択手段
12から入力する信号で、適当な定数格納手段を選び、
カウント値をセットするとともに制御回路4にダウン方
向への選局動作指令を与える。低いカウント値をセット
する場合には、アップ方向への選局動作指令を与える。
この指令によって、モード切換と同時に受信チャネル近
傍からアップあるいはダウン方向の選局動作を行う。
【0018】以上のように構成された選局回路につい
て、その動作を説明する。アップダウンカウンタ1のカ
ウント値はディジタル/アナログ変換器2によりアナロ
グ直流電圧に変換され、このアナログ直流電圧は、BT
電圧としてチューナ3に供給される。チューナ3はこの
BT電圧に応じて特定の放送局を受信することができ
る。
【0019】この際、受信するためにチューナ3から出
力されているAFT電圧を利用する。AFT電圧は何れ
かの受信チャネルに同調時、つまり受信周波数が何れか
の受信チャネルの周波数近傍に達したときにハイレベル
に変化し、離調時はローレベルへ変化するいわゆるSカ
ーブ特性を有する。チューナ3からのAFT電圧は、制
御回路4に供給される。制御回路4では、このSカーブ
特性を検出して、アップダウンカウンタ1へアップまた
はダウン等のカウント動作を制御する制御信号を出力す
ることにより、何れかの受信チャネルの周波数近傍にア
ップダウンカウンタ1のカウント値をほぼ固定させるこ
とにより、その受信チャネルの放送局の放送を受信でき
る。
【0020】ここで、制御回路4の制御動作について、
もう少し詳しく説明する。まず、制御回路4の具体的な
構成の一例を図3に基づいて説明する。この制御回路4
は、図3に示すように、コンパレータ21,22および
23とAFT判別回路24からなる。コンパレータ21
〜23にはAFT電圧が共通に入力され、比較電圧とし
てそれぞれ異なる電圧(a),(b),(c)が入力さ
れている。また、比較回路21〜23の出力はAFT判
別回路24の入力となり、AFT判別回路24の出力は
アップダウンカウンタ1へ入力されている。さらに、A
FT判別回路24は定数値選択端子12からの信号も受
ける構成となっている。
【0021】ここで、図4(a),(b)を用いて受信
動作を説明する。図4(a)はAFT電圧の周波数(B
T電圧)特性を示し、図4(b)はAFT電圧の時間特
性を示す。制御回路4は内蔵したコンパレータ21〜2
3を用いてAFT電圧を比較することにより、現在のA
FT電圧の範囲を検出し、同調状態か離調状態かを判別
する。AFT電圧は、図4(a)にも示すように、受信
チャネルに同調した周波数(BT電圧)の範囲でピーク
をもつ。すなわち、図4(a)において、いくつかのA
FT電圧の立ち上がっている周波数範囲が同調周波数範
囲である。このAFT電圧の特性を利用して以下のよう
に受信制御を行う。
【0022】まず、通常の受信状態の動作について説明
する。例えば、アップ方向に放送局をサーチするときに
は、アップダウンカウンタをアップ方向に制御して、カ
ウンタ値(BT電圧)が上昇し、受信チャネル近傍に達
すると、図4(b)に示すようにAFT電圧が上昇し、
コンパレータ21によって一番高い比較電圧(a)より
もAFT電圧の方が高くなったことを判別する。さらに
アップダウンカウンタをアップ方向に制御すると、AF
T電圧はSカーブ特性により下降し始める。下降の結
果、コンパレータ23によってAFT電圧が一番低い比
較電圧(c)よりも低くなったことを判別すれば、制御
回路4はアップダウンカウンタを逆にダウン方向に制御
する。すると、AFT電圧は再び上昇し始める。つぎ
に、AFT電圧が上昇してコンパレータ21と22によ
り、比較電圧(a)と(b)の間の値になったことが判
別されると、再びアップダウンカウンタをアップ方向に
制御してAFT電圧を下げる。以下、同様にしてAFT
電圧はジグザグに上下して一定の電圧(b)に限りなく
近づいた状態になり、BT電圧もほぼ一定の値となる。
これが受信時の状態(同調状態)である。
【0023】つぎに、チャネルを変更する場合の動作に
ついて説明する。上記通常の受信状態の動作で説明した
受信状態から再びアップ方向に放送局をサーチする場合
には、外部端子(図示せず)より強制的にアップダウン
カウンタをアップモードに設定することにより、同調状
態から離調状態へと抜け出した後、上記通常の受信状態
と同じ動作で次の放送局を受信する。
【0024】つぎに、受信モードの切換直後の動作の動
作について説明する。UHFからVHFあるいはVHF
からUHFへ受信モードを切り換えたときは、定数値選
択端子12からの選択信号によって選ばれた定数格納手
段7〜10のいずれかの値に従ってアップダウンカウン
タの値を強制的にセットする。例えば、最も低い受信チ
ャネル(1000)よりもやや低めのカウント値(95
0)が定数格納手段7に格納されている場合に、ここを
選択すると、定数値選択端子12からの選択信号によっ
て定数格納手段7が選ばれてアップダウンカウンタの値
が950にセットされる。また、同時に定数値選択端子
12から制御回路4を強制的にアップモードにする信号
が出力される。少しの間(50クロック程度)アプ動作
を行った後で上記通常状態と同様の受信動作を行う。こ
のようにして、受信チャネルの切換直後の受信動作を行
う。
【0025】この実施例では、まず図1において、UH
F/VHFモード切換回路5は、UHF/VHFモード
切換端子11がハイレベルからローレベルまたはローレ
ベルからハイレベルへ変化したときアップダウンカウン
タ1へある特定の放送局近傍のBT電圧を決める定数値
を定数格納手段7〜10からロードするための信号を出
力する。また、このアップダウンカウンタ1へロードす
る定数値は、UHF/VHFモード切換端子11および
定数値選択端子12により任意の定数をセレクタ7によ
り選択することができる。
【0026】つぎに、VHFを受信していて、UHF受
信へ切り換え、つぎに再びVHF受信へ切り換えた時の
一連の動作を図2のタイミング図で説明する。UHF/
VHFモード切換端子11がローレベルの時VHF受信
で、ハイレベルの時はUHF受信とすると、まず図2
(a)に示すように、UHF/VHFモード切換端子1
1をローレベルからハイレベルへ切り換えたとき、すな
わち、VHF受信からUHF受信へ切り換えた時、UH
F/VHFモード切換回路5は、図2(b)に示すよう
に、アップダウンカウンタ1へのロード信号を出力す
る。
【0027】その結果、アップダウンカウンタ1には、
定数値選択端子12とUHF/VHFモード切換端子1
1からの信号によりUHFの最も低い周波数の受信チャ
ネルの周波数の近傍の受信周波数に対応した値を決める
カウント値がロードされる。この値は本来の受信周波数
を決める値よりやや低い値に設定しておく。例えば、最
も低い周波数の受信チャネルの周波数を決めるアップダ
ウンカウンタ1のカウント値を約1000とすると、ま
ず、ロード信号によりアップダウンカウンタ1には、図
2(c)に示すように例えば950がまずロードされ、
また、制御回路4はアップモードにセットされるように
する。こうすることにより最も低い周波数の受信チャネ
ルの周波数に対応した1000の値に50クロックで速
やかに到達することができる。
【0028】ここで、制御回路4をアップモード(ある
いはダウンモード)にセットするための動作について説
明する。図1に示すように、定数値選択端子12から制
御回路4へ信号を与えることにより、アップモード(あ
るいはダウンモード)にセットする。つまり、予め低め
のカウント値を格納している定数格納手段を選択する信
号とアップモードにセットする信号を共通にしておき、
また高めのカウント値を格納する格納手段を選択する信
号とダウンモードをセットする信号を共通にしておき、
格納手段の選択と同時に制御回路4を通じてアップダウ
ンカウンタ1へアップ(またはダウン)の動作指令を与
える。
【0029】同様にUHF受信からVHF受信に切り換
えた時も、アップダウンカウンタ1へのロード信号が出
力され、例えば1450がロードされ、VHF受信にお
ける最も低い周波数の受信チャネルの周波数に対応した
1500に50クロックで速やかに到達することができ
る。なお、アップダウンカウンタ1にロードする定数値
を変えることにより、UHF/VHFモード切換時に、
UHFおよびVHFでそれぞれ最も高い周波数の受信チ
ャネルの周波数の放送局を受信することが可能である。
この場合、例えばチューナがそれぞれVHFおよびUH
Fの各々の特定の受信チャネルの周波数よりわずかに高
い周波数に同調するようにUHF/VHFモード切換回
路5によりアップダウンカウンタ1のカウント値がセッ
トされ、制御回路4はダウンモードにセットされる。
【0030】また、任意の周波数の受信チャネルの放送
局を受信することも同様に実現できる。この場合、例え
ばチューナがそれぞれVHFおよびUHFの各々の特定
の受信チャネルの周波数よりわずかに低いかまたは高い
周波数に同調するようにUHF/VHFモード切換回路
5によりアップダウンカウンタ1のカウント値がセット
され、制御回路4はアップモードまたはダウンモードに
セットされる。
【0031】いずれにしても、チューナがそれぞれVH
FおよびUHFの各々の特定の受信チャネルの周波数よ
りわずかに低いかまたは高い周波数に同調するようにU
HF/VHFモード切換回路5によりアップダウンカウ
ンタ1のカウント値がセットされ、制御回路4はアップ
モードまたはダウンモードの何れか、特定の受信チャネ
ルの周波数に同調周波数が近づく方向にカウント方向
(アップ、ダウン)がセットされる。
【0032】なお、モード切換時の受信チャネルの選択
は、定数値選択端子12に加える信号により選択するこ
とが可能である。
【0033】
【発明の効果】この発明の選局回路によれば、ラストチ
ャネルメモリを省いて回路構成を簡易かつ安価にして
も、UHF/VHFのモードを切り換えた時につぎの局
をすみやかに受信することが可能となり、モード切換直
後の画面の見苦しさを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の選局回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】この発明の一実施例の選局回路の各部の動作タ
イミングを示すタイミング図である。
【図3】制御回路の具体的な構成の一例を示すブロック
図である。
【図4】(a)はAFT電圧の周波数(BT電圧)特性
図、(b)はAFT電圧の時間特性図である。
【符号の説明】
1 アップダウンカウンタ 2 ディジタル/アナログ変換器 3 チューナ 4 制御回路 5 UHF/VHFモード切換回路 6 セレクタ 7〜10 定数格納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H03J 5/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UHFおよびVHFで受信可能で供給さ
    れる同調電圧に応じて受信周波数を変化させるとともに
    同調電圧に応じた同調指示電圧を出力するチューナと、 クロック信号をカウントするアップダウンカウンタと、 このアップダウンカウンタのディジタル出力信号をアナ
    ログ直流電圧に変換して前記チューナへ前記同調電圧と
    して供給するディジタル/アナログ変換器と、 前記チューナから出力される前記同調指示電圧に応じて
    前記アップダウンカウンタのカウント動作をアップカウ
    ントまたはダウンカウント制御して前記チューナの受信
    周波数をいずれかの受信チャネルの周波数に同調させる
    制御回路と、VHFおよびUHFの各々の特定の受信チャネルの周波
    数の近傍の所定の周波数を決める数値を定数として格納
    する定数格納手段と、 UHFモードからVHFモードへのモード切換およびV
    HFモードからUHFモードへのモード切換にそれぞれ
    応答してVHFおよびUHFの各々の特定の受信チャネ
    ルに対応する前記定数格納手段に格納された定数を前記
    アップダウンカウンタのカウント値としてセットするU
    HF/VHFモード切換回路とを備えた選局回路。
  2. 【請求項2】 特定の受信チャネルがUHFおよびVH
    Fの各々でそれぞれ最も周波数の低い受信チャネルであ
    り、チューナがそれぞれVHFおよびUHFの各々の特
    定の受信チャネルの周波数よりわずかに低い周波数に同
    調するようにUHF/VHFモード切換回路が前記アッ
    プダウンカウンタのカウント値をセットし、前記制御回
    路が前記アップダウンカウンタに対してアップカウント
    するように指令した請求項1記載の選局回路。
  3. 【請求項3】 特定の受信チャネルがUHFおよびVH
    Fの各々でそれぞれ最も周波数の高い受信チャネルであ
    り、チューナがそれぞれVHFおよびUHFの各々の特
    定の受信チャネルの周波数よりわずかに高い周波数に同
    調するようにUHF/VHFモード切換回路が前記アッ
    プダウンカウンタのカウント値をセットし、前記制御回
    路が前記アップダウンカウンタに対してダウンカウント
    するように指令した請求項1記載の選局回路。
  4. 【請求項4】 UHFモードからVHFモードへのモー
    ド切換およびVHFモードからUHFモードへのモード
    切換時にそれぞれアップダウンカウンタにセットするカ
    ウント値を外部端子により選択可能とした請求項1記載
    の選局回路。
  5. 【請求項5】 前記制御回路がUHFモードからVHF
    モードへのモード切換およびVHFモードからUHFモ
    ードへのモード切換時に指令する選局動作方向がアップ
    方向であるときは、前記UHF/VHFモード切換回路
    は前記特定の受信チャンネルの周波数より低い周波数に
    対応する前記定数格納手段に格納された定数を前記アッ
    プダウンカウンタのカウント値としてセットし、前記選
    局動作方向がダウン方向であるときは、前記UHF/V
    HFモード切換回路は前記特定の受信チャンネルの周波
    数より高い周波数に対応する前記定数格納手段に格納さ
    れた定数を前記アップダウンカウンタのカウント値とし
    てセットすることを特徴とする請求項1記載の選局回
    路。
JP15190194A 1994-07-04 1994-07-04 選局回路 Expired - Fee Related JP3529844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15190194A JP3529844B2 (ja) 1994-07-04 1994-07-04 選局回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15190194A JP3529844B2 (ja) 1994-07-04 1994-07-04 選局回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0818879A JPH0818879A (ja) 1996-01-19
JP3529844B2 true JP3529844B2 (ja) 2004-05-24

Family

ID=15528674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15190194A Expired - Fee Related JP3529844B2 (ja) 1994-07-04 1994-07-04 選局回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3529844B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0818879A (ja) 1996-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3610522B2 (ja) テレビジョン受像機のチューニングデータ微細調節方法
JP3529844B2 (ja) 選局回路
KR20000008677A (ko) 자동 채널 설정 장치와 방법
JPH11289499A (ja) テレビジョン受像機
KR100205822B1 (ko) 튜너의 디지탈 자동 미세 동조 제어방법
JP3355549B2 (ja) テレビジョン受信装置
KR100724469B1 (ko) 티브이의 자동 채널 기억 설정방법
KR0129153B1 (ko) 영상신호 수신장치의 자동 채널 기억방법
KR0143136B1 (ko) Av 장치의 자동 튜닝 방법 및 그 장치
JPH1127104A (ja) 選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置
KR0147985B1 (ko) 다중 채널 자동 선국 방법
KR0157520B1 (ko) Aft를 이용한 채널 선국방법
JPH08172586A (ja) 自動選局装置
RU2172567C2 (ru) Быстродействующее устройство распознавания сигнала вещательного телевидения, быстродействующее устройство и способ автоматического запоминания каналов и устройство и способ переключения каналов
JP2001069424A (ja) テレビジョン受信機
JP2538431B2 (ja) 選局装置
KR100248139B1 (ko) 채널 탐색 방법
JP3019030U (ja) 映像機器のチャンネルプリセット装置
EP1398963B1 (en) Broadcast receiving apparatus and broadcast receiving method
JPH07212193A (ja) Amラジオ受信機
KR0177236B1 (ko) 브이씨알의 채널서치속도 제어장치
EP0875993A2 (en) AFT optimizing method and apparatus and AFT method for a broadcast receiving system
JPH06314958A (ja) オートプリセット回路
JPH0349430A (ja) テレビジョン受信装置
KR19980023521A (ko) 영상 처리 장치의 채널 선국 방법

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040226

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees