JPH07212193A - Amラジオ受信機 - Google Patents

Amラジオ受信機

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JPH07212193A
JPH07212193A JP1495494A JP1495494A JPH07212193A JP H07212193 A JPH07212193 A JP H07212193A JP 1495494 A JP1495494 A JP 1495494A JP 1495494 A JP1495494 A JP 1495494A JP H07212193 A JPH07212193 A JP H07212193A
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Shigeki Fujita
茂樹 藤田
Kenji Kato
健治 加藤
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱電界等においても最適な同調点をサーチす
る機能を有するAMラジオ受信機を提供することであ
る。 【構成】 AMラジオ受信機は、RF同調回路1、第
1,第2局部発振回路3,6、第1,第2混合回路4,
7、IF同調回路5、電界強度検出回路10、D/A変
換回路11等から成るAM−IC回路及び制御用マイク
ロコンピュータ15等を備えている。マイクロコンピュ
ータ15は上記受信機の微同調トラッキング制御等を行
い、特に弱電界の場合、Sメータ出力の平均値と最大値
との差が一定値以上であれば、その時のRF同調回路1
の同調周波数を最適であるとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAMラジオ受信機に係
り、特に同調方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】トラッキングエラーを無くすようにした
AMラジオ受信機として、例えば特開平3−14533
9号に開示されたものがある。このAMラジオ受信機は
粗同調信号と微同調信号とを用いて同調をとることによ
り正確な同調を得ようとするもので、受信機の同調状態
が固定される時のRF同調回路の同調周波数は微調整回
路により微同調制御される。この微同調制御の原理は同
調周波数を変化させ、その時Sメータ出力(電界強度信
号)が最大になる同調周波数が最良の受信状態になるこ
とである。
【0003】またこの種のAMラジオ受信機として特開
平3−158016号に開示されたものがある。この受
信機においては、最大値判別回路が設けられており、こ
の回路は例えば、メモリのN番地に記憶されたディジタ
ル信号と、上記メモリのN+1番地に記憶されたディジ
タル信号と、の大小を比較し、その内の大なるディジタ
ル信号とN+2番地のディジタル信号とを比較するとい
う手順で、最大のディジタル信号が記憶されたメモリの
番地Mを定める。その後、前記メモリの番地Mに対応す
るディジタル信号を選択して微調回路から微調信号を発
生させてRF同調回路の同調周波数を最適な値となるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上述した従来
の同調方式をとるAMラジオ受信機においては下記のよ
うな問題がある。
【0005】まず、前者の特開平3−145339号の
AMラジオ受信機では以下の条件下においては正確な同
調が得られない。 (a)Sメータ出力が飽和している時。 図9において電界強度がB以上のSメータ出力が飽和し
ている時に微同調制御を行うと、図10のAに示すよう
な極めて広帯域の同調特性となってしまい正確な同調周
波数を得ることができない。これはSメータ出力が飽和
している時はRF及びIF段のAGC回路が十分働いて
いるために起きる現象で一般に知られている。 (b)温度による同調周波数のずれ。 特開平3−145339号第1図の回路で、同調周波数
は同調回路17の共振周波数によって決まる。この同調
回路を構成するコンデンサ、バリキャップ、コイル等の
部品の温度係数は異なるので、共振周波数は温度によっ
てずれることになる。これは即ち正確な同調がとれない
ことを意味する。 (c)モータアンテナ使用時の同調周波数のずれ。 特開平3−145339号の回路による前述した微同調
原理が成り立つには、前提として希望受信電界局の電界
強度が時間軸に対して一定でなくてはならない。またS
メータ出力が同調周波数の変化に対応して変動する十分
な強さがなくてはならない。しかるに、例えば、車載用
AMラジオ受信機の場合、モータアンテナが採用されて
いることが多いが、このアンテナと組み合わされた時、
次のような不具合が発生する。モータアンテナは通常ラ
ジオのオン−オフ動作と同期して上昇下降するようにな
っている。従ってラジオをオフ状態からオンにした時に
はアンテナが上昇を開始する。この時のラジオのSメー
タ出力電圧の変化は図11に示すようになる。同図にお
いて、T1時ラジオオンでアンテナ上昇開始、T2時アン
テナ上昇動作完了を示し、また曲線Aは電界強度の強い
局を受信した時のSメータ電圧、曲線Bは電界強度の弱
い局を受信した時のSメータ電圧を示す。さて曲線Aに
相当する電界強度の局をアンテナ全伸長時に受信するた
め微同調制御を行うと、その同調周波数は図12に示す
0となり、最良の受信状態となる。ところが一度ラジ
オをオフし、再度オンにすると、アンテナが完全収納の
状態から上昇し始めるため、ラジオのSメータ電圧は図
11のように時間と共に上昇する。従ってこの時に微同
調制御を行うと、図11に示すように真の同調周波数f
0より高い方にずれたf0’にSメータ電圧のピークがき
てしまう。従って最良の受信状態が得られない。また、
曲線Bに相当する電界強度の局を、同様にラジオをオン
してアンテナが上昇する時に微同調制御を行うと、図1
0に示すT2の時間までSメータ電圧は変化しない。従
ってSメータ電圧のピークが求められない。このピーク
が求められるのはT2以降になる。この場合も、前述し
たように同調周波数のずれが生じる。そしてここでの新
たな問題はSメータ電圧のピークが求められるまで長い
時間がかかり不快感の伴う音が発生してしまうことであ
る。
【0006】次に後者の特開平3−158016号のA
Mラジオ受信機では下記のような問題がある。 (d)例えば、車載用ラジオ受信機の場合、希望受信局
の電界強度は常に変化している。上記従来の受信機の方
法で弱電界時に最大のディジタル信号が記憶される場合
を考えてみる。弱電界の場合、Sメータ出力のレベルは
当然低くなる。従って最大値判別を行う範囲で、弱電界
時のSメータ出力レベルと同程度のレベルのノイズがあ
った場合、前記の方法でそのノイズを最大値と判別して
しまうと、図14に示すように誤った信号が微調回路か
ら発生することになり、RF同調回路の同調周波数は最
適にならない。極端な場合、Sメータ出力が零に近い時
でも、最大値判別を行う範囲内のどこかの値を最大値と
してしまうため、電界強度が上がっても、RF同調回路
の同調周波数は最適にならない。以上の問題点を解決す
る方法としてノイズをマスクできる程度の基準電圧を設
定し、その値以上のSメータ出力電圧に対して最大値を
判別する方法がある。しかしSメータ出力電圧のばらつ
きを考えて、マスク用の基準電圧を設定すると、図13
に示すように実用的には聞こえる程度の電界強度でもマ
スクされてしまうことになる。 (e)更にSメータ出力電圧の最大値判別ができない程
度の弱電界や、極端な例では、放送局のない周波数の場
合、前記受信機ではSメータ出力電圧の最大値が求めら
れず、最適同調点を捜せない。
【0007】本発明の第1の目的はSメータ出力電圧の
ばらつきやノイズに影響されることなく、弱電界でも最
大のSメータ出力を判別することができるAMラジオ受
信機を提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は電界強度が略零の程
度の弱電界でも最適同調点を捜して受信可能とするAM
ラジオ受信機を提供することにある。
【0009】本発明の第3の目的はSメータ出力の飽和
や温度による同調周波数のずれがあっても、正確な同調
を行って最良の受信状態を得ることを可能にしたAMラ
ジオ受信機を提供することにある。
【0010】本発明の第4の目的はモータアンテナを有
するようなAMラジオ受信機において、最良の受信状態
が得られかつ短時間で同調完了可能なAMラジオ受信機
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、第1の発明は、同調回路と、該同調回路に接続
された受信回路と、を有し、該受信回路からの少なくと
も電界強度データに基づいて上記同調回路の同調周波数
の制御を含む種々の制御を行う制御回路を備えたAMラ
ジオ受信機において、上記制御回路は、上記同調回路の
同調周波数を順次僅かずつ変化させる同調制御信号を発
生する第1の手段と、上記同調制御信号を変化させる毎
に上記電界強度データを加算すると共に該同調制御信号
変化の中で最も高い電界強度データの最大値を記憶する
第2の手段と、前記順次変化させた同調制御信号による
電界強度データの平均値を算出する第3の手段と、上記
最大値と平均値との差を求め、その差が所定値を上回る
かを判定する第4の手段と、を有することを要旨とす
る。
【0012】また前記第2の目的を達成するため、第2
の発明は、同調回路と、該同調回路に接続された受信回
路と、を有し、該受信回路からの少なくとも電界強度デ
ータに基づいて上記同調回路の同調周波数の制御を含む
種々の制御を行う制御回路を備えたAMラジオ受信機に
おいて、上記制御回路は、上記同調回路の同調周波数を
順次僅かずつ変化させる同調制御信号を発生する第1の
手段と、上記同調制御信号を変化させる毎に上記電界強
度データを加算すると共に該同調制御信号変化の中で最
も高い電界強度データの最大値を記憶する第2の手段
と、前記順次変化させた同調制御信号による電界強度デ
ータの平均値を算出する第3の手段と、上記最大値と平
均値との差を求め、その差が所定値を下回るかを判定す
る第4の手段と、該第4の手段の判定結果に基づいて前
記同調制御信号を上限又は下限の一方から他方へ順次変
化させその変化毎に電界強度データを検出する第5の手
段と、該第5の手段により検出された電界強度データの
最大値と平均値とを求め、この最大値と平均値に基づい
て電界強度信号のピークの有無の判定を行う第6の手段
と、を有することを要旨とする。
【0013】前記第3の目的を達成するため、第3の発
明は、同調回路と、該同調回路に接続された受信回路
と、を有し、該受信回路からの少なくとも電界強度デー
タに基づいて上記同調回路の同調周波数の制御を含む種
々の制御を行う制御回路を備えたAMラジオ受信機にお
いて、上記制御回路は、上記同調回路の同調周波数を順
次僅かずつ変化させる同調制御信号を発生する第1の手
段と、上記第1の手段による同調周波数の変化毎に得ら
れる電界強度データに基づいて電界強度信号のピークを
求め、その時の同調周波数データを記憶する第2の手段
と、電源オンに応答して上記第2の手段より記憶された
同調周波数データを読出して該データに基づいて同調を
とる第3の手段と、を備えたことを要旨とする。
【0014】更に前記第4の目的を達成するため、第4
の発明は、同調回路と、該同調回路に接続された受信回
路と、を有し、該受信回路からの少なくとも電界強度デ
ータに基づいて上記同調回路の同調周波数の制御を含む
種々の制御を行う制御回路を備えたAMラジオ受信機に
おいて、上記制御回路は、受信状態中に電界強度データ
を監視し、該データが所定値を下回るかを判定する第1
の手段と、下回った場合、微同調制御を実行する第2の
手段と、を備えたことを要旨とする。
【0015】
【作用】第1の発明のAMラジオ受信機において、同調
制御信号を変化させて得られる電界強度データの平均値
と最大値を求め、その差が所定値以上であると、その時
の同調周波数が最適であるとする。
【0016】第2の発明のAMラジオ受信機では、上記
差が所定値以下の場合、ピーク(同調点)なしと判断し
て、最大値判別動作を続行し、電界強度が上がってきて
最大値判別が可能になると、最適同調点で受信する。
【0017】第3の発明のAMラジオ受信機では、同調
制御完了時にその時の同調周波数データを記憶しておい
て、電源オン時(モータアンテナ上昇時)に、このデー
タを呼び出して同調をとる。
【0018】第4の発明のAMラジオ受信機では、受信
中は、電界強度データを監視して所定値以下になると、
再度微同調制御を行う。
【0019】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明が適用されるAMラジオ受信機の一構
成例で、1はRF同調回路、1a及び1bは夫々第1及
び第2RF出力端子、2はこれら出力端子に得られるR
F出力信号の一方を選択する選択回路、3は第1局部発
振回路、4は選択回路2によって選択されたRF出力信
号と第1局部発振回路3の出力信号とを混合して10.
7MHzの第1IF信号を出力する第1混合回路、5はI
F同調回路、6は第2局部発振回路、7は第1IF信号
と第2局部発振回路の出力信号とを混合して450KHz
の第2IF信号を出力する第2混合回路、8はIF増幅
器、9はAM検波回路である。
【0020】また、10は電界強度検出回路(Sメータ
電圧出力回路)、11はD/A変換回路、12はバッフ
ァ回路、13はIFカウントバッファ回路、14はロー
パスフィルタ(LPF)である。更に、15は制御用マ
イクロコンピュータ、16は通信バッファ回路、17は
表示器、18はキーマトリクスである。なお、2〜13
及び16の各回路はAM−IC回路で構成されている。
【0021】制御用マイクロコンピュータ15は電界強
度検出回路10からのSメータ出力電圧DO(電界強度
データ)、第1局部発振回路3からの出力信号(同調周
波数データ)OSC、IF増幅器8からのIF信号IF
(希望受信局確認信号)を受けると共に通信バッファ回
路16へ、イネーブル信号CE、クロック信号CLOC
K、ダンピングデータ信号DATA等を送り、Sメータ
出力の飽和を避けるためのダンピング設定、同調、定期
超微調の各トラッキング等を行う。またAM−IC回路
はその時の上記Sメータ出力電圧の値によって同調点の
最適値を求める動作を行う。
【0022】次に上記同調トラッキング動作の概略を説
明する。今、自動選局を行うため、キーマトリクス18
に配置された自動選局キー(図示せず)を選択して操作
したとすると、制御用マイクロコンピュータ15は選局
を開始し選局信号VTによって、第1局部発振回路3の
バリキャップ3aの容量を変化させてその発振周波数を
変化させ、局の存在を前記IF信号IFにより検出した
時、上記発振周波数の変化を停止させる。上記自動選局
状態になると、選択回路2は通信バッファ回路16を介
したマイクロコンピュータ15の指令により第1RF出
力端子1aに出力される広帯域RF信号を選択する。
【0023】自動選局動作を停止すると、RF同調回路
1の同調周波数を定めるためのディジタル制御信号がマ
イクロコンピュータ15から通信バッファ回路16を介
して出力され、D/A変換回路11でアナログ信号に変
換されてRF同調回路に印加される。これによりRF同
調回路1の同調周波数は、現在受信されている局のRF
信号周波数に粗同調される。
【0024】その後、RF同調回路1の同調周波数はマ
イクロコンピュータ15により微同調制御される。即
ち、マイクロコンピュータ15は微同調用ディジタル制
御信号を出力しD/A変換回路11でアナログ信号に変
換してRF同調回路17に印加し、その同調周波数を変
化させる。これに応じて電界強度検出回路10のSメー
タ出力レベルが変化するので、最大のSメータ出力レベ
ルが得られる微同調用ディジタル制御信号を定めてRF
同調回路1に与える。而して前述したように弱電界時等
においては従来の方式のままでは、種々の問題があるた
め、本発明では下記のような同調制御方式をとる。
【0025】まず、第1の発明では、弱電界の場合でも
最適同調点を得られるようにマイクロコンピュータ15
は下記のような動作を行う。即ち、マイクロコンピュー
タ15はSメータ出力の最大値判別を行う範囲内で前記
ディジタル制御信号を変化させてRF同調回路の同調周
波数を変化させ電界強度検出回路10でSメータ電圧を
検出するが、上記ディジタル制御信号を変化させる毎に
Sメータ出力の値を加算する。それと同時にSメータ出
力の値の大小を比較し、その内の大なる値をメモリす
る。最後にSメータ出力値の合計値と前記ディジタル制
御信号を変化させた回数によりSメータ出力値の平均値
を算出する。前記メモリされた中の最大値と平均値との
差が一定値以上であれば、その時のRF同調回路の同調
周波数が最適であるとする。
【0026】図2及び図3は上述したマイクロコンピュ
ータ15の動作例を示すフローチャートである。同図に
おいて、 ステップS1:AM−IC回路が停止しているか否か判
定する。 ステップS2:停止していれば、AM−IC回路の停止
モードを設定し終了する。 ステップS3:停止してなければ、AM−IC回路が停
止モードになっているか否かを判定する。 ステップS4:停止モードであれば、初期化を行う。 ステップS5:停止モードでないか、又は初期化してか
ら電源オンか又はバンド切替かを判定する。 ステップS6:イエスであればAM−IC回路を初期化
する。 ステップS7:ノーであるか、又は初期化してから、S
メータ入力モードを設定し転送する。 ステップS8:転送されたSメータ電圧を入力する。 ステップS9:Sメータ電圧に応じてSメータ出力の飽
和を避けるためダンピング値を設定する。 ステップS10:同調、微調初期データ(ディジタル制
御信号)を設定し転送する。 ステップS11:微調データを転送する。 ステップS12:超微調への切替えであるか否かを判定
し、ノーであれば3ms、イエスであれば50msの待
機時間を経過してステップS13に入る。 ステップS13:Sメータ電圧を入力する。 ステップS14:入力されたSメータ電圧値を加算す
る。 ステップS15:入力されたSメータ電圧値の大小を比
較し、その内の大なる値をメモリすることによりSメー
タ出力のピーク検出を行う。 ステップS16:超微調モードであるか否かを判定し、
イエスであればステップS19に行き、ノーであればス
テップS17に行く。 ステップS17:ステップS11〜S17迄の微調動作
が81段繰り返されたか否かを判定する。ノーであれば
ステップS11に戻り、イエスであればステップS18
に行く。この81段は回路素子の数等から任意に設定す
る。 ステップS18:上記微調動作によって得られたピーク
5段について微調のサーチ開始ポイントを定める。 ステップS19:ステップS11〜S16,S19迄の
超微調動作が10段繰り返されたか否かを判定する。ノ
ーであればステップS11に戻り、イエスであればステ
ップS20に行く。 ステップS20:上記超微調動作によって得られたSメ
ータ出力のピークデータを設定し転送する。 ステップS21:ステップS5に入る前に行われたミュ
ートを解除する。 ステップS22:Sメータ出力の平均値を算出する。 ステップS23:Sメータ出力の最大値と平均値の差が
所定値(例えば1.2V)以上であれば、上述したトラ
ッキングを終了し、以下であれば後述する第2の発明に
よるトラッキングを行う。
【0027】上述したように図2及び図3の実施例で
は、微調を2段階にわたって行っており、同調精度を高
くとるようにしている。弱電界の場合、Sメータ出力電
圧の最大値も当然低いものとなり、図13に示すように
その平均値とSメータ出力電圧のノイズフロアはほとん
ど同じと考えてよい。そのためにSメータ出力電圧のノ
イズフロアがばらついても平均値は同じように変化す
る。前述した如く従来のようにマスク電圧を設定する場
合はこのばらつきを考慮すると、上記ノイズフロアに対
して十分高い値を採用しなければならないが、平均値を
使用すると、ばらつきは考えなくてもよい。また平均値
と最大値の差もノイズの影響を受けない値まで下げるこ
とができるので、弱電界迄同調点の最適値を判別するこ
とができる。
【0028】次に第2の発明では、Sメータ出力の最大
値を検出できないような弱電界の場合でも、一定範囲内
での最大値検出動作を継続させ、電界強度が上がって来
て最大値が検出できたならば、その検出動作を停止して
最大値での受信状態として最適受信可能となるようにし
たもので、マイクロコンピュータ15は下記のような動
作を行う。
【0029】即ち、マイクロコンピュータ15はSメー
タ出力の最大値判別を行う範囲内で、前記ディジタル制
御信号を変化させてSメータ出力を検出し、その合計値
を求めて平均値を算出し、平均値と最大値の差を求め、
その差が一定値以下の場合ピーク無と判断する。そして
ピーク無の場合、最大値判別範囲の中間で受信状態にし
てミュートを解除する。その状態で前記ディジタル制御
信号をゆっくり減少させて最大値判別範囲の下限迄行
く。その後、下限より上限へゆっくり前記ディジタル制
御信号を増大させていき、該ディジタル制御信号を変化
させる毎にSメータ出力を検出する。検出したSメータ
出力の合計値よりその平均値を求め、この平均値と最大
値よりピークの有無の判別を行う。その結果、ピークが
無い場合は再び前記ディジタル制御信号を下限へゆっく
り変化させてから、下限より再度ピーク検出を行うが、
ピークがあった場合はそのピーク点へ向かってディジタ
ル制御信号をゆっくり変化させる。
【0030】図4はマイクロコンピュータ15の上述し
た動作例を示すフローチャートで、図3のステップS2
3に続くものである。 ステップS24:Sメータ出力の平均値とピーク値との
差が一定値(例えば0.1V)以内にあるか否かを判定
する。その結果、ノーであれば終了するが、イエスであ
ると、ステップS25に行く。 ステップS25:ピーク無しと判定されているので、デ
ィジタル制御信号の仮定値(デフォルト値)として最大
値判別範囲(81段)の中間値を設定し、転送する。 ステップS26:ディジタル制御信号を上記デフォルト
値へ滑らかに変化させて同調受信状態とする。 ステップS27:その状態で図4に示す定期トラッキン
グを行う。 ステップS28:これにより得られたSメータ出力の平
均値と最大値からピークの有無を判別する。ピーク無し
の場合はステップS24に戻る。 ステップS29:ピーク有りの場合、そのピーク値迄デ
ィジタル制御信号を1段ずつ変化させる。 ステップS30:Sメータ出力電圧を入力させステップ
S24に戻る。
【0031】図5は定期トラッキングを行うマイクロコ
ンピュータ15の動作を示すフローチャートである。 ステップS27a:1ステップ下の微調データを転送
し、前記ディジタル制御信号を最大値判別範囲の下限迄
ゆっくり減少させる。 ステップS27b:上記下限までの減少動作が40段行
われたか否かを判定する。ノーであればステップS27
aに戻るが、イエスであるとステップS27cに行く。 ステップS27c:1ステップ上の微調データを転送
し、下限より上限へゆっくり前記ディジタル制御信号を
増大させる。 ステップS27d:Sメータ出力電圧を入力する。 ステップS27e:Sメータ出力値を加算する。 ステップS27f:Sメータ出力値の大小を比較し、そ
の内の大なる値をメモリすることにより、Sメータ出力
のピーク検出を行う。 ステップS27g:上記ステップS27c〜S27gま
での動作が81段行われたか否かを判定する。ノーであ
ればステップS27cに戻りイエスであると、ステップ
S27hに行く。 ステップS27h:Sメータ出力値の平均値を算出す
る。
【0032】上述したように図14の実施例では、Sメ
ータ出力の最大値が判別できない程の弱電界や、電界の
無い場合でも、電界強度が上がってくれば最適受信を行
うことができる。なお、これらの動作はミュートを解除
した状態でゆっくり行うことにより、使用者に異和感を
与えないようにすることができる。
【0033】第3の発明は特にモータ駆動アンテナを有
するAMラジオ受信機に好適なもので、マイクロコンピ
ュータ15はラジオがオフされる時に、それまで受信し
ていた局の同調周波数データをメモリしておき、ラジオ
がオンされた時にはメモリされていた同調周波数データ
を呼び出して同調をとり受信するようにしている。
【0034】図6は上述したマイクロコンピュータ15
の動作を示す。同図において、Aの部分は通常の微同調
制御のルーチンで、Bの部分が第3の発明で特に設けた
ルーチンである。 ステップS31:電源スイッチオンでアクセサリスイッ
チオンであるか否かを判定し、ノーであればルーチンA
のステップS32に、イエスであるとルーチンBに行
く。 ステップS32:Sメータ電圧に応じてSメータ出力の
飽和を回避するためダンピング値を設定する。 ステップS33:Sメータ出力を最大にする同調点をサ
ーチするため同調周波数のトラッキングを行う(自動選
局による粗同調)。 ステップS34:上記トラッキングにより得られた同調
周波数の最大値データを設定しRF同調回路に転送す
る。 ステップS35:ステップS31に入る前に行われたミ
ュートを解除する。 ステップS36:Sメータ出力のピーク値の有無を判定
し、ピーク有りであればステップS37へ、ピーク無し
であればステップS38へ行く。 ステップS37:ピーク値の同調周波数データをマイク
ロコンピュータ15内のメモリに保管する。 ステップS38:ピーク値を求めるため定期トラッキン
グを行う。これは図4に示すサブルーチンのフローチャ
ートと同じである。 ステップS39:上記定期トラッキングによりピーク値
があるか否か判定し、有ればステップS37に行くが、
無ければステップS38へ行く。
【0035】さてステップS31での判定結果がイエス
であるということはモータアンテナが上昇する条件を満
足していることを意味している。そこでルーチンBでは
下記ステップの動作が行われる。 ステップS40:先にステップS37でメモリに保管し
ておいたピーク値の同調周波数データを呼び出して同調
周波数を設定しRF同調回路に転送して同調をとる。こ
れによりアンテナが上昇中にもかかわらず最良の受信状
態が直ちに得られる。 ステップS41:ステップS31に入る前に行われたミ
ュートを解除する。
【0036】次に第4の発明はAMラジオ受信機におい
て、特に前述したSメータ出力の飽和又は温度による同
調周波数のずれがある場合に好適なもので、上記不具合
は受信電界が弱くなった時に顕著になるため、マイクロ
コンピュータ15は受信中はSメータ電圧を監視して規
定のSメータ電圧以下になったら再度微同調制御を行っ
て正確な同調を行い最良の受信状態を得るようにしてい
る。
【0037】図7は上述したマイクロコンピュータ15
の動作を示す。同図においてAの部分は通常の微同調制
御のルーチンで図6で説明したものと同じであり、Cの
部分が第4の発明で特に設けたルーチンである。
【0038】ステップS42:受信局の強さ(Sメータ
電圧)が一定値以上か否かを判定する。この一定値は、
例えば、図9のC電界以下をねらう場合はVc電圧とす
ればよい。判定の結果、ノーであればSメータ電圧がV
c以下の弱い局を受信していることになるので、正確な
同調がとれていることになり、終了する。 ステップS43:しかしイエスであれば、Sメータ電圧
がVc以上であるため再度Vc以下に変動したか否か判
定し、ノーであるとステップS44へ、イエスであると
ステップS45へ行く。 ステップS44:Sメータ電圧を監視しステップS42
に戻る。 ステップS45:Sメータ電圧がVc以下になったの
で、図1で説明したような超微調トラッキング制御を行
う。
【0039】図8は図7の変形例で、Dのルーチンが図
6とは異なっている。 ステップS46:Sメータ電圧が変動したか否かを判定
する。例えば、この変動の範囲を、仮に±x(V)とす
ることで、その時の受信電界の変動を検出する。その結
果ノーであればステップS44へ行くが、イエスである
とステップS45へ行く。 ステップS47:ステップS45でのトラッキングの
後、Sメータ電圧を監視し、ステップS42に戻る。
【0040】図8の方法はVc以上のSメータ電圧の場
合においても微同調制御を行うことができるのでより一
層受信状態を良好にすることができる。特に温度に対す
る同調周波数ずれには有効である。なお、図4〜図6に
おいてAの部分の微同調制御のルーチンは、図2及び図
3の対応部分のルーチンに置換してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
調周波数の変化に応じて変化する電界強度検出回路の出
力信号(Sメータ出力)の最大値を検出する方式のAM
ラジオ受信機において、Sメータ出力のばらつきやノイ
ズに影響されることなく、弱電界でも最適同調点を判別
することができ、またSメータ出力の飽和や温度による
同調周波数のずれ、更にはモータアンテナの始動時の問
題点にも対処して最良の受信状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるAMラジオ受信機の基本的
構成を示すブロック図である。
【図2】第1の発明の実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】第1の発明の実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】第2の発明の実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】定期トラッキングのサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図6】第3の発明の実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】第4の発明の実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図8】図6の変形例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】希望電界強度とSメータ電圧との関係を示す曲
線図である。
【図10】同調周波数とSメータ電圧との関係を示す曲
線図である。
【図11】モータアンテナを有するAMラジオ受信機に
おけるSメータ電圧の時間的変化を示す曲線図である。
【図12】上記受信機における同調周波数とSメータ電
圧との関係を示す曲線図である。
【図13】前記受信機においてマイク電圧を設定した場
合の同調周波数とSメータ電圧との関係を示す曲線図で
ある。
【図14】電界強度に応じた同調周波数とSメータ電圧
との関係を示す曲線図である。
【符号の説明】 1 RF同調回路 3 第1局部発振回路 4 第1混合回路 5 IF同調回路 6 第2局部発振回路 7 第2混合回路 9 AM検波回路 10 電界強度検出回路 11 D/A変換回路 15 制御用マイクロコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同調回路と、該同調回路に接続された受
    信回路と、を有し、該受信回路からの少なくとも電界強
    度データに基づいて上記同調回路の同調周波数の制御を
    含む種々の制御を行う制御回路を備えたAMラジオ受信
    機において、上記制御回路は、 上記同調回路の同調周波数を順次僅かずつ変化させる同
    調制御信号を発生する第1の手段と、 上記同調制御信号を変化させる毎に上記電界強度データ
    を加算すると共に該同調制御信号変化の中で最も高い電
    界強度データの最大値を記憶する第2の手段と、 前記順次変化させた同調制御信号による電界強度データ
    の平均値を算出する第3の手段と、 上記最大値と平均値との差を求め、その差が所定値を上
    回るかを判定する第4の手段と、を有することを特徴と
    するAMラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 同調回路と、該同調回路に接続された受
    信回路と、を有し、該受信回路からの少なくとも電界強
    度データに基づいて上記同調回路の同調周波数の制御を
    含む種々の制御を行う制御回路を備えたAMラジオ受信
    機において、上記制御回路は、 上記同調回路の同調周波数を順次僅かずつ変化させる同
    調制御信号を発生する第1の手段と、 上記同調制御信号を変化させる毎に上記電界強度データ
    を加算すると共に該同調制御信号変化の中で最も高い電
    界強度データの最大値を記憶する第2の手段と、 前記順次変化させた同調制御信号による電界強度データ
    の平均値を算出する第3の手段と、 上記最大値と平均値との差を求め、その差が所定値を下
    回るかを判定する第4の手段と、 該第4の手段の判定結果に基づいて前記同調制御信号を
    上限又は下限の一方から他方へ順次変化させその変化毎
    に電界強度データを検出する第5の手段と、 該第5の手段により検出された電界強度データの最大値
    と平均値とを求め、この最大値と平均値に基づいて電界
    強度信号のピークの有無の判定を行う第6の手段と、を
    有することを特徴とするAMラジオ受信機。
  3. 【請求項3】 同調回路と、該同調回路に接続された受
    信回路と、を有し、該受信回路からの少なくとも電界強
    度データに基づいて上記同調回路の同調周波数の制御を
    含む種々の制御を行う制御回路を備えたAMラジオ受信
    機において、上記制御回路は、 上記同調回路の同調周波数を順次僅かずつ変化させる同
    調制御信号を発生する第1の手段と、 上記第1の手段による同調周波数の変化毎に得られる電
    界強度データに基づいて電界強度信号のピークを求め、
    その時の同調周波数データを記憶する第2の手段と、 電源オンに応答して上記第2の手段より記憶された同調
    周波数データを読出して該データに基づいて同調をとる
    第3の手段と、を備えたことを特徴とするAMラジオ受
    信機。
  4. 【請求項4】 同調回路と、該同調回路に接続された受
    信回路と、を有し、該受信回路からの少なくとも電界強
    度データに基づいて上記同調回路の同調周波数の制御を
    含む種々の制御を行う制御回路を備えたAMラジオ受信
    機において、上記制御回路は、 受信状態中に電界強度データを監視し、該データが所定
    値を下回るかを判定する第1の手段と、 下回った場合、微同調制御を実行する第2の手段と、を
    備えたことを特徴とするAMラジオ受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232319A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Fujitsu Ltd 情報処理装置および通信監視制御プログラム

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