JP3528616B2 - ウエザストリップ - Google Patents

ウエザストリップ

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JP3528616B2
JP3528616B2 JP23023098A JP23023098A JP3528616B2 JP 3528616 B2 JP3528616 B2 JP 3528616B2 JP 23023098 A JP23023098 A JP 23023098A JP 23023098 A JP23023098 A JP 23023098A JP 3528616 B2 JP3528616 B2 JP 3528616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のサイドド
アパネル、ハッチバックドアパネル、トランクパネル、
クォータウインドパネル、スライディングルーフ等の開
閉パネルによって開閉されるボディの開口縁に取り付け
られるオープニングトリムや、該開閉パネルに取り付け
られるウエザストリップのように、湾曲されたコーナ部
位を有するウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図23に示すように、車体1のドア開口
縁のフランジ2にはオープニングトリム51が取り付け
られ、ドアパネル3の当接を受けてドアパネル3との隙
間をシールするようになっている。図24及び図25に
示すように、このオープニングトリム51は、主要部が
押出成形品52で構成されている。押出成形品52は、
ソリッドゴム製の取付部53及びリップ部55と、スポ
ンジゴム製の中空状(ループ状)のシール部54とが、
共押出成形によって形成されている。取付部53には金
属製の補強用インサート56が埋設され、取付部53に
対しシール部54はそのループ両端で接合されている。
【0003】オープニングトリム51は、ドア開口縁の
角部に沿って湾曲した形状にする必要があるため、真直
部位S,Sの間に湾曲したコーナ部位Cが設けられる。
この湾曲形状が保持されたコーナ部位Cを形成するに
は、まず、図24に示すように、コーナ部位Cにおける
シール部54をその内周部分54aを残して切除する。
次に、この押出成形品52をコーナ部位Cで湾曲させた
状態で型成形装置(図示略)にセットし、図25に示す
ように、前記シール部の切除部分にスポンジゴム材料を
注入して型成形部57を形成する。このとき同時に、こ
の型成形部57を残しておいた内周部分54aに接続す
る。ドアパネル3の角部の形状に合わせてコーナ部位C
のシール部面積を外周側へ拡大するために、型成形部5
7はコーナ部位Cの外周側へ張り出して形成される。な
お、図25においては、専ら型成形部57の範囲を分か
りやすくする目的で、型成形部57にクロスハッチング
を付して示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オープニン
グトリム51では、コーナ部位Cにおけるシール部54
をほとんど切除して型成形部57としているため、型成
形部57が大きくなり、外観や耐磨耗性の点で問題があ
った。
【0005】すなわち、押出成形品52のシール部54
と型成形部57のシール部とでは、たとえ同種のスポン
ジゴム材料を使用したとしても、成形方法の違いや材料
及び発泡倍率の微妙な違いによって表面の色艶が相違す
るとともに、境界線58が見えてしまうため、コーナ部
位Cの外観が良くなかった。また、押出成形品52のシ
ール部54と型成形部57のシール部とでは、ドアパネ
ル3の当接を受けて劣化したときの劣化状態が異なるた
め、使用時間が経過するほど、表面の色艶が相違してく
るという問題があった。
【0006】さらに、型成形部57のシール部は、成形
材料をキャビティでの流動性が良くなるような組成にす
る結果として柔らかくなるため、形成されたシール部の
耐摩耗性が押出成形品52のシール部54に比べて良く
ないという問題もあった。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決し、コー
ナ部位においても押出成形されたシール部が大部分表面
に現われるようにして、表面の色艶を均一にすることが
でき、また、押出成形部と型成形部との境界線を見えに
くくすることができ、もって外観を向上させることがで
きるウエザストリップを提供することにある。また、コ
ーナ部位におけるシール部の耐摩耗性を向上させること
ができるウエザストリップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、自動車の
被取付部に取り付けられる取付部と、該取付部に対し両
端で接合された中空状のシール部とを有し、押出成形に
より一体に形成された押出成形体の真直部位の間に湾曲
したコーナ部位が設けられているウエザストリップにお
いて、前記コーナ部位のシール部の外周側に切開スリッ
トが設けられ、該切開スリットに沿ってシール部にシー
ル部切開縁が形成され、前記取付部とシール部とが前記
被取付部の角部に沿って湾曲させられた状態でシール部
切開縁がコーナ部位の外周側へ展延させられ、前記コー
ナ部位のシール部の裏面の少なくともシール部切開縁付
近に型成形部が形成されていることを特徴とする。
【0009】第二の発明は、自動車の被取付部に取り付
けられる取付部と、該取付部に対し両端で接合された中
空状のシール部とを有し、押出成形により一体に形成さ
れた押出成形体の真直部位の間に湾曲したコーナ部位が
設けられているウエザストリップにおいて、前記コーナ
部位のシール部の外周側であって正面側からは見えない
部分の少なくとも一部が切取られて切取長孔が設けら
れ、該切取長孔に沿ってシール部にシール部切取縁が形
成され、前記取付部とシール部とが前記被取付部の角部
に沿って湾曲させられた状態で、前記シール部の裏面の
少なくともシール部切取縁付近と該シール部切取縁から
コーナ部位の外周側へ張り出した所とに型成形部が形成
されていることを特徴とする。
【0010】第三の発明は、自動車の被取付部に取り付
けられる取付部と、該取付部に対し一端で接合され他端
では接合されていないリップ状のシール部とを有し、押
出成形により一体に形成された押出成形体の真直部位の
間に湾曲したコーナ部位が設けられているウエザストリ
ップにおいて、前記コーナ部位のシール部の他端をコー
ナ部位の外周側に位置させてシール部自由縁とし、該シ
ール部にはシール部自由縁からコーナ部位の内周側に向
けて少なくとも1つの切り込みが形成され、前記取付部
とシール部とが前記被取付部の角部に沿って湾曲させら
れた状態で前記シール部自由縁がコーナ部位の外周側へ
展延させられ、前記コーナ部位のシール部の裏面の少な
くともシール部自由縁付近と前記湾曲に伴って拡開され
た前記切り込み内とに型成形部が形成されていることを
特徴とする。
【0011】上記各発明において、さらに次の手段をと
ることができる。
【0012】切開スリット又は切取長孔は、コーナ部位
の範囲内で設けられていてもよいし、コーナ部位を越え
て真直部位まで伸びていてもよい。
【0013】シール部に、シール部切開縁又はシール部
切取縁からコーナ部位の内周側に向けて少なくとも1つ
の切り込みが形成され、前記湾曲に伴って拡開された切
り込み内にも型形成部が形成されていることが好まし
い。
【0014】切り込みは、コーナ部位とその両側の真直
部位との各境界付近におけるシール部に形成されていて
もよいし、コーナ部位の途中におけるシール部に形成さ
れていてもよい。
【0015】切開スリット又は切取長孔の端部にアール
処理が施されていることが好ましい。また、切り込みの
端部にアール処理が施されていることが好ましい。各端
部での応力集中を緩和することができるからである。ア
ール処理としては、切開スリットや切り込みの端部に丸
穴を設けたり、切取長孔の端部を半円状にしたりするこ
とを例示することができる。
【0016】型成形部には、展延されたシール部切開縁
又はシール部自由縁からコーナ部位の外周側へ張り出さ
ないように型成形部が成形されている態様と、又は、展
延されたシール部切開縁又はシール部自由縁からコーナ
部位の外周側へ張り出した所にも型成形部が成形されて
いる態様とがある。前者の態様は、コーナ部位のシール
部面積を外周側へ拡大するために、シール部切開縁又は
シール部自由縁の展延だけで足りる場合に適し、型成形
部をほとんど見せないようにすることができる。後者の
態様は、コーナ部位のシール部面積を外周側へ拡大する
ために、シール部切開縁又はシール部自由縁の展延だけ
では足りない場合に適し、シール部切開縁又はシール部
自由縁から張出した型成形部が多少見えるが、他に見え
る大部分が押出成形によるシール部なので、外観はほと
んど低下しない。なお、第二の発明においても、シール
部切取縁から張出した型成形部が多少見えるが、他に見
える大部分が押出成形によるシール部なので、外観はほ
とんど低下しない。また、いずれの態様においても、コ
ーナ部位のシール部の裏面については、その全体に型成
形部が成形されていてもよいし、シール部切開縁、シー
ル部自由縁又はシール部切取縁の付近のみに型成形部が
形成されていてもよい。
【0017】型成形部の裏面側に、コーナ部位の湾曲方
向に略沿って延びるリブが一体的に突設されていること
が好ましい。型成形部の剛性が高くなり、コーナ部位の
湾曲形状保持作用が強くなるからである。
【0018】型成形部は、注入成形、射出成形、トラン
スファ成形等、その型成形方法によっては限定されな
い。型成形部の成形材料の流動方向としては、次の態様
(a)(b)を例示できる。
【0019】(a)型成形部は、コーナ部位の略中央に
おける、シール部切開縁、シール部自由縁又はシール部
切取縁の裏面に対峙する取付部の外面近傍に成形材料が
注入され、該成形材料がシール部の裏面をコーナ部位の
内周側から外周側に向かって流動することによって形成
されている態様。
【0020】(b)型成形部は、コーナ部位の略中央に
おける、シール部切開縁、シール部自由縁又はシール部
切取縁の裏面近傍に成形材料が注入され、該成形材料が
シール部の裏面をコーナ部位の外周側から内周側に向か
って流動することによって形成されている態様。
【0021】いずれの態様(a)(b)においても、成
形材料の最終到達点がコーナ部位と真直部位との各境界
付近の外周側となるように設定することができる。そし
て、その最終到達点の外周側にタブを設けて、エアー溜
りが生じないようにすることができる。
【0022】なお、押出成形体の取付部及びシール部の
成形材料はゴムが好ましいが熱可塑性エラストマーでも
よく、型成形部の成形材料はゴムでも熱可塑性エラスト
マーでもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明をオープニングトリ
ムに実施した形態例について、図面に基づき説明する。 [第一実施形態]まず、図1〜図5は第一実施形態のオ
ープニングトリム11とそのコーナ部位形成方法を示し
ている。このオープニングトリム11は、主要部が押出
成形品12で構成されている。押出成形品12は、EP
DM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)ソリッ
ドゴム製の断面略U字状の取付部(トリム部)13及び
断面リップ状のリップ部15と、EPDMスポンジゴム
製の中空状(具体的には断面略C字ループ状)のシール
部14とが、共押出成形によって形成されている。取付
部13には金属製の補強用インサート16が埋設され、
取付部13に対しシール部14はそのループ両端で接合
されている。図3及び図23に示すように、取付部13
は車体1のドア開口縁のフランジ2に取り付けられ、シ
ール部14はドアパネル3の当接を受けてドアパネル3
との隙間をシールし、リップ部15はシール部14の反
対側で車室内に配設されたガーニッシュ等の内装材(図
示略)の端縁を覆って、その隙間をシールする。
【0024】前述の通り、オープニングトリム11は、
ドア開口縁の角部に沿って湾曲した形状にする必要があ
るため、真直部位S,Sの間に湾曲したコーナ部位Cが
設けられる。この湾曲形状は保持される必要がある。ま
た、ドアパネル3の角部の形状に合わせてコーナ部位C
のシール部面積を外周側へ拡大するために、コーナ部位
Cのシール部は外周側へ張り出す必要がある。コーナ部
位Cの構成を、次の形成方法を通じて、詳細に説明す
る。
【0025】 まず、シール部14が、図3(二点鎖
線)と図4に示すように、コーナ部位Cの外周側のルー
プ端17に設けられた線状の切開スリット19で切り開
かれることにより、シール部14の外周側にシール部切
開縁14bが形成される。さらに、シール部14には、
図1、図2及び図4に示すように、切開スリット19の
両端付近(コーナ部位Cと真直部位S,Sとの各境界付
近)でシール部切開縁14bからコーナ部位Cの内周側
に向けて切り込み18,18が形成されることにより、
略┌─┐形状のシール部切開片14aが形成される。
【0026】 図1及び図2に示すように、取付部1
3とシール部切開片14aとが湾曲され、図3に矢印で
示すように、シール部切開縁14bがコーナ部位Cの外
周側へ展延された状態で、図5に示すように、押出成形
品12が型成形装置20にセットされる。型成形装置2
0は、下型21と、取付部13に入り込んで支持する第
一中型22と、シール部切開片14aの外面を支える第
二中型23と、シール部切開片14aの内部に入り込む
第三中型24と、上型25とで構成されており、セット
されたシール部切開片14aと第三中型24との間にキ
ャビティ26が形成される。
【0027】 EPDMスポンジゴム材料が、ゲート
27から、シール部切開片14aのシール部切開縁14
bの裏面に対峙する取付部13の外面近傍に注入され、
シール部切開片14aの裏面をコーナ部位Cの内周側か
ら外周側に向かって流動して発泡し、キャビティ26に
充満することにより、図1〜図3及び図5に示すよう
に、取付部13の外面と、シール部切開片14aの裏面
全体と、前記湾曲に伴って拡開された切り込み18,1
8内とに、湾曲形状保持用の型成形部30が形成され
る。なお、図1においては、専ら型成形部30の範囲を
分かりやすくする目的で、型成形部30にクロスハッチ
ングを付して示す(以下、他の各実施形態を示す図9、
図11、図15、図16、図19及び図21において同
じ。)。型成形部30の厚さは、特に限定されないが、
0.5〜3mmが好ましく、1〜2mmがさらに好まし
い。本実施形態では、位置によっても異なるが、平均
1.2mmである。
【0028】本実施形態では、型成形部30が、シール
部切開片14aの裏面全体のみならず、展延されたシー
ル部切開縁14bからコーナ部位Cの外周側へ張り出す
ように形成されている。従って、ドアパネル3の角部の
形状に合わせてシール部面積を外周側へ拡大するため
に、シール部切開縁14bの展延だけでは足りない場合
に適する。なお、型成形部30の最外周部にはフランジ
状突起32が形成される。
【0029】また、本実施形態では、シール部切開片1
4aの裏面に形成された型成形部30に、コーナ部位C
の湾曲方向に略沿って延びる二本のリブ31が一体的に
突設されているため、型成形部30の剛性が高くなって
おり、コーナ部位Cの湾曲形状保持作用が強くなってい
る。
【0030】以上のように構成された本実施形態のオー
プニングトリム11によれば、従来のようにシール部を
大部分切除するのではなく、シール部14を略コ字状の
シール部切開片14aとして残し、しかもシール部切開
縁14bをコーナ部位Cの外周側へ展延させているの
で、押出成形されたシール部14(14aを含む)を極
力見せる(表面に現れる)ようになっている。一方、型
成形された型成形部30は、切り込み18,18にわず
かに見えるとともに、展延されたシール部切開縁14b
から張り出した所に見えるだけで、極力表面に現れない
ようになっている。従って、表面の色艶を全体的に略均
一にでき、押出成形のシール部14(14aを含む)と
型成形部30との境界線を見えにくくすることができ
る。よって、外観を従来と比べて顕著に向上させること
ができる。
【0031】また、上記のように耐摩耗性の良い押出成
形されたシール部14が大部分表面に現れるようになっ
ているため、コーナ部位Cにおける耐摩耗性を向上させ
ることもできる。なお、シール部14にエア抜き穴(図
示略)が開けられている場合には、シール部切開片14
aの裏側からこれを埋めることもできる。
【0032】なお、前記ゲート27から注入した成形材
料を、図1に二点鎖線で示すようにシール部切開片14
aの裏面に流動させ、その最終到達点が真直部位S,S
との各境界付近の外周側となるように設定することがで
きる。そして、その最終到達点の外周側にタブ28を設
けて、エアー溜りが生じないようにすることもできる。
成形後、タブ28はゲート残留部とともに切除される。
【0033】[第二実施形態]次に、図6は第二実施形
態のオープニングトリム11を示し、型成形部30が、
シール部切開片14aの裏面に収まるように形成され、
従って、展延されたシール部切開縁14bからコーナ部
位Cの外周側へ張り出さないように形成されている点に
おいてのみ、第一実施形態と相違している。本実施形態
は、ドアパネル3の角部の形状に合わせてシール部面積
を外周側へ拡大するために、シール部切開縁14bの展
延だけで足りる場合に適し、型成形部30をほとんど見
せないようにできる利点がある。
【0034】[第三実施形態]次に、図7は第三実施形
態のオープニングトリム11を示し、シール部切開片1
4aの裏面のシール部切開縁14b付近のみと、シール
部切開縁14bからコーナ部位Cの外周側へ張り出す所
と、湾曲に伴って拡開された切り込み18,18内とに
型成形部30が形成され、リブ31が省略されている点
において、第一実施形態と相違している。本実施形態の
型成形部30は、第一実施形態の型成形方法とは逆に、
図5に破線で示すゲート27aから、シール部切開縁1
4bの裏面近傍に注入された成形材料が、該シール部切
開片14aの裏面をコーナ部位Cの外周側から内周側に
向かって流動して形成されたものである。本実施形態に
よれば、シール部切開片14aの裏面全体に型成形部3
0が形成された場合に比べて、コーナ部位Cと真直部位
Sとの間の剛性の変化を小さくできるので、ドアパネル
3にかかる荷重を極端に変化させることがない。
【0035】本実施形態の変更例として、型成形部30
を、展延されたシール部切開縁14bからコーナ部位C
の外周側へ張り出さないように形成することもできる。
【0036】本実施形態のさらに別の変更例として、前
記ゲート27aから注入した成形材料を、図1に二点鎖
線で示すように、シール部切開片14aの裏面全体に流
動させ、成形材料の最終到達点が真直部位との各境界付
近の外周側となるように設定してもよい。そして、その
最終到達点の外周側にタブ28を設けて、エアー溜りが
生じないようにすることもできる。成形後、タブ28は
ゲート残留部とともに切除される。
【0037】[第四実施形態]次に、図8及び図9は第
四実施形態のオープニングトリム11を示し、前記切開
スリット19に代えて、コーナ部位Cのシール部14の
外周側であって正面側からは見えない部分(シール部1
4を外周側から見た図8では見えるが、正面側から見た
図9では見えない部分)の一部が切取られて切取長孔3
3が設けられ、該切取長孔33に沿ってシール部14に
シール部切取縁14cが形成されている点と、切り込み
18の端部に丸穴18aが設けられている点において、
第一実施形態と相違している。切取長孔33の端部は半
円である。
【0038】図8に示すように、シール部14に切取長
孔33と切り込み18とが設けられてシール部切取縁1
4cが形成された後、第一実施形態と同様に湾曲された
状態でシール部切取縁14cがコーナ部位Cの外周側へ
展延され、図9に示すように、取付部13の外面と、シ
ール部切開片14aの裏面と、シール部切取縁14cか
らコーナ部位Cの外周側へ張り出した所と、拡開された
切り込み18内とに、湾曲形状保持用の型成形部30が
形成される。本実施形態は、シール部切開片14aを展
延する際に、切取長孔33や切り込み18の端部での応
力集中を緩和して、該端部から裂けないようにできる利
点がある。
【0039】[第五実施形態]次に、図10〜図13は
第五実施形態のオープニングトリム11を示し、前記切
開スリット19に代えて、コーナ部位Cのシール部14
の外周側であって正面側からは見えない部分の一部が切
取られて切取長孔33が設けられ、該切取長孔33に沿
ってシール部14にシール部切取縁14cが形成されて
いる点と、切り込み18がコーナ部位Cの略中央1箇所
にのみ形成されている点と、切り込み18の端部に丸穴
18aが設けられている点において、第三実施形態と相
違している。
【0040】図10に示すように、シール部14に切取
長孔33と切り込み18とが設けられてシール部切取縁
14cが形成された後、第一実施形態と同様に湾曲され
た状態でシール部切取縁14cがコーナ部位Cの外周側
へ展延され、図11〜13に示すように、シール部切開
片14aの裏面のシール部切取縁14c付近と、拡開さ
れた切り込み18内とに、湾曲形状保持用の型成形部3
0が形成される。
【0041】本実施形態の変更例として、図13に二点
鎖線で示すように、シール部切開片14aの裏面全体か
ら取付部13の外面全体にまで型成形部30を形成した
り、展延されたシール部切取縁14cからコーナ部位C
の外周側へ張り出さないように型成形部30を形成した
りすることもできる。
【0042】[第六実施形態]次に、図14〜図17は
第六実施形態のオープニングトリム11を示し、前記切
開スリット19に代えて、コーナ部位Cのシール部14
の外周側であって正面側からは見えない部分の一部が切
取られて切取長孔33が設けられ、該切取長孔33に沿
ってシール部14にシール部切取縁14cが形成されて
いる点と、切り込みが形成されていない点において、第
三実施形態と相違している。本実施形態の切取長孔33
の両端は、シール部14のコーナ部位Cを超えて真直部
位S,Sにまで延びている。
【0043】図14に示すように、シール部14に切取
長孔33が設けられてシール部切取縁14cが形成され
た後、第一実施形態と同様に湾曲された状態でシール部
切取縁14cがコーナ部位Cの外周側へ展延され、図1
5〜図17に示すように、シール部14の裏面のシール
部切取縁14c付近と、前記展延に伴って拡開された切
取長孔33の両端部と、取付部13の外面の外周部分の
みとに、湾曲形状保持用の型成形部30が形成される。
なお、本実施形態では、型成形部30の成形材料として
EPDMソリッドゴムを使用し、コーナ部位Cの湾曲形
状保持作用を強化している。
【0044】本実施形態の変更例として、図17に二点
鎖線で示すように、シール部14の裏面全体から取付部
13の外面全体にまで型成形部30を形成したり、展延
されたシール部切取縁14cからコーナ部位Cの外周側
へ張り出さないように型成形部30を形成したりするこ
ともできる。
【0045】本実施形態のさらに別の変更例として、図
14〜図16に二点鎖線で示すように、切取長孔33の
幅を、シール部14の外周側であって正面側からは見え
ない部分の全部が切取られるように、大きくしてもよ
い。このようにすると、押出成形のシール部14に設け
られているエア抜き穴(図示略)の位置を考慮せずに、
任意の位置をコーナ部位Cとすることができる。
【0046】[第七実施形態]次に、図18及び図19
は第七実施形態のオープニングトリム11を示し、前記
中空状のシール部14に代えて、取付部13に対し一端
で接合され他端では接合されていないリップ状のシール
部37を用いる点において、第一実施形態と相違してい
る。本実施形態では、前記コーナ部位Cのシール部37
の他端(取付部13に対し接合されていない)をコーナ
部位Cの外周側に位置させてシール部自由縁37bとし
ており、切開スリットは設ける必要が無い。
【0047】図18に示すように、シール部37には、
コーナ部位Cとその両側の真直部位S,Sとの各境界付
近でシール部自由縁37bからコーナ部位Cの内周側に
向けて切り込み18,18が形成されることにより、略
┌─┐形状のシール部自由片37aが形成される。そし
て、第一実施形態と同様に、取付部13とシール部37
とが湾曲された状態で、シール部自由縁37bがコーナ
部位Cの外周側へ展延され、図19に示すように、取付
部13の外面全体と、シール部自由片37aの裏面全体
と、前記湾曲に伴って拡開された切り込み18,18内
とに、湾曲形状保持用の型成形部30が形成される。
【0048】本実施形態の変更例として、シール部37
の裏面のシール部自由縁37b付近のみに型成形部30
を形成したり、展延されたシール部自由縁37bからコ
ーナ部位Cの外周側へ張り出さないように型成形部30
を形成したりすることもできる。
【0049】[第八実施形態]次に、図20及び図21
は第八実施形態のオープニングトリム11を示し、前記
中空状のシール部14に代えて、取付部13に対し一端
で接合され他端では接合されていないリップ状のシール
部37を用いる点と、切り込み18がコーナ部位Cの略
中央1箇所にのみ形成されている点と、切り込み18の
端部に丸穴18aが設けられている点において、第三実
施形態と相違している。本実施形態では、前記コーナ部
位Cのシール部37の他端(取付部13に対し接合され
ていない)をコーナ部位Cの外周側に位置させてシール
部自由縁37bとしており、切開スリットは設ける必要
が無い。
【0050】図20に示すように、シール部37には、
コーナ部位Cの中央付近でシール部自由縁37bからコ
ーナ部位Cの内周側に向けて切り込み18が形成され
る。そして、第一実施形態と同様に、取付部13とシー
ル部37とが湾曲された状態で、シール部自由縁37b
がコーナ部位Cの外周側へ展延され、図21に示すよう
に、シール部自由片37aの裏面のシール部自由縁37
b付近のみと、前記湾曲に伴って拡開された切り込み1
8内とに、湾曲形状保持用の型成形部30が形成され
る。
【0051】本実施形態の変更例として、シール部自由
片37aの裏面全体から取付部13の外面全体にまで型
成形部30を形成したり、展延されたシール部自由縁3
7bからコーナ部位Cの外周側へ張り出さないように型
成形部30を形成したりすることもできる。
【0052】なお、第七実施形態及び第八実施形態で例
示したように、取付部13に対し一端で接合され他端で
接合されていないリップ状のシール部37を用いたオー
プニングトリム11では、シール部37に少なくとも1
つの切り込みを形成する必要がある。切り込みを形成せ
ずにシール部自由縁37bを展延すると、その展延が、
押出成形された真直部位Sのシール部37の断面形状
(特に取付部13に対し接合されていない他端側の断面
形状)にも影響を与えてしまうからである。
【0053】一方、第六実施形態で例示したように、取
付部13に対し両端で接合された中空状のシール部14
を用いたオープニングトリム11では、必ずしもシール
部14に切り込みを形成する必要はない。シール部切取
縁14c(又はシール部切開縁14b)の展延しても、
取付部13に対し両端で接合された真直部位Sのシール
部14は断面形状に影響を受けにくいからである。
【0054】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)切り込み18の深さを適宜変更すること。各図示
例より深くても浅くてもよい。 (2)リブ31の寸法形状、本数等を適宜変更するこ
と。また、型成形部30の厚さを増して、リブ31を省
略すること。 (3)フランジ状突起32を省略すること。 (4)リップ部15を省略すること。 (5)取付部13の外面にリブを突設すること。 (6)本発明を自動車のエンジンフード、トランク等に
取り付けられるオープニングトリムに適用したり、サイ
ドドアパネル、ハッチバックドアパネル、トランクパネ
ル等の開閉パネルに取り付けられるウエザストリップに
適用したりすること。 (7)取付部13及びシール部14,37の具体的形状
を、前記装着場所に応じて変更すること。例えば、第七
実施形態のシール部37を、図22に示すように、取付
部13に対し一端だけで接合された断面V字状のシール
部38に変更することもできる。 (8)切開スリット19と切取長孔33とは、前者はシ
ール部14の一部を切取らないが後者は切取るというだ
けの違いであって、相互に置換可能である。例えば、第
一〜第三実施例において切開スリット19に代えて切取
長孔33を設けたり、第四〜第六実施例においてに切取
長孔33代えて切開スリット19を設けたりすることが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るウエ
ザストリップによれば、コーナ部位においても押出成形
されたシール部が大部分表面に現われるようにして、表
面の色艶を均一にすることができ、また、押出成形部と
型成形部との境界線を見えにくくすることができ、もっ
て外観を向上させることができる。また、コーナ部位に
おけるシール部の耐摩耗性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るオープニングトリ
ム(特に図23のI矢示部)を正面側から見た正面図で
ある。
【図2】同オープニングトリムを背面側から見た斜視図
である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】同オープニングトリムのシール部に切開スリッ
ト及び切り込みを形成したときの状態をシール部の外周
側から見た斜視図である。
【図5】同オープニングトリムの型成形方法を示す断面
図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係るオープニングトリ
ムを示す断面図である。
【図7】本発明の第三実施形態に係るオープニングトリ
ムを示す断面図である。
【図8】本発明の第四実施形態に係るオープニングトリ
ムのシール部に切取長孔及び切り込みを形成したときの
状態をシール部の外周側から見た斜視図である。
【図9】同オープニングトリムを示す正面図である。
【図10】本発明の第五実施形態に係るオープニングト
リムのシール部に切取長孔及び切り込みを形成したとき
の状態をシール部の外周側から見た斜視図である。
【図11】同オープニングトリムを示す正面図である。
【図12】同オープニングトリムを背面側から見た斜視
図である。
【図13】図11のXIII−XIII線断面図であ
る。
【図14】本発明の第六実施形態に係るオープニングト
リムのシール部に切取長孔を設けたときの状態をシール
部の外周側から見た斜視図である。
【図15】同オープニングトリムを正面側から見た正面
図である。
【図16】同オープニングトリムをシール部の外周側か
ら見た斜視図である。
【図17】図15のXVII−XVII線断面図であ
る。
【図18】本発明の第七実施形態に係るオープニングト
リムのシール部に切り込みを形成したときの状態をシー
ル部の外周側から見た斜視図である。
【図19】同オープニングトリムを正面側から見た正面
図である。
【図20】本発明の第八実施形態に係るオープニングト
リムのシール部に切り込みを形成したときの状態をシー
ル部の外周側から見た斜視図である。
【図21】同オープニングトリムを正面側から見た正面
図である。
【図22】本発明の別例のオープニングトリムのシール
部に切り込みを形成したときの状態をシール部の外周側
から見た斜視図である。
【図23】オープニングトリムを取り付けた自動車の概
略図である。
【図24】従来のオープニングトリムのシール部切除時
の正面図である。
【図25】同オープニングトリムの型成形後の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 車体 2 フランジ 3 ドアパネル 11 オープニングトリム 12 押出成形品 13 取付部 14 シール部 14a シール部切開片 14b シール部切開縁 14c シール部切取縁 17 ループ端 18 切り込み 19 切開スリット 20 型成形装置 30 型成形部 31 リブ 33 切取長孔 37 シール部 37a シール部自由片 37b シール部自由縁 38 シール部 C コーナ部位 S 真直部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高屋 雅博 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/06 B60J 10/08 B29C 47/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の被取付部に取り付けられる取付
    部と、該取付部に対し両端で接合された中空状のシール
    部とを有し、押出成形により一体に形成された押出成形
    体の真直部位の間に湾曲したコーナ部位が設けられてい
    るウエザストリップにおいて、 前記コーナ部位のシール部の外周側に切開スリットが設
    けられ、該切開スリットに沿ってシール部にシール部切
    開縁が形成され、前記取付部とシール部とが前記被取付
    部の角部に沿って湾曲させられた状態でシール部切開縁
    がコーナ部位の外周側へ展延させられ、前記コーナ部位
    のシール部の裏面の少なくともシール部切開縁付近に型
    成形部が形成されていることを特徴とするウエザストリ
    ップ。
  2. 【請求項2】 自動車の被取付部に取り付けられる取付
    部と、該取付部に対し両端で接合された中空状のシール
    部とを有し、押出成形により一体に形成された押出成形
    体の真直部位の間に湾曲したコーナ部位が設けられてい
    るウエザストリップにおいて、 前記コーナ部位のシール部の外周側であって正面側から
    は見えない部分の少なくとも一部が切取られて切取長孔
    が設けられ、該切取長孔に沿ってシール部にシール部切
    取縁が形成され、前記取付部とシール部とが前記被取付
    部の角部に沿って湾曲させられた状態で、前記シール部
    の裏面の少なくともシール部切取縁付近と該シール部切
    取縁からコーナ部位の外周側へ張り出した所とに型成形
    部が形成されていることを特徴とするウエザストリッ
    プ。
  3. 【請求項3】 自動車の被取付部に取り付けられる取付
    部と、該取付部に対し一端で接合され他端では接合され
    ていないリップ状のシール部とを有し、押出成形により
    一体に形成された押出成形体の真直部位の間に湾曲した
    コーナ部位が設けられているウエザストリップにおい
    て、 前記コーナ部位のシール部の他端をコーナ部位の外周側
    に位置させてシール部自由縁とし、該シール部にはシー
    ル部自由縁からコーナ部位の内周側に向けて少なくとも
    1つの切り込みが形成され、前記取付部とシール部とが
    前記被取付部の角部に沿って湾曲させられた状態で前記
    シール部自由縁がコーナ部位の外周側へ展延させられ、
    前記コーナ部位のシール部の裏面の少なくともシール部
    自由縁付近と前記湾曲に伴って拡開された前記切り込み
    内とに型成形部が形成されていることを特徴とするウエ
    ザストリップ。
  4. 【請求項4】 前記シール部には、前記シール部切開縁
    又はシール部切取縁からコーナ部位の内周側に向けて少
    なくとも1つの切り込みが形成され、前記湾曲に伴って
    拡開された切り込み内にも型形成部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のウエザストリッ
    プ。
  5. 【請求項5】 前記切り込みは、コーナ部位とその両側
    の真直部位との各境界付近におけるシール部に形成され
    ていることを特徴とする請求項3又は4記載のウエザス
    トリップ。
  6. 【請求項6】 前記切り込みは、コーナ部位の途中にお
    けるシール部に形成されていることを特徴とする請求項
    3又は4記載のウエザストリップ。
  7. 【請求項7】 前記切開スリット又は切取長孔の端部に
    アール処理が施されていることを特徴とする請求項1、
    2又は4のいずれか一項に記載のウエザストリップ。
  8. 【請求項8】 前記切り込みの端部にアール処理が施さ
    れていることを特徴とする請求項3又は4記載のウエザ
    ストリップ。
  9. 【請求項9】 展延された前記シール部切開縁又はシー
    ル部自由縁からコーナ部位の外周側へ張り出さないよう
    に型成形部が成形されていることを特徴とする請求項1
    又は3のいずれか一項に記載のウエザストリップ。
  10. 【請求項10】 展延された前記シール部切開縁又はシ
    ール部自由縁からコーナ部位の外周側へ張り出した所に
    も型成形部が成形されていることを特徴とする請求項1
    又は3のいずれか一項に記載のウエザストリップ。
  11. 【請求項11】 前記型成形部の裏面側に、コーナ部位
    の湾曲方向に略沿って延びるリブが一体的に突設されて
    いることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項記
    載のウエザストリップ。
  12. 【請求項12】 前記型成形部は、前記コーナ部位の略
    中央における、前記シール部切開縁、シール部自由縁又
    はシール部切取縁の裏面に対峙する前記取付部の外面近
    傍に成形材料が注入され、該成形材料が前記シール部の
    裏面をコーナ部位の内周側から外周側に向かって流動す
    ることによって形成されていることを特徴とする請求項
    1〜11のいずれか一項に記載のウエザストリップ。
  13. 【請求項13】 前記型成形部は、前記コーナ部位の略
    中央における、前記シール部切開縁、シール部自由縁又
    はシール部切取縁の裏面近傍に成形材料が注入され、該
    成形材料が前記シール部の裏面をコーナ部位の外周側か
    ら内周側に向かって流動することによって形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記
    載のウエザストリップ。
  14. 【請求項14】 前記成形材料の最終到達点がコーナ部
    位と真直部位との各境界付近の外周側となるように設定
    されていることを特徴とする請求項12又は13記載の
    ウエザストリップ。
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