JP3528525B2 - モータの回転速度制御回路 - Google Patents

モータの回転速度制御回路

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JP3528525B2
JP3528525B2 JP20131297A JP20131297A JP3528525B2 JP 3528525 B2 JP3528525 B2 JP 3528525B2 JP 20131297 A JP20131297 A JP 20131297A JP 20131297 A JP20131297 A JP 20131297A JP 3528525 B2 JP3528525 B2 JP 3528525B2
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一將 山内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機等を
駆動するためのモータの制御に係り、特にモータを安定
して定速回転させるモータの回転速度制御回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの回転速度の制御方式とし
て、PWM制御方式やガバナ等の直列負荷による方式が
用いられている。図9は従来のPWM制御方式によるモ
ータの回転速度制御回路の回路図、図10(a)は図9
のA点の電圧波形図、(b)は図9のPWM回路104
から出力されるPWM信号を示す図である。
【0003】この従来のモータの回転速度制御回路で
は、商用の交流電源100からの交流電圧が整流回路1
01により整流され、コンデンサ102により平滑され
て、モータ103に印加されるA点の電圧波形は、図1
0(a)に示すような直流電圧になる。
【0004】PWM回路104から、図10(b)に示
すような周期T及びオンオフデューティのPWM信号が
駆動回路105に送出され、駆動回路105は、このP
WM信号に基づいてオンオフして、モータ103にはオ
ン時間だけ直流電圧が印加されて、モータ103はこの
電圧印加によって回転する。一方、モータ103の回転
速度は、回転速度検出回路106により検出される。
【0005】そして、制御回路107は、回転速度検出
回路106の検出結果に基づいて、モータ103の回転
速度が予め設定された値より速い場合には、駆動回路1
05のオンデューティを低下させ、モータ103の回転
速度が設定値より遅い場合には、オンデューティを上昇
させるようにPWM回路104を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のモータの回
転速度制御回路を実際に実現する場合において、整流回
路101によって整流された電圧の平滑が不十分な場合
には、PWM回路104から出力されるPWM信号の周
期Tと交流電源100の周期とが異なると、モータ10
3への周期毎の印加電圧が変動し、モータ103の回転
が安定しないこととなる。従って、モータ103を定回
転速度で安定して回転させるためには、平滑用のコンデ
ンサ102として大容量のものが必要となる。
【0007】更に、モータ103の回転速度を低下させ
たい場合にはPWM信号のオンデューティを低下させる
が、PWM信号の周期が長過ぎるとオフ時間が長くなり
過ぎて、モータ103の回転が不安定になったり、停止
してしまう虞れがある。これを回避するためにはPWM
信号の周期を短くしておく必要があるが、そのために
は、PWM回路104及び制御回路107が高速に動作
するように設計する必要がある。従って、回路設計が複
雑になるとともにコストが上昇してしまう。
【0008】本発明は、上記問題を解決するもので、簡
易な構成で、モータの回転速度を広範囲に制御可能にす
るとともに安定して定速回転させるモータの回転速度制
御回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータに電圧
を印加して予め設定された定回転速度で回転させるモー
タの回転速度制御回路において、電源スイッチがオンの
ときに交流電源からの交流電圧を整流して脈流電圧を出
力する整流回路と、上記脈流電圧が設定された基準電圧
以下のときにのみ上記モータに上記脈流電圧を印加する
駆動制御回路と、上記モータの回転速度を検出する回転
速度検出回路と、検出された上記回転速度が上記定回転
速度より高いときは上記基準電圧を低下させるととも
に、上記定回転速度より低いときは上記基準電圧を上昇
させる電圧制御回路とを備え、上記駆動制御回路は、上
記脈流電圧を所定の分圧比で分圧して得られる分圧電圧
を出力する分圧回路と、上記整流回路の正極出力端子と
負極出力端子との間であって上記モータに直列接続され
たスイッチ素子とを備え、電源スイッチがオンのときに
上記スイッチ素子をオンにするとともに、上記分圧電圧
が予め設定された設定値以上になると上記スイッチ素子
をオフにするもので、上記電圧制御回路は、検出された
上記回転速度が上記定回転速度より高いときは上記分圧
比を低減させて上記分圧電圧を低下させるとともに、上
記定回転速度より低いときは上記分圧比を増大させて上
記分圧電圧を上昇させるものである。
【0010】この構成によれば、電源スイッチがオンの
ときに交流電源からの交流電圧が整流されて脈流電圧が
出力され、この脈流電圧が設定された基準電圧以下のと
きにのみモータに脈流電圧が印加されることによりモー
タが回転する。このモータの回転速度が検出され、検出
された回転速度が定回転速度より高いときは基準電圧が
低下することによりモータへの印加電圧の実効値が低下
し、定回転速度より低いときは基準電圧が上昇すること
によりモータへの印加電圧の実効値が上昇し、これによ
ってモータが定回転速度で回転することとなる。そし
て、整流回路の正極出力端子と負極出力端子との間にモ
ータに直列接続されたスイッチ素子は、電源スイッチが
オンのときにオンにされるとともに、脈流電圧を所定の
分圧比で分圧して得られる分圧電圧が予め設定された設
定値以上になるとスイッチ素子がオフにされることによ
り、脈流電圧が基準電圧以下のときにのみモータに脈流
電圧が印加されることとなる。また、モータの回転速度
が定回転速度より高いときは分圧比が低減して分圧電圧
が低下することにより、基準電圧が低下することとな
り、定回転速度より低いときは分圧比が増大して分圧電
圧が上昇することにより、基準電圧が上昇することとな
る。これによって、モータへの印加電圧の実効値が制御
されて、モータが定回転速度で回転することとなる。
【0011】また、請求項2記載のモータの回転速度制
御回路において、上記分圧回路は、複数の抵抗及びスイ
ッチからなる直列回路が互いに並列接続されてなる抵抗
群と固定抵抗とが、上記整流回路の正極出力端子と負極
出力端子との間に直列接続されてなり、上記各スイッチ
のオンオフによって決まる上記抵抗群の合成抵抗と上記
固定抵抗とによって上記分圧比が決定されるもので、上
記電圧制御回路は、検出された上記回転速度に応じて上
記各スイッチのオンオフを制御することによって上記分
圧比を増減させるものである。
【0012】この構成によれば、分圧回路は、複数の抵
抗及びスイッチからなる直列回路が互いに並列接続され
てなる抵抗群と固定抵抗とが、整流回路の正極出力端子
と負極出力端子との間に直列接続されてなり、各スイッ
チのオンオフによって決まる抵抗群の合成抵抗と固定抵
抗とによって分圧比が決定され、検出されたモータの回
転速度に応じて各スイッチのオンオフを制御することに
よって上記分圧比が増減されることにより、簡易な構成
で精度よく分圧比が増減されることとなる。
【0013】また、請求項3記載のモータの回転速度制
御回路において、上記分圧回路は、更に、上記固定抵抗
と上記抵抗群の間に直列接続された第2固定抵抗と、上
記抵抗群及び上記第2固定抵抗からなる直列回路に並列
接続された第3固定抵抗とを備え、上記スイッチ群の各
スイッチのオンオフによって決まる上記抵抗群、上記第
2固定抵抗及び上記第3固定抵抗の合成抵抗と上記固定
抵抗とによって上記分圧比が決定されるものである。
【0014】この構成によれば、分圧回路は、更に、固
定抵抗と抵抗群の間に直列接続された第2固定抵抗と、
抵抗群及び第2固定抵抗からなる直列回路に並列接続さ
れた第3固定抵抗とを備え、スイッチ群の各スイッチの
オンオフによって決まる抵抗群、第2固定抵抗及び第3
固定抵抗の合成抵抗と固定抵抗とによって分圧比が決定
されることにより、抵抗群の各抵抗による合成抵抗への
寄与率が、第2固定抵抗及び第3固定抵抗の分だけ減少
するので、スイッチ群の各スイッチのオンオフによる分
圧比の変化量が低減する。従って、各スイッチのオンオ
フによるモータへの印加電圧の実効値の可変範囲が小さ
くなり、これによって、モータの回転速度がよりきめ細
かく制御されることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るモータの回転
速度制御回路の第1実施形態の回路ブロック図、図2は
各部の変化状態を示す図である。この制御回路は、モー
タ1への印加電圧を制御することによりモータ1を定速
回転させるもので、図1に示すように、電源スイッチ
2、整流回路3、回転速度検出回路4、電圧検出回路
5、駆動回路6及び制御回路7を備えている。
【0016】モータ1は、例えばマッサージ機の駆動源
を構成するもので、整流回路3の正極出力端子P1と負
極出力端子P2との間に、駆動回路6と直列に接続され
ている。電源スイッチ2は、交流電源8からの入力をオ
ンオフするものである。整流回路3は、交流電源8から
入力される交流電圧を全波整流して、図2に示すよう
に、脈流電圧Vmを出力するものである。
【0017】図1に戻って、回転速度検出回路4は、例
えばモータ1の回転軸に取り付けられたパルスエンコー
ダ等を備え、モータ1の回転速度を検出するものであ
る。電圧検出回路5は、脈流電圧Vmを検出して制御回
路7に送出するものである。駆動回路6は、制御回路7
によってオンオフされるスイッチ素子からなり、モータ
1への電圧印加をオンオフするものである。
【0018】制御回路7は、電圧検出回路5からの脈流
電圧Vmと設定された基準電圧Vthとを比較して、図2
に示すように、Vm≦Vthのときは駆動回路6をオンに
し、Vm>Vthのときは駆動回路6をオフにする駆動制
御回路としての機能を有する。これによって図2に示す
ような電圧がモータ1に印加される。
【0019】また、図1に戻って、制御回路7は、回転
速度検出回路4により検出されたモータ1の回転速度が
予め設定された定回転速度より高いときは基準電圧Vth
を低下させ、定回転速度より低いときは基準電圧Vth
上昇させる電圧制御回路としての機能を有する。これに
よってモータ1に印加される実効電圧を制御することが
でき、モータ1の回転速度を一定値に保持することがで
きる。
【0020】このように、第1実施形態によれば、モー
タ1の駆動をオンオフさせるタイミングの周期は交流電
源8の周期によって決まり、オン時間の比率は脈流電圧
mのレベルに基づいて設定されるので、回路構成を簡
素化することができる。
【0021】また、モータ1に印加する実効電圧は、基
準電圧Vthを脈流電圧Vmのピーク電圧より高く設定す
ると脈流電圧Vmの100%とすることができ、基準電圧V
thを低く設定するとほぼ0とすることができ、これによ
って、モータ1の回転速度を高速から低速まで幅広く制
御することができる。
【0022】特に、図2から分かるように、基準電圧V
thの変化量に対して、モータ1への印加電圧の実効値の
変化量が高電圧側に比べて低電圧側で小さくなるので、
モータ1の回転速度を低速側できめ細かく制御すること
ができる。
【0023】図3は図1に示した第1実施形態の整流回
路3、電圧検出回路5、駆動回路6及び制御回路7の具
体例を示す回路図である。図3において、図1と同一構
成要素には同一符号を付している。整流回路3は、ブリ
ッジダイオードからなり、電圧検出回路5は、抵抗R
1,R2からなり、駆動回路6は、電界効果トランジス
タ(以下、単に「トランジスタ」という。)Q1、抵抗
R3及びトランジスタQ2からなり、制御回路7は、電
圧制御回路71、基準電圧生成回路72及び電圧比較回
路73からなる。
【0024】電圧検出回路5の抵抗R1,R2は、整流
回路3の正極出力端子P1と負極出力端子P2との間に
直列接続され、抵抗R1,R2の接続点が電圧比較回路
73の一方の入力端子P11に接続されている。これに
よって、脈流電圧Vmが抵抗R1,R2により分圧され
た分圧電圧Vmcが電圧比較回路73の入力端子P11に
入力される。なお、 (数1)Vmc=Vm2/(R1+R2) である。但し、R1,R2は抵抗R1,R2の抵抗値であ
る。
【0025】モータ1は、整流回路3の正極出力端子P
1とトランジスタQ1のドレインとの間に接続され、ト
ランジスタQ1のソースは、整流回路3の負極出力端子
P2に接続されている。トランジスタQ1のゲートは、
抵抗R3を介して整流回路3の正極出力端子P1に接続
されるとともに、トランジスタQ2のコレクタに接続さ
れている。トランジスタQ2のエミッタは、整流回路3
の負極出力端子P2に接続され、トランジスタQ2のベ
ースは、電圧比較回路73の出力端子P13に接続され
ている。
【0026】基準電圧生成回路72は、基準電圧Vth
生成し、電圧比較回路73の他方の入力端子P12に基
準電圧Vthを送出するものである。電圧制御回路71
は、回転速度検出回路4により検出されたモータ1の回
転速度に応じて、基準電圧生成回路72において生成す
る基準電圧Vthのレベルを制御するもので、モータ1の
回転速度が定回転速度より高いときは基準電圧Vthを低
下させ、定回転速度より低いときは基準電圧Vthを上昇
させるものである。
【0027】電圧比較回路73は、オペアンプなどから
なり、入力端子P11に入力される分圧電圧Vmcと、入
力端子P12に入力される基準電圧Vthとを比較するも
のである。一方、上記数1より下記数2が得られる。 (数2)Vm=Vmc(R1+R2)/R2 そこで、電圧比較回路73は、この数2を用いて、Vm
≦Vthのときはローレベル信号を出力端子P13から出
力し、Vm>Vthのときはハイレベル信号を出力する。
【0028】このような構成において、Vm≦Vthのと
きはトランジスタQ2がオフになっているので、抵抗R
3を介してトランジスタQ1にゲート電圧が印加されて
トランジスタQ1がオンになり、これによって、モータ
1に脈流電圧Vmが印加される。
【0029】一方、Vm>VthのときはトランジスタQ
2がオンになるので、トランジスタQ1にゲート電圧が
印加されなくなってトランジスタQ1がオフになり、こ
れによってモータ1に電圧が印加されなくなる。
【0030】このように、図3に示す回路構成を採用す
ることによって、図1、図2に示したような第1実施形
態の作用効果を得ることができる。
【0031】図4は本発明に係るモータの回転速度制御
回路の第2実施形態の回路ブロック図である。図4にお
いて、図3と同一構成要素には同一符号を付している。
第2実施形態は、第1実施形態の制御回路7及び電圧検
出回路5に代えて、制御回路70を備えている。また、
図4に示すように、整流回路3及び駆動回路6は、図3
と同一構成になっている。
【0032】制御回路70は、整流回路3の正極出力端
子P1と負極出力端子P2の間に直列接続された抵抗R
1及び抵抗群74と、ツェナーダイオードZDと、電圧
制御回路71とを備えている。
【0033】抵抗群74は、抵抗R21及びスイッチS
1からなる直列回路と、抵抗R22及びスイッチS2か
らなる直列回路と、抵抗R23及びスイッチS3からな
る直列回路と、抵抗R24及びスイッチS4からなる直
列回路とが、互いに並列接続されて構成されている。こ
のスイッチS1〜S4は、スイッチ群75を構成してい
る。また、抵抗R1及び抵抗群74は、分圧回路76を
構成している。
【0034】ツェナーダイオードZDのカソードは抵抗
R1と抵抗群74の接続点に接続され、アノードは駆動
回路6のトランジスタQ2のベースに接続されている。
電圧制御回路71は、回転速度検出回路4により検出さ
れるモータ1の回転速度に応じて、スイッチ群75の各
スイッチS1〜S4のオンオフを制御するもので、スイ
ッチS1〜S4のオンオフの組合せによって、抵抗群7
4の合成抵抗の抵抗値を16通りに変更することができ
る。 (数3)Vx=Vmx/(R1+Rx) そして、ツェナーダイオードZDのカソードには、上記
数3で表わされる抵抗R1と抵抗群74とによって分圧
された分圧電圧Vxが印加される。但し、Rxは抵抗群7
4の合成抵抗値である。
【0035】次に、図5を用いて図4の回路の動作につ
いて説明する。図5は各部の変化状態を示す図である。
まず、所定の分圧比で脈流電圧Vmが分圧された図中、
実線で示す分圧電圧Vxに従って説明する。図5におい
て、脈流電圧Vmは、Vm=0のt0時点から上昇し、t1
時点でVm≧VQ1になると、トランジスタQ1がオンに
なってモータ1に脈流電圧Vmが印加される。但し、V
Q1はトランジスタQ1の動作電圧である。
【0036】さらに脈流電圧Vmが上昇し、t2時点で分
圧電圧VxがVx≧VZD+VQ2になると、トランジスタQ
2がオンになり、これによってトランジスタQ1のゲー
トがアースに落されてトランジスタQ1がオフになり、
モータ1への電圧印加が停止される。但し、VZDはツェ
ナーダイオードZDのツェナー電圧、VQ2はトランジス
タQ2のベース−エミッタ間電圧である。
【0037】そして、脈流電圧Vmがピークを過ぎて低
下し始め、t3時点でVx<VZD+VQ2になると、トラン
ジスタQ2がオフになり、これによってトランジスタQ
1のゲートに抵抗R3を介してゲート電圧が印加されて
トランジスタQ1がオンになり、モータ1への脈流電圧
mの印加が再開される。
【0038】さらに脈流電圧Vmが低下して、t4時点で
m<VQ1になると、トランジスタQ1がオフになり、
モータ1への電圧印加が停止される。そして、t5時点
でVm=0になり、以降は同様の動作が繰り返される。
【0039】このときは、図5に示すように、脈流電圧
mが基準電圧Vth1以下のときにモータ1に電圧が印加
される。
【0040】ここで、回転速度検出回路4により検出さ
れるモータ1の回転速度が予め設定された定回転速度よ
り高いときは、電圧制御回路71によってスイッチS1
〜S4のオンオフが制御され、抵抗群74の合成抵抗値
xが増大し、これによって分圧比が増大して、図中、
一点鎖線で示すように分圧電圧Vxが増大する。
【0041】この場合には、t2時点より早いt6時点
で、Vx≧VZD+VQ2になって図中、一点鎖線で示すよ
うにトランジスタQ2がオンになり、トランジスタQ1
がオフになってモータ1への電圧印加が停止される。
【0042】また、t3時点より遅いt7時点でVx<V
ZD+VQ2になって図中、一点鎖線で示すようにトランジ
スタQ2がオフになり、トランジスタQ1がオンになっ
てモータ1への電圧印加が再開される。
【0043】このときは、図5に示すように、脈流電圧
mが基準電圧Vth2以下のときにモータ1に電圧が印加
される。但し、Vth2<Vth1である。これによって、実
線で示す場合に比べて、脈流電圧Vmが低い時点でトラ
ンジスタQ1がオフになるので、一点鎖線で示す場合に
はモータ1への印加電圧の実効値が低下することとな
る。
【0044】更に、モータ1の回転速度が定回転速度よ
り低くなると、電圧制御回路71によってスイッチS1
〜S4のオンオフが制御され、抵抗群74の合成抵抗値
xが低減し、これによって分圧比が低下して、分圧電
圧Vxが低下する。この場合には、脈流電圧Vmが高い時
点までトランジスタQ1がオフにならないので、モータ
1への印加電圧の実効値が上昇することとなる。
【0045】このように、第2実施形態によれば、スイ
ッチS1〜S4のオンオフを制御することにより、抵抗
群74の合成抵抗値Rxを変化させ、脈流電圧Vmに対す
る分圧電圧Vxの分圧比を増減させることによって、モ
ータ1への脈流電圧Vmの印加をオンオフする基準電圧
thのレベルを制御することができる。
【0046】これによって、モータ1への印加電圧の実
効値を制御し、モータ1の回転速度を定回転速度に保持
することができる。
【0047】なお、第2実施形態では、抵抗群74を4
個の抵抗R21〜R24で構成しているので、合成抵抗
値Rxを16通りに変化させることができるが、これに
限られない。例えばn個(nは正の整数)で構成し、対
応するスイッチを備えるようにすれば、合成抵抗値Rx
を2n通りに変化させることができる。
【0048】図6は図4に示した第2実施形態の変形形
態の回路図、図7はスイッチS1〜S4のオンオフによ
るモータ1への印加電圧の実効値の変化を示す図であ
る。
【0049】この形態は、図6に示すように、図4に示
す回路に加えて、抵抗R1と抵抗群74の間に直列接続
された抵抗R4を備えるとともに、この抵抗R4と抵抗
群74の直列回路に対して並列接続された抵抗R5を備
えたもので、抵抗R1、抵抗群74及び抵抗R4,R5
は、分圧回路76を構成している。
【0050】この形態によれば、図7に示すように、図
4の回路の場合に比べて、スイッチS1〜S4のオンオ
フによる印加電圧の可変範囲が絞られることとなる。こ
れによって、実際にモータ制御を行う際に使用する電圧
範囲において、きめ細かく印加電圧を制御することがで
きる。
【0051】また、図7に示すように、図4の回路の場
合には、印加電圧が高い範囲で急に立ち上がる特性を有
しているが、抵抗R4,R5を付加することによって、
モータ1への印加電圧の実効値の変化量を平坦化するこ
とができ、回転速度を滑らかに制御することができる。
【0052】なお、上記各実施形態において、制御回路
7,70による基準電圧Vthのレベルの制御は、図8に
示すように行ってもよい。図8は基準電圧Vthの設定値
及びモータ1の回転速度Mの変化状態を示す図である。
【0053】この形態では、モータ1は定回転速度M0
に制御されるもので、この定回転速度M0に対応する基
準電圧Vthは、Vth=Vth0である。
【0054】この形態において、制御回路7は、電源ス
イッチ2がオンにされるt0時点には、基準電圧Vth
して、回転速度M10(M10<M0)に対応する第1基準
電圧Vth10に設定する。但し、Vth10<Vth0である。
そして、第1基準電圧Vth10から電圧レベルを上昇させ
て、t1時点に定回転速度M0に対応する基準電圧Vth0
に到達させる。
【0055】ここで、基準電圧Vthの電圧レベルの上昇
率、すなわち単位時間当りの電圧上昇幅T=(Vth0−V
th10)/(t1−t0)をT≦T0としている。但し、T0
予め設定された設定値である。
【0056】このように、電源スイッチ2がオンにされ
るt0時点に、Vth10<Vth0である第1基準電圧Vth10
に設定することによって、モータ1への突入電流を低下
させることができ、これによってモータ1の長寿命化を
図ることができるとともに、モータ1の発熱を低減する
ことができる。
【0057】また、電源スイッチ2がオンにされるt0
時点から、基準電圧Vthの電圧レベルを定回転速度M0
に対応する基準電圧Vth0に到達させるt1時点までの基
準電圧の上昇率に上限を設けて設定値T0以下にするこ
とにより、モータ1が急激に高速回転になることがな
い。これによって、モータ1を使用する機器、例えばマ
ッサージ機の振動を低減することができる。なお、設定
値T0は、モータ1やその使用機器に応じて設定すれば
よい。
【0058】なお、本発明は、マッサージ機に限られ
ず、電気かみそりその他の負荷の大小に関わりなく定回
転速度でモータを回転させることが必要な機器に使用さ
れるモータの回転速度制御回路に適用することができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源スイッチがオンのときに交流電源からの交流電圧を
整流して脈流電圧を出力し、この脈流電圧が設定された
基準電圧以下のときにのみモータに脈流電圧を印加して
モータを回転させるとともに、モータの回転速度を検出
し、検出された回転速度が定回転速度より高いときは基
準電圧を低下させることにより、モータへの印加電圧の
実効値を低下させ、定回転速度より低いときは基準電圧
を上昇させることにより、モータへの印加電圧の実効値
を上昇させるようにしたので、モータを定回転速度で回
転させることができる。
【0060】また、設定された基準電圧を生成し、この
基準電圧と脈流電圧とを比較することにより、確実に、
脈流電圧が基準電圧以下のときにのみモータに脈流電圧
を印加することができる。
【0061】また、脈流電圧を所定の分圧比で分圧して
得られる分圧電圧を出力し、整流回路の正極出力端子と
負極出力端子との間にスイッチ素子をモータに直列接続
し、電源スイッチがオンのときにスイッチ素子をオンに
するとともに、分圧電圧が予め設定された設定値以上に
なるとスイッチ素子をオフにし、検出されたモータの回
転速度が定回転速度より高いときは分圧比を低減させて
分圧電圧を低下させることにより、基準電圧を低下させ
ることができ、定回転速度より低いときは分圧比を増大
させて分圧電圧を上昇させることにより、基準電圧を上
昇させることができる。これによって、モータへの印加
電圧の実効値を制御することができ、モータを定回転速
度で回転させることができる。
【0062】また、分圧回路は、複数の抵抗及びスイッ
チからなる直列回路が互いに並列接続されてなる抵抗群
と固定抵抗とが、整流回路の正極出力端子と負極出力端
子との間に直列接続されてなり、各スイッチのオンオフ
によって決まる抵抗群の合成抵抗と固定抵抗とによって
分圧比を決定し、電圧制御回路は、検出されたモータの
回転速度に応じて各スイッチのオンオフを制御すること
によって分圧比を増減させることにより、簡易な構成で
精度よく分圧比を増減することができる。
【0063】また、分圧回路は、更に、固定抵抗と抵抗
群の間に直列接続された第2固定抵抗と、抵抗群及び第
2固定抵抗からなる直列回路に並列接続された第3固定
抵抗とを備え、スイッチ群の各スイッチのオンオフによ
って決まる抵抗群、第2固定抵抗及び第3固定抵抗の合
成抵抗と固定抵抗とによって分圧比を決定することによ
り、抵抗群の各抵抗による合成抵抗への寄与率が、第2
固定抵抗及び第3固定抵抗の分だけ減少することになる
ので、スイッチ群の各スイッチのオンオフによる分圧比
の変化量を低減することができ、これによって、各スイ
ッチのオンオフによるモータへの印加電圧の実効値の可
変範囲を小さくすることができ、モータの回転速度をよ
りきめ細かく制御することができる。
【0064】また、電源スイッチがオンにされたとき
は、基準電圧を定回転速度に対応する値より低い第1設
定値とすることにより、モータ始動時の突入電流を低減
することができる。
【0065】また、基準電圧を第1設定値から定回転速
度に対応する値まで予め設定された上昇率以下で上昇さ
せることにより、モータの回転速度が急上昇するのを防
止することができ、これによって機器の振動を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモータの回転速度制御回路の第
1実施形態の回路ブロック図である。
【図2】 各部の変化状態を示す図である。
【図3】 図1に示した第1実施形態の具体例を示す回
路図である。
【図4】 本発明に係るモータの回転速度制御回路の第
2実施形態の回路ブロック図である。
【図5】 各部の変化状態を示す図である。
【図6】 図4に示した第2実施形態の変形形態の回路
図である。
【図7】 各スイッチのオンオフによるモータへの印加
電圧の実効値の変化を示す図である。
【図8】 基準電圧の設定値及びモータの回転速度の変
化状態を示すタイミングチャートである。
【図9】 従来のPWM制御方式によるモータの回転速
度制御回路の回路図である。
【図10】 (a)は図9のA点の電圧波形図、(b)
は図9のPWM回路から出力されるPWM信号を示す図
である。
【符号の説明】
1 モータ、2 電源スイッチ、3 整流回路、4 回
転速度検出回路、5 電圧検出回路、6 駆動回路、
7,70 制御回路、71 電圧制御回路、72 基準
電圧生成回路、73 電圧比較回路、74 抵抗群、7
5 スイッチ群、76 分圧回路、P1 正極出力端
子、P2 負極出力端子、Q1 電界効果トランジス
タ、Q2 トランジスタ、R1〜R5,R21〜R24
抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/00 - 5/26 H02P 7/00 - 7/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに電圧を印加して予め設定された
    定回転速度で回転させるモータの回転速度制御回路にお
    いて、電源スイッチがオンのときに交流電源からの交流
    電圧を整流して脈流電圧を出力する整流回路と、上記脈
    流電圧が設定された基準電圧以下のときにのみ上記モー
    タに上記脈流電圧を印加する駆動制御回路と、上記モー
    タの回転速度を検出する回転速度検出回路と、検出され
    た上記回転速度が上記定回転速度より高いときは上記基
    準電圧を低下させるとともに、上記定回転速度より低い
    ときは上記基準電圧を上昇させる電圧制御回路とを備
    え、上記駆動制御回路は、上記脈流電圧を所定の分圧比で分
    圧して得られる分圧電圧を出力する分圧回路と、上記整
    流回路の正極出力端子と負極出力端子との間であって上
    記モータに直列接続されたスイッチ素子とを備え、電源
    スイッチがオンのときに上記スイッチ素子をオンにする
    とともに、上記分圧電圧が予め設定された設定値以上に
    なると上記スイッチ素子をオフにするもので、 上記電圧制御回路は、検出された上記回転速度が上記定
    回転速度より高いときは上記分圧比を低減させて上記分
    圧電圧を低下させるとともに、上記定回転速度より低い
    ときは上記分圧比を増大させて上記分圧電圧を上昇させ
    るものである ことを特徴とするモータの回転速度制御回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータの回転速度制御回
    路において、上記分圧回路は、複数の抵抗及びスイッチ
    からなる直列回路が互いに並列接続されてなる抵抗群と
    固定抵抗とが、上記整流回路の正極出力端子と負極出力
    端子との間に直列接続されてなり、上記各スイッチのオ
    ンオフによって決まる上記抵抗群の合成抵抗と上記固定
    抵抗とによって上記分圧比が決定されるもので、上記電
    圧制御回路は、検出された上記回転速度に応じて上記各
    スイッチのオンオフを制御することによって上記分圧比
    を増減させるものであることを特徴とするモータの回転
    速度制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のモータの回転速度制御回
    路において、上記分圧回路は、更に、上記固定抵抗と上
    記抵抗群の間に直列接続された第2固定抵抗と、上記抵
    抗群及び上記第2固定抵抗からなる直列回路に並列接続
    された第3固定抵抗とを備え、上記スイッチ群の各スイ
    ッチのオンオフによって決まる上記抵抗群、上記第2固
    定抵抗及び上記第3固定抵抗の合成抵抗と上記固定抵抗
    とによって上記分圧比が決定されるものであることを特
    徴とするモータの回転速度制御回路。
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