JP3528116B2 - 資材移送方法と移送装置 - Google Patents
資材移送方法と移送装置Info
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- JP3528116B2 JP3528116B2 JP16683996A JP16683996A JP3528116B2 JP 3528116 B2 JP3528116 B2 JP 3528116B2 JP 16683996 A JP16683996 A JP 16683996A JP 16683996 A JP16683996 A JP 16683996A JP 3528116 B2 JP3528116 B2 JP 3528116B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、資材移送方法と移
送装置に関するものである。
送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】工事中の小口径のトンネルのように、複
数本の軌道を配置することができない、幅の狭い通路を
使用して資材の運搬を行う場合に、１台の台車の往復だ
けに頼っていては運搬能率の向上することができない。
そこで運搬する範囲を複数の区間に分けて各区間ごとに
その区間内を往復走行する往復台車を配置し、往復台車
上の資材をリレーして運搬する方法、装置が開発されて
いる。これを図で説明すると、往復する台車の上面の全
面にローラーを取り付け、それぞれのローラーはチェー
ンで連結してあり、モーターの回転ですべてのローラー
を回転させて資材を移動させる構造である。資材はパレ
ットの上に載っており、ローラーの回転によってパレッ
トごと次の台車に移動するように構成してある。
数本の軌道を配置することができない、幅の狭い通路を
使用して資材の運搬を行う場合に、１台の台車の往復だ
けに頼っていては運搬能率の向上することができない。
そこで運搬する範囲を複数の区間に分けて各区間ごとに
その区間内を往復走行する往復台車を配置し、往復台車
上の資材をリレーして運搬する方法、装置が開発されて
いる。これを図で説明すると、往復する台車の上面の全
面にローラーを取り付け、それぞれのローラーはチェー
ンで連結してあり、モーターの回転ですべてのローラー
を回転させて資材を移動させる構造である。資材はパレ
ットの上に載っており、ローラーの回転によってパレッ
トごと次の台車に移動するように構成してある。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】前記した従来の資材
移送方法、装置にあっては、次のような問題点がある。 ＜イ＞すべての台車の全面にローラーを配置し、その駆
動装置を備える必要がある。したがって設備が高価なも
のとなる。 ＜ロ＞全面にローラーを配置した特殊な台車を使用する
ものであり、台車は他の用途には利用できない。したが
って使用していない場合にも転用することができず、不
経済である。
移送方法、装置にあっては、次のような問題点がある。 ＜イ＞すべての台車の全面にローラーを配置し、その駆
動装置を備える必要がある。したがって設備が高価なも
のとなる。 ＜ロ＞全面にローラーを配置した特殊な台車を使用する
ものであり、台車は他の用途には利用できない。したが
って使用していない場合にも転用することができず、不
経済である。
【０００４】本発明は上記したような従来の問題を解決
するためになされたもので、安価な装置を利用して経済
的に資材の移送を行うことができる、資材移送方法と移
送装置を提供することを目的とする。
するためになされたもので、安価な装置を利用して経済
的に資材の移送を行うことができる、資材移送方法と移
送装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の資材移送方法は、資材の輸送範囲
を、少なくとも前の区間、中継区間、後の区間に分割
し、各区間にはその区間内を往復走行する往復台車を配
置し、往復台車上を走行可能で資材を搭載する自走パレ
ットを備え、資材を搭載した自走パレットを乗せた往復
台車を、前の区間で前進させ、前の区間と中継区間の境
界において、自走パレットを中継区間の往復台車に移動
させ、中継区間の往復台車上で資材を上昇させ、その下
から自走パレットを引き抜いて前の区間の往復台車に戻
し、資材を搭載した往復台車を中継区間内を前進させ、
前の区間の往復台車は、始発点側に向けて後退させ、中
継区間と後の区間の境界において、後の区間の往復台車
上の自走パレットを、中継区間の往復台車に移動させ、
上昇させた資材の下部に自走パレットを挿入した後に資
材を下降させ、資材を搭載した自走パレットは、後の区
間の往復台車に移動させ、中継区間の往復台車は、前の
区間に向けて後退させ、かくして資材を順次、終着点側
の区間に移動させるよう構成した、資材移送方法を特徴
としたものである。
するために、本発明の資材移送方法は、資材の輸送範囲
を、少なくとも前の区間、中継区間、後の区間に分割
し、各区間にはその区間内を往復走行する往復台車を配
置し、往復台車上を走行可能で資材を搭載する自走パレ
ットを備え、資材を搭載した自走パレットを乗せた往復
台車を、前の区間で前進させ、前の区間と中継区間の境
界において、自走パレットを中継区間の往復台車に移動
させ、中継区間の往復台車上で資材を上昇させ、その下
から自走パレットを引き抜いて前の区間の往復台車に戻
し、資材を搭載した往復台車を中継区間内を前進させ、
前の区間の往復台車は、始発点側に向けて後退させ、中
継区間と後の区間の境界において、後の区間の往復台車
上の自走パレットを、中継区間の往復台車に移動させ、
上昇させた資材の下部に自走パレットを挿入した後に資
材を下降させ、資材を搭載した自走パレットは、後の区
間の往復台車に移動させ、中継区間の往復台車は、前の
区間に向けて後退させ、かくして資材を順次、終着点側
の区間に移動させるよう構成した、資材移送方法を特徴
としたものである。
【０００６】さらに本発明の資材移送装置は、一定区間
を往復走行する台車であって、上面には昇降する昇降台
を一定間隔を介して取り付けた往復台車と、昇降台の間
隔よりも幅の狭い台車であって、往復台車の上を走行可
能な、資材搭載用の自走パレットとより構成した、資材
移送装置を特徴としたものである。
を往復走行する台車であって、上面には昇降する昇降台
を一定間隔を介して取り付けた往復台車と、昇降台の間
隔よりも幅の狭い台車であって、往復台車の上を走行可
能な、資材搭載用の自走パレットとより構成した、資材
移送装置を特徴としたものである。
【０００７】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
の資材移送方法と移送装置の実施例について説明する。
の資材移送方法と移送装置の実施例について説明する。
【０００８】＜イ＞往復台車１。
これは一定区間を往復走行する台車である。そのために
台車１は駆動モーターで駆動する車輪１１を備えてい
る。その上面は平面であるが、少なくとも中央付近の４
か所には昇降する昇降台１２を一定間隔を介して取り付
ける。この昇降台１２は垂直ジャッキの先端に取り付け
てあり、すべてが同時に上昇、下降するように構成して
ある。昇降台１２の間隔は、運搬する資材Ｍの幅よりも
狭く構成することが望ましい。しかし将来この間隔より
も狭い幅の資材Ｍを扱う場合も生じてくる。その場合に
は資材Ｍの下に昇降台１２を渡る長さの角材などを補助
として使用すれば対応が可能である。
台車１は駆動モーターで駆動する車輪１１を備えてい
る。その上面は平面であるが、少なくとも中央付近の４
か所には昇降する昇降台１２を一定間隔を介して取り付
ける。この昇降台１２は垂直ジャッキの先端に取り付け
てあり、すべてが同時に上昇、下降するように構成して
ある。昇降台１２の間隔は、運搬する資材Ｍの幅よりも
狭く構成することが望ましい。しかし将来この間隔より
も狭い幅の資材Ｍを扱う場合も生じてくる。その場合に
は資材Ｍの下に昇降台１２を渡る長さの角材などを補助
として使用すれば対応が可能である。
【０００９】往復台車１は複数台を連結して移動するこ
とが可能であるが、曲線通過のために連結部に間隔が必
要である。自走パレット２がこの間隔を通過する場合の
障害とならないように、必要に応じてこの間隔を閉塞す
る。そのために、引き寄せ装置を取り付ける。これは、
一側の往復台車１の端部に水平に取り付けた引き寄せジ
ャッキ１３であり、このジャッキによって他側の往復台
車１を強制的に接近させる。（図２） あるいは、連結部分に昇降する床を取り付ける。そのた
めに一側の往復台車１の端部に斜め方向に押し出しジャ
ッキ１４を取り付け、その先端に床板１５を取り付け、
ジャッキ１４の伸張によって連結部を床板１５を接続、
あるいは開放する構造である。（図３）
とが可能であるが、曲線通過のために連結部に間隔が必
要である。自走パレット２がこの間隔を通過する場合の
障害とならないように、必要に応じてこの間隔を閉塞す
る。そのために、引き寄せ装置を取り付ける。これは、
一側の往復台車１の端部に水平に取り付けた引き寄せジ
ャッキ１３であり、このジャッキによって他側の往復台
車１を強制的に接近させる。（図２） あるいは、連結部分に昇降する床を取り付ける。そのた
めに一側の往復台車１の端部に斜め方向に押し出しジャ
ッキ１４を取り付け、その先端に床板１５を取り付け、
ジャッキ１４の伸張によって連結部を床板１５を接続、
あるいは開放する構造である。（図３）
【００１０】＜ロ＞自走パレット２。
これは往復台車１の昇降台１２の間隔よりも幅の狭い台
車であり、資材Ｍ搭載用に使用する。この自走パレット
２も、やはり駆動モーターで駆動する車輪２１を備え、
往復台車１の上を走行可能である。自走パレット２が往
復台車１の上を正確に走行するように、往復台車１の上
面にはレールや溝などを取り付けておくことも可能であ
る。
車であり、資材Ｍ搭載用に使用する。この自走パレット
２も、やはり駆動モーターで駆動する車輪２１を備え、
往復台車１の上を走行可能である。自走パレット２が往
復台車１の上を正確に走行するように、往復台車１の上
面にはレールや溝などを取り付けておくことも可能であ
る。
【００１１】＜ハ＞区間の分割。
資材Ｍの輸送範囲を、複数に分割する。例として輸送範
囲を前の区間Ｌ１、中継区間Ｌ２、後の区間Ｌ３に３分
割した場合について説明する。（図４）各区間にはその
区間内を往復走行する往復台車１ａ，１ｂ，１ｃを各々
配置する。
囲を前の区間Ｌ１、中継区間Ｌ２、後の区間Ｌ３に３分
割した場合について説明する。（図４）各区間にはその
区間内を往復走行する往復台車１ａ，１ｂ，１ｃを各々
配置する。
【００１２】＜ニ＞前の区間Ｌ１の移送。
自走パレット２に資材Ｍを搭載する。資材Ｍの幅は、自
走パレット２の幅よりも広く、両側に突出した状態で搭
載してある。この自走パレット２を往復台車１ａに乗せ
て、前の区間Ｌ１を始発点から中継区間Ｌ２に向けて前
進させる。
走パレット２の幅よりも広く、両側に突出した状態で搭
載してある。この自走パレット２を往復台車１ａに乗せ
て、前の区間Ｌ１を始発点から中継区間Ｌ２に向けて前
進させる。
【００１３】＜ホ＞中継区間Ｌ２への引継ぎ。
前の区間Ｌ１と中継区間Ｌ２の境界に到着したら、中継
区間Ｌ２で待機させていた往復台車１ｂを接近させる。
そして前の区間Ｌ１の往復台車１ａから、自走パレット
２を中継区間Ｌ２の往復台車１ｂに移動させる。中継区
間Ｌ２の往復台車１ｂ上の昇降台１２は下降しておき、
自走パレット２が到着したら、昇降台１２を上昇させ、
資材Ｍを上昇させる。資材Ｍとパレット２が離れるか
ら、その下から自走パレット２を引き抜いて前の区間Ｌ
１の往復台車１ａに戻す。前の区間Ｌ１の往復台車１ａ
は、自走パレット２を載せた状態で始発点側に向けて後
退させる。
区間Ｌ２で待機させていた往復台車１ｂを接近させる。
そして前の区間Ｌ１の往復台車１ａから、自走パレット
２を中継区間Ｌ２の往復台車１ｂに移動させる。中継区
間Ｌ２の往復台車１ｂ上の昇降台１２は下降しておき、
自走パレット２が到着したら、昇降台１２を上昇させ、
資材Ｍを上昇させる。資材Ｍとパレット２が離れるか
ら、その下から自走パレット２を引き抜いて前の区間Ｌ
１の往復台車１ａに戻す。前の区間Ｌ１の往復台車１ａ
は、自走パレット２を載せた状態で始発点側に向けて後
退させる。
【００１４】＜ヘ＞中継区間Ｌ２の移送。
昇降台１２上に資材Ｍを搭載した往復台車１ｂを中継区
間Ｌ２内を前進させる。この行程では資材Ｍは直接往復
台車１ｂに搭載した状態であり、パレット２は不要であ
る。
間Ｌ２内を前進させる。この行程では資材Ｍは直接往復
台車１ｂに搭載した状態であり、パレット２は不要であ
る。
【００１５】＜ト＞後の区間Ｌ３への引継ぎ。
中継区間Ｌ２と後の区間Ｌ３の境界に到着したら、後の
区間Ｌ３で待機させていた往復台車１ｃを接近させる。
そして後の区間Ｌ３の往復台車１ｃから、自走パレット
２を中継区間Ｌ２の往復台車１ｂに移動させる。自走パ
レット２が到着する前に資材Ｍを上昇させておき、その
下部に自走パレット２を挿入した後に資材Ｍを下降させ
る。資材Ｍは自走パレット２に移し替えられるから、資
材Ｍを搭載した自走パレット２を後の区間Ｌ３の往復台
車１ｃに移動させ、終点側に向けて移動させる。中継区
間Ｌ２の往復台車１ｂは、前の区間Ｌ１に向けて後退さ
せる。かくして資材Ｍを順次、終着点側の区間に移動さ
せることができる。
区間Ｌ３で待機させていた往復台車１ｃを接近させる。
そして後の区間Ｌ３の往復台車１ｃから、自走パレット
２を中継区間Ｌ２の往復台車１ｂに移動させる。自走パ
レット２が到着する前に資材Ｍを上昇させておき、その
下部に自走パレット２を挿入した後に資材Ｍを下降させ
る。資材Ｍは自走パレット２に移し替えられるから、資
材Ｍを搭載した自走パレット２を後の区間Ｌ３の往復台
車１ｃに移動させ、終点側に向けて移動させる。中継区
間Ｌ２の往復台車１ｂは、前の区間Ｌ１に向けて後退さ
せる。かくして資材Ｍを順次、終着点側の区間に移動さ
せることができる。
【００１６】＜チ＞他の実施例１（図１０）
往復台車の上面に昇降台１２を設けることなく、その上
面には固定荷受け台１６を一定間隔を介して取り付け、
一方その固定荷受け台１６の間隔よりも幅の狭い台車で
あるパレット２側の上面に、昇降する昇降台２２を設置
した構造を採用することも可能である。
面には固定荷受け台１６を一定間隔を介して取り付け、
一方その固定荷受け台１６の間隔よりも幅の狭い台車で
あるパレット２側の上面に、昇降する昇降台２２を設置
した構造を採用することも可能である。
【００１７】＜リ＞他の実施例２
上記の実施例では、運送範囲を少なくとも３区間に区分
けして説明した。しかし２区間によって構成することも
可能である。その場合には前記の実施例でいう『前の区
間』と、『中継区間』（これを請求項１では『後の区
間』と表現）とによって構成することになる。
けして説明した。しかし２区間によって構成することも
可能である。その場合には前記の実施例でいう『前の区
間』と、『中継区間』（これを請求項１では『後の区
間』と表現）とによって構成することになる。
【００１８】
【本発明の効果】本発明の資材移送方法と移送装置は以
上説明したようになるから次のような効果を得ることが
できる。 ＜イ＞資材Ｍを昇降してその下部からパレットを引き抜
いたり、挿入したりできる構造である。したがってパレ
ットも往復するだけで全範囲を移動することなく、資材
Ｍのみを効率よく引き継いで移送することが可能であ
る。 ＜ロ＞台車はその上面の全面にローラーを取り付けた従
来の台車と比較して構造が簡単である。したがって安価
に製造することができ、経済的である。 ＜ハ＞上面の全面にローラーを取り付けた従来の台車と
比較して上面を有効に利用できるから、他の用途に転用
することができる。 ＜ニ＞連結部を平面で接続することができるから、パレ
ットの移動に際してもガタつくことがなくスムーズな移
動が可能であり、安全である。
上説明したようになるから次のような効果を得ることが
できる。 ＜イ＞資材Ｍを昇降してその下部からパレットを引き抜
いたり、挿入したりできる構造である。したがってパレ
ットも往復するだけで全範囲を移動することなく、資材
Ｍのみを効率よく引き継いで移送することが可能であ
る。 ＜ロ＞台車はその上面の全面にローラーを取り付けた従
来の台車と比較して構造が簡単である。したがって安価
に製造することができ、経済的である。 ＜ハ＞上面の全面にローラーを取り付けた従来の台車と
比較して上面を有効に利用できるから、他の用途に転用
することができる。 ＜ニ＞連結部を平面で接続することができるから、パレ
ットの移動に際してもガタつくことがなくスムーズな移
動が可能であり、安全である。
【図１】本発明の資材移送方法に使用する移送装置の実
施例の説明図
施例の説明図
【図２】移送装置間の連結構造の実施例の説明図
【図３】移送装置間の連結構造の実施例の説明図
【図４】資材移送方法の工程の説明図
【図５】資材移送方法の工程の説明図
【図６】資材移送方法の工程の説明図
【図７】資材移送方法の工程の説明図
【図８】資材移送方法の工程の説明図
【図９】資材移送方法の工程の説明図
【図１０】他の実施例の説明図
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 金子 研一
東京都新宿区西新宿一丁目25番１号 大
成建設株式会社内
(72)発明者 金子迪弌
東京都新宿区西新宿一丁目25番１号 大
成建設株式会社内
(72)発明者 栄 毅熾
東京都新宿区西新宿一丁目25番１号 大
成建設株式会社内
(72)発明者 南 雅史
兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目１番
１号 三菱重工業株式会社神戸造船所内
(72)発明者 熊尾 義光
兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目１番
１号 三菱重工業株式会社神戸造船所内
(72)発明者 高本 潤一
兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目１番
１号 三菱重工業株式会社神戸造船所内
(72)発明者 潮田 洋一
東京都品川区南大井六丁目28番６号 ト
モエ電機工業株式会社内
(72)発明者 永井 傭三
東京都品川区南大井六丁目28番６号 ト
モエ電機工業株式会社内
(56)参考文献 実開 平４−54766（ＪＰ，Ｕ)
登録実用新案3007403（ＪＰ，Ｚ１)
Claims (6)
- 【請求項１】資材の輸送範囲を、少なくとも前の区間、
後の区間に分割し、 各区間にはその区間内を往復走行し、上面が平面である
往復台車を配置し、 往復台車上を走行可能で資材を搭載する自走パレットを
備え、 資材を搭載した自走パレットを乗せた往復台車を、前の
区間で前進させ、 前の区間と後の区間の境界において、 自走パレットを後の区間の往復台車に移動させ、 後の区間の往復台車上で資材を上昇させ、 その下から自走パレットを引き抜いて前の区間の往復台
車に戻し、 資材を搭載した往復台車を後の区間内で前進させ、 前の区間の往復台車は、始発点側に向けて後退させ、 かくして資材を順次、終着点側の区間に移動させるよう
構成した、 資材移送方法。 - 【請求項２】資材の輸送範囲を、少なくとも前の区間、
中継区間、後の区間に分割し、 各区間にはその区間内を往復走行し、上面が平面である
往復台車を配置し、 往復台車上を走行可能で資材を搭載する自走パレットを
備え、 資材を搭載した自走パレットを乗せた往復台車を、前の
区間で前進させ、 前の区間と中継区間の境界において、 自走パレットを中継区間の往復台車に移動させ、 中継区間の往復台車上で資材を上昇させ、 その下から自走パレットを引き抜いて前の区間の往復台
車に戻し、 資材を搭載した往復台車を中継区間内で前進させ、 前の区間の往復台車は、始発点側に向けて後退させ、 中継区間と後の区間の境界において、 後の区間の往復台車上の自走パレットを、中継区間の往
復台車に移動させ、 上昇させた資材の下部に自走パレットを挿入した後に資
材を下降させ、 資材を搭載した自走パレットは、後の区間の往復台車に
移動させ、 中継区間の往復台車は、前の区間に向けて後退させ、 かくして資材を順次、終着点側の区間に移動させるよう
構成した、 資材移送方法。 - 【請求項３】一定区間を往復走行する台車であって、平
面である上面には昇降する昇降台を一定間隔を介して取
り付けた往復台車と、 昇降台の間隔よりも幅の狭い台車であって、往復台車の
上を走行可能な、昇降装置を有しない資材搭載用の自走
パレットとより構成した、 資材移送装置。 - 【請求項４】一定区間を往復走行する台車であって、平
面である上面の両側に台車の進行方向の長さと等しい長
さの固定荷受け台を取り付けた往復台車と、 固定荷受け台の間隔よりも幅の狭い台車であって、往復
台車の上を走行可能であり、かつその上面には昇降する
昇降台を設置した、資材搭載用の自走パレットとより構
成した、 資材移送装置。 - 【請求項５】一定区間を往復走行する台車であって、平
面である上面には昇降する昇降台を一定間隔を介して取
り付けてあり、 複数台を連結した場合に、連結部分を強制的に接近させ
る引き寄せ装置を取り付けた往復台車と、 昇降台の間隔よりも幅の狭い台車であって、往復台車の
上を走行可能な、資材搭載用の自走パレットとより構成
した、 資材移送装置。 - 【請求項６】一定区間を往復走行する台車であって、平
面である上面には昇降する昇降台を一定間隔を介して取
り付けてあり、 複数台を連結した場合に、連結部分に昇降する床を取り
付けた往復台車と、 昇降台の間隔よりも幅の狭い台車であって、往復台車の
上を走行可能な、資材搭載用の自走パレットとより構成
した、 資材移送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16683996A JP3528116B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 資材移送方法と移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16683996A JP3528116B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 資材移送方法と移送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323818A JPH09323818A (ja) | 1997-12-16 |
| JP3528116B2 true JP3528116B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=15838617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16683996A Expired - Lifetime JP3528116B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 資材移送方法と移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3528116B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101787036B1 (ko) * | 2017-04-14 | 2017-10-19 | 권영만 | 팔레트 이송용 대차 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6354770B2 (ja) * | 2016-02-17 | 2018-07-11 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の処理装置及び処理方法 |
| JP6516116B2 (ja) * | 2018-06-11 | 2019-05-22 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の処理装置及び処理方法 |
| CN114312955B (zh) * | 2021-12-23 | 2023-06-27 | 中车长江车辆有限公司 | 一种储运工装 |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP16683996A patent/JP3528116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101787036B1 (ko) * | 2017-04-14 | 2017-10-19 | 권영만 | 팔레트 이송용 대차 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09323818A (ja) | 1997-12-16 |
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