JP3528013B2 - 無菌システム用キャッパ - Google Patents

無菌システム用キャッパ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無菌システム用キャ
ッパに係り、例えば、クリーンルーム内に充填機等とと
もに配置され、無菌状態で充填およびキャッピングを行
なう無菌充填システム等に用いられるキャッパに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】充填機やキャッパ等をクリーンルーム内
に収容し、無菌環境内で、容器内へ液体の充填およびキ
ャッピングを行なうようにした無菌充填システムは従来
から知られている。このような無菌充填システム内に設
けられるキャッパは、液体が充填された容器内に雑菌や
潤滑用のオイルあるいは塵埃等の異物が侵入しないよう
に、これらの異物を発生させるキャッパの本体部をその
他の部分から隔離してクリーンな環境を維持する必要が
ある。このようなクリーンな環境を維持するために、キ
ャッパの回転駆動部あるいは摺動部等を本体カバー内に
収容し、このカバー内を吸引し排気することにより、液
体が充填された容器内に異物が侵入しないようにしたキ
ャッパの排気装置がすでに提案されている(特開平4−
201893号公報)。
【0003】上記公報に記載されたキャッパの排気装置
は、「キャッパ本体カバー1の外側に、ロールオンチャ
ック2の下部まで覆うように固定用排気ダクト3を設
け、キャッパCの上部において、該固定用排気ダクト3
の上部を絞りダクトホース4と連結し、このダクトホー
ス4を天井5に貫通固定し、排気ブロアに接続してあ
る。」そして、このように構成したことにより、「ロー
ルオンチャックから発生するミストを吸引し排気するこ
とができるので特に充填室へのミスト飛散がなくなり、
クリーン度が維持され、容器内へのミストの侵入を防ぎ
得る。」というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
キャッパの排気装置では、キャッパ本体カバー1の外側
を覆う固定用排気ダクト3の上部にダクトホース4を連
結し、固定用排気ダクト3の内部を吸引し排気するよう
にしている。この装置では、キャッパ本体の上部は排気
ダクト3によって覆われているが、洗浄・殺菌時には、
キャッパ本体カバー1および排気ダクト3の接続部等の
隙間からキャッパ本体の内部に洗浄および殺菌の薬液が
洩れ、本体の内部を洗浄・殺菌用薬液の雰囲気によって
損傷するおそれがあった。また、キャッパ本体カバー1
および排気ダクト3の下方側は開放した状態になってお
り、この開放部から内部の雰囲気が損傷されるおそれも
あった。
【0005】本発明は上記問題点を除くためになされた
もので、キャッピングを行なうときには、密閉された室
内を吸引して排気することにより弱い負圧状態にして、
密閉室の内部に設けられている回転部あるいは摺動部等
から発生する異物、潤滑用のオイル、または細菌等が落
下してこれら異物等が容器内に侵入することを防止する
とともに、洗浄時には逆に、密閉された室内に給気する
ことにより弱い陽圧状態にし、洗浄・殺菌等の薬液が密
閉室内に洩れて室内の雰囲気が損傷されることを防止す
るようにした無菌システム用キャッパを提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無菌システ
ム用キャッパは、内部が密閉された室の底面を貫通して
設けられ、密閉室の外部側にキャップを保持する保持手
段が、密閉室の内部側に回転および昇降駆動部が配置さ
れたキャッピング機構と、上記密閉室の上部に接続され
た給排気手段とを備え、キャッピング運転を行なう際に
は、密閉室内を排気して弱い負圧にし、洗浄時には、密
閉室内に給気をして弱い陽圧にするようにしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係る無菌シス
テム用キャッパの実施の形態の一例を示す縦断面図であ
り、このキャッパは、図示しない充填機等とともにクリ
ーンルーム内に配置されて無菌充填システムを構成して
いる。キャッパの中央部には、筒状の固定軸2が直立し
て配置され、この筒状固定軸2の下部側の外周に、テー
ブルシャフト4が嵌合されている。このテーブルシャフ
ト4の外周面に回転テーブル6が固定されており、これ
ら回転テーブル6およびテーブルシャフト4は、筒状固
定軸2の周囲を一体的に回転する。この回転テーブル6
上には、図示しない容器搬送コンベアおよびスターホイ
ール等を介して、上流側の充填機によって内部に液体が
充填された容器が所定間隔で供給され、後に説明するキ
ャッピング機構によってキャッピングが行なわれる。
【0008】テーブルシャフト4の上部外周には、筒状
のスライドコラム8が嵌合され、このスライドコラム8
の上端に形成されたフランジ部8a上に、回転密閉カバ
ー10とその底面をなす環状の底部プレート12から構
成された密閉室14が固定されている。これら密閉室1
4およびスライドコラム8は、上記テーブルシャフト4
および回転テーブル6と一体的に回転する。なお、密閉
室14およびスライドコラム8は、容器のサイズに応じ
て高さを調整するために、テーブルシャフト4および回
転テーブル6に対して昇降可能になっている。また、ス
ライドコラムの下端には、オイル止めシール8bが装着
されており、密閉室14内から潤滑用のオイルその他の
異物が洩れ出さないようになっている。
【0009】上記密閉室14の底部プレート12には、
複数のキャッピング機構(全体として符号16により示
す)が円周方向等間隔で設けられている。これらキャッ
ピング機構16について、拡大して示す図2により説明
する。底部プレート12に形成された円孔12a内に円
筒状の昇降ケース18が摺動自在に嵌合している。この
昇降ケース18の上端にはカムフォロア20が取付けら
れている。上記中央の固定筒2の上端に固定された連結
筒22およびこの連結筒22の下部に一体的に固定され
た外筒24を介して、上記キャッピング機構16の内周
側に昇降カム26が配置されており、上記昇降ケース1
8のカムフォロア20がこの昇降カム26に係合して昇
降される。なお、上方の連結筒22の内面にはキー28
が固定され、中央の固定筒2の外周に形成された軸方向
のキー溝2a内に係合しており、連結筒22、外筒24
および昇降カム26等はキー28によって回転が規制さ
れるとともに、上記密閉室14の昇降に伴って固定筒2
に対して昇降できるようになっている。
【0010】昇降ケース18の密閉室14の外部に出て
いる下端部と、上記密閉室14の底部プレート12の下
面との間にじゃばら30が伸縮自在に装着されており、
密閉室14の内部と外部のクリーンルーム側との気密が
保持され、底部プレート12の円孔12aの内周面と昇
降ケース18の外周面との間の摺動部から、雑菌やオイ
ルその他の異物が洩れ出さないようになっている。
【0011】昇降ケース18の内部には、スピンドル3
2が回転可能に、かつ相対的に昇降可能に嵌合してい
る。上記昇降ケース18の下部内面には、テーパ状の傾
斜面18aが形成されている。一方、スピンドル32の
昇降ケース18内に位置している部分の下部寄りには、
大径部32aと下方に向けてテーパ状になった傾斜部3
2bとが形成されている。このスピンドル32に設けら
れた傾斜部32bの傾きは上記昇降ケース18の傾斜面
18aの傾きとほぼ一致しており、昇降ケース18に対
してスピンドル32が相対的に下降すると、スピンドル
32の傾斜部32bが昇降ケース18の傾斜面18a上
に密着する。これらスピンドル32の傾斜部32bと昇
降ケース18の傾斜面18aの少なくともいずれか一方
にシールパッキン34が固着されており、上記のように
両者18a,32bが密着すると、このシールパッキン
34によって密閉室14の内部と外部とを完全に遮断す
ることができるようになっている。
【0012】上記スピンドル32の下部寄りに形成され
ている大径部32aの上面と、昇降ケース18の内面に
形成されている凹部の段部18bとの間にヘッド荷重用
のスプリング36が装着されて、上記スピンドル32を
昇降ケース18に対して常時下方へ付勢しており、通常
は、スピンドル32の傾斜部32bが昇降ケース18の
傾斜面18aに圧接されている。スピンドル32の下端
の上記昇降ケース18から下方へ突出している部分に
は、キャップ(図示せず)を保持するチャック38が固
定されており、スピンドル32の回転によってキャップ
を容器の口部に螺合する。なお、チャック38の上部に
は、キャップを取り出す際の緩衝用のスプリング40が
配置されている。
【0013】スピンドル32の上部32cは筒状になっ
ており、その筒状の上部32cの内面にはスプラインが
形成されている。密閉室14の底部プレート12上に
は、直立した固定ロッド42,43が設けられており、
これらのロッド42,43の上部に、スペーサ42a,
43aを介して所定の間隔を隔てた2枚の環状プレート
44,46が固定されている。下方の環状プレート46
の中央には大径の孔46aが形成されており、この中央
の孔46a内を上記固定筒2の上端に固定された連結筒
22が間隙を隔てて挿通されている。また、上方の環状
プレート44の内周側は、ボールベアリング47を介し
て上記連結筒22の外周に回転可能に支持されており、
これら上下2枚の環状プレート44,46は、密閉室1
4の回転に伴って一体的に回転する。
【0014】2枚の環状プレート44,46のうちの下
方の環状プレート46には、サーボモータ48が取付け
られている。このサーボモータ48の出力軸に、ジョイ
ント50を介して、上記スピンドル32を回転させるス
プライン軸52が連結されており、このスプライン軸5
2と上記スピンドル32の筒状上部32c内に形成され
たスプラインとが結合されて回転を伝達するようになっ
ている。従って、サーボモータ48を運転することによ
り、スプライン軸52を介してスピンドル32を回転す
ることができ、また、上方に配置されたサーボモータ4
8に対してスピンドル32を昇降させることができる。
【0015】上記回転密閉カバー10の上面には内外を
貫通する穴10aが形成され、この穴10a内にロータ
リマニホールド54が固定されている。このロータリマ
ニホールド54は、下部に固定された垂直の支持部材5
6、水平プレート58および垂直の支持部材60等を介
して、上記上側の環状プレート44上に取付け支持され
ている。ロータリマニホールド54の軸芯に形成されて
いる貫通孔内に、ロータリコネクタ62の上部に固定さ
れた通路部材63が貫通されている。通路部材63内に
は上下に貫通するエア通路63aが形成されており、こ
のエア通路63aの上方側は、じゃばら64を介して上
方の給排気パイプ66に接続されている。従って、給排
気パイプ66および通路部材63に形成されたエア通路
63aを介して、密閉室14内を吸引し排気することに
より、この密閉室14内を負圧にし、また逆に、密閉室
14内に給気を行なうことにより、この密閉室14内を
陽圧にすることができる。
【0016】ロータリマニホールド54の内面とロータ
リコネクタ62の上部に固定されている通路部材63の
外面との間には、ボールベアリング68,69が配置さ
れ、固定側のロータリコネクタ62および給排気パイプ
66に対し、密閉室14に固定されているロータリマニ
ホールド54側が回転自在に支持されている。ロータリ
コネクタ62の上部に固定された通路部材63の、ロー
タリマニホールド54の上方へ突出している部分の外面
に、上方のベアリング68が取付けられている部分を覆
うカバー70が固定されている。このカバー70は、回
り止め部材72を介して固定側74に連結されてロータ
リコネクタ62側の回転を規制している。
【0017】ロータリコネクタ62の上部の通路部材6
3内には、軸方向のオイル通路63bが形成されてい
る。このオイル通路63bは、通路穴63cを介して通
路部材63の外面に開口しており、一方、ロータリマニ
ホールド54の内周面のこの通路穴63cに対応する位
置には、環状溝54aが形成されその上下にOリングが
嵌着されて環状溝54a内の液密を保持している。この
環状溝54aは、オイラー給油用配管76を介して、上
方の環状プレート44上に取付けられているオイラー7
8に接続されている。このオイラー78は、配管80等
を介して、密閉室14の内部に設けられているベアリン
グ等の回転部および摺動部等にオイルを送って潤滑する
ようになっている。
【0018】上記構成に係るキャッパの作動について説
明する。通常のキャッピング運転を行なう際には、密閉
室14の上部に接続されている給排気パイプ66を介し
て、密閉室14内の排気を行ないその内部を弱い負圧に
しておく。このキャッパの上流側に設けられている充填
機において所定量の液体が充填された容器は、容器搬送
コンベアによって搬送され、スターホイール等を介して
このキャッパ内に供給される。キャッパの回転テーブル
6上には円周方向等間隔でびん台が設けられており、各
びん台上に充填済みの容器が順次載置される。各びん台
の上方には、上述の構成を有するキャッピング機構16
がそれぞれ配設されており、各キャッピング機構16の
スピンドル32の下端に取付けられているチャック38
が、図示しないキャップ供給手段から供給されたキャッ
プを受取って保持する。その後、下方の回転テーブル6
および上方の密閉室14が一体的に回転しつつ、上記容
器にキャッピングを行なう。
【0019】びん台上に容器が供給される位置では、上
記キャッピング機構16の昇降ケース18は昇降カム2
6によって上昇されており、また、スピンドル32は、
ヘッド荷重用のスプリング36によって下方へ付勢さ
れ、その大径部32aの下側に形成されている傾斜部3
2bが昇降ケース18の下部内面に形成されている傾斜
面18aに押付けられて、昇降ケース18と一体として
上昇している。この時には、両者18a,32b間のシ
ールパッキン34によって昇降ケース18の密閉室14
の内部側と外部側とは完全にシールされている。
【0020】昇降ケース18の外周面と密閉室14の底
部プレート12に形成されている円孔12aとの間の摺
動部は、両者12,18間に取付けられたじゃばら30
によって密封され、また、昇降ケース18とスピンドル
32との間は上記シールパッキン34によって完全にシ
ールされ、さらに、上記テーブルシャフト4とスライド
コラム8との間も、スライドコラム8の下端に取付けら
れたオイル止めシール8bによってシールされているの
で、本機が運転中で、かつ、キャッピングを行なってい
ない状態では、密閉室14内は外部(図示しないクリー
ンルーム内)と完全に遮断されており、密閉室14内部
の摺動部あるいは回転部から発生した塵埃等の異物や、
潤滑用のオイル、細菌等が下方の容器を載せている回転
テーブル6上に落下することがなく、無菌状態を維持す
ることができる。
【0021】密閉室14および回転テーブル6の回転に
伴って、昇降ケース18は昇降カム20により次第に下
方の容器に向かって下降する。スピンドル32もヘッド
荷重用スプリング36によって下方へ付勢されているの
で、その下方の傾斜部32bが昇降ケース18の傾斜面
18aに密着してシールした状態のままともに下降す
る。昇降ケース18およびスピンドル32が一体的に下
降し、スピンドル32の下端に取付けられたチャック3
8に保持されているキャップが容器の口部に当ると、昇
降ケース18が下降を続けているのに対し、スピンドル
32の下降が規制されるため、スピンドル32はヘッド
荷重用スプリング36に抗して、昇降ケース18に対し
て相対的に上昇する。その結果、密着していたスピンド
ル32の傾斜部32bと昇降ケース18の傾斜面18a
との間が離れ、スピンドル32は回転可能な状態にな
る。このようにスピンドル32と昇降ケース18との間
が離れて、密閉室14の内部と外部とが連通した場合に
も、キャッピング中だけという短時間であり、しかも、
上方の給排気パイプを介して密閉室14内が排気されて
弱い負圧になっているので、密閉室14内の細菌や潤滑
用オイル等の異物が、密閉室14の外部に排出されて容
器内に侵入するおそれがない。
【0022】ここでサーボモータ48によりスピンドル
32を回転させ、チャック38が保持しているキャップ
を所定の締め付けトルクで容器の口部に締め付ける。キ
ャッピングが終了した後、チャック38はキャップを離
し、昇降ケース18は昇降カム20によって上昇され
る。昇降ケース18が上昇を開始すると、スピンドル3
2はヘッド荷重用スプリング36によって下方へ付勢さ
れているので、上昇する昇降ケース18に対して相対的
に下降して、上記傾斜部32bが昇降ケース18の傾斜
面18aに密着して停止し、再び密閉室14の内部と外
部とを遮断する。液体が充填された容器は、無菌状態が
維持されたままキャッピングが行なわれ、排出スターホ
イールを介して搬送コンベア上に排出される。
【0023】また、上記構成のキャッパの洗浄・殺菌を
行なう場合には、上記給排気パイプ66および通路部材
63に形成されているエア通路63aを介して、密閉室
14内に給気を行ない、密閉室14の内部を弱い陽圧に
しておく。この状態で、洗浄液あるいは殺菌液等により
密閉室14の外部の洗浄・殺菌を行なうと、これらの薬
液の雰囲気が密閉室14内に侵入してしまうことがな
く、無菌システム用のキャッパの外部の洗浄・殺菌が可
能になる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、内部
が密閉された室の底面を貫通して設けられ、密閉室の外
部側にキャップを保持する保持手段が、そして、密閉室
の内部側に回転および昇降駆動部が配置されたキャッピ
ング機構と、上記密閉室の上部に接続された給排気手段
とを備え、キャッピング運転を行なう際には、密閉室内
を排気して弱い負圧にし、洗浄時には、密閉室内に給気
をして弱い陽圧にすることにより、キャッピング時に
は、キャッパ本体内から異物が落下することを防止する
とともに、洗浄・殺菌時には、洗浄・殺菌用の薬液が密
閉室内に洩れて内部の雰囲気を損傷することを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る無菌システム用キャッ
パの縦断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【符号の説明】
12 密閉室の底面(底部プレート) 14 密閉室 16 キャッピング機構 18 筒状のケース 26 昇降手段(昇降カム) 30 封止手段(じゃばら) 32 スピンドル 34 シール部(シールパッキン) 36 スプリング 38 キャップ保持手段(チャック) 48 回転手段(サーボモータ)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が密閉された室の底面を貫通して設
    けられ、密閉室の外部側にキャップを保持する保持手段
    が、密閉室の内部側に回転および昇降駆動部が配置され
    たキャッピング機構と、上記密閉室の上部に接続された
    給排気手段とを備え、キャッピング運転を行なう際に
    は、密閉室内を排気して弱い負圧にし、洗浄時には、密
    閉室内に給気をして弱い陽圧にすることを特徴とする無
    菌システム用キャッパ。
  2. 【請求項2】 内部が密閉された室の底面を昇降可能に
    貫通する筒状のケースと、この筒状ケースを昇降させる
    昇降手段と、上記密閉室の底面と筒状のケースとの摺動
    部を封止する封止手段と、筒状ケース内でこのケースに
    対し相対的に昇降可能なスピンドルと、スピンドルを常
    時下方へ付勢するスプリングと、このスピンドルを回転
    させる回転手段と、スピンドルの下端に設けられたキャ
    ップ保持手段と、上記密閉室の上部に接続された給排気
    手段とを備え、キャッピング運転を行なう際には、密閉
    室内を排気して弱い負圧にし、洗浄時には、密閉室内に
    給気をして弱い陽圧にすることを特徴とする無菌システ
    ム用キャッパ。
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