JP3527906B1 - 靴用中敷、中底等の靴用部材とそれを使用した靴 - Google Patents
靴用中敷、中底等の靴用部材とそれを使用した靴Info
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Abstract
た、足の甲をしっかりと固定できず、靴内で足が滑り踏
ん張りが効かない。足の甲の指の付根部分が擦れて痛く
なる。 【解決手段】 靴用部材の部材本体の上面に、足の親指
と人差し指とで挟む指間挟着片を突設し、指間挟着片に
足の甲側に伸びる可動片を連接し、可動片に靴のアッパ
ーの甲部内面又は舌内面に脱着可能な装着具を形成し、
該装着具は甲部内面又は舌内面への装着位置を変えられ
るものとした。可動片を靴の舌の上端よりも外まで突出
する長さ、又は内側に収まる長さに形成した。可動片の
指間挟着片寄りに足の甲に宛がわれる甲当て部を形成し
た。指間挟着片を首振り可能な柔軟なものとした。可動
片を靴のアッパーの甲部及び舌を兼ねるものとした。可
動片に靴紐を通す紐通し穴を形成した。可動片に靴のア
ッパーのつま先側内面に脱着可能な装着具を取付けた。
前記の靴用部材を用いて靴を成形した。
Description
等の靴用部材と、それらを使用した靴に関するものであ
る。
靴の中で動かないようにするため、図13(a)に示す
ように、足の足囲A、B、Cとボール幅Fとを狭く絞っ
て、足が絞めつけられる構造としていた。しかし近年、
靴の前記構造に起因する外反母趾、足の蒸れ、血流悪
化、指の退化、自律神経障害等の足の障害が問題となっ
ている。この傾向は、運動靴、紳士靴、婦人靴等の靴全
般に顕著に現れている。これら問題を解消するために、
近年は図13(b)に示すようにボール幅Fを広くして
(幅広にして)、つま先側に余裕を持たせる構造として
あった。これによって前記諸問題は緩和されるが、靴の
中でつま先側が動きすぎて安定しないため、新たな課題
が発生している。それは、つま先が遊び過ぎて指の踏ん
ばりが利かなくなり、傾斜地では靴の中でつま先側が捩
れたりすることである。それを阻止するために、無意識
のうちに、指先を丸めて踏んばって身体を支えるように
なり、つま先に余計な力がかかって疲労し易くなる。つ
ま先を安定させるためには靴紐を強く締めることが考え
られるが、そのようにすると足の血流が悪くなるという
新たな課題が発生する。
を解決するべく、これまで、種々の発明や考案がなされ
ている。その主なものとして、草履や下駄の鼻緒のよう
なものを設けた靴の中敷(例えば、特許文献1)、足の
指を区画する仕切りを設けた靴の中敷(例えば、特許文
献2)、靴の中底に鼻緒や仕切を設けた鼻緒付靴(例え
ば、特許文献3)などがある。
仕切りを設けた靴中敷や靴には、以下のような課題があ
る。 1.鼻緒や仕切りが靴の中敷や中底に固定されていて、
動かすことができないものが多く、その場合は鼻緒や仕
切りの締め具合を調節することができない。 2.鼻緒によって足の指は固定されてある程度動かなく
なるが、足の甲はしっかりと固定できない。 3.靴を履いて歩いたり走ったりすると、靴のつま先側
(足の指の付け根部分)が屈曲し、屈曲部が内側に突出
して足の甲の指の付根部分に当たる。しかも、屈曲する
度に足のほぼ同じ箇所に当たるので、その部分が擦れて
痛くなるという問題もある。 4.中敷や中底全体が扁平であったり、材質が均一であ
ったりするため、引っ掛かりがなく、足が滑り易い。
靴内で自由であり、しかも靴内での足指の前後左右の安
定を確保し、足の踏んばりが効く靴用中敷や靴用中底等
の靴用部材と、それらを使用した靴を提供することにあ
る。
靴用部材は、靴の内部に敷く中敷、靴の内部に固定する
中底等の靴用部材であり、その靴用部材は部材本体の上
面に、足の親指と人差し指との間に挟まれる指間挟着片
が突設され、指間挟着片に足の甲側に伸びる可動片が連
接され、可動片に靴のアッパーの甲部内面又は舌内面に
脱着可能な装着具が形成され、前記装着具は甲部内面又
は舌内面への装着位置を変えることができるものであ
る。
靴用部材は、請求項1記載の靴用中敷、靴用中底等の靴
用部材において、可動片が靴の舌の上端よりも外まで突
出する長さ、又は舌の上端よりも内側に収まる長さに形
成されたものである。
靴用部材は、請求項1又は請求項2記載の靴用中敷、靴
用中底等の靴用部材において、可動片の指間挟着片寄り
に足の甲に宛がわれる甲当て部が形成されたものであ
る。
靴用部材は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
靴用中敷、靴用中底等の靴用部材において、指間挟着片
が首振り可能な柔軟性を備えたものである。
部材は、靴の内部に敷く中敷、靴の内部に固定する中底
等の靴用部材であり、その靴用部材は部材本体の上面
に、足の親指と人指し指との間に挟まれる指間挟着片が
突設され、指間挟着片に足の甲側に伸びる可動片が連接
され、該可動片が靴のアッパーの甲部及び舌を兼ねるも
のであり、該可動片に靴のアッパーの内面に着脱可能な
装着具が形成され、前記装着具は靴のアッパー内面への
装着位置を変えることができる。
靴用部材は、請求項5又は請求項6記載の靴用中敷、靴
用中底等の靴用部材において、可動片に靴のアッパーの
つま先側内面に脱着可能な装着具が取付けられたもので
ある。
靴用部材は、請求項5又は請求項6記載の靴用中敷、靴
用中底等の靴用部材において、可動片に靴のアッパーの
つま先側内面に脱着可能な装着具が取付けられたもので
ある。
いずれかに記載の靴用中敷、靴用中底等の靴用部材が靴
内に取付けられたものである。
の実施形態の一例を図1〜図5に基づいて説明する。こ
の図面は全て右足用の靴用中敷に関するものであるが、
左足用はこれらと左右対称である。この靴用部材は靴用
中敷の場合であるが、この図の形状、構造はそのまま靴
用中底にもあてはまる。
着片2と可動片3とを備えてなる。前記部材本体1は、
運動靴、ブーツ、紳士靴、婦人靴等の靴全般の中底の上
に敷設して使用可能なものであり、皮、フェルト、ナイ
ロン、ビニール、ラテックスやウレタン等のスポンジと
いった各種素材で作ることができる。この部材本体1は
図2に示すように靴を履いた際に、足のつま先の先方に
捨て寸4ができる大きさにしてある。部材本体1のつま
先側には指間挟着片2を差し込み可能な差込孔5が開口
されている。該差込孔5の形状は、円形、幅方向へ伸び
るスリット状等いずれであっても良いが、図に示すよう
なつま先方向へ伸びるスリット状のものが望ましい。
(b)に示すように同一素材で一連に成形されている。
素材としては、例えば、布製の生地6の上にスポンジ7
が貼り付けられたものが使用されている。その素材の下
端部を二つ折りにして鼻緒のように細い指間挟着片2と
し、同素材の上端部をそのままにして指間挟着片2より
も幅の広い可動片3としてある。可動片3は図4に示す
ように靴50の中に敷設すると、その上端部が靴の舌5
1の上端縁よりも上方まで突出する長さに成形されてい
る。可動片3は舌51の上端縁の内側に隠れる(突出し
ない)程度の長さとすることもできる。
て部9よりも幅の細い操作部10が設けられている。甲
当て部9は靴を履いたときに足の甲に宛がわれる部分で
あり、前記素材の幅を二つ折にせずにそのままの広い状
態で使用してある。この場合、小指側の幅を親指側の幅
よりも広くして甲の全般に宛たるようにしてある。操作
部10の上面には装着具11が取付けられている。装着
具11には靴のアッパーの甲部内面に脱着可能な面ファ
スナーが使用されている。
本体1の差込孔5の後端に差し込んで部材本体1の裏面
に突出させ、突出した下端部12を左右に二又に分け
て、接着剤によって部材本体1の裏面に接着固定してあ
る。この場合、部材本体1の裏面のうち、指の付根部分
が位置する位置に突出部分を固定して、その接着部分に
該当する部材本体1の表面が上方に隆起するようにして
ある。部材本体1に固定された指間挟着片2は部材本体
1の表面より上方に突出し、その素材が前記のように軟
らかい性質であるため、前後左右に自由に首振り可能な
状態になる。
中底の上に敷き、接着や縫い付け等によって中底に固定
して使用する。この靴を履いたときは次のようにして、
履いた人の足にフィットさせることができる。1.靴5
0を履いて、親指と人差し指の間に指間挟着片2を挟
む。2.舌51の上縁部よりも上方まで突出している可
動片3の上端部8を前後左右に動かして指間挟着片2を
首振りさせて、親指と人差し指との間への指間挟着片2
の当たり具合を調節する。3.所望位置に調節できた
ら、装着具11を舌51の内面に固定して、可動片3を
舌51に固定して、指間挟着片2と可動片3が動かない
ようにする。4.靴50を履いているときに、親指と人
差し指との間への指間挟着片2の当たり具合を調節する
場合は、舌51の上端縁から外に突出している可動片3
の上端部8を手の指で摘んで、可動片3の装着具を舌か
ら外して可動片3をフリー(前後左右に自由に動く状
態)の状態にし、その状態で可動片3を前後左右に動か
して指間挟着片2及び甲当て部9の位置を調節する。こ
れによって靴50内の足、特につま先側を安定させるこ
とができる。また、甲当て部9が足の甲に宛がわれるた
め足全体も安定する。また、歩行、走行時に靴50のア
ッパー52のつま先側が屈曲して屈曲部53が内側に突
出しても、屈曲部53は甲当て部9に当たり、足の甲に
は直接当たらないため、足の甲が擦れたり、痛くなった
りしない。また、同じく歩行、走行時に靴底が屈曲し
て、足の指間が指間挟着片2を圧迫しても、指間挟着片
2が差込孔5のスリット部分に入りこみ(図5矢印方
向)、足の親指と人差し指との間に指間挟持片2が食い
込んで痛くなったりしない。
施形態を図6に基づいて説明する。この実施形態も靴用
中敷であり、図面も左足用の靴用中敷であるが、右足用
はこれらと左右対称である。この靴用部材は靴用中敷の
場合であるが、この図の形状、構造もそのまま靴用中底
にもあてはまる。
は図1の部材本体1と同じであり、指間挟着片2と可動
片3とが一体に連接されていることも図1の部材本体1
と同じであるが、可動片3の形状及び構造は図1のもの
と異なる。図6の可動片3は靴のアッパーの舌と同じ形
状にして、靴の舌を兼ねることができるようにしてあ
る。この場合、可動片3の下端部が甲当て部9を兼ね
る。
には、靴のアッパーのつま先側内面に脱着可能な装着具
11が取付けられ、可動片3の表面の上端寄りには靴紐
を通す紐通し穴20が数個形成されている。装着具11
には面ファスナーが使用されている。紐通し穴20は可
動片3の長手方向(上下方向)に3段に形成されてい
る。紐通し穴20は布片21を可動片3に縫い付けて成
形されている。紐通し穴20は可動片3に切り込みを入
れるとか、他の方法で形成することもできる。
0の中底の上に敷いて、中底に接着や縫い付け等によっ
て固定することができる。図6の靴用中敷の可動片3は
靴50の舌を兼ねる形状、構造であるため、図7の靴5
0には舌がない。この靴用中敷が取付けられた靴50の
場合、靴紐を可動片3に形成されている紐通し穴20の
何れかに通す。
フィットさせることができる。 1.靴50を履いて、親指と人差し指の間に指間挟着片
2を挟む。 2.可動片3の上端部8を前後左右に動かして指間挟着
片2を首振りさせて、親指と人差し指との間への指間挟
着片2の当たり具合を調節する。 3.所望位置に調節できたら、可動片の下端部の装着具
11を靴のアッパー52内面に固定してから、靴紐を締
める。これにより指間挟着片2と可動片3が靴に固定さ
れて安定し、足も安定する。 4.靴50を履いているときに、親指と人差し指との間
への指間挟着片2の当たり具合を調節する場合は、靴紐
を緩めてから可動片3の下端部の装着具11を靴のアッ
パー52内面から外して可動片3をフリー(前後左右に
自由に動く状態)にする。その状態で可動片3の上端部
8を手の指で摘んで、可動片3を前後左右に動かして指
間挟着片2及び甲当て部9の位置を調節する。 5.適当な位置で装着具11を靴のアッパー52内面に
固定する。また、必要であれば靴紐を別の位置の紐通し
穴20に通す。この状態で靴紐を締めると、靴50内の
足、特につま先側が無理のない状態に安定する。また、
可動片3の下部が足の甲に宛がわれて甲当て部9の機能
を果たすので足全体も安定する。また、歩行、走行時に
靴50のアッパー52のつま先側が屈曲して屈曲部53
が内側に突出しても、屈曲部53は可動片3に当たり、
足の甲には直接当たらないため、足の甲が擦れたり、痛
くなったりしない。また、同じく歩行、走行時に靴底が
屈曲して、足の指間が指間挟着片2を圧迫しても、指間
挟着片2が差込孔5のスリット部分に入りこみ(図5参
照)、足の親指と人差し指との間に指間挟持片2が食い
込んで痛くなったりしない。
中底として使用することもできる。この場合は、靴用中
底の上に通常の靴用中敷を敷くこともできる。
敷として使用することもできる。その場合は部材本体を
使用する靴のサイズに合わせてつま先側を切断できるよ
うに、部材本体に切断線を表示しておくこともできる。
実施形態を説明する。前記実施形態1及び2では部材本
体1の指間挟着片2より先のつま先側に捨て寸4ができ
る程度の大きさにしてあるが、本発明の靴用部材である
靴用中敷、中底等の部材本体1は図9に示すように、部
材本体1の指間挟着片2より先のつま先部分を切除し、
切除跡に部材本体1と別材質のつま先部30を張り付け
ることもできる。この場合、つま先部30の内側端部3
1を、部材本体1の裏面に接着固定してある指間挟着片
2の下端部12の上に重ねて接着剤で張り付けてある。
このように張付けると張付け部分に段差ができ、その段
差が引っかかり部分となり、足を靴内でしっかりと固定
して滑りにくくすることができ、足が靴内で安定する。
張付けるつま先部30は部材本体1よりも軟質材で作っ
たり、部材本体1よりも薄く作ったりすることもでき
る。
用中敷、中底等の部材本体1は図10に示すように、指
間挟着片2より先のつま先部分を切除したものでもよ
い。
に示すように、指間挟持片2の下端に円盤状の固定片3
2を成形しておき、その固定片32を部材本体1のつま
先側表面に張付けて、指間挟持片2を部材本体1に取付
けることもできる。
に示すように、指間挟持片2の下端に、部材本体1のつ
ま先側と同じ形状の固定片32を形成しておき、その固
定片を部材本体1のつま先側表面に張付けて、指間挟持
片2を部材本体1に取付けることもできる。
は、部材本体1と指間挟持片2とを一体に形成すること
も可能である(図示は省略)。
靴用中敷、中底等の部材本体1は図示したもの以外の形
状、構造とすることもできる。例えば、部材本体1の踵
側を切り欠いたものとか、全体の輪郭を靴の中底のサイ
ズより少し小さい相似形としたり、他の任意の形状とす
るすることができる。
片3とが一体のものであるが、両者は別々に成形された
ものを連結したものでも良い。指間挟持片2と可動片3
の素材も前記した者に限らず、例えばフェルト、樹脂、
皮革といった各種のものを使用することができる。指間
挟持片2の固定手段も接着剤や縫製以外の方法とするこ
ともできる。
のに限らず、親指側と小指側とが同じ幅であってもよ
く、或いは、円盤状の形状やダイヤの形状といったよう
に足の甲に宛たり易い人の形状とすることができる。
スナーに限らず、靴のアッパーの甲部内面や、靴のアッ
パーのつま先寄り内面に手軽に脱着可能なものであれ
ば、他のもの、例えば、リベット、ボタン、ホック等の
いずれであってもよい。
効果がある。 (1)靴の内部に敷いたり、固定されたりする部材本体
の上面に指間挟着片を備えるため、足の親指と人差し指
とで当該指間挟着片を挟着し、足を靴の内部で固定する
ことができ、靴内で足を踏ん張ることができる。 (2)可動片に靴のアッパーのつま先側内面又は後部内
面又は舌内面に脱着可能な装着具を設けて、それらへの
可動片の装着位置を変えることができるようにしたた
め、前記指間挟着片及び可動片を足に適合するような所
望の締め具合に調節することができる。
果がある。 (1)可動片が靴の舌の上縁より突出する長さ、又は、
舌よりも多少短めにして、舌の上縁の内側に収まる程度
にしたので、靴を履いたままでも、可動変を手の指で持
って操作して、可動片を前後左右に移動させて、指間挟
着片及び可動片の位置を靴を履いている人の足に合わせ
て、指間挟着片が所望の締め具合となるように調節する
ことができる。
果を有する。 (1)甲当て部が形成されたため、前記指間挟着片によ
る足の指の固定とともに、足の甲の固定も、靴紐を強く
絞めつけることなく行うことができ、足を快適に且つし
っかりと固定することができる。 (2)また、該甲当て部によって、靴を履いて歩いたり
走ったりした場合に靴のアッパーのつま先側(足の指の
付け根部分)が屈曲して屈曲部が内側に突出しても、屈
曲部は可動片に当たり、足の甲には直接当たらないた
め、足の甲が擦れたり、痛くなったりしない。
果を有する。 (1)指間挟着片が首振り可能な柔軟性を備えたため、
該指間挟着片の締め具合の調節を細かく行うことがで
き、また、強めに締めるよう調節した場合に、足の指を
痛めることを防ぐことができる。
果を有する。 (1)可動片が靴のアッパーの甲部及び舌を兼ねるた
め、より足の甲に可動片をなじませるさせることがで
き、また、よりしっかりと足の甲を固定及び保護するこ
とができる。
果を有する。 (1)可動片に靴紐を通す紐通し穴を一又は二以上形成
したため、靴紐によってしっかりと指間挟着片の締め具
合及びを固定することができる。 (2)また、紐通し穴を二以上備えた場合には、靴紐に
よって、細かく可動片の位置及び指間挟着片の締め具合
を調節することができる。
果を有する。 (1)可動片に靴のアッパーのつま先側内面に脱着可能
な装着具を取付けたため、該装着具を靴のアッパーの甲
部の内側つま先付近に装着させると、足の指及び甲を所
望の位置でしっかりと固定し、且つより靴らしい履き具
合を実現させることが可能である。
に取付けられるため、前記の靴用部材の有する効果の夫
々を備えた靴として、特に加工や準備を必要とせず使用
することができる。
図。
図。
(b)は図1に示す靴用部材を示す上面図。
明図。
図。
斜視図。
明図。
を示す説明図。
斜視図。
す斜視図。
す斜視図。
す斜視図。
した説明図。
Claims (8)
- 【請求項1】靴の内部に敷く中敷、靴の内部に固定する
中底等の靴用部材であり、その靴用部材は部材本体の上
面に、足の親指と人差し指との間に挟まれる指間挟着片
が突設され、指間挟着片に足の甲側に伸びる可動片が連
接され、可動片に靴のアッパーの甲部内面又は舌内面に
脱着可能な装着具が形成され、前記装着具は甲部内面又
は舌内面への装着位置を変えることができることを特徴
とする靴用中敷、中底等の靴用部材。 - 【請求項2】請求項1記載の靴用中敷、中底等の靴用部
材において、可動片が靴の舌の上端よりも外まで突出す
る長さ、又は舌の上端よりも内側に収まる長さに形成さ
れたことを特徴とする靴用中敷、中底等の靴用部材。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の靴用中敷、中
底等の靴用部材において、可動片の指間挟着片寄りに足
の甲に宛がわれる甲当て部が形成されたことを特徴とす
る靴用中敷、中底等の靴用部材。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
靴用中敷、中底等の靴用部材において、指間挟着片が首
振り可能な柔軟性を備えたことを特徴とする靴用中敷、
中底等の靴用部材。 - 【請求項5】 靴の内部に敷く中敷、靴の内部に固定す
る中底等の靴用部材であり、その靴用部材は部材本体の
上面に、足の親指と人指し指との間に挟まれる指間挟着
片が突設され、指間挟着片に足の甲側に伸びる可動片が
連接され、該可動片が靴のアッパーの甲部及び舌を兼ね
るものであり、該可動片に靴のアッパーの内面に着脱可
能な装着具が形成され、前記装着具は靴のアッパー内面
への装着位置を変えることができることを特徴とする靴
用中敷、中底等の靴用部材。 - 【請求項6】請求項5記載の靴用中敷、中底等の靴用部
材敷において、可動片に靴紐を通す紐通し穴が一又は二
以上形成されたことを特徴とする靴用中敷、中底等の靴
用部材。 - 【請求項7】請求項5又は請求項6記載の靴用中敷、中
底等の靴用部材において、可動片に靴のアッパーのつま
先側内面に脱着可能な装着具が取付けられたことを特徴
とする靴用中敷、中底等の靴用部材。 - 【請求項8】請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
靴用中敷、中底等の靴用部材が靴内に取付けられたこと
を特徴とする靴。
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