JP3527267B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP3527267B2
JP3527267B2 JP25709793A JP25709793A JP3527267B2 JP 3527267 B2 JP3527267 B2 JP 3527267B2 JP 25709793 A JP25709793 A JP 25709793A JP 25709793 A JP25709793 A JP 25709793A JP 3527267 B2 JP3527267 B2 JP 3527267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
ball
winning ball
transmission member
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25709793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07112061A (ja
Inventor
高明 市原
格 伊藤
外実夫 寺本
博己 奥本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP25709793A priority Critical patent/JP3527267B2/ja
Publication of JPH07112061A publication Critical patent/JPH07112061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3527267B2 publication Critical patent/JP3527267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機における入
賞装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技盤には相反方向へ搖動
して入賞口を拡縮し、遊技盤面へ打出されたパチンコ球
を入賞球として受入れる1対の可動翼片を備えた入賞装
置が装着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は1対の可動翼
片を備えた入賞装置において、入賞球の受入れ態様を特
異化することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
パチンコ機は、入賞装置を備えたパチンコ機であって、
前記入賞装置は、相反方向への搖動動作によって開いた
姿勢と閉じた姿勢とに姿勢が変換されて入賞口を拡縮す
る1対の可動翼片と、この両可動翼片の姿勢の変換と同
調して変位して前記入賞口に入賞した入賞球が通行する
入賞球通路の一部を閉鎖および開通し、前記入賞球通路
での入賞球のせき止めが可能な状態と不能な状態とに
換え動作する球止め片とを備える。前記1対の可動翼片
は、1つの駆動源によって作動される1つの伝動部材に
よって相反方向への搖動動作され、前記球止め片は、前
記伝動部材に一体に設けられかつその伝動部材の作動が
同時に前記球止め片の切換動作となる構成にしてある。
また、請求項2に係るパチンコ機は、請求項1に記載の
パチンコ機であって、入賞球通路を通過した入賞球を検
出する通過球検出手段と、前記通過球検出手段によって
検出した入賞球の数を表示する表示手段と、を備えてい
る。
【0005】
【作用】請求項1に記載のパチンコ機において、1つの
駆動源によって作動される1つの伝動部材が作動して一
対の可動翼片の姿勢が変換されると、球止め片が両可動
翼片の姿勢変換と同調して変位する。すなわち、伝動部
材の作動と共に同伝動部材と一体状をなして球止め片が
切換動作される。そして、入賞球通路の一部が球止め片
によって閉鎖されて入賞球通路での入賞球のせき止めが
可能な状態と、前記入賞球通路の一部が開通されて入賞
球通路での入賞球のせき止めが不能な状態とに切換えら
れる。また、請求項2に記載のパチンコ機において、入
賞球が入賞装置の入賞球通路を通過することによって、
その入賞球が通過球検出手段によって検出される。そし
て、表示手段において、前記通過球検出手段によって検
出した入賞球の数が表示される。
【0006】
【発明の効果】本発明は前記したように構成してあるの
で、両可動翼片の姿勢変換時に入賞口に入賞した入賞球
を球止め片によって一旦せき止めて入賞球通路に停留さ
せてから一括して放出することができ、入賞装置への入
賞球の受入れおよび放出態様を特異化することができる
とともに、複数個のパチンコ球が入賞口に入賞した場合
に、入賞してせき止められた1群の入賞球を一定間隔で
集中的に検出することができる。従って、せき止められ
た入賞球の個数をカウントすることによって遊技者に払
い出す払い出し球数を集計し、賞品球を遊技者に一括し
て集中的に払い出すことができる。また、入賞口に入賞
してせき止められた1群の入賞球を検出する検出信号が
常に等しい間隔で発信されるので、入賞装置と他の入賞
装置との連係動作が容易となり、入賞口への入賞検出に
基づいて他の入賞装置の作動態様を多様に変化させるこ
とができる。特に、1対の可動翼片は、1つの駆動源に
よって作動される1つの伝動部材によって相反方向への
搖動動作され、球止め片は、伝動部材に設けられかつそ
の伝動部材の作動と共に同伝動部材と一体状をなして切
換動作される構成にしてある。したがって、伝動部材に
球止め片が一体状をなして設けられることで、部品点数
や組付工数を軽減することができ、その分だけコスト低
減を図ることができる。しかも、伝動部材の作動と共に
球止め片が切換動作されるため、球止め片の作動不良を
防止することもできる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。パチンコ機の遊技盤に装着された入賞装置A
において、遊技盤面1にビスによって結合されて遊技盤
面1に添接された合成樹脂製のベース板2にはその中央
部に配設された若干横長状の球通し口3と、こ球通し口
3の下方でベース板2の下部に配設されたリード線挿通
口4とが開口されている。
【0008】ベース板2の後面にはその上部に配設され
て後方へ並行状に突出された左右1対の上取付け片2a
と、球通し口3の両側方にそれぞれ配設されて後方へ並
行状に延出され、後端に孔部がそれぞれ貫設された左右
1対の支持片2bと、この両支持片2bの下方にそれぞ
れ配設されて後方へ並行状に延出された左右1対の下
付け片2cとが連接されている。
【0009】ベース板2の前側に設置された合成樹脂製
の球受け部材5はベース板2の前面の下部にビスによっ
て結合され、この球受け部材5の前端にはベース板2の
前方に1個のパチンコ球の通過が可能な間隙を隔てて垂
立された前板5aが形成され、この前板5aの下部には
方形状で半透明の窓部6が形成されている。
【0010】球受け部材5の後部には前端縁が前板5a
の後面の上下方向中央部にその全幅にわたって連接され
て中央部付近に凹陥部が形成された球受板5bと、左右
の上端縁が球受け板5bの左右端縁に連接されて前端縁
が前板5aの後面下部の端縁に連接された囲い板5c
と、前端縁が前板5aの中央部付近に連接されて下端縁
が球受け板5bの上面の中央部に連接され、ベース板2
と前板5aとの間に落入したパチンコ球を球通し口3へ
誘導する誘導片5dとが形成されている。
【0011】球受け部材5の前板5aの上下方向中央部
の左右両端部には後方へ水平状に延出されて後端部がベ
ース板2によって支持された左右1対の金属製の支軸7
の前端部がそれぞれ挿着されている。
【0012】球受け部材5の球受け板5b上には基端部
に支軸7がそれぞれ貫挿されて支軸7によって内外方向
への搖動可能に支持され、相反方向への搖動動作によっ
て開いた姿勢と閉じた姿勢とに変換される左右1対の合
成樹脂製の可動翼片8が設置され、この両可動翼片8間
には入賞球を受入れる入賞口9が形成されている。
【0013】両可動翼片8の内側面には両可動翼片8が
共に内方の搖動端へ搖動したときに1個のパチンコ球の
通り抜けが可能な間隙を隔てて並行状に垂立されて両可
動翼片8が共に外方の搖動端へ搖動したときに内方から
外方へ先上り状に傾斜した状態で間隔が上方へ漸増する
ように拡開するガイド面8aが形成され、両可動翼片8
が開いた状態となったときに入賞口9が拡開され、両可
動翼片8が閉じた状態となったときに入賞口9が挟縮す
る。
【0014】両可動翼片8の基端部の前端には球受け部
材5の球受け板5bの一部および誘導片5dの一部に当
接して可動翼片8の内外搖動端を規定するストッパ片8
bがそれぞれ形成され、両可動翼片8の基端部の後端に
は可動翼片8の搖動支点の内方に配設されて後方へ突出
され、ベース板2の球通し口3の端部に貫挿された連動
ピン8cがそれぞれ連接されている。
【0015】球受け部材5の球受け板5bと囲い板5c
とによって形成されたLED収納室5e内には前板5a
にビス止めされたLED基板11が設置され、このLE
D基板11の前面には前板5aの窓部6の後側でLED
収納室5e内に装入されて2桁の数字の表示および図柄
の変動表示が可能な左右1対の図柄表示LED12(こ
の発明の表示手段に相当する)が左右に隣接して結合さ
れている。LED基板11に接続されたリード線束はベ
ース板2のリード線挿通口4に挿通されている。
【0016】ベース板2の両上取付け片2aの後端には
前後方向へ進退動可能なプランジャ10aと、このプラ
ンジャ10aに嵌装された挟持片10bと、この挟持片
10bを前方へ付勢するスプリング10cとを有し、ベ
ース板21の上部の後側に設置されて中央制御装置の指
令によって励磁および消磁されるソレノイド10がビス
によって結合されている。
【0017】ベース板2の下部の後側には両下取付け片
2cによって両持状に支持された合成樹脂製の誘導樋1
4が設置されている。
【0018】誘導樋14には上面が後下り状に傾斜し、
球通し口3の後下方に前端縁がベース板2の後面に当接
した状態で設置された樋板14aと、この樋板14aの
上面の左右端部付近に前後方向に沿って並行状に突設さ
れた左右1対の仕切り片14bと、樋板14aの後端の
左右端部に連接されてベース板2の下取付け片2cが貫
挿された左右1対のリング状の前結合片14cと、樋板
14aの下面の左右端部に連接されて下方へ突出された
左右1対のスイッチ挟持片14dとが形成されている。
【0019】誘導樋14の後側にはベース板2の両下取
付け片2cの後端にビスによって結合されて誘導樋14
に突合わせ状に対接された合成樹脂製のスイッチホルダ
16が設置されている。
【0020】スイッチホルダ16にはほぼコ形状の断面
形状を有し、入賞球通路15の後端から転落した入賞球
を落入させて入賞装置A外へ送り出す球送出口17が開
口された基片16aと、この基片16aの前端の左右端
部に連接されてベース板2の両下取付け片2cの後端に
ねじ止めされ、誘導樋14の両前結合片14cの後側に
隣設された左右1対の後結合片16bとが形成されてい
る。
【0021】ベース板2の下部の後側には前端付近が誘
導樋14の両スイッチ挟持片14dによって挟持されて
後部がスイッチホルダ16の基片16a内に挿入され、
入賞球通路15を通り抜けた入賞球を検出する入賞球検
出スイッチ18(この発明の通過球検出手段に相当す
る)が水平状に設置され、この入賞球検出スイッチ18
の後部に開設された検出口18aは球送出口17内に設
置されている。
【0022】入賞球検出スイッチ18の上方で球通し口
3の後方には球通し口17を通り抜けた入賞球が後方へ
通行する入賞球通路15が誘導樋14の樋板14a上お
よびスイッチホルダ16の球送出口17上にわたって形
成されている。入賞球通路15を通り抜けて球送出口1
7内へ落入した入賞球は遊技盤の後側からその下方へ送
り出される。
【0023】ベース板2の中央部付近の後側には誘導樋
14およびスイッチホルダ16の上方に配設されてベー
ス板2の両支持片2bによって上下方向へのシーソー状
の搖動可能に支持され、両可動翼片8に連動可能に連繋
されて1つの駆動源としてのソレノイド10のプランジ
ャ10aの進退動動作を両可動翼片8に伝達する1つの
動部材20が設置されている。
【0024】伝動部材20には入賞球通路15を間に挟
んだ状態で前後方向に沿って設置された左右1対の横長
状の基片20aと、この両基片20aの前端にそれぞれ
連接されて上方へ突出された左右1対の突片20bと、
弾性曲げ変形可能で両基片20aの後端にそれぞれ連接
されて両基片20a間に橋架された連結片20cとが形
成されている。
【0025】伝動部材20の両基片20aの中央部付近
にはそれぞれ外方へ横出されてベース板2の両支持片2
bの後端の孔部内に遊挿され、伝動部材20の搖動支点
となって伝動部材20をベース板2に搖動可能に結合す
る左右1対の支持ピン21が連接されている。この両支
持ピン21は両基片20aを挟圧して連結片20cを曲
げ変形させ、両基片20aの間隔および両支持ピン21
の間隔を挟縮してから両基片20aを弾性拡開させるこ
とによってベース板2の両支持片2bの孔部内に嵌め込
まれる。
【0026】伝動部材20の両突片20bの上端にはそ
れぞれ内方へ横出され、ソレノイド10のプランジャ1
0aの前端のフランジ10dと挟持片10bとの間に挟
み込まれた状態でソレノイド10のプランジャ10aと
伝動部材20とを連動可能に連繋する左右1対の連動ピ
ン22がそれぞれ連接されている。
【0027】伝動部材20の両基片20aの前端には両
可動翼片8の連動ピン8cがそれぞれ挿入されて伝動部
材20と両可動翼片8とを連動可能に連繋する左右1対
の伝動孔23がそれぞれ凹設されている。
【0028】伝動部材20の連結片20cの中央部には
前方へ突出されてスイッチホルダ16の球送出口17の
上方に設置され、伝動部材20の搖動動作によって上方
および下方へ変位して入賞球通路15の終端部を開通お
よび閉鎖する球止め片24が連接されている。すなわ
ち、図3と図4に示すように、伝動部材20の連結片2
0cの中央部に球止め片24が一体状に設けられてい
る。
【0029】伝動部材20の両基片20aの後部が下方
へ搖動すると、球止め片24が下方へ変位して入賞球通
路15の終端部へ進入し、入賞球通路15の終端部が球
止め片23によって閉鎖されて入賞球通路15での入賞
球のせき止めが可能となり、球送出口17および入賞球
検出スイッチ18の検出口18aへの入賞球の落入が不
能となる。
【0030】伝動部材20の両基片20aの後部が上方
へ搖動すると、球止め片24が上方へ変位して入賞球通
路15の終端部から退避し、入賞球通路15の終端部が
開通されて入賞球通路15での入賞球のせき止めが不能
となり、球送出口17および入賞球検出スイッチ18の
検出口18aへの入賞球の落入が可能となる。
【0031】パチンコゲーム中消磁状態のソレノイド1
0が励磁されると、ソレノイド10のプランジャ10a
が後方へ退動して伝動部材20両連動ピン22がプラン
ジャ10aによって後方へ押動され、伝動部材20の前
部が上方へ搖動しかつ伝動部材20の後部が下方へ搖動
して伝動部材20の両伝動孔23が上昇しかつ球止め片
24が下方へ変位して入賞球通路15の終端部へ進入
し、両可動翼片8がそれぞれ外方へ搖動して両可動翼片
8の姿勢が開いた姿勢に変換されると同時に、入賞球通
路15の終端部が球止め片24によって閉鎖されて入賞
球通路15での入賞球のせき止めが可能となり、球送出
口17および入賞球検出スイッチ18の検出口18aへ
の入賞球の落入が不能となる。
【0032】この状態では入賞口9に入賞して入賞球通
路15に導入された入賞球は入賞球通路15の終端部で
球止め片24によってせき止められて入賞球通路15の
終端部およびその前方に順次停留し、球送出口17への
各入賞球の落入が球止め片24によって阻止される。こ
の状態で多数個の入賞球が入賞口9に入賞して、入賞球
が入賞球通路15に充満すると入賞球が球受け部材5の
球受け板5b上および両可動翼片8上に順次推積され
る。
【0033】ソレノイド10が消磁されると、プランジ
ャ10aがスプリング10cの弾発力によって前方へ進
動して伝動部材20の両連動ピン22が前方へ押動さ
れ、伝動部材20の前部が下方へ搖動しかつ伝動部材2
0の後部が上方へ搖動して伝動部材20の両伝動孔23
が下降しかつ球止め片24が上方へ変位して入賞球通路
15の終端部から退避し、両可動翼片8がそれぞれ内方
へ搖動して両可動翼片8の姿勢が閉じた姿勢に変換され
ると同時に、入賞球通路15の終端部が開通されて入賞
球通路15での入賞球のせき止めが不能となり、球送出
口17および入賞球検出スイッチ18の検出口18aへ
の入賞球の落入が可能となる。
【0034】入賞球通路15の終端部が開通されると、
球止め片24によってせき止められて入賞球通路15の
終端部およびその前方に停留した各入賞球が順次入賞球
通路15を通り抜けて一定間隔で球送出口17へ落入
し、入賞球が球送出口17へ落入する毎に入賞球の通過
が入賞球検出スイッチ18によって検出される。
【0035】球止め片24によって入賞球通路15でせ
き止められてから、入賞球通路15を通り抜けて通過球
検出スイッチ18によって検出された入賞球の個数は例
えば両図柄表示LED12によって表示される。
【0036】例えば遊技盤面1に打出されたパチンコ球
が遊技盤面1の他の入賞口、始動口、ゲート等に入賞し
たとき、或いは図柄表示装置の表示図柄が当り図柄とな
ったときなどにソレノド10が励磁されて両可動翼片8
が開いた状態となり、かつ球止め片24が下方へ変位し
て入賞球通路15での入賞球のせき止めが可能となる。
【0037】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例では開いた姿勢と閉じた姿勢と
に姿勢が変換されて入賞口9を拡縮する1対の可動翼片
8と、ソレノイド10によって駆動されて上下方向へ搖
動する伝動部材20とを連動可能に連繋し、伝動部材2
0には両可動翼片8の姿勢が開いた姿勢となったときに
下方へ変位して入賞球通路15の終端部へ進入し、両可
動翼片8の姿勢が閉じた姿勢となったときに上方へ変位
して入賞球通路15の終端部から退避する球止め片24
を形成し、ソレノイド10によって両可動翼片8の姿勢
を変換させると同時に、入賞球通路15での入賞球のせ
き止めが可能な状態と不能な状態とに切換えるように構
成してある。
【0038】このため、両可動翼片8が開いた状態とな
って入賞口9に入賞し易い状況となったときに入賞口9
に入賞した入賞球を球止め片24によって一旦せき止め
て入賞球通路15に停留させてから一括して放出するこ
とができ、入賞装置Aへの入賞球の受入れおよび放出態
様を特異化することができるとともに、両可動翼片8が
開いた状態となって複数個のパチンコ球が入賞口9に入
賞した場合に、入賞してせき止められた1群の入賞球を
一定間隔で集中的に検出することができる。
【0039】従って、せき止められた入賞球の個数をカ
ウントすることによって遊技者に払い出す払い出し球数
を集計し、賞品球を遊技者に一括して集中的に払い出す
ことができる。
【0040】また、入賞口9に入賞してせき止められた
1群の入賞球を検出する検出信号が常に等しい間隔で発
信されるので、入賞装置Aと他の入賞装置との連係動作
が容易となり、入賞口9への入賞検出に基づいて他の入
賞装置の作動態様を多様に変化させることができる。
【0041】なお、上記実施例では両可動翼片8の姿勢
が開いた姿勢となったときに球止め片24が下方へ変位
して入賞球のせき止めが可能となるように構成したが、
これとは逆に、両可動翼片8の姿勢が閉じた姿勢となっ
たときに入賞球のせき止めが可能となるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す入賞装置の正面図であ
る。
【図2】同じく、斜視図である。
【図3】同じく、分解斜視図である。
【図4】入賞球のせき止めが不能な状態と可能な状態と
を説明する入賞装置の側断面図である。
【図5】入賞球のせき止めが不能な状態と可能な状態と
を示す要部の拡大正面図である。
【符号の説明】
A 入賞装置 8 可動翼片 10 ソレノイド 15 入賞球通路 18 入賞球検出スイッチ 20 伝動部材 24 球止め片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥本 博己 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ 川1番地 株式会社大一商会内 (56)参考文献 特開 平5−84345(JP,A) 実開 昭60−187782(JP,U) 実開 昭61−24079(JP,U) 実開 昭62−189778(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞装置を備えたパチンコ機であって、 前記入賞装置は、相反方向への搖動動作によって開いた
    姿勢と閉じた姿勢とに姿勢が変換されて入賞口を拡縮す
    る1対の可動翼片と、この両可動翼片の姿勢の変換と同
    調して変位して前記入賞口に入賞した入賞球が通行する
    入賞球通路の一部を閉鎖および開通し、前記入賞球通路
    での入賞球のせき止めが可能な状態と不能な状態とに
    換え動作する球止め片とを備え、 前記1対の可動翼片は、1つの駆動源によって作動され
    る1つの伝動部材によって相反方向への搖動動作され、 前記球止め片は、前記伝動部材に一体に設けられかつそ
    の伝動部材の作動が同時に前記球止め片の切換動作とな
    る構成にしてある ことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ機であって、 入賞球通路を通過した入賞球を検出する通過球検出手段
    と、 前記通過球検出手段によって検出した入賞球の数を表示
    する表示手段と、を備えていることを特徴とするパチン
    コ機における入賞装置。
JP25709793A 1993-10-14 1993-10-14 パチンコ機 Expired - Lifetime JP3527267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25709793A JP3527267B2 (ja) 1993-10-14 1993-10-14 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25709793A JP3527267B2 (ja) 1993-10-14 1993-10-14 パチンコ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07112061A JPH07112061A (ja) 1995-05-02
JP3527267B2 true JP3527267B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=17301701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25709793A Expired - Lifetime JP3527267B2 (ja) 1993-10-14 1993-10-14 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3527267B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288042A (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 Aoi:Kk パチンコ機の入賞装置
JP2007167299A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP5522657B2 (ja) * 2009-07-23 2014-06-18 日本ぱちんこ部品株式会社 遊技機用可変入賞装置及びそれを備えた遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07112061A (ja) 1995-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7648142B2 (en) Prize acquisition game device
JP3306027B2 (ja) 入賞装置
JP3527267B2 (ja) パチンコ機
JPH08206295A (ja) パチンコ機の入賞装置
JP3115355B2 (ja) パチンコ機
JP4063340B2 (ja) メダル払出遊戯機
US6467772B2 (en) Shooting game machine
JPS62233180A (ja) 弾球遊技機の入賞球装置
JPH07171247A (ja) 弾球遊技機の振分装置
JPH11465A (ja) 遊技装置
JP3365664B2 (ja) 弾球遊技機の入賞装置
JP3210028B2 (ja) パチンコ機の入賞装置
JPH08206296A (ja) 弾球遊技機
JP2795714B2 (ja) 遊技機の入賞装置
US4488724A (en) Horizontally movable kicker for pin ball game
JPH0724155Y2 (ja) 弾球遊技機
JP3942666B2 (ja) 弾球遊技機の入賞装置
JPH07130B2 (ja) 弾球遊技機
JP3795928B2 (ja) 弾球遊技機の入賞装置
KR200298932Y1 (ko) 메달 푸셔 게임기의 메달 인식장치
JPH071188Y2 (ja) パチンコ機の変動入賞装置
JPH0438860Y2 (ja)
JPH065831Y2 (ja) 弾球遊技機
JPH05309161A (ja) パチンコ機の入賞装置
JP2725139B2 (ja) 弾球遊技機の入賞装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term