JP3526803B2 - 水中油型乳化油脂組成物 - Google Patents
水中油型乳化油脂組成物Info
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Description
油型乳化油脂組成物に関する。本発明の水中油型乳化油
脂組成物は、流通又は保存中の温度変化に対して安定性
を有し、ホイップ時の起泡性及びホイップ後の保形性が
良好であるという特徴を有する。
続相とし、ここに油相が分散している状態の乳化物のこ
とであり、例えば、クリーム、牛乳、ドレッシング、マ
ヨネーズ等がある。このうちクリームは、牛乳を遠心分
離して得られる生クリームと油脂、乳成分、乳化剤、水
等を主原料として調製される合成クリームとに分類され
る。合成クリーム(以下、クリームという。)は、使用
する油脂、乳成分、乳化剤等の種類やその添加量を適宜
調整することにより使用目的に合わせて調製することが
でき、コーヒー用クリーム、ホイップ用クリーム等があ
る。ホイップ用クリームには、流通又は保存中の温度変
化に対する安定性、ホイップ時の良好な起泡性及びホイ
ップ後の良好な保形性が求められている。クリームを調
製する際には、口溶けを良好にするために口中温度より
少し低い融点(約35℃)を持つ油脂が使用されている。
このような油脂を使用して調製されるクリームは、何ら
かの原因で使用している油脂の融点付近まで一旦温度が
上昇してしまうと、その後冷却しても増粘、固化が生じ
やすくなる。また、温度が上昇した後、振動が加わる
と、より増粘、固化が生じやすくなるといった報告があ
る(野田ら:日本食品工業学会誌,Vol.41,No.5,P.327-3
34)。このように、クリームは、温度変化による影響を
受けやすいため、通常冷蔵(約5℃)状態で流通又は保
存される。しかしながら、遠隔地等流通に長時間を要し
たり、夏場のように外気温が高い場合には、輸送中に製
品の温度が上昇したりして、クリームが増粘、固化する
ことがある。また、消費者がクリームを購入し、家庭に
持ち帰る間に温度が上昇したり、冷蔵せずに放置されて
温度が上昇したりして、クリームが増粘、固化すること
がある。
は常温保存が可能な水中油型乳化油脂組成物を製造する
方法として、10〜40重量%の油相と60〜90重量%の水相
とを乳化する際に、乳化剤としてジアセチル酒石酸モノ
グリセリドと、レシチン及び/又はソルビタン脂肪酸エ
ステルを配合する技術(特開平4-370072号公報)、温度
変化や振動に対して増粘、固化を起こさない水中油型乳
化油脂組成物を製造する方法として、乳化剤としてカル
ボキシル基を有する有機酸モノグリセリド、レシチン及
びポリグリセリン脂肪酸エステルを含有し、かつ乳タン
パク質を配合する技術(特開平11-276106 号公報)等が
開示されている。この他にも乳化時に使用する乳化剤や
乳成分の種類や組み合わせ、その添加量を検討し、流通
又は保存中の温度変化に対する安定性を付与した水中油
型乳化油脂組成物を製造する技術について、多くの検討
がなされている。しかしながら、これらの水中油型乳化
油脂組成物は、ホイップしても造花可能な硬さまで組織
を形成せず起泡性が悪かったり、造花可能な硬さまで組
織を形成しても、すぐに変形し、離水しやすく、保形性
が悪いといった問題がある。
ドを配合することにより、良好な起泡性や保形性が付与
されることが知られている(「食品用乳化剤」,P.203-2
04,光琳書房発行)。さらに、ホイップ時の起泡性及び
ホイップ後の保形性に優れた水中油型乳化油脂組成物を
製造する方法として、安定剤としてアラビアガムを0.3
〜10重量%配合する技術(特開平9 -37715号公報)、固
体脂含有指数(SFC)が10℃で70%以上、20℃で50%
以上、35℃で20%以下である分別パーム硬化油を30重量
%以上含む、融点が20〜40℃の油脂を配合する技術(特
開平10-75729号公報)等が開示されている。この他にも
乳化時に使用する乳化剤や乳成分の種類、組み合わせ、
その添加量を検討し、ホイップ時の起泡性とホイップ後
の保形性に優れた水中油型乳化油脂組成物を製造する技
術について、多くの検討がなされている。しかしなが
ら、これらのクリームは流通又は保存中の温度変化によ
り増粘、固化しやすいといった問題がある。
クリームには、流通又は保存中の温度変化に対する安定
性、ホイップ時の良好な起泡性及びホイップ後の良好な
保形性が求められているが、これらすべてを満たすクリ
ームは未だ提供されていないのが現状である。したがっ
て本発明は、流通又は保存中の温度変化、特に配合油脂
の融点近くまでの温度上昇に対する安定性、ホイップ時
の起泡性及びホイップ後の保形性の良好な水中油型乳化
油脂組成物を提供することを課題とする。本発明におい
て、温度変化とは、流通又は保存中に水中油型乳化油脂
組成物の温度が上昇したり、低下したりすることをい
い、例えば、流通又は保存中に冷蔵温度(約5℃)から
外気温(25℃〜35℃)へ温度が変化したり、消費者が購
入してから家庭に持ち帰る間に温度が上昇し、家庭で冷
蔵庫に入れた時に温度が低下するといった温度変化のこ
とである。本発明において、水中油型乳化油脂組成物が
安定性を有するとは、温度変化によって生じる増粘、固
化が抑制された状態のことをいう。本発明において、良
好な起泡性とは、ホイップ時に短時間で造花可能な硬さ
まで組織を形成することをいい、また良好な保形性と
は、造花後に変形したり離水しづらいことをいう。本発
明において、水中油型乳化油脂組成物とは、油相と水相
を乳化剤や乳成分を介して乳化させたクリームのことを
いう。
ムは、クリームに起泡性及び保形性を付与するためにレ
シチンが0.4 重量%以上添加されている。このようにレ
シチンを添加すると、ホイップ時の起泡性、ホイップ後
の保形性が向上するものの、流通又は保存中の温度変化
に対する安定性が劣ったものとなる。一方で、レシチン
を添加しないと、流通又は保存中の温度変化に対する安
定性は高くなるものの、ホイップ時に造花可能な硬さま
で組織を形成せず起泡性に劣り、またレシチンの添加量
を減らすと、ホイップ時に造花可能な硬さまで組織を形
成するものの、ホイップ後に造花しても離水及び変形が
生じ、保形性が著しく低下する。本発明者らは、流通又
は保存中の温度変化に対する安定性、ホイップ時の起泡
性及びホイップ後の保形性の良好な水中油型乳化油脂組
成物を得るべく、鋭意研究を重ねた結果、水中油型乳化
油脂組成物を製造する際に、レシチン0.1 〜0.3重量%
に、グリセリン脂肪酸ジエステル、飽和脂肪酸結合型シ
ョ糖脂肪酸エステル、ソルビタントリオレエートのいず
れか1種以上を配合することにより、流通又は保存中の
温度変化に対する安定性、ホイップ時の良好な起泡性及
びホイップ後の良好な保形性を付与できることを見出
し、本発明を完成させるに至った。さらに、上記の配合
にクエン酸モノグリセリドを配合することにより、温度
変化に対する安定性をより良好にできることを見出し
た。
は、次のようにして調製することができる。すなわち、
レシチン、及びグリセリン脂肪酸ジエステル、飽和脂肪
酸結合型ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタントリオレエ
ートのいずれか1種以上を油脂に添加して含有させ、70
〜80℃に加温して油相を調製する。一方、乳タンパク素
材と、必要に応じて香料、着色料、安定剤、乳化剤等を
水に溶解し、60〜70℃に加温して水相を調製する。次い
で、水相に油相を少量ずつ添加し、ホモミキサー等を用
いて予備乳化を行い、その後、2段式均質機等の均質機
を用い、均質圧50〜700kg/cm2 で均質処理を行っ
て乳化物とし、急速冷却した後、容器に充填して5℃で
1日以上エージングを行う。なお、乳化時には油相が20
〜50重量%、好ましくは30〜40重量%となるように調製
する。油相が20重量%未満ではホイップ時に造花可能な
硬さまで組織を形成しないことがあり、起泡性が悪くな
るため好ましくなく、50重量%を超えると流通又は保存
中の温度変化に対する安定性が付与できないため好まし
くない。
油脂であればいずれの油脂でもよく、例えば、乳脂、ラ
ード、牛脂、魚油等の動物性油脂、なたね油、パーム
油、パーム核油、ヤシ油、大豆油、サフラワー油、コー
ン油等の植物性油脂、これらの硬化油、エステル交換
油、分別油等を挙げることができる。また、これらの油
脂を任意の割合で混合した油脂を用いてもよい。なお、
口溶け等の食感を考慮すると、融点が35℃付近である油
脂を用いることが好ましい。本発明において用いるレシ
チンとしては、粉末状、顆粒状又はペースト状の大豆由
来又は卵黄由来のレシチン、ケファリン、イノシトー
ル、リン脂質、これらの混合物等を挙げることができ
る。レシチンは、水中油型乳化油脂組成物に対して0.1
〜0.3 重量%含有するように添加することが好ましく、
特に0.15〜0.25重量%含有するように添加することが好
ましい。含有量が0.1 重量%未満では、ホイップ時に造
花可能な硬さまで組織を形成しないことがあり、起泡性
が悪くなるため好ましくなく、0.3 重量%を超えると流
通又は保存中の温度変化に対する安定性が付与できない
ため好ましくない。本発明ではレシチンとともに、グリ
セリン脂肪酸ジエステル、飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪
酸エステル、ソルビタントリオレエートのいずれか1種
以上を用いることが好ましく、グリセリン脂肪酸ジエス
テルとしては、乳脂肪又は植物性油脂由来の天然あるい
は合成のものを用いることが好ましい。飽和脂肪酸結合
型ショ糖脂肪酸エステルとしては、飽和脂肪酸としてパ
ルミチン酸又はステアリン酸を70重量%以上結合し、H
LBが1以下であるものを用いることが好ましい。これ
らについては、水中油型乳化油脂組成物に対して0.05〜
0.5 重量%、特に0.1 〜0.2 重量%含有するように添加
することが好ましい。含有量が0.05重量%未満では、造
花後に変形したり離水が生じ、保形性が低下することが
あるため好ましくなく、0.5 重量%を超えると風味が低
下することがあるため好ましくない。また、これらとと
もに、モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、有機酸モノグリセリド等を併用してもよい。有機酸
モノグリセリドのうちクエン酸モノグリセリドは、温度
変化に対する安定性をより良好にすることができるた
め、クエン酸モノグリセリドを用いることが特に好まし
い。
しては、脱脂粉乳、カゼインナトリウム、ホエータンパ
ク質濃縮物等を挙げることができる。乳タンパク質素材
は、水中油型乳化油脂組成物に対して1.0 〜5.0 重量
%、特に2.0 〜4.0 重量%含有するように添加すること
が好ましい。含有量が1.0 重量%未満では、乳風味が弱
くなるため好ましくなく、5.0 重量%を超えると粘度が
上昇しすぎることがあるため好ましくない。さらに本発
明では、乳化安定性を高める目的で、グアガム、カラギ
ーナン、ローカストビーンガム、アラビアガム、キサン
タンガム、タラガム等の天然水溶性高分子、あるいはカ
ルボキシルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等
の合成水溶性高分子等の安定剤、及びHLBが10以上の
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル
等の乳化剤を添加してもよく、またpHを調整する目的
で、リン酸塩、クエン酸塩等を添加してもよく、さらに
風味や外観を向上させる目的で、香料、着色料等を添加
してもよい。
明する。実施例1 以下の配合で試作品1〜25を2kgずつ調製した。 試作品1:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量%
及びグリセリン脂肪酸ジエステル(HLB1.5 )0.1 重
量%を加えて75℃まで加温して油相を調製した。水55.3
3 重量%に、脱脂粉乳4.0 重量%、ヘキサメタリン酸ナ
トリウム(太平化学工業社製)0.1 重量%及びショ糖脂
肪酸エステル(HLB11、第一工業製薬社製)0.2 重量
%、グアガム(シグマ社製)0.07重量%を添加、溶解
し、65℃まで加温して水相を調製した。水相に油相を少
量ずつ添加し、ホモミキサーを用いて高速剪断して予備
乳化を行い、直ちに均質機を用いて均質圧120 kg/c
m2 で均質処理を行って水中油型乳化油脂組成物を得
た。得られた水中油型乳化油脂組成物を5℃まで急速冷
却し、その後ゲーブルトップタイプの紙パック(500 m
l)に充填し、5℃の冷蔵庫で保存した。 試作品2:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量%
及び飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エステル(HLB1.
0 、三菱化学フーズ社製)0.1 重量%を加えて75℃まで
加温して油相を調製した。また、試作品1と同様にして
水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製し
た。 試作品3:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量%
及びソルビタントリオレエート(HLB1.8 、三菱化学
フーズ社製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して油相
を調製した。また、試作品1と同様にして水相を調製
し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品4:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びグリセリン脂肪酸ジエステル(HL
B1.5 )0.1 重量%を加えて75℃まで加温して油相を調
製した。また、水55.23 重量%とする他は試作品1と同
様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂組成物
を調製した。
ム核硬化油10重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を
調製し、これにレシチン(レシチンDX、日清製油社
製)0.2 重量%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5
、太陽化学社製)0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型シ
ョ糖脂肪酸エステル(HLB1.01、三菱化学フーズ社
製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して油相を調製し
た。また、試作品4と同様にして水相を調製し、さらに
水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品6:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びソルビタントリオレエート(HLB
1.0 、三菱化学フーズ社製)0.1 重量%を加えて75℃ま
で加温して油相を調製した。また、試作品4と同様にし
て水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製
した。 試作品7:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.1 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びグリセリン脂肪酸ジエステル(HL
B1.5 ) 0.1重量%を加えて75℃まで加温して油相を調
製した。また、試作品1と同様にして水相を調製し、さ
らに水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品8:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.1 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エス
テル(HLB1.0 、三菱化学フーズ社製)0.1 重量%を
加えて75℃まで加温して油相を調製した。また、試作品
1と同様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂
組成物を調製した。 試作品9:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.1 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びソルビタントリオレエート(HLB
1.8 花王社製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して油
相を調製した。また、試作品1と同様にして水相を調製
し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製した。
ム核硬化油10重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を
調製し、これにレシチン(レシチンDX、日清製油社
製)0.3 重量%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5
、太陽化学社製)0.1 重量%及びグリセリン脂肪酸ジ
エステル(HLB1.5 )0.1 重量%を加えて75℃まで加
温して油相を調製した。また、水55. 13重量%とする他
は試作品1と同様にして水相を調製し、さらに水中油型
乳化油脂組成物を調製した。 試作品11: なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.3 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エス
テル(HLB1.0 、三菱化学フーズ社製)0.1 重量%を
加えて75℃まで加温して油相を調製した。また、試作品
10と同様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂
組成物を調製した。 試作品12:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.3 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びソルビタントリオレエート(HLB
1.8 花王社製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して油
相を調製した。また、試作品10と同様にして水相を調製
し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品13:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%、グリセリン脂肪酸ジエステル(HLB
1.5 )0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エ
ステル(HLB1.0 、三菱化学フーズ社製)0.1 重量%
を加えて75℃まで加温して油相を調製した。また、試作
品10と同様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油
脂組成物を調製した。 試作品14:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%、グリセリン脂肪酸ジエステル(HLB
1.5 ) 0.1重量%及びソルビタントリオレエート(HL
B1.8 、花王社製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温し
て油相を調製した。また、試作品10と同様にして水相を
調製し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製した。
ム核硬化油10重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を
調製し、これにレシチン(レシチンDX、日清製油社
製)0.2 重量%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5
、太陽化学社製)0.1 重量%、飽和脂肪酸結合型ショ
糖脂肪酸エステル(HLB1.0 、三菱化学フーズ社製)
0.1 重量%及びソルビタントリオレエート(HLB1.8
、花王社製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して油
相を調製した。また、試作品10と同様にして水相を調製
し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品16:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にクエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びグリセリン脂肪酸ジエステル(HL
B1.5 ) 0.1重量%を加えて75℃まで加温して油相を調
製した。また、水55.43 重量%とする他は試作品1と同
様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂組成物
を調製した。 試作品17:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にクエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エス
テル(HLB 1.0、三菱化学フーズ社製)0.1 重量%を
加えて75℃まで加温して油相を調製した。また、試作品
16と同様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂
組成物を調製した。 試作品18:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にクエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びソルビタントリオレエート(HLB
1.8 、花王社製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して
油相を調製した。また、試作品16と同様にして水相を調
製し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品19:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.4 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びグリセリン脂肪酸ジエステル(HL
B1.5 ) 0.1重量%を加えて75℃まで加温して油相を調
製した。また、水55.03 重量%とする他は試作品1と同
様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂組成物
を調製した。
ム核硬化油10重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を
調製し、これにレシチン(レシチンDX、日清製油社
製)0.4 重量%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5
、太陽化学社製)0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型シ
ョ糖脂肪酸エステル(HLB1.0 、三菱化学フーズ社
製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して油相を調製し
た。また、試作品19と同様にして水相を調製し、さらに
水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品21:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.4 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及びソルビタントリオレエート(HLB
1.8 、花王社製)0.1 重量%を加えて75℃まで加温して
油相を調製した。また、試作品19と同様にして水相を調
製し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製した。 試作品22:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB 9.5、太陽化学社
製)0.1 重量%及び不飽和脂肪酸結合型モノグリセリン
脂肪酸エステル(HLB 3.5、花王社製)0.1 重量%を
加えて75℃まで加温して油相を調製した。また、試作品
4と同様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂
組成物を調製した。 試作品23:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB 9.5、太陽化学社
製)0.1 重量%及びポリグリセリン縮合リシノレイン酸
エステル(太陽化学社製)0.1 重量%を加えて75℃まで
加温して油相を調製した。また、試作品4と同様にして
水相を調製し、さらに水中油型乳化油脂組成物を調製し
た。 試作品24:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB9.5 、太陽化学社
製)0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型ソルビタン脂肪酸
エステル(HLB2.5 、理研ビタミン社製)0.1 重量%
を加えて75℃まで加温して油相を調製した。また、試作
品4と同様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油
脂組成物を調製した。 試作品25:なたね硬化油30重量%及びパーム核硬化油10
重量%を混合して混合油脂(融点35℃)を調製し、これ
にレシチン(レシチンDX、日清製油社製)0.2 重量
%、クエン酸モノグリセリド(HLB 9.5、太陽化学社
製)0.1 重量%及び飽和脂肪酸結合型ポリグリセリン脂
肪酸エステル(HLB 3.5、太陽化学社製)0.1 重量%
を加えて75℃まで加温して油相を調製した。また、試作
品4と同様にして水相を調製し、さらに水中油型乳化油
脂組成物を調製した。
対する安定性及びホイップ時の起泡性試験を行い、さら
にホイップ後の保形性を評価した。温度変化に対する安
定性試験:5℃で1日保存した試作品1〜25を紙容器ご
と25℃又は35℃に調整した恒温水中にそれぞれ1時間浸
漬し、その後、再度5℃の冷蔵庫で1日保存した。品温
を5℃のままで保持した試作品1〜25、25℃の恒温水中
に浸漬した試作品1〜25、35℃の恒温水中に浸漬した試
作品1〜25について、振動試験を行い、温度変化に対す
る安定性を評価した。振動試験は、各試作品200 mlを
紙容器(容量250 ml)に入れ、振動機(SA−31
型、ヤマト社製)を用い、100 回/37秒で水平方向に振
動させ、クリームが流動性を失うまでの振動回数を測定
した。なお、振動回数が多いほどクリームは凝集、固化
しづらく温度変化に対する安定性を有することを示す。
また、振動回数0回は温度処理のみで流動性を失ったこ
とを示す。ホイップ時の起泡性試験:5℃で1日保存し
た試作品1〜25をGEミキサー(GENERAL ELRCTRIC社
製)でホイップし、起泡性試験(野田ら:日本食品科学
工学会誌,vol.43,P.896-903)を行った。なお、この時、
ホイップ終点を最適造花性を示す荷重に設定し、この終
点に達するまでの時間を測定した。ホイップ後の保形性
の評価:上記ホイップ時の起泡性試験でホイップ終点に
達したホイップクリームを10/7 口金付絞り袋で、直径
3cm、高さ3cmとなるように絞り出し、35℃で15分
間放置後のホイップクリームの変形率を下記の式により
算出した。 変形率(%)= {(絞り出し直後の高さ−35℃で15分間
放置後の高さ)/絞り出し直後の高さ}×100 さらに、35℃で15分間放置後のホイップクリームの離水
を目視にて観察し、−:離水がほとんどない、±:離水
が多少ある、+:離水が多い、の3段階で評価した。こ
れらの結果を表1に示す。
ショ糖脂肪酸エステル又はソルビタントリオレエートを
添加した試作品17及び18は、振動回数が最も多く、温度
変化に対する安定性を有していたが、ホイップ時の起泡
性が悪かった。また、レシチンを添加せずにグリセリン
脂肪酸ジエステルを添加した試作品16は振動回数が多
く、起泡性も良好であったが、ホイップ後に変形し、離
水も生じた。レシチンを0.1 重量%添加して、さらに飽
和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸ジエステル、ソルビタントリオレエートのいずれか1
種を添加した試作品7〜9は、振動回数も多く、温度変
化に対する安定性を有し、ホイップ時の起泡性も良好で
あり、ホイップ後も比較的良好な保形性を有していた。
レシチンを0.3 重量%添加して、さらに飽和脂肪酸結合
型ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸ジエステ
ル、ソルビタントリオレエートのいずれか1種を添加し
た試作品10〜12は、振動回数は若干少なかったものの、
製品の品質に問題のない程度であり、ホイップ時の起泡
性も比較的良好であり、変形しづらく保形性も良好であ
った。レシチンを0.4 重量%添加して、さらに飽和脂肪
酸結合型ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸ジエ
ステル、ソルビタントリオレエートのいずれか1種を添
加した試作品19〜21は、変形しづらく保形性は良好であ
ったが、振動回数が最も少なく、特に油脂の融点近くの
35℃で保持したものは、振動回数が非常に少なく、温度
変化に対する安定性がなく、ホイップ時の起泡性も悪か
った。
飽和脂肪酸結合型モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリ
グリセリン縮合リシノレイン酸エステル、飽和脂肪酸結
合型ソルビタン脂肪酸エステル、飽和脂肪酸結合型ポリ
グリセリン脂肪酸エステルのいずれか1種を添加した試
作品22〜25は、振動回数が多く、温度変化に対する安定
性を有し、起泡性も良好であったが、ホイップ後に変形
し、離水が見られた。レシチンを0.2重量%添加して、
さらに飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸ジエステル、ソルビタントリオレエートのい
ずれか1種以上、又はこれらに加えてクエン酸モノグリ
セリドを添加した試作品1〜6、試作品13〜15は、温度
変化に対する安定性を有し、ホイップ時の起泡性も良好
であり、ホイップ後も良好な保形性を有しており、全て
の点で良好であった。特に、クエン酸モノグリセリドを
配合すると、温度変化に対する安定性がより良好であっ
た。以上の結果から、レシチンを0.1 〜0.3 重量%含有
するように添加し、さらに飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪
酸エステル、グリセリン脂肪酸ジエステル、ソルビタン
トリオレエートのいずれか1種以上を添加することによ
り、温度変化に対する安定性、ホイップ時の起泡性及び
ホイップ後の保形性の良好な水中油型乳化油脂組成物が
得られることを確認した。また、レシチンを0.1 〜0.3
重量%を含有するように添加し、クエン酸モノグリセリ
ドを添加して、さらに飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エ
ステル、グリセリン脂肪酸ジエステル、ソルビタントリ
オレエートのいずれか1種以上を添加することにより、
温度変化に対する安定性がより良好で、ホイップ時の起
泡性及びホイップ後の保形性の良好な水中油型乳化油脂
組成物が得られることを確認した。
化に対して安定性を有し、特に配合油脂の融点近くの温
度まで上昇しても従来のホイップ用クリームのように凝
集、固化が生じることがなく、ホイップ時の起泡性及び
ホイップ後の保形性が良好な水中油型乳化油脂組成物を
提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 レシチン0.1 〜0.3 重量%に、グリセリ
ン脂肪酸ジエステル、飽和脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エ
ステル、ソルビタトリオレエートのいずれか1種以上を
含有させることを特徴とする水中油型乳化油脂組成物。 - 【請求項2】 レシチン0.1 〜0.3 重量%及びクエン酸
モノグリセリドに、グリセリン脂肪酸ジエステル、飽和
脂肪酸結合型ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタトリオレ
エートのいずれか1種以上を含有させることを特徴とす
る水中油型乳化油脂組成物。
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