JP3526798B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,直列に複数配設さ
れる像担持体と,該像担持体に対してそれぞれ圧接付勢
された状態で配設される複数の転写ローラと,それら複
数の転写ローラに巻き掛けられた転写ベルトとを具備す
るいわゆるタンデム型の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より,感光体ドラムのような像担持
体とそれに対向配置される転写ローラのような転写手段
とが複数組直列に配置され,上記複数の転写ローラに巻
き掛けられた転写ベルトによって転写紙を搬送しつつ異
なる色のトナー像を上記転写紙に順次転写するタンデム
型のカラー画像形成装置が知られている。このようなタ
ンデム型のカラー画像形成装置のうち,イエロー,マゼ
ンタ,シアンの3色にブラックを加えた4色のトナーを
用いる4連タンデム型の画像形成装置では,モノクロ画
像の場合にはブラックトナーのみを用いた画像形成が行
われる。このようなブラックトナーのみを用いた画像形
成時には,ブラック以外のトナーを担当する像担持体に
転写ベルトを密着させたままにすると,転写ベルトが汚
れたり,ブラックトナーで形成された画像が乱れるなど
の不具合が発生する。そこで,例えば特開平10−18
1927号公報,特開平10−198121号公報に
は,例えばモノクロ画像形成時にはブラック以外のトナ
ーを担当する像担持体から転写ベルトを離間させるよう
にした4連タンデム型の画像形成装置が提案されてい
る。
【0003】まず,特開平10−181927号公報に
提案されている画像形成装置Z0の構成について図3を
用いて簡単に説明する。上記画像形成装置Z0は,マゼ
ンタ,シアン,イエロー,ブラックのそれぞれのトナー
による画像形成を担当する4つの感光体ドラム51a〜
51dと,それら4つの感光体ドラムにそれぞれ対向す
る転写ブラシ52a〜52dとよりなる4つの画像形成
部を有している。上記4つの画像形成部には,半時計回
りに回動される転写ベルト65により順次転写紙が搬送
される。上記転写ベルト65は,駆動ローラ58,従動
ローラ59,補助ローラ60,テンションローラ61,
及び4つのバックアップローラ53a〜53dに巻き掛
けられている。上記バックアップローラ53a〜53d
は,それぞれ上記転写ブラシ52a〜52dの上流側に
設けられており,上記転写ベルト65を上記感光体ドラ
ム51a〜51dにそれぞれ密着させている。また,上
記テンションローラ61は,支点62aにおいて揺動自
在に支持されている鍵型部材62の一端に取り付けられ
ている。上記鍵型部材62の他端にはバネ63が接続さ
れており,このバネ63によって上記テンションローラ
61は上記転写ベルト65にテンションを与えるように
付勢されている。尚,64は上記鍵型部材62の揺動を
所定の位置で規制する規制部材である。また,上記バッ
クアップローラ53a〜53c,及び転写ブラシ52a
〜52cは,バックアップローラ53dの回転軸と同軸
で揺動自在に支持されたアーム54上に取り付けられて
いる。更に,上記アーム54の上流側端部近傍には中間
連結桿55の端部が回動自在に連結されており,更に上
記中間連結桿55の他端は,図示しない駆動源に接続さ
れた駆動ギア57の駆動軸に連結された回動腕56に回
動自在に連結されている。
【0004】以上のような構成を有する画像形成装置Z
0において,4色フルカラーの画像形成を行う場合に
は,図3(a)に示すように,駆動ギア57が半時計回
りに駆動され,これによってアーム54は上方向に押し
上げられ,転写ベルト65及び転写ブラシ52a〜52
dはそれぞれ感光体ドラムに当接された状態となる。一
方,ブラックトナーのみを用いたモノクロの画像形成を
行う場合には,図3(b)に示すように,駆動ギア57
が時計回りに所定量駆動され,アーム54は下方向に傾
斜される。これにより,マゼンタ,シアン,イエローを
担当する感光体ドラム51a〜51cについては転写ベ
ルト65及び転写ブラシ52a〜52cが離間され,ブ
ラックを担当する感光体ドラム51dにのみ転写ブラシ
52dと転写ベルト65が圧接した状態となる。これに
より,転写ベルトの汚れや形成画像の乱れなどの不具合
なくモノクロ画像形成を行うことが可能である。尚,こ
の時点で上記鍵型部材62は上記規制部材64に当接も
しくは当接直前の状態となる。更に,画像形成動作を行
わないときには,図3(c)に示すように駆動ギア57
が図3(b)の状態よりも更に時計回りに所定量駆動さ
れ,アーム54は更に下方向に傾斜される。この時点で
は,上記鍵型部材62の揺動は規制部材64によって既
に規制されているため,上記アーム54が傾斜した分だ
け上記転写ベルト65のテンションは緩められる。この
ように,画像形成動作を行わないときには転写ベルト6
5のテンションを緩めることで,転写ベルト65の曲が
り癖やへたりを防止することが可能である。
【0005】しかしながら,上記画像形成装置Z0で
は,画像形成動作を行わないときでも,ブラックを担当
する感光体ドラム51dには常に転写ベルト65と転写
ブラシ52dとが圧接されているため,例えばその位置
でJAMが発生した場合にはその処理が困難になるとい
う問題点があった。それに対して,特開平10−198
121号公報に提案されているタンデム型画像形成装置
Z0′(図示省略)では,マゼンタ,シアン,イエロー
を担当する画像形成部とは別に,ブラックを担当する画
像形成部についても転写部の離間機構を設け,それぞれ
個別の駆動源を接続している。これにより,画像形成動
作を行わないときには全ての感光体ドラムから転写部を
離間させることができ,JAM処理等を容易に行うこと
ができるとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,特開平
10−198121号公報に提案されている画像形成装
置Z0′では,ブラック担当の画像形成部とその他の画
像形成部の離間機構を別系統で駆動しているため,機構
が複雑になると共にコストアップの要因ともなる。本発
明は,上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的
とするところは,いわゆるタンデム型の画像形成装置上
で,転写ローラや転写ベルトよりなる転写部を像担持体
から離間させる離間機構や,更には転写ベルトのテンシ
ョンの解除機構を,低コストの簡単な機構により実現さ
せることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,直列に複数配設される像担持体と,該像担
持体に対してそれぞれ圧接付勢された状態で配設される
複数の転写ローラと,所定の方向に移動可能に設けら
れ,その移動時に上記複数の転写ローラ若しくはそれら
の支持部材に圧接して上記転写ローラを上記像担持体か
ら離間させる複数の転写ローラ作用部を有する移動部材
を具備すると共に,上記移動部材の転写ローラ作用部
の少なくとも1つについての上記転写ローラ若しくはそ
れらの支持部材への圧接タイミングと,その他の転写ロ
ーラ作用部による圧接タイミングとを異ならせてなる画
像形成装置において,上記複数の転写ローラに巻き掛け
られた転写ベルトと,その転写ベルトにテンションをか
けるテンションローラとを具備し,上記移動部材が,そ
の移動時に上記テンションローラ若しくはその支持部材
に圧接して上記テンションローラを上記転写ベルトのテ
ンションを緩める方向に移動させるテンションローラ作
用部を有してなることを特徴とする画像形成装置として
構成されている。これにより,上記移動部材を1つの駆
動源により移動させるだけで,2組以上の転写ローラを
異なるタイミングで像担持体から離間させることが可能
となり,機構の簡略化,コスト低減が可能となる。更
に,上記転写ローラの像担持体からの離間動作に加え
て,非画像形成時の転写ベルトの弛緩動作についても上
記移動部材を1つの駆動源により移動させるだけで可能
となる。上記画像形成装置は,例えば上記複数の像担持
体がブラックトナーを含む複数の色のトナーによる画像
形成をそれぞれ担当する場合に好適であり,この場合,
ブラックトナー用の像担持体に対向する転写ローラ若し
くはその支持部材に対する転写ローラ作用部の圧接タイ
ミングと,その他の転写ローラ作用部の圧接タイミング
とを異ならせることで,カラー,モノクロ時の各転写ロ
ーラの像担持体への圧接/離間の切り換えを1つの駆動
源による簡略な機構で実現することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形
態に係るタンデム型画像形成装置Z1の4色フルカラー
時,モノクロ時,及び非画像形成時における状態変化の
説明図,図2は上記タンデム型画像形成装置Z1の転写
ユニット30の概略構成を示す部分平面(一部断面)
図,及び側面図である。本実施の形態に係るタンデム型
画像形成装置Z1は,図1に示すように,ブラック,シ
アン,マゼンタ,イエローのそれぞれのトナーによる画
像形成を担当する4つの感光体ドラム1a〜1d(像担
持体の一例)と,それら4つの感光体ドラムにそれぞれ
対向する転写ローラ2a〜2dとよりなる4つの画像形
成部を有している。また,上記転写ローラ2a〜2d,
駆動ローラ3,従動ローラ4,及び補助ローラ5には,
無端状の転写ベルト6が巻き掛けられている。上記転写
ベルト6は,上記駆動ローラ3の駆動により図1におけ
る反時計回りに回動され,転写紙を上記4つの画像形成
部に順次通過させる。
【0009】続いて,図2を参照しつつ本実施の形態の
特徴部分の構成について説明する。図2は,上記転写ロ
ーラ2a〜2d,駆動ローラ3,従動ローラ4,補助ロ
ーラ5,及びそれらに巻き掛けられた転写ベルト6等が
一体化された転写ユニット30の部分平面図,及び側面
図である。転写ユニット30の側板14には,スライダ
20(移動部材の一例)が,図2の左右方向にスライド
自在に取り付けられている。上記スライダ20は,支軸
11aを中心に回転するカム11の駆動により左右にス
ライドされる。また,上記スライダ20には,4つの開
口部20a〜20d(転写ローラ作用部の一例)が形成
されている。また,転写ローラ2a〜2dは,それぞれ
鍵型の回動アーム7a〜7d(転写ローラの支持部材の
一例)の一端に取り付けられており,上記回動アーム7
a〜7dは,上記側板14に対してそれぞれ支点8a〜
8dにおいて揺動自在に支持されている。更に,上記回
動アーム7a〜7dの他端側にはそれぞれ突設棒9a〜
9dが一体形成されており,それら突設棒9a〜9dは
上記スライダ20の開口部20a〜20dにそれぞれ貫
通されている。また,上記開口部20a〜20dを貫通
した上記突設棒9a〜9dの先端と上記スライダ20と
はそれぞれバネ部材10a〜10dにより接続されてお
り,それらバネ部材10a〜10dの引っ張り力によ
り,上記転写ローラ2a〜2dは感光体ドラム1a〜1
d(図1参照)に圧接する方向に付勢されている。
【0010】ここで,上記スライダ20が図2の最も右
寄りの位置にある時,上記突設棒9a〜9dは上記開口
部20a〜20dに当接せず,上記転写ローラ2a〜2
dは全て上記バネ部材10a〜10dの付勢により上記
感光体ドラム1a〜1dに圧接されているが,上記スラ
イダ20が図2の左方向にスライドされる過程で,上記
開口部20a〜20dの縁部が上記突設棒9a〜9dに
当接して押し動かし,これにより上記転写ローラ2a〜
2dは感光体ドラム1a〜1dから離間される。但し,
上記開口部20aの幅は開口部20b〜20dのそれと
比べて大きく,これによって上記スライダ20が図2の
左方向にスライドされる過程でまず開口部20b〜20
dの縁部が上記突設棒9b〜9dに当接して転写ローラ
2b〜2dが感光体ドラム1b〜1dから離間され,そ
の後少しタイミングを遅らせて開口部20aの縁部が上
記突設棒9aに当接し,転写ローラ2aが感光体ドラム
1aから離間されるようになっている。
【0011】また,上記駆動ローラ3及び上記補助ロー
ラ5は上記側板14に直接支持されており,上記従動ロ
ーラ4(テンションローラの一例)は,上記側板14に
対して図2の左右方向にスライド自在に取り付けられた
支持部材12により支持されている。上記従動ローラ4
は,上記支持部材12と上記側板14との間に取り付け
られたバネ部材13により図2の右方向に付勢されてお
り,これによって上記転写ベルト6にテンションが与え
られている。また,上記支持部材12と上記スライダ2
0には,上記スライダ20が図2の左方向にスライドさ
れる過程で互いに係合する係合突起12aと20e(テ
ンションローラ作用部の一例)が設けられている。上記
スライダ20が図2の左方向にスライドされる過程で,
上記スライダ20の係合突起20eが上記支持部材12
の係合突起12aと係合し,上記支持部材12を上記バ
ネ部材13の付勢に抗して図2左方向へ移動させる。こ
れにより,従動ローラ4によって上記転写ベルト6に与
えられていたテンションが緩められる。尚,上記係合突
起12aと20eとの係合タイミングは,上記開口部2
0aの縁部と上記突設棒9aとの当接タイミングに合わ
せられている。
【0012】続いて,図1を用いて,上記画像形成装置
Z1の4色フルカラー時,モノクロ時,及び非画像形成
時における動作について説明する。尚,図1では,図2
に示した従動ローラ4近傍の構成を模式化して示してお
り,スライダ20の係合突起12eは支持部材12の係
合突起12aではなく従動ローラ4の支軸4aに当接す
るものとした。画像形成装置Z1において,4色フルカ
ラーの画像形成を行う場合には,図1(a)に示すよう
に,上記スライダ20は上記カム11により図1の最も
右寄りの位置に保持される。この状態では,上記突設棒
9a〜9dはいずれも上記開口部20a〜20dに当接
せず,上記転写ローラ2a〜2dは全て上記バネ部材1
0a〜10dの付勢により上記感光体ドラム1a〜1d
に圧接される。また,この状態では,スライダ20の係
合突起12eは従動ローラ4の支軸4aに当接せず,従
って転写ベルト6はバネ部材13により付勢された従動
ローラ4によりテンションが与えられた状態となる。
【0013】一方,ブラックトナーのみを用いたモノク
ロの画像形成を行う場合には,図1(b)に示すよう
に,上記フルカラーの状態からカム11が90°回転さ
れ,これによってスライダ20が図1の左方向に所定量
移動される。この過程で,開口部20b〜20dの縁部
が上記突設棒9b〜9dに当接し,転写ローラ2b〜2
dはシアン,マゼンタ,イエローの画像形成を担当する
感光体ドラム1b〜1dから離間される。但しこの時点
では,開口部20aは突設棒9aに当接せず,転写ロー
ラ2aはブラックの画像形成を担当する感光体ドラム1
aに圧接されたままの状態で保持される。またこの時点
では,まだスライダ20の係合突起12eは従動ローラ
4の支軸4aに当接せず,転写ベルト6はテンションが
与えられた状態が保持される。これにより,転写ベルト
6の汚れや形成画像の乱れなどの不具合なくモノクロ画
像形成を行うことが可能である。
【0014】更に,画像形成動作を行わないときには,
図1(c)に示すようにカム11が更に90°回転さ
れ,これによってスライダ20が図1の左方向に更に所
定量移動される。この過程では,開口部20aは突設棒
9aに当接し,転写ローラ2aも感光体ドラム1aから
離間される。即ち,この時点で全ての転写ローラ2a〜
2dが感光体ドラム1a〜1dから離間される。更に,
上記開口部20aの突設棒9aへの当接と同時に,スラ
イダ20の係合突起12eが従動ローラ4の支軸4aに
当接して上記従動ローラ4を上記バネ部材13の付勢に
抗して押し動かし,これによって転写ベルト6のテンシ
ョンも緩められる。このように,画像形成動作を行わな
いときには転写ベルト6のテンションを緩めることで,
転写ベルト6の曲がり癖やへたりが防止できる。
【0015】以上説明したように,本実施の形態に係る
タンデム型画像形成装置Z1では,シアン,マゼンタ,
イエローの画像形成を担当する転写ローラの感光体ドラ
ムへの圧接/離間機構と,ブラックの画像形成を担当す
る転写ローラの感光体ドラムへの圧接/離間機構と,転
写ベルトの張/緩機構とを1つのカムの回転,即ち1つ
の駆動源により動作させることが可能であるため,従来
技術に比べて機構が簡略化され,コスト低減が可能とな
る。
【0016】
【実施例】上記実施の形態では,図2における係合突起
12aと20eとの係合タイミング(図1では従動ロー
ラ4の支軸4aとスライダ20の係合突起12eとの当
接タイミング)を開口部20aの縁部と上記突設棒9a
との当接タイミングに合わせ,転写ローラ2aが感光体
ドラム1aから離間されると同時に転写ベルト6のテン
ションを緩めるようにしたが,もちろん転写ベルト6の
テンションを緩めるタイミングを少し遅らせてもよい。
また,スライダ20と転写ローラ2a〜2dとの動作を
連動させる機構は,上記転写ローラ2a〜2dを支持す
る回動アーム7a〜7dの突設棒9a〜9dを上記スラ
イダ20の開口部20a〜20dに貫通させるものに限
られるものではなく,例えば単に係合突起同士を係合さ
せるようなものであっても何ら差し支えない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は,直列に複
数配設される像担持体と,該像担持体に対してそれぞれ
圧接付勢された状態で配設される複数の転写ローラと,
定の方向に移動可能に設けられ,その移動時に上記複
数の転写ローラ若しくはそれらの支持部材に圧接して上
記転写ローラを上記像担持体から離間させる複数の転写
ローラ作用部を有する移動部材を具備すると共に,上
記移動部材の転写ローラ作用部の少なくとも1つについ
ての上記転写ローラ若しくはそれらの支持部材への圧接
タイミングと,その他の転写ローラ作用部による圧接タ
イミングとを異ならせてなる画像形成装置において,
記複数の転写ローラに巻き掛けられた転写ベルトと,そ
の転写ベルトにテンションをかけるテンションローラと
を具備し,上記移動部材が,その移動時に上記テンショ
ンローラ若しくはその支持部材に圧接して上記テンショ
ンローラを上記転写ベルトのテンションを緩める方向に
移動させるテンションローラ作用部を有してなることを
特徴とする画像形成装置として構成されているため,上
記移動部材を1つの駆動源により移動させるだけで,2
組以上の転写ローラを異なるタイミングで像担持体から
離間させることが可能となり,機構の簡略化,コスト低
減が可能となる。更に,上記転写ローラの像担持体から
の離間動作に加えて,非画像形成時の転写ベルトの弛緩
動作についても上記移動部材を1つの駆動源により移動
させるだけで可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るタンデム型画像形
成装置Z1の4色フルカラー時,モノクロ時,及び非画
像形成時における状態変化の説明図。
【図2】 上記タンデム型画像形成装置Z1の転写ユニ
ット30の概略構成を示す部分平面(一部断面)図,及
び側面図。
【図3】 従来技術に係るタンデム型画像形成装置Z0
の4色フルカラー時,モノクロ時,及び非画像形成時に
おける状態変化の説明図。
【符号の説明】
1a〜1d…感光体ドラム(像担持体の一例) 2a〜2d…転写ローラ 3…駆動ローラ 4…従動ローラ(テンションローラの一例) 4a…従動ローラの支軸 5…補助ローラ 6…転写ベルト 7a〜7d…回動アーム(転写ローラの支持部材の一
例) 9a〜9d…突設棒 10a〜10d…バネ部材 11…カム 11a…カムの支軸 12…支持部材 12a…係合突起 20a〜20d…開口部(転写ローラ作用部の一例) 20e…係合突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に複数配設される像担持体と,該像
    担持体に対してそれぞれ圧接付勢された状態で配設され
    る複数の転写ローラと, 定の方向に移動可能に設けられ,その移動時に上記複
    数の転写ローラ若しくはそれらの支持部材に圧接して上
    記転写ローラを上記像担持体から離間させる複数の転写
    ローラ作用部を有する移動部材を具備すると共に, 上記移動部材の転写ローラ作用部の少なくとも1つにつ
    いての上記転写ローラ若しくはそれらの支持部材への圧
    接タイミングと,その他の転写ローラ作用部による圧接
    タイミングとを異ならせてなる画像形成装置において,上記複数の転写ローラに巻き掛けられた転写ベルトと,
    その転写ベルトにテンションをかけるテンションローラ
    とを具備し, 上記移動部材が,その移動時に上記テンションローラ若
    しくはその支持部材に圧接して上記テンションローラを
    上記転写ベルトのテンションを緩める方向に移動させる
    テンションローラ作用部を有してなる ことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の像担持体が,ブラックトナー
    を含む複数の色のトナーによる画像形成をそれぞれ担当
    すると共に, ブラックトナー用の像担持体に対向する転写ローラ若し
    くはその支持部材に対する転写ローラ作用部の圧接タイ
    ミングと,その他の転写ローラ作用部の圧接タイミング
    とを異ならせてなる請求項1 に記載の画像形成装置。
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