JP2002062781A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2002062781A JP2002062781A JP2000245723A JP2000245723A JP2002062781A JP 2002062781 A JP2002062781 A JP 2002062781A JP 2000245723 A JP2000245723 A JP 2000245723A JP 2000245723 A JP2000245723 A JP 2000245723A JP 2002062781 A JP2002062781 A JP 2002062781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- image
- image forming
- transfer
- transfer unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 像担持体の着脱を容易に行うことができ、像
担持体のメンテナンス、画像形成ユニット(現像ユニッ
ト、クリーニングユニット、帯電ユニット等)のメンテ
ナンス等を容易に行うことが出来る画像形成装置を提供
する。 【解決手段】本発明の画像形成装置は、トナー像を形成
するため像担持体31の周辺に配設される画像形成ユニ
ット(現像ユニット33U,クリーニングユニット36
U)を備え、像担持体31上に形成されたトナー像を記
録媒体に転写するための転写部35と転写部35へ記録
媒体を搬送する転写搬送ベルト5からなる転写ユニット
50Uを像担持体31に対して離接可能に設けるととも
に、画像形成ユニット33U,36Uを像担持体に対し
当接する画像形成ポジションと離間する非画像形成ポジ
ションに移動可能に配設される。画像形成ユニットの移
動は転写ユニットの像担持体に対する離接に連動するよ
うに、転写ユニット50Uの第一突起55と係止片33
1との係合、および、第二突起57とクリーニングユニ
ット36Uとの接触により実行される構成を具備する。
担持体のメンテナンス、画像形成ユニット(現像ユニッ
ト、クリーニングユニット、帯電ユニット等)のメンテ
ナンス等を容易に行うことが出来る画像形成装置を提供
する。 【解決手段】本発明の画像形成装置は、トナー像を形成
するため像担持体31の周辺に配設される画像形成ユニ
ット(現像ユニット33U,クリーニングユニット36
U)を備え、像担持体31上に形成されたトナー像を記
録媒体に転写するための転写部35と転写部35へ記録
媒体を搬送する転写搬送ベルト5からなる転写ユニット
50Uを像担持体31に対して離接可能に設けるととも
に、画像形成ユニット33U,36Uを像担持体に対し
当接する画像形成ポジションと離間する非画像形成ポジ
ションに移動可能に配設される。画像形成ユニットの移
動は転写ユニットの像担持体に対する離接に連動するよ
うに、転写ユニット50Uの第一突起55と係止片33
1との係合、および、第二突起57とクリーニングユニ
ット36Uとの接触により実行される構成を具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
り、特に、画像形成部のメンテナンスの簡易化を図った
装置に関する。
ー、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
り、特に、画像形成部のメンテナンスの簡易化を図った
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置としては、表面にトナー像
が形成される像担持体と、像担持体の周辺に設けられ、
像担持体上にトナー像を形成するための画像形成部(現
像ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット等)
と、像担持体上の転写部へ、記録用紙を搬送し、形成さ
れたトナー像を記録用紙に転写するための転写搬送ベル
トからなる転写ユニットを備え、転写搬送ベルトは像担
持体に対して離接可能に設けられている。また、像担持
体の周辺の帯電域、露光域、現像域、転写域、クリーニ
ング域に対応して、帯電器、露光装置、現像装置、転写
搬送ベルト、クリーニング装置などが設けられている。
が形成される像担持体と、像担持体の周辺に設けられ、
像担持体上にトナー像を形成するための画像形成部(現
像ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット等)
と、像担持体上の転写部へ、記録用紙を搬送し、形成さ
れたトナー像を記録用紙に転写するための転写搬送ベル
トからなる転写ユニットを備え、転写搬送ベルトは像担
持体に対して離接可能に設けられている。また、像担持
体の周辺の帯電域、露光域、現像域、転写域、クリーニ
ング域に対応して、帯電器、露光装置、現像装置、転写
搬送ベルト、クリーニング装置などが設けられている。
【0003】ところで、従来の画像形成装置によれば、
像担持体の周辺に、現像装置、クリーニング装置、帯電
器等が近接または当接した状態で設けられているため、
像担持体を交換する場合には、現像装置、クリーニング
装置、帯電器等を取り外さなければできないといった問
題があり、非常に手間がかかるとともに、その後の組み
立てにあたっても、位置決めなどで熟練した者でないと
できないといった問題がある。また、クリーニング装置
に設けられたクリーニング部材や、現像装置に設けられ
た現像ローラのメンテナンスや、帯電器に設けられた帯
電ワイヤーなどの補修、メンテナンスなどを行う場合
も、スペースがないため、非常に困難なものであった。
また、転写部で紙詰まりが生じた場合においても、像担
持体に巻き付いたもの、像担持体とクリーニングプレー
ドまたは帯電器との間に挟まれた場合は、容易に除去で
きなかった。
像担持体の周辺に、現像装置、クリーニング装置、帯電
器等が近接または当接した状態で設けられているため、
像担持体を交換する場合には、現像装置、クリーニング
装置、帯電器等を取り外さなければできないといった問
題があり、非常に手間がかかるとともに、その後の組み
立てにあたっても、位置決めなどで熟練した者でないと
できないといった問題がある。また、クリーニング装置
に設けられたクリーニング部材や、現像装置に設けられ
た現像ローラのメンテナンスや、帯電器に設けられた帯
電ワイヤーなどの補修、メンテナンスなどを行う場合
も、スペースがないため、非常に困難なものであった。
また、転写部で紙詰まりが生じた場合においても、像担
持体に巻き付いたもの、像担持体とクリーニングプレー
ドまたは帯電器との間に挟まれた場合は、容易に除去で
きなかった。
【0004】メンテナンス時の操作性の向上を図る構成
としては、特開平3−288173号公報に、複数の画
像形成部(ステーション)のうち形成した画像を転写材
に最初に、又は最後に転写する画像形成部(ステーショ
ン)を指定色の画像形成ステーションとし、指定色の単
色画像形成時には転写材搬送手段を画像形成に関与しな
い残りの画像形成部(ステーション)を像担持体から離
間させるようにしたものが開示されている。また、特開
平10−198121号公報には、複数の転写部a、
b、cが第一の回動部材である支持体に支持され、偏心
カムにて任意に回動され、また、残りの転写部dが、第
二の回転部材である支持体に支持されており、偏心カム
の回転に関連して回動させ、搬送ベルトを、感光体ドラ
ムa、b、c、または、感光体ドラムdより離間させる
ようにした構成が開示されている。
としては、特開平3−288173号公報に、複数の画
像形成部(ステーション)のうち形成した画像を転写材
に最初に、又は最後に転写する画像形成部(ステーショ
ン)を指定色の画像形成ステーションとし、指定色の単
色画像形成時には転写材搬送手段を画像形成に関与しな
い残りの画像形成部(ステーション)を像担持体から離
間させるようにしたものが開示されている。また、特開
平10−198121号公報には、複数の転写部a、
b、cが第一の回動部材である支持体に支持され、偏心
カムにて任意に回動され、また、残りの転写部dが、第
二の回転部材である支持体に支持されており、偏心カム
の回転に関連して回動させ、搬送ベルトを、感光体ドラ
ムa、b、c、または、感光体ドラムdより離間させる
ようにした構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また、従来の複数の像
担持体を並設する画像形成装置では、画像形成に必要な
装置のみ作動されるが、作動しない現像ローラ、クリー
ニング部材等も、感光体ドラムに当接したままである。
そのため、現像ローラ表面の劣化、現像剤の凝固、また
クリーニング部材の変形等が生じる。本発明は、前記従
来の問題点に鑑みなされたものであり、その第1の目的
とするところは、画像形成ユニット(現像ユニット、ク
リーニングユニット、帯電ユニット等)が、転写ユニッ
トの離接に連動して、像担持体に当接する画像形成ポジ
ションと、像担持体から離間する非画像形成ポジション
(退避位置)に移動する構成としている。この構成は、
像担持体の着脱を容易に行うことができ、像担持体のメ
ンテナンス、画像形成部(現像装置、クリーニング装
置、帯電器など)の補修やメンテナンス等をさらに容易
に行うことが出来る装置を提供する。
担持体を並設する画像形成装置では、画像形成に必要な
装置のみ作動されるが、作動しない現像ローラ、クリー
ニング部材等も、感光体ドラムに当接したままである。
そのため、現像ローラ表面の劣化、現像剤の凝固、また
クリーニング部材の変形等が生じる。本発明は、前記従
来の問題点に鑑みなされたものであり、その第1の目的
とするところは、画像形成ユニット(現像ユニット、ク
リーニングユニット、帯電ユニット等)が、転写ユニッ
トの離接に連動して、像担持体に当接する画像形成ポジ
ションと、像担持体から離間する非画像形成ポジション
(退避位置)に移動する構成としている。この構成は、
像担持体の着脱を容易に行うことができ、像担持体のメ
ンテナンス、画像形成部(現像装置、クリーニング装
置、帯電器など)の補修やメンテナンス等をさらに容易
に行うことが出来る装置を提供する。
【0006】また、第2の目的として、複数の像担持体
を並設する画像形成装置においては、選択された像担持
体の周辺に設けられた現像ユニット、クリーニングユニ
ット、帯電ユニット等の画像形成プロセスユニットを、
転写ユニットの離接に連動して像担持体から離間する非
画像形成ポジション(退避位置)に移動する構成とする
ことにより、選択されなかった像担持体に対応した画像
形成プロセスユニットを、像担持体から離間させた非画
像形成ポジション(退避位置)に保持することができる
ため、現像装置に設けた現像ローラ、トナーの消耗や劣
化、また、クリーニング装置に設けられたプレード部材
の変形や劣化の防止することにある。
を並設する画像形成装置においては、選択された像担持
体の周辺に設けられた現像ユニット、クリーニングユニ
ット、帯電ユニット等の画像形成プロセスユニットを、
転写ユニットの離接に連動して像担持体から離間する非
画像形成ポジション(退避位置)に移動する構成とする
ことにより、選択されなかった像担持体に対応した画像
形成プロセスユニットを、像担持体から離間させた非画
像形成ポジション(退避位置)に保持することができる
ため、現像装置に設けた現像ローラ、トナーの消耗や劣
化、また、クリーニング装置に設けられたプレード部材
の変形や劣化の防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、トナー像を形成するため像担持体の周辺に配設され
る画像形成ユニットを備え、像担持体上に形成されたト
ナー像を記録媒体に転写するための転写部と転写部へ記
録媒体を搬送する転写搬送ベルトからなる転写ユニット
を像担持体に対して離接可能に設けられるとともに、画
像形成ユニットを像担持体に対し当接する画像形成ポジ
ションと離間する非画像形成ポジションに移動可能に配
設されるとともに、画像形成ユニットの移動は転写ユニ
ットの像担持体に対する離接に連動する構成を具備す
る。
は、トナー像を形成するため像担持体の周辺に配設され
る画像形成ユニットを備え、像担持体上に形成されたト
ナー像を記録媒体に転写するための転写部と転写部へ記
録媒体を搬送する転写搬送ベルトからなる転写ユニット
を像担持体に対して離接可能に設けられるとともに、画
像形成ユニットを像担持体に対し当接する画像形成ポジ
ションと離間する非画像形成ポジションに移動可能に配
設されるとともに、画像形成ユニットの移動は転写ユニ
ットの像担持体に対する離接に連動する構成を具備す
る。
【0008】上記構成により、画像形成ユニット(現像
ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット等)
を、転写ユニットの離接に連動して像担持体から離間さ
せることができるため、像担持体の着脱を容易に行うこ
とができ、像担持体のメンテナンス、画像形成ユニット
(現像ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット
等)のメンテナンス等を容易に行うことが出来る。
ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット等)
を、転写ユニットの離接に連動して像担持体から離間さ
せることができるため、像担持体の着脱を容易に行うこ
とができ、像担持体のメンテナンス、画像形成ユニット
(現像ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット
等)のメンテナンス等を容易に行うことが出来る。
【0009】また、転写ユニットを複数の像担持体のう
ち選択された像担持体に対して離接可能に設けられたタ
ンデム式画像形成装置においては、各画像形成ユニット
は像担持体に当接する画像形成ポジションと離間する非
画像形成ポジションに移動可能に配設されているととも
に、選択された像担持体に対する転写ユニットの離接に
連動して選択された像担持体の周辺に設けられる画像形
成ユニットが移動する構成を具備する。
ち選択された像担持体に対して離接可能に設けられたタ
ンデム式画像形成装置においては、各画像形成ユニット
は像担持体に当接する画像形成ポジションと離間する非
画像形成ポジションに移動可能に配設されているととも
に、選択された像担持体に対する転写ユニットの離接に
連動して選択された像担持体の周辺に設けられる画像形
成ユニットが移動する構成を具備する。
【0010】上記構成により、タンデム式画像形成装置
が転写ユニットの離接に連動して、画像形成が行われな
い画像形成ユニット(現像ユニット、クリーニングユニ
ット、帯電ユニット等)を非画像形成ポジションに退避
させることができるため、現像装置に設けた現像ローラ
の劣化や、クリーニング装置に設けたプレード部材の変
形等を防止することが可能となる。
が転写ユニットの離接に連動して、画像形成が行われな
い画像形成ユニット(現像ユニット、クリーニングユニ
ット、帯電ユニット等)を非画像形成ポジションに退避
させることができるため、現像装置に設けた現像ローラ
の劣化や、クリーニング装置に設けたプレード部材の変
形等を防止することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
面により説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置
であるデジタルカラー複写機の全体構成を示す説明図、
図2は画像形成部の構成説明図である。複写機100本
体の上面には、原稿台1が設けられ、複写機本体の内部
には、画像読み取り部2および画像形成部3が設けられ
ている。原稿台1の上面には、原稿台1に対して開閉可
能な状態で支持され、原稿台1面に対して所定の位置関
係をもって、自動原稿送り装置(ADF)11が装着さ
れている。画像読み取り部2は、原稿台1の下方に配置
されており原稿台1の下面に沿って平行に往復移動する
原稿走査体21、光学レンズ、光電変換素子であるCC
Dラインセンサとを有し、自動原稿送り装置(ADF)
11により原稿台上に送られてきた原稿の画像を読み取
る。画像形成部3の下方には、給紙カセット41内に積
載収容されている用紙(記録媒体)Pを1枚ずつ分離し
て、画像形成部3に供給する給紙機構4が設けられてい
る。そして1枚ずつ分離供給された用紙Pは、画像形成
部3の上流側に配置された一対のレジストローラ43に
よりタイミングが制御されて画像形成部3に搬送され
る。
面により説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置
であるデジタルカラー複写機の全体構成を示す説明図、
図2は画像形成部の構成説明図である。複写機100本
体の上面には、原稿台1が設けられ、複写機本体の内部
には、画像読み取り部2および画像形成部3が設けられ
ている。原稿台1の上面には、原稿台1に対して開閉可
能な状態で支持され、原稿台1面に対して所定の位置関
係をもって、自動原稿送り装置(ADF)11が装着さ
れている。画像読み取り部2は、原稿台1の下方に配置
されており原稿台1の下面に沿って平行に往復移動する
原稿走査体21、光学レンズ、光電変換素子であるCC
Dラインセンサとを有し、自動原稿送り装置(ADF)
11により原稿台上に送られてきた原稿の画像を読み取
る。画像形成部3の下方には、給紙カセット41内に積
載収容されている用紙(記録媒体)Pを1枚ずつ分離し
て、画像形成部3に供給する給紙機構4が設けられてい
る。そして1枚ずつ分離供給された用紙Pは、画像形成
部3の上流側に配置された一対のレジストローラ43に
よりタイミングが制御されて画像形成部3に搬送され
る。
【0012】また、画像形成部3の下方であって、レジ
ストローラ43の下流側には、転写ユニット50Uが配
置されている転写ユニット50Uは、駆動ローラ51と
従動ローラ53との間に略平行に伸びるように張架され
る転写搬送ベルト5を備え、送られてきた用紙を静電吸
着して搬送するようになっている。さらに、転写ユニッ
ト50Uの下流には、用紙上に転写形成されたトナー像
を定着するための定着装置6が配置されている。この定
着装置6でトナー像が定着された用紙は、排出ローラ6
5により排紙トレイ7上に排出される構成となってい
る。また、画像形成部3における転写搬送ベルト5の上
方には、第1の画像形成ステーション30a、第2の画
像形成ステーション30b、第3の画像形成ステーショ
ン30c、および第4の画像形成ステーション30d
が、用紙搬送経路の上流側から順に並設されている。
ストローラ43の下流側には、転写ユニット50Uが配
置されている転写ユニット50Uは、駆動ローラ51と
従動ローラ53との間に略平行に伸びるように張架され
る転写搬送ベルト5を備え、送られてきた用紙を静電吸
着して搬送するようになっている。さらに、転写ユニッ
ト50Uの下流には、用紙上に転写形成されたトナー像
を定着するための定着装置6が配置されている。この定
着装置6でトナー像が定着された用紙は、排出ローラ6
5により排紙トレイ7上に排出される構成となってい
る。また、画像形成部3における転写搬送ベルト5の上
方には、第1の画像形成ステーション30a、第2の画
像形成ステーション30b、第3の画像形成ステーショ
ン30c、および第4の画像形成ステーション30d
が、用紙搬送経路の上流側から順に並設されている。
【0013】転写搬送ベルト5は駆動ローラ51によっ
て、矢印で示す方向に摩擦駆動され、前述したように給
紙機構4により給送される用紙Pを吸着し、用紙を画像
形成ステーション30a乃至30dへと搬送する。
て、矢印で示す方向に摩擦駆動され、前述したように給
紙機構4により給送される用紙Pを吸着し、用紙を画像
形成ステーション30a乃至30dへと搬送する。
【0014】各画像形成ステーション30a乃至30d
は、実質的に同一の構成を有しているので、ここでは第
1の画像形成ステーション30aの構成を説明する。第
1の画像形成ステーション30aには、回転駆動される
像担持体、例えば、感光体ドラム31aが設けられてい
る。感光体ドラム31aの周辺には、感光体ドラム31
aを一様に帯電する帯電器32aと、感光体ドラム上に
形成された静電潜像を現像する現像装置33aと、現像
された感光体ドラム上のトナー像を用紙へ転写する転写
ローラ35aと、感光体ドラム上に残留するトナーを除
去するクリーニング装置36aとが感光体ドラムの回転
方向に沿って順次配置されている。
は、実質的に同一の構成を有しているので、ここでは第
1の画像形成ステーション30aの構成を説明する。第
1の画像形成ステーション30aには、回転駆動される
像担持体、例えば、感光体ドラム31aが設けられてい
る。感光体ドラム31aの周辺には、感光体ドラム31
aを一様に帯電する帯電器32aと、感光体ドラム上に
形成された静電潜像を現像する現像装置33aと、現像
された感光体ドラム上のトナー像を用紙へ転写する転写
ローラ35aと、感光体ドラム上に残留するトナーを除
去するクリーニング装置36aとが感光体ドラムの回転
方向に沿って順次配置されている。
【0015】また、各感光体ドラム31a乃至31dの
上方には、レーザービームスキャナユニット34a乃至
34dがそれぞれ設けられている。各レーザービームス
キャナユニット34aから34dは、画像データに応じ
て変調されたドット光を発する半導体レーザ素子(図示
せず)と、半導体レーザ素子からのレーザービームを主
走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー(備向装
置)と、ポリゴンミラーにより偏向されたレーザビーム
を感光体ドラム表面に結像させるためのfθレンズ及び
ミラーが設けられている。
上方には、レーザービームスキャナユニット34a乃至
34dがそれぞれ設けられている。各レーザービームス
キャナユニット34aから34dは、画像データに応じ
て変調されたドット光を発する半導体レーザ素子(図示
せず)と、半導体レーザ素子からのレーザービームを主
走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー(備向装
置)と、ポリゴンミラーにより偏向されたレーザビーム
を感光体ドラム表面に結像させるためのfθレンズ及び
ミラーが設けられている。
【0016】ここで、各レーザービームスキャナユニッ
ト34a乃至34dによる原稿画像が各画像形成部に結
像する。例えば、レーザービームスキャナユニット34
aにはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号
が、レーザービームスキャナユニット34bにはカラー
原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レー
ザービームスキャナユニット34cにはカラー原稿画像
のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、そして、レ
ーザービームスキャナユニット34dにはカラー原稿画
像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入
力される。これにより、色変換された原稿画像情報に対
応する静電潜像が、各感光体ドラム31a乃至31d上
に形成される。
ト34a乃至34dによる原稿画像が各画像形成部に結
像する。例えば、レーザービームスキャナユニット34
aにはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号
が、レーザービームスキャナユニット34bにはカラー
原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レー
ザービームスキャナユニット34cにはカラー原稿画像
のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、そして、レ
ーザービームスキャナユニット34dにはカラー原稿画
像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入
力される。これにより、色変換された原稿画像情報に対
応する静電潜像が、各感光体ドラム31a乃至31d上
に形成される。
【0017】そして、現像装置33aには黒色のトナー
が、現像装置33bにはシアン色のトナーが、現像装置
33cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置33dには
イエロー色のトナーがそれぞれ収容されており、各感光
体ドラム31上の静電潜像は、これら各色のトナーによ
り現像される。これにより、画像形成部3にて色変換さ
れた原稿画像情報が各色のトナー像として再現される。
また、第4の画像形成ステーション30dと定着装置6
との間で駆動ローラ51のほぼ真上部には除電器53が
設けられている。除電器53には転写搬送ベルト5に静
電吸着されている用紙を転写搬送ベルト5から分離する
ための交流電流が印加されている。第4の画像形成ステ
ーション30dによる画像の転写が完了すると、用紙
は、定着装置6へと導かれ、トナー画像が定着された
後、排紙トレイ7上へ排出される。
が、現像装置33bにはシアン色のトナーが、現像装置
33cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置33dには
イエロー色のトナーがそれぞれ収容されており、各感光
体ドラム31上の静電潜像は、これら各色のトナーによ
り現像される。これにより、画像形成部3にて色変換さ
れた原稿画像情報が各色のトナー像として再現される。
また、第4の画像形成ステーション30dと定着装置6
との間で駆動ローラ51のほぼ真上部には除電器53が
設けられている。除電器53には転写搬送ベルト5に静
電吸着されている用紙を転写搬送ベルト5から分離する
ための交流電流が印加されている。第4の画像形成ステ
ーション30dによる画像の転写が完了すると、用紙
は、定着装置6へと導かれ、トナー画像が定着された
後、排紙トレイ7上へ排出される。
【0018】上記構成よりなる装置において、本発明の
画像形成装置は、図2に示すように、感光体ドラム31
に対向して配設される画像形成プロセスに参加する現像
装置、33、クリーニング装置36、帯電器32などが
現像ユニット33Uと、クリーニングユニット36Uと
して、ユニット化されて配設されている。
画像形成装置は、図2に示すように、感光体ドラム31
に対向して配設される画像形成プロセスに参加する現像
装置、33、クリーニング装置36、帯電器32などが
現像ユニット33Uと、クリーニングユニット36Uと
して、ユニット化されて配設されている。
【0019】現像ユニット33U、およびクリーニング
ユニット36Uの構成を図3により説明する。現像ユニ
ット33Uは感光体ドラム31の現像域に対面する位置
に配設される。現像ユニット33Uは筐体などに支持さ
れるハウジング内に現像装置33を装備している。現像
ユニット33Uは、支軸330にて感光体31に当接す
る位置(画像形成ポジション)と離間する位置(非画像
形成ポジション)に揺動可能に配設される。現像ユニッ
ト33Uの下部には下方に延びる係止片331が設けら
れている。また、各現像ユニット33Uに対向して配設
される転写搬送ベルト5は駆動ローラ51、従動ローラ
53、転写ローラ35などとユニット化され、転写ユニ
ット50Uとして配設されている。転写ユニット50U
には、現像ユニット33Uの係止片331に係合する位
置に現像ユニット方向に突出する第一の突起55を突設
している。
ユニット36Uの構成を図3により説明する。現像ユニ
ット33Uは感光体ドラム31の現像域に対面する位置
に配設される。現像ユニット33Uは筐体などに支持さ
れるハウジング内に現像装置33を装備している。現像
ユニット33Uは、支軸330にて感光体31に当接す
る位置(画像形成ポジション)と離間する位置(非画像
形成ポジション)に揺動可能に配設される。現像ユニッ
ト33Uの下部には下方に延びる係止片331が設けら
れている。また、各現像ユニット33Uに対向して配設
される転写搬送ベルト5は駆動ローラ51、従動ローラ
53、転写ローラ35などとユニット化され、転写ユニ
ット50Uとして配設されている。転写ユニット50U
には、現像ユニット33Uの係止片331に係合する位
置に現像ユニット方向に突出する第一の突起55を突設
している。
【0020】また、クリーニングユニット36Uは、感
光体ドラム31の残留トナーのクリーニング域に対面す
る位置に配設されている。クリーニングユニット36U
はハウジング内に帯電器32、クリーニング装置36が
配設されている。そして、クリーニングユニット36U
は底部であって、転写ユニットに対向する面に設けられ
た支軸360を支点として、感光体31に当接する位置
(画像形成ポジション)と感光体31に離間する位置
(非画像形成ポジション)に回動自在に設置されてい
る。そして、通常はばね等の弾機365により反時計方
向に付勢されて、帯電器32、クリーニング装置36が
感光体31に当接する位置(画像形成ポジション)に設
置されている。
光体ドラム31の残留トナーのクリーニング域に対面す
る位置に配設されている。クリーニングユニット36U
はハウジング内に帯電器32、クリーニング装置36が
配設されている。そして、クリーニングユニット36U
は底部であって、転写ユニットに対向する面に設けられ
た支軸360を支点として、感光体31に当接する位置
(画像形成ポジション)と感光体31に離間する位置
(非画像形成ポジション)に回動自在に設置されてい
る。そして、通常はばね等の弾機365により反時計方
向に付勢されて、帯電器32、クリーニング装置36が
感光体31に当接する位置(画像形成ポジション)に設
置されている。
【0021】また、転写ユニット50Uにはクリーニン
グユニット36Uに対向する位置に、第二の突起57が
突設されている。第二の突起57はクリーニングユニッ
ト36Uの底部に干渉する高さを有し、第二の突起57
がクリーニングユニット36Uに接触して底部を押し上
げると、支軸360を支点として、クリーニングユニッ
ト36Uは時計方向に回転する。この状態でクリーニン
グユニット36Uは感光体31に当接する画像形成ポジ
ション位置となる。このように構成される現像ユニット
33U、クリーニングユニット36Uは転写ユニット5
0Uの作動に連動する構成となっている。
グユニット36Uに対向する位置に、第二の突起57が
突設されている。第二の突起57はクリーニングユニッ
ト36Uの底部に干渉する高さを有し、第二の突起57
がクリーニングユニット36Uに接触して底部を押し上
げると、支軸360を支点として、クリーニングユニッ
ト36Uは時計方向に回転する。この状態でクリーニン
グユニット36Uは感光体31に当接する画像形成ポジ
ション位置となる。このように構成される現像ユニット
33U、クリーニングユニット36Uは転写ユニット5
0Uの作動に連動する構成となっている。
【0022】次に転写ユニット50Uと現像ユニット3
3U、クリーニングユニット36Uの作動を説明する。
・・・図3、図4参照 画像形成時(図3参照) 現像ユニット33Uに配設する係止片331と、転写ユ
ニット50Uに配設する第一の突起55とが係合状態に
ある。この状態で現像ユニット50Uの現像装置(現像
ローラ)33は、感光体ドラム31と近接する位置、ま
たは当接する位置(画像形成ポジション)に保持され
る。
3U、クリーニングユニット36Uの作動を説明する。
・・・図3、図4参照 画像形成時(図3参照) 現像ユニット33Uに配設する係止片331と、転写ユ
ニット50Uに配設する第一の突起55とが係合状態に
ある。この状態で現像ユニット50Uの現像装置(現像
ローラ)33は、感光体ドラム31と近接する位置、ま
たは当接する位置(画像形成ポジション)に保持され
る。
【0023】一方、転写ユニット50Uに形成されてい
る第二の突起57は、クリーニングユニット36Uの底
部を押し上げる。この状態で、クリーニングユニット3
6Uは弾機365に付勢されて感光体ドラム31と近接
する位置、または当接する位置(画像形成ポジション)
に保持される。すなわち、クリーニングユニット36U
は感光体ドラム31のクリーニング域に対面する位置に
クリーニング装置36および帯電域に対面する位置に帯
電器32が位置し、クリーニングブレードが感光体ドラ
ム31に押圧される状態に位置決めされるように構成さ
れている。
る第二の突起57は、クリーニングユニット36Uの底
部を押し上げる。この状態で、クリーニングユニット3
6Uは弾機365に付勢されて感光体ドラム31と近接
する位置、または当接する位置(画像形成ポジション)
に保持される。すなわち、クリーニングユニット36U
は感光体ドラム31のクリーニング域に対面する位置に
クリーニング装置36および帯電域に対面する位置に帯
電器32が位置し、クリーニングブレードが感光体ドラ
ム31に押圧される状態に位置決めされるように構成さ
れている。
【0024】画像非形成時(図4参照) 転写ユニット50Uを下方(矢印a方向)に移動させ
る。転写ユニット50Uに設けられた第一の突起55
は、現像ユニット33Uの係止片331から離間する。
第一の突起55と係止片331との係合が解かれた現像
ユニット33Uは自重により支軸330を支点として、
矢印A方向へ回動する。それによって、現像装置33が
感光体ドラム31から離間し、現像ユニット33Uは支
軸330に垂下し、非画像形成ポジションに置かれる。
る。転写ユニット50Uに設けられた第一の突起55
は、現像ユニット33Uの係止片331から離間する。
第一の突起55と係止片331との係合が解かれた現像
ユニット33Uは自重により支軸330を支点として、
矢印A方向へ回動する。それによって、現像装置33が
感光体ドラム31から離間し、現像ユニット33Uは支
軸330に垂下し、非画像形成ポジションに置かれる。
【0025】他方、転写ユニット50Uの移動に伴って
第二の突起57がクリーニングユニット36Uの底部か
ら離れる。クリーニングユニット36Uは、弾機365
の付勢力により、支軸360を支点として、反時計方向
(矢印B方向)へ回転し、クリーニングユニット36U
を感光体ドラム31から離間した位置(非画像形成ポジ
ション)に移動させる。このとき、クリーニングユニッ
ト36Uは、支軸360を支点に反時計方向に回転する
ため、クリーニング装置36に回収されている残留トナ
ーは、ハウジング内にとどまり、外部に零れることがな
い。
第二の突起57がクリーニングユニット36Uの底部か
ら離れる。クリーニングユニット36Uは、弾機365
の付勢力により、支軸360を支点として、反時計方向
(矢印B方向)へ回転し、クリーニングユニット36U
を感光体ドラム31から離間した位置(非画像形成ポジ
ション)に移動させる。このとき、クリーニングユニッ
ト36Uは、支軸360を支点に反時計方向に回転する
ため、クリーニング装置36に回収されている残留トナ
ーは、ハウジング内にとどまり、外部に零れることがな
い。
【0026】以上のような移動機構を画像形成部に設け
ることにより、画像形成時、転写ユニット50Uを移動
させることにより、転写ユニット50Uの移動に連動し
て現像装置33、クリーニング部材36、帯電器32
は、感光体ドラム31から離間した退避位置(非画像形
成ポジション)に移動し、感光体ドラム31と転写ユニ
ット50U、現像ユニット33U、クリーニングユニッ
ト36Uとの間が開放されるため、感光体ドラム31の
着脱、現像ユニット33Uおよびクリーニングユニット
36Uの着脱も可能となる。
ることにより、画像形成時、転写ユニット50Uを移動
させることにより、転写ユニット50Uの移動に連動し
て現像装置33、クリーニング部材36、帯電器32
は、感光体ドラム31から離間した退避位置(非画像形
成ポジション)に移動し、感光体ドラム31と転写ユニ
ット50U、現像ユニット33U、クリーニングユニッ
ト36Uとの間が開放されるため、感光体ドラム31の
着脱、現像ユニット33Uおよびクリーニングユニット
36Uの着脱も可能となる。
【0027】このように、感光体ドラム31の交換やメ
ンテナンス、画像形成部3の補修やメンテナンス、また
ジャム処理等も容易に行うことが出来る。また、現像ユ
ニット33U,クリーニングユニット36Uにおいて、
画像形成ポジションの設定は、転写ユニット50Uを上
方へ押し上げる(図3に示す位置とする)。転写ユニッ
ト50Uの第一の突起55が現像ユニット33Uの係止
片331と係合し、突起55が係止片331を押動す
る。この押動によって、現像ユニット33Uは、支軸3
30を支点にして時計方向に回動し、感光体ドラム31
に対面する画像形成ポジションに移動し、現像装置33
を感光体31の現像領域に保持する。
ンテナンス、画像形成部3の補修やメンテナンス、また
ジャム処理等も容易に行うことが出来る。また、現像ユ
ニット33U,クリーニングユニット36Uにおいて、
画像形成ポジションの設定は、転写ユニット50Uを上
方へ押し上げる(図3に示す位置とする)。転写ユニッ
ト50Uの第一の突起55が現像ユニット33Uの係止
片331と係合し、突起55が係止片331を押動す
る。この押動によって、現像ユニット33Uは、支軸3
30を支点にして時計方向に回動し、感光体ドラム31
に対面する画像形成ポジションに移動し、現像装置33
を感光体31の現像領域に保持する。
【0028】また、転写ユニット50Uに設けられた第
二の突起57は、クリーニングユニット36Uの底部を
押上げる。そして、クリーニングユニット36Uを、弾
機365の付勢力に抗して時計方向に回転させ、帯電器
32、クリーニングブレード36を感光体ドラム31に
対面する画像形成ポジションに移動し、帯電器32を感
光体31の帯電領域、クリーニングブレードをクリーニ
ング領域に保持する。
二の突起57は、クリーニングユニット36Uの底部を
押上げる。そして、クリーニングユニット36Uを、弾
機365の付勢力に抗して時計方向に回転させ、帯電器
32、クリーニングブレード36を感光体ドラム31に
対面する画像形成ポジションに移動し、帯電器32を感
光体31の帯電領域、クリーニングブレードをクリーニ
ング領域に保持する。
【0029】次に、転写ユニットにおける第一及び第二
の突起と現像ユニットに形成する係止片の他の実施例を
図5により説明する。転写ユニット50Uに配設する第
一の突起550はスプリング85を介在させて取り付け
る。また、第二の突起570もスプリング80を介して
取付けている。この構成とすることにより、第一の突起
550と現像ユニット33Uの係止片331との当接
時、および第二の突起570とクリーニングユニット3
6Uとの当接時において、スプリング80,85の弾性
により衝撃を緩和させる事が出来る。
の突起と現像ユニットに形成する係止片の他の実施例を
図5により説明する。転写ユニット50Uに配設する第
一の突起550はスプリング85を介在させて取り付け
る。また、第二の突起570もスプリング80を介して
取付けている。この構成とすることにより、第一の突起
550と現像ユニット33Uの係止片331との当接
時、および第二の突起570とクリーニングユニット3
6Uとの当接時において、スプリング80,85の弾性
により衝撃を緩和させる事が出来る。
【0030】また、図6に示すように、現像ユニット3
3Uに配設する係止片333は先端に凹部335を凹設
する。この構成により、画像形成ポジションにおいて、
第一の突起550が係止片333の凹部335に嵌入す
ることにより、転写ユニット50Uに対する現像ユニッ
ト33Uの位置決めを行うようにすることも可能であ
る。図面に示す形態例では突起はスプリング85を介在
している例を示しているが、スプリングを設置しない突
起においても同様である。
3Uに配設する係止片333は先端に凹部335を凹設
する。この構成により、画像形成ポジションにおいて、
第一の突起550が係止片333の凹部335に嵌入す
ることにより、転写ユニット50Uに対する現像ユニッ
ト33Uの位置決めを行うようにすることも可能であ
る。図面に示す形態例では突起はスプリング85を介在
している例を示しているが、スプリングを設置しない突
起においても同様である。
【0031】次に、デジタルカラー画像形成装置におい
て、転写ユニットが複数の感光体ドラムの内、選択され
る感光体ドラムに対応して離接可能としたタンデム式の
画像形成装置の場合を説明する。・・・図7参照
て、転写ユニットが複数の感光体ドラムの内、選択され
る感光体ドラムに対応して離接可能としたタンデム式の
画像形成装置の場合を説明する。・・・図7参照
【0032】このような画像形成装置においては、転写
ユニット50Uが選択した像担持体31のみに当接する
構成となっている。例えば、図7に示す状態を説明す
る。転写ユニット50UはBKの現像ユニット33Uが
配設される感光体31を選択して接触している黒色モー
ドにおいては、黒色の画像形成ユニット(現像ユニット
33U、クリーニングユニット36Uなど)は感光体3
1に接触する画像形成ポジションに置かれる。そして、
転写ユニット50Uは他の感光体31に接触しない位置
にある。この構成により、残りのシアン色、マゼンタ
色、イエロー色の画像形成ユニット(現像ユニット33
U、クリーニングユニット36Uなど:以下、非画像形
成ユニットと言う)は、転写ユニット50Uに設けられ
た突起55,57が、画像形成ユニットと係合しないた
め、感光体ドラム31から離間した非画像形成ポジショ
ンに置かれる。
ユニット50Uが選択した像担持体31のみに当接する
構成となっている。例えば、図7に示す状態を説明す
る。転写ユニット50UはBKの現像ユニット33Uが
配設される感光体31を選択して接触している黒色モー
ドにおいては、黒色の画像形成ユニット(現像ユニット
33U、クリーニングユニット36Uなど)は感光体3
1に接触する画像形成ポジションに置かれる。そして、
転写ユニット50Uは他の感光体31に接触しない位置
にある。この構成により、残りのシアン色、マゼンタ
色、イエロー色の画像形成ユニット(現像ユニット33
U、クリーニングユニット36Uなど:以下、非画像形
成ユニットと言う)は、転写ユニット50Uに設けられ
た突起55,57が、画像形成ユニットと係合しないた
め、感光体ドラム31から離間した非画像形成ポジショ
ンに置かれる。
【0033】したがって、転写ユニット50Uに接触し
ない画像形成に参加しないユニットの画像形成部、すな
わち、現像ローラ33b乃至d、クリーニングブレード
36b乃至dなどは、感光体ドラムと離間した退避位置
に置かれ、感光体ドラム31の表面と接触していないた
め、現像ローラ33の劣化や、クリーニングブレード3
6の変形などを防止することができる。
ない画像形成に参加しないユニットの画像形成部、すな
わち、現像ローラ33b乃至d、クリーニングブレード
36b乃至dなどは、感光体ドラムと離間した退避位置
に置かれ、感光体ドラム31の表面と接触していないた
め、現像ローラ33の劣化や、クリーニングブレード3
6の変形などを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】上記構成により、本発明の画像形成装置
は転写ユニットの離接に連動して、画像形成ユニット
(現像ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット
等)を、像担持体から離間させることができるため、像
担持体の着脱を容易に行うことができ、像担持体のメン
テナンス、画像形成ユニット(現像ユニット、クリーニ
ングユニット、帯電ユニット等)のメンテナンス等を容
易に行うことが出来る。また、転写ユニットの離接に連
動して、画像形成が行われない画像形成ユニット(現像
ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット等)を
非画像形成ポジションに退避させることができるため、
現像ユニットに設けた現像ローラの劣化や、クリーニン
グユニットに設けたクリーニングブレード部材の変形等
を防止することが可能となる。
は転写ユニットの離接に連動して、画像形成ユニット
(現像ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット
等)を、像担持体から離間させることができるため、像
担持体の着脱を容易に行うことができ、像担持体のメン
テナンス、画像形成ユニット(現像ユニット、クリーニ
ングユニット、帯電ユニット等)のメンテナンス等を容
易に行うことが出来る。また、転写ユニットの離接に連
動して、画像形成が行われない画像形成ユニット(現像
ユニット、クリーニングユニット、帯電ユニット等)を
非画像形成ポジションに退避させることができるため、
現像ユニットに設けた現像ローラの劣化や、クリーニン
グユニットに設けたクリーニングブレード部材の変形等
を防止することが可能となる。
【図1】 画像形成装置の全体構成説明図。
【図2】 画像形成部の全体構成説明図。
【図3】 画像形成ポジションにおける画像形成部の構
成説明図。
成説明図。
【図4】 非画像形成ポジションにおける画像形成部の
構成説明図。
構成説明図。
【図5】 突起の他の実施例を示す説明図。
【図6】 係合部の他の実施例を示す説明図。
【図7】 タンデム式の画像形成部の構成説明図。
1 原稿台 2 画像読取り部 3 画像形成部 4 給紙機構 5 転写搬送ベルト 6 定着装置 7 排紙トレイ 30a〜d 画像形成ステーション 31a〜d 感光体 32a〜d 帯電器 33a〜d 現像装置 33U 現像ユニット 34a〜d レーザービームユニット 35a〜d 転写器 36a〜d クリーニングブレード 36U クリーニングユニット 50U 転写ユニット 51 駆動ロール 55、550 第一の突起 57、570 第二の突起 80、85 スプリング 100 デジタルカラー複写機 330 支軸 331 係止片 360 支軸 365 弾機
フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AB02 AD16 BB22 BB33 BB44 BB46 BB53 BB71 2H032 AA05 AA15 BA01 BA03 BA18 BA23 2H034 AA06 BF01 BF08 2H071 BA03 BA04 BA13 BA14 BA16 BA22 DA08 DA09 DA13 DA15 DA23 EA18 2H077 AD06 BA07 BA08 DB14 DB15 GA13
Claims (5)
- 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体
と、前記像担持体上にトナー像を形成するため像担持体
の周辺に配設される画像形成ユニットと、前記像担持体
上に形成されたトナー像を記録媒体に転写するための転
写部と前記転写部へ記録媒体を搬送する転写搬送ベルト
からなる転写ユニットを備え、前記転写ユニットが像担
持体に対して離接可能に設けられた画像形成装置におい
て、 前記画像形成ユニットは前記像担持体に対し当接する画
像形成ポジションと離間する非画像形成ポジションに移
動可能に配設されるとともに、該画像形成ユニットの移
動は前記転写ユニットの像担持体に対する離接に連動す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記画像形成ユニットは、現像ユニット
及び/またはクリーニングユニットからなることを特徴
とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記現像ユニットは、支軸により揺動可
能に配設されるとともに、底部に前記転写ユニットとの
係止手段を設け、前記転写ユニットは、前記係止手段と
係合して現像ユニットを画像形成ポジションに保持する
係合手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像
形成装置。 - 【請求項4】 前記クリーニングユニットは、支軸にて
回動可能に設けられ、前記転写ユニットは、クリーニン
グユニットの底部に当接して押動する押圧手段を有し、
前記転写ユニットは押圧手段をクリーニングユニットの
底部に当接して押し上げることによりクリーニングユニ
ットを画像形成ポジションに保持するよう構成される請
求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 表面にトナー像が形成され、並設される
複数の像担持体と、像担持体上にトナー像を形成するた
め該各像担持体の周辺に設けられる画像形成ユニット
と、前記各像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体
に転写するための転写部と、前記転写部へ記録媒体を搬
送し、各像担持体に形成されたトナー像を該記録媒体に
転写するための転写搬送ベルトからなる転写ユニットを
備え、前記転写ユニットが前記複数の像担持体のうち、
選択された像担持体に対して離接可能に設けられた画像
形成装置において、 前記各画像形成ユニットは像担持体に当接する画像形成
ポジションと離間する非画像形成ポジションに移動可能
に配設されているとともに、前記選択された像担持体の
周辺に設けられる画像形成ユニットは、選択された像担
持体に対する転写ユニットの離接に連動して移動するよ
う構成される画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245723A JP2002062781A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245723A JP2002062781A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002062781A true JP2002062781A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18736188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000245723A Pending JP2002062781A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002062781A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109813A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US7756445B2 (en) | 2005-11-14 | 2010-07-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Transfer unit-fixing apparatus and image forming device having the same |
JP2012247496A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2014157373A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-08-28 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
CN105005185A (zh) * | 2014-04-21 | 2015-10-28 | 佳能株式会社 | 成像装置 |
JP2016004113A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2018142016A (ja) * | 2018-05-18 | 2018-09-13 | キヤノン株式会社 | カートリッジ及び画像形成装置 |
US11650538B2 (en) | 2019-09-17 | 2023-05-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Cartridge and image forming apparatus |
-
2000
- 2000-08-14 JP JP2000245723A patent/JP2002062781A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7756445B2 (en) | 2005-11-14 | 2010-07-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Transfer unit-fixing apparatus and image forming device having the same |
JP2009109813A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012247496A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
US10488810B2 (en) | 2014-04-21 | 2019-11-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having detachable transfer unit |
CN105005185A (zh) * | 2014-04-21 | 2015-10-28 | 佳能株式会社 | 成像装置 |
JP2015206897A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
EP2950163B1 (en) * | 2014-04-21 | 2022-08-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US9599956B2 (en) | 2014-04-21 | 2017-03-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a dual-position developing device |
US9703254B2 (en) | 2014-04-21 | 2017-07-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a dual-position developing device |
US10061263B2 (en) | 2014-04-21 | 2018-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having a dual-position developing device |
JP2014157373A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-08-28 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2016004113A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2018142016A (ja) * | 2018-05-18 | 2018-09-13 | キヤノン株式会社 | カートリッジ及び画像形成装置 |
US11650538B2 (en) | 2019-09-17 | 2023-05-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Cartridge and image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4621063B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9213272B2 (en) | Image forming apparatus including a holding member to hold a roller relative to a frame | |
JP2011064762A (ja) | 転写装置及びその転写装置を備えた画像形成装置 | |
US8605300B2 (en) | Image forming apparatus with turnable image reading part and suspending mechanism | |
JP5039296B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005313459A (ja) | 露光装置及び画像形成装置 | |
JP4897307B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP3671351B1 (en) | Image forming apparatus and method of replacing image process units in an image forming apparatus | |
CN106200320B (zh) | 图像形成装置 | |
JP4850335B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002062781A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002174938A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP5991643B2 (ja) | 位置決め機構及び画像形成装置 | |
JPH04296885A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011123112A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5168624B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001209234A (ja) | カラー画像形成装置 | |
US20100303515A1 (en) | Image transfer device, image forming apparatus, and image transferring method | |
JP2002149032A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4438978B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2524651Y2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2003029498A (ja) | 画像形成装置 | |
US20240142898A1 (en) | Image forming device | |
JP3000520B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
CN111352324A (zh) | 转印带单元及图像处理装置 |