JP3525307B2 - 緩衝装置におけるオリフィス構造 - Google Patents
緩衝装置におけるオリフィス構造Info
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Description
せたり、回転動作を緩衝させるように成した緩衝装置の
オリフィス構造に関する。
れているが、図12に示すように摺動体3が摺動自在に
設けられたシリンダ1の空間に流体(例えば油)を封入
し、前記摺動体3の直線運動時にシリンダ1内の流体を
圧縮して負荷Tを緩衝させる緩衝装置がある。このよう
な原理を応用した緩衝装置は、緩衝力を調整するためオ
リフィスが設けられるが、従来は摺動体3に設けられて
いる。
開平6−33966号公報に開示されている。図13乃
至図15について説明する。
14は緩衝装置の動作後の側断面図、図15は組立状態
斜視図であり、上述の各図でハウジングは一端が閉じ他
端が開口した筒形ケース11と、開口部にスナップ係合
するキャップ12を有する。筒形ケース11にはスナッ
プ爪13を有し、キャップ12にはスナップ爪13に係
合する係合穴14が穿たれている。
筒形カム体である。この両筒形カム体20及び30は円
筒壁に円周方向に等間隔に隔離して、二つの山型カム2
1,21,31,31が設けられている。
は軸方向に平行な二辺のうち特に図15に明らかなよう
に一辺の先端にカム斜面22を有し、先端が閉塞され、
且つ筒形ケース11の内周と嵌合する円筒部23を有
し、この円筒部23の内周は蓋や便座等の回転軸の端部
の形状に対応した小判型乃至角形と成され、円筒部23
の開放端部25は円筒ケース11の内周にOリング51
を介して嵌着されている。
31は一辺が軸方向に平行で他の一辺にカム斜面32を
有する。山型カム31,31の先端には外周方向に突出
する突起33が設けられている。この突起33は筒形ケ
ース11の内周に180度の位相で軸方向に設けたスリ
ット16に係合し、摺動筒形カム体30がハウジング1
0の内部で軸方向に移動できるが回転できないようにな
されている。
1は円筒終端部34の周縁部に沿って軸方向に延設する
ように設けてあり、終端部34の中心に、中心部が円形
で、その周りに放射状の切り込み部が設けられた花弁形
の弁孔35が穿たれ、円筒部36は山型カム31,31
の延設方向と反対方向に延設され、同心状と成されてい
る。
の円形部に摺動自在に嵌合する盲筒41と、この盲筒4
1の開放端部にはフランジ42を有し、盲筒41の底の
中心には小孔43が設けられている。上述した筒形ケー
ス11、キャップ12、回転筒形カム体20、摺動筒形
カム30、弁筒部材40はプラスチック等で形成されて
いる。
てる場合には、図15に示すように弁筒部材40の盲筒
41を摺動筒形カム体30の円筒部36内から終端部3
4にある弁孔35内に挿入し、弁筒部材40をワッシャ
44を介して摺動筒形カム体30に組付け、筒状ケース
11内にコイルスプリング50を挿入後、摺動筒形カム
体30、回転筒形カム体20を順に入れ、両カム体30
及び20の山型カム31,31及び21,21同志を噛
み合わせて最後にキャップ12を筒形ケース11の開放
端部に覆せてスナップ係合させて、図13に示すように
緩衝装置を構成させる。なお、摺動筒形カム体30及び
回転筒形カム体20と筒形ケース11内壁間とはシール
用Oリングでシールされる。
うにハウジング10を構成する筒形ケース11の内部で
摺動筒形カム体30の終端部34によって仕切られた左
右二つの空間AとBが生じ、この空間A及びBは弁筒部
材40の盲筒41の底の小孔43と、終端部34に穿設
された弁孔35の放射状の切込部35Bとで連通されて
いる。これら空間A及びB内には空気又はシリコンオイ
ル等を充満させるようになす。
を固定し、蓋、便座等の軸の端部を回転円筒カム体20
の円筒部23の内周24に挿入セットし、蓋、便座等の
回転力を回転筒形カム体20に伝達させる。図13は蓋
や便座が上向きに回動し、蓋は開かれ、便座は開いてい
る状態を示す。この時、弁筒部材40のフランジ42は
終端部34から左側に離間した位置にある。従って、こ
の時空間AとBは弁筒部材の小孔43以外に終端部34
の弁孔35の切欠き部35Bによっても連通している。
便座を閉じると、これら部材の自重によって回転力が回
転筒形カム体20に回転力を与え、この山型カム21,
21のカム斜面22は摺動筒形カム体30の山型カム3
1,31のカム斜面32に乗り上げる。その結果、摺動
筒形カム体はコイルスプリング50の偏倚力に抗して突
起33はスリット16に沿って左方向(A空間方向)に
押圧される。
められ、弁筒部材40のフランジ42がこの圧を受けて
右方向に移動し、終端部34に形成した弁孔35の切込
部35Bを閉じる。この弁筒部材40の右方向への移動
は回転円筒カム体20に回転力が与えられた直後に行わ
れるので、その後の空圧又は液圧は弁筒部材の小孔43
を通ってしか空間Aから空間Bに流入しないため、小孔
43の断面積又は流量に応じた緩衝装置としての制動力
を付与し、例えば便座を閉じ(下げ)た時に静かに回動
して、便器に当った時に大きな音を出さないようにする
ことができるように成されている。図14は便座が閉じ
た状態での緩衝装置の内部状態を示している。
置においては、摺動筒形カム体30が、図12に示す場
合の摺動体3に対応するから、この従来例においても摺
動体にオリフィスが設けられていることになる。即ち、
摺動筒形カム体30に弁筒部材40が設けられ調整され
るからである。このように図12に示す原理を応用する
緩衝装置においては、従来、摺動体にオリフィスが設け
られている。しかしながら、前記従来例からも理解でき
る通り、摺動体にオリフィスを設けるのは構造が複雑に
なり装置も小型化できない問題がある。
たものであり、よりシンプルな構成で小型化でき、小型
でもダンピング効果の高い新規な緩衝装置におけるオリ
フィス構造を提供せんとするものである。
め、本発明は、シリンダと摺動体とは、一方にキーが、
他方にキー溝が設けられ、互に係合して摺動体はシリン
ダ内に摺動自在となっており、シリンダ内に流体を封入
し前記摺動体の直線運動時にシリンダ内の流体を圧縮し
て負荷を緩衝させる緩衝装置のオリフィス構造におい
て、前記キー及び前記キー溝との係合部分、前記キーに
穿設した孔、前記シリンダと前記摺動体の間がオリフィ
スとなっていることを特徴とする。
動体を摺動自在に設け、シリンダと摺動体及び摺動体と
軸とは、一方にキーが、他方にキー溝が設けられ、互に
係合して摺動自在となっており、シリンダ内に流体を封
入し前記摺動体の直線運動時にシリンダ内の流体を圧縮
して負荷を緩衝させる緩衝装置のオリフィス構造におい
て、前記キーと前記キー溝との係合部分、前記キーに穿
設した孔、前記シリンダと前記摺動体の間及び前記摺動
体と前記軸との間がオリフィスとなっていることを特徴
とする。
トのもの、リードをもつもの、スパイラル状のもののい
ずれか、あるいはこれらの組合せであることを特徴とす
る。
ダと摺動体の間及び摺動体と軸との間をオリフィスとす
るので、摺動体に特別の弁筒部材を設けたり、オリフィ
スを設けたりしないので、簡単な構成で緩衝装置も小型
化でき、小型でも緩衝効果を大きくできる。
説明する。図1は本発明の実施例を示す横断面図、図2
はその変形例を示す横断面図、図3は縦断面図であっ
て、1はシリンダ、3は摺動体を示す。シリンダ1には
キー溝2が設けられ、摺動体3にはキー4が設けられ、
互に掛合して摺動体3はシリンダ1内に摺動自在となっ
ている。
ば油が封入され、摺動体3の直線運動時に流体5を圧縮
して負荷を緩衝するようになっている。
の外面3aとの間は、Oリング6でシールされ、キー溝
2とキー4との係合部分の隙間がオリフィスとなってい
る。図1は摺動体3の端部でシールされている場合を示
し、図2は摺動体3の略中央でシールされている場合を
示す。本例はキー溝2及びキー4がストレートの場合で
ある。
及び縦断面図を示し、シリンダ1内に軸7を挿通し、摺
動体3は該軸7を軸心に摺動自在とした例で、摺動体3
と軸7も、摺動体3にキー8が、軸7にキー溝9が設け
られ、互に係合して摺動自在となっている。そして、摺
動体3の内面3bと軸7の外面7aとの間はOリング1
0でシールされている。他は前記実施例と同様であり、
同一符号は同一物を示す。
の外面3aとの間及び摺動体3の内面3bと軸7の外面
7aとの間がシールされ、キー4とキー溝2との係合部
分及びキー8とキー溝9との係合部分がオリフィスとな
る。
内面1aと摺動体3の外面3aとの間だけOリング6で
シールし、キー4とキー溝2との係合部分及びキー8と
キー溝9との係合部分の他に摺動体3の内面3bと軸7
の外面7aとの間をオリフィスとしてもよい。
bと軸7aとの間だけをOリング10でシールし、キー
4とキー溝2との係合部分及びキー8とキー溝9との係
合部分の他にシリンダ1の内面1aと摺動体3の外面3
aとの間をオリフィスとしてもよい。
溝2,9がストレートの場合を説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、リードをもつものや螺旋
状のものも含有するものである。
明する。図8は横断面図、図9は図8A−A線断面図、
図10は分解斜視図である。尚、従来例と同一物は同一
符号を付して説明する。同図において、シリンダ11は
一端が開口しその外周にはスナップ爪13,13が突出
され、他端は底部11aとなっており、その開口部はキ
ャップ12が係止されている。キャップ12は、外周面
に前記スナップ爪13に係合する係合孔14が設けら
れ、この係止孔14が、シリンダ11の外周に突出され
たスナップ爪13に係合して係止される。即ち、キャッ
プ12はワンタッチで着脱できる。
4隅に取付孔61を穿ったベース60上に固定されて一
体化されている。シリンダ11には段付軸63が嵌挿さ
れており、キャップ12は中心部に透孔62が穿たれ、
段付軸63の大径部63aの端面に形成された平行カッ
ト盲穴64が座ぐられている。この平行カット盲穴64
には、例えば便座や便器蓋のヒンジ部の回転軸等が挿入
され、該回転軸等の運動が段付軸63に伝動される。
穴11bが座ぐられ、この軸受穴11bに連通してエア
抜き又はオイル補充に用いられる螺子穴11cが設けら
れ、11dは封止用螺子65の皿部が挿入される螺子穴
11cの座ぐり部であり、これら軸受穴11b、螺子穴
11c並びに座ぐり部11dは連通された透孔と成され
ている。勿論、軸受穴11bのみ構成されて、螺子穴1
1c及び座ぐり部11dを形成せずに他の部位にこれら
を設けてもよい。封止用螺子65にはゴム製の0リング
又はパッキン66等を介してエア又は油が漏洩しないよ
うになされている。
された段付軸63は、大径部63aとこの大径部63a
に連通する軸部63bとで構成され、その軸部63bの
一端が、シリンダ11の底部11aに穿った軸受穴11
bに回転自在に嵌入され支持されている。
盲穴64が軸方向に所定の深さ座ぐられ、その外周部に
は0リング68が嵌め込まれ、シリンダ11の内面との
間で回動可能にシールされている。
8及び図9に明示されているように内径方向の180°
角度位置にストレートのキー溝67が長手方向に沿って
形成されている。このキー溝67は、図11に示すよう
にシリンダ11の開口側の内径11fを、キー溝67の
直径より大きく選択して、この大径部11fの段部位置
から長手方向に沿って内径部11eの内周180°角度
位置に対向配設してもよい。
eに嵌入して摺動するような外径に選択された円柱体
で、前記段付軸63の軸部63bに摺動自在に取付けら
れてシリンダ11内に嵌挿されている。
付軸63の回転に伴って摺動体69が軸部63bに沿っ
て移動可能なように軸方向に向う緩い螺旋状のキー溝6
3fが形成されている。また、摺動体69にも外周の1
80度角度位置に、その軸方向に突出したストレートキ
ー70が形成され、中心部に穿った貫通孔71に、前記
キー溝63fに沿ったカーブ状に形成されたキー72が
形成されている。即ち、摺動体69は、キー70とキー
溝67、及びキー72とキー溝63fとが互に係合いし
てシリンダ11内を摺動する。
は、底部11aの螺子穴11cから流体(空気、液体
等)が充填される。この流体としてはグリスのような粘
性体、油、水、ガス、空気等を挙げることができ、本例
では油73が充填されている。
体69の間、摺動体69とシリンダ11の間、キー70
とキー溝67の係合部分及びキー72とキー溝63fの
係合部分とするが、このオリフィスは、段付軸63と摺
動体69とシリンダ11の間を0リングでシールする組
合せによって種々に選択できる。
の内径の貫通孔71の始端にリング溝80を、さらに外
周に沿ってリング溝81を囲繞させ、これらリング溝8
0及び81のいずれか一方又は両方に0リング82及び
83を嵌着させる組合せによって、摺動体69をはさん
で筒形ケース11の内径部11e内に形成された空間A
から空間Bに流通するオイルのオリフィスとしての通路
を選択できる。
と、段付軸63と摺動体69の間がシールされるので、
オリフィスは摺動体69と筒形ケース11の間の隙間及
びキー溝63fとキー72間の隙間となる。リング溝8
1に0リング83を嵌着すると、摺動体69と筒形ケー
ス11の間がシールされるので、オリフィスは段付軸6
3と摺動体69の間及びキー溝67とキー70の間とな
る。リング溝80及びリング溝81の両方にOリング8
2及び83を嵌着すると、キー溝63fとキー72の間
及びキー溝67とキー70との間がオリフィスとなる。
尚、キー72及び70には、貫通する透孔を穿って、オ
リフィスとしてもよい。
うに作用する。便座や蓋、扉等の回転体の軸の先端は平
行カットされていて、シリンダ11のキャップ12に穿
った透孔62を通して段付軸63の平行カット盲穴64
に挿入係止される。従って、便座等が立てられた状態か
ら下げられて閉じられると、回転体である負荷の軸が回
転して段付軸63をシリンダ11内で回転させる。
の内径部11eのキー溝67に係合している摺動体69
は、回転を拘束されているので軸部63bに形成したキ
ー溝63fと貫通孔71に形成したキー72との係合に
基づくリードによって軸方向にスライドする。
を圧縮する。従って、この際に油73はキー溝63f及
び67とキー72及び70との間の2個所の隙間を通じ
てB空間からA空間又はA空間からB空間に流入する。
この隙間は極めて狭いのでオリフィスとして機能させて
負荷に緩衝効果を与えることができる。
したり、隙間をOリングでシールすることによって使用
するオリフィスの隙間の数を選択したり することによ
って適宜調整することができる。
装置におけるオリフィス構造によれば、隙間をオリフィ
スとして利用するので、積極的に流通孔を設ける場合を
除いて特にオリフィスを設ける必要がなく、より構成を
シンプルにすることができる。従って、装置もシンプル
な構造にでき、全体を小さくできると共に、小型でもダ
ンピンナグ効果の高いものが得られる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダと摺動体とは、一方にキーが、
他方にキー溝が設けられ、互に係合して摺動体はシリン
ダ内に摺動自在となっており、シリンダ内に流体を封入
し前記摺動体の直線運動時にシリンダ内の流体を圧縮し
て負荷を緩衝させる緩衝装置のオリフィス構造におい
て、前記キー及び前記キー溝との係合部分、前記キーに
穿設した孔、前記シリンダと前記摺動体の間がオリフィ
スとなっていることを特徴とする緩衝装置におけるオリ
フィス構造。 - 【請求項2】 シリンダ内に軸を挿通し、該軸に摺動体
を摺動自在に設け、シリンダと摺動体及び摺動体と軸と
は、一方にキーが、他方にキー溝が設けられ、互に係合
して摺動自在となっており、シリンダ内に流体を封入し
前記摺動体の直線運動時にシリンダ内の流体を圧縮して
負荷を緩衝させる緩衝装置のオリフィス構造において、
前記キーと前記キー溝との係合部分、前記キーに穿設し
た孔、前記シリンダと前記摺動体の間及び前記摺動体と
前記軸との間がオリフィスとなっていることを特徴とす
る緩衝装置におけるオリフィス構造。 - 【請求項3】 前記キー及び前記キー溝は、ストレート
のもの、リードをもつもの、スパイラル状のもののいず
れか、あるいはこれらの組合せであることを特徴とする
請求項1,2記載の緩衝装置のおけるオリフィス構造。
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|---|---|---|---|
| JP31918294A JP3525307B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 緩衝装置におけるオリフィス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31918294A JP3525307B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 緩衝装置におけるオリフィス構造 |
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| JP31918294A Expired - Fee Related JP3525307B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 緩衝装置におけるオリフィス構造 |
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1994
- 1994-11-29 JP JP31918294A patent/JP3525307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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