JP3524301B2 - 活魚輸送用ケース - Google Patents

活魚輸送用ケース

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活魚を水槽内で生
体のまま輸送する手段に関し、より具体的には活魚をそ
の種類あるいは大きさ等により仕分けて収容する通し函
で、複数個を一度に輸送用水槽内に浸漬して搭載する活
魚収容ケースの構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】流通市場では大量の活魚を短期に輸送す
ることが要求されるので、予め大きさの画定された水槽
内には一度に可能な限り多数の活魚収容ケースが収納で
きることが好ましい。
【0003】従来のこの種の活魚輸送用ケースの箱状容
器100は、図13に平面図で示されるように、多数の
透孔101を備えた底部102およびその四辺に立設さ
せた多数の透孔103を有する側壁104から構成さ
れ、上面の全面が開口している。そして、積み降ろし等
の作業において人力による場合の持ち運びを容易にする
ための指掛けまたは手鈎等の引っ掛け用あるいは機械の
吊上げのためのフック掛合用として、指掛け縁部105
が上面開口106の外縁107の全周に沿い外方に向け
て同様の形状でほぼ水平に突設させてある。
【0004】図14は、図13のDa−Da線、Db−
Db線、Dc−Dc線およびDd−Dd線に沿って示さ
れる外縁107および指掛け用の縁部105の形状がす
べてほぼ同一であることを図示したものである。
【0005】このため、規定寸法の容積を備える水槽内
に活魚収容ケースを密に搭載した場合、箱状容器100
の指掛け縁部105同士が当接する下方にはデッドスペ
ースが形成されてしまい、限られた水槽空間が有効利用
されない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、輸送用水槽内にデッドスペースを少なく収容できる
構造の活魚輸送用ケースを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は、上面が開口し、側面あるいは底面
が通水性を有する横長の箱状容器と前記上面に開閉自在
に設けた通水性を有する蓋部とからなる収容ケースにお
いて、前記箱状容器の相対する1対の短辺側周縁部の側
面のみに前記開口に沿って側面より外方に向けて突出す
る指掛け縁部を設ける一方、1対の長辺側周縁部の側面
に前記開口に沿って側面より側面内方に向けて突出する
指掛け縁部を設けた。
【0008】さらに、前記箱状容器内には複数の仕切板
を着脱自在に設けるようにするとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は上記したような構成であ
って、一般的に活魚輸送用ケースは横長の直方体で、箱
状容器の部分はプラスチック成形により、また蓋部は腐
食に強いステンレス鋼材で構成される。また、内部仕切
板はプラスチック板あるいはステンレス板で形成され、
活魚の種類や大きさ等に応じて着脱自在であり、装着し
たときは仕切板の縁辺を箱状容器の側面に係合させるよ
うになっている。
【0010】このような箱状容器および蓋部は、いずれ
も通水性を良好にし、かつ軽量化のために、箱状容器に
おいてはその底面およびその四方を囲む側面には多数の
透孔が設けられ、また蓋部は仕切板の配列と同一方向の
み平行に棒材または管材を等間隔で並列に配設した格子
面となっている。また、箱状容器には補強のためのリブ
が適所に設けられている。
【0011】蓋部の一方の長辺近傍の短辺端部より外方
に長辺と平行な短い円柱状突起を突設し、これを箱状容
器上面開口の短辺側縁部において対応する位置に穿設し
た凹部と回動自在に係合させてヒンジを形成し、開口の
ほぼ全面が開閉できるように構成する。また、ヒンジ側
寄りの長辺と相対する長辺側のほぼ中央から外方に短い
突起を設けて箱状容器上面開口縁部の対応する位置と係
合するように構成し、蓋部を閉鎖したときのロック手段
とする。
【0012】このような横長の活魚輸送ケース箱状容器
の上面開口の短辺側周縁部にのみ指掛け縁部を突設し、
長辺側周縁部より指掛け縁部を削除または内側に凹部と
して設けることにより、突出部のない長辺側では隣接す
る活魚輸送用ケース同士を輸送用水槽内に密接させて搭
載することができるので、活魚輸送用ケース搭載時の輸
送用水槽からデッドスペースを排除してよりおおくの活
魚輸送用ケースを輸送用水槽に搭載することができる。
【0013】さらに、本発明に係わる活魚輸送用ケース
の容器内を薄板で仕切ることにより、活魚の個体同士の
接触による魚体の損傷を阻止し、また活魚の運動を制限
することで、徒らに魚体が消耗するのを防止する。一
方、平目や鰈のような扁平な魚体の収容に際しては仕切
板が容易に外せるようになっている。
【0014】次に、本発明に係わる活魚輸送用ケースの
基本的構成を図面に基づいて説明する。図1は本発明に
係わる活魚輸送用ケースの箱状容器10の平面図で図面
の複雑化を避けるために蓋部12を取り外して示したも
のである。図示の通り底面14には通水用に角形の透孔
16が多数穿設してある。
【0015】上面の開口18の短辺側周縁部20および
長辺側周縁部22は連続して一体に図示されているが、
短辺側周縁部20は箱状容器10の短辺側側壁24外面
より外方に突出しており、長辺側周縁部22は箱状容器
10の長辺側側壁26外面より内方に突出させてある。
これにより、長辺側側壁26には構造的強度が付与され
る。
【0016】図2は、図1のA−A線に沿って示した正
面図で、短辺側周縁部20は相対する1対の短辺側側壁
24より突出して指掛け縁部28を形成している状態が
図示されている。30は補強用のリブで、箱状容器10
の外周より突出させた上下の補強突出縁31,32と指
掛け縁部28とを一体に連結している。また短辺側側壁
24および長辺側側壁26には底面14と同様の多数個
の角形透孔34,35が通水用に穿設されている。
【0017】図3は、図1のB−B線に沿って示した側
面図で、長辺側周縁部22は長辺側側壁26より内側に
突出させて、その下部位置にある長辺側側壁26の上部
を内側に凹設して指掛け縁部36を形成している。この
図3に示される指掛け縁部36の断面形状は、図4に部
分的に拡大した断面図で示されるように、凹設された凹
部側壁37と長辺側側壁26との間が斜面38で連設さ
れている。しかしながら、要望に応じて図5に図示され
るように、凹部側壁37と長辺側側壁26とを直角に交
わる水平面39で連設して指掛け縁部36aを構成する
ようにしてもよい。
【0018】また、活魚の種類、大きさ、使用範囲また
は使用状態、作業頻度または作業難易度、強度に対する
保証、製造ロット、金型コスト等の観点から要望に応じ
て、図6に示すように、長辺側側壁26に指掛け縁部3
6,36aを全く設けないようにすることもできる。こ
の場合、短辺側周縁部20の指掛け縁部28のみが運搬
作業に供せられることになる。この場合、長辺側側壁2
6における構造的強度の低下は免れない。
【0019】
【実施例】以下に、上記図1〜図4に図示した基本的形
状の箱状容器10に蓋部12を装着して仕切板と組み合
わせた実施例を図7〜図12の図面に基づいて説明す
る。各実施例とも蓋部を開放した状態を斜視図で示し、
図中共通するものには同一符号が使用してある。
【0020】図7は、本発明に係わる第1実施例の活魚
輸送用ケース1の全体斜視図で、蓋部12を開いた状態
の箱状容器10を示す。箱状容器10内部には、箱状容
器10の深さより幾分短く、閉鎖した蓋部12と干渉し
ない程度の適当な幅で、長さの等しい同一形状の仕切板
42が複数個装入されている。この仕切板42の長さ
は、箱状容器10の相対する長辺側側壁26内面の間隔
より数%だけ大きく、箱状容器10内には短辺側側壁2
4の面に対してある傾斜角度をもたせた状態で挿入で
き、長手方向両端の短縁43を箱状容器10両側の長辺
側側壁26の内面に密着させたとき短辺側側壁24に対
して所定の傾斜をもって位置設定される。
【0021】複数の仕切板42は傾斜方向を交互に変え
て挿入し、隣り合う傾斜板42の短縁43同士を当接さ
せるようにジグザグ配列し、長手方向下側の長縁44を
箱状容器10の底面14に密着させる。その後、図8に
示すように、隣接する一組の仕切板42の当接する二つ
の短縁43の近傍を、少なくとも2個の着脱自在の環状
クリップ46を用いて一緒に咬持するとともに、透孔3
5を利用して長辺側側壁26に係止する。
【0022】一方、蓋部12は、長方形の枠48で外形
の輪郭が形成され、枠48の外周は箱状容器10の上面
開口18の内側に落とし込み、遊嵌状態で嵌入可能な寸
法に成形されている。枠48において一方の長縁50近
傍の両短縁52,53より外方に長縁50と平行な短い
円柱状突起(図示しない)を同軸線上に突出させて、箱
状容器10の上面開口18の内側で対応する位置に穿設
した凹部19に回動自在に係合させ、開口18のほぼ全
面が開閉できるようにヒンジを構成する。
【0023】また、ヒンジ側の長縁50と相対する長縁
51のほぼ中央から外方に短い突起54を設けて箱状容
器10の上面開口18の内縁部の対応位置に設けた係合
部材(図示しない)で係止するように構成して、蓋部1
2を閉鎖したときのロック手段とする。さらに、蓋部1
2には、長方形の枠48内に仕切板42の配列方向に準
じて、短縁52,53と平行な格子56が等間隔で配列
され枠48に固定されている。また、枠48の長縁5
0,51に沿って枠48の内側に平行に配設された符号
57で示される桟は格子56を配列する工作上の補助桟
である。
【0024】図9は、本発明に係わる第2実施例の活魚
輸送用ケース2の全体斜視図で、蓋部12を開いた状態
の箱状容器10を示す。第2実施例は、上記第1実施例
とは仕切板42の構成が異なるのみで、箱状容器10お
よび蓋部12の構成は、第1実施例と全く同一である。
従って、箱状容器10および蓋部12の構成に関する説
明は省略する。
【0025】すなわち、箱状容器10の内部は、幅が等
しく長さの異なる2種類の仕切板42a,42bによっ
て仕切られる。第1仕切板42aは、箱状容器10の長
辺側側壁26内面の間隔にほぼ等しく、箱状容器10の
短辺側側壁24に平行に挿入可能な長さを備え、箱状容
器10の長手方向に等間隔で配列される。
【0026】一方、第2仕切板42bは、等間隔で配列
された第1仕切板42aの隣り合う仕切板42a間で形
成される長方形の仕切空間58を対角に仕切って2分割
する長さである。箱状容器10内で長手方向の両端部に
配設された第1仕切板42aがそれぞれ相対する短辺側
側壁24との間に形成する仕切空間59も第2仕切板4
2bによって同様に分割される。
【0027】このように鋸歯状に配設された仕切板42
a,42bは、長手方向下側の長縁44を箱状容器10
の底面14に密着させ、第1実施例同様、図8に示すよ
うに、一組の仕切板42a,42bの隣接する(総合的
に符号43で示される)短縁の近傍を少なくとも2個の
着脱自在の環状クリップ46を用いて一緒に咬持すると
ともに透孔35を利用して長辺側側壁26に係止する。
【0028】図10は、本発明に係わる第3実施例の活
魚輸送用ケース3の全体斜視図で、蓋部12を開いた状
態の箱状容器10を示す。第3実施例は、第2実施例同
様、仕切板42の構成が異なるのみで、箱状容器10お
よび蓋部12の構成は、第1実施例と全く同一である。
従って、箱状容器10および蓋部12の構成に関する説
明は省略する。
【0029】第3実施例に適用される仕切板42cは帯
状の細長い薄板を複数回折返し波型に構成してアコーデ
オン状に伸縮自在としたもので、折返しは伸縮軸に平行
な小さな平面部分60を介して行われる。すなわち、隣
り合う仕切板42cは互いに逆方向に傾斜して、その会
する方向に位置する端縁部分が平面部分60によって連
結される。
【0030】この仕切板42cはアコーデオン状に構成
したことによって、構造的弾性を備えるとともに、伸縮
方向の全長は固定されず、適当な範囲内で永久変形を与
えることにより所要の長さに設定することが可能であ
る。従って、仕切板42cは、その伸縮性により箱状容
器10内に出入自在であるとともに仕切板42cが構成
する区画の大きさが調節でき、活魚に合わせた対応が可
能である。しかも自らの弾性変形により箱状容器10内
に係止することが可能である。
【0031】図11は、本発明に係わる第4実施例の活
魚輸送用ケース4の全体斜視図で、蓋部12aを開いた
状態の箱状容器10を示す。第4実施例において、箱状
容器10は上記第1実施例〜第3実施例と同様の構成で
あるので説明を省略する。
【0032】第4実施例の箱状容器10内部には、箱状
容器10の深さより幾分短く、閉鎖した蓋部12aと干
渉しない程度の適当な幅で、長さの等しい同一形状の仕
切板42dが複数個装入されている。この仕切板42d
の長さは、箱状容器10の相対する短辺側側壁24内面
の間隔より数%だけ大きく、箱状容器10内には長辺側
側壁26の面に対してある傾斜角度をもたせた状態で挿
入され、長手方向両端の短縁43dを箱状容器10の両
短辺側側壁24の内面に密着させたとき長辺側側壁26
に対して所定の傾斜をもって位置設定される。
【0033】複数の仕切板42dは傾斜方向を交互に変
えて挿入し、隣り合う傾斜板42dの端縁43d同士を
当接させるようにジグザグ配列し、長手方向下側の長縁
を箱状容器10の底面14に密着させる。その後、上記
第1および第2実施例と同様の手段で、仕切板42dの
隣接するもの同士が当接する一組の短縁43dの近傍を
少なくとも2個の着脱自在の環状クリップ46を用いて
一緒に咬持するとともに透孔34を利用して短辺側側壁
24に係止する。
【0034】一方、蓋部12aの外形輪郭を形成する長
方形の枠48は、上記第1実施例〜第3実施例と同様
に、枠48の外周は箱状容器10の上面開口18の内側
に落とし込み遊嵌状態で嵌入可能な寸法に成形されてい
る。枠48において一方の長縁50近傍の両短縁52,
53より外方に長縁50と平行な短い円柱状突起(図示
しない)を同軸線上に突出させて、箱状容器10の上面
開口18の内側で対応する位置に穿設した凹部19に回
動自在に係合させ、開口18のほぼ全面が開閉できるよ
うにヒンジを構成している。
【0035】また、ヒンジ側の長縁50と相対する長縁
51のほぼ中央から外方に短い突起54を設けて箱状容
器10の上面開口18の内縁部の対応位置に設けた係合
部材(図示しない)で係止するようして、蓋部12を閉
鎖したときのロック手段とする構成も上記第1実施例〜
第3実施例と同様である。
【0036】さらに、蓋部12aには、長方形の枠48
内に仕切板42dの配列方向に準じて、長縁50,51
と平行な格子56aが等間隔で配列され枠48に固定さ
れている。また、枠48の短縁52,53に沿って枠4
8の内側に平行に配設された符号57aで示される桟は
格子56aを配列する工作上の補助桟である。
【0037】図12は、本発明に係わる第5実施例の活
魚輸送用ケース5の全体斜視図で、蓋部12を開いた状
態の箱状容器10を示す。図示によって理解されるよう
に、第5実施例は、仕切板42d以外の箱状容器10お
よび蓋部12aに関する構成は、第4実施例と全く同一
である。従って、箱状容器10および蓋部12aの構成
に関する説明は省略する。
【0038】すなわち、箱状容器10の内部は、幅が等
しく長さの異なる2種類の仕切板42e,42fによっ
て仕切られる。第1仕切板42eは、箱状容器10の短
辺側側壁24内面の間隔にほぼ等しく、箱状容器10の
長辺側側壁26と平行に挿入可能な長さを備え、箱状容
器10の長手方向に対して直角方向に等間隔で配列され
る。
【0039】一方、第2仕切板42fは、等間隔で配列
された第1仕切板42eの隣り合う仕切板42e間で形
成される長方形の仕切空間58aを対角に仕切って2分
割する長さである。箱状容器10内で長手方向の両端部
に配設された第1仕切板42eがそれぞれ相対する長辺
側側壁26との間に形成する仕切空間59aも第2仕切
板42fによって同様に分割される。
【0040】このようにつづら折り状に配設された仕切
板42e,42fは、長手方向下側の長縁を箱状容器1
0の底面14に密着させ、第4実施例同様、一組の仕切
板42e,42fの隣接する(総合的に符号43dで示
される)短縁の近傍を少なくとも2個の着脱自在の環状
クリップ46を用いて一緒に咬持するとともに透孔34
を利用して短辺側側壁24に係止する。
【0041】図示しないが、第6実施例として、第3実
施例のアコーデオン状の仕切板43cの変形例として、
第4および第5実施例に準じ、箱状容器10の長手方向
に仕切板が配列されるようなアコーデオン状仕切板を同
様な手段で設けることも可能である。さらに、箱状容器
10の長辺側側壁26に図5および図6に図示した構成
を適用したもののそれぞれについて、上記した第1実施
例〜第6実施例と同様の構成による製品が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係わる活魚
輸送用ケースは、指掛け縁部の突出を制限した分だけデ
ッドスペースが排除され、規定容積の水槽内により多く
の活魚輸送用ケースが積載できるので活魚輸送の効率が
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる活魚輸送用ケースにおける箱状
容器の平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って示した箱状容器の正面
図である。
【図3】図1のB−B線に沿って示した箱状容器の正面
図である。
【図4】図2のC−C線に沿って示した指掛け縁部の拡
大断面図である。
【図5】本発明に係わる活魚輸送用ケースにおける指掛
け縁部の別の構成例を示す箱状容器の図3と同様の位置
の拡大断面図である。
【図6】本発明に係わる活魚輸送用ケースにおける指掛
け縁部を構成しない例を示す箱状容器の図3と同様の位
置の拡大断面図である。
【図7】本発明に係わる活魚輸送用ケースの第1実施例
を示す斜視図である。
【図8】本発明に係わる活魚輸送用ケースにおける仕切
板係止手段を説明する斜視図である。
【図9】本発明に係わる活魚輸送用ケースの第2実施例
を示す斜視図である。
【図10】本発明に係わる活魚輸送用ケースの第3実施
例を示す斜視図である。
【図11】本発明に係わる活魚輸送用ケースの第4実施
例を示す斜視図である。
【図12】本発明に係わる活魚輸送用ケースの第5実施
例を示す斜視図である。
【図13】従来の活魚輸送用ケースの平面図である。
【図14】従来の活魚輸送用ケースの指掛け縁部を示す
側面図である。
【符号の説明】
10 箱状容器 12 蓋部 14 底面 16 透孔 18 上面開口 20 短辺側周縁部 22 長辺側周縁部 24 短辺側側壁 26 長辺側側壁 28 指掛け縁部 34,35 透孔 36,40 指掛け縁部 42 仕切板 43 (仕切板の)短縁 44 (仕切板の)長縁 46 環状クリップ 48 枠 56 格子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−336475(JP,A) 実開 平3−74838(JP,U) 実開 昭55−96022(JP,U) 実開 昭51−20826(JP,U) 実開 昭52−157500(JP,U) 実開 昭47−7235(JP,U) 特公 昭51−13074(JP,B1) 実公 昭52−5546(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 63/02 B65D 85/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口し、側面あるいは底面が通水
    性を有する横長の箱状容器と前記上面に開閉自在に設け
    た通水性を有する蓋部とからなる収容ケースにおいて、
    前記箱状容器の相対する1対の短辺側周縁部の側面のみ
    に前記開口に沿って側面より外方に向けて突出する指掛
    け縁部を設ける一方、1対の長辺側周縁部の側面に前記
    開口に沿って側面より側面内方に向けて突出する指掛け
    縁部を設けたことを特徴とする活魚輸送用ケース。
  2. 【請求項2】 前記箱状容器内に複数の仕切板を着脱自
    在に設けるようにしたことを特徴とする上記請求項1に
    記載の活魚輸送用ケース。
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