JP3523733B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP3523733B2
JP3523733B2 JP30927295A JP30927295A JP3523733B2 JP 3523733 B2 JP3523733 B2 JP 3523733B2 JP 30927295 A JP30927295 A JP 30927295A JP 30927295 A JP30927295 A JP 30927295A JP 3523733 B2 JP3523733 B2 JP 3523733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
indoor
heat exchanger
set temperature
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30927295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09145136A (ja
Inventor
一暢 城島
章弘 松下
康之 新井
逸太郎 秋山
金男 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30927295A priority Critical patent/JP3523733B2/ja
Publication of JPH09145136A publication Critical patent/JPH09145136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3523733B2 publication Critical patent/JP3523733B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02B30/746

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマイクロコンピュ
ーターを具備した空気調和機の制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の空気調和機の冷凍サイク
ル系統図であり、図に示すように、圧縮機1、四方弁
2、室外熱交換器6、減圧装置5、室内熱交換器3が順
次接続されて冷凍サイクルが形成されている。従来、室
内、室外空気条件が過負荷条件で空気調和機の能力のア
ップが必要な場合において、室内側送風機のファン速度
は、室内、室外空気条件が標準条件でのファン速度設定
の為、室内機送風機の風量が十分に確保されず能力不足
となっていた。
【0003】また、多湿の温度条件の場合、室内熱交換
器3を通過後の空気との温度差により、室内熱交換器3
の通風路内(特に吹出口周辺)に結露が生じる。
【0004】次に従来の空気調和機の要部断面図である
図14を用いて、室内熱交換器3の室内通風回路13及
び吹出口周辺の結露現象のメカニズムを説明する。冷房
運転時、室内熱交換器3において、冷媒は前面のフィン
管3aより入り、背面のフィン管3bから出る。一方空
気については室内熱交換器3の前面の吸込口16から吸
い込まれ、室内通風回路13を通り、吹出口17より吹
き出される。このようにして、冷媒側と空気側が熱交換
され、冷房するのであるが、冷房冷凍サイクルにおい
て、多湿条件(通常湿度90%以上)で室内通風回路1
3の風量が少ないとき、図14に示す吹出口17周辺に
おいて、その箇所を通過する空気と温度差のある吹出口
17周辺の空気とが混ざり易くなり、吹出口17周辺に
結露現象が起こる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は以
上のように構成されているので、室内、室外空気条件が
過負荷条件で冷房能力のアップが必要な場合において、
室内側送風機のファン速度は室内、室外空気条件が標準
条件でのファン速度設定の為、室内機送風機の風量が十
分に確保されず能力不足になるという問題点があった。
【0006】また、多湿条件で室内通風回路13の風量
が少ない場合、吹出口17周辺に結露現象が起こり、結
露により生じた水は露たれを起こし、ユニット周辺の機
器に損傷を与えるという問題点があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、過負荷条件下での運転時におい
て、室内温度を検出し、所定時間、設定条件を満たした
ときには、室内ファン速度を可変し、能力不足対策制御
を行うようにした空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0008】また、多湿条件下での冷房運転時におい
て、室内温度、室内熱交換器の温度(配管温度)を検出
し、所定時間、設定条件を満たしたときには、室内ファ
ン速度を可変し、露付き防止制御を行うようにした空気
調和機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気調和機
は、圧縮機、四方弁、室内ファンにより冷却される室内
熱交換器、減圧装置、室外熱交換器を順に接続した冷凍
サイクルと、室内温度t1を検出する室内温度検出手段
と、ユーザによって任意に設定された第1の設定温度t
1′を記憶する第1の設定温度記憶手段と、室内温度t
1と前記第1の設定温度t1′を比較する第1の比較手
段と、予め第1の設定温度t1′のレベルを判定するた
めに設定された第2の設定温度t2′を記憶する第2の
設定温度記憶手段と、第1の設定温度t1′と第2の設
定温度t2′を比較する第2の比較手段と、t1≧t
1′かつt1′≦t2′の場合に計時時間をカウントす
る計時手段と、計時時間が所定時間に達した場合に室内
ファンの回転数を上昇させる手段とを備えたことを特徴
とする。
【0010】請求項2の空気調和機は、圧縮機、四方
弁、室内ファンにより冷却される室内熱交換器、減圧装
置、室外熱交換器を順に接続した冷凍サイクルと、室内
温度t1を検出する室内温度検出手段と、ユーザによっ
て任意に設定された第1の設定温度t1′を記憶する第
1の設定温度記憶手段と、室内温度t1と前記第1の設
定温度t1′を比較する第1の比較手段と、予め第1の
設定温度t1′のレベルを判定するために設定された第
2の設定温度t2′を記憶する第2の設定温度記憶手段
と、第1の設定温度t1′と第2の設定温度t2′を比
較する第2の比較手段と、室内側ベーン角度設定装置に
よって任意に設定されたベーンの第1の設定角度αを記
憶する第1の設定角度記憶手段と、予め室内風路抵抗の
小さいベーン角度として設定された第2の設定角度α′
を記憶する第2の設定角度記憶手段と、第1の設定角度
αと第2の設定角度α′を比較する第3の比較手段と、
t1≧t1′かつt1′≦t2′の場合に計時時間をカ
ウントする計時手段と、前記計時時間が所定時間に達
し、かつα=α′の場合に室内ファンの回転数を上昇さ
せる手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項3の空気調和機は、圧縮機、四方
弁、室内ファンにより冷却される室内熱交換器、減圧装
置、室外熱交換器を順に接続した冷凍サイクルと、室内
温度t1を検出する室内温度検出手段と、予め設定され
た第4の設定温度t1″を記憶する第4の設定温度記憶
手段と、室内温度t1と第4の設定温度t1″を比較す
る第5の比較手段と、室内側熱交換器配管温度t2を検
出する室内側熱交換器配管温度検出手段と、予め室内側
熱交換器配管温度t2のレベルを判定するために設定さ
れた第3の設定温度t3′を記憶する第3の設定温度記
憶手段と、室内側熱交換器配管温度t2と第3の設定温
度t3′を比較する第4の比較手段と、t1≧t1″か
つt2≦t3′の場合に計時時間をカウントする計時手
段と、計時時間が所定時間に達した場合に室内ファンの
回転数を上昇させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4の空気調和機は、圧縮機、四方
弁、室内ファンにより冷却される室内熱交換器、減圧装
置、室外熱交換器を順に接続した冷凍サイクルと、室内
温度t1を検出する室内温度検出手段と、予め設定され
た第4の設定温度t1″を記憶する第4の設定温度記憶
手段と、室内温度t1と第4の設定温度t1″を比較す
る第5の比較手段と、室内側熱交換器配管温度t2を検
出する室内側熱交換器配管温度検出手段と、予め室内側
熱交換器配管温度t2のレベルを判定するために設定さ
れた第3の設定温度t3′を記憶する第3の設定温度記
憶手段と、室内側熱交換器配管温度t2と第3の設定温
度t3′を比較する第4の比較手段と、室内側ベーン角
度設定装置によって任意に設定されたベーンの第1の設
定角度αを記憶する第1の設定角度記憶手段と、予め室
内風路抵抗の小さいベーン角度として設定された第2の
設定角度α′を記憶する第2の設定角度記憶手段と、第
1の設定角度αと第2の設定角度α′を比較する第3の
比較手段と、t1≧t1″かつt2≦t3′の場合に計
時時間をカウントする計時手段と、計時時間が所定時間
に達し、かつα=α′の場合に室内ファンの回転数を上
昇させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1による
空気調和機の冷凍サイクル系統図である。図において、
1は冷媒を圧縮する圧縮機、2は冷暖房を切換える四方
弁、3は室内側熱交換器、4は室内側ファン、5は減圧
装置、6は室外側熱交換器、7は室外側ファンである。
8は室内側ファンモータで速度を可変できる駆動回路を
含む。9は室内側ファン吸い込み側に設けられた温度検
出器で、室内温度を検出する。10は温度設定装置で任
意に設定温度t1′、を設定できる。12は制御回路で
温度検出器9で検出された室内温度t1と設定温度t
1′、前記設定温度t1′と設定温度t2′を比較し、
全てが所定時間継続して設定範囲内の場合に室内ファン
速度出力モードを変更し、室内ファンモータ8を制御し
て室内側ファン4の速度を変更する。
【0014】図2はこの発明の実施の形態1における空
気調和機の要部ブロック図、図3はその動作を説明する
フローチャートである。図において、制御回路12は、
温度検出器9で検出された室内温度t1とユーザが温度
設定装置10にて第1設定温度記憶手段21で設定した
設定温度t1′とを比較する第1比較手段23と、上記
第1設定温度記憶手段21で設定された設定温度t1′
と予め設定温度t1′が低いか判断するために制御回路
12の第2設定温度記憶手段22で設定された設定温度
t2′とを比較する第2比較手段24と、タイマー(図
示せず)を内蔵する計時手段25と、室内側ファン4の
ファン速度を指定ファン速度に設定する可変ファン出力
モード設定手段28とを備えている。
【0015】上記構成による動作を図3を用いて説明す
る。運転開始とともに(ステップ101)、温度検出器
9により室内温度t1(例えば27℃)が読み込まれ
(ステップ102)、温度設定装置10により第1設定
温度記憶手段21に設定された設定温度t1′(例えば
19℃)と第1比較手段23で比較される(ステップ1
03)。そして、t1≧t1′ならばステップ104に
進み、設定温度t1′と設定温度t2′(例えば20
℃)とを第2比較手段24で比較する。t1′≦t2′
ならば計時手段25に内蔵されたタイマー(図示せず)
がONし、カウントが進む(ステップ105)。次にタ
イマーによる計時時間Tが設定時間記憶手段26に記憶
された設定時間T1(例えば30分)に達するまで上記
動作が繰り返され(ステップ106)、運転は続行され
る。次にT≧T1になると、室内側可変ファン速度出力
モード設定手段28は室内側ファン4のファン速度を上
げ(ステップ107)、室内側ファンモータ8を制御し
て室内側ファン4を駆動する。この動作はt1<t1′
またはt1′>t2′になるまで繰り返される(t1′
>t2′は、例えばユーザが設定温度t1′を19℃か
ら21℃に変更した場合である)。t1<t1′または
t1′>t2′以後は通常の運転制御が行われる。
【0016】したがって、過負荷条件下での運転時にお
いても、室内側ファン4の室内側ファン速度を可変(回
転数を増加)し、室内機風量を増加させる事により能力
不足対策を行うことができる。また、第2比較手段24
を設ける事により、設定温度t1′が低い場合(例えば
20℃以下)すなわち空気調和機の能力アップが必要な
場合のみ、上記制御を行う事ができ、設定温度t1′が
高い場合(例えば20℃以上)は通常の運転制御を行う
ことで室内側ファン4の騒音を抑制し信頼性の向上が図
れる。
【0017】実施の形態2.次に、図4はこの発明の実
施の形態2による空気調和機の冷凍サイクル系統図、図
5はその要部ブロック図、図6はその動作を示すフロー
チャート図である。図4において図1と異なる点は室内
側風向ベーン35、角度を可変できる駆動回路を有する
室内側風向ベーンモータ34、任意に設定角度を設定で
きる室内側ベーン角度設定装置29を備えている点であ
る。
【0018】図5において図2と異なる点は制御回路1
2に、室内側ベーン角度設定装置29にて第1設定角度
記憶手段30で設定された設定角度αと第2設定角度記
憶手段31で設定された設定角度α′とを比較する第3
比較手段32と、室内側風向ベーンモータ34の角度を
指定角度に設定する室内側可変風向ベーン角度出力設定
手段33を備えてる点である。
【0019】上記構成による動作を図6を用いて説明す
る。運転開始とともに(ステップ201)、温度検出器
9により室内温度t1(例えば27℃)が読み込まれ
(ステップ202)、温度設定装置10により第1設定
温度記憶手段21に設定された設定温度t1′(例えば
19℃)と第1比較手段23で比較される(ステップ2
03)。そして、t1≧t1′ならばステップ204に
進み、設定温度t1′と設定温度t2′(例えば20
℃)とを第2比較手段24で比較する。また、t1′≦
t2′ならば計時手段25に内蔵されたタイマー(図示
せず)がONし、カウントが進む(ステップ205)。
次にタイマーにより計時時間Tが設定時間記憶手段26
に記憶された設定時間T1(例えば30分)に達するま
で上記動作が繰り返され(ステップ206)、運転は続
行される。次にT≧T1になると、室内側ベーン角度設
定装置29により、第1設定角度記憶手段30にベーン
角度α(例えば、下吹き70゜)が読み込まれ(ステッ
プ207)、第2設定角度記憶手段31で設定された設
定角度α′(例えば、水平吹き0゜)と第3比較手段3
2で比較される(ステップ208)。α≠α′であると
きに室内側可変風向ベーン角度出力設定手段33は室内
側風向ベーン35の角度を設定角度α′に変更する(ス
テップ209)。そして、室内側可変ファン速度出力モ
ード設定手段28は室内側ファン4のファン速度を変更
(回転数を増加)し(ステップ210)、室内側ファン
モータ8を制御して室内側ファン4を駆動する。この動
作はt1<t1′またはt1′>t2′になるまで繰り
返される。t1<t1′またはt1′>t2′以後は通
常の運転制御が行われる。
【0020】したがって、過負荷条件下での運転時にお
いても、室内側ファン4の室内側ファン速度を可変(回
転数を増加)し、室内側風向ベーン35の風向角度を室
内風路抵抗の小さい角度(例えば、水平吹き0゜)に
し、室内機風量を増加させる事により能力不足対策を行
うことができる。
【0021】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図に基づいて説明する。図7はこの発明の実施の
形態3による空気調和機の冷凍サイクル系統図である。
図7において、11は室内側熱交換器3に設けられた温
度検出器で、室内側熱交換器フィン管群(図示せず)の
温度(配管温度)を検出する。
【0022】制御回路12で温度検出器9で検出された
室内温度t1と設定温度t1″、温度検出器11で検出
された配管温度t2と設定温度t3′を比較し、全てが
所定時間継続して設定範囲内の場合に室内ファン速度出
力モードを変更し、室内ファンモータ8を制御して室内
側ファン4の速度を変更する。
【0023】図8はこの発明の実施の形態3における空
気調和機の要部ブロック図、図9はその動作を説明する
フローチャートである。図8において制御回路12は、
温度検出器9で検出された室内温度t1と第4設定温度
記憶手段39で設定された設定温度t1″とを比較する
第5比較手段37と、温度検出器11で検出された配管
温度t2と第3設定温度記憶手段36で設定された設定
温度t3′とを比較する第4比較手段38と、タイマー
(図示せず)を内蔵する計時手段25と、室内側ファン
4のファン速度を指定ファン速度に設定する可変ファン
出力モード設定手段28とを備えている。
【0024】上記構成による動作を図9を用いて説明す
る。冷房運転開始とともに(ステップ301)、温度検
出器9により室内温度t1(例えば27℃)が読み込ま
れ(ステップ302)、第4設定温度記憶手段39に設
定された設定温度t1″(例えば25℃)と第5比較手
段37で比較される(ステップ303)。そして、t1
≧t1″ならば配管温度検出器11により配管温度t2
(例えば5℃)が読み込まれ(ステップ304)、第3
設定温度記憶手段36に設定された設定温度t3′(例
えば10℃)と第4比較手段38で比較される(ステッ
プ305)。t2≦t3′ならば、計時手段25に内蔵
されたタイマー(図示せず)がONし、カウントが進む
(ステップ306)。次にタイマーによる計時時間Tが
設定時間記憶手段26に記憶された設定時間(例えば3
0分)に達するまで上記動作が繰り返され(ステップ3
07)、運転は続行される。次にT≧T1になると、室
内側可変ファン速度出力モード設定手段28は室内側フ
ァン4のファン速度を変更(回転数を増加)し(ステッ
プ308)、室内側ファンモータ8を制御して室内側フ
ァン4を駆動する。この動作はt1<t1″またはt2
>t3′になるまで繰り返される。t1<t1″または
t2>t3′以後は通常の運転制御が行われる。
【0025】多湿条件下での冷房運転時において、図1
4における吹出口17の周辺では室内温度t1(例えば
27℃)と熱交換器3を通過後の空気(例えば6℃)と
の温度差により露付が発生し易いが、ファン速度を上げ
ることにより、熱交換器3を通過する空気の温度が上昇
し(例えば10℃)、室内温度t1(例えば27℃)と
の温度差が少なくなり、露付の発生を押えることができ
る。
【0026】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4による空気調和機の冷凍サイクル系統図、図11
はその要部ブロック図、図12はその動作を示すフロー
チャート図である。図10において図7と異なる点は室
内側風向ベーン35、角度を可変できる駆動回路を含む
室内側風向ベーンモータ34、任意に設定角度を設定で
きる室内側ベーン角度設定装置29を備えている点であ
る。
【0027】図11において図8と異なる点は制御回路
12に、室内側ベーン角度設定装置29にて第1設定角
度記憶手段30で設定された設定角度αと第2設定角度
記憶手段31で設定された設定角度α′とを比較する第
3比較手段32と、室内側風向ベーンモータ34の角度
を指定角度に設定する室内側可変風向ベーン角度出力設
定手段33を備えてる点である。
【0028】上記構成による動作を図12を用いて説明
する。冷房運転開始とともに(ステップ401)、温度
検出器9により室内温度t1(例えば27℃)が読み込
まれ(ステップ402)、第4設定温度記憶手段39に
設定された設定温度t1″(例えば25℃)と第5比較
手段37で比較される(ステップ403)。そして、t
1≧t1″ならば配管温度検出器11により配管温度t
2(例えば5℃)が読み込まれ(ステップ404)、第
3設定温度記憶手段36に設定された設定温度t3′
(例えば10℃)と第4比較手段38で比較される(ス
テップ405)。そして、t2≦t3′ならば、計時手
段25に内蔵されたタイマー(図示せず)がONし、カ
ウントが進む(ステップ406)。次にタイマーによる
計時時間Tが設定時間記憶手段26に記憶された設定時
間T1(例えば30分)に達するまで上記動作が繰り返
され(ステップ407)、運転は続行される。
【0029】次にT≧T1になると、室内側ベーン角度
設定装置29により第1設定角度記憶手段30にベーン
角度α(例えば、下吹き70゜)が読み込まれ(ステッ
プ408)、第2設定角度記憶手段31で設定された設
定角度α′(例えば、水平吹き0゜)と第3比較手段3
2で比較される(ステップ409)。α≠α′であると
きに室内側可変風向ベーン角度出力設定手段33は室内
側風向ベーン35の角度を設定角度α′に変更する(ス
テップ410)。ベーンが下吹きの状態では吹出口17
の周辺で熱交換器3を通過する空気の妨げとなって吹出
口17周辺で空気の乱れが生じ、室内温度t1の空気と
熱交換器3を通過する空気が混ざりやすくなり、吹出口
17周辺で露付が発生しやすくなる。しかし、ベーンの
角度を風路抵抗の少ない角度(例えば、水平吹き0゜)
にすることにより、空気の乱れは無くなり露付きを防ぐ
ことができる。そして、室内側可変ファン速度出力モー
ド設定手段28は室内側ファン4のファン速度を変更
(回転数を増加)し(ステップ411)、室内側ファン
モータ8を制御して室内側ファン4を駆動する。この動
作はt1<t1″またはt2>t3′になるまで繰り返
される。t1<t1″またはt2>t3′以後は通常の
運転制御が行われる。
【0030】多湿条件下での冷房運転時において、図1
4における吹出口17の周辺では室内温度t1(例えば
27℃)と熱交換器3を通過後の空気(例えば6℃)と
の温度差により露付が発生し易いが、ベーンの角度を風
路抵抗の少ない角度にして空気の乱れを無くすことによ
り、吹出口17周辺の露付を実施の形態3より一層防ぐ
ことができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の空気調和機は、圧縮機、四方
弁、室内ファンにより冷却される室内熱交換器、減圧装
置、室外熱交換器を順に接続した冷凍サイクルと、室内
温度t1を検出する室内温度検出手段と、ユーザによっ
て任意に設定された第1の設定温度t1′を記憶する第
1の設定温度記憶手段と、室内温度t1と前記第1の設
定温度t1′を比較する第1の比較手段と、予め第1の
設定温度t1′のレベルを判定するために設定された第
2の設定温度t2′を記憶する第2の設定温度記憶手段
と、第1の設定温度t1′と第2の設定温度t2′を比
較する第2の比較手段と、t1≧t1′かつt1′≦t
2′の場合に計時時間をカウントする計時手段と、計時
時間が所定時間に達した場合に室内ファンの回転数を上
昇させる手段とを備えた構成にしたので、簡単な構成で
過負荷条件下での運転時における冷房能力不足を改善で
きる。
【0032】請求項2の空気調和機は、圧縮機、四方
弁、室内ファンにより冷却される室内熱交換器、減圧装
置、室外熱交換器を順に接続した冷凍サイクルと、室内
温度t1を検出する室内温度検出手段と、ユーザによっ
て任意に設定された第1の設定温度t1′を記憶する第
1の設定温度記憶手段と、室内温度t1と前記第1の設
定温度t1′を比較する第1の比較手段と、予め第1の
設定温度t1′のレベルを判定するために設定された第
2の設定温度t2′を記憶する第2の設定温度記憶手段
と、第1の設定温度t1′と第2の設定温度t2′を比
較する第2の比較手段と、室内側ベーン角度設定装置に
よって任意に設定されたベーンの第1の設定角度αを記
憶する第1の設定角度記憶手段と、予め室内風路抵抗の
小さいベーン角度として設定された第2の設定角度α′
を記憶する第2の設定角度記憶手段と、第1の設定角度
αと第2の設定角度α′を比較する第3の比較手段と、
t1≧t1′かつt1′≦t2′の場合に計時時間をカ
ウントする計時手段と、前記計時時間が所定時間に達
し、かつα=α′の場合に室内ファンの回転数を上昇さ
せる手段とを備えた構成にしたので、室内風量が増加
し、さらに過負荷条件下での運転時における冷房能力不
足を改善できる。
【0033】請求項3の空気調和機は、圧縮機、四方
弁、室内ファンにより冷却される室内熱交換器、減圧装
置、室外熱交換器を順に接続した冷凍サイクルと、室内
温度t1を検出する室内温度検出手段と、予め設定され
た第4の設定温度t1″を記憶する第4の設定温度記憶
手段と、室内温度t1と第4の設定温度t1″を比較す
る第5の比較手段と、室内側熱交換器配管温度t2を検
出する室内側熱交換器配管温度検出手段と、予め室内側
熱交換器配管温度t2のレベルを判定するために設定さ
れた第3の設定温度t3′を記憶する第3の設定温度記
憶手段と、室内側熱交換器配管温度t2と第3の設定温
度t3′を比較する第4の比較手段と、t1≧t1″か
つt2≦t3′の場合に計時時間をカウントする計時手
段と、計時時間が所定時間に達した場合に室内ファンの
回転数を上昇させる手段とを備えた構成にしたので、簡
単な構成で冷房運転時における室内通風回路内の結露を
防止できる。
【0034】請求項4の空気調和機は、圧縮機、四方
弁、室内ファンにより冷却される室内熱交換器、減圧装
置、室外熱交換器を順に接続した冷凍サイクルと、室内
温度t1を検出する室内温度検出手段と、予め設定され
た第4の設定温度t1″を記憶する第4の設定温度記憶
手段と、室内温度t1と第4の設定温度t1″を比較す
る第5の比較手段と、室内側熱交換器配管温度t2を検
出する室内側熱交換器配管温度検出手段と、予め室内側
熱交換器配管温度t2のレベルを判定するために設定さ
れた第3の設定温度t3′を記憶する第3の設定温度記
憶手段と、室内側熱交換器配管温度t2と第3の設定温
度t3′を比較する第4の比較手段と、室内側ベーン角
度設定装置によって任意に設定されたベーンの第1の設
定角度αを記憶する第1の設定角度記憶手段と、予め室
内風路抵抗の小さいベーン角度として設定された第2の
設定角度α′を記憶する第2の設定角度記憶手段と、第
1の設定角度αと第2の設定角度α′を比較する第3の
比較手段と、t1≧t1″かつt2≦t3′の場合に計
時時間をカウントする計時手段と、計時時間が所定時間
に達し、かつα=α′の場合に室内ファンの回転数を上
昇させる手段とを備えた構成にしたので、簡単な構成で
冷房運転時における室内通風回路内の結露をより一層防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
冷凍サイクル系統図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
要部ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
動作を説明するフローチャート図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による空気調和機の
冷凍サイクル系統図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による空気調和機の
要部ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による空気調和機の
動作を説明するフローチャート図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による空気調和機の
冷凍サイクル系統図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による空気調和機の
要部ブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による空気調和機の
動作を説明するフローチャート図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による空気調和機
の冷凍サイクル系統図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による空気調和機
の要部ブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による空気調和機
の動作を説明するフローチャート図である。
【図13】 従来の空気調和機の冷凍サイクル系統図で
ある。
【図14】 従来の空気調和機の要部断面図である。
【符号の説明】 1 圧縮機、2 四方弁、3 室内熱交換器、4 室内
側ファン、5 減圧手段、6 室外熱交換器、9 温度
検出器(室内温度)、11 温度検出器(室内熱交換器
配管温度検出器)、35 室内側風向ベーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 逸太郎 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 片山 金男 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−28656(JP,A) 特開 昭60−29539(JP,A) 特開 平9−113017(JP,A) 特開 平5−322295(JP,A) 特開 昭58−178137(JP,A) 特開 平6−257843(JP,A) 特開 平5−196290(JP,A) 特開 平4−295532(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/053 F24F 11/02 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室内ファンにより冷却
    される室内熱交換器、減圧装置、室外熱交換器を順に接
    続した冷凍サイクルと、室内温度t1を検出する室内温
    度検出手段と、ユーザによって任意に設定された第1の
    設定温度t1′を記憶する第1の設定温度記憶手段と、
    前記室内温度t1と前記第1の設定温度t1′を比較す
    る第1の比較手段と、予め前記第1の設定温度t1′の
    レベルを判定するために設定された第2の設定温度t
    2′を記憶する第2の設定温度記憶手段と、前記第1の
    設定温度t1′と前記第2の設定温度t2′を比較する
    第2の比較手段と、t1≧t1′かつt1′≦t2′の
    場合に計時時間をカウントする計時手段と、前記計時時
    間が所定時間に達した場合に前記室内ファンの回転数を
    上昇させる手段とを備えたことを特徴とする空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 圧縮機、四方弁、室内ファンにより冷却
    される室内熱交換器、減圧装置、室外熱交換器を順に接
    続した冷凍サイクルと、室内温度t1を検出する室内温
    度検出手段と、ユーザによって任意に設定された第1の
    設定温度t1′を記憶する第1の設定温度記憶手段と、
    前記室内温度t1と前記第1の設定温度t1′を比較す
    る第1の比較手段と、予め前記第1の設定温度t1′の
    レベルを判定するために設定された第2の設定温度t
    2′を記憶する第2の設定温度記憶手段と、前記第1の
    設定温度t1′と前記第2の設定温度t2′を比較する
    第2の比較手段と、室内側ベーン角度設定装置によって
    任意に設定されたベーンの第1の設定角度αを記憶する
    第1の設定角度記憶手段と、予め室内風路抵抗の小さい
    ベーン角度として設定された第2の設定角度α′を記憶
    する第2の設定角度記憶手段と、前記第1の設定角度α
    と前記第2の設定角度α′を比較する第3の比較手段
    と、t1≧t1′かつt1′≦t2′の場合に計時時間
    をカウントする計時手段と、前記計時時間が所定時間に
    達し、かつα=α′の場合に前記室内ファンの回転数を
    上昇させる手段とを備えたことを特徴とする空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 圧縮機、四方弁、室内ファンにより冷却
    される室内熱交換器、減圧装置、室外熱交換器を順に接
    続した冷凍サイクルと、室内温度t1を検出する室内温
    度検出手段と、予め設定された第4の設定温度t1″を
    記憶する第4の設定温度記憶手段と、前記室内温度t1
    と前記第4の設定温度t1″を比較する第5の比較手段
    と、前記室内側熱交換器配管温度t2を検出する室内側
    熱交換器配管温度検出手段と、予め前記室内側熱交換器
    配管温度t2のレベルを判定するために設定された第3
    の設定温度t3′を記憶する第3の設定温度記憶手段
    と、前記室内側熱交換器配管温度t2と前記第3の設定
    温度t3′を比較する第4の比較手段と、t1≧t1″
    かつt2≦t3′の場合に計時時間をカウントする計時
    手段と、前記計時時間が所定時間に達した場合に前記室
    内ファンの回転数を上昇させる手段とを備えたことを特
    徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 圧縮機、四方弁、室内ファンにより冷却
    される室内熱交換器、減圧装置、室外熱交換器を順に接
    続した冷凍サイクルと、室内温度t1を検出する室内温
    度検出手段と、予め設定された第4の設定温度t1″を
    記憶する第4の設定温度記憶手段と、前記室内温度t1
    と前記第4の設定温度t1″を比較する第5の比較手段
    と、前記室内側熱交換器配管温度t2を検出する室内側
    熱交換器配管温度検出手段と、予め前記室内側熱交換器
    配管温度t2のレベルを判定するために設定された第3
    の設定温度t3′を記憶する第3の設定温度記憶手段
    と、前記室内側熱交換器配管温度t2と前記第3の設定
    温度t3′を比較する第4の比較手段と、室内側ベーン
    角度設定装置によって任意に設定されたベーンの第1の
    設定角度αを記憶する第1の設定角度記憶手段と、予め
    室内風路抵抗の小さいベーン角度として設定された第2
    の設定角度α′を記憶する第2の設定角度記憶手段と、
    前記第1の設定角度αと前記第2の設定角度α′を比較
    する第3の比較手段と、t1≧t1″かつt2≦t3′
    の場合に計時時間をカウントする計時手段と、前記計時
    時間が所定時間に達し、かつα=α′の場合に前記室内
    ファンの回転数を上昇させる手段とを備えたことを特徴
    とする空気調和機。
JP30927295A 1995-11-28 1995-11-28 空気調和機 Expired - Fee Related JP3523733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30927295A JP3523733B2 (ja) 1995-11-28 1995-11-28 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30927295A JP3523733B2 (ja) 1995-11-28 1995-11-28 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09145136A JPH09145136A (ja) 1997-06-06
JP3523733B2 true JP3523733B2 (ja) 2004-04-26

Family

ID=17991003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30927295A Expired - Fee Related JP3523733B2 (ja) 1995-11-28 1995-11-28 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3523733B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105737332B (zh) * 2016-02-18 2018-09-07 广东美的暖通设备有限公司 门禁、红外及vrf空调内机联动控制方法、系统及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09145136A (ja) 1997-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970011400B1 (ko) 공기조화기의 제어방법
JP2020060362A (ja) 空気調和機
JP2006234326A (ja) 空気調和装置
JP2001116329A (ja) 空気調和装置の制御
JP3523733B2 (ja) 空気調和機
US10830481B2 (en) Detecting blockage of air conditioner unit based on fan speed
JP3016303B2 (ja) 空気調和機の露付制御装置
JP6297176B2 (ja) 室内機及びこれを用いた空気調和装置
JP3059900B2 (ja) 空気調和機
JP3378757B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP3385834B2 (ja) 空気調和機の膨張弁制御装置
JP2811901B2 (ja) 空気調和機
KR101303239B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JPH0436535A (ja) 空気調和機の室内ファン運転方法
KR100432722B1 (ko) 공기조화기의 실외팬제어방법
CN216132003U (zh) 室外机和空调
JP3152448B2 (ja) ガスヒートポンプエアコン
JP3158889B2 (ja) ヒートポンプ式空気調和機
CN114341563B (zh) 基于气流操作空调器单元的方法
JP7193753B2 (ja) 室内機、および、空気調和装置
JP2006118733A (ja) 空気調和機
KR20030023046A (ko) 공기조화기의 제어방법
JPH03125844A (ja) 空気調和機
JP3167566B2 (ja) 空気調和機
JPH05133589A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20031216

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040121

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees