JP3378757B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の制御
装置に関し、特に、温度センサおよび湿度センサからの
検出信号に基づいて、室内の温度および湿度の制御を行
う制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の空気調和機の室内に配置
される室内機の内部構成を示す図である。この室内機
は、箱状に形成された本体1と、本体1の前面上部に形
成された吸込口2と、本体1の前面下部に形成された吹
出口3と、吸込口2から吹出口3に至る空気流路4に設
けられた室内熱交換器5と、室内熱交換器5の下流側に
設けられ貫流ファンからなる室内送風機6と、吸込口2
近傍に設けられた温度センサ7および湿度センサ8と、
吹出口3に設けられ気流の向きを切換える可変ルーバ9
とから構成される。
【0003】この構成により、冷房運転時には図示しな
い室外機から送られる冷媒が室内熱交換器5で気化され
て熱交換が行われ、周囲の空気を冷却する。冷却された
空気は、室内送風機6の回転によって吹出口3から室内
に吹き出される。また、室内の空気は、室内送風機6の
回転によって吸込口2から室内機内に吸い込まれる。
【0004】ところで、このような空気調和機における
冷凍サイクル運転には、上述したように温度を下げるこ
とを主目的とした冷房運転と、湿度を下げることを主目
的とした除湿運転とがある。冷房運転では、室内送風機
6の回転数を上げ、室内熱交換器5での熱交換による冷
却機能を促進させて、いわゆる顕熱の交換の比率を多く
している。一方、除湿運転では、室内送風機6の回転数
を下げて、室内熱交換器5の表面に生じた結露を空気中
に蒸発させないようにして、いわゆる潜熱の交換の比率
を多くしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この除湿運転におい
て、除湿の機能を向上させるには、室内送風機6の回転
数を可能な限り下げる必要がある。しかしながら、室内
送風機6の回転数を下げると、室内機内の空気は流動し
にくくなる。そのため、室内熱交換器5は低温の冷媒に
よって温度が低下し、その温度低下の影響を受けて、室
内熱交換器5の近傍に設けられた温度センサ7や湿度セ
ンサ8が室内の温度および湿度を誤検出してしまうとき
がある。
【0006】そのため、誤った温度や湿度の値に基づい
て空気調和機が運転され、冷房制御や除湿制御が確実に
行われなかったり、あるいは検出した温度または湿度を
表示する場合、誤った温度または湿度を表示したりする
ことがある。
【0007】そこで、本発明は、上記に鑑み、室内の正
確な温度または湿度を検出することのできる空気調和機
の制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、温度センサおよび湿度センサからの検出信号に基
づいて、室内の温度または湿度の制御を行う空気調和機
の制御装置において、冷凍サイクル運転時に温度および
湿度を検出するために室内送風機の回転数を上げる駆動
手段と、回転数を上げた後に温度および湿度の検出を実
行する検出実行手段とを備えたことである。
【0009】この構成によれば、冷凍サイクル運転時に
室内送風機の回転数を上げることにより、空気調和機の
空気の吸い込み量および吹き出し量が増し、空気調和機
内では空気がこもることなく流動する。そして、その後
に温度および湿度の検出を実行する。そのため、熱交換
器の熱影響を受けずに空気の温度および湿度を検出する
ので、室内の正確な温度および湿度を検出できる。特
に、室内送風機を低速で回転させる除湿運転時に効果的
である。
【0010】また、温度および湿度の検出後に室内送風
機の回転数を下げ、その回転数の増減を所定時間ごとに
繰り返すようにする。そうすれば、室内の空気は所定の
タイミングで継続的に流動して、定期的に安定した検出
結果が得られる。
【0011】また、検出温度または検出湿度が予め設定
される設定温度または設定湿度より低くなった場合に
は、室内送風機を停止させる停止手段と、室内送風機の
停止中には温度のみを検出し湿度を検出しない検出制御
手段とを備えてもよい。
【0012】上記のように、検出温度または検出湿度が
設定温度または設定湿度より低くなった場合に、室内熱
交換器の表面に生じた結露が蒸発しないように室内送風
機を停止させる。しかし、湿度センサでは、実際の湿度
よりも高く検出して、正確な湿度が検出されなくなる。
そこで、この場合には湿度を検出しないようにする。
【0013】また、検出実行手段によって検出したとき
の室内の温度または湿度を報知する報知手段を備える。
これによれば、検出実行手段によって検出される正確な
室内の温度または湿度が、例えば表示または音声等で報
知される。そのため、ユーザには誤った温度または湿度
を示すことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0015】<第1実施形態>図2は、本発明の第1実
施形態に係る空気調和機の構成を示すブロック図であ
る。この空気調和機は、室外に配置される室外機11
と、室内に配置される室内機12とで構成され、室外機
11および室内機12が配管13で連結されたセパレー
ト式とされ、室内を最適な温度および湿度に調整するた
めに冷房または除湿運転を行う。
【0016】室外機11は、圧縮機14、室外熱交換器
15、室外送風機16およびキャピラリチューブからな
る減圧装置17で構成される。一方、室内機12は、室
内熱交換器5、サーミスタ等からなる温度を検出するた
めの温度センサ7、湿度を検出するために水晶振動子や
高分子材料等が用いられた湿度センサ8、室内送風機6
および圧縮機14や室内送風機6等の駆動を制御する制
御装置から構成される。なお、室内機12の内部構成は
「従来の技術」の欄で説明した図6の構成と基本的に同
様であり、以下の説明では、同図を再び参照する。
【0017】上記の構成により、いわゆる冷凍サイクル
が形成され、すなわち、冷房または除湿運転時には、圧
縮機14から室外熱交換器15に高温高圧の冷媒ガスが
送られる。この冷媒ガスは、室外熱交換器15で室外の
空気と熱交換され、凝縮液化される。凝縮された冷媒液
は、減圧装置17で減圧されて室内熱交換器5に送られ
る。低温低圧の凝縮液は、室内の空気と熱交換され室内
熱交換器5内で気化される。室内熱交換器5によって冷
却された空気は、室内送風機6によって室内に吹き出さ
れ、室内が冷却、除湿される。気化された冷媒ガスは圧
縮機14に戻ることにより、冷媒は循環する。このよう
にして冷凍サイクルが繰り返される。
【0018】図3は、この空気調和機の電気回路図であ
り、マイクロコンピュータを有する制御装置21、室内
送風機6、室外送風機16および圧縮機14がそれぞれ
電源プラグ22に並列に接続されている。圧縮機14に
は、そのモータをオン、オフするための圧縮機リレー2
3が、室外送風機16には、そのモータをオン、オフす
るための室外送風機リレー24がそれぞれ直列に接続さ
れている。
【0019】そして、室内送風機6には、そのモータの
回転数を超低速にするための室内送風機リレー25およ
び上記モータの回転数を低速にするための室内送風機リ
レー26が直列に接続されている。各リレー23〜26
は、制御装置21からの制御信号によりオン、オフされ
る。
【0020】ここで、超低速および低速とは、室内送風
機6の回転の程度を示すもので、通常、超低速、低速お
よび高速の3段階に回転速度を調整できるようになって
いる。
【0021】また、制御装置21には温度センサ7およ
び湿度センサ8が接続されており、各センサ7,8で検
出された室内の温度、湿度がそれぞれ制御装置21に入
力される。さらに、制御装置21には各センサ7,8で
検出した温度、湿度を表示するための報知手段としての
表示部27が接続され、制御装置21の表示指令に応じ
て温度および湿度が表示される。
【0022】制御装置21は、本実施形態の特徴であ
る、冷凍サイクル運転時、特に除湿運転時に温度および
湿度を検出するために室内送風機6の回転数を上げる駆
動手段としての機能と、回転数を上げた後に温度および
湿度の検出を実行する検出実行手段としての機能とを備
えている。
【0023】さらに、検出した温度または湿度が予め設
定される設定温度または設定湿度より低くなった場合に
は、室内送風機6を停止させる停止手段としての機能
と、室内送風機6の停止中には温度のみを検出し湿度を
検出しない検出制御手段としての機能とを備えている。
【0024】図1は、空気調和機の制御装置の制御内容
を示すフローチャートである。同図を参照してこの空気
調和機の除湿運転時の処理動作を説明する。通常、除湿
運転が行われる場合、制御装置21は室内外の温度を参
照して、目標となる温度または湿度を設定する。なお、
この設定温度または設定湿度は、ユーザによって設定さ
れるようにしてもよい。
【0025】ユーザによって除湿運転が実行されると
(ステップS1)、制御装置21は、圧縮機リレー23
および室外送風機リレー24をオンし(ステップS
2)、圧縮機14および室外送風機16を駆動する。
【0026】次に、室内送風機リレー25をオンし、室
内送風機6を超低速(例えば約300rpm)で回転さ
せる(ステップS3)。このとき、温度センサ7、湿度
センサ8で検出される温度、湿度は実際の室内の温度、
湿度ではないので、制御装置21はこの温度、湿度を除
湿制御用のデータとして採用せず、また、表示部27に
対して温度データ、湿度データを与えない。そのため、
表示部27は温度、湿度を表示しない。あるいは、運転
開始時に検出した温度データ、湿度データを表示する。
【0027】次いで、室内送風機6の回転時間が所定時
間T1 (例えば約5分)経過すれば、室内送風機リレー
26をオンする(ステップS4)。これにより、室内送
風機6の回転数は超低速から低速(例えば約500rp
m)に上がり、所定時間T2(例えば約2分)回転され
る。このとき、室内送風機6は低速で回転されるので、
吸込口2から室内機12内への空気の吸い込み量が増す
とともに、吹出口3から室内機12外への空気の吹き出
し量が増し、室内機12内では空気がこもることなく流
動が活発となる。
【0028】そして、室内送風機6が所定時間T2 だけ
回転すれば(ステップS6のYES)、制御装置21
は、温度センサ7および湿度センサ8からの出力信号を
受け入れて、温度および湿度の検出を実行する(ステッ
プS7)。制御装置21では、このとき検出した温度お
よび湿度データを除湿制御用として採用する。また、制
御装置21は、各センサ7,8で検出した温度および湿
度データを表示部27に与え、表示部27では与えられ
た温度および湿度データに基づいて温度または湿度が表
示される。
【0029】このように、室内送風機6の回転数を上げ
ることにより、室内機12内では空気がこもることなく
流動され、その後に温度および湿度の検出を実行する。
そのため、室内熱交換器5で冷却された空気の各センサ
7,8に及ぼす影響が少なくなり、各センサ7,8では
室内の正確な温度および湿度を検出することができる。
したがって、除湿制御が正確に行われるようになり、し
かも、除湿効果を損なうことはない。
【0030】また、表示部27は室内送風機6が低速で
回転された後に検出した温度または湿度を表示するの
で、誤った温度または湿度の値を表示したりすることが
ない。
【0031】温度および湿度の検出実行後、処理はステ
ップS3に戻り、再び室内送風機6の回転数を下げて除
湿運転を行い、再び回転数の増減を上述したように所定
時間ごとに繰り返す。これにより、室内の空気は所定の
タイミングで継続的にその流動が活発化され、そのたび
に温度および湿度の検出が行われ、定期的に正確なデー
タが得られる。
【0032】なお、図4のフローチャートに示すよう
に、室内の広さ、室内送風機6の駆動力等に応じて、室
内送風機6の低速回転が終了するまでに温度、湿度の検
出を済ませるようにしてもよい。すなわち、図4のステ
ップT5,T6に示すように、室内送風機6の低速回転
を開始してから所定時間T2 −T3 (例えばT3 を約3
0秒とすれば約1分30秒)経過した後、所定時間T3
(例えば約30秒)が経過するまでの間に温度および湿
度の検出を行う(ステップT7,8参照)。この場合、
所定時間T3 の間に温度および湿度の検出を複数回行
い、その平均値を除湿制御用データとして採用するよう
にしてもよい。このようにすれば、より正確な室内の温
度または湿度を取得することができるので、適切な運転
が実行され、快適な環境が得られて空気調和機の信頼性
を向上させることができる。
【0033】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を説明する。この第2実施形態の空気調和機は、運
転周波数を可変するインバータ圧縮機を適用したもので
あり、図5にその電気回路図を示す。同図において、3
1が圧縮機32を駆動制御するインバータ駆動制御部で
ある。このインバータ駆動制御部31は制御装置21に
接続されており、制御装置21からの制御信号によって
圧縮機32の運転周波数を可変する。また、28は室内
送風機6のモータの回転数を高速にするための送風機リ
レーである。その他の構成については第1実施形態と同
様である。
【0034】除湿運転が開始され、室内の温度が設定温
度より高いとき、または湿度が設定湿度より高いときに
は、圧縮機32の運転周波数を高くし(例えば50H
z)、室内送風機6の回転数を高速にする。次いで、室
内の温度が設定温度に近づく、または湿度が設定湿度に
近づくと、圧縮機32の運転周波数を低くし(例えば3
0Hz)、室内送風機6の回転数を低速(例えば約50
0rpm)にする。さらに、室内の温度が設定温度に到
達した、または湿度が設定湿度に到達したときには、圧
縮機32の運転周波数を非常に低くし(例えば10H
z)、室内送風機6の回転数を超低速(例えば約300
rpm)にする。
【0035】室内送風機6の回転数を超低速にしたとき
に、図1あるいは図4のフローチャートに示した制御と
同様の制御を行う。すなわち、室内送風機6の回転数を
上げ、所定時間T2 またはT2 −T3 経過後に温度およ
び湿度を検出する。そのため、室内機12内の空気の流
動は活発化して室内の空気が循環するので、室内の正確
な温度および湿度を検出することができる。このよう
に、運転周波数を可変するインバータ圧縮機を適用した
空気調和機にも、上記のような除湿制御を適用すること
ができる。
【0036】そして、室内の温度または湿度が設定温度
または設定湿度よりも低くなった場合には、圧縮機32
を停止するとともに室内熱交換機5に結露した水分が蒸
発しにくいように室内送風機6を停止する。そして、あ
る一定時間後(例えば3分)に室内の空気を循環させる
ために室内送風機6の運転を再開する。
【0037】温度センサ7は、室内送風機6が停止して
いる間は、室内熱交換器5の影響を受けて実際の温度よ
りも低い値を検出する。しかし、圧縮機32が停止して
いる間は、これ以上の温度の低下がないので、このとき
は温度センサ7で温度を検出し、この値を制御用データ
として使用する。
【0038】また、室内送風機6が停止すると、室内熱
交換器5の表面に生じた結露は蒸発しにくくなる。しか
し、圧縮機32の停止により室内熱交換器5の温度は上
昇するので、露が少しずつ蒸発し、湿度センサ8で検出
される湿度は実際の湿度より高めに検出される。この場
合、湿度センサ8での検出を行わないようにする。これ
の代わりに、圧縮機32および室内送風機6の停止前に
検出した湿度データを制御用データとして使用する。
【0039】そして、制御装置21では、表示部27に
よる温度、湿度の表示として、室内送風機6の回転が超
低速時、または停止中に検出したデータを表示せず、低
速回転された後に検出したデータのみを表示し、より実
際に近いデータを使用するようにする。そのため、誤っ
た温度または湿度の値を表示したりすることがない。
【0040】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることができる。例えば、図
1または図4のフローチャートに示す制御は、冷房運転
時または暖房運転時に行われてもよい。また、室外送風
機16の超低速、低速における回転数、所定時間等は上
記の数値に限定されない。また、上記実施形態における
空気調和機は、温度および湿度によって制御されたが、
温度のみで制御される空気調和機であってもよい。ま
た、温度または湿度の報知は、表示の代わりに音声等で
行われてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、温度
および湿度の検出のために室内送風機の回転数を上げ空
気を循環させてから温度および湿度の検出を実行するの
で、より正確な室内の温度および湿度を検出することが
できる。そのため、正確な検出温度および湿度に基づい
て良好に、かつ除湿効果を損なうことなく、冷凍サイク
ル運転制御を行うことができる。したがって、信頼性の
高い空気調和機を提供することができる。
【0042】また、温度および湿度の検出後に室内送風
機の回転数を下げ、その回転数の増減を所定時間ごとに
繰り返すので、室内の空気は所定のタイミングで継続的
に流動する。そのため、正確な温度または湿度の検出が
定期的に行われることになり、室内の状況に応じたより
適切な冷凍サイクル運転制御を行うことができる。
【0043】さらに、検出温度または検出湿度が設定温
度または設定湿度より低くなった場合には、冷凍サイク
ル運転の特性上、実際の湿度と検出した湿度との差が大
きくなるので、湿度を検出しないようにして、誤った運
転を防止する。また、検出実行手段によって検出したと
きの室内の温度または湿度を報知するので、ユーザに対
して誤った温度および湿度を示すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る空気調和機の制御
装置の制御内容を示すフローチャート
【図2】同じく空気調和機の構成を示すブロック図
【図3】同じく空気調和機の電気回路図
【図4】同じく空気調和機の制御装置の他の制御内容を
示すフローチャート
【図5】第2実施形態にかかる空気調和機の電気回路図
【図6】従来の室内機の構成を示す図
【符号の説明】
5 室内熱交換器 6 室内送風機 7 温度センサ 8 湿度センサ 21 制御部 27 表示部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−49902(JP,A) 特開 昭60−14031(JP,A) 特開 昭63−176950(JP,A) 特開 平1−193546(JP,A) 特開 昭60−144550(JP,A) 特開 昭57−15013(JP,A) 特開 平1−143623(JP,A) 実開 昭55−150943(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 103

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサおよび湿度センサからの検出
    信号に基づいて、室内の温度または湿度の制御を行う空
    気調和機の制御装置において、冷凍サイクル運転時に温
    度および湿度を検出するために、定速運転されている
    内送風機の回転数を上げる駆動手段と、回転数を上げた
    後に温度および湿度の検出を実行する検出実行手段とを
    備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 温度センサおよび湿度センサからの検出
    信号に基づいて、室内の温度または湿度の制御を行う空
    気調和機の制御装置において、冷凍サイクル運転時に温
    度および湿度を検出するために室内送風機の回転数を上
    げる駆動手段と、回転数を上げた後に温度および湿度の
    検出を実行する検出実行手段と、検出温度または検出湿
    度が予め設定される設定温度または設定湿度より低くな
    った場合には、前記室内送風機を停止させる停止手段
    と、前記室内送風機の停止中には温度のみを検出し湿度
    を検出しない検出制御手段とを備えたことを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 温度センサおよび湿度センサからの検出
    信号に基づいて、室内の温度または湿度の制御を行う空
    気調和機の制御装置において、冷凍サイクル運転時に温
    度および湿度を検出するために室内送風機の回転数を上
    げる駆動手段と、回転数を上げた後に温度および湿度の
    検出を実行する検出実行手段と、該検出実行手段によっ
    て検出したときの室内の温度または湿度を報知する報知
    手段とを備えたことを特徴とする空気調和機の制御装
    置。
  4. 【請求項4】 温度および湿度の検出後に前記室内送風
    機の回転数を下げ、前記回転数の増減を所定時間ごとに
    繰り返すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の空気調和機の制御装置。
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