JP3523172B2 - 燃料および蒸気用のクイックコネクタ - Google Patents

燃料および蒸気用のクイックコネクタ

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JP3523172B2 JP2000288611A JP2000288611A JP3523172B2 JP 3523172 B2 JP3523172 B2 JP 3523172B2 JP 2000288611 A JP2000288611 A JP 2000288611A JP 2000288611 A JP2000288611 A JP 2000288611A JP 3523172 B2 JP3523172 B2 JP 3523172B2
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/098Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
    • F16L37/0985Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
    • F16L37/0987Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体コネクタに関
し、特に、そのようなコネクタとチューブ端部構造部と
の相互結合の封止に関し、よりさらには、そのような相
互結合を実行するためにスピン溶接(spin wel
ding)を用いることにある。
【0002】
【従来の技術】クイックコネクタは、米国の自動車産業
において長年の間広く使用されてきている。クイックコ
ネクタは、多くの応用分野において利用可能であるけれ
ども、代表的には燃料システムおよび蒸気回収システム
において採用されている。最も簡単で、最もコスト効果
のよい構成は、金属またはプラスチックの雄型チューブ
端部構造部と着脱自在に係合するプラスチックハウジン
グの雌型タイプクイックコネクタである。雌型ハウジン
グの向き合った端部は、最も代表的には、その外周面に
形成された複数の軸線的に離間したあご部と、それらを
覆って押圧されたナイロン(登録商標)またはプラスチ
ックのチューブ端部構造部を有するステムを規定する。
【0003】流体取り扱いシステムにおいて、使用され
るコネクタが、互いに正しく一体に結合する雄型部およ
び雌型部を有することは避けられないことである。不完
全なコネクタは、協働するシステムが流体または蒸気を
漏洩することを可能にする。これは、システムが圧力下
にあり、漏洩しているコネクタが加圧された流体を追い
出す場合、特に欠点となる。さらに、最近の連邦法は、
自動車燃料および蒸気回収システムからの炭化水素放散
の大幅な減少を指示している。従来のクイックコネクタ
は、協働するコネクタ本体部と組み立てられるチューブ
端部構造部を機械的に維持するが、連邦法の要求に適切
に対処できていなかった。同様に、採用されている材料
は代表的にはナイロン12であるが、そこを通る炭化水
素の浸透に対する十分な抵抗を提供しない。
【0004】浸透の問題は、一体押し出しの多層プラス
チックチューブの開発によって一部分対処されてきた。
このチューブは、プラスチックの異なったタイプの公式
表示の2つまたはそれ以上の不連続層を有していて、そ
の1つは、システムから炭化水素が逃げるのを阻止する
効果的な浸透層を提供するために特に構成されている。
一般的に、最も好結果の多層チューブは、外部環境に対
して抵抗のある材料を有する外層を採用することであ
る。一番内側の層は、その能力が、炭化水素、アルコー
ル、および燃料混合物に存在する他の物質のような物質
の外層への拡散を阻止するために選択され、流体がその
中を流れることによって生ずる静電気を放電するのに十
分なある程度の電気的導電性を有する材料で構成されて
いる。今日まで、類似していないポリマー層間の満足の
いく積層特性を得ることはきわめて困難であった。この
ように、内層と外層との接合用の1つまたはそれ以上の
中間層の使用が提案されてきた。燃料関連応用品に多層
チューブを使用することは、チューブ端部構造部が他の
中間層と同様に、内層と外層との薄膜端部をシステムの
燃料および蒸気あるいは同等に苛酷な外部環境のいずれ
かに、必然的に曝すので問題があった。そのように曝す
ことは各層間の接着を劣化させることとなり、各層の剥
離すなわち分離となり、システムの一体性の喪失、燃料
汚染、および燃料流の阻止でさえも結果として招くこと
となる。
【0005】関連する問題点は、商業的に利用可能なク
イックコネクタ装置の二重の態様から食い止める。すな
わち、安価なある程度柔軟性の材料の使用をしばしば必
要とする高容量で低販売価格、および、非常に小さい内
部嵌合構成部品の複雑な輪郭である。自動化された組み
立てを含む高容量生産技術は問題を悪化させることとな
り、構成部品の組み立てミスまたは容認できない寸法変
更は、検知するのが困難である。過剰な寸法公差の積み
重ねは、あご付きステムとプラスチックチューブとの間
の低い引き剥がし特性の結果となり、漏洩を生ずる。あ
ご付き端部構造部にO−リングを有する失敗のような組
み立てミスは、漏洩の結果となる。多層チューブの場合
において、寸法的あるいは接着的問題は、チューブをあ
ご付きステム上に挿入する際、機械的剥離を生ずる結果
となる。最後に、単壁プラスチックチューブ、または低
環帯強度を持った多層構造は、そのうち、または上昇し
た温度で緩むこととなり、漏洩または浸み出しの結果と
なる。
【0006】これらの問題点のあるものを処理するため
の試みをしたある従来技術が図1に示されていて、クイ
ックコネクタ装置は、スチールのチューブ部材端部構造
部と、プラスチックのチューブ端部構造部とを相互結合
するコネクタを備えている。スチールのチューブの導入
端部から軸線的に離間した据え込みビードは、コネクタ
と相互結合された保持部を着脱可能に係合し、O−リン
グの列によって通常の方法でそれらを流体的に封止す
る。コネクタの向き合った反対側の端部は、軸線的に離
間し、径方向外方へ突出した複数のあご部を有する細長
いステムすなわちニップルとして形成されている。プラ
スチックの端部構造部は、ニップルの外表面上に滑り嵌
合し、2つの部材を機械的に係合するためにあご部の鋭
い端部を係合し、一方、径方向外方へ開口したリセス
(recess:凹部)内に設けられた付加的なO−リ
ングは、プラスチックの端部構造部の内径とコネクタと
の間の封止を提供する。
【0007】この従来技術の構造のある欠点を処理する
ために、本件出願の譲受人によって開発された他のクイ
ックコネクタが図2に示されている。これは、同様に、
スチールのチューブ部材端部構造部と多層のプラスチッ
クチューブ端部構造部とを相互結合し、それらの間の流
体封止を実行するのに役立ち、理想的には自動車への応
用、特に燃料および蒸気への応用に使用するのに適して
いる。この従来技術のコネクタは、一端部で雄型端部構
造部の一端部を収容する段付き孔を有する硬い殻のプラ
スチック本体部で形成されている。保持部は、雄型端部
構造部とコネクタ本体部とを着脱可能に相互結合するた
めに、雄型端部構造部の盛り上げられた環状のフランジ
と係合してコネクタ本体部に着脱可能に設置可能であ
る。硬いプラスチックチューブは、コネクタ本体部の端
部に特別に形成された環状の溝内に着座された端部と、
2つの部材とを物理的に一体に結合するとともに、2つ
の部材間で外部環境に対して好適な封止を形成するため
にそれらに溶接されたスパンとを有している。
【0008】第2の従来例のコネクタは、図1に示され
た第1の従来例のコネクタに関連する多くの欠点を克服
するけれども、図2に示されたコネクタ装置は、雄型端
部構造部とは別個の保持部とともに、封止部材を収容す
るために種々のサイズの内部段付き孔を持ったハウジン
グを有している。さらに、コネクタ本体部は、コネクタ
本体部と硬いプラスチックチューブとの間にスピン溶接
接合用として特別に形成された環状の端部溝を使用して
いる。さらに、クイックコネクタ結合用のスピン溶接チ
ューブは、溶接が適切に形成されないかまたは失敗した
場合、燃料/蒸気の漏洩を導くO−リングの封止部材の
軸線的前方にある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
のコネクタの欠点を克服するクイックコネクタととも
に、チューブ端部構造部とコネクタ本体部との間の、簡
単で安価なしかし機械的に環境的に強壮な接続が依然と
して要望されている。最小限の構成部品数を使用してい
ながら、金属の雄型端部部分とプラスチックチューブと
の間の所望の環境的安全流体封止を提供するような、蒸
気/燃料の応用に使用するためのクイックコネクタを提
供することもまた望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車におい
て燃料と蒸気の応用に理想的に適したクイックコネクタ
装置である。本発明の1つの態様は、クイックコネクタ
を形成する独特の方法である。この方法は:第1のチュ
ーブ部材端部構造部の端部部分内に封止部材を挿入する
ステップと;第1と第2の向き合った端部間で延びた透
孔を持った保持部材と、第1の端部から延びた少なくと
も1つのラッチ部材とを設けるステップと;保持部材の
第2の端部を第1のチューブ部材端部構造部の端部部分
に設けるステップと;第1のチューブ部材端部構造部の
端部部分を保持部材に溶接するステップと;および第2
のチューブ部材端部構造部を保持部材に結合するために
第2のチューブ部材端部構造部の拡大されたフランジを
係合する保持部材のラッチ部材を持った第2のチューブ
部材端部構造部を保持部材の孔を通して第1のチューブ
部材端部構造部の端部部分内に挿入するステップと;を
備えている。
【0011】本発明の他の態様において、クイックコネ
クタ装置は:第1の端部で終結している端部部分を有す
る第1のチューブ部材と;第1のチューブ部材の端部部
分に設けられた封止部材と;第1と第2の向き合った端
部の間に延びた透孔と、第1の端部から延びた少なくと
も1つのラッチ部材とを有する保持部材を備えていて、
保持部材の第2の端部は、第1のチューブ部材の端部部
分の孔内に挿入され、第1のチューブ部材にスピン溶接
されていて;第2のチューブ部材は、ラッチ部材によっ
て保持部材に着脱自在に接続されている。ある態様にお
いて、第1のチューブ端部構造部の端部部分は、チュー
ブの公称直径よりも拡大された直径に拡げられている。
封止部材は、拡大された直径の端部部分内の挿入され
る。
【0012】本発明のクイックコネクタ装置は、従来装
着されたクイックコネクタに見出されるいくつかの欠点
を克服し、コネクタの種々の構成部品を結合するために
スピン溶接を利用したクイックコネクタ、および、燃料
と蒸気の応用において特別に使用するために構成され、
導管すなわちチューブを通る燃料の浸透可能性を制限す
ることが必要なクイックコネクタを有している。このク
イックコネクタは、最小限の数の構成部品を使用してい
て、従来のクイックコネクタ装置において採用されてい
た複雑でコストの高いハウジングの必要性を除去し、一
方の導管に結合され、保持部材を収容する。保持部材の
円筒状のスリーブと導管の開口端部部分の内面とは、そ
れらの間にガス不浸透性封止を形成するために一体にス
ピン溶接されている。クイックコネクタハウジング結合
用の溶接された導管は、蒸気燃料の漏洩の可能性を減少
するために、軸線的にO−リングの後方にある。
【0013】本発明の種々の態様、利点、および他の使
用方法は、以下に述べる詳細な説明と図を参照すること
によってより明らかとなるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】図3を参照すると、本発明の教示
にしたがって構成されたクイックコネクタ10が示され
ている。以下の説明においてクイックコネクタとして参
照するクイックコネクタ装置10は、一般に、第1のチ
ューブ部材端部構造部12と第2のチューブ部材端部構
造部14とを封止的に相互結合するために構成されてい
る。実施例のみによると、第2のチューブ部材端部構造
部14は、典型的には金属で形成され、一端部18から
離間していて外方向へ突出する環状のフランジ16を形
成するために衝撃を加えられた流体導管の形状である。
あるいは、第2のチューブ部材端部構造部14は、環状
のフランジ16を一体に有するプラスチック材料で形成
されてもよい。
【0015】第1のチューブ部材端部構造部12は、少
なくとも1つの材料、好ましくはナイロンのようなプラ
スチック材料で作られた壁20を有している。好ましく
は、壁20は、従来の一体押し出しプロセスで一体押し
出しされた熱可塑性材料の種々の構成部品を含む種々の
方法で構築された多層壁を規定する。壁20は、好まし
くは、自動車に使用するのに適した材料で形成されてい
て、この壁は、外部環境と反応せず、また、種々の腐食
にさらされるのと同様、種々の衝撃、振動疲労、および
温度変化に耐え、自動車における操作の通常のコースを
通してさらされる劣化混合物に耐える比較的厚い外層2
2を有する。壁20の形成に使用するのに適した材料
は、紫外線劣化、急激な温度変化、およびガソリンとそ
の添加剤に対して抵抗がある、溶融処理可能で押し出し
可能ないかなる熱可塑性材料でもよい。材料の選択はま
た、塩化亜鉛のような環境障害に抵抗を呈し、また、エ
ンジンオイルまたはブレーキ液のような材料との接触に
際する劣化に抵抗を呈する。内層24と外層22は、好
ましくは、コネクタ本体部を形成する材料に使用するた
めに選択された材料と交換可能な、ナイロン12のよう
な各適切な材料で形成される。さらに、第1のチューブ
端部構造部12の中間層26は、プラスチックの第1の
チューブ端部構造部12を通る流体移動によって生ずる
静電荷を放散するのに十分な電気的導電性を現わす、黒
鉛または他の適切な材料で形成される。
【0016】さらに、内層24は、プラスチック壁また
はチューブの壁を通るガソリンの浸透を制限するために
自動車の燃料ラインで幅広く使用されている種々の弗化
重合材料で形成される。例示として、また限定されない
で、本発明に使用するために適した種々のチューブ構成
部品は、米国特許第5、383、087号および第5、
566、720号に開示されている。
【0017】図3と図4に示されているように、第2の
チューブ端部構造部14は、以下に述べるように、O−
リング、スペーサなどのような封止部材を固定的に収容
するために形成された開口端部部分を有している。1つ
の態様において、第2のチューブ端部構造部14は、封
止部材の挿入を制限する座として作用する内部突出部を
有する一定の名目的(nominal)直径すなわち公
称直径を有している。他の態様において、第2のチュー
ブ端部構造部14は、一端部32に隣接する径方向に拡
大された端部30を有している。拡大部30は、通常の
チューブ形成プロセスによって形成されている。第1の
チューブ部材端部構造部12の拡大された端部30は、
拡大された端部30と、第1のチューブ部材端部構造部
12の公称直径の残りの部分との間に、テーパがつけら
れた領域の内部肩部34を形成している。第1のチュー
ブ部材端部構造部12の拡大された端部30の内径33
は、第2のチューブ部材端部構造部14と端部のみでな
く、図3に示されたO−リング38のような1つまたは
それ以上の封止部材もまた収容するために選択される。
液体流の応用に使用するために、実施例に限るが、第1
のスペーサすなわち位置決め36が、拡大された端部3
0の内部孔33内に設けられていて、内部肩部34に着
座している。次に、O−リング38のような第1の封止
部材が、スペーサ40、付加的な第2の封止部材すなわ
ちO−リング42、および最終的な軸線的に最も外側の
位置決めすなわちシルクハット44に続いて拡大された
端部30の内部孔33に同様に設けられている。上記の
応用は、1つのO−リング38、1つのシルクハット4
4および1つまたは2つのスペーサ36と40のよう
な、同様のまたはより少ない封止の使用ができる。
【0018】慣例的に、種々のスペーサおよび封止部材
36、38、40、42、および44は、拡大された端
部30の内部孔33内に同軸的に設けられていて、内部
肩部34から端部32に向かって軸線的に外側に延びて
いる。封止部材38と42とは、第1のチューブ端部構
造部12と第2のチューブ端部構造部14との間に封止
を形成する。コネクタ本体部すなわち保持部50は、グ
ラス充填ナイロンのような適切なプラスチックまたは他
の適切な材料で設けられ形成されている。保持部50の
次に述べる例は、本発明において採用される従来の保持
部のどれかの例に過ぎない例として理解すべきである。
コネクタ本体部と保持部50とを一体的に、単一構造と
して設けることによってコスト的利点が明らかに利用で
きるけれども、本発明はまた、第2のチューブ部材端部
構造部14に接続されたハウジング部を形成するより慣
例的な二部品コネクタと、ハウジングに取り外し可能に
接続可能で、ハウジング内で第1のチューブ部材端部構
造部12と連結された保持部とを意図している。
【0019】図5に示されたように、保持部50は、内
部孔54を有するほぼ円筒状のスリーブ52を備えてい
る。スリーブ52は、図3に示されたように、第1のチ
ューブ部材端部構造部12の内径すなわち孔33内に嵌
まるように寸法が決められている。フランジ部56は、
スリーブ52の一端部から径方向外方へと突出してい
る。このフランジ56は、図3と4に示されたように、
第1のチューブ部材端部構造部12の一端部32と係合
可能な、ほぼ環状の着座面を規定している。軸線的に延
び径方向に向き合った1対の案内アーム58は、フラン
ジ56から突出している。さらに、径方向に向き合った
1対の設置アーム60は、フランジ56から突出してい
て、案内アーム58の間に設けられている。2つの環状
部材の形状の保持部の指状部すなわちリング64は、指
状の係合可能な1対のパッド66の間に、またそれらと
相互に連結されている。このパッド66は、リング64
の向き合った側に円周方向に離間している。
【0020】本発明のこの態様において、2つのリング
部64は、弓状に形成されていて、中心点で案内アーム
58の方に向けて軸線的に内側に曲げられていて、押し
込みと取り外し(squeeze−to−releas
e)保持部を構成している。径方向内方へ突出したラッ
チ部材すなわち指状部68は、指状パッド66の各内面
から突出している。各指状部68の内端部は、開口部を
規定するためにフランジ56から離間している。この開
口部は、第2のチューブ部材端部構造部14が保持部5
0を通して第1のチューブ部材端部構造部12の孔33
内に設けられた場合に、その中に第2のチューブ部材端
部構造部14の環状のフランジ16が連結するように設
けられている。薄いモールド部の形状の1対の可動ヒン
ジ(living hinge)70は、リング部64
とともに各設置アーム60と連結し、指状部68を第2
のチューブ部材端部構造部14のフランジ16から取り
外すために、パッド66を一緒に押し込むことを可能に
する。
【0021】本発明のクイックコネクタ装置10を構成
するのに際し、単一の封止部材すなわちO−リング38
であるか、または付加的な位置部材(locator)
および封止部材36、40、42、44であるかの封止
部材は、第1のチューブ部材端部構造部12の拡張され
たすなわち拡大された部分30内に個別に予め設置され
る。保持部50の円筒状のスリーブ52は、ついで第1
のチューブ部材端部構造部12の孔33内に挿入され
る。円筒状のスリーブ52は、フランジ56が肩部に対
して着座するような長さを有している。
【0022】さらに、図4に示したように、好ましい設
置構成において、第1のチューブ部材端部構造部12の
端部32は、拡大部30の孔33に設けられた他の封止
部材および位置部材36、38、40、および42と同
様、位置部材44を適切な位置にきっちりと保持するた
めに、保持部50のフランジ56に対して着座する。本
発明の好ましい態様において、保持部50と第1のチュ
ーブ部材端部構造部12とは、スピン溶接工程によって
封止的に固定的に連結される。スピン溶接工程における
種々の制御パラメータは一般によく知られていて、ここ
では簡潔さのために反復しない。参照は、米国特許第
2、933、428号、第3、980、号および第5、
152、855号に対してなされ、その中のスピン溶接
の制御パラメータについての関連部分はここで参照して
本明細書に取り込む。
【0023】保持部50のフランジ56と係合するよう
に押し込まれた第1のチューブ部材端部構造部12の端
部52とともに、第1のチューブ部材端部構造部12ま
たは保持部50のいずれかが固定位置に保持され、保持
部50または第1のチューブ部材端部構造部12の他方
が適切な押圧において高速で回転される。適切な速度差
一旦確立されると、第1のチューブ部材端部構造部1
2の拡大部30の孔33の内面と、円筒状のスリーブ5
2の外面および保持部50のフランジ56の面する表面
との間の摩擦は、溶接領域を生成するために隣接する表
面の溶融を起こさせる。関連する材料は一体に混ざり、
第1のチューブ部材端部構造部12を円筒状のスリーブ
52と保持部50のフランジ56に封止し、連続的な同
心的溶接領域を確立するために素早く再硬化する。
【0024】スピン溶接工程中、保持部50と第1のチ
ューブ部材端部構造部12とは互いに向かい合うように
されることがさらに好ましい。これは、第1のチューブ
部材端部構造部12の孔33が、フランジ56および保
持部50のスリーブ52の外面と係合するようにする。
保持部50は、第1のチューブ部材端部構造部12を通
る流体の流れによって発生して内部層26に充電された
静電気の放電を可能にするように、電気的導電性の程度
を十分にするために、十分な炭素含有量の適切な材料ま
たは他の材料で形成できる。
【0025】自動車への使用において、第2のチューブ
部材端部構造部14は、リング54と保持部50のスリ
ーブ52の孔54を通して第1のチューブ部材端部構造
部12の拡大部30の孔33内に挿入される。この挿入
中、第2のチューブ部材端部構造部14の拡大された環
状のフランジ16は、保持部50の指状部58を打撃
し、フランジ16が指状部68の内端部を通過するま
で、径方向外方へ仕向ける。指状部68は、ついで、指
状部68の内端部と保持部50のフランジ56との間に
フランジ16を固定的に捕獲するために、フランジ16
の後方の位置にぱちんと戻る。第1のチューブ部材端部
構造部12の拡大部30内に設けられた単一または複数
の封止部材36と40とは、第1のチューブ部材端部構
造部12の拡大部30の内面で、第2のチューブ部材端
部構造部14を第1のチューブ部材端部構造部12に封
止的に結合することに注目すべきである。
【0026】この構成は、蒸気または燃料の漏洩の可能
性を減少するために、封止部38と42とを、スピン溶
接結合部の前で軸線的に配置することに注目すべきであ
る。本発明のこの態様によれば、上述しまた図3〜図5
に示された、しかしいくつかの変形を持った保持部材5
0と実質的に同様に形成された保持部材80は、第1の
チューブ端部構造部12の一端部にスピン溶接される。
保持部80は、同様の第2のチューブ端部構造部14を
第1のチューブ端部構造部12に着脱自在に接続するた
めに機能する。この観点において、保持部材50は、第
2のチューブ端部構造部14の一端部を摺動可能に収容
するための寸法に定められた内孔84を有した、ほぼ環
状で円筒状のフランジ部82を有している。好ましく
は、円筒状のスリーブ82は、第1の径方向内方のフラ
ンジ86と、第2の径方向外方のフランジ88とを有し
ている。内方のフランジ86は、ラッチ部材68から、
第2の径方向外方のフランジ88よりも軸線的にさらに
外側へ延びている。内方と外方のフランジ86と88
は、好ましくは、断面が円形で孔84と同心的である。
【0027】図6に示されたように、環状で端部が開口
した溝90が内側フランジ86と外側フランジ88との
間に形成されている。環状の溝90は、外側のフランジ
88の軸線方向外端部から溝90の内端部に延びたテー
パ−がつけられた部分を覆うように、少なくとも1つ
の、好ましくは2つの異なった角度で形成されている。
テーパ−がつけられた部分は、米国特許出願番号08/
874、755号の出願に述べられているが、その記載
全体をここで参照して本明細書に取り込む。本発明のこ
の態様の構築において、第1のチューブ端部構造部12
は、最初、溝90の解放端部と同心的に予備位置付けさ
れ、それとは軸線的にわずかに離間される。第1のチュ
ーブ端部構造部12の名目的な内径すなわち公称内径
は、第1のチューブ端部構造部12が、予備位置付けす
るために保持部材80と接触し、2つの部材を自己調心
することを確実にするために、径方向外側のフランジ8
8の導入先端部すなわち端部よりもわずかに大きい。
【0028】チューブは、好ましくはしっかりと設けら
れ、保持部材80は相対的回転のために設けられてい
る。適切な速度差が一旦確立されると、第1のチューブ
端部構造部12と保持部材80とは、第1のチューブ端
部構造部12の導入端部すなわち終端部が溝90のテー
パ−がつけられた部分と接触し、第1のチューブ端部構
造部12が保持部材80に関して軸線的に移動するよう
に第1のチューブ端部構造部12を拡大するように、軸
線的に一体に押圧される。スピン溶接工程中、第1のチ
ューブ端部構造部12の表面は、その表面を溶融するた
めに溝90のテーパ−がつけられた部分を摩擦的に係合
し、それらの間に外側溶接部領域を確立する。同様に、
第1のチューブ端部構造部12の内層は、それらの対応
する部分を溶融するために内側フランジ86のテーパ−
がつけられた部分を摩擦的に係合し、内側フランジ86
と第1のチューブ端部構造部12との間に内側溶接部領
域を確立する。対応する材料は、連続的な同心的溶接部
を確立するために一体に混ぜ合わされて素早く硬化し、
それによって、第1のチューブ端部構造部12の中間部
を保持部材80の溝90に密封的に封止する。これは、
ホストシステムに搬送される流体が、外部の大気の汚染
と同様、第1のチューブ端部構造部12の結合部すなわ
ち中間層に決して曝されないことを確実にする。
【0029】上記で参照した出願中のものに記載されて
いる鋳ばり捕獲部(flash trap)は、いかな
る過剰な材料、または、スピン溶接工程中に生成された
鋳ばりをも捕獲する溝90の内端部で保持部材80に形
成される。同様に、径方向外側の鋳ばり捕獲部は、スピ
ン溶接工程中に生成された鋳ばりを収容し、鋳ばりが外
部から目視可能になることから阻止する。スピン溶接工
程中に第1のチューブ端部構造部12の端部を収容する
ための溝90の含有物から離れて、保持部材80の機能
は、上述した保持部材50の機能と等しく、内側フラン
ジ86の軸線的に外側の端部は、第1のチューブ端部構
造部12の拡大された部分30の孔内で、種々のスペー
サおよび封止部材と接触し維持する。
【0030】
【発明の効果】本発明は、従来技術のコネクタの欠点を
克服し、チューブ端部構造部とコネクタ本体部との間
の、簡単で安価なしかし機械的に環境的に強壮な接続が
でき、最小限の構成部品数を使用していながら、金属の
雄型端部部分とプラスチックチューブとの間の所望の環
境的安全流体封止ができるような蒸気/燃料の応用に使
用するためのクイックコネクタが得られるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の第1のクイックコネクタ装置を示す断面
図。
【図2】従来の第2のクイックコネクタ装置を示す断面
図。
【図3】本発明のクイックコネクタ装置を示す分解した
側部立面一部断面図。
【図4】本発明のクイックコネクタ装置を示す組み立て
られた側部立面一部断面図。
【図5】図3と図4とに示された保持部材の拡大した斜
視図。
【図6】本発明の他の態様におけるクイックコネクタ装
置を示す組み立てられた側部立面断面図。
【符号の説明】
10……クイックコネクタ(装置) 12……第1のチューブ(部材)端部構造部 14……第2のチューブ(部材)端部構造部 16……環状のフランジ 18、32……一端部 20……壁 22……外層 24……内層 26……中間層 30……拡大された端部 33、54……内部孔 34……(内部)肩部 36、38、40、42、44……封止部材 50……保持部(部材) 52、82……スリーブ 56、86、88……フランジ 60……設置アーム 68……ラッチ(部材) 70……可動ヒンジ 90……溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許5462313(US,A) 国際公開98/057092(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/12

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端部構造部を有する第1のチュー
    ブと第2のチューブ端部構造部とを接続するための方法
    であって、第2のチューブ端部構造部は、径方向に拡大
    されたフランジを有していて、この方法は細長い長手方向に延びた内面を有する第1のチューブ端
    部構造部内に 封止部材を挿入するステップと; 向き合った端部間で延びた透孔と、一端部から一体的に
    延びた少なくとも1つのラッチ部材とを有する保持部材
    設けるステップと; 保持部材の一端部を第1のチューブ端部構造部に配置す
    ステップであって、この一端部は、細長い長手方向に
    延びた外面を有していて保持部材の一端部にスリーブを設けるステップであっ
    て、スリーブは、第1のチューブ端部構造部の端部部分
    内に挿入可能であって軸線的に延びた面を保持してい
    て; スリーブが第1のチューブ端部構造部の端部部分に設け
    られた場合、スリーブの一端部が封止部材を第1のチュ
    ーブ端部構造部の端部部分に保持するような長さを有す
    るスリーブを設けるステップであって、封止部材の孔は
    スリーブを通って延びていて; 第1のチューブ端部構造部の長手方向に延びた内面を、
    保持部材の第1の端部面の軸線的に終結している外面に
    溶接するステップと;および第2のチューブ端部構造部
    を保持部材に接続するために、保持部材のラッチ部材が
    第2のチューブ端部構造部の径方向に拡大されたフラン
    ジを係合するまで、第2のチューブ端部構造部を保持部
    材の孔を通して第1のチューブ端部構造部内ヘ挿入する
    ステップと; を備えた方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのスペーサを、封止部材
    と同軸的に第1のチューブ端部構造部の端部部分に設け
    るステップをさらに備えた請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 1対のスペーサを、第1のチューブ端部
    構造部の端部部分の封止部材の向き合った側に設けるス
    テップと;および 第2の封止部材を、スペーサの一方と
    同軸的に第1のチューブ端部構造部の端部部分に設ける
    ステップと; をさらに備えた請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1のチューブ端部構造部の端部部分を
    保持部材に溶接するステップは、封止部材が第1のチュ
    ーブ端部構造部の端部部分に設けられた後に行われる請
    求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 フランジを円筒状のスリーブに隣接して
    保持部材に形成するステップをさらに備え、フランジは
    第1のチューブ端部構造部の一端部に当接する請求項1
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 第1のチューブ端部構造部の端部部分を
    保持部材に溶接するステップは、第1のチューブ端部構
    造部の端部部分を保持部材のフランジにスピン溶接する
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 封止部材と、第1のチューブ端部構造部
    の拡大された端部部分と保持部材との間に形成された溶
    接とによって、保持部材と第1のチューブ端部構造部と
    の間に内側封止部および外側封止部を形成するステップ
    をさらに備えた請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 第1のチューブ端部構造部の端部部分の
    直径を公称直径から拡大して第1の端部構造部を形成す
    るステップを備え、封止部は拡大された直径の端部部分
    に配置されている請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 第1の導管と、一端部に隣接する拡大さ
    れた環状のフランジを有する第2の導管とを封止的に接
    続するための流体コネクタ装置であって、流体コネクタ
    は: 第1の端部構造部を有する第1の導管を備え; 第1の端部構造部の端部部分に設けられた封止部材を備
    え; 第1と第2の向き合った端部間で延びた透孔と、第2の
    端部から延びた少なくとも1つのラッチ部材とを有する
    保持部材を備えていて、細長い軸線方向に延びた面を有
    する保持部材の第1の端部は、第1の導管の第1の端部
    構造部にスピン溶接されていて; 保持部材の一端部に保持されたスリーブを備えていて、
    このスリーブは、第1 の端部構造部の端部部分に形成さ
    れた孔内に挿入可能な細長い軸線的に延びた面を保持
    し; このスリーブは、スリーブの一端部が封止部材を第1の
    端部構造部の端部部分に保持するような長さを有し; 第2の導管は保持部材によって第1の導管に着脱自在に
    接続されている; 流体コネクタ装置。
  10. 【請求項10】 封止部材と同軸的に第1の端部構造部
    の端部部分に設けられた少なくとも1つのスペーサをさ
    らに有している請求項9記載の流体コネクタ装置。
  11. 【請求項11】 第1の端部構造部の封止部材の向き合
    った側に同軸的に設けられた1対のスペーサと; 一方のスペーサに隣接して第1の端部構造部に同軸的に
    設けられた第2の封止部材と; をさらに有している請求項9記載の流体コネクタ装置。
  12. 【請求項12】 円筒状のスリーブに隣接して保持部に
    設けられたフランジをさらに有し、このフランジは第1
    の端部構造部の一端部と係合可能であって、第1の端部
    構造部にスピン溶接されている請求項9記載の流体コネ
    クタ装置。
  13. 【請求項13】 封止部材と、保持部材と第1の端部構
    造部との間のスピン溶接とは、第1の導管と第2の導管
    との間の内側封止部と外側封止部とを形成する請求項9
    記載の流体コネクタ装置。
  14. 【請求項14】 第1の導管は第1の公称直径を有して
    いて、第1の端部構造部はこの公称直径よりも大きい拡
    大された直径を有する請求項9記載の流体コネクタ装
    置。
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