JP2003185080A - 流体クイックコネクタ用の電気的接触部材 - Google Patents

流体クイックコネクタ用の電気的接触部材

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JP2003185080A
JP2003185080A JP2002326929A JP2002326929A JP2003185080A JP 2003185080 A JP2003185080 A JP 2003185080A JP 2002326929 A JP2002326929 A JP 2002326929A JP 2002326929 A JP2002326929 A JP 2002326929A JP 2003185080 A JP2003185080 A JP 2003185080A
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Daniel H Walker
ダニエル・エイチ・ウォーカー
George Szabo
ジョージ・スザボー
David S Malone
デイビッド・エス・マローン
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • F16L25/01Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means specially adapted for realising electrical conduction between the two pipe ends of the joint or between parts thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/12Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
    • F16L37/14Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain
    • F16L37/142Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain where the securing element is inserted tangentially
    • F16L37/144Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain where the securing element is inserted tangentially the securing element being U-shaped
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/005Electrical coupling combined with fluidic coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部に受ける導電管との安全な電気接続を維持
するクイックコネクタを提供する。 【解決手段】導電性の雌型部材(12)のコネクタハウ
ジング(20)が、導電性の雄型エンドフォーム(1
4)と相互係合可能である。導電性の接触部材(10
0)は、前記雌型部材(12)の孔(22)内に取着さ
れている。また、この導電性の接触部材(100)は、
前記雄型エンドフォーム(14)が前記ハウジング(2
0)に電気的に接触するように、このハウジング(2
0)に挿入されているときに前記雄型エンドフォーム
(14)に係合可能である取着部分から延出しているア
ーム部(110)を有する。前記取着部分は、管状の本
体部(101)もしくは環状のリングの形式である。前
記環状のリングの場合、環状の指状部が、前記ハウジン
グとの係合のためのリングから突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、雄型と
雌型とのコネクタ部材を連結する流体クイックコネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】スナップフィット(snap−fi
t)、すなわちクイックコネクタは、広い用途に採用さ
れており、特に、自動車用の流体、及び工業用の流体搬
送管をジョイントするために用いられている。このよう
なクイックコネクタは、雄型コネクタ部材を固定するた
めの保持部材、もしくはロック部材に利用されている。
このような保持部材は、典型的には、軸方向と径方向と
のどちらかに取外し可能な型式である。
【0003】軸方向に取外し可能な保持部材を備えた典
型的なクイックコネクタにおいて、この保持部材は、雌
型コネクタ部材のハウジングの孔に取着される。この保
持部材は、前記ハウジングの孔の軸方向の中心線に向か
って、内側に延出している複数の径方向及び傾斜して延
出する脚部を有する。前記雌型部材の孔に密閉して取着
されている管、すなわち雄型部材は、前記保持脚部の内
周面に当接する膨径部、すなわちフランジを有する。ベ
アリング、すなわちトップハットだけでなく、シール部
材及びスペーサー部材は、典型的に、前記雌型部材であ
るフィッティングが前記ハウジング内の前記保持脚部と
ロック係合されたとき、前記ハウジングと前記雄型部材
であるフィッティングとの間のシールを形成するよう
に、前記保持部材の前方の孔に取着されている。
【0004】また、径方向に取外し可能な保持部材がす
でに知られており、この保持部材は、前記雌型部材のハ
ウジングの主貫通孔に横断して形成された開口、もしく
はアライメント孔を通って、径方向に取外すことができ
る。この径方向に取外し可能な保持部材には、典型的
に、1対の吊設された脚部が設けられている。この1対
の吊設された脚部は、前記雄型コネクタ部材、すなわち
管が前記雌型部材の孔に完全に座したときにのみ、前記
雄型コネクタ部材の前記膨径部、すなわちフランジの後
方に滑るように、所定のサイズにされて位置されてい
る。これは、前記管が前記雌型部材の孔に完全に挿入さ
れているときにのみ、前記径方向に取外し可能な保持部
材が前記雌型部材に完全に挿入され得るので、前記管が
完全にシールされていることを表すだけでなく、前記管
の前記雌型部材との絶対的なロック係合を確実にする。
【0005】保持部材の型式に関わらず、流体クイック
コネクタの雌型のハウジングすなわち雌型部材は、典型
的に、第1の端部から離間した1以上の環状のとげ部
(barb)を備えた延伸したステムを有する。前記と
げ部は、前記管の一端部に前記雌型ハウジングを接続す
るように、前記とげ部に力を加えるホース、もしくは管
との確実な係合を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビークルの燃料搬送シ
ステムなど、所定の流体流れの用途において、高速流燃
料は、爆発の危険性を最小にするように逃がされなけれ
ばならない静電荷を発生させる。内部に導電層を含む積
層チューブは、静電荷を逃がすために、アース接続部ま
でのあらゆる蓄積静電荷を伝導するように形成されてい
る。このような用途では、前記クイックコネクタのハウ
ジングに、このハウジングの一端部に接続された多層チ
ューブの導電層と、典型的には金属製もしくは導電プラ
スチック製の雄型エンドフォーム(endform)、
すなわち前記ハウジングの他端部に挿入された管との間
の静電荷の導電路を完全にするように導電材料が形成さ
れていた。
【0007】しかし、前記雄型エンドフォームと前記導
電性のコネクタハウジングとの間の確実な連続的接触
は、製造公差のために必ずしも可能ではない。これは、
爆発の危険性を増加するように前記燃料システムの静電
気を蓄積することを引き起こし得る間欠的な電気接触を
生じてしまう。
【0008】かくして、内部に受ける導電管との確実な
電気接続を維持するクイックコネクタを提供することが
望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、相互係合可能
な雄型エンドフォームとコネクタハウジングとの間の安
全な電気接続を形成する流体クイックコネクタ用の電気
的接触部材である。
【0010】前記クイックコネクタは、雄型エンドフォ
ームを受ける通過孔を有するハウジングを備えている。
保持部材が、前記雄型エンドフォームを前記ハウジング
にロックして連結する。
【0011】導電性の接触部材は、前記雄型エンドフォ
ームと前記コネクタハウジングとの間の安全な導電路を
形成するように、これらハウジングと雄型エンドフォー
ムとの両方に接触するハウジングの孔内に取着されてい
る。
【0012】前記接触部材は、前記ハウジングと係合し
てこのハウジングの孔内に取着可能な第1の部分と、前
記雄型エンドフォームと電気的に接触するようにこの第
1の部分から延出している少なくとも1つのアーム部と
を有する。
【0013】第1の態様において、前記接触部材の本体
部は、前記ハウジングの孔での固定位置に圧着する圧縮
のために、長手方向に分離している。前記少なくとも1
つのアーム部は、前記管状の本体部の一端部から延出し
ている。
【0014】他の態様において、前記接触部材の本体部
は、少なくとも1つのアームが延出している環状のリン
グの形式である。この態様において、1以上の位置決め
指状部が、前記接触部材の移動を防止するように、ま
た、前記ハウジングとの完全な接触を形成するように、
ハウジングとの係合のための前記リングから傾斜して突
出している。
【0015】本発明のクイックコネクタは、前記雄型エ
ンドフォームと前記コネクタハウジングとの間の安全な
電気接続を形成する独自の電気的接触部材を有する。こ
れは、静電荷がビークルの燃料搬送システム内に蓄積し
ないことを確実にする。
【0016】前記接触部材は、従来のクイックコネクタ
の接地デザインに設けられた前記金属製のエンドフォー
ムと前記コネクタハウジングの内径との間の間欠的接触
を排除する。また、前記接触部材は、防腐食性を犠牲に
することなくアース路を形成するように、プラスチック
がコーティングされる金属性チューブにコーティングさ
れるプラスチックの端部を剥ぎ取る必要性を排除する。
前記接触部材は、前記エンドフォームもしくはチューブ
から剥ぎ取られなければならないプラスチックの量が限
られている、もしくは全く無いため、防腐食性を維持す
るだけでなく、前記クイックコネクタを通る完全かつ連
続的なアース路を形成する。
【0017】本発明の様々な特徴、効果、並びに他の用
途は、図面及び以下の詳細な記載を参照することによっ
て、さらに明らかになる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の使用及び動作を理解する
ことにおける明確さのために、最初に、図1ないし5を
参照する。これら図1ないし5は、流体クイックコネク
タ16の雌型部材12と雄型部材14とにそれぞれロッ
クして連結する保持部材10を示している。
【0019】前記雌型コネクタ部品すなわち雌型部材1
2の以下の記載は、この雌型部材12が、流体クイック
コネクタに典型的に形成されるあらゆる適切な形状を有
する一例に過ぎない。
【0020】また、管状部材を接続する前記流体クイッ
クコネクタの使用の以下の記載は、流体の流通に関し
て、管、ホース、並びに/もしくは固い金属またはプラ
スチックチューブの相互の接続に適用することが理解さ
れる。前記流体クイックコネクタの一端部の内部に挿入
される管もしくは管状部材である端部は、本明細書では
雄型エンドフォームとして規定されている。この雄型エ
ンドフォームは、一端部で、分離したホースもしくは管
を受ける分離部材、または長く延びた金属もしくはプラ
スチック管の端部に一体的に形成された形状を受ける分
離部材である。また、前記エンドフォームは、長く延び
た管の部分としてではなく、ポンプやフィルタなどの流
体を用いる装置に一体的に形成される、もしくは分離部
材として一体的に取着されることも可能である。
【0021】本発明のクイックコネクタは、管、チュー
ブ、もしくはホースなど、これら管状部材自身を通る連
続的な導電路、もしくは前記管状部材の導電層もしくは
導電部を通る連続的な導電路を形成することができる管
状部材をともなう効果的な使用が見られる。例えば、導
電層は、米国特許第5,524,673号及び米国特許
第5,743,304号に開示されているように、多重
積層チューブ内に形成されている。これら導電層は、ビ
ークルの燃料などの高速に流れる流体のために前記流体
システム内で蓄積し得る静電荷を逃がすように、本発明
のクイックコネクタから、遠隔にあるアース接地部まで
の導電路を形成する導電層として参照される。
【0022】前記雌型部材12は、図5に詳細に示され
ているように、長く延びて軸方向に延出した段付きの孔
22が形成されたコネクタハウジング20を有してお
り、前記段付きの孔22は、大きい径の第1の開口端部
24から小さい径の第2の開口端部26まで延出してい
る。前記段付きの孔22は、第1の孔部分21を有し、
この第1の孔部分21は、前記ハウジング20の第1の
開口端部24から、小さい径を有する段の第2の孔部分
23まで延出している。さらに小さい径を有する段の第
3の孔部分25は、前記第2の孔部分23の一端から軸
方向に延出し、前記ハウジング20の第2の開口端部2
6まで延出しているさらに小さい径を有する段の第4の
孔部分27まで連通している。
【0023】従来のように、トップハットすなわちベア
リング34が、前記第1の孔部分21の端部のすぐ隣の
第2の孔部分23に取着されている。また、シール手段
30が、前記トップハット34の一端部と第3の孔部分
25との間の前記第2の孔部分23に取着されている。
【0024】前記第1の孔部分21の内径は、前記雄型
部材すなわちフィッティング14に形成された径方向に
延出したフランジすなわちアップセットビード部(up
set bead)18の外径を摺動可能に受けるよう
に、所定のサイズにされている。また、前記シール部材
30と前記トップハット34との内径は、前記径方向に
拡張したフランジ18から前記雄型部材14の先端部1
3まで延出している端部11の外径とシールして係合す
るように、所定のサイズにされている。前記第3の孔部
分25は、前記雄型部材14が、以下に説明されるよう
に、前記段付き孔22に完全に挿入されたとき、前記雄
型部材14の端部11の外径とぴったりと係合するよう
に、所定のサイズにされている。
【0025】図1,3並びに4に示されているように、
前記ハウジング20の第1の端部24には、互いに対向
する1対の外部平坦面40,42が設けられている。こ
れら平坦面40,42は、前記第1の端部24のそれぞ
れの直径に沿って中心に位置され得る。前記平坦面4
0,42の一側部と隣り合うハウジング20の面は、第
1の平面43及び第2の平坦面44のような対向する1
対のロック面すなわち平坦面を形成する。第2の1対の
平坦部45,46は、前記平坦面40,42の他側部も
しくは前記ハウジングに形成されている。前記平坦部4
3,44は、前記ハウジング20の第1の端部24から
軸方向に短い距離延出している。前記第1の1対の平坦
面43,44と、第2の1対の平坦部45,46とのそ
れぞれの間にある前記ハウジング20の第1の端部24
の対向面48,50は、図3及び4に示されているよう
に、ほぼ弧形状である。前記対向面48,50には、そ
れぞれ開口49,51が形成されている(図1参照)。
これら開口49,51は、前記ハウジング20の第1の
端部24を通って延出している横方向の孔を形成するよ
うにアライメントされており、前記ハウジング20内の
第1の孔部分21と連通して配置されている。
【0026】以下に記載されている前記保持部材10
は、単なる例であり、側部に係止用突出部を有する径方
向に移動可能な他の保持部材のデザインが、本発明の解
除ツールに採用されることも可能である。代わって、前
記ハウジング20は、軸を有する形式の保持部材を受け
るように再構成されることが可能である。
【0027】前記保持部材10は、例えばポリケトン
(polyketone)などの適切なプラスチックか
らなる一体部材から形成されており、ほぼ湾曲した、も
しくは弧形状に形成された端壁62と、単なる例とし
て、互いに離間した第1及び第2の側脚部64,66と
を有する。これら側脚部64,66は、前記端壁62の
互いに対向している端部から互いにほぼ平行に延出して
いる。また、弧状部材によって下部で前記側脚部64,
66と接続することができるが、各側脚部64,66
は、外端部72を有する。
【0028】1対の突出部70は、前記側脚部64,6
6のそれぞれの対向している側部エッジの間で、前記保
持部材10の長さに沿って延出している。前記突出部7
0は、図3に示されている移動過程の位置(shipp
ing position)、もしくは図5及び5に示
されている完全に挿入されたラッチ係合位置に前記保持
部材10を位置させるように、前記ハウジング20の面
と係合している。
【0029】また、外側に延出している1対の係止タ
ブ、すなわちエッジ74が、前記各側脚部66,64の
端壁62の隣に形成されている。
【0030】図1ないし5に示されているように、前記
保持部材10は、好ましくはこの保持部材10の一体的
な一部材として支持されている、径方向にフランジ18
を受ける手段80を有する。この径方向にフランジ18
を受ける手段80は、前記保持部材10の端壁62の内
面に一体的に形成されたボスすなわち延長部86から延
出して吊設された第1及び第2のアーム部82,84を
有する。これらアーム部82,84と前記ボス86との
内面には、逆U字形状の溝88が形成されており、この
溝88は、前記雄型部材14の管状の端部11の外径と
ぴったりと一致するように、所定のサイズにされてい
る。前記アーム部82,84の夫々の外端部91は、前
記雄型部材14の管状の端部11にわたって前記アーム
部82,84の摺動する動きを補助するガイド面として
作用するように、先端が細くなる方向に傾斜すなわちテ
ーパーが付けられている。
【0031】図1及び2に示されているように、前記各
アーム部82,84は、前記保持部材10の第1の側端
部90と隣り合う一側端部から、前記保持部材10の第
2の側端部92と隣り合う対向する他側端部まで延出し
ている。
【0032】図1ないし4に示されているように、前記
保持部材10の脚部64,66の突出部70には、先端
部95で終端している傾斜したフック形状部が形成され
ている。前記先端部95は、対応する前記脚部64,6
6に関して上方に鋭角に向いて配置されている。
【0033】同様に、図3および図4に示され、図6に
さらに詳細にされているように、前記平坦面40,42
の内部には、それぞれ溝40’,42’が形成され、こ
れら溝40’,42’は、一端部に、リセスすなわち切
欠部96を有し、これら切欠部96は、前記保持部材1
0の各脚部64,66の突出部70の先端部95の形状
と相補的な形状に形成されている。この形式において、
前記保持部材10の前記ハウジング20からの引出し
は、前記保持部材10の脚部64,66の相互係合する
先端部95によって妨げられる。前記保持部材10の先
端部95は、部分的に挿入されたこの保持部材10の図
3の移動過程の位置にある状態で示されているように、
前記ハウジング20の溝40’,42’の切欠部96内
に位置されている。前記平坦部すなわちロックエッジ4
4,46は、前記保持部材10の脚部64,66の先端
部95の鋭角と相補的な角度で配置されている。これ
は、前記平坦部44,46と先端部95との相互係合
が、前記図4に示されている完全に係止した位置から
の、また、前記ハウジング20からの前記保持部10の
引出しを妨げることを可能としている。
【0034】また、前記ハウジング20の溝40’,4
2’に係合する保持部材10の前記脚部64,66に設
けられたフック形状の先端部95は、前記ハウジング2
0内での保持部材10の感知できる“アバランチェ効果
(avalanche effect)”のスナップ動
作を形成する。前記ハウジング20の溝40’,42’
は、ほぼ平らな平坦面に形成されている。前記ハウジン
グの内面は、前記保持部材10が前記ハウジング20に
挿入されたときに、互いに対して横方向内側に、前記脚
部64,66の端部72に力を加える。前記先端部95
が、前記溝40’,42’の1つのエッジを通過すると
き、前記脚部64,66の弾性は、“アバランチェ効
果”を形成するように、横方向外側に前記端部72と先
端部95とをスナップ係合する。前記“アバランチェ効
果”は、図3に示されている部分的に挿入されている位
置と図4に示された完全に挿入された位置とのどちらか
において、前記保持部材10が前記ハウジング20とロ
ック係合されていることを示すように、はっきりとした
感触のフィードバックを使用者に提供する。
【0035】部分的に挿入された位置から、図4に示さ
れている完全に挿入された位置へ動かす前記保持部材1
0へのさらなる挿入力は、前記脚部64,66の先端部
95が、前記内面の下部に沿って摺動するとき、前記脚
部64,66の端部72に、横方向内側に付勢されるこ
とをもたらすことが理解される。前記先端部95が前記
内面の外端部を通過するとき、前記脚部64,66は、
感知できる“アバランチェ効果”の形式で、横方向外側
に付勢する。前記溝40’,42’の下端部は、前記先
端部95が、前記完全にラッチ係合された位置に向かっ
て前記溝40’,42’から摺動することを可能にする
ように、角度が付けられている。
【0036】前記保持部材10は、最初、図3に示され
た移動位置、すなわち収容位置において、前記ハウジン
グ20に挿入されることが可能である。この位置におい
て、前記保持部材10の側脚部64,66の突出部70
は、長手方向に延出している前記溝40’,42’にス
ナップ係合する。
【0037】アライメントされている前記ハウジング2
0内の2つの開口49,51を通る前記保持部材10の
さらなる挿入は、前記先端部95が、前記面の端部を通
過し、そして、図4に示されているような前記ハウジン
グ20の第1の端部24の外面の外部にスナップ係合す
るまで、平坦な面40,42の内面の下部に沿うことを
前記脚部64,66の端部にもたらす。前記雌型部材1
2のハウジング20内へ完全に挿入された雄型部材14
の位置において、前記雄型部材14の環状フランジ18
は、前記保持部材10のアーム部82,84に向けて位
置されている。この位置は、完全にラッチ係合された位
置を示しており、この位置において、前記雄型部材14
は、前記コネクタハウジング20に完全に定着してロッ
ク係合されている。また、前記ハウジング20への前記
保持部材10の完全な挿入は、前記雄型部材14と前記
雌型部材12とのそれぞれの完全なロック接続の可視表
示を提供する。
【0038】前記雄型部材14が前記ハウジング20に
完全に係合されていないすなわち当接していない場合、
前記雄型部材14に形成された環状フランジ18は、前
記保持部材10のアーム部82,84を摺動可能に受け
るように、前記ハウジング20の横方向の孔内に適切に
位置されないことが理解される。前記雄型部材14に形
成された環状フランジ18が図5に示されているのとは
別の所定の位置にある場合、前記保持部材10のアーム
部82,84は、前記環状フランジ18に接触する。前
記脚部82,84のそれぞれの内面の間の距離は、前記
環状フランジ18の外径より狭いので、前記保持部材1
0は、完全に挿入されて位置まで動くことができず、し
たがって、前記ハウジング20での雄型部材14の端部
11の不完全な当接もしくは取着の表示を提供する。
【0039】図6に詳細に示された本発明の一実施の形
態によれば、前記雌型部材12のハウジング20内に
は、前記導電性の雄型部材すなわち雄型エンドフォーム
14と導電性の雌型部材12との間の確実な電気接触を
達成するように、接触部材100が配置されている。こ
の実施の形態において、前記ハウジング20は、導電性
金属から形成され、プラスチックから形成されていると
きには前記ハウジング20が導電性であるように十分な
導電性粒子が添加される、もしくは充填されることによ
って、導電性材料から形成される。同様に、この実施の
形態において、前記雄型エンドフォーム14もまた導電
性であり、この雄型エンドフォーム14が全体的に導電
性であるように、十分な導電性粒子が充填されたプラス
チック用の導電性金属から形成されている。
【0040】前記接触部材100は、本体部として、導
電性金属などの導電性材料から形成され、プラスチック
から形成されている場合には、前記接触部材100が全
体的に導電性であるように、十分な導電性粒子が添加さ
れている。本発明のこの実施の形態において、前記接触
部材100は、第1の端部102と、対向する第2の端
部104とを有する管状の本体部101の形式である。
前記第1の端部102と第2の端部104との間の管状
の本体部101中には、孔106が延出している。前記
管状の本体部101には、互いに対向して長手方向に延
出している2つのエッジ部108を形成するように、通
過溝が形成されている。前記管状の本体部101は、前
記ハウジング20の通過孔22の所定の孔部27に挿入
される径で圧入され、解放されたときに、前記孔部分2
7の内面とのきつい圧着となるように、径方向外側に拡
張することが可能である。これは、前記ハウジング20
の段付きの孔部分27に前記接触部材100の管状の本
体部101を固定して位置させる。
【0041】前記管状の本体部101の第1の端部10
2は、図6に示されているように、傾斜したエッジ、も
しくは丸みを帯びたエッジの形式の面取り部を有する。
この面取り部は、前記接触部材100が前記孔部分27
に強制的に挿入されたとき、前記孔部分27の内面への
損傷を防止する引込み部として作用する。
【0042】少なくとも1つの、可能な限りそれ以上の
アーム部110が、例えば前記管状の本体部101の第
2の端部104などの一端部から、好ましくは一体的に
突出している。前記アーム部110は、前記管状の本体
部101に片持ち支持され、曲がった端部112を有す
る。このアーム部110は、前記管状の本体部101の
第2の端部104から延出して片持ち支持されているビ
ーム109を有する。このビーム109は、このビーム
109の平面部からエッジ113まで、鈍角で延出して
いる傾斜背部111に言い換えられる。前記エッジ11
3からは、傾斜前部すなわち先端部115が、前記傾斜
背部111に対して鈍角で、前記ビーム109の平面に
向かって突出している。
【0043】図7に示されているように、前記接触部材
100の管状の本体部101が前記孔部分27内に位置
して固定されているとき、前記アーム部110の曲がっ
た端部112は、前記孔部分27の隣の径が大きい孔部
分25内に突出している。前記エンドフォーム14の前
記ハウジング20への挿入中、前記アーム部110の曲
がった端部112は、前記エンドフォーム14の先端部
13と協働する。前記エンドフォーム14の先端部13
は、最初、前記アーム部110の曲がった端部112の
先端部115と接触しており、次に、この先端部115
が、前記アーム部110の傾斜背部すなわち面111に
沿って、前記曲がった端部112のエッジ113を介し
て摺動するまで、前記ハウジング20の孔部分27の径
方向内側の方向に前記アーム110全体を移動させる。
同時に、前記エッジ113と前記傾斜背部111の一部
とを、前記エンドフォーム14のコーティングされてい
ない内面に、安全で連続的に電気接触させて位置させる
公称位置の方へ、前記アーム部110が径方向外側にス
ナップ係合する。この位置において、前記アーム部11
0の傾斜背部111は、前記エンドフォーム14の開口
114をまたいで前記先端部13のエッジと接触してい
る。
【0044】前記アーム部110の傾斜背部すなわち面
111は、所定の長さを有し、隣の肩部25と前記ハウ
ジング20の孔部分23の内面とからゆとりの隙間を形
成するように、前記ビーム109に対して鈍角では位置
されている。前記隙間は、前記アーム部110に前記エ
ンドフォーム14の先端部13によって加えられる全体
的な曲げ力をともなうことなく、前記エンドフォーム1
4の先端部の挿入を可能にする。
【0045】この電気接続は、前記クイックコネクタ1
6を通る連続的導電路を形成し、前記コネクタハウジン
グ20を通る流体の流れによって生じるあらゆる静電荷
が、図5に示されているような内部に静電荷導電を逃が
すための導電層39が設けられた上述の多重積層チュー
ブ37などのあらゆる接続部材と、前記クイックコネク
タ16とを通って逃げることが可能である。
【0046】図8ないし10を参照して、前記クイック
コネクタ16に用いられる接触部材の別の実施の形態が
説明される。この実施の形態において、前記接触部材1
20は、通過孔すなわち開口124を有する環状のリン
グ122の形式である本体部を有する。前記接触部材1
20は、導電性金属、もしくは導電性材料の添加された
プラスチックなどの導電性材料から形成されている。1
以上の長く延びたアーム部126が、前記リング122
から突出しており、引込み形状である曲がった端部12
8で終端している。
【0047】前記曲がった端部128は、前記アーム部
126の主要部分に対して鈍角に配置されており、前記
リング122を通る長手方向軸に向かって径方向内側に
延出している。前記曲がった端部128は、前記ハウジ
ング20の孔部分25に取着されているとき、前記雌型
部材12への前記エンドフォーム14の挿入中に前記エ
ンドフォーム14の先端部13と接触するように位置さ
れる。また、前記雌型部材12への前記エンドフォーム
14の挿入は、前記エンドフォーム14が図10に示さ
れているような完全に挿入された位置に達するまで、こ
のエンドフォーム14の先端部13が前記アーム126
の曲がった端部128の外面に沿って摺動することをも
たらす。この位置において、前記エンドフォーム14の
開口端部の内部エッジは、前記アーム部126に接して
配置されている。前記曲がっている端部128は、前記
アーム部126の長さに応じて前記エンドフォーム14
の内面から離間されているように図示されているが、こ
の曲がっている端部128の一部は、前記エンドフォー
ム14の内面に接して配置され得る。
【0048】前記接触部材120のこの実施の形態にお
いて、一例として3つ示されている複数の位置決め指状
部130が、前記リング122の側部エッジから径方向
外側に傾斜して突出している。前記指状部130は、前
記ハウジング20に対して前記接触部材120をセンタ
リングして固定的に位置決めするように、前記ハウジン
グ20の孔22の内面と係合するようにされている。
【0049】図9に示されているように、前記接触部材
120は、前記雌型部材12の通過孔22の2つの孔部
分25,27の間に形成された肩部に当接して、前記雌
型部材12の孔22内に取着されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るクイックコネクタの分解
された斜視図である。
【図2】図2は、図1に示された保持部材の拡大された
片側の斜視図である。
【図3】図3は、前記保持部材が収容位置に部分的に挿
入された状態を示す、前記クイックコネクタと保持部材
との端面図である。
【図4】図4は、前記保持部材が雌型部材に完全に挿入
された状態を示す、前記クイックコネクタと保持部材と
の端面図である。
【図5】図5は、図4の線5−5に沿って一様に切断さ
れた断面図である。
【図6】図6は、本発明の一実施の形態の係る接触部材
の斜視図である。
【図7】図7は、前記コネクタハウジング内に取着され
た動作位置にある図6の接触部材を示すクイックコネク
タの側面の斜視図である。
【図8】図8は、本発明の他の実施の形態に係る接触部
材の斜視図である。
【図9】図9は、エンドフォームが挿入される前の位置
における前記クイックコネクタの部材の方向を示してい
る、長手方向に切断された断面の底面図である。
【図10】図10は、前記クイックコネクタ内に完全に
挿入されたエンドフォームを示している、長手方向に切
断された断面の底面図である。
【符号の説明】
10 保持部材 12 雌型部材 14 雄型部材 16 クイックコネクタ 18 環状フランジ 20 コネクタハウジング 22 段付き孔 64,66 脚部 100,120 接触部材 101 管状の本体部 110,126 アーム部 122 リング 130 位置決め指状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョージ・スザボー アメリカ合衆国、ミシガン州 48462、オ ートンビル、ペリー・レイク・ロード 2480 (72)発明者 デイビッド・エス・マローン アメリカ合衆国、ミシガン州 48412、ア ッティカ、グリーンウッド・ロード 3210 Fターム(参考) 3J106 AA01 AB01 BA01 BC04 BD01 CA07 EA03 EB03 EB05 EC01 EC07 ED33 EE02

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄型エンドフォームと相互係合するよう
    に構成されたコネクタハウジングと、 このハウジング内に設けられ、前記雄型エンドフォーム
    と前記ハウジングとを電気的に接続するように、前記雄
    型エンドフォームに接触する接触部材とを具備する流体
    クイックコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングに接触するよう
    に、このコネクタハウジングの孔に取着可能な第1の部
    分と、 前記雄型エンドフォームとの接触するように前記第1の
    部分から延出している少なくとも1つのアーム部とを具
    備する請求項1に記載の流体クイックコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記アーム部は、前記雄型エンドフォー
    ムの所定の面に接触してこの雄型エンドフォームの孔の
    開口端部を通って延出可能である請求項2に記載の流体
    クイックコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記アーム部は、前記雄型エンドフォー
    ム内へ延出可能である曲がった端部を有する請求項3に
    記載の流体クイックコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記アーム部と前記曲がった端部とは、 前記接触部材の第1の部分から延出しているビームと、 このビームから傾斜して延出している背部傾斜面と、 この背部傾斜面の一端部のエッジから傾斜して延出し、
    また、前記雄型エンドフォームの先端部によって係合さ
    れるようになっている引込み面を形成する先端部とを有
    する請求項4に記載の流体クイックコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記背部傾斜面は、前記ビームに対して
    鈍角に傾斜して延出し、また、 前記先端部は、前記背部傾斜面から鈍角に傾斜して延出
    している請求項5に記載の流体クイックコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記第1の部分は、前記コネクタハウジ
    ングの孔に取着可能な管状の本体部を有する請求項2な
    いし6のいずれか1に記載の流体クイックコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記管状の本体部は、この本体部の圧縮
    が前記コネクタハウジングの孔内への前記管状の本体部
    の圧着を可能とする離間したエッジを形成するように、
    長手方向に分割している請求項7に記載の流体クイック
    コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記管状の本体部は、この本体部の一端
    部から対向して形成された他端部をさらに有し、この他
    端部に引込みエッジが形成されている請求項7に記載の
    流体クイックコネクタ。
  10. 【請求項10】 前記接触部材の第1の部分は、前記コ
    ネクタハウジングの孔内に取着可能な環状のリングを有
    し、前記アーム部は、この環状のリングから延出してい
    る請求項2に記載の流体クイックコネクタ。
  11. 【請求項11】 前記アーム部は、前記雄型エンドフォ
    ームの孔の開口端部を通って延出可能である曲がった端
    部を有する請求項10に記載の流体クイックコネクタ。
  12. 【請求項12】 前記接触部材の環状のリングから傾斜
    して延出し、前記雄型エンドフォームの端部と係合可能
    な少なくとも1つの指状部をさらに具備する請求項10
    もしくは11に記載の流体クイックコネクタ。
  13. 【請求項13】 前記環状のリングは、前記コネクタハ
    ウジングの通過孔の2つの段付きの孔部分の間に形成さ
    れた肩部に接触して取着可能である請求項10に記載の
    流体クイックコネクタ。
  14. 【請求項14】 前記コネクタハウジングと前記雄型エ
    ンドフォームとは、導電性材料から形成されている請求
    項1に記載の流体クイックコネクタ。
  15. 【請求項15】 第1の軸に沿って雄型エンドフォーム
    と相互係合するように形成されたコネクタハウジング
    と、 このハウジングの孔内に固定的に取着可能な第1の部分
    を有する接触部材と、 前記雄型エンドフォームに接触して配置されるように、
    前記雄型エンドフォームの孔の開口端部を通って延出す
    るようにされた前記第1の部分から延出しているアーム
    部とを具備し、 前記コネクタハウジングと前記雄型エンドフォームと
    は、導電性材料から形成されている流体クイックコネク
    タ。
  16. 【請求項16】 雄型エンドフォームと相互係合するよ
    うに構成されたコネクタハウジングを有する流体クイッ
    クコネクタ用の電気的接触部材であって、 前記コネクタハウジングに、このハウジング内に挿入さ
    れた雄型エンドフォームを電気的に接続するように、コ
    ネクタハウジング内に取着するようにされた導電性の接
    触部材を具備する電気的接触部材。
  17. 【請求項17】 前記接触部材は、前記コネクタハウジ
    ングに接触して前記コネクタハウジング内に取着可能で
    あるようにされた第1の部分と、 前記ハウジングの孔内に挿入された前記雄型エンドフォ
    ームに接触するようにされた前記第1の部分から延出し
    ているアーム部とを具備する請求項16に記載の電気的
    接触部材。
  18. 【請求項18】 前記アーム部は、前記雄型エンドフォ
    ームの所定の面に接触してこの雄型エンドフォームの孔
    の開口端部を通って延出可能である請求項17に記載の
    電気的接触部材。
  19. 【請求項19】 前記アーム部は、前記雄型エンドフォ
    ーム内へ延出可能である曲がった端部を有する請求項1
    8に記載の電気的接触部材。
  20. 【請求項20】 前記アーム部と曲がった端部とは、 前記接触部材の第1の部分から延出しているビームと、 このビームから傾斜して延出している背部傾斜面と、 この背部傾斜面の一端部のエッジから傾斜して延出し、
    また、前記雄型エンドフォームの先端部によって係合さ
    れるようになっている引込み面を形成する先端部とを有
    する請求項19に記載の電気的接触部材。
  21. 【請求項21】 前記背部傾斜面は、前記ビームに対し
    て鈍角に傾斜して延出し、また、 前記先端部は、前記背部傾斜面から鈍角に傾斜して延出
    している請求項20に記載の電気的接触部材。
  22. 【請求項22】 前記第1の部分は、前記コネクタハウ
    ジングの孔に取着可能な管状の本体部を有する請求項1
    7ないし21のいずれか1に記載の電気的接触部材。
  23. 【請求項23】 前記管状の本体部は、この本体部の一
    端部から対向して形成された他端部をさらに有し、この
    他端部に引込みエッジが形成されている請求項22に記
    載の電気接続部。
  24. 【請求項24】 前記接触部材の第1の部分は、前記コ
    ネクタハウジングの孔内に取着可能な環状のリングを有
    し、前記アーム部は、この環状のリングから延出してい
    る請求項22に記載の電気的接触部材。
  25. 【請求項25】 前記アーム部は、前記雄型エンドフォ
    ームの孔の開口端部を通って延出可能である曲がった端
    部を有する請求項17に記載の電気的接触部材。
  26. 【請求項26】 前記接触部材の環状のリングから傾斜
    して延出し、前記雄型エンドフォームの端部と係合可能
    な少なくとも1つの指状部をさらに具備する請求項25
    に記載の電気的接触部材。
  27. 【請求項27】 前記環状のリングは、前記コネクタハ
    ウジングの通過孔の2つの段付きの孔部分の間に形成さ
    れた肩部に接触して取着可能である請求項25に記載の
    電気的接触部材。
  28. 【請求項28】 前記コネクタハウジングと前記雄型エ
    ンドフォームとは、導電性材料から形成されている請求
    項25に記載の電気的接触部材。
  29. 【請求項29】 雄型エンドフォームと相互係合するよ
    うに構成されたコネクタハウジングを有する流体クイッ
    クコネクタ用の電気的接触部材であって、 前記ハウジングの孔内に固定的に取着可能にされた第1
    の部分を有する接触部材と、 前記雄型エンドフォームに接触するように延出する前記
    第1の部分から延出しているアーム部とを具備する電気
    的接触部材。
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