JP3522400B2 - 流れ表示式の指示方法及び装置 - Google Patents

流れ表示式の指示方法及び装置

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JP3522400B2 JP20595795A JP20595795A JP3522400B2 JP 3522400 B2 JP3522400 B2 JP 3522400B2 JP 20595795 A JP20595795 A JP 20595795A JP 20595795 A JP20595795 A JP 20595795A JP 3522400 B2 JP3522400 B2 JP 3522400B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の物理量ある
いは被測定パラメータの値を指示する指示装置に関し、
特に極性及び大きさを有する値を流れの形態で指示する
流れ表示式指示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指示装置即ちインジケータは、あ
る値の指示を行うのに、大きく分けて、アナログ表示形
式で行うものとデジタル表示形式で行うものとがある。
アナログ表示式インジケータには、例えば、値の大きさ
を電子的にしかもアナログ形式で表示するバーグラフ表
示式のものがある。一方、デジタル表示式インジケータ
は、通常、数値表示により指示を行うものである。ま
た、この他に、極性表示を行うインジケータがあり、こ
れは、正負を指示するため、一組のインジケータ素子か
ら構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ある種の計測の分野に
おいては、ある物理量あるいはパラメータの計測値の最
大点あるいは最小点を知りたい場合がある。例えば、ア
ンテナの向きを調整しようとする場合、アンテナの調整
中に受信電界強度を測定してその値が最大となる位置を
見つけるため、通常、電界強度計が使用されている。こ
の場合、電界強度計に設けられたインジケータがデジタ
ル表示のみの場合には、デジタル数値自体が、値の変化
速度(変化の方向と速さ)の直接的な指示ではないた
め、値の変化の方向及び速さの把握がしづらい、という
問題がある。また、上記インジケータがバーグラフ表示
の場合には、絶対値が表示されるため、値の変化速度は
把握可能ではあるが、アンテナ調整を容易とするのに必
要な分解能を得るには、多数の表示セグメントあるいは
より大きな表示面積を必要とする。更に、上記インジケ
ータを組合せて備えている電界強度計もあるが、個々の
インジケータ固有の問題が完全には解消されておらず、
依然として、最大点の把握がしずらい、という問題があ
る。上記と同様の問題は、あるパラメータの値の最小点
を見つける場合、例えば、バンド消去フィルタの特性の
最小点即ちボトムを見つける場合にもある。
【0004】従って、本発明の目的は、ある物理量又は
パラメータの値あるいはその変化速度を把握し易い形で
指示する指示方法及び装置を提供することである。
【0005】本発明の別の目的は、デジタル表示と組み
合わせて使用するのに適した、ある物理量又はパラメー
タの値あるいはその変化速度を指示する指示方法及び装
置を提供することである。
【0006】本発明の別の目的は、より少ない表示面積
しか必要としない、物理量又はパラメータの値あるいは
その変化速度を指示する指示方法及び装置を提供するこ
とである。
【0007】本発明の別の目的は、ある物理量又はパラ
メータの値の最大点又は最小点の発見が容易に行える指
示方法及び装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を実現するた
め、本発明による、所与の物理量の極性と大きさとを有
する値を指示する流れ表示式指示方法は、イ)流れを表
す流れ表現像を定め、ロ)前記流れ表現像の所定の線に
沿った少なくとも1つの流れ方向により、前記値の前記
極性を指示し、ハ)前記流れ表現像の流れの速さによ
り、前記値の前記大きさを指示するようにする。
【0009】本発明によれば、前記流れ表現像は、前記
所定の線に沿って移動する少なくとも1つの像から成る
ものとすることができる。また、前記所定の線は、直
線、曲線又は放射状の線とできる。
【0010】更に、前記少なくとも1つの像は、複数の
互いに離間した像から成るようにでき、また、前記複数
の互いに離間した像は、均等又は不均等の離間間隔を有
するようにできる。
【0011】また、前記の像は、周囲に対し明又は暗の
像とすることができる。また、前記の像の形状は、前記
所定の線に沿って均等又は類似としたり、不均等又は非
類似としたりでき、また、前記の像のサイズは、前記所
定の線に沿って均等又は不均等とすることができる。
【0012】前記少なくとも1つの流れ方向は、前記所
定の線に沿った、互いに対向する2つの方向とし、そし
てその一方が正の極性を表し、他方が負の極性を表すよ
うにできる。
【0013】前記流れ表現像の前記流れの速さは、前記
物理量の値の大きさに対し線形又は非線形の関係を有す
るようにでき、また、前記流れ表現像は、有限の移動距
離を繰り返し移動するようにできる。
【0014】前記物理量の値の前記極性は、所定の基準
値に対する極性としてもよい。また、前記物理量の値
は、前記物理量の微分値とすることもできる。
【0015】また、本発明による、所与の物理量の値を
指示する流れ表示式指示装置は、イ)前記所与物理量の
値を表す入力信号を受ける入力端子と、ロ)流れ表現像
を、所定の線に沿って互いに異なった複数のn個の位置
に形成するための流れ表現像形成手段であって、前記n
個の位置は、前記所定の線に沿って互いに順番に偏移し
た第1位置から第n位置までから成り、該第1位置は、
前記第1方向における該第n位置の次の位置を成し、前
記第n位置は、前記第1方向とは逆の第2の方向におけ
る前記第1位置の次の位置を成すようにした、前記の流
れ表現像形成手段と、ハ)前記流れ表現像形成手段に接
続した流れ表現像位置選択手段であって、前記第1位置
から前記第n位置の前記流れ表現像を、前記入力端子か
ら受ける第1の信号の極性に依存した前記第1及び第2
の方向の内の一方の方向において、前記第1の信号の大
きさに応じた速さで選択することにより、該選択した流
れ表現像を前記流れ表現像形成手段に形成させる、前記
の流れ表現像選択手段と、を備える。
【0016】本発明によれば、前記流れ表現像選択手段
は、前記入力端子に接続していて、前記入力端子に受け
る入力信号を前記第1信号として受けるようにできる。
【0017】本発明の流れ表示式指示装置は、更に、前
記所与物理量の値を受ける前記入力端子と、前記流れ表
現像選択手段との間に接続した微分手段であって、前記
所与物理量値の微分値を発生して、前記流れ表現像選択
手段へ第1の信号として供給する微分手段、を含んで、
前記所与の物理量の値の変化速度を指示するようにする
ことができる。
【0018】前記流れ表現像選択手段は、イ)所定の基
準値に対する前記第1信号の極性を検出してその検出し
た極性を表す極性信号を発生する極性検出手段と、ロ)
前記所定基準値に対する前記第1信号の大きさを検出し
てその検出した大きさを表す大きさ信号を発生する大き
さ検出手段と、ハ)前記極性信号と前記大きさ信号とを
受けるように接続しており、また前記流れ表現像形成手
段に接続した出力とを有した流れ表現像位置選択手段で
あって、前記極性信号と前記大きさ信号とに応答して、
前記第1位置から前記第n位置の前記流れ表現像を、前
記極性信号が表す極性に依存した前記第1及び第2の方
向の内の一方の向きにおいて、前記大きさ信号が表す大
きさに応じた速さで選択する位置選択信号を発生するこ
とにより、該選択した流れ表現像を前記流れ表現像形成
手段に形成させる、前記の流れ表現像位置選択手段と、
を備え、これにより、前記流れ表現像形成信号は、前記
位置選択信号を受けてこの信号が表す位置の前記流れ表
現像を形成するようにできる。
【0019】本発明によれば、前記流れ表現像形成手段
は、イ)前記所定の線に沿って配置した複数のT個の表
示セグメントと、ロ)前記T個の表示セグメントを制御
して、前記所定の線に沿って移動する少なくとも1つの
像を形成する制御手段と、を含むようにできる。前記所
定の線が直線の場合、前記T個の表示セグメントは、前
記直線に沿って配置されたセグメントとし、前記所定の
線が曲線の場合、前記T個の表示セグメントは、前記曲
線に沿って配置されたセグメントとし、前記所定の線が
放射状の線である場合、前記T個の表示セグメントは、
前記放射状の線に沿って配置されたセグメントとするこ
とができる。
【0020】本発明によれば、前記少なくとも1つの像
は、複数のm個の互いに離間した像から成り、前記T個
は、前記n個に前記m個を掛けたものに等しく、前記T
個の表示セグメントは、n個の表示セグメントのグルー
プを前記m個含むように区分けしたもの、とすることが
できる。
【0021】また、前記の像は、周囲に対し明又は暗の
像とし、そして前記表示セグメントは、作動された時
に、前記明又は暗の像を形成するセグメントとすること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。
【0023】図1は、本発明による流れ表示式インジケ
ータA(以下、フローインジケータと呼ぶ)を示すブロ
ック図である。このフローインジケータAは、ある物理
量の値を表す入力信号Pinを受ける入力端子1と、この
入力端子に入力が接続した流れ表現像(以下、単に流れ
像と呼ぶ)選択部2と、流れ像形成部3と、を備えてい
る。選択部2は、入力に受けた入力信号Pinの極性と大
きさとに応答して、所定の線L(図2参照)に沿って順
番に位置が偏移したn個の位置の流れ像FI1〜FIn
の内の1つを選択するため、流れ像位置選択信号PSを
出力に発生する。流れ像形成部3は、この選択信号PS
を入力に受け、そしてこの信号PSが示す、流れ像FI
1〜FInの内の1つを生成する。流れ像形成部3は、
例えば液晶表示器を使って実現できる。
【0024】詳細には、選択部2は、1実施形態とし
て、入力端子1に各々入力が接続した極性検出部22及
び大きさ検出部24と、流れ像位置選択部26とから成
っている。極性検出部22は、ある基準値R(ゼロある
いはその他の値)に対する入力信号Pinの極性検出を行
い、そして検出した正(ゼロを含む)又は負の極性を表
す極性信号PLを出力に発生する。大きさ検出部24
は、基準値Rに対する信号Pinの大きさ、即ち、基準値
Rと信号Pinとの差の絶対値を検出し、そしてこの絶対
値を表す大きさ信号MGを出力に発生する。流れ像位置
選択部26は、それら信号PL及びMGをそれぞれ受け
る入力を有し、そして極性信号PLが正極性を示してい
る場合には線Lに沿って第1の方向に、また負極性を示
している場合には第1の方向とは対向する第2の方向
に、しかも信号MGの大きさに応じた速さで流れ像FI
1〜nから1つの流れ像を選択する上記の流れ像位置選
択信号PSを出力に発生する。
【0025】図2は、流れ像形成部3が形成する流れ像
FIを構成する各像の1例を示す(この図では、各像の
輪郭のみを示している)。尚、本例では、この流れ像
は、液晶表示器を用いて実現した場合について説明する
が、この場合、12個の表示セグメントを使用し、各セ
グメントの長さは lとする。ここで、T,m,nをそ
れぞれ正の整数とすると、本流れ像は、流れ像構成像の
総数Tが12で、各流れ像構成像数mが3で、流れ像数
(又は流れ像位置数)nが4である、3像−4位置の流
れ像である。各流れ像は、線L1(本例の場合、上下方
向の線)に沿った3つの像から成っていて、その流れ像
が線L1に沿って順番にずれた4つの位置にある。
【0026】即ち、図3に示すように、第1位置(最下
位)の流れ像FI1は、最下位の像I11と、これから
上に4番目の像I12と、更にこれより上に4番目の像
I13と、から成っている。同様に、第2位置の流れ像
FI2は、像I21,I22及びI23から成り、第3
位置の流れ像FI3は、像I31,I32及びI33か
ら成り、第4位置(最上位)の流れ像FI4は、像I4
1,I42及びI43(最上位の像)から成っている。
互いに隣接する流れ像間の偏移量OFは、lに等しい。
尚、図3においては、黒く塗り潰した部分が、選択され
た像を示し、これは周囲に対しては本例では明るい像で
ある。
【0027】この流れ像についてより詳しく説明する
と、各像の形状は、台形であって、互いに類似であり、
そして各像のサイズは、線L1に沿った長さLGが互い
に同一の lである。線L1と直交する方向の幅(平均
値)は、最下位の像I11が最も狭い幅W1を有し、そ
して上に向かって幅が順番に大きくなり、そして最上位
の像I43が最も広い幅W2を有している。このような
異なった幅は、上向きである第1の方向D1が、正の極
性であり、そして下向きである第2の方向D2が負極性
である、という極性関係を、視覚的に示すのに便利であ
る。また、各流れ像内の像間の離間間隔SPは、互いに
均等の3lである。このような流れ像を上下に移動させ
ることにより、流れを表現する。
【0028】次に、この図2の流れ像で図1のフローイ
ンジケータAの動作を、図4のタイミング図を参照して
説明する。仮に、入力信号Pinが図4に示したように正
のある値から基準値R(この例の場合ゼロとする)を経
て負のある値に変化するとすると、Pinが正の間は、極
性信号PLは正極性を示すため、流れ像位置選択信号P
Sは、流れ像を、FI1(最下位の流れ像)→FI2→
FI3→FI4(最上位の流れ像)の順に選択し、そし
て次に再びFI1から始まってFI2→FI3→FI4
と選択する。その選択の速さは、Pinが0に向かうに従
って信号MGの大きさ(即ち、Pinの絶対値)に対し線
形に遅くなり、そしてPin=0となったときには、流れ
像の選択変更は停止する。次にゼロを越えて負になる
と、極性信号PLは負極性を示すため、流れ像位置選択
信号PSは、流れ像を、ゼロの時の流れ像がFI3とす
ると、FI3→FI2→FI1へ、そして再び最上位の
流れ像FI4から始まってFI3→FI2→FI1と選
択し、そしてその際の選択の速さは、信号MGの大きさ
に対し線形に速くなる。このような動作により、フロー
インジケータは、Pinの値の変化速度(変化の方向と速
さ)を、流れ像の移動の方向と速さとで示し、これによ
り、ユーザは、Pin値変化速度を視覚的にしかも直接的
に知ることができるようになる。しかも、流れ像構成像
総数T(又は表示セグメントの数)は12個に過ぎず、
従来のバーグラフ式インジケータに必要であった像の数
と比べ非常に少なくて済む。
【0029】次に、図5〜図10を参照して、流れ像F
Iの“流れ表現模様”の別の実施形態について説明す
る。
【0030】図5は、各流れ像構成像数mの別の実施形
態を示しており、(a)は、図2及び図3の例よりも1
つ少なくした2個の例であり、(b)は、1つ多くした
4個の例である。但し、流れ像数(又は流れ像位置数)
nは、4個のままである。この流れ像構成像数mは、少
なくとも1つあれば良く、流れの方向/速さの識別性に
対する要求に応じて増減させて良い。
【0031】次に、図6は、流れ像数nの別の実施形態
を示しており、(a)は、1つ少ない3個の例である。
言い換えれば、各像の長さLG=2l、各像間の離間間
隔SP=2l、そして隣接流れ像位置間の偏移量OF=
lであり、長さLGの1/2の偏移量としている。
(b)は更にもう1つ少ない2個の例であるが、流れ像
数nを少なくすると、流れ方向の識別が不可能になるた
め、通常3個以上必要である。
【0032】また、図2及び図3の例では、隣接する流
れ像構成像の離間間隔SPは均等としたが、不均等にし
てもよい。
【0033】次に、図7は、各像のサイズ又は各表示セ
グメントのサイズを均等にした場合の例を示しており、
(a)は互いに均等の長方形、(b)は円、そして
(c)は正方形の例を示している。サイズを不均等にし
た場合の例は、図2〜図6に、また後述の図10は不均
等の円及びリングを示している。
【0034】また、この図7は、説明したように、図2
及び図3の台形とは異なった、像又は表示セグメントの
形状の例も示している。また図9は扇形、図10は、円
あるいはリングの形状の例を示している。
【0035】図8は、像又は表示セグメントの形状を異
なったものにした別の例を示している。即ち、上方向の
流れを示す像は上向きの三角形(図では1つの流れ像を
成す像について黒く塗り潰してある)であり、下方向の
流れを示す像は下向きの三角形(図では1つの流れ像を
成す像について斜線を引いてある)として、流れの向き
を表す別の形態の例を構成している。この場合、三角形
のサイズをも異ならせるようすることもできる。
【0036】次に、図9と図10は、流れ方向表現形態
の別の例を示している。図2〜図8は、流れ方向を上下
方向あるいは直線方向としたものであるのに対し、図9
は、曲線の1例である円周方向の線L2に沿って扇形を
配置して、その円周方向を流れ方向としている。これ
は、角度に関係した物理量を指示する場合に有利であ
る。その場合、例えば左回りは正極性、右回りは負極性
とできる。図10は、放射状の線L3に沿って円及びリ
ングを配置したものであり、その放射状方向を流れ方向
とした例である。これは、拡大/縮小等の面積、体積に
関係した物理量を指示する場合に有利であり、例えば、
放射状外側方向を正極性(例:拡大)、放射状内側方向
を負極性(例:縮小)に割り当てるようにできる。
【0037】また、流れの速さ表現形態の別の例として
は、流れ像の移動の速さ又は選択の速さを、物理量の値
の大きさに対し線形ではなく非線形に、もしくは、連続
又は不連続に行うこともできる。更に、流れの速さの異
なった大きさの範囲の表現を、像の長さ可変により、あ
るいは像離間間隔の可変により行うこともできる。
【0038】流れ移動パターンについては、図2〜図8
及び図10では、有限の距離を極性に関係した方向に繰
り返す(例えば、正極性の場合には上方向のみの繰り返
し)、というパターンである。図9の場合も同様である
が、円を完結した配置であるため、実効上無限の距離を
移動するパターンとなっている。
【0039】流れ運動表現形態については、図2〜図1
0は、1またはそれ以上の数の表示セグメントの段階的
シフトを示しているが、高い分解能の像表現が得られる
場合には、連続的シフトあるいはこれに近いシフトにす
ることも可能である。
【0040】また、流れ表示手段については、上記の液
晶表示器以外に、CRTディスプレイ、あるいはその他
の表示手段により実現することができる。
【0041】次に、図11を参照して、ある物理量の微
分値の指示を行う本発明のフローインジケータの第2実
施形態について説明する。図示のフローインジケータB
は、図1の要素1,2及び3と同様の要素である入力端
子1B、流れ像選択部2B、及び流れ像形成部3Bを備
えている。インジケータBは、この他に、入力端子1B
と流れ像選択部2Bとの間に微分器4を備えている。こ
の微分器4は、ある物理量を表す入力信号Pinを微分し
てその微分信号DFを出力に発生する。この微分信号を
受ける流れ像選択部2Bと流れ像形成部3Bは、図1の
ように入力信号Pinを直接受けるのと全く同じ態様で動
作し、従ってその説明は省略する。この微分値指示のフ
ローインジケータBは、物理量の微分値を流れ像形式で
指示するため、物理量の最大点あるいは最小点(傾きが
ゼロ)を判定する用途には有利である。
【0042】次に、図12〜図18を参照して、上記微
分値指示フローインジケータBを組み込んだ電界強度計
であるTVシグナル・レベル・メータCについて説明す
る。
【0043】図12と図13は、TVシグナル・レベル
・メータCの回路構成を示すブロック図とこのメータC
のフロントパネルを示す図である。このメータCは、在
来の回路構成と同様であって、信号レベル測定回路とし
て、入力端子50に接続した高周波(RF)チューナ5
2と、これの出力に入力が接続した中間周波(IF)増
幅器54と、これの出力に入力が接続したピーク検波器
56及び音声検波器58と、検波器58の出力に入力が
接続した音声増幅器60と、これの出力に接続した音声
出力端子62と、マイクロプロセッサ(μP)64と、
を備えている。音声の検波器58と増幅器60とは、T
Vチャンネルの音声モニタ用であり、その音量調節のた
め、D/A変換器72を介して増幅器60に接続してそ
のゲイン調整を行う。
【0044】μP64は、受信レベル調整のため、D/
A変換器66を介してチューナ52内のアッテネータを
制御し、またTVチャンネル選択のため、直接にチュー
ナ52の同調周波数を制御する。また、μP64は、受
信レベル調整のため、D/A変換器68を介してIF増
幅器54内のアッテネータを制御してIFゲインを調整
する。μP64はまた、受信レベル演算のため、A/D
変換器70を介してピーク検波器56の出力を受ける。
【0045】また、メータCは、メータへの入力のた
め、キーボード74を有しており、図13に示すよう
に、電源(POWER)キー、音量調節(VOL)キー、映像/
音声(VIDEO/SOUND)選択キー、チャンネル(CHANNEL)
番号の1の桁のアップ/ダウンキー、チャンネル番号の
10の桁のアップ/ダウンキー、CATV選択キー(電
源キーと音量調節キーの双方使用)、VHF/UHF選
択キー(電源キーと映像/音声選択キーの双方を使用)
と、を備えている。電源キーは、メータCの電源部76
に接続し、この電源部76は、μP64並びにその他の
回路へ給電を行う。μP64は、電源電圧監視のため、
A/D変換器78を介して電源部76からの電圧を受け
るようになっている。また、図13には示していない
が、メータCは、TVチャンネルの自動設定のため、国
もしくは地域等のチャンネル・エリアを選択するスイッ
チ80を備えている。更に、メータCは、メモリ82を
備えていて、メータC用の処理プログラムの他に、本発
明によるフローインジケータ用のテーブル(図15参
照)を記憶している。
【0046】メータCは、更に、メータ出力のため、液
晶ドライバ84とSTN液晶表示器(LCD)86とを
備えており、図13に示すように、チャンネル番号表示
領域、レベル値デジタル表示領域860を含み、この他
の、レベルのOVER(過大)/UNDER(過小)、
VIDEO/SOUND、レベル数値の単位であるdB
μV/dBmV、バッテリ残量指示、同調周波数微調
(FINE TUNE FREQ)、音量(VOL)、を示す表示領域が
ある。更に、液晶表示器86は、図2及び図3に示した
のと同様のフローインジケータ用の流れ像表示領域86
2を有している。尚、図13では、全ての液晶表示セグ
メントを作動あるいは点灯状態で示してある。
【0047】図14は、液晶ドライバ84及び液晶表示
器86の内、本発明のフローインジケータに関係した部
分のみを示した回路である。図示のように、流れ像表示
領域862は、3像−4位置の流れ像を形成する12個
の表示セグメントa1〜d3から成っている。セグメン
トa1,a2及びa3に接続したドライバaは、それら
セグメントの点灯/消灯を制御する。同様に、ドライバ
bはセグメントb1,b2及びb3を、ドライバcはセ
グメントc1,c2及びc3を、そしてドライバdはセ
グメントd1,d2及びd3を制御する。ドライバa,
b,c及びdは、μP64からの4ビットの流れ像位置
選択ワードSW1〜4の対応するビットを受けるように
接続している。本例では、液晶表示セグメントの消灯状
態により像形成を行うように構成してあり、従って、図
14のセグメントの斜線を付したものは消灯状態(明)
を、その他のセグメントは点灯状態(暗)を示してい
る。
【0048】図15は、フローインジケータ用のテーブ
ル、即ち、流れ像位置選択ワード・テーブルを示してい
る。テーブル・アドレス=0のときには、選択ワードS
W1〜4は、“0111”であって、ドライバb,c,
dを作動するがドライバaを作動せず、従って、セグメ
ントa1,a2,a3のみが消灯状態(明)となって、
周囲に対し明るい像から成る流れ像を形成する。同様
に、テーブル・アドレス=1のときには“1011”で
あって、セグメントb1,b2,b3のみが、テーブル
・アドレス=2のときには“1101”となって、セグ
メントc1,c2,c3のみが、そしてテーブル・アド
レス=3のときには“1110”となって、セグメント
d1,d2,d3のみが消灯状態となって、各々の流れ
像を形成する。
【0049】次に、図16及び図17を参照して、メー
タCの動作について説明する。まず図16は、メータC
の動作のメインフローを示しており、最初のステップ6
40で、ユーザが電源キーを押して電源ONにされる
と、初期化(図示しないが、各種設定、デフォルト処
理、表示処理を含む)を行った後、次のステップ642
で、レベル測定の周期を定める0.1秒タイマをセット
する。次に、電源電圧が規定値以下か否か検査し、YE
Sの場合、即ち、バッテリの電源電圧が下がり過ぎてい
る場合、ステップ646に進んで電源をOFFにし、メ
ータCの使用を禁止する。NOの場合には、ステップ6
48で、電源キーが押されたか否か検査し、YESの場
合、ユーザが電源OFFを意図しているとみなし、ステ
ップ646に進む。一方、NOの場合には、ステップ6
50で、電源キー以外のキーが押されたか調べ、NOの
場合ステップ654に進む、一方YESの場合、ステッ
プ652に進んで押されたキーに対応のキー処理(関係
する表示処理も含む)を行い、その後、NOの場合と同
じくステップ654に進む。ステップ654では、タイ
マ値がゼロに達したか否か調べ、NOの場合にはステッ
プ644にループする。
【0050】一方、ステップ654でYESの場合、ス
テップ655〜657に進んで測定/表示処理を行う。
即ち、ステップ655で、選択されたチャンネルについ
てのレベル測定を、RFチューナ52又はIF増幅器5
4を必要に応じて制御しながら行う。次にステップ65
6で、その測定したレベル値を、デジタル形式即ち数値
でデジタル表示領域860に表示する。次にステップ6
57において、本発明にフローインジケータによる表示
を流れ像表示領域862を使って行う。このステップが
終了すると、ステップ642にループして上述のステッ
プ642〜657を繰り返す。
【0051】次に、図17を参照して、ステップ657
の詳細を示すフローインジケータ表示フローについて説
明する。先ず最初の2つのステップ6570おび657
2は、今回の測定レベル値Lcと前回の測定レベル値Lp
との大小関係を判定するステップである。ここで、Lc
とLpの単位はdBμVとし、dはしきい値であって1
例として0.2dBμVである。今回レベルLcが、Lc
≧Lp+dを満たす場合、即ち、流れ像を上方向へ移動
させるべき場合、ステップ6570でYESとなってス
テップ6574へ分枝する。一方、Lc≦Lp−dを満た
す場合、即ち、流れ像を下方向へ移動させるべき場合、
ステップ6570でNO分枝しそしてステップ6572
でYES分枝してステップ6576に進む。また、Lp
+d>Lc>Lp−dを満たす場合は、即ち、流れ像を停
止させるべき場合、ステップ6572でNO分枝してス
テップ6578に進む。
【0052】ステップ6574〜6590は、図15の
フローインジケータ用テーブルをルックアップするため
のステップである。図15に示したように、テーブル・
アドレスは0〜3の4つであり、そしてアドレスが0か
ら3に向かって流れ像は上方向へ移動することになる。
ステップ6574〜6582は、流れ像を上方向に移動
させる場合の処理であり、その最初のステップで、今回
アドレスポインタPcを、前回アドレスポインタPpに1
を加算したものに等しくし、そして次のステップ658
0で、このときのPc値が3以下の場合にはステップ6
582を迂回し、Pc値が3より大きい場合には、ステ
ップ6582でPcをゼロに等しくセットして、選択す
る流れ像位置を最下位のものに戻し、そしてこの後ステ
ップ6588に進む。ステップ6588では、次回のフ
ローインジケータ表示処理に備えて、Lp値をLc値に等
しくして更新し、またPp値をPc値に等しくして更新す
る。ステップ6576〜6586は、流れ像を下方向に
移動させる場合の処理であり、その最初のステップで、
今回アドレスポインタPcを、前回アドレスポインタPp
から1を減算したものに等しくし、そして次のステップ
6584で、このときのPc値が0以上の場合にはステ
ップ6586を迂回し、Pc値が0より下の場合には、
ステップ6586でPcを3に等しくセットして、選択
する流れ像位置を最上位のものに戻し、そして同じくス
テップ6588に進む。ステップ6578は、流れ像を
停止させる場合の処理であり、Pc値をPp値に等しくセ
ットし、そしてこの後、ステップ6588を通らずにス
テップ6590に直接進む。これにより、Lp値、Pp値
を更新せずに置いて、次回のフローインジケータ表示処
理においても今回と同じLp値,Pp値を使用するように
する。
【0053】ステップ6590は、メモリ82内に記憶
したフローインジケータ用テーブルを検索するための物
理アドレスを計算するステップであって、読出物理アド
レスArを、テーブルの先頭物理アドレスAsにPc値を
加算したものに等しくする。次に、ステップ6592に
おいて、計算した物理アドレスAcから4ビットの流れ
像位置選択ワードSWを取り出してドライバa〜d(図
14)に出力する。それらドライバは、選択ワードの対
応するビットの状態に応じて関係する表示セグメントを
作動/不作動にして、流れ像を表示領域862に表示さ
せ、そして次の入力があるまで、その表示を続ける。こ
れにより、このフローは終了する。
【0054】次に、図18を参照しながら、メータCの
フローインジケータ部分の動作について説明する。メー
タCでの測定レベル値Lが図18のように変化すると仮
定する。但し、横軸は時間で目盛りは、0.1秒測定周
期(図16のステップ642の0.1秒タイマにより実
現)と同じ0.1秒間隔であり、また、dは前述のオフ
セット量である。測定レベルがL1であるt1時以降に
ついて説明すると、その0.1秒後の測定レベルは、前
回のレベルL1よりd以上にはなっていないため、ステ
ップ6570→6572→6578→6590の順で通
り、従って流れ像は、t1時の流れ像が図14のc1〜
3の位置にあるとすると、これと同じ位置に留まる。
0.2秒後の測定レベルも上記と同様であるため、流れ
像は動かない。0.3秒後のt2時になって初めて(L
1+d)以上となるため、ステップ6570→6574
→6580→6588→6590を通り、従って、流れ
像は、図14のd1〜3の位置へと1つ上にシフトす
る。t2時以降では、0.2秒後であるt3時にL2+
d以上となり、この場合、ステップ6570→6574
→6580→6582→6588→6590と通り、従
って、最下位の位置a1〜3に流れ像はシフトする。ま
たt3時以降では0.1秒後にL3+d以上となって、
流れ像は1つ上にシフトして、それぞれ位置b1〜3に
シフトする。一方、t4時以降では、測定レベルは下が
り始め、そして0.2秒後のt5時のレベルL5が、
(L4−d)以下となるため、ステップ6570→65
72→6576→6584→6588→6590を通っ
て、流れ像は、a1〜3へと下にシフトする。
【0055】以上から分かるように、流れ像の移動の方
向は、測定レベル値の微分値の極性に従い、またその移
動の速さは、微分値の大きさに比例している。尚、図1
8では、図示を簡単にするため、dの値を大きくし、測
定間隔を大きくしたが、これらを小さくすれば、微分値
により一層対応した流れ像を得ることができる。これに
より、ユーザは、受信信号レベルの最大点を見つけ易く
なる。
【0056】以上に述べたTVシグナル・レベル・メー
タCのフローインジケータ部分においては、フローイン
ジケータAに関して説明した種々の変更例と同様の変更
が可能であり、用途、目的に応じて最適の流れ像表示を
与えるようにすることができる。また、微分値ではなく
ある目標値あるいは基準値との差異値を指示するように
変更すれば、それら目標値等に対する接近の度合いを流
れ形式で指示することができる。また、メータCでは、
表示装置として液晶表示器を使用したが、これの代わり
に、CRTディスプレイあるいはその他の表示手段に変
更して、これらにフローインジケータを表示するように
しても良い。
【0057】
【発明の効果】上述の本発明の流れ像指示方法及び装置
によれば、ある物理量の値の変化の把握が容易となり、
しかも、所要の表示面積が少なくて済む。また、微分値
指示で物理量の値の変化速度が把握し易くなって最大点
/最小点の判定が容易になり、また差異値指示では物理
量の値の目標点に対する接近度合いの判定が容易にな
る。また、デジタル表示と組み合わせて使用すれば、値
を指示するインジケータとしてより多くの情報を識別し
易い形でユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流れ表示式インジケータ(フロー
インジケータとも呼ぶ)の第1実施形態を示すブロック
図。
【図2】図1の流れ像形成部が形成する流れ像FIを構
成する各像の1例を示す図であり、各像の輪郭のみを示
した図。
【図3】図1の流れ像形成部が形成する4つの異なった
位置の流れ像を示す図であり、(a)は第1位置(最下
位)の流れ像FI1を示し、(b)は第2位置の流れ像
FI2を示し、(c)は第3位置の流れ像FI3を示
し、(d)は第4位置(最上位)の流れ像FI4を示
す。
【図4】図1のフローインジケータAの動作を示すタイ
ミング図。
【図5】各流れ像構成像数mの別の例を示す図であり、
(a)は2個の例であり、(b)は4個の例である。
【図6】流れ像数(又は流れ像位置数)nの別の例を示
す図であり、(a)は3個の例であり、(b)は2個の
例である。
【図7】各像のサイズ又は各表示セグメントのサイズを
均等にした場合の実施形態を示す図であり、(a)は互
いに均等の長方形、(b)は互いに均等の円、(c)は
互いに均等の正方形の例を示す。
【図8】像又は表示セグメントの形状を異なったものに
した別の実施形態を示す図であり、上方向の流れを示す
像を形成する上向きの三角形と、下方向の流れを示す像
を形成する下向きの三角形と、から構成している。
【図9】流れ方向表現形態の別の例を示す図であり、曲
線の1例である円周方向の線L2に沿って扇形を配置し
て、その円周方向を流れ方向とした例を示す。
【図10】流れ方向表現形態の更に別の例を示す図であ
り、放射状の線L3に沿って円及びリングを配置して、
その放射状方向を流れ方向とした例を示す。
【図11】ある物理量の微分値の指示を行う、本発明に
よるフローインジケータの第2実施形態を示すブロック
図。
【図12】図11の本発明による微分値指示フローイン
ジケータを組み込んだ、TVシグナル・レベル・メータ
Cの回路構成を示すブロック図。
【図13】図12のTVシグナル・レベル・メータCの
フロントパネルを示す図。
【図14】図12の液晶ドライバ及び液晶表示器の内、
本発明のフローインジケータに関係した部分のみを示す
ブロック図。
【図15】図12のメモリに記憶された、フローインジ
ケータ用のテーブル、即ち、流れ像位置選択ワード・テ
ーブルを示す図。
【図16】図12のメータCの動作のメインフローを示
すフローチャート。
【図17】図16中のステップ657の詳細を示すフロ
ーインジケータ表示フローを示すフローチャート。
【図18】図12のメータCのフローインジケータ部分
の動作を説明するのに使用する測定レベル値のグラフで
あり、横軸は時間で目盛りは、0.1秒間隔である。
【符号の説明】
1,1B:入力端子 2,2B:流れ像選択部 3,3B:流れ像形成部 4:微分器 Pin:物理量を表す入力信号 PL:極性信号 R:基準値 MG:大きさ信号 PS,PS’:流れ像位置選択信号 FI1〜FIn:複数の流れ像 T:流れ像構成像総数 m:各流れ像構成像数 n:流れ像(位置)数 I11〜I43:流れ像構成像 l:表示セグメントの長さ L,L1,L2,L3:所定の線 FI1〜FI4:第1位置から第4位置の流れ像 W1:像I11の幅 W2:像I43の幅 D1:第1の方向 D2:第2の方向 LG:像の長さ SP:各流れ像内の隣接する像間の離間間隔 OF:互いに隣接する流れ像間の偏移量 DF:Pinの微分値 SW1〜4:4ビットの流れ像位置選択ワード 860:レベル値デジタル表示領域 862:フローインジケータ用の流れ像表示領域 a1〜d3:液晶表示セグメント Lc:今回の測定レベル値 Lp:前回の測定レベル値 d:しきい値 Pc:今回アドレスポインタ Pp:前回アドレスポインタ Ar:読出物理アドレス As:テーブル先頭物理アドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // G01R 29/08 G01R 29/08 B (56)参考文献 実開 平3−109011(JP,U) 実開 平3−21732(JP,U) 実開 昭62−62919(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 7/00 G09G 3/00 G01R 29/08

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所与の物理量の極性と大きさとを有する値
    を指示する流れ表示式指示装置であって、 イ) 流れを表す流れ表現像を形成する流れ表現像形成
    手段と、 ロ) 流れ表現像選択手段であって、前記流れ表現像の
    所定の線に沿った少なくとも1つの流れ方向により前記
    値の前記極性を指示させるとともに、前記流れ表現像の
    流れの速さにより前記値の前記大きさを指示させるよう
    に前記流れ表現像形成手段を制御する、前記の流れ表現
    像選択手段と、を備え、 前記前記流れ表現像は、前記所定の線に沿って移動する
    少なくとも1つの像から成り、 前記少なくとも1つの像のサイズが、前記所定の線に沿
    って増加または減少すること、 を特徴とする流れ表示式
    指示装置
  2. 【請求項2】請求項に記載の装置であって、 前記少なくとも1つの流れ方向は、前記所定の線に沿っ
    た、互いに対向する2つの方向であり、その一方が正の
    極性を表し、他方が負の極性を表し、前記少なくとも1つの像のサイズは、前記正の極性を表
    す前記一方の方向に向かって増大すること、 を特徴とする、流れ表示式指示装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の装置であって、 前記所定の線は、直線、曲線又は放射状の線であるこ
    と、 を特徴とする、流れ表示式指示装置
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載の装置
    あって、前記少なくとも1つの像は、複数の互いに離間した像か
    ら成り、 前記複数の互いに離間した像は、均等又は不均等の離間
    間隔を有していること、 を特徴とする、流れ表示式指示装置
  5. 【請求項5】請求項1からのいずれかに記載の装置
    あって、 前記の像の形状は、前記所定の線に沿って均等又は類似
    であるか、不均等又は非類似であること、 を特徴とする、流れ表示式指示装置
  6. 【請求項6】請求項1からのいずれかに記載の装置
    あって、 前記流れ表現像の前記流れの速さは、前記物理量の値の
    大きさに対し線形又は非線形の関係を有していること、 を特徴とする、流れ表示式指示装置
  7. 【請求項7】請求項1からのいずれかに記載の装置
    あって、 前記物理量の値は、前記物理量の微分値であること、 を特徴とする、流れ表示式指示装置
  8. 【請求項8】請求項1記載の装置であって、前記 所与物理量の値を表す入力信号を受ける入力端子
    備え前記流れ表現像形成手段は、前記 流れ表現像を、前記
    定の線に沿って互いに異なった複数のn個の位置に形成
    し、前記n個の位置は、前記所定の線に沿って互いに順
    番に偏移した第1位置から第n位置までから成り、該第
    1位置は、前記第1方向における該第n位置の次の位置
    を成し、前記第n位置は、前記第1方向とは逆の第2の
    方向における前記第1位置の次の位置を成すように前記流れ表現像位置選択手段は、 前記流れ表現像形成手
    段に接続しており、前記第1位置から前記第n位置の前
    記流れ表現像を、前記入力端子から受ける第1の信号の
    極性に依存した前記第1及び第2の方向の内の一方の方
    向において、前記第1の信号の大きさに応じた速さで選
    択することにより、該選択した流れ表現像を前記流れ表
    現像形成手段に形成させることを特徴とする 流れ表示式指示装置。
  9. 【請求項9】請求項に記載の装置であって、 前記流れ表現像選択手段は、前記入力端子に接続してい
    て、前記入力端子に受ける入力信号を前記第1信号とし
    て受けるようになったこと、 を特徴とする流れ表示式指示装置。
  10. 【請求項10】請求項に記載の装置であって、 更に、 前記所与物理量の値を受ける前記入力端子と、前記流れ
    表現像選択手段との間に接続した微分手段であって、前
    記所与物理量値の微分値を発生して、前記流れ表現像選
    択手段へ第1の信号として供給する微分手段、 を含んでいて、前記所与の物理量の値の変化速度を指示
    するようになったこと、を特徴とする流れ表示式指示装
    置。
  11. 【請求項11】請求項から10のいずれかに記載の装
    置であって、 前記流れ表現像選択手段は、 イ) 所定の基準値に対する前記第1信号の極性を検出
    してその検出した極性を表す極性信号を発生する極性検
    出手段と、 ロ) 前記所定基準値に対する前記第1信号の大きさを
    検出してその検出した大きさを表す大きさ信号を発生す
    る大きさ検出手段と、 ハ) 前記極性信号と前記大きさ信号とを受けるように
    接続しており、また前記流れ表現像形成手段に接続した
    出力とを有した流れ表現像位置選択手段であって、前記
    極性信号と前記大きさ信号とに応答して、前記第1位置
    から前記第n位置の前記流れ表現像を、前記極性信号が
    表す極性に依存した前記第1及び第2の方向の内の一方
    の向きにおいて、前記大きさ信号が表す大きさに応じた
    速さで選択する位置選択信号を発生することにより、該
    選択した流れ表現像を前記流れ表現像形成手段に形成さ
    せる、前記の流れ表現像位置選択手段と、 を備え、 これにより、前記流れ表現像形成信号は、前記位置選択
    信号を受けてこの信号が表す位置の前記流れ表現像を形
    成すること、 を特徴とする流れ表示式指示装置。
  12. 【請求項12】請求項から11のいずれかに記載の装
    置であって、 前記流れ表現像形成手段は、 イ) 前記所定の線に沿って配置した複数のT個の表示
    セグメントと、 ロ) 前記T個の表示セグメントを制御して、前記所定
    の線に沿って移動する少なくとも1つの像を形成する制
    御手段と、 を含むこと、を特徴とする流れ表示式指示装置。
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