JPH03131728A

JPH03131728A - サーモグラフィ装置

Info

Publication number: JPH03131728A
Application number: JP26922489A
Authority: JP
Inventors: Mikio Toyoda; 三喜男豊田; Toshifusa Suzuki; 鈴木　利房
Original assignee: Chino Corp
Current assignee: Chino Corp
Priority date: 1989-10-18
Filing date: 1989-10-18
Publication date: 1991-06-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、温度分布像を表示するサーモグラフィ装置に
関するものである。

［従来の技術］ｉ！！ＩＩ定物の温度分布を表示するには、測定物の表
面から放射される赤外線エネルギーを検出してその温度
分布を複数の疑似カラー画像で表示するサーモグラフィ
装置が用いられる。

第５図に示すのは、従来のサーモグラフィ装置による温
度分布表示である。

この装置では、表示画面３０には測定物３１の画像が表
示される。そして、測定物３１上には検出された赤外線
エネルギーを基に予め定められた複数の段階（図では５
段階）別にカラー表示される。そして、測定物３１の任
意の箇所の温度を知るには段階別のカラーバー３２と対
照して得ることができる。

また、所望箇所の温度は複数のカーソル３３で移動設定
することによりこのカーソル部分の温度が数値として画
面３０上に表示されるようになっている。

し発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記従来のサーモグラフィ装置では、上
述した温度分布を得るためには、キー操作により行い、
このキー操作のタイミングで行なっていた。

したがって、一定な時間経過毎の温度分布を得ることが
できず、短時間に変化する温度分布の変化を得ることが
できない欠点がある。

また、画面３０には一画面分の温度分布しか表示できず
、同一画面上で温度分布の変化、及び経時的な温度分布
の比較を行なうことができなかった。

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、所
定時間経過毎に測定物の温度分布を連続的に得ることが
できると共に、一画面上で測定物の時間経過毎の変化状
態を容易に得ることができるサーモグラフィ装置を提供
することを目的としている。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するため本発明のサーモグラフィ装置は
、測定物より放射される赤外線エネルギーにより測定物
の温度分布を画面上に多色表示するサーモグラフィ装置
であって、請求項１．２では、予め設定された自動取込み周期の条
件または外部操作される外部接点の条件により、この条
件が満たされた時に測定物のデータを画面上に温度分布
表示させることを特徴とする。

また、請求項３では、予め設定されたインターバル毎に
取込まれる複数の測定物のデータを同一画面上に区分し
て温度分布表示することを特徴とする。

［作用］請求項１．２によれば、自動取込み周期及び外部接点操
作の条件で測定物のデータが画面上に温度分布表示され
るので、自動取込みにより短時間間隔及び一定時間間隔
でのデータ取込みを行なうことができると共に、外部設
定操作による任意なタイミングでデータを取込むことが
でき、これらは条件設定により組み合わせ自在である。

請求項３によれば、画面上には時間経過毎の複数の温度
分布データが複数表示される。これにより、測定物の温
度分布の変化を得ることができる。

［実施例１第１図に示すのは、上記サーモグラフィ装置の構成を示
すブロック図である。

図において、検出器１０は、測定物Ｓから放射される赤
外線エネルギーを検出し、Ａ／Ｄ変換器によりその温度
分布に対応したデジタル信号に変換したデータ（１画面
分のシリアルビットデータ）を変換器１１に送出する。

変換器１１には、クロック１２ａを動作クロックとし、
ＲＯＭ　ｌ　３の手順により動作するＣＰＵ１４が設け
られている。

ＲＡＭ１５にはキーボード１６から入力された各パラメ
ータがキーボードＩ／Ｆ回路１６ａを介して記憶されて
おり、ＣＰＵ　ｌ　４は、このＲＡＭ１５の記憶情報に
基づき各種表示処理、データ；演算処理、各回路のコン
トロールを行なっている。

ここで、キーボード１６からはモード１あるいはモード
２の設定が行なわれる。

モード１では、温度分布のデータの自動取込みの設定周
期Ｔの設定、及び後述する外部接点２２のＯＮ状態と自
動取込み設定周期ＴとのＯＮ状態との論理積（ＡＮＤ）
出力、あるいは論理和（ＯＲ）出力のいずれかの形態で
データ取込選択設定が行なわれる。

モード２では、上記各設定に加えて画面ｌの分割数の設
定、データの取込み順序に対する画面ｌ上の表示順序の
設定等が行なわれる。

前記検出器ｌＯの信号は、検出器Ｉ／Ｆ回路１７で前記
データをＣＲＴ２０にに表示するための画像データや温
度データに復元する。この画像データ及び温度データは
データメモリ１８に格納される。

データメモリ１８にはプロセッサが内蔵されており、ｃ
ｐｕ　ｌ　４の指令により制御されて記憶されたデータ
を演算処理し、そのデータは読み出しＤＭＡ方式により
画像メモリ２１に一括転送する。

このデータメモリ１８は、前記検出器ＩＯからのデータ
を複数画面に対応する温度データ（本実施例では後述す
る如（９画面分）として記憶する。

そして、ＣＲＴ表示コントローラ１９により、画像メモ
リ２１の疑似カラー化された温度データは、ＣＲＴ２０
上に表示される。

また、２２は外部接点であり、図示の如く４ＣＨを有し
この外部接点２２のＯＮ動作により後述する温度分布表
示のためのデータ取込み選択設定の一方の選択子が得ら
れるようになっている。

前記外部接点２２は外部接点人力Ｉ／Ｆ回路２２に人力
されており、前記キーボード１６により前記ＣＨの使用
設定が行なわれるようになっている。

第２図は、データの取込みを示すタイミングチャートで
ある。尚、画面表示は従来例同様である。

上記モードｌによる表示手順を説明すると、予めキーボ
ード１６によりデータ取込み選択設定の形態が設定され
る。この設定形態は、外部接点２２と自動設定周期Ｔと
のＡＮＤあるいはＯＲが設定される。

自動設定周期Ｔは、キーボード１６の操作によりその時
間間隔が設定されるものであり、時計１２を基に得られ
るものである。

ここで、データ取込み選択設定としてＡＮＤが設定され
た場合、検出器ｌＯから出力されるデータは、第２図Ａ
の（ａ）に示す如く自動設定周期Ｔに達した時に外部接
点２２が同図（ｂ）で示すように手動または自動操作さ
れてＯＮ状態であることによりこの自動設定周期Ｔが発
生した時点で、同図（ｃ）に示すＡＮＤ出力が得られ、
検出器Ｉ／Ｆ回路１７を介してデータメモリ１８に１画
面分のデータが取込まれることになり、画面ｌ上に測定
物Ｓの温度分布が表示されることになる。

一方、データ取込み選択設定としてＯＲが設定された場
合には、第２図Ｂの（ａ）〜（Ｃ）に示すように自動設
定周期Ｔの周期に達する毎に、さらに外部接点２２がＯ
Ｎ状態となる毎に直ちに検出器１０のデータが取込まれ
温度分布が表示される。

次に、外部接点２２の状態を無視して、自動設定周期Ｔ
のみに基づいてデータ取得、表示ができる（第３図Ａ）
。

また、自動設定周期Ｔを無視して外部接点２２の状態の
みに基づいてデータの取得、表示ができる（第３図Ｂ）
。

さらに、複数の外部接点２２間のＡＮＤ、ＯＲの任意の
組み合わせで自動設定周期Ｔによらずデータの取得１表
示ができる（第３図Ｃ）。

このようにデータの取込み、表示の条件は、自動取込み
周期Ｔのみ、外部接点のみ、周期Ｔと外部接点とのＡＮ
Ｄ、周期Ｔと外部接点とのＯＲ２接点間のＡＮＤ、ＯＲ
等の種々の条件で可能で、これは予めキーボード１６の
操作等で設定しておき、無論途中で変更できるものとす
る。

次に第４図は、モード２による表示例を示す図である。

このモード２では、画面ｌ上にカラーパー３８、温度目
盛３ｂと共に、縮小した複数の温度分布表示がなされる
ようになっている。

この複数の温度分布表示は、前述の様々な条件で前記時
計１２または外部接点等を基に取込んだデータを順次表
示するものであり、キーボード１６により予めこのイン
ターバル等のパラメータや条件が設定される。

検出器１０のデータは、前記取込み条件に合致したとき
にデータメモリ１８に順次記憶され、このデータメモリ
１８には９画面分のデータを記憶する゛。

そして、このデータメモリ１８に内蔵されたブロセッサ
は、得られた１画面分のデータを演算してこの１画面分
のデータを逐次ＣＲＴに表示するため画像メモリ２１へ
送出する。この時、データメモリ１８中のプロセッサは
、画面ｌ中の９つの温度分布表示を行なうために、各デ
ータを縮小し、かつ画面上の位置を定めて送出する。第
５図に示す各温度分布表示には、夫々連番２５が付けら
れ、温度分布の変化をインターバル表示部２６に表示さ
れるインターバルの間隔で同一画面上から得ることがで
きる。また、時刻表示部２６ａにより取得した時間がわ
かるようになっている。

また、取込毎に、入力される新しいデータは、データメ
モリ１８における格納データのうち最も古いデータ部分
に格納される。

したがって、画面ｌ上では最新のデータが順次連番方向
に移動するため、このｆｉｔｉｆｉのデータを示す番号
表示部２７が設けられる。尚、番号表示部を設けなくと
もＲ新のデータ部分の連番２５の色を変えるようにして
も良い。また、２８は日時、時刻表示部である。

そして、このモード２においてもモードｌと同様に外部
接点２２とインターバルとのＡＮＤあるいはＯＲまたは
外部接点のみ、インターバルのみ等の条件により画面ｌ
上に複数の温度分布を表示するようにしても良い。

そして、画面１上には実施例以外に画面分割を可変させ
ても良く、例えば画面ｌ上に４画面、あるいは１６画面
を表示させるようにしても良い。

尚、キーボード１６で予め画像間の演算（差、ＡＮＤ、
ＯＲ１拡大、フィルタリング等）を指定しその演算結果
を表示できるようになっている。

［発明の効果］請求項１．２によれば、測定物のデータは、自動取込み
及び手動取込みを行なうことができる。

また、これらの条件をいずれも満たしたときに取り込む
こともできる。

したがって、短時間間隔及び一定時間間隔でのデータ取
込みを行なうことができる自動取込みの利点と、任意な
タイミングでデータを取込むことができる手動または自
動操作を条件設定することにより時間経過中の測定物の
温度分布表示を最適なタイミングで表示することができ
る。

請求項３によれば、画面上には時間経過毎の複数の温度
分布データが複数表示されるので、測定物の温度分布の
変化を容易に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の構成を示すブロック図、第２図及び
第３図は、条件設定による測定データの取込みを示すタ
イミングチャート、第４図は、同サーモグラフィ装置の
モード２による画面上の表示状態を示す図、第５図は、
従来のサーモグラフィ装置による画面上の表示状態を示
す図である。ｌ・・・画面、１０・・・検出器、１１・・・変換器、
１２・・・時計、１２ａ・・・クロック、１４・・・Ｃ
ＰＵ、１６・・・キーボード、１７・・・検出器Ｉ／Ｆ
回路、１８・・・データメモリ、１９・・・ＣＲＴ表示
コントローラ、２０・・・ＣＲＴ、２５・・・連番、２
６・・・インターバル表示部、２７・・・番号表示部、
Ｓ・・・測定物。

Claims

【特許請求の範囲】１、測定物より放射される赤外線エネルギーにより測定
物の温度分布を画面上に多色表示するサーモグラフィ装
置において、予め設定された自動取込み周期の条件または外部操作さ
れる外部接点の条件のうち少なくとも一方の条件が満た
された時に測定物のデータを画面上に温度分布表示させ
ることを特徴とするサーモグラフィ装置。２、前記外部接点の複数の状態間の設定の条件により測
定物のデータを画面上に温度分布表示する請求項１記載
のサーモグラフィ装置。３、測定物より放射される赤外線エネルギーにより測定
物の温度分布を画面上に多色表示するサーモグラフィ装
置において、予め設定されたインターバル毎に取込まれる複数の測定
物のデータを同一画面上に区分して温度分布表示するこ
とを特徴とするサーモグラフィ装置。