JP6406572B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されてエンジン回転数、車速等の車両の状態を表示する表示装置に関する。
従来、車両に搭載されてエンジン回転数、車速等の車両の状態を指針により表示する指針式の表示装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、指針を用いた表示装置において指針が指示する目盛の外周に複数の発光ダイオードを配置し、これらの発光ダイオードにより指針が指示する情報とは異なった情報(エンジン回転数の最大値、平均値等)を表示する技術が開示されている。例えば、エンジン回転数の最大値を表示する場合には、目盛の外周に配置された複数の発光ダイオードのうちエンジン回転数の最大値に対応した位置の発光ダイオードを発光させる。そして、発光した発光ダイオードの位置に対応する目盛を読み取ることで、エンジン回転数の最大値が分かるというものである。
特開平9−325051号公報
ところで、車両の状態を指針等で表示する表示装置においては、車両の乗員はその表示装置に視線を向けないと車両の状態を確認することができない。
そこで本発明は、車両の乗員に、車両の状態を感応的に認知させることができる表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、車両に搭載され、
円周方向に並べて配置された複数の発光部と、
前記複数の発光部のうちの一部を発光させるとともに、発光させる前記発光部を円周方向の配置順にしたがって順番に切り替えることで、前記発光部が回転しているように表示する発光制御手段と、
前記車両の状態を取得する状態取得手段とを備え、
前記発光制御手段は、前記状態取得手段が取得した状態に応じて前記発光部の回転態様を変化させることを特徴する。
本発明によれば、複数の発光部が円周方向に並べて配置され、これら発光部の発光が順番に切り替えられるので、発光部があたかも回転しているように見せることができる。そして、車両の状態に応じて発光部の回転態様を変化させるので、この回転態様の違いによって乗員に車両の状態を感応的に認知させることができる。
コンビネーションメータの正面図である。 タコメータの正面図である。 図2のIII−III線でタコメータを切った断面図である。 図3のA部の拡大図である。 導光板の正面図である。 図3のB部における導光板の拡大断面図である。 図2のC部における光透過部を介して見える反射部の正面図である。 円錐状のV字溝の斜視図である。 一方向のみに反射面が形成されたV字溝の断面図である。 図5のX−X線断面図である。 コンビネーションメータの構成ブロック図である。 車両ECUが実行する処理のフローチャートの第1例である。 各回転用LEDのオンオフのタイミングを示した図である。 エンジン回転数と回転表示部の回転色の関係を例示した図である。 車両ECUが実行する処理のフローチャートの第2例である。 エンジン回転数と回転表示部の回転色の関係の変形例の図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の表示装置が適用されたコンビネーションメータの正面図を示している。図1のコンビネーションメータ1は、例えば車室内における運転席に対向したインストルメントパネル部において運転席に向くように配置される。コンビネーションメータ1は、複数種類のメータを表示する表示装置であって、具体的には車両のエンジン回転数を表示するタコメータ2と、車両の速度(車速)を表示するスピードメータ3とが左右に並べて配置される形で構成されている。それらメータ2、3は、指針によりエンジン回転数や車速を指示(表示)する指針式メータである。なお、コンビネーションメータ1は、各メータ2、3の位置に開口が形成された正面板部4を有し、各メータ2、3はその正面板部4の開口に配置されている。
図2は、タコメータ2の正面図を示している。また、図3は図2のIII−III線でタコメータ2を切った断面図である。このIII−III線は、タコメータ2の中心を経由して数字意匠の「0」と「3」とを通る線である。図2において後述する回転用LED14a〜14gを透視して図示している。なお、図1に示すスピードメータ3は、後述する回転表示部55、導光板15及び回転用LED14に関連する構成以外は、タコメータ2の構成と同様である。以下、図2、図3を参照してタコメータ2の構成を説明する。
タコメータ2は平板状の文字板5を備えている。その文字板5の表面がタコメータ2の表示面とされ、文字板5は、その表面が目視者側(運転席側)に対面する形で配置される。文字板5の表面の外周部には、円周方向に沿ってエンジン回転数の値を示す目盛意匠52及び数字意匠53から構成されたメータ意匠54(単位は、「×1000rpm」)が表示されている。本実施形態では、0から6まで1おきに計7個の数字意匠53が表示されている。
図4は、図3のA部の拡大図であり、詳しくは、メータ意匠54が形成された部分における文字板5の拡大断面図である。図4に示すように、文字板5は、例えば透明なポリカーボネートなどの光透過性を有する透過板5aにて形成される。その透過板5aの表面には、メータ意匠54及び後述する回転表示部55を除き遮光性のインク材料で印刷された印刷部5bが形成されている。すなわち、文字板5のうちメータ意匠54及び回転表示部55は光を透過し、それ以外の部分は遮光する。なお、印刷部5bは透過板5aの裏面に形成されたとしても良い。
図2に示すように、文字板5には、文字板5の中心からメータ意匠54の手前位置まで径方向に放射する形で回転表示部55としての細長状の複数(本実施形態では7つ)の光透過部55a〜55gが形成されている。言い換えると、複数の光透過部55a〜55gは、メータ意匠54の内側の領域において、タコメータ2の中心(文字板5の中心)を中心とした円周方向(メータ意匠54と同心の円周方向)に一定間隔おきに並べて配置されている。これら光透過部55a〜55gは、数字意匠53が形成された角度位置に形成されている。つまり、図2において文字板5の円周をアナログ時計の時間としてあらわしたときに、第1の光透過部55aは7時半の位置に形成され、第2の光透過部55bは9時の位置に形成され、第3の光透過部55cは10時半の位置に形成され、第4の光透過部55dは12時の位置に形成され、第5の光透過部55eは1時半の位置に形成され、第6の光透過部55fは3時の位置に形成され、第7の光透過部55gは4時半の位置に形成される。
文字板5の光透過部55a〜55g(回転表示部55)の部分は遮光性のインク材料で印刷されておらず、これにより光透過部55a〜55gは光を透過する。なお、文字板5を打ち抜き加工することで、文字板5を貫通した形の光透過部55a〜55gを形成しても良い。光透過部55a〜55gは、後述する反射部19の形状と同様の形状、大きさに形成され、具体的には、反射部19と同じ大きさ、又は反射部19より若干小さい大きさに形成される。
図3に示すように、文字板5の中心には円状の開口51が形成されている。その開口51には回転軸7が、文字板5に直交する方向に向くように配置されている。その回転軸7の先端が開口51に位置し、それ以外は文字板5の裏側に位置する。回転軸7の先端には指針6が接続されている。詳しくは、指針6は、文字板5の表面側において、指針6の基部61が文字板5の中心で回転軸7の先端に接続し、指針6の先端62がメータ意匠54に向く形で配置される。回転軸7の指針6が接続されていない側の端部はムーブメント8に接続されている。そのムーブメント8は、ステッピングモータ、交差コイル式回転機等の電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号(エンジン回転数を示す電気信号)に対応した角度だけ回転軸7を回転させるものである。つまり、ムーブメント8が現在のエンジン回転数に応じた角度だけ回転軸7を回転させることで、指針6はメータ意匠54のうち現在のエンジン回転数を示した部分を指示する。
また、指針6はアクリル樹脂等の導光部材を含む形で形成されており、後述する指針用LED10からの光でその導光部材が発光することで、照明可能となっている。
図3に示すように、文字板5の裏側には、コンビネーションメータ1(タコメータ2)を作動させるのに必要な各種電子部品を実装した基板9が、文字板5と平行に配置されている。その基板9は、基板9の背面側に配置されたロアケース(図示外)に収容保持されている。基板9には、上述したムーブメント8、指針6を照明するための指針用LED10、文字板5(メータ意匠54)を照明するための文字板用LED13、後述する導光板15に光を入射するための回転用LED14などが実装されている。
指針用LED10は、指針6の基部61に対向する位置(基部61の直下)に実装されており、基部61に向けて光を発する。指針用LED10から発光された光は基部61に入射し、基部61に入射した光が指針6内を進行し、指針6から出射することで、指針6は照明される。また、文字板用LED13は、メータ意匠54に対向する位置(メータ意匠54の直下)に実装されており、メータ意匠54に向けて光を発する。文字板用LED13から発光された光がメータ意匠54を透過することで、そのメータ意匠54は照明される。回転用LED14の実装位置などは後述する。
基板9と文字板5の間の空間には、ABS樹脂等の不透明樹脂から形成されたアッパーケース12が配置されている。そのアッパーケース12はねじや爪嵌合等によりロアケース(図示外)に固定されている。文字板5や後述する導光板15はそのアッパーケース12に、ねじや爪嵌合などで収容保持されている。アッパーケース12の内部には、各LEDからの光を他の領域に漏れるのを防ぐために各LEDを取り囲むように隔壁(遮光壁)が形成されている。その隔壁は光の反射板(リフレクター)として機能し、そのために、アッパーケース12(隔壁)は光の反射効率が高い白色の樹脂で形成される。なお、図3に示すように、アッパーケース12の隔壁とは別に、指針用LED10を取り囲むようにリフレクター11が配置されている。
図3に示すように、アッパーケース12内(文字板5の裏側)にはアクリル樹脂等の透明導光部材で形成された導光板15が配置されている。図5はその導光板15の正面図を示している。導光板15は筒状部17と円板部18とから形成される。筒状部17は、図3に示すように、導光板15の内周側に形成され、回転軸7と同軸となるように配置されている。筒状部17のうち、基板9側の端部付近の部分は一定径の筒状に形成され、その一定径の筒状部以外の部分は、一定径の筒状部に連続するように文字板5に近づくにしたがって径が次第に大きくなる筒状に形成される。
筒状部17の内周縁16(基板9側の端部)は環状(円形リング状)に形成されている。その内周縁16は回転用LED14に対面する位置(回転用LED14の近傍位置)に位置している。
導光板15の円板部18は、筒状部17の文字板5側の端部に連続するように形成される。その円板部18は、図3に示すように文字板5のすぐ裏側、具体的には例えば文字板5の裏面に接触する形で、かつ文字板5に平行に配置されている。つまり、円板部18と文字板5の間には他の部品が介在していない。円板部18は、図5に示すように、正面視円状(文字板5の中心と同心の円状)の板状に形成されている。なお、円板部18の径方向における範囲(長さ)は、メータ意匠54の手前までの範囲に設定されている。つまり、円板部18はメータ意匠54の直下位置には及んでおらず、文字板用LED13からの光を円板部18(導光板15)で塞いでしまうのを回避していると共に、文字板用LED13から回転表示部55への光の侵入、回転表示部55からメータ意匠54への光の侵入をそれぞれ、防止している。
円板部18の板面のうち文字板5側に向いた面を円板部18の表面、基板9側に向いた面を円板部18の裏面として、円板部18の裏面には、部分的に、円板部18内を進行している光を目視者側(文字板5側)に反射させる反射部19が形成されている。その反射部19は、図5に示すように、筒状部17と円板部18の接続部付近から径方向外側に放射するように、複数(図5では7つ)形成されている。言い換えると、それら複数の反射部19a〜19gは、メータ意匠54の円中心と同心の円周方向に一定間隔おきに並ぶように形成されている。詳しくは、反射部19a〜19gは、光透過部55a〜55gに重なる位置、つまり、アナログ時計における7時半、9時、10時半、12時、1時半、3時、及び4時半の位置において光透過部55a〜55gと同様の形状(細長状)に形成されている。各反射部19a〜19gは、光透過部55a〜55gをカバーする大きさ、つまり光透過部55a〜55gと同じ大きさ又は光透過部55a〜55gより若干大きい大きさに形成される。
図6は、図3のB部における導光板15の拡大断面図、つまり反射部19の拡大断面図を示している。図6に示すように、反射部19は、反射部19を形成する透明導光材の裏面に形成された多数のV字溝20を有する。それらV字溝20は連続して形成されている。つまり、各V字溝20間には平面部は存在しない。図7は、図2のC部における光透過部55を介して見える反射部19の正面図を示している。図7に示すように、反射部19を構成するV字溝20は、正面から見ると、導光板15内を進行する光の向き(円板部18の内周から外周に向かう方向)に対して直交する方向に線状に形成される。
各V字溝20は、V字溝20に入射した光を目視者側の方向(直角方向)に反射させる反射面20aから形成される。この反射面20aは、入射する光の方向(導光部材が伸びた方向)に対して45度傾いた全反射面とされている。つまり、反射面20aに入射した光は、反射面20aでほぼ全反射され、反射面20aを透過する光はわずかである。
また、図6に示すように、V字溝20の底部の角度は90度に設定されている。つまり、V字溝20は、回転用LED14からの光が主に進行する方向(導光板15の内周から外周に向かう方向。以下主方向という)に対面した反射面20aだけでなく、主方向と反対方向(導光板15の外周から内周)に進行する光が入射する反射面20a(反対方向に対面した反射面)も含む。これによって、効率良く光を目視者側に反射させることができる。
なお、図6、図7の線状のV字溝20以外のV字溝を採用しても良く、例えば図8、図9のV字溝を採用しても良い。なお、図8はV字溝の斜視図を示し、図9はV字溝を含む導光部材の断面図を示している。図8のV字溝21は点状(ドット状)に形成されている。詳しくは、V字溝21は円錐状に形成される。そのV字溝21の頂点の角度は90度に設定される。このV字溝21によれば、全周に45度の傾斜面を形成できるので、光がどの方向からV字溝21に入射したとしても、目視者側に反射させることができる。つまり、反射効率を向上できる。また、点状のV字溝を採用する場合、円錐状だけでなく、四角錘状、三角錘状などのV字溝を採用しても良い。
図9のV字溝22は、光が進行する主方向の一方向に対してのみ45度傾斜した反射面22aを有するV字溝である。これによれば、V字溝のサイズを固定としたときに、主方向に対面する反射面22aのサイズを、他のV字溝20、21(図6、図8参照)の反射面よりも大きくできる。よって、主方向の光を効率よく目視者側に反射させることができる。
次に、V字溝20のサイズを説明する。目視者(車両の運転手)が通常目視時の位置(文字板5から例えば80cm程度離れた位置)から反射部19を見たときに、例えば、反射部19の消灯時(回転用LED14の消灯時)に人間の網膜で認識できない度合いの微細加工によりV字溝20が形成されている。すなわち、例えば80cm離れた位置からV字溝20を見たときに、人間の網膜で認識できる上限の解像度より大きい解像度となるように、V字溝20のサイズが設定される。具体的には、隣り合う2つのV字溝20の底部間の長さ(V字溝20の開口のサイズでもある)は例えば0.2mmに設定される。これによって、通常目視時の位置から文字板5を見たときに、光透過部55に透けてV字溝20のライン(図7参照)が見えてしまうのを防ぐことができるので、見栄えを良くできる。ただし、V字溝20が視認されてしまう構成を排除する趣旨ではない。つまり、V字溝20のサイズは0.2mm以外にどのサイズであっても良い。
図5に示すように、導光板15(円板部18)には、隣り合う2つの反射部19間の位置に、径方向に伸びたスリット状の複数(図5では8つ)の貫通孔23が形成されている。各貫通孔23の径方向における長さは反射部19の長さ(径方向における長さ)と同等に設定されている。貫通孔23は、各反射部19の導光領域を他の反射部19の導光領域から分離するための孔である。以下、貫通孔23を分離孔という。つまり、分離孔23は、例えば第1の反射部19aを発光させるためにその反射部19aに光を供給した時に、その光が他の領域に漏れるのを防ぎ、これによって他の反射部19b〜19gが光ってしまうのを防ぐための孔である。
図10は図5のX−X線断面図を示している。図10に示すように、導光板15の裏側には遮光部材で形成されたアッパーケース12の一部(以下、単にアッパーケース12という)が配置される。そのアッパーケース12のうちの各分離孔23に対向した位置には、分離孔23に向けて突出した突出部24が形成されている。その突出部24は分離孔23の個数分、つまり8つ形成されている。突出部24を正面方向から見ると、突出部24は、分離孔23の正面形状(図5参照)と同様の形状となっている。そして、各突出部24は各分離孔23に挿入されている。これによって、発光対象の反射部19の光が、分離孔23を介して他の反射部19の領域に漏れてしまうのを、より一層防ぐことができる。
図3に示すように、回転用LED14は、導光板15(筒状部17)の内周縁16に向いた位置において基板9に実装されている。また、回転用LED14は、図2に示すように、光透過部55a〜55gと同じ配置間隔(光透過部55a〜55gに重ねて配置された反射部19a〜19gと同じ配置間隔)で、回転軸7を中心とした円周方向に並べて配置された複数(図2では7つ)のLED14a〜14gを有する。つまり、これら複数の回転用LED14a〜14gのうち第1の回転用LED14aは、第1の反射部19aが配置された角度位置(アナログ時計における7時半の位置)に実装され、内周縁16のうちの7時半の部位に光を入射する。また、第2の回転用LED14bは、第2の反射部19bが配置された角度位置(アナログ時計における9時の位置)に実装され、内周縁16のうちの9時の部位に光を入射する。また、第3の回転用LED14cは、第3の反射部19cが配置された角度位置(アナログ時計における10時半の位置)に実装され、内周縁16のうちの10時半の部位に光を入射する。
また、第4の回転用LED14dは、第4の反射部19dが配置された角度位置(アナログ時計における12時の位置)に実装され、内周縁16のうちの12時の部位に光を入射する。また、第5の回転用LED14eは、第5の反射部19eが配置された角度位置(アナログ時計における1時半の位置)に実装され、内周縁16のうちの1時半の部位に光を入射する。また、第6の回転用LED14fは、第6の反射部19fが配置された角度位置(アナログ時計における3時の位置)に実装され、内周縁16のうちの3時の部位に光を入射する。また、第7の回転用LED14gは、第7の反射部19gが配置された角度位置(アナログ時計における4時半の位置)に実装され、内周縁16のうちの4時半の部位に光を入射する。
第1の回転用LED14aが発光した場合は、第1の反射部19aに光が供給され、第1の反射部19aにおいて文字板5側に光が反射される。反射された光が、第1の反射部19aに重ねて配置された第1の光透過部55aを透過することで、第1の光透過部55aが照明される。同様に、第2の回転用LED14bが発光すると第2の光透過部55bが照明され、第3の回転用LED14cが発光すると第3の光透過部55cが照明され、第4の回転用LED14dが発光すると第4の光透過部55dが照明される。また、第5の回転用LED14eが発光すると第5の光透過部55eが照明され、第6の回転用LED14fが発光すると第6の光透過部55fが照明され、第7の回転用LED14gが発光すると第7の光透過部55gが照明される。
さらに、各回転用LED14a〜14gは、異なる複数の色の光を発光するLEDとされ、具体的には赤色の光を発光する赤色発光部、緑色の光を発光する緑色発光部及び青色の光を発光する青色発光部を同一のパッケージ内に実装した3色LEDとされる。赤色発光部の光の強度(デューティ比)、緑色発光部の光の強度及び青色発光部の光の強度を調整することで、各回転用LED14a〜14gからは、赤、緑、青の単色に加えて、赤、緑、青以外の色(水色、琥珀色、濃紺色など)も発光可能となっている。
図11に示すように、コンビネーションメータ1は車両ECU25を備えている。その車両ECU25は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータ(制御回路)を主として構成されている。そのコンピュータは例えば基板9に実装される。車両ECU25(コンピュータ)は、車速を検知する車速センサ26や、エンジン回転数を検知する回転数センサ27から車速、エンジン回転数を取得して、取得した値に応じて指針6の位置を制御したり、回転表示部55の発光(回転用LED14の発光)を制御したりする。以下、車両ECU25による制御の詳細を説明する。
図12は車両ECU25が実行する処理のフローチャートを示している。図12の処理は、車両ECU25の作動と同時に開始し、作動している間繰り返し実行される。図12の処理を開始すると、車両ECU25は、先ず、エンジンを始動させるイグニッションスイッチ(IG)がオンされたか否かを判断する(S11)。イグニッションスイッチがオフの場合には(S11:No)、図12の処理を終了する。この場合には、コンビネーションメータ1は不作動となる。
イグニッションスイッチがオンされた場合には(S11:Yes)、S12以降の処理でコンビネーションメータ1が作動する。すなわち、車両ECU25は、スピードメータ3やタコメータ2の指針を回転動作させる制御を実行する(S12)。具体的には、車両ECU25は、スピードメータ3の指針を現在の車速(車速センサ26の検出値)の位置まで回転させて、その車速を指示(表示)する(S12)。同様に、車両ECU25は、タコメータ2の指針を現在のエンジン回転数(回転数センサ27の検出値)の位置まで回転させて、その回転数を指示(表示)する(S12)。この際、車両ECU25は、文字板用LED13(図3参照)や指針用LED10(図3参照)を発光させて、メータ意匠54や指針6を照明する。
次に、車両ECU25は、回転用LED14の発光を制御する(S13)。具体的には、回転用LED14aから時計回りに回転用LED14gまで順番に1から7までの番号を割り当てたとする。図2には、各回転用LED14a〜14gに重ねて、割り当てた番号を図示している。図13は、各回転用LED14a〜14gのオンオフのタイミングを示している。図13に示すように、車両ECU25は、各時点において1番から7番までの回転用LED14a〜14gのうちのいずれか1つをオンさせるとともに、オンさせるLEDを、回転用LED14a〜14gの配置順にしたがって順番に切り替える。詳しくは、1番の回転用LED14a→2番の回転用LED14b→3番の回転用LED14c→4番の回転用LED14d→5番の回転用LED14e→6番の回転用LED14f→7番の回転用LED14gの順に、オンにするLEDを切り替える。
また、点灯させるLEDを切り替える際には、全てのLED14a〜14gが消灯している期間が無いように、すぐに次のLEDを点灯させる。これによって、光透過部55a〜55gの発光が時計回りに順番に切り替わることになり、その発光(回転表示部55の発光)があたかも回転しているように見せることができる。ただし、全てのLED14a〜14gが消灯している期間を挟んで、次のLEDを点灯させる構成を排除する趣旨ではない。
さらに、S13では、回転数センサ27が検知するエンジン回転数に応じて、回転表示部55の発光の回転態様を変化させる。具体的には、エンジン回転数が大きいほど発光の回転速度を大きくする。すなわち、図13において、各回転用LED14a〜14gをオンさせる期間(点灯期間)を、エンジン回転数が大きいほど短くすることで、オンさせるLEDの切り替えをエンジン回転数が大きいほど速くする。例えば、エンジン回転数が大きいほど短くなるLEDの点灯期間のマップを車両ECU25のメモリに記憶しておく。そのマップは、例えば、エンジン回転数が0〜650回転数のときのLEDの点灯期間をT1、650〜2000回転数のときの点灯期間をT2、2000〜4000回転数のときの点灯期間をT3、4000〜5000回転数のときの点灯期間をT4、5000〜6000回転数のときの点灯期間をT5として、T1>T2>T3>T4>T5となるマップである。そして、このマップと現在のエンジン回転数とに基づいて今回のLEDの点灯期間を設定すれば良い。
また、回転表示部55の回転色、つまり、回転用LED14a〜14gの発光色をエンジン回転数に応じて変化させる。具体的には、例えば、図14に示すように回転色を変化させる。すなわち、エンジン回転数が0〜650回転数のときには回転色(LEDの発光色)を水色とし、650〜2000回転数のときには回転色を琥珀色とし、2000〜4000回転数のときには回転色を青色とし、4000〜5000回転数のときには回転色を濃紺色とし、5000〜6000回転数のときには回転色を赤色とする。例えば、図14に示すマップを車両ECU25のメモリに記憶しておき、このマップと現在のエンジン回転数とに基づいて今回の回転色を設定すれば良い。
このように、エンジン回転数に応じて回転表示部55の回転速度と回転色の両方を変化させるアンビエント表示を行うので、車両の運転手は、わざわざタコメータ2に視線を向けなくても、視野の片隅で回転表示部55の回転態様(回転速度、回転色)の変化を捉えることができる。その回転態様の違いによって、運転手にエンジン回転数を感応的に(直感的に)認知させることができる。つまり、エンジン回転数の認知性を向上できる。特に、本実施形態では、エンジン回転数が大きいほど回転表示部55の回転速度を速くし、エンジン回転数が大きいとき(5000〜6000回転数)には、通常のメータのレッドゾーンを想起させる赤色としているので、これら回転速度や回転色によって、現在のエンジン回転数がどの程度なのかをより一層認知させやすくできる。S13の後、図12のフローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、エンジン回転数の指針表示に加えて、回転表示部の回転態様をエンジン回転数に応じて変化させるので、エンジン回転数を感応的に認知させることができる。また、回転表示部は、タコメータの表示領域内(メータ意匠の内側領域)に配置しているので、コンビネーションメータの表示領域が大きくなりすぎてしまうのを抑制できるとともに、エンジン回転数の指針の動きに連動して回転表示部の回転態様が変化していることを運転手に容易に把握させることができる。つまり、エンジン回転数の状態を把握させやすくできる。また、回転表示部は、タコメータのメータ意匠と同心の円周方向に配置されているので、見栄えを良くできる(意匠性を向上できる)。
また、本実施形態では、回転用LEDの光を直接視認させるのではなく、その光を導光板に形成された反射部に反射させることで、回転表示部を面発光させることができる。つまり、回転表示部の発光領域を広範囲にすることができ、回転表示部の視認性を向上できる。また、本実施形態では、複数の反射部を単一の透明導光材(導光板)で形成しているので、複数の反射部を別体の透明導光材で形成した場合に比べて構造を簡素にできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。
(変形例1)
例えば、図12の処理に代えて図15の処理を実行しても良い。図15は、車両ECU25が実行する処理のフローチャートの第2例である。以下、この図15の処理を説明する。なお、図15の処理の前提として、車両には、アンビエント表示を行うことを指示するボタン(以下、アンビエント表示ボタンという)が備えられている。そのアンビエント表示ボタンは、例えば運転席周辺(インストルメントパネルなど)に設けられる。
図15の処理は車両ECU25の作動と同時に開始し、作動している間繰り返し実行される。図15の処理を開始すると、車両ECU25は、アンビエント表示ボタンが乗員によりオン(操作)されたか否かを判断する(S21)。オフの場合には(S21:No)、各メータ2、3(図1参照)の指針を回転動作させる制御のみ実行する(S24)。この制御は、図12のS12と同じである。その後、図15の処理を終了する。
これに対し、アンビエント表示ボタンがオンされた場合には(S21:Yes)、各メータ2、3の指針を回転動作させる制御を実行するとともに(S22)、回転表示部55の発光(アンビエント表示)の回転速度、回転色をエンジン回転数に応じて変化させる制御を実行する(S23)。このS23の処理は、図12のS13と同じである。その後、図15の処理を終了する。この図15の処理によれば、上記実施形態と同様の効果が得られることに加えて、アンビエント表示を行うか否かを乗員が決めることができる。
(変形例2)
また、図12のS13において、図14に代えて図16のように回転表示部の回転色をエンジン回転数に応じて変化させても良い。すなわち、エンジン回転数の領域として、回転表示部の回転色が水色、琥珀色、青色、濃紺色又は赤色で不変とする回転数領域(0〜600、700〜1900、2000〜3900、4000〜4900、5000〜6000)(以下、この回転数領域を基本色回転数領域という)と、それら基本色回転数領域の間に、回転表示部の回転色を連続的に変化(グラデーション)させる回転数領域(600〜700、1900〜2000、3900〜4000、4900〜5000)(以下、この回転数領域をグラデーション回転数領域という)とを設定する。
そして、エンジン回転数が、ある基本色回転数領域(例えば0〜600)から、グラデーション回転数領域(例えば600〜700)を介して、隣りの基本色回転数領域(例えば700〜1900)まで変化した場合には、そのグラデーション回転数領域においては、切替前の回転色(例えば水色)から、切替後の回転色(例えば琥珀色)まで回転色が連続的に(徐々に)変化するように、回転用LED14a〜14gの発光色を変化させる。つまり、エンジン回転数が例えば600から700まで変化した場合には、水色から徐々に琥珀色に変化させていく。これによって、回転表示部を異なる回転色に切り替える際の見栄えを良くできる。これに対し、図14のように回転色を切り替えた場合には、回転色が切り替わったことを運転手に認知させやすくできる。
(その他変形例)
回転表示部(反射部、回転用LED)の個数は、回転して見せることができるのであれば何個でも良い。また、回転表示部は、メータ意匠の外側の領域でメータ意匠と同心の円周方向に配置しても良い。また、指針式メータの表示領域とは別の領域に回転表示部を配置しても良い。
また、上記実施形態では、タコメータに本発明を適用した例を説明したが、タコメータ以外のメータ(スピードメータなど)に本発明を適用しても良い。すなわち、例えばスピードメータの表示領域に回転表示部を配置し、車速に応じて回転表示部の回転態様を変化させる。これによって、運転手に、車速を感応的に認知させることができる。
また、上記実施形態では、指針式メータで表示する車両の状態(上記実施形態ではエンジン回転数)と同種の状態(エンジン回転数)に応じて回転表示部の回転態様を変化させていたが、指針式メータで表示する状態とは異なる状態に応じて回転表示部の回転態様を変化させても良い。具体的には例えば、指針式表示部ではエンジン回転数を表示する一方で、エコ運転の度合いに応じて回転表示部の回転態様を変化させて良い。この場合、エコ運転の度合いが高い運転(燃費が良い運転)をしているときには、例えば回転表示部の回転色を青系の色とし、エコ運転の度合いが低い運転(アクセルを過度に踏み込んでいる運転など)をしているときには例えば回転表示部の回転色を赤系の色とする。
また、上記実施形態では、回転表示部の回転態様として、回転速度と回転色の両方を車両の状態に応じて変化させていたが、どちらか一方のみを変化させても良い。また、車両の状態に応じて、回転表示部の回転方向を変化させても良い。具体的には例えば、エコ運転の度合いに応じて回転表示部の回転方向を変化させても良い。この場合、エコ運転の度合いが高い運転をしているときには、回転表示部の回転方向を時計回りの方向とし、エコ運転の度合いが低い運転をしているときには、回転表示部の回転方向を反時計回りの方向とする。なお、回転表示部の回転方向を反時計回りの方向にする場合には、図13において7番→6番→5番→4番→3番→2番→1番のLEDの順に点灯を切り替えればよい。
また、上記実施形態では、各時点において1番から7番までの回転用LED14a〜14gのうちのいずれか1つをオンさせていたが、複数(例えば2つ)の回転用LEDを同時にオンしても良い。具体的には、例えば、1番、2番の回転用LED14a、14bを同時にオンし、次に、1番の回転用LED14aを消灯するとともに、2番、3番の回転用LED14b、14cを同時にオンする。同様にして、3番、4番の回転用LED14c、14dをオン、次に、4番、5番の回転用LED14d、14eをオン、次に、5番、6番の回転用LED14e、14fをオン、次に6番、7番の回転用LED14f、14fをオンする。これによっても、回転表示部が回転しているように見せることができる。また、オンにする回転用LEDを、(1番、2番の回転用LED)→(3番、4番の回転用LED)→(5番、6番の回転用LED)→(7番、1番の回転用LED)→・・・というように、回転用LEDのオンオフを切り替えても良い。
また、上記実施形態では、文字板及び指針を備えた指針式メータの表示領域に回転表示部を配置した例を説明したが、他の形式のメータ(例えば、液晶ディスプレイに、メータ意匠や指針を表示するメータ)の表示領域に回転表示部を配置(表示)しても良い。この場合、他の形式のメータとして液晶ディスプレイのメータを採用する場合には、車両の状態に応じて回転態様が変化する回転表示部としての回転発光画像を液晶ディスプレイに表示すれば良い。
また、上記実施形態では、LEDの光を導光体の反射部に反射させて、その反射光を回転表示部の発光として見せていたが、LEDの光を直接、回転表示部の発光として見せても良い。具体的には、例えば、メータ意匠の外側又は内側の領域に、メータ意匠と同心の円周方向に複数のLEDを露出する形で配置する。これら複数のLEDを配置順にしたがった順番に点灯、消灯の切り替えを行うことで、LEDの発光が回転しているように見せるとともに、車両の状態に応じてその回転態様を変化させる。または、文字板に光を透過する窓を円周方向に複数形成し、文字板の裏側の各窓に対向する位置に窓分のLEDを設けても良い。これによれば、導光体を省略できるので、構成を簡素にできる。
また、上記実施形態では、複数の反射部を単一の透明導光材(導光板)で形成した例を説明したが、それら反射部を形成する透明導光材を互いに別体としても良い。これによって、発光対象の反射部に供給した光で、他の反射部が光ってしまうのをより一層防ぐことができる。
また、上記実施形態では、回転表示部の発光を回転しているように見せていたが、例えば警告すべき状態が発生した場合など所定条件が成立した場合には、その回転表示部の回転を一時中断して、回転表示部の各光透過部の全てを赤色等で点滅発光させても良い。これによって、運転手に、警告すべき状態などが発生したことを容易に認知させることができる。
また、上記実施形態では、反射部は導光板の裏面に形成されたが、導光板の表面に形成されたとしても良い。これによれば、反射部を裏面に形成した場合に比べて目視者側(文字板側)への光の反射効率が劣るものの(基板側に反射する光が存在するため)、回転表示部を発光させることができる。
上記実施形態において、タコメータ2が、本発明の表示装置、指針式表示部に相当する。回転表示部55(光透過部55a〜55g)、反射部19及び回転用LED14が本発明の発光部に相当する。図12のS13又は図15のS23の処理を実行する車両ECU25が本発明の発光制御手段に相当する。回転数センサ27が本発明の状態取得手段に相当する。回転用LED14が本発明の光源に相当する。導光板15が本発明の単一の透明導光材に相当する。突出部24が本発明の遮光部材に相当する。
1 コンビネーションメータ
2 タコメータ(表示装置、指針式表示部)
5 文字板
14 回転用LED
15 導光板
19 反射部
25 車両ECU
27 回転数センサ
55 回転表示部(光透過部)

Claims (10)

  1. 車両に搭載され、
    円周方向に並べて配置された複数の発光部(55、19、14)と、
    前記複数の発光部のうちの一部を発光させるとともに、発光させる前記発光部を円周方向の配置順にしたがって順番に切り替えることで、前記発光部が回転しているように表示する発光制御手段(S13、S23)と、
    前記車両の状態を取得する状態取得手段(27)とを備え、
    前記発光制御手段は、前記状態取得手段が取得した状態に応じて前記発光部の回転態様を変化させ
    前記複数の発光部は、
    それぞれ透明導光材で形成され、かつ円周方向に並べて配置され、内部に入射された光を目視者側に反射させる反射部(19)と、
    前記反射部ごとに設けられ、それぞれ前記反射部を形成する透明導光材に光を入射する複数の光源(14)とを備え、
    前記発光制御手段は、前記複数の光源のうちの一部を発光させるとともに、発光させる前記光源を、円周方向に配置された前記複数の反射部の配置順にしたがって順番に切り替えることを特徴する表示装置(2)。
  2. 車両に搭載され、
    円周方向に並べて配置された複数の発光部(55、19、14)と、
    前記複数の発光部のうちの一部を発光させるとともに、発光させる前記発光部を円周方向の配置順にしたがって順番に切り替えることで、前記発光部が回転しているように表示する発光制御手段(S13、S23)と、
    前記車両の状態を取得する状態取得手段(27)と
    円周方向に前記車両の状態の値を示す意匠(54)を配置するとともに、前記意匠の円中心の周りに回転して前記意匠のうちのいずれかの部分を指示する指針(6)を有した指針式表示部(2)とを備え、
    前記複数の発光部(55)は、前記意匠と同心の円周方向に並べて配置されており、
    前記発光制御手段は、前記状態取得手段が取得した状態に応じて前記発光部の回転態様を変化させることを特徴する表示装置(2)。
  3. 前記複数の反射部を形成する各透明導光材は単一の透明導光材(15)で形成され、その単一の透明導光材は環状の内周縁(16)を有し、
    前記複数の光源は、前記内周縁に向いた位置において前記複数の反射部と同じ配置間隔で円周方向に並べて配置され、
    前記単一の透明導光材には、隣り合う2つの前記反射部間の位置に、各反射部の導光領域を他の反射部の導光領域から分離するための分離孔(23)が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記分離孔に挿入された遮光部材(24)を備えることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 円周方向に前記車両の状態の値を示す意匠(54)を配置するとともに、前記意匠の円中心の周りに回転して前記意匠のうちのいずれかの部分を指示する指針(6)を有した指針式表示部(2)を備え、
    前記複数の発光部(55)は、前記意匠と同心の円周方向に並べて配置されたことを特徴とする請求項1、3、4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記複数の発光部は、前記意匠の内側の領域に配置されたことを特徴とする請求項2又は5に記載の表示装置。
  7. 前記状態取得手段は、前記指針式表示部で表示する前記車両の状態と同種の状態を取得することを特徴とする請求項2、5、6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 円周方向に前記車両の状態の値を示す意匠(54)を表示した文字板(5)と、前記意匠の円中心の周りに回転して前記意匠のうちのいずれかの部分を指示する指針(6)とを有した指針式表示部(2)を備え、
    前記複数の反射部は、前記文字板の裏側に配置され、
    前記文字板は、各反射部に対向した位置に、光を透過するように形成された複数の光透過部(55)を有し、
    前記複数の発光部は、前記複数の光透過部と、前記複数の反射部と、前記複数の光源とを有する形で形成されたことを特徴とする請求項1、3、4、5のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記発光制御手段は、前記状態取得手段が取得した状態に応じて前記発光部の回転速度、回転色又は回転方向の少なくとも1つを変化させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記発光制御手段は、前記状態取得手段が取得した状態に応じて前記発光部の回転色を変化させ、異なる回転色に切り替える際には切替前の回転色から切替後の回転色まで連続的に色を変化させるグラデーション表示を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置。
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