JP3522086B2 - 多芯コネクタ - Google Patents

多芯コネクタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、一つのフェルール
に複数の光ファイバの先端部を保持してなる多芯コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より複数の光ファイバの先端部を保
持した多芯コネクタが用いられている。これは、複数の
信号を送受信したり、双方向の信号伝達を行ったり、あ
るいは安全性を高めるために予備の光ファイバを備えた
りする場合に使用される。
【0003】この多芯コネクタの具体的な構造は、図4
に示すように、金属等からなる筒状体12の貫通孔12
aの先端にセラミックス等からなる筒状のキャピラリ1
1を接合してフェルール10を構成し、2本の光ファイ
バ20の先端の被覆を除去した素線部21を上記キャピ
ラリ11の貫通孔11aに並べて挿入するとともに、各
光ファイバ20の後端側の被覆部22を互いに整列し密
着させた状態で配置し、筒状体12の貫通孔12a内に
接着剤13を充填して固定したものである。
【0004】そして、この多芯コネクタ同士を互いに当
接させて光コネクタとしたり、あるいはこの多芯コネク
タを受発光素子や光導波路と結合させて光モジュールと
したりすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図4に
示す多芯コネクタでは、複数の光ファイバ20における
小径の素線部21と大径の被覆部22を共に整列して密
着させた状態で配置しているため、両者の中間部23に
おいて、曲率半径Rが5mm程度の過度な曲がりが生じ
てしまうことを避けられなかった。
【0006】そのため、この中間部23の曲がりが原因
で、光損失や断線等の不都合が生じるという問題があっ
た。あるいは、初期状態では異常がなくても、信頼性試
験時や、長期使用時において光損失や断線等の不都合が
生じるという恐れがあった。
【0007】また、図4の多芯フェルールでは、光ファ
イバ20の後端側の被覆部22が密着しているため、充
填した接着剤13が毛細管現象でこの被覆部22の密着
部22aに流れ出てしまい、接着剤13が無駄になると
ともに、フェルール後方で複数の光ファイバ20を開い
て使用することができず、しかも外観不良になるという
問題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、筒状体
の先端に筒状のキャピラリーを備えたフェルールに、複
数の光ファイバの先端の被覆を除去した素線部を互いに
密着するように上記キャピラリーの貫通孔に挿入すると
ともに、上記光ファイバの後端側の被覆部を上記筒状体
の貫通孔内に接着剤で固定してなる多芯コネクタであっ
て、上記各光ファイバの後端側の被覆部は、密着させず
に上記筒状体の貫通孔の内周面に接するまで広がるよう
に配置して、各光ファイバの素線部における被覆部近傍
の中間部が緩やかな円弧状となるように固定したことを
特徴とする。
【0009】また本発明は、上記各光ファイバの円弧状
部の曲率半径が20mm以上となるようにしたことを特
徴とする。
【0010】即ち、本発明では、多芯コネクタにおい
て、光ファイバの後端側を密着させずに広げることによ
って、各光ファイバが緩やかな円弧状となり、過度な曲
がりの発生を防止できるようにしたものである。
【0011】しかも、フェルール等の寸法を調整するこ
とによって、上記各光ファイバの円弧状部の曲率半径を
20mm以上とすることによって、光損失や断線を防止
できるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図によっ
て説明する。
【0013】図1に示すように、この多芯コネクタは、
金属等からなる筒状体12の貫通孔12aの先端にセラ
ミックス等からなる筒状のキャピラリ11を接合してフ
ェルール10を構成し、2本の光ファイバ20の先端の
被覆を除去した素線部21を上記キャピラリ11の貫通
孔11aに並べて挿入するとともに、各光ファイバ20
の後端側の被覆部22を筒状体12の貫通孔12a内に
接着剤13を充填して固定したものである。
【0014】そして、この多芯コネクタにおいて重要な
点は、2本の光ファイバ20の後端側の被覆部22を密
着させずに、互いに広がるように配置して接着剤13で
固定したことである。そのため、各光ファイバ20が緩
やかな円弧状となり、素線部21と被覆部22の中間部
23に過度な曲がりが生じることを防止できるのであ
る。
【0015】また、上記多芯コネクタにおいて、光ファ
イバ20の素線部21は完全に密着させた状態とし、後
端側の被覆部22は筒状体12の貫通孔12aの内周面
に接するまで広げた状態で固定してある。このようにす
れば、予めフェルール10の各寸法を設定しておくこと
によって、光ファイバ20の円弧状部における曲率半径
を常に一定値となるように製造することができる。
【0016】なお、上記各光ファイバ20の円弧状部に
おける曲率半径は20mm以上としておくことが好まし
い。実際には、光ファイバ20の素線部21と被覆部2
2の中間部23に最も過度な曲がりが生じやすいため、
この中間部23における曲率半径Rが20mm以上とな
るように設定しておけば良い。
【0017】ここで、曲率半径を20mm以上としたの
は、一般的な石英系光ファイバにおいて、光損失や断線
を防止するために必要なためであり、さらに曲率半径4
0mm以上とすることが好ましい。
【0018】また、この多芯コネクタでは、光ファイバ
20の被覆部22が互いに広がるように固定されている
ため、被覆部22間に接着剤13が毛細管現象で流れる
ことを防止できる。
【0019】次に本発明の他の実施形態を示す。
【0020】図2に示す多芯コネクタは、図1に示すも
のと同様であるが、3本の光ファイバ20を一列に並べ
てフェルール10に保持固定したものである。この場合
も、各光ファイバ20の素線部21は整列し密着させた
状態とするとともに、後端側の被覆部22は、中央の一
本は直線上に配置し、両端の2本は筒状体12の貫通孔
12aの内周面に接するまで互いに広げて配置し、接着
剤13で固定したものである。
【0021】この場合も、各光ファイバ20を緩やかな
円弧状となるように配置することができ、特に中間部2
3の曲率半径Rを20mm以上、好ましくは40mm以
上としておけば、光損失や断線を防止することができ
る。
【0022】以上のように、本発明の多芯コネクタに
は、2本以上の光ファイバ20を同時に保持固定するこ
とができる。その際の光ファイバ20の素線部21の保
持構造としては、図3(a)(b)に示すように、キャ
ピラリ11の貫通孔11aに複数の素線21を一列に並
べて保持したり、あるいは図3(c)(d)に示すよう
に、貫通孔11aに複数の素線21を多角形状に配置し
て保持することもできる。
【0023】また、図3(e)に示すように、キャピラ
リ11を二つの部材で構成して一方の部材に貫通孔11
aとなるV溝を形成し、このV溝に素線21を挟み込む
ようにすることもできる。
【0024】さらに、以上の実施形態において、キャピ
ラリ11の貫通孔11aの後端部分の内面形状を、素線
21に合わせて滑らかな曲面状となるように形成してお
くこともできる。
【0025】以上の実施形態において、キャピラリ11
の材質は、アルミナやジルコニア等のセラミックスを用
いるが、特にジルコニアを主成分とするセラミックスが
最適である。具体的には、ZrO2 を主成分とし、安定
化剤としてY2 3 、MgO、CaO、CeO2 、Dy
2 3 等の一種以上を含有するもので、正方晶の結晶を
主体とした部分安定化ジルコニアセラミックスを用い
る。また、このようなジルコニアセラミックス製のキャ
ピラリ11を製造する場合は、上記の原料粉末を用い、
押出成形や射出成形等で所定形状に成形した後、焼成す
ることによって得られる。なお、キャピラリ11の材質
としては、その他、ガラス、金属、樹脂等を用いること
もできる。
【0026】さらに、筒状体12の材質は、銅、コバー
ル等の金属材を用いる。また、接着剤13としては、エ
ポキシ系接着剤等を用いる。
【0027】さらに、以上の実施形態では、フェルール
10としてキャピラリ11と筒状体12を接合した構造
を示したが、全体をセラミックス等で一体的に形成する
こともできる。
【0028】これらの本発明の多芯コネクタは、光コネ
クタや光モジュール等に使用することができる。例え
ば、図1、2に示すような一対の多芯コネクタ同士を、
互いに先端面を当接させることによって、光コネクタと
することができる。また、この多芯コネクタの先端側に
受発光素子を配置したり、光導波路を接続したりするこ
とによって、光モジュールを構成することができる。
【0029】これらの光コネクタ、光モジュールにおい
て、本発明の多芯コネクタは複数の光ファイバ20を備
えていることから、複数の信号を送受信したり、双方向
の通信を行ったり、一方の光ファイバを予備として安全
性を高めたりすることができる。しかも、上述したよう
に、各光ファイバ20に過度の曲がりが生じることがな
いため、光損失や断線などの恐れがなく、長期間良好に
使用することができる。
【0030】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。
【0031】図1に示すような2本の光ファイバ20を
保持した多芯コネクタを試作した。光ファイバ20とし
て、素線部21の直径が0.125mm、被覆部22の
直径が0.25mmのものを用い、キャピラリ11はジ
ルコニアセラミックスで形成して長さ3mm、外径1.
4mmとし、筒状体12はステンレスで形成して、長さ
7mm、外径2.5mm、内径Dを1.1mmとした。
【0032】また、図1に示すようにキャピラリ11の
後端から被覆部22の先端までの長さL1 を3.5m
m、キャピラリ11の後端から筒状体12の後端までの
長さL2 を5.0mmとして、後端側の被覆部22が筒
状体12の貫通孔12aの内周面に接するまで広げた状
態で、エポキシ系の接着剤13により固定した。
【0033】一方、比較例として、同様の材質、寸法の
フェルール10や光ファイバ20を用い、図4に示すよ
うに被覆部22を整列させ密着させた状態で固定したも
のも用意した。
【0034】それぞれの多芯コネクタにおいて、光ファ
イバ20の中間部23の曲率半径Rを測定し、後端側の
被覆部22間への接着剤13の流れ出しの有無を調べた
後、信頼性試験を行った。試験は、温度75℃、湿度9
0%の雰囲気中に1000時間曝す高温高湿試験と、−
40〜85℃の温度サイクルを500サイクル繰り返す
ヒートサイクル試験を行い、それぞれ、試験後に0.2
dB以上の損失が生じたものを不合格とした。
【0035】結果は表1に示す通りである。この結果よ
り、比較例では光ファイバ20の中間部23の曲率半径
が0.5mmと小さいため、信頼性試験を合格するもの
が11個中1〜3個と非常に少なく、また被覆部22が
密着しているために、この間に接着剤13の流れ出しも
発生していた。
【0036】これに対し、本発明実施例では、中間部2
3の曲率半径を20μmと大きくすることができ、信頼
性試験において11個全品が合格するとともに、接着剤
13の流れ出しもなく、優れた結果であった。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、貫通孔を
有するフェルールに、複数の光ファイバの先端部を互い
に密着するように挿入固定してなる多芯コネクタにおい
て、上記各光ファイバの後端側を広げて、各光ファイバ
が緩やかな円弧状となるように固定したことによって、
各光ファイバの光損失や断線を防止することができる。
また、光ファイバの後端側に接着剤が流れ出すことを防
止でき、外観不良をなくすこともできる。
【0039】その結果、、信頼性に優れ、長期間良好に
使用することができる多芯コネクタを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多芯コネクタを示しており、(a)は
端面図、(b)は縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。
【図3】(a)〜(e)は、本発明の多芯コネクタのさ
まざまな実施形態を示す拡大端面図である。
【図4】従来の多芯コネクタを示す縦断面図である。
【符号の説明】
10:フェルール 11:キャピラリ 11a:貫通孔 12:筒状体 12a:貫通孔 13:接着剤 20:光ファイバ 21:素線部 22:被覆部 23:中間部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状体の先端に筒状のキャピラリーを備え
    フェルールに、複数の光ファイバの先端の被覆を除去
    した素線部を互いに密着するように上記キャピラリーの
    貫通孔に挿入するとともに、上記光ファイバの後端側の
    被覆部を上記筒状体の貫通孔内に接着剤で固定してなる
    多芯コネクタであって、上記各光ファイバの後端側の被
    覆部は、密着させずに上記筒状体の貫通孔の内周面に接
    するまで広がるように配置して、各光ファイバの素線部
    における被覆部近傍の中間部が曲率半径20mm以上の
    円弧状となるように固定したことを特徴とする多芯コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】上記筒状体とキャピラリーをセラミックス
    で一体的に形成したことを特徴とする請求項1記載の多
    芯コネクタ。
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