JP3521932B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JP3521932B2
JP3521932B2 JP13936293A JP13936293A JP3521932B2 JP 3521932 B2 JP3521932 B2 JP 3521932B2 JP 13936293 A JP13936293 A JP 13936293A JP 13936293 A JP13936293 A JP 13936293A JP 3521932 B2 JP3521932 B2 JP 3521932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画撮影と静止画撮影
とが可能なカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画撮影用カメラに用いられる光
量制御装置であるアイリスは、連続撮影のために光量の
極端な変化が生じないように、またハンチング等の不安
定さを改善するために速度制御を付加し、低速な応答速
度で動作するようになっている。
【0003】したがって、アイリスは、常時、光量制御
動作をしているため、低消費電力特性を要求されるが、
前記動作に必要な最小限のトルク特性を有するものであ
ればよい。
【0004】これに対して静止画撮影用カメラに用いら
れる光量制御装置であるシャッタは、瞬間撮影のために
高速な応答速度で動作するようになっている。
【0005】したがって、シャッタは、一瞬の高速動作
が要求されるため、高トルク特性を有する必要がある。
【0006】この相反する両特性のために、従来の動画
と静止画の両方を撮影し得るカメラシステムにあって
は、図に示すようにレンズ部にそれぞれ個別の光量制
御装置であるアイリスとシャッタとを設けていた。
【0007】図は、従来のカメラシステムの構成を示
すブロック図である。
【0008】このカメラシステムのレンズ部100は、
シャッタ101と、アイリス102と、第1,第2レン
ズ103,104とから成り、シャッタ101は光量制
御部材101a、該光量制御部材101aを駆動するシ
ャッタ駆動部101b及び該シャッタ駆動部101bの
変位を検出する絞り値センサ101cから構成されてい
る。
【0009】また、アイリス102は、光量制御部材1
02a、該光量制御部材102aを駆動するシャッタ駆
動部102b及び該シャッタ駆動部102bの変位を検
出する絞り値センサ102cから構成されている。レン
ズ部100の第1レンズ103に入射した被写体100
aの光学的映像は、シャッタ101の光量制御部材10
1a及びアイリス102の光量制御部材102a、更に
第2レンズ104を通過して撮像素子110上に結像す
る。この時、タイミング信号発生回路111により発生
する垂直・水平同期信号に従って撮像素子駆動回路11
3は、撮像素子110をドライブし、該撮像素子110
は前記結像した光学的信号を電気的な映像信号に変換し
て、該映像信号を映像処理回路114及び光量検出回路
115に出力し、この映像信号に基づいて映像処理回路
114はビデオ信号を出力すると共に、光量検出回路1
15はマイクロコンピュータにより構成される制御回路
部116のモード処理回路117に光量検出信号を出力
する。
【0010】前記制御回路部116は、前述したモード
処理回路117に加え、アイリス制御信号処理回路11
8及びシャッタ制御信号処理回路119を有する。
【0011】モード処理回路117は、シャッタボタン
やマニュアルスイッチ等により構成されるモード設定部
120からのモード信号やシャッタリリース信号、また
前記光量検出回路115の出力信号である光量検出信号
及び前記タイミング発生回路111の出力信号である同
期信号に基づいて、アイリス制御信号処理回路118及
びシャッタ制御信号処理回路119のそれぞれにモード
処理信号を供給する。アイリス制御信号処理回路118
は、モード処理信号及び前記絞り値センサ102cによ
り出力された絞り値検出信号に基づいて、アイリス制御
信号を、またシャッタ制御信号処理回路119は、モー
ド処理信号及び前記絞り値センサ101cにより出力さ
れた絞り値検出信号に基づいて、シャッタ制御信号をそ
れぞれ出力する。この出力されたアイリス制御信号及び
シャッタ制御信号は、それぞれアイリス制御回路121
及びシャッタ制御回路122に入力され、アイリス制御
回路121は、アイリス制御信号に基づいて前記アイリ
ス駆動部102bを制御し、シャッタ制御回路122
は、シャッタ制御信号に基づいて前記シャッタ駆動部1
01bを制御する。そして、これらの駆動部102b,
101bが、前記光量制御部材102a,101aをそ
れぞれ駆動制御することにより、レンズ部100を通過
する光量を制御する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のカ
メラシステムは、それぞれ個別の光量制御装置であるア
イリスとシャッタとを設け、動画撮影、静止画撮影の際
にはこれらの撮影に応じて前記アイリスとシャッタとを
使い分けていた。そのため、カメラシステム全体の小
型、軽量化が困難で、コストダウンを図れない問題があ
った。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消するためになされたもので、その目的は、動画撮影
時に要求される低速応答 低消費電力というアイリス特
性と、静止画撮影時に要求される高速応答というシャッ
タ特性とを それぞれの特性を損ねることなく 同一の光
量制御部材を用いて実現することができ しかも、小型、
軽量化してコストダウンを図ったカメラシステムを提供
することである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
めに、本発明は、ロータマグネット及び該ロータマグネ
ットに回転を与える第1のコイル及び第2のコイルを有
する駆動部と、前記ロータマグネットの回転に連動して
光量を制御する光量制御部材と、前記第1のコイルを通
電させる第1の電力供給手段と、前記第2のコイルを通
電させる第2の電力供給手段と、動画撮影モードでは、
前記第1の電力供給手段に前記第1のコイルを通電させ
ると共に前記第2の電力供給手段に前記第2のコイルを
通電させないように制御することで前記ロータマグネッ
トを低速回転させ、静止画撮影モードでは、前記第1の
電力供給手段に前記第1のコイルを通電させると共に前
記第2の電力供給手段に前記第2のコイルを通電させる
ように制御することで前記ロータマグネットを高速回転
させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図8を参照し
つつ説明する。
【0017】[第1実施例]図1は、本実施例のカメラ
システムの構成を示すブロック図である。
【0018】同図において、1はレンズ部であり、該レ
ンズ部1は第1レンズ2と、光量制御装置3と、第2レ
ンズ7とから構成され、光量制御装置3は駆動部4と、
光量制御部材5と、絞り値アンプ部6とから構成されて
いる。駆動部4は光量制御部材5を駆動し、絞り値アン
プ部6は駆動部4において検出された後述するロータマ
グネット4aの回転位置信号を増幅し、絞り値検出信号
として出力する。8は撮像素子であり、該撮像素子8上
にレンズ部1の第1レンズ2に入射された被写体1aの
光学的映像が、光量制御部材5の後述する各構成要素の
開口部及び第2レンズ7を通って結像する。9は垂直・
水平同期信号を発生するタイミング信号発生回路、10
は撮像素子8をドライブする撮像素子駆動回路、11は
撮像素子8からの映像信号をビデオ信号に処理する映像
処理回路、12は撮像素子8からの映像信号に基づい
て、光量検出信号を出力する光量検出回路である。
【0019】タイミング信号発生回路9により発生した
垂直・水平同期信号に従って撮像素子駆動回路10は撮
像素子8をドライブし、撮像素子8は該撮像素子8上に
結像した光学的信号を電気的な映像信号に変換して、該
映像信号を映像処理回路11及び光量検出回路12に出
力し、この映像信号に基づいて映像処理回路11はビデ
オ信号を出力すると共に、光量検出回路12はマイクロ
コンピュータで構成される後述の制御回路部13のモー
ド処理回路14に光量検出信号を出力する。
【0020】13は制御回路部であり、該制御回路部1
3はモード処理回路14と、アイリス制御信号処理回路
15と、シャッタ制御信号処理回路16とから構成され
る。また、14aはシャッタボタンやマニュアルスイッ
チ等により構成されるモード設定部であり、該モード設
定部14aは前記モード処理回路14に接続されてい
る。
【0021】モード処理回路14は、モード設定部14
aからのモード信号及びシャッタリリース信号や、また
前記光量検出回路12の出力信号である光量検出信号及
び前記タイミング発生回路9の出力信号である同期信号
の入力信号に基づいて、アイリス制御信号処理回路15
及びシャッタ制御信号処理回路16のそれぞれにモード
処理信号を供給する。アイリス制御信号処理回路15
は、モード処理信号及び前述した絞り値アンプ部6から
の絞り値検出信号に基づいて、制御回路部13内のメモ
リ(図示せず)に設けられたテーブルデータを参照し、
アイリス制御回路17にアイリス制御信号を送出する。
また、シャッタ制御信号処理回路16は、モード処理信
号に基づいて制御回路部13内のメモリに設けられたテ
ーブルデータを参照し、加速制御回路18にシャッタ制
御信号及びシャッタ正逆転信号を送出する。
【0022】このアイリス制御回路17及び加速制御回
路18は、共に駆動部に接続されており、アイリス制御
回路17は、絞り値アンプ部6からの絞り値検出信号及
びアイリス制御信号の入力信号を受け、また加速制御回
路18は、前記シャッタ制御信号及びシャッタ正逆転信
号の入力を受けて、それぞれ駆動部4に駆動制御信号を
送出する。
【0023】この駆動制御信号に応じて駆動部4は、光
量制御部材5を駆動制御し、前記レンズ部1を通過する
光量を制御する。
【0024】また、制御回路部13は、シャッタリリー
ス信号の立上った直後の1フィールドを静止画としてそ
れをフィールドメモリ(図示せず)に格納させ、その映
像を一定期間磁気テープ等の記録媒体に録画させるよう
に制御する。
【0025】図2は、図1の光量制御装置3における駆
動部4及び光量制御部材5の構成を示す分解斜視図であ
り、図1と同一要素には同一符号が付されている。
【0026】先ず、駆動部4の構成要素について説明す
る。
【0027】同図中、4aは光量制御部材5の後述する
絞り羽根5f及び5gを駆動するラジアル方向に2極に
着磁されたロータマグネット、4bはアイリス制御回路
17の出力信号によりロータマグネット4aを駆動させ
るためのアイリス駆動コイル、4cは加速制御回路18
の出力信号によりロータマグネット4aを駆動させるた
めのシャッタ駆動コイルである。前記アイリス駆動コイ
ル4bとシャッタ駆動コイル4cとは、所定の距離を隔
てて対峙し、その中間位置に前記ロータマグネット4a
が配設されている。4dは磁気感応素子であるホール素
子であり、該ホール素子4dは前記ロータマグネット4
aの近傍に配設され、ロータマグネット4aの回転位置
をリニアに検出する。4eはロータマグネット4aの上
軸部を軸支する軸受キャップ、4fはロータマグネット
4aの外周に介装され、該ロータマグネット4aと共に
磁気回路を構成する強磁性体のヨークである。
【0028】次に、光量制御部材5の構成要素について
説明する。
【0029】5aは光量の通過坑である嵌通穴5bを有
し、前記駆動部4の各構成要素を支持する薄板状の絞り
地板であり、該絞り地板5aの穿設部5cには前記ロー
タマグネット4aの下軸部が緩挿される。5d,5eは
それぞれバネ、駆動アームであり、5f,5gはそれぞ
れ開口部5f1,5g1を有する薄板状の第1,第2絞り
羽根である。この駆動アーム5eには、その中央部に突
起部5e1が、また両端部に支軸5e2,5e3が設けら
れている。この突起部5e1には、その外周に前記バネ
5dが介装されると共に、前記ロータマグネット4aの
下軸部が絞り地板5aの穿設部5cを介して嵌着され
る。更に、その両端の支軸5e2,5e3には前記第1,
第2絞り羽根5f,5gがそれぞれ取り付けられる。そ
して、このバネ5dは、駆動アーム5eを介して第1,
第2絞り羽根5f,5gの開口部5f1,5g1を通過す
る光量を抑制する方向(以下、「絞り込み方向」とい
う。)に付勢されている。
【0030】また、5hは第1,第2絞り羽根5f,5
gを支持する絞りケースであり、この絞りケース5hに
は開口部5h1および円弧溝5h2,5h3が設けられ、
開口部5h1は光量の通過坑であり、該開口部5h1は前
記第1,第2絞り羽根5f,5gにより制御される。円
弧溝5h2,5h3は前記駆動アーム5eの支軸5e2
5e3が摺動し、駆動アーム5eの回転範囲を規制す
る。
【0031】図3は、図1のカメラシステムの光量制御
回路図であり、図1と同一要素には同一符号を付してあ
る。
【0032】本光量制御回路は、絞り値アンプ部6、ア
イリス制御回路17、加速制御回路18および図2で詳
述した駆動部4から構成されている。
【0033】絞り値アンプ部6は、オペアンプ6a、該
オペアンプ6aの負極入力端子に接続する抵抗6b、正
極入力端子に接続する抵抗6c及び他端が所定基準電圧
にプルアップされている抵抗6d、オペアンプ6aの負
極入力端子とオペアンプ6aの出力端子との間に介装さ
れた抵抗6eとから構成される差動増幅回路である。そ
して、オペアンプ6aの負、正極入力端子は抵抗6b,
6cを介してそれぞれホール素子4dの入出力側に接続
しており、また絞り値アンプ6の出力側、即ちオペアン
プ6aの出力端子は端子Aに接続されている。この端子
Aは後述するアイリス制御回路17の微分回路17aの
入力側に接続すると共に、前記アイリス制御信号処理回
路15の入力側に接続されている。
【0034】次に、アイリス制御回路17の構成につい
て説明する。
【0035】このアイリス制御回路17は、微分回路1
7a及び比較演算回路17bにより構成されている。
【0036】微分回路17aは、オペアンプ17a1
該オペアンプ17a1の負極入力端子に接続するコンデ
ンサ17a2及び該コンデンサ17a2に接続する抵抗1
7a3、該コンデンサ17a2と抵抗17a3との間に接
続し他端が接地されているコンデンサ17a4、オペア
ンプ17a1の正極入力端子に接続し他端が所定基準電
圧VR1にプルアップされている抵抗17a5、オペアン
プ17a1の負極入力端子と出力端子との間に介装され
た抵抗17a6から構成されている。
【0037】また、比較演算回路17bは、オペアンプ
17b1、該オペアンプ17b1の負極入力端子に接続す
る抵抗17b2及び他端が端子Bに接続する抵抗17
3、前記負極入力端子とオペアンプ17b1の出力端子
との間に介装されたコンデンサ17b4、該コンデンサ
17b4に並列に介装されると共に、前記負極入力端子
と出力端子との間に介装されて直列回路を成す抵抗17
5及びコンデンサ17b6、オペアンプ17b1の正極
入力端子に接続し他端が所定基準電圧VR2にプルアッ
プされている抵抗17b7から構成されている。
【0038】そして、微分回路17aの負極入力端子は
コンデンサ17a2、抵抗17a3を介して前記端子Aに
接続し、微分回路17aの出力端子は比較演算回路17
bのオペアンプ17b1の負極入力端子に抵抗17b2
介して接続されている。
【0039】また、オペアンプ17b1の負極入力端子
は、抵抗17b3を介して端子Bに接続しており、この
端子Bは前記アイリス制御信号処理回路15の出力側に
接続されている。一方、比較演算回路17bの出力側、
即ちオペアンプ17b1の出力端子は前記駆動部4のア
イリス駆動コイル4bに接続している。
【0040】次に、加速制御回路18の構成について説
明する。
【0041】加速制御回路18は、NPNトランジスタ
18a,18b,18cと、PNPトランジスタ18
d,18eと、インバータ18fと、アンプ18g,1
8hと、抵抗18i,18j,18k,18l,18
m,18nとから構成されている。トランジスタ18a
のコレクタ側は抵抗18iを介して所定電圧Vccにプ
ルアップされ、ベース側は抵抗18j、該抵抗18jに
接続するアンプ18gを介して端子Cに接続され、エミ
ッタ側はトランジスタ18d,18eのエミッタ側にそ
れぞれ接続されている。
【0042】トランジスタ18d,18eのコレクタ側
は、トランジスタ18b,18cのコレクタ側にそれぞ
れ接続され、該コレクタ間の電圧が前記駆動部4のシャ
ッタ駆動コイル4cに印加されるようになっており、ト
ランジスタ18b,18cのエミッタ側は共に接地され
ている。また、トランジスタ18d,18bのベース側
は抵抗18k,18lがそれぞれ接続され、これらの抵
抗18k,18lはアンプ18hを介して端子Dに接続
されている。トランジスタ18e,18cのベース側
は、抵抗18m,18nがそれぞれ接続され、これらの
抵抗18m,18nはインバータ18f、該インバータ
18fに接続するアンプ18hを介して端子Dに接続さ
れている。
【0043】尚、端子C及びDは共にシャッタ制御信号
処理回路16に接続されており、端子Cにはシャッタ制
御信号が、また端子Dにはシャッタ正逆転信号がそれぞ
れ入力されるようになっている。
【0044】次に、本カメラシステムの制御動作につい
て、図1〜図3に基づき説明する。先ず、動画撮影のア
イリスモードの場合には、端子Cに入力されるシャッタ
制御信号が“0”となり、加速制御回路18は電圧Vc
cの電源から切りはなされるため動作せず、シャッタ駆
動コイル4cには電圧は印加されない。したがって、端
子Dに入力されるシャッタ正逆転信号は無効となる。
【0045】一方、B端子に入力されるアイリス制御信
号は、比較演算回路17bを通ってアイリス駆動コイル
4bに印加されることによってロータマグネット4aが
回転し、絞り羽根5f,5gが駆動され、レンズ部1を
通過する光量が制御される。この時、ホール素子4dは
ロータマグネット4aの回転位置を検知し、その回転位
置信号は絞り値アンプ部6により増幅され、絞り値検出
信号として端子Aに出力される。そして、該絞り値検出
信号は制御回路部13のアイリス制御信号処理回路15
に入力されると共に、アイリス制御回路17の微分回路
17aに入力される。微分回路17aにおいて、前記絞
り値検出信号は基準電圧VR1との差分が演算され、絞
り値検出信号とは極性の反転した回転速度制御信号に変
換されて比較演算回路17bの負極入力端子に入力され
る。一方、該負極入力端子には端子Bに接続するアイリ
ス制御信号処理回路15からのアイリス制御信号が入力
される。比較演算回路17bはアイリス制御信号と回転
速度制御信号とを加算し、基準電圧VR2との差分を演
算して、その差分電圧をアイリス駆動コイル4bに印加
することにより、ロータマグネット4aに速度制御をか
けて低速に駆動し、ハンチング(乱調)などの光量制御
の不安定さを改善する。
【0046】次に、静止画撮影のシャッタモード時の制
御動作について、図4のタイミングチャートを参照しつ
つ説明する。
【0047】モード設定部14aの図示しないシャッタ
ボタンを軽く押すと、アイリスモードから静止画撮影の
シャッタモードに切換えるためのモード信号が“1”と
なると共に、D端子のシャッタ正逆転信号が“1”にな
る(図4(E))。シャッタボタンをさらに強く押す
と、シャッタリリース信号が“1”となり、次の垂直同
期信号(図4(A))で“0”となり(図4(C))、
シャッタボタンの押下直後の1フィールドの映像が静止
画となる。
【0048】前記シャッタリリース信号が“0”となっ
た後、予め設定された所定の遅延時間T後に加速制御回
路18のC端子のシャッタ制御信号が“1”となり(図
4(D))、シャッタ正逆転信号が“0”となる(図4
(E))。この時、加速制御回路18はトランジスタ1
8c,18dが導通することにより、シャッタ駆動コイ
ル4cに電圧Vccを印加し、ロータマグネット4aを
高速に応答させ、第1,第2絞り羽根5f,5gの開口
部5f1,5g1が絞り込み方向に高速駆動される。
【0049】尚、本実施例ではトランジスタ18c,1
8dを導通させることにより、シャッタ駆動コイル4c
に前記絞り込み方向の電圧Vccを印加するようにした
が、シャッタ正逆転信号を“1”となるようにしてトラ
ンジスタ18b,18eを導通させ、シャッタ駆動コイ
ル4cに前記絞り込み方向の電圧Vccを印加するよう
にしてもよい。
【0050】更に、B端子に入力されるアイリス制御信
号を絞り値検出信号と同一位相となるように設定し(図
4(F),(G))、ロータマグネット4aが絞り込み
方向に駆動されるように比較演算回路17bの出力信号
をアイリス駆動コイル4bに印加し、前記ロータマグネ
ット4aを高速に応答させる。このように、アイリス制
御信号を絞り値検出信号と同一位相に制御し、前記絞り
羽根5f,5gを高速駆動すればレンズ部1を通過する
光量を一瞬のうちに制御することができる。
【0051】したがって、本実施例では、駆動部4内に
低消費電力で駆動させるためのアイリス駆動コイル4b
と、高速応答させるためのシャッタ駆動コイル4cとを
それぞれ独立に設けることにより、アイリス駆動コイル
4bはアイリス制御回路17に入力されるアイリス制御
信号により単独でその通電電流が制御され、またシャッ
タ駆動コイル4cは、加速制御回路17に入力されるシ
ャッタ制御信号及びシャッタ正逆転信号により、アイリ
ス制御回路17とは独立にその通電電流が制御されるた
め、低速応答、低消費電力というアイリス特性と高速応
答というシャッタ特性とを、互いに相手の特性を損ねる
ことなく同一の光量制御装置3に共有させることができ
る。
【0052】また、前記加速制御回路18に供給する電
源は、他の回路電源と独立させることが可能であり、高
電圧・高容量の電源を使用して高速応答を更に改善で
き、シャッタ操作時のスイッチングノイズによるアイリ
ス制御回路17等の他の回路に与える誤動作などの悪影
響を回避できる。
【0053】また、シャッタモード時にアイリス駆動コ
イル4bの通電性やその容量を可変にすることにより、
ロータマグネット4aの応答速度を可変にすることもで
きる。
【0054】また、マニュアルや自動設定で一定の光量
が光量制御部材を通過するように制御された状態での、
例えばビデオ撮影、スチルビデオ撮影下においても静止
画撮影できるという効果もある。
【0055】[第2実施例]次に、第2実施例を図5,
6を参照しつつ説明する。
【0056】図5は、本実施例に係るカメラシステムの
構成を示すブロック図、図6は、図5のカメラシステム
の光量制御回路図であり、図1及び図3と同一の構成要
素には同一符号を付してある。
【0057】本カメラシステムが、前述した第1実施例
のカメラシステムと異なる点は、アイリス制御回路17
の微分回路17aを増幅回路19aに代えアイリス制御
回路19とし、加速制御回路18の構成要素の一部を他
の要素で置換して加速制御回路20としたことであり、
またアイリス制御回路19には絞り値アンプ部6の絞り
値検出信号を入力せず、駆動部4のシャッタ駆動コイル
4cにより検知された回転速度検出信号を入力するよう
にしたことである。
【0058】図6に示すように、本カメラシステムの光
量制御回路は、アイリス制御回路19、加速制御回路2
0、第1実施例と同一の駆動部4、絞り値アンプ部6か
ら構成されている。このアイリス制御回路19は増幅回
路19a及び前記比較演算回路17bから構成される。
【0059】このうち増幅回路19aは、オペアンプ1
9a1、該オペアンプ19a1の負極入力端子に接続する
抵抗19a2、正極入力端子に接続する抵抗19a3及び
他端が所定基準電圧にプルアップされている抵抗19a
4、オペアンプ19a1の負極入力端子と出力端子との間
にそれぞれ並列に介装されたコンデンサ19a5、抵抗
19a6とから構成される。そして、オペアンプ19a1
の負極入力端子及び正極入力端子は、抵抗19a2を介
してシャッタ駆動コイル4cの一端に、また抵抗19a
3を介してシャッタ駆動コイル4cの他端にそれぞれ接
続し、オペアンプ19a1の出力端子は比較演算回路1
7bのオペアンプ17b1の負極入力端子に抵抗17b2
を介して接続している。
【0060】また、加速制御回路20は、PNPトラン
ジスタ20a,20bと、NTNトランジスタ20c,
20dと、抵抗20e,20f,20g,20hと、イ
ンバータ20i,20kと、AND回路20mと、NA
ND回路20nとから構成されている。トランジスタ2
0a,20bのエミッタ側は、それぞれ基準電圧Vcc
にプルアップされ、両トランジスタ20a,20bのコ
レクタ側はトランジスタ20c,20dのコレクタ側と
それぞれ接続し、その電圧差がシャッタ駆動コイル4c
の両端に印加するようになっている。また、トランジス
タ20aのベース側は抵抗20eを介してNAND回路
20nの入力端子に接続し、トランジスタ20bのベー
ス側は抵抗20g、該抵抗20gに接続するインバータ
20iを介してAND回路20mの入力端子に接続して
いる。
【0061】トランジスタ20c,20dのエミッタ側
は共に接地され、トランジスタ20cのベース側は抵抗
20fを介してAND回路20mの入力端子に接続し、
トランジスタ20dのベース側は抵抗20h、該抵抗に
接続するインバータ20kを介してNAND回路20n
の入力端子に接続している。
【0062】更に、AND回路20mの第1,第2入力
端子はそれぞれ端子C,Dに接続され、NAND回路2
0nの第1,第2入力端子はそれぞれ端子C、インバー
タ20jを介して端子Dに接続されている。
【0063】尚、駆動部4及び絞り値アンプ部6は、第
1実施例のものと同一であるので、その説明は省略す
る。
【0064】次に、本カメラシステムの光量制御を図6
を参照しつつ説明する。尚、シャッタモード時のタイミ
ングチャートは図4と同一であり、その説明は省略す
る。
【0065】アイリスモードの場合、C端子に入力され
るシャッタ制御信号が“0”となり、加速制御回路20
は電圧Vccの電源から切りはなされるため動作せず、
シャッタ駆動コイル4cには電圧は印加されない。した
がって、端子Dに入力されるシャッタ正逆転信号は無効
となる。このとき、シャッタ駆動コイル4cはロータマ
グネット4aの回転速度を検知する速度センサとして利
用する。
【0066】一方、B端子に入力されるアイリス制御信
号は比較演算回路17bを通ってアイリス駆動コイル4
bに印加されると、ロータマグネット4aが回転し、絞
り羽根5f,5gが駆動されレンズ部1を通過する光量
が制御される。この時、ロータマグネット4aの回転速
度をシャッタ駆動コイル4cが検知し、その信号は増幅
回路19aにより増幅され、速度制御信号として比較演
算回路17bに入力される。比較演算回路17bでは、
B端子に入力されるアイリス制御信号と、前記速度制御
信号とを加算し、基準電圧VR3との差分を演算する。
そして、その差分電圧をアイリス駆動コイル4bに印加
することにより、ロータマグネット4aに速度制御をか
けて低速に駆動し、ハンチングなどの光量制御の不安定
さを改善する。
【0067】シャッタモードの場合には、シャッタボタ
ンを軽く押すとアイリスモードからシャッタモードに切
換えるためのモード信号が“1”となると共に、D端子
のシャッタ正逆転信号が“1”となる。シャッタボタン
をさらに強く押すとシャッタリリース信号が“1”とな
り、次の垂直同期信号で“0”となり、シャッタボタン
押下直後の1フィールドの映像が静止画となる。
【0068】前記シャッタリリース信号が“0”となっ
た後、予め設定された所定の遅延時間T後にC端子のシ
ャッタ制御信号が“1”となり、シャッタ正逆転信号の
“1”または“0”に従って、前記第1,第2絞り羽根
5f,5gの開口部5f1,5g1を絞り込み方向に駆動
するようにシャッタ駆動コイル4cに電圧Vccを印加
する。
【0069】更に、B端子に入力されるアイリス制御信
号もロータマグネット4aが絞り込み方向に駆動される
ようにアイリス駆動コイル4bに印加し、ロータマグネ
ット4aを高速に応答させる。
【0070】このようにロータマグネット4aを高速駆
動することにより、レンズ部1を通過する光量を一瞬の
うちに制御することができる。
【0071】したがって、本実施例によれば、駆動部4
内に低消費電力で駆動させるためのアイリス駆動コイル
4bと、速度センサとしての機能及び高速応答させる機
能を兼用するシャッタ駆動コイル4cとをそれぞれ独立
に設けることにより、アイリス駆動コイル4bはアイリ
ス制御回路19に入力されるアイリス制御信号により単
独でその通電電流が制御され、シャッタ駆動コイル4c
は加速制御回路20に入力されるシャッタ制御信号及び
シャッタ正逆転信号によりアイリス制御回路19とは独
立にその通電電流が制御される。このため、アイリス特
性とシャッタ特性とを、互いに相手の特性を損ねること
なく一つの光量制御装置3に共有させることができるも
のである。
【0072】また、ホール素子3dや絞り値アンプ部6
が無く、そのため絞り値検出信号による制御を必要とし
ないカメラシステムにおいても実現することができると
いった効果がある。
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラシ
ステムによれば、制御手段は、動画撮影モードでは、第
1の電力供給手段に第1のコイルを通電させると共に第
2の電力供給手段に第2のコイルを通電させないように
制御することでロータマグネットを低速回転させ、静止
画撮影モードでは、前記第1の電力供給手段に前記第1
のコイルを通電させると共に第2の電力供給手段に第2
のコイルを通電させるように制御することで前記ロータ
マグネットを高速回転させるものであるから、動画撮影
時に要求される低速応答、低消費電力というアイリス特
性と、静止画撮影時に要求される高速応答というシャッ
タ特性とを、それぞれの特性を損ねることなく、同一の
光量制御部材を用いて実現できる。また、本発明のカメ
ラシステムによれば、駆動を単一にして動画撮影及び
静止画撮影のいずれも可能となり、システム全体を小型、
軽量化してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカメラシステムの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラシステムの駆動部及び光量制御部
材の構成を示す分解斜視図である。
【図3】図1のカメラシステムの光量制御回路図であ
る。
【図4】本システムにおけるシャッタモード時のタイミ
ングチャート図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るカメラシステムの構
成を示すブロック図である。
【図6】図5のカメラシステムの光量制御回路図であ
る。
【図7】従来のカメラシステムの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
4,21 駆動部 4a ロータマグネット 4b アイリス駆動コイル(駆動回路) 4c シャッタ駆動コイル(駆動回路) 5 光量制御部材 17,19,22 アイリス制御回路(速度制御手段) 18,20,23 加速制御回路(加速制御手段) 21a 駆動コイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータマグネット及び該ロータマグネッ
    トに回転を与える第1のコイル及び第2のコイルを有す
    る駆動部と、 前記 ロータマグネットの回転に連動して光量を制御する
    光量制御部材と、前記第1のコイルを通電させる第1の電力供給手段と、 前記第2のコイルを通電させる第2の電力供給手段と、 動画撮影モードでは、前記第1の電力供給手段に前記第
    1のコイルを通電させると共に前記第2の電力供給手段
    に前記第2のコイルを通電させないように制御すること
    で前記ロータマグネットを低速回転させ、静止画撮影モ
    ードでは、前記第1の電力供給手段に前記第1のコイル
    を通電させると共に前記第2の電力供給手段に前記第2
    のコイルを通電させるように制御することで前記ロータ
    マグネットを高速回転させる 制御手段と、 を有する ことを特徴とするカメラシステム。
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