JP3521626B2 - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種音響機器に利用
される音響再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の負帰環回路を用いた音響再生装置
は図19のように構成されていた。入力端子1から信号
が入力され、減算器2の正入力端子から入力されて、こ
の出力は電力増幅器3で電力増幅され、密閉ボックス4
に組込んだスピーカ5に印加される。このスピーカ5か
ら出力される音響信号をマイクロフォン6で検出し、そ
の信号をマイクロフォン増幅器7で増幅し、その出力信
号をフィルタ8を通して減算器2の負入力端子に接続し
て負帰環ループを形成する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成ではスピーカ5に入力される電気信号
とスピーカ5から放射される音響信号との位相差が図2
0に示すように変化していて、位相差0付近は負帰環と
なるが+180°付近または−180°付近では正帰環
となり不安定な帰環系となり、十分な負帰環をかけるこ
とができないといった問題が生じていた。
【0004】また、発振余裕度を確保するためにフィル
タ8で帯域を制限すると、負帰環により特性が改善され
るのはある限られた周波数帯域のみに限定され、十分に
音響出力特性を改善することができないといった問題を
生じていた。
【0005】また、スピーカ5の最低共振周波数の位相
は+90°であり、正帰環、負帰環の境界であるため最
低共振周波数帯域の音響出力の改善ができないといった
問題を生じていた。
【0006】また、スピーカ5の前面にスピーカ5から
放射される音響信号を検出するマイクロフォン6を設け
ると、スピーカ5からの音響信号だけでなく外来音をも
検出してしまい、十分なS/N比がとれないといった問
題点も生じていた。
【0007】本発明は以上のような従来の問題点を無く
し、広い周波数にわたって安定な帰環がかけられ、すぐ
れたスピーカの改善能力をもった音響再生装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の音響再生装置は、入力端子に接続した減算器
と、この減算器の出力信号を増幅する電力増幅器と、こ
の電力増幅器の出力信号を再生する密閉ボックスに組込
んだスピーカと、このスピーカから放射される音響信号
を検出する密閉ボックス内のマイクロフォンと、このマ
イクロフォンで検出した音響出力信号を増幅するマイク
ロフォン増幅器と、このマイクロフォン増幅器の出力信
号を処理するフィルタと、このフィルタの出力信号と上
記電力増幅器の入力信号とを加算処理する加算器とから
なり、この加算器の出力信号を上記減算器に接続して負
帰環回路を構成するようにしたものである。
【0009】この構成とすることにより、S/Nを十分
に確保しながらマイクロフォンの検出信号処理によって
最低共振周波数を中心とした負帰環回路が実現できる。
また、加算器によってスピーカに入力される信号とスピ
ーカから放射される音響出力信号との位相差を加算処理
して位相の同相成分のみ帰環することにより、正帰環に
よる発振が起こりにくくなり、負帰環を広い周波数にわ
たって安定してかけることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力端子に接続した減算器と、この減算器の出力信
号を増幅する電力増幅器と、この電力増幅器の出力信号
を再生する密閉ボックスに組込んだスピーカと、この密
閉ボックス内に設けられ密閉ボックス内のスピーカから
放射される音響出力信号を検出するマイクロフォンと、
このマイクロフォンで検出した音響出力信号を増幅する
マイクロフォン増幅器と、このマイクロフォン増幅器の
出力信号を処理するフィルタを接続し、さらにこのフィ
ルタの出力信号と電力増幅器の入力信号とを加算処理す
る加算器と、この加算器の出力信号を上記減算器に接続
して負帰環回路を構成したもので、これによって十分な
S/N比を確保しながらスピーカの最低共振周波数を中
心に安定して特性を改善する作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、フィルタにスピ
ーカの最低共振周波数より高い遮断周波数をもつ2次の
高域通過フィルタを用いることにより、より広い周波数
にわたって安定して帰環をかけられる作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、フィルタにスピ
ーカの最低共振周波数と同じ遮断周波数をもつ1次の高
域通過フィルタを用いることにより、スピーカの最低共
振周波数以下の帯域において帰環の安定性を向上させる
作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、フィルタにスピ
ーカの最低共振周波数より高い遮断周波数をもつ1次の
高域通過フィルタを用いることにより、スピーカの最低
共振周波数以下とスピーカの最低共振周波数から1次の
高域通過フィルタの遮断周波数付近までの帰環の安定性
を向上させる作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、音響出力検出の
マイクロフォンにエレクトレットコンデンサーマイクロ
フォンを用いたもので、特に小型で低域の周波数特性に
すぐれ、スピーカの音響出力を広帯域にわたり検出する
作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、音響再生装置と
して密閉ボックス内にスピーカと電力増幅器及び本発明
の信号処理回路をすべて収納する場合に、同一プリント
基板上に音響出力検出用マイクロフォンを実装すること
で、低コストですぐれた特性を有する音響再生装置を実
現する作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態を図面を用いて
説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の音響再
生装置を示す図面であり、その構成は次のようになって
いる。入力端子9に入力された信号は減算器10の正入
力端子に入力され、減算器10の出力信号が電力増幅器
11に入力されて増幅される。電力増幅器11の出力側
にスピーカ13が接続されており、スピーカ13から音
響出力が放射される。このスピーカ13は密閉ボックス
12に組込まれており、この密閉ボックス12の内部に
スピーカ13から放射される音響信号を検出するマイク
ロフォン14が配置されている。
【0017】つまり、マイクロフォン14はスピーカ1
3から放射された密閉ボックス12の内部の音響信号を
検出している。マイクロフォン14の検出した信号をマ
イクロフォン増幅器15で増幅し、その出力は信号処理
をするフィルタ16に接続されている。フィルタ16に
よって処理された信号と上記減算器10の出力信号とを
加算器17にて加算処理される。その加算器17の出力
信号を減算器10の負入力端子に入力して負帰環回路が
構成されている。
【0018】この実施の形態1の音響再生装置を構成す
る回路の伝達関数は、電力増幅器11の伝達関数(増幅
度)をA、加算器17および減算器10の増幅度をそれ
ぞれ1、信号処理をするフィルタ16の伝達関数をT
F(S)、密閉ボックス12に入ったスピーカ13、マイク
ロフォン14およびマイクロフォン増幅器15を含む音
響系の伝達関数をT(S)、入力端子9の入力電圧を
in、電力増幅器11の出力電圧をVoutとすると、系
全体の伝達関数は(数1)のように表わすことができ
る。
【0019】
【数1】
【0020】一般的に(数1)の分母の絶対値が1より
大きい場合は負帰環で1より小さくなると正帰環とな
り、場合によっては発振(ハウリング)を起こしてしま
う。従来例として図19に示した帰環回路の伝達関数は
(数2)のように表わされる。
【0021】
【数2】
【0022】これを本発明の伝達関数と比較すると明ら
かに従来よりも負帰環量を増すことが可能なことがわか
る。
【0023】次にマイクロフォン増幅器15の出力に接
続された信号処理用のフィルタ16について説明する。
図2は本発明の実施の形態1で使用したフィルタの例で
ある。このフィルタは2次の正帰環型高域通過フィルタ
と呼ばれ、端子18,24、コンデンサ19,20と抵
抗21,22および演算増幅器23から構成されてお
り、このフィルタの周波数特性は図3のフィルタ単体の
周波数特性に示すように遮断周波数(約120Hz)以下
は12dB/octのスロープでレベルが低下する特性
を有する。
【0024】さて、マイクロフォン14で検出した信号
の周波数特性は図3に示すように、スピーカの最低共振
周波数(約120Hz)以下はフラットで最低共振周波数
以上では12dB/octでレベルが減少していく。こ
の特性は2次の低域通過フィルタの特性と同じであり、
スピーカのQが高いと図3の周波数特性のように最低共
振周波数付近でピークを生じる。
【0025】このマイクロフォン14の検出した信号を
マイクロフォン増幅器15をへて、フィルタ16を通す
と図3のフィルタの出力の周波数特性に示すように最低
共振周波数を中心に前後の周波数帯域で12dB/oc
tで降下する特性が得られる。このときフィルタ16の
遮断周波数はスピーカ13の最低共振周波数と一致して
おり、Qは0.7にしてある。このフィルタ16の出力
の周波数特性及び位相特性に注目すると、最低共振周波
数以下は図20に示すようなスピーカ13から放射され
た音響信号をスピーカ前面にマイクロフォンを配置して
検出した信号と等価になる。
【0026】また、最低共振周波数以上では、フィルタ
16の周波数特性がフラットなので、マイクロフォン増
幅器15の出力信号の周波数特性がそのまま表われ、1
2dB/octでレベルが降下していく。つまり、この
フィルタ16の出力信号は、スピーカ13の周波数特性
をスピーカ前面のマイクロフォンで検出し、その信号の
高域成分をスピーカの最低共振周波数と同じ遮断周波数
でかつ12dB/octのスロープでカットした信号と
まったく同じ信号を得ることができる。
【0027】また、このフィルタ16の出力信号の位相
も図3に示すように最低共振周波数で0°、その前後は
それぞれ+180°,−180°に変化しているため、
スピーカ13の最低共振周波数で帰環量を最大に設定す
ることが可能である。
【0028】図4に本発明によりスピーカ13の周波数
特性を補正した場合と補正しない場合とを比較した周波
数特性図を示す。
【0029】図5は電力増幅器11の出力の周波数特性
をスピーカ13の補正ありと補正なしとで比較した図で
ある。
【0030】図4および図5から特にスピーカ13の最
低共振周波数付近のピークが改善されているのがわか
る。
【0031】また図6は、スピーカ13を低域再生用と
して使用した場合の周波数特性の補正あり、補正なしを
比較した図であり、周波数特性が平坦化され、かつスピ
ーカの再生帯域も拡大されているのがわかる。
【0032】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2の音響再生装置について説明する。帰環回路の基本的
な構成は図1に示す回路と同様であり、フィルタ16に
図7に示す回路を用いている。図7に示す回路は増幅度
をもたせることができる2次の高域通過フィルタであ
り、端子25,32、コンデンサ26,27と抵抗2
8,29,30,31と演算増幅器33によって構成さ
れており、図8にフィルタ単体の周波数特性、マイクロ
フォン増幅器の出力の周波数特性およびフィルタの出力
の周波数特性を示す。
【0033】フィルタ16の遮断周波数をスピーカ13
の最低共振周波数より高い周波数に設定し、さらに演算
増幅器33によって約30dB増幅することにより、ス
ピーカ13の前面にマイクロフォンを配置して音響出力
を検出し、かつ400Hz付近で高域成分を12dB/o
ctでカットした周波数特性と等価な周波数特性が得ら
れる。このフィルタ16の出力信号を用いてスピーカ1
3の周波数特性を補正した場合と補正しない場合との比
較を図9に示す。実施の形態1に比較して最低共振周波
数以上の周波数での特性改善が可能であることがわか
る。
【0034】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3の音響再生装置について説明する。帰環回路の基本的
な構成は図1に示す回路と同様であり、フィルタ16に
図10に示す回路を用いている。図10に示す回路は端
子34,38に対してコンデンサ35と抵抗36と演算
増幅器37とからなる1次の高域通過回路を構成したも
のであり、演算増幅器37は低出力インピーダンスとす
るための増幅度1の増幅器である。図11にこのフィル
タ16の周波数特性、マイクロフォン増幅器15の出力
の周波数特性及びフィルタ16の出力の周波数特性を示
す。
【0035】本発明の実施の形態1と比較すると、フィ
ルタ16の出力の周波数特性はスピーカ13の最低共振
周波数以下で6dB/octで下降する特性となり、最
低共振周波数以上の周波数特性は実施の形態1と同様で
ある。このフィルタ16の出力の周波数特性は、スピー
カ13の前面から検出した音響信号と低域特性が異なる
が1次高域通過フィルタの位相は遮断周波数以下で最大
+90°までの位相変化にとどまるため、より安定した
帰環をかけることが可能である。図12にスピーカ13
の周波数特性を補正した場合と補正していない場合の比
較を示す。
【0036】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4の音響再生装置について説明する。帰環回路の基本的
な構成は図1に示す回路と同様であり、フィルタ16に
図13に示す回路を用いている。図13に示す回路は増
幅度を持った1次の高域通過フィルタであり、コンデン
サ40と抵抗41でフィルタを構成し、抵抗42,43
と演算増幅器45で増幅器を構成している。39,44
は端子である。
【0037】図14にフィルタ16の周波数特性、マイ
クロフォン増幅器15の出力の周波数特性およびフィル
タ16の出力の周波数特性を示す。このフィルタ16の
周波数特性は、スピーカ13の最低共振周波数以下とス
ピーカ13の最低共振周波数からフィルタ16の遮断周
波数までそれぞれ6dB/octで下降する周波数特性
を示し、フィルタ16の遮断周波数以上では12dB/
octで下降する。つまり、スピーカ13の最低共振周
波数以下とスピーカ13の最低共振周波数からフィルタ
16の遮断周波数まで位相変化が+90°〜−90°と
なりなだらかでかつ高域になるにつれてレベルが下降し
ていくため広い周波数帯域にわたり、安定して帰環をか
けることが可能である。図15にスピーカ13の周波数
特性を補正した場合と補正していない場合の比較を示
す。
【0038】(実施の形態5)次に本発明の実施の形態
5の音響再生装置について説明する。本発明に使用され
るマイクロフォン14はエレクトレットコンデンサーマ
イクロフォンで、そのマイクロフォン14の周波数特性
は図16に示すように広い範囲にわたってフラットな特
性を有し、音響出力検出用として十分な特性である。
【0039】(実施の形態6)次に本発明の実施の形態
6について説明する。図17に示すように本発明の音響
再生装置を一体化して実現する場合、スピーカ47と制
御回路(図1に示す構成の回路)48をスピーカキャビ
ネット46にすべて収納する。このシステムを実現する
際、図18に示すように制御回路を実装するプリント基
板52上に抵抗49、コンデンサ50、半導体51など
と同様に音響信号検出用のマイクロフォン53を実装す
ればマイクロフォン53とマイクロフォン増幅器との間
の特別な配線も必要なく、最短で配線できるため、すぐ
れたシステムを低コストで実現できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の音響再生装置は、
スピーカの最低共振周波数を中心に広い周波数にわたっ
て安定な帰環を深くかけることができ、制御信号のS/
N比も十分とれるため、すぐれたスピーカの改善能力を
もった音響再生装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音響再生装置の一実施の形態を示すブ
ロック図
【図2】本発明の音響再生装置の実施の形態1のフィル
タの回路を示す回路図
【図3】同音響再生装置のフィルタ、マイクロフォン増
幅器の出力及びフィルタの出力の周波数特性を示す特性
【図4】同音響再生装置のスピーカの補正あり、なしを
比較した周波数特性図
【図5】同音響再生装置の補正あり、なしの電力増幅器
の出力を比較した周波数特性図
【図6】同音響再生装置の補正あり、なしの低域再生用
スピーカの音響出力を比較した周波数特性図
【図7】本発明の音響再生装置の実施の形態2のフィル
タの回路を示す回路図
【図8】同音響再生装置のフィルタ、マイクロフォン増
幅器の出力及びフィルタの出力の周波数特性を示す特性
【図9】同音響再生装置のスピーカの補正あり、なしを
比較した周波数特性図
【図10】本発明の音響再生装置の実施の形態3のフィ
ルタの回路を示す回路図
【図11】同音響再生装置のフィルタ、マイクロフォン
増幅器の出力及びフィルタの出力の周波数特性を示す特
性図
【図12】同音響再生装置のスピーカの補正あり、なし
を比較した周波数特性図
【図13】本発明の音響再生装置の実施の形態4のフィ
ルタの回路を示す回路図
【図14】同音響再生装置のフィルタ、マイクロフォン
増幅器の出力及びフィルタの出力の周波数特性を示す特
性図
【図15】同音響再生装置のスピーカの補正あり、なし
を比較した周波数特性図
【図16】本発明の音響再生装置の実施の形態5のマイ
クロフォンの周波数特性を示す特性図
【図17】本発明の音響再生装置の実施の形態6を示す
断面図
【図18】同音響再生装置のマイクロフォンの実装状態
を示す図
【図19】従来の音響再生装置を示すブロック図
【図20】スピーカの音圧、位相を示す周波数特性図
【符号の説明】
9 入力端子 10 減算器 11 電力増幅器 12 密閉ボックス 13 スピーカ 14 マイクロフォン 15 マイクロフォン増幅器 16 フィルタ 17 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−63207(JP,A) 特開 平7−162990(JP,A) 特開 昭59−174094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 3/04 101 H03G 5/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子に接続した減算器と、この減算
    器の出力信号を増幅する電力増幅器と、この電力増幅器
    の出力信号を再生する密閉ボックスに組込んだスピーカ
    と、この密閉ボックス内に設けられ密閉ボックス内のス
    ピーカから放射される音響信号を検出するマイクロフォ
    ンと、このマイクロフォンで検出した音響出力信号を増
    幅するマイクロフォン増幅器と、このマイクロフォン増
    幅器の出力信号を処理するフィルタを接続し、このフィ
    ルタの出力信号と上記電力増幅器の入力信号とを加算処
    理する加算器と、この加算器の出力信号を上記減算器に
    接続して負帰環回路を構成した音響再生装置。
  2. 【請求項2】 フィルタとしてスピーカの最低共振周波
    数より高い遮断周波数を有する2次の高域通過フィルタ
    を用いた請求項1に記載の音響再生装置。
  3. 【請求項3】 フィルタとしてスピーカの最低共振周波
    数と同じ遮断周波数をもつ1次の高域通過フィルタを用
    いた請求項1に記載の音響再生装置。
  4. 【請求項4】 フィルタとしてスピーカの最低共振周波
    数より高い遮断周波数をもつ1次の高域通過フィルタを
    用いた請求項2に記載の音響再生装置。
  5. 【請求項5】 音響出力検出のマイクロフォンにエレク
    トレットコンデンサーマイクロフォンを用いた請求項1
    〜4いずれかに記載の音響再生装置。
  6. 【請求項6】 スピーカを組込んだ密閉ボックス内に信
    号処理及び電力増幅器を構成した回路基板を内蔵し、こ
    の回路基板上に音響出力検出用マイクロフォンを実装す
    る構成とした請求項1〜4いずれかに記載の音響再生装
    置。
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