JP3521139B2 - マークカード読取装置、及びプログラム - Google Patents

マークカード読取装置、及びプログラム

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JP3521139B2
JP3521139B2 JP2001196364A JP2001196364A JP3521139B2 JP 3521139 B2 JP3521139 B2 JP 3521139B2 JP 2001196364 A JP2001196364 A JP 2001196364A JP 2001196364 A JP2001196364 A JP 2001196364A JP 3521139 B2 JP3521139 B2 JP 3521139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マークカード上に
形成されたマークを適切に認識できるようにするための
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】競輪や競馬などは、勝利者、或いは勝ち
馬を予想するギャンブルとして多くの人に楽しまれてい
る。そのギャンブルへの参加は、予想した勝利者、或い
は勝ち馬、金額などを投票カードに記入して投票券と呼
ばれる用紙を購入することで行われる。
【0003】上記投票カードとしては、現在、処理の効
率化のためにマークカードが採用されている。そのマー
クカードは、投票券の購入者がマークすべき位置を予め
定めた用紙であり、通常、その位置はマーク欄として示
されている。それにより、購入者は、マークすべきマー
ク欄にマークしていくことで、勝利者、或いは勝ち馬、
金額などを投票カードに記入するようになっている。こ
のようなことから、競輪場や競馬場などでは、マークカ
ード処理装置は、投票カードを処理して投票券を発行す
るために用いられている。マークカード読取装置は、投
票カードのイメージを読み取るために、そのマークカー
ド処理装置に搭載されている。
【0004】そのマークカード処理装置では、挿入口か
ら挿入された投票カードを搬送しながらマークカード読
取装置に読み取りを行わせるようになっている。マーク
欄に示されたマークだけを認識するために、投票カード
には、搬送方向上の位置が異なるマーク欄毎に、その搬
送方向上の位置を示すマーク(以降、タイミングマーク
と呼ぶ)が予め形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマークカード読
取装置は、マークカードのイメージを読み取ると、その
イメージ上のタイミングマークの位置からマーク欄の搬
送方向上の位置を特定し、特定した搬送方向上の位置毎
に、搬送方向の直交方向上に形成されたマークの有無、
その位置を調べることでその認識を行うようになってい
た。このため、投票カード(マークカード)のイメージ
を読み取る際にそれが斜行していた場合、タイミングマ
ークの搬送方向の直交方向上にそのタイミングマークに
対応するマーク欄が位置しなくなって、認識すべきマー
クを認識できなくなるという問題点があった。
【0006】競輪場や競馬場に設置されたマークカード
処理装置は、通常、サイズの異なる複種類の投票カード
(マークカード)を扱えるようになっており、搬送路の
幅は最も幅の広い投票カードを想定して設定されてい
る。このため、投票カードを斜行させて搬送してしまう
ことが少なくない。斜行させての搬送では、投票カード
上のマークを適切に認識できないことから、再度、投票
カードの読み取りを行わせなくてはならない。それは投
票カードの迅速な処理作業を阻害する。このことから、
斜行の有無に関わらず、マークを確実に認識できるよう
にすることが望まれていた。
【0007】本発明は、マークカードのイメージを読み
取る際の斜行の有無に係わらず、それに形成されたマー
クを確実に認識できるようにする技術を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のマークカード読
取装置は、予めマーク可能な位置を示すマーク欄、及び
並んだ方向の直交方向上に位置する該マーク欄の認識用
のタイミングマークが設けられたマークカードを搬送し
ながらイメージを読み取って所定の処理を行うマークカ
ード処理装置に搭載され、該マークカードのイメージを
読み取ることを前提とし、マークカードのイメージを読
み取るイメージ読取手段と、イメージ読取手段が読み取
ったイメージ上における所定のマークの位置に基づい
て、該イメージ上で斜行量を計測する斜行量計測手段
と、イメージ読取手段が読み取ったイメージ上に存在す
るタイミングマークを検索していく検索方向の垂直方向
上の補正値を隣り合うタイミングマークの該垂直方向上
の位置から算出し、検索したタイミングマークの次に検
索する隣のタイミングマークの検索を、該検索したタイ
ミングマークの位置から該検索方向を該補正値により該
垂直方向上に移動させて行い、該検索により認識したタ
イミングマークに対応するマーク欄にマークされたマー
クの認識を、斜行量計測手段が計測した斜行量を用いて
行うマーク認識手段と、を具備する。
【0009】なお、上記の構成において、マーク認識手
段は、隣のタイミングマークを検索して認識する度に、
該隣のタイミングマークの位置、及び直前に検索したマ
ークカードの位置から補正値を更新する、ことが望まし
い。また、検索したタイミングマークの垂直方向上の中
央の位置から検索方向を補正値により該垂直方向上に移
動させる、ことが望ましい。
【0010】
【0011】本発明のプログラムは、予めマーク可能な
位置を示すマーク欄、及び並んだ方向の直交方向上に位
置する該マーク欄の認識用のタイミングマークが設け
れたマークカードを搬送しながらイメージを読み取って
所定の処理を行うマークカード処理装置に搭載され、該
マークカードのイメージを読み取るマークカード読取装
置に実行させることを前提とし、マークカードのイメー
ジを読み取る機能と、読み取る機能により読み取ったイ
メージ上における所定のマークの位置に基づいて、該イ
メージ上で斜行量を計測する機能と、読み取る機能によ
り読み取ったイメージ上に存在するタイミングマークを
検索していく検索方向の垂直方向上の補正値を隣り合う
タイミングマークの該垂直方向上の位置から算出し、検
索したタイミングマークの次に検索する隣のタイミング
マークの検索を、該検索したタイミングマークの位置か
ら該検索方向を該補正値により該垂直方向上に移動させ
て行い、該検索により認識したタイミングマークに対応
するマーク欄にマークされたマークの認識を、計測する
機能により計測した斜行量を用いて行う機能と、を実現
させる。
【0012】本発明では、予めマーク可能な位置が定め
られたマークカードのイメージを搬送中に読み取り、読
み取ったイメージ上における所定のマークの位置に着目
して、そのイメージの予め想定した状態からの回転量
を、そのイメージを読み取った際のマークカードの斜行
量として計測し、計測した斜行量を考慮しつつ、読み取
ったイメージ上に存在するマークを認識する。
【0013】その斜行量を計測することにより、読み取
ったイメージ上の位置が斜行量に応じて変化するマーク
可能な位置を正確に特定することが可能となる。それに
より、マークカード上に形成されたマークは、そのイメ
ージを読み取った際のマークカードの斜行の有無に係わ
らず、常に確実に認識されるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1は、本実施の形態による
マークカード読取装置を搭載したマークカード処理装置
(以降、処理装置と略記する)の回路構成図、図2は、
その処理装置の機構的構成を示す図である。図2(a)
はその側面断面図、図2(b)にはその正面図である。
その処理装置1は、図3に示すようなマークカード31
を読み取ってそれに形成されたマークを認識し、その認
識結果をLAN等で接続された外部装置に送信する処理
を行うものである。
【0015】先ず、図3を参照して、マークカード31
について説明する。マークカード31の端には、その長
手方向に沿って複数のタイミングマーク34が予め印字
されている。各タイミングマーク34は、読み取ったマ
ークカード31のイメージ上で、長手方向と直交する方
向(以降、垂直方向と呼ぶ)に存在するマークを検索す
るためのものである。
【0016】複数のタイミングマーク34のなかで端に
位置しているタイミングマーク34の垂直方向上には、
識別マーク32が複数、印字されている。その識別マー
ク32は、マークカード31の種類を識別できるように
予め印字されたものである。それにより、マークカード
31は、識別マーク32が印字されているほうを先頭に
して挿入口21内に挿入するようになっている。このた
め、マークカード31の長手方向は搬送方向と一致する
のを前提としている。
【0017】それ以外のタイミングマーク34の直交方
向上には、それぞれ、マークする位置を示すマーク欄3
3が複数、対応するタイミングマーク34からの距離を
異ならせて印字されている。それにより、対応するタイ
ミングカード34からの距離が同じマーク欄33は長手
方向に並ぶ状態で印字されている。ここでは、タイミン
グマーク34の垂直方向上に存在するマーク欄33は3
つとし、その垂直方向上の位置が判明しているマーク欄
33は、以降、便宜的に、タイミングマーク34に近い
ほうからマーク欄33−1、33−2、33−3と表現
することとする。タイミングマーク34から各マーク欄
33−1〜3までの距離については、それぞれ、距離d
1〜3と表現する。
【0018】上述したようなマークカード31の処理を
行う処理装置1の正面には、図2(a)、及び図2
(b)に示すように、そのマークカード31を挿入する
挿入口21、及びその挿入口21に挿入されたマークカ
ード31を返却するための返却口22が設けられてい
る。
【0019】処理装置1は、挿入口21に挿入されたマ
ークカード1を検出すると、それを収納部23に向けて
搬送を開始する。その搬送途中でコンタクト型のイメー
ジセンサ12、13を用いてマークカード31の表面、
裏面のイメージをそれぞれ読み取り、それらの面に存在
するマークの認識を行う。それにより、表面、裏面のマ
ークを認識したマークカード31は搬送して収納部23
に収納させ、外部装置には認識結果を送信する。一方、
表面、裏面のうちの少なくとも一方で認識が正常に行え
なかったマークカード31は、返却口22に向けて搬送
してそこから返却する。
【0020】処理装置1には、上述したようにマークカ
ード31を搬送していくために、マークカード31を検
出するセンサが複数、配置されている。図2(b)中の
24〜27は、それぞれそのための光学(フォト)セン
サであり、例えば発光素子、及び受光素子を用いてマー
クカード31を検出するようになっている。光学センサ
24は挿入口21へのマークカード31の挿入を検出す
るためのものであり、光学センサ25はマークカード3
1上のイメージの読み取りを開始するタイミングを検出
するためのものである。光学センサ26はイメージの読
み取りを終了するタイミングを検出するためのものであ
り、光学センサ27は収納部23へのマークカード31
の収納を確認するためのものである。
【0021】その処理装置1は、図1に示すように、装
置1の全体的な制御を行うMPU(Microproc
essing Unit)2と、外部装置(例えばホス
トコンピュータ)が備えた制御部(図中では“上位制御
部18”と表記)18との通信を行うための通信制御回
路3と、マークカード31上のイメージを読み取るイメ
ージ読取制御部4と、MPU2がワーク用に用いるDR
AM(DynamicRandom Access M
emory)5と、MPU2が実行するプログラムや各
種制御用データを格納したフラッシュROM(Read
OnlyMemory)6と、図2(b)に示す光学
センサ24〜27を含む光学センサ群7と、光学センサ
群7を構成する各光学センサを駆動し、その出力信号を
デジタル化して出力する光学センサ状態回路8と、マー
クカード31を搬送するうえでの動力源であるパルスモ
ータをまとめて表したものであるパルスモータ群9と、
パルスモータ群9を構成する各パルスモータを駆動する
パルスモータ制御回路10と、外部の供給電源(+24
V)から各部に印加する電圧を生成するDC/DCコン
バータ11と、を備えて構成されている。それら以外に
は、ソレノイドなどの各種負荷やそれらを駆動する制御
回路がある。図中、一点鎖線で囲った部分は、例えばプ
リント配線板に搭載されている。
【0022】マークカード31に関する情報は、例えば
識別マーク32によって表される種類別に、上記フラッ
シュROM6に制御用データとして格納されている。そ
の情報とは、例えばタイミングマーク34の数や、その
タイミングカード34の先端から各マーク欄33までの
距離(図3中ではd1〜3が対応)などを含むものであ
る。
【0023】上記イメージ読取制御部4は、イメージセ
ンサ12、13を駆動してそれから出力される信号を処
理することでイメージデータを取得するイメージ取得回
路14、15と、各イメージ取得回路14、15が取得
したイメージデータを格納するSRAM16、17と、
を備えて構成されている。
【0024】以上の構成において、動作を説明する。特
に図示しない電源がオンされることでDC/DCコンバ
ータ11から電圧が印加されるようになると、MPU2
は、フラッシュROM6に格納されたプログラムを読み
出して実行することにより、処理装置1全体の制御を開
始する。その制御は、光学センサ状態回路8により、光
学センサ群7を構成する各光学センサの出力信号を常に
監視しつつ、必要に応じて、パルスモータ制御回路10
に駆動させるべきパルスモータを駆動させたり、イメー
ジ取得回路14、或いは15にイメージセンサ12、或
いは13を駆動させてイメージデータを取得させたり、
或いは上記制御部18に送信すべきデータを通信制御回
路3に送って送信させたりすることで行う。以降は、図
4〜図7に示す各種フローチャート、及び図8〜図10
に示す各種説明図を参照して、上記MPU2によって実
現される処理装置1の動作について詳細に説明する。
【0025】図4は、全体処理のフローチャートであ
る。マークカード31の搬送やそのイメージの読み取り
に関わる部分に注目して、電源がオンされた後にMPU
2が実行する処理を抜粋してその流れを表したものであ
る。始めに図4を参照して、全体処理について詳細に説
明する。なお、その全体処理は、MPU2が、フラッシ
ュROM6に格納されたプログラムを実行することで実
現される。
【0026】先ず、ステップS1では、挿入口21の近
傍に配置した光学センサ24がマークカード31を検出
したか否か判定する。光学センサ状態回路8を介して入
力した光学センサ24の出力信号の値が、マークカード
31が挿入口21内に挿入されることで変化した場合、
判定はYESとなってステップS2に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなり、所定時間が経過した
後、再度そのステップS1の判定を行う。それにより、
挿入口21内に挿入されたマークカード31を光学セン
サ24が検出するのを待つ。
【0027】ステップS2では、パルスモータ制御回路
10に指示して、挿入口21内に挿入されたマークカー
ド31を取り込んで搬送するためのパルスモータを駆動
させる。その駆動は、例えば光学センサ25がマークカ
ード31を検出してから予め定めた時間が経過するまで
行わせる。それにより、イメージセンサ12の直前に位
置するローラ対に当接させた状態でマークカード31を
一旦、停止させる。
【0028】ステップS2に続くステップS3では、マ
ークカード31の搬送を再開し、イメージ取得回路1
4、15にイメージセンサ12、13を駆動させて、マ
ークカード31の表面、裏面のイメージの読み取りを順
次、行わせる。その読み取りは、例えばイメージセンサ
12、13で一度に読み取れる分だけマークカード31
を搬送させる度に、イメージ取得回路14、15にイメ
ージセンサ12、13を駆動させることで行われる。そ
れにより、例えばSRAM16、17には、それぞれマ
ークカード31の表面、裏面のイメージデータが格納さ
れる。
【0029】マークカード31の搬送を再開させた後に
移行するステップS4では、イメージセンサ12、或い
は13によるイメージの読み取りを行わせつつ、光学セ
ンサ26がマークカード31を検出するのを待つ。光学
センサ26がマークカード31を検出すると、ステップ
S5に移行して、駆動中のパルスモータの駆動終了をパ
ルスモータ制御回路10に指示する。次に移行するステ
ップS6では、イメージ取得回路15にイメージデータ
の取得終了を指示する。その後はステップS7に移行す
る。なお、イメージデータの取得を最初に行うイメージ
取得回路14に対するそれの取得終了の指示は、その取
得を指示してから所定時間が経過した後に行うことによ
り、ステップS6の処理を実行する時点では、イメージ
取得回路14はイメージデータの取得を行っていない状
態となっている。
【0030】ステップS7では、イメージ取得回路1
4、15を介してSRAM16、17にそれぞれ格納さ
れているイメージデータを受け取ってDRAM5に格納
し、そのイメージデータの解析を開始する。ここでは、
マークカード31の搬送方向上の先頭から一番目に位置
するタイミングマーク34(ここでは識別マーク32の
搬送(長手)方向上の位置を表すタイミングマーク34
である)を検索し、次(ここでは2番目)のタイミング
マークを検索するうえで参照する補正値Yを0とする。
そのようなことを行った後、ステップS8に移行する。
【0031】ステップS8では、識別マーク32の検
索、補正値Xの算出処理を実行する。その算出処理は、
ステップS7で検索したタイミングマーク34を基準に
して識別マーク32を検索し、検索した識別マーク32
からマークカード31の種類を特定するとともに、その
識別マーク32の実際の位置と、タイミングマーク34
の位置から推測される理論上の位置との搬送方向上の差
を補正値Xとして求める処理である。その処理の実行後
はステップS9に移行する。
【0032】マークカード31が斜行して搬送される
と、搬送方向と直交する垂直方向上に、それに対応する
識別マーク32、或いはマーク欄33は存在しなくな
る。タイミングマーク34は、搬送方向上に沿って並ば
なくなる。例えば図8に示すように、マークカード31
が搬送方向に対して左回転、即ちタイミングマーク34
が印字されている側の端の角がそうでない端の角に後れ
る状態で搬送されると、その垂直方向上に存在している
として推測される実線で示す識別マーク32aの搬送方
向上の位置は、破線で示す実際の識別マーク32のそれ
よりも後になる。タイミングマーク34では、先頭に位
置するタイミングマーク34から搬送方向の逆方向に向
かって離れるほど、それと直交する垂直方向上の位置の
ズレは大きくなる。このため、イメージ上で搬送方向の
垂直方向を常に検索方向として検索を行いマークを認識
するという従来の方法では、マークカード31が斜行し
ていると、マークを認識できなくなる。
【0033】上記補正値X、Yは、そのようなことを回
避するために、読み取ったイメージ上のマークの位置か
らマークカード31の斜行量(予め想定した状態からの
回転量)を表す値として算出するものである。補正値X
は、斜行によって生じる搬送方向上の位置の差を補正し
て、言い換えれば検索方向を補正してマークの検索を行
うために用いており、補正値Yは、垂直方向上の位置の
ズレを補正しつつタイミングマーク34の検索を搬送方
向上に行っていくために用いている。それにより、図8
に示す搬送方向で搬送されることによって斜行したマー
クカード31では、図中に示す検索方向上でマークの検
索を行っている。そのようにして、マークカード31か
ら読み取ったイメージ上では、マークカード31の斜行
の有無に係わらず、マークを常に確実に認識できるよう
にさせている。
【0034】上述したように、イメージ上で斜行量を計
測して斜行に対応するようにした場合、搬送中のマーク
カード31の斜行量を検出するためのセンサなどを配置
しなくとも済むようになって、構成の複雑化やコストア
ップを抑えられるようになる。また、マークカード31
にタイミングマーク34やマーク欄33が斜めに印字さ
れていても、それのイメージ上のマークを基準にして他
のマークを検索することから、そのように斜めに行われ
た印字の影響がマークの認識に及ばなくなる。従って、
マークカード31に斜めに行われた印字にも対応できる
という効果も得られる。
【0035】図4に示すステップS9以降の説明に戻
る。そのステップS9では、搬送方向の逆向きに次のタ
イミングマーク34を検索するn番目タイミングマーク
の検索処理を実行する。続くステップS10では、その
検索処理で検索したタイミングマーク34に対応するマ
ーク欄33に書き込まれたマークの有無を確認するマー
ク欄の書込確認処理を実行する。その後は、ステップS
11に移行する。上記ステップS8〜10として実行さ
れるサブルーチン処理の詳細については後述する。
【0036】ステップS11では、直前に検索したn番
目のタイミングマーク34が最後のタイミングマーク3
4か否か判定する。フラッシュROM6に格納されてい
る、識別マーク32から特定した種類のマークカード3
1に対応するタイミングマーク34の数のタイミングマ
ーク34を検索した場合、判定はYESとなってステッ
プS12に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となり、上記ステップS9に戻る。
【0037】上記ステップS9〜S11で形成される処
理ループは、ステップS11の判定がYESとなるま
で、繰り返し実行される。それにより、搬送方向とは逆
向きに1つずつタイミングマーク34を検索しつつ、そ
のタイミングマーク34で搬送方向上の位置が示される
識別マーク32、或いはマーク欄33に記入されたマー
クの認識を行う。
【0038】なお、識別マーク32から特定したマーク
カード31の種類が裏面にマークを記入できるものであ
れば、特に図示していないが、ステップS11では、各
面毎に上述したような判定を行うようになっている。そ
れにより、裏面でのマークの認識は、必要に応じて行う
ようにしている。
【0039】ステップS12では、マークの認識結果に
応じてマークカード31の搬送先を決定し、その搬送先
に向けて搬送するためのパルスモータをパルスモータ制
御回路10に駆動させる。続くステップS13では、そ
の搬送先の近傍に配置された光学センサがマークカード
31を検出するのを待つ。光学センサがマークカード3
1を検出すると、ステップS14に移行して、通信制御
回路3を介してマークの認識結果を上位制御部18に送
信し、所定時間が経過するのを待ってパルスモータの駆
動終了をパルスモータ制御回路10に指示する。その後
は上記ステップS1に戻り、挿入口21の近傍に配置さ
れた光学センサ24がマークカード31を検出するのを
待つ。
【0040】以降は、上記全体処理内で実行される各種
サブルーチン処理について、図5〜図7に示すフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。図5は、上記ステッ
プS8として実行される識別マーク、補正値Xの算出処
理のフローチャートである。全体処理内で実行されるサ
ブルーチン処理では、始めに図5を参照して、その算出
処理について詳細に説明する。
【0041】上述したように、この算出処理の直前に実
行するステップS7では、1番目に位置するタイミング
マーク34の検索を行っている。この算出処理は、その
検索結果を用いて行われる。
【0042】先ず、ステップS21では、1番目のタイ
ミングマーク34の垂直方向上の先端から、搬送方向上
の検索も合わせて行いつつ、垂直方向に向けて識別マー
ク32の検索を行う。それにより、タイミングマーク3
4以外で先頭に位置しているマークを識別マーク32と
して特定し、タイミングマーク34の先端からの距離を
示す値を保存する。
【0043】ステップS21に続くステップS22で
は、識別マーク32の検索して得た実際の搬送方向上の
位置と、タイミングマーク34の位置から特定される理
論上の位置との差を補正値Xとして算出する。その後に
一連の処理を終了する。
【0044】識別マーク32は、タイミングマーク34
の垂直方向を理論上の基準として、その搬送方向上の検
索も合わせて行うことによって認識(抽出)する。この
ことから、補正値Xは、その基準からの搬送方向上にお
ける位置の差として算出している。
【0045】その補正値Xには符号がある。その符号
は、ここでは搬送方向の逆方向側をプラスとしているこ
とから、図8に示すように、実際の位置が理論上の位置
よりも搬送方向側であればマイナスとなり、そうでなけ
れば符号はプラスとなる。
【0046】図6は、図4に示す全体処理内でステップ
S9として実行されるn番目タイミングマークの検索処
理のフローチャートである。次に図6を参照して、その
検索処理について詳細に説明する。
【0047】先ず、ステップS31では、現在のタイミ
ングマーク34の垂直方向上における中央の位置から垂
直方向に補正値Y分、移動させた位置を起点として、搬
送方向と逆向きに次のタイミングマーク34の検索を行
う。続くステップS32では、検索した次のタイミング
マーク34の垂直方向側の先端位置を検出する。その後
に移行するステップS33では、図9に示すように、検
出した先端位置と現在のタイミングマーク34のそれの
差を補正値Yとして算出・更新する。一連の処理はその
後に終了する。
【0048】上述したように、マークカード31が斜行
した状態で搬送されると、タイミングマーク34は搬送
方向上に沿って並ばなくなる。図6に示す例では、タイ
ミングマーク34の垂直方向側の先端位置は搬送方向の
逆向きに離れるほど、垂直方向側に突出していく。図8
に示す例では、その逆である。しかし、補正値Y分、起
点を垂直方向上に移動させた位置を起点とすると、斜行
量に応じてタイミングマーク34の検索方向(斜行して
いなければ搬送方向の逆方向に一致する)を補正する形
でその検索を行うことになる。この結果、斜行の有無に
係わらず、タイミングマーク34の検索を確実に行える
こととなる。なお、補正値Yの符号は、ここでは垂直方
向側をプラスとしていることから、図9に示す例ではプ
ラスとなり、図8に示す例ではマイナスとなる。
【0049】図7は、図4に示す全体処理内でステップ
S10として実行されるマーク欄の書込確認処理のフロ
ーチャートである。次に図7を参照して、その確認処理
について詳細に説明する。その確認処理は、直前にステ
ップS9として実行された図6に示すn番目タイミング
マークの検索処理で検索のタイミングマーク34を対象
に実行される。
【0050】先ず、ステップS41では、検索されたタ
イミングマーク34が搬送方向上の位置を示す各マーク
欄33毎に、タイミングマーク34の垂直方向側の先端
位置を基準とした垂直方向上の規定距離、及び補正値X
を用いてそれが存在すると考えられる位置を算出する。
その後はステップS42に移行する。規定距離は図3で
は距離d1〜3が対応し、その値は、上述したように、
認識した識別マーク32からマークカード31の種類を
特定してフラッシュROM6から読み出したものであ
る。
【0051】本実施の形態では、実際の斜行量は比較的
に小さいことから、タイミングマーク34の先端位置か
ら規定距離だけ垂直方向側に離れ、その離れた位置から
搬送方向の逆方向側に、規定距離を識別マーク32のタ
イミングマーク34の先端位置からの距離で割った値を
補正値Xに掛けた値分だけ離れた位置を、マーク欄33
が存在すると考えられる位置として近似的に算出してい
る。例えば図10に示すように、図8に示す例とは逆向
きに回転した状態でマークカード31が搬送され、規定
距離が識別マーク32のそれに対応する距離と一致して
いるマーク欄33であれば、タイミングマーク34の先
端位置から規定距離だけ垂直方向側に離れた位置から、
搬送方向の逆方向に補正値Xだけ離れた位置を、マーク
欄33が存在すると考えられる位置として算出してい
る。図10中には、タイミングマーク34の先端位置か
ら規定距離だけ垂直方向側に離れた位置には破線でマー
ク欄33aを、その位置から搬送方向の逆方向に補正値
Xだけ離れた位置には実線でマーク欄33をそれぞれ図
示している。このとき、補正値Xの符号はプラスである
ため、マーク欄33aはマーク欄33の搬送方向側に位
置している。
【0052】上述したようにしてマーク欄33が存在す
ると考えられる位置を算出することで、マーク欄33に
記入されたマークを検出していく検索方向は斜行量に応
じて正確に補正されることになる。このため、斜行の有
無に係わらず、マーク欄33に記入されたマークを確実
に認識できることとなる。
【0053】マーク欄33毎に、それが存在すると考え
られる位置を算出した後に移行するステップS42で
は、その算出した位置毎に、マークが記入されているか
否かチェックを行う。そのようにしてマーク欄33に記
入されたマークの認識を行った後に一連の処理を終了す
る。
【0054】なお、本実施の形態では、識別マーク32
の理論上の位置と実際の位置との差から斜行量(想定し
ている状態からの回転量)を示す補正値Xを求め、その
求めた補正値Xを用いてマーク欄33が存在すると考え
られる位置を算出することにより、検索方向を間接的に
補正しているが、斜行量を角度として計測することで、
その検索方向を直接的に補正するようにしても良い。そ
の角度は、識別マーク32ではなく、タイミングマーク
34に着目して計測しても良い。それら両方に着目して
計測しても良い。識別マーク32、或いはマーク欄33
などとの相対的な位置関係が判明しているパターンがマ
ークカード31上に存在しているような場合には、その
パターンに着目して検索方向を補正しても良い。
【0055】上述したようなマークカード読取装置、或
いはその変形例の動作を実現させるようなプログラム
は、CD−ROM、DVD、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記録させ
て配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝送
媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を
配信するようにしても良い。そのようにした場合には、
ユーザはプログラムを取得してマークカード読取装置、
或いはそれを搭載したマークカード処理装置にロードす
ることにより、既存のマークカード読取装置にも本発明
を適用させることができる。このことから、記録媒体
は、プログラムを配信する装置がアクセスできるもので
あっても良い。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、予めマ
ーク可能な位置が定められたマークカードのイメージを
搬送中に読み取り、読み取ったイメージ上における所定
のマークの位置に着目して、そのイメージの予め想定し
た状態からの回転量を、そのイメージを読み取った際の
マークカードの斜行量として計測し、計測した斜行量を
考慮して、読み取ったイメージ上に存在するマークを認
識する。
【0057】その斜行量を計測することにより、読み取
ったイメージ上の位置が斜行量に応じて変化するマーク
可能な位置を正確に特定することができる。このため、
マークカード上に形成されたマークを、そのイメージを
読み取った際のマークカードの斜行の有無に係わらず、
常に確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるマークカード読取装置を搭
載したマークカード処理装置の回路構成図である。
【図2】本実施の形態によるマークカード読取装置を搭
載したマークカード処理装置の機構的構成を示す図であ
る。
【図3】マークカードを示す図である。
【図4】全体処理のフローチャートである。
【図5】識別マークの検索、補正値Xの算出処理のフロ
ーチャートである。
【図6】n番目タイミングマークの検索処理のフローチ
ャートである。
【図7】マーク欄の書込確認処理のフローチャートであ
る。
【図8】補正値X、Yを説明するための図である。
【図9】補正値Yの求め方を説明する図である。
【図10】マーク欄の実際の位置の求め方を説明する図
である。
【符号の説明】
1 マークカード処理装置 2 MPU 3 通信制御回路 4 イメージ読取制御部 5 DRAM 6 フラッシュROM 7 光学センサ群 8 光学センサ状態回路 9 パルスモータ群 10 パルスモータ制御回路 12、13 イメージセンサー 14、15 イメージ取得回路 16、17 SRAM 21 挿入口 22 返却口 23 収納部 24〜7 光学センサ 31 マークカード 32、32a 識別マーク 33、33a、33−1〜3 マーク欄 34 タイミングマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/015 G06K 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めマーク可能な位置を示すマーク欄、
    及び並んだ方向の直交方向上に位置する該マーク欄の認
    識用のタイミングマークが設けられたマークカードを搬
    送しながらイメージを読み取って所定の処理を行うマー
    クカード処理装置に搭載され、該マークカードのイメー
    ジを読み取るマークカード読取装置において、 前記マークカードのイメージを読み取るイメージ読取手
    段と、 前記イメージ読取手段が読み取ったイメージ上における
    所定のマークの位置に基づいて、該イメージ上で斜行量
    を計測する斜行量計測手段と、前記イメージ読取手段が読み取ったイメージ上に存在す
    るタイミングマークを検索していく検索方向の垂直方向
    上の補正値を隣り合うタイミングマークの該垂直方向上
    の位置から算出し、検索したタイミングマークの次に検
    索する隣のタイミングマークの検索を、該検索したタイ
    ミングマークの位置から該検索方向を該補正値により該
    垂直方向上に移動させて行い、該検索により認識したタ
    イミングマークに対応するマーク欄にマークされたマー
    クの認識を、前記斜行量計測手段が計測した斜行量を用
    いて 行うマーク認識手段と、 を具備することを特徴とするマークカード読取装置。
  2. 【請求項2】 前記マーク認識手段は、前記隣のタイミ
    ングマークを検索して認識する度に、該隣のタイミング
    マークの位置、及び直前に検索したマークカードの位置
    から前記補正値を更新する、 ことを特徴とする請求項1に記載のマークカード読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記マーク認識手段は、前記検索したタ
    イミングマークの前記垂直方向上の中央の位置から前記
    検索方向を前記補正値により該垂直方向上に移動させ
    る、 ことを特徴とする請求項1、または2記載のマークカー
    読取装置
  4. 【請求項4】 予めマーク可能な位置を示すマーク欄、
    及び並んだ方向の直交方向上に位置する該マーク欄の認
    識用のタイミングマークが設けられたマークカードを搬
    送しながらイメージを読み取って所定の処理を行うマー
    クカード処理装置に搭載され、該マークカードのイメー
    ジを読み取るマークカード読取装置に実行させるプログ
    ラムであって、 前記マークカードのイメージを読み取る機能と、 前記読み取る機能により読み取ったイメージ上における
    所定のマークの位置に基づいて、該イメージ上で斜行量
    を計測する機能と、前記読み取る機能により読み取ったイメージ上に存在す
    るタイミングマークを検索していく検索方向の垂直方向
    上の補正値を隣り合うタイミングマークの該垂直方向上
    の位置から算出し、検索したタイミングマークの次に検
    索する隣のタイミングマークの検索を、該検索したタイ
    ミングマークの位置から該検索方向を該補正値により該
    垂直方向上に移動させて行い、該検索により認識したタ
    イミングマークに対応するマーク欄にマークされたマー
    クの認識を、前記計測する機能により計測した斜行量を
    用いて 行う機能と、 を実現させるプログラム。
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