JP3520616B2 - 携帯型光学情報入力装置 - Google Patents
携帯型光学情報入力装置Info
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Description
力装置に係わり、特に、情報記号の読み取り動作を開始
させるトリガーキーの配置に関するものである。
情報入力装置においては、バーコード等の情報記号の読
み取り動作を開始させるトリガーキーはハウジングの側
面もしくは上面の1箇所にしか設けられていなかった。
そのため、例えば、図4に示すように、トリガーキー3
0aがハウジングの側面に設けられている場合、操作者
が左手(操作者が左利きの場合)でハウジングを握り、
バーコードラベル面に読み取り用の開口11aを対向さ
せて、左手親指でトリガーキー30aを押しながら読み
取り動作を行うと、ハウジングを支持すべき左手親指を
動かすために、操作が不安定になるという問題を生じ
た。
0bがハウジングの上面に設けられている場合、操作者
が右手(操作者が右利きの場合)でハウジングを握り、
バーコードラベル面に読み取り用の開口11bを対向さ
せて、右手人差し指でトリガーキー30bを押しながら
読み取り動作を行うため、読み取り操作性が良くないと
いう問題を生じた。
はトリガーキー30bがハウジングの側面もしくは上面
の1箇所にしか設けられていないと、操作者の利き腕に
対応した操作性が考慮されていないので、バーコードラ
ベルの読み取り操作に制約が生じ、読み取り操作能率が
低下するという問題を生じた。
号公報(図6参照)において、ハウジングの両側面にそ
れぞれ1個づつトリガーキーK1、K2を設けて、操作
者が右利き、左利きの何れであっても操作の能率を高め
るようにしたバーコードリーダ付き携帯用端末器が提案
された。
開平6−274667号公報において提案されたバーコ
ードリーダ付き携帯用端末器においては、操作者が右利
き、左利きの何れであっても操作できるようになるが、
トリガーキーを操作する指は常に右手親指あるいは左手
親指を使用して操作されるものであり、例えば操作者の
親指が怪我等により使用できない場合に、操作に支障を
生じるという問題があった。そこで、本発明は上記問題
点に鑑みてなされたものであって、携帯型光学情報入力
装置の操作者が右利き、左利きの何れであっても、ある
いはどのような持ち方をしても操作能率を高めることを
可能にしようとするものである。
取り可能な情報記号に光を照射してその反射光を電気信
号に変換して情報記号の内容を読み取る読み取りユニッ
トを内蔵するハウジングと、手動入力用の複数のキー
と、情報記号の読み取り動作を開始させるトリガーキー
とを備えた携帯型光学情報入力装置であって、本発明の
構成上の第1の特徴は、上述のハウジングは、略直方体
形状で操作者の手に握られるような所定の厚みと横幅と
縦長さを有する把持部と、読み取りユニットを内蔵して
把持部より膨出する平面形状が略正方形状の読み取りユ
ニット部とを有し、手動入力用の複数のキーを把持部に
配設し、把持部と読み取りユニット部との境界部の一側
面より突出して第1のトリガーキーを配設するととも
に、前記一側面とは反対側の側面に近接した位置であっ
て手動入力用の複数のキー内の少なくとも一箇所に第2
のトリガーキーを配設して、これらの第1と第2のトリ
ガーキーを選択して使用できるようにしたことにある。
述の第1のトリガーキーは第2のトリガーキーより上部
に配設したことにある。さらに、本発明の構成上の第3
の特徴は、上述の把持部の底面の断面形状を略半円形状
として手で握り易い形状としたことにある。
いては、第1のトリガーキーは把持部と読み取りユニッ
ト部との境界部の一側面より突出して配設し、第2のト
リガーキーは前記一側面とは反対側の側面に近接した位
置であって手動入力用の複数のキー内の少なくとも一箇
所に配設しているので、把持部の握り方の自由度が増し
て、指使いが自由になり、右利き、左利きの何れであっ
ても、情報記号の読み取り動作を開始させる操作が親指
のみに限定されることはなくなる。
指使いが自由になると、操作の自由度が増して、操作性
が向上する。また、第1のトリガーキーを第2のトリガ
ーキーより上部に配設すれば、自然でスムースに指を動
かすことが可能となり、読み取り動作を開始させる操作
性がさらに向上する。さらに、把持部の底面の断面形状
を略半円形状とすることにより、把持部は手で握り易い
形状となって、誤操作を防止することができるようにな
る。
情報入力装置の一実施の形態を説明する。図1は本発明
の携帯型光学情報入力装置を携帯型バーコードリーダに
適用した場合の一実施の形態の外観を示す図である。図
1において、携帯型バーコードリーダのハウジング1
は、略直方体形状で操作者の手に握られるような所定の
厚みと横幅と縦長さを有する把持部20と、その内部に
図示しない読み取りユニットを内蔵して把持部20より
膨出する平面形状が略正方形状の読み取りユニット部1
0とを一体に形成して構成している。
ベルに光を照射してその反射光を電気信号に変換してバ
ーコードの内容を読み取る読み取りユニットをその内部
に内蔵するとともに、その先端部にバーコードラベルに
光を照射するための開口11を有し、かつ、その上面に
読み取ったバーコードの内容および後述する数値キー部
21の入力内容を表示するLCDよりなる表示部12を
有している。
バーコードに対して赤色光を照射する赤色発光ダイオー
ド(例えば、λ=660nm付近の波長を有する)より
なる発光素子部と、バーコードラベルで反射した赤色光
を受光素子に結像させる結像レンズ部と、結像レンズに
より結像した光信号を電気信号に変換するライン型イメ
ージセンサ(例えば、2048個のCCDセンサよりな
る)よりなる受光素子部より構成している。
に握られるような所定の厚みと横幅と縦長さを有すると
ともに、その底面の断面形状は略半円形状となってお
り、把持部を手で握り易い外形形状としている。また、
この把持部20の上面には、手動入力用の点キー(・)
と0〜9までの複数の数値キーとエンターキー(EN
T)とよりなる数値キー部21と、F1〜F9までの複
数のファンクションキーよりなるファンクションキー部
22と、パワーキー(PW)とバックスペースキー(B
S)とクリアキー(C)とシフトキー(SF)よりなる
その他のキー部23とを配設している。さらに、この把
持部20の上面には、情報記号の読み取り動作を開始さ
せる2つのトリガーキー(M1)31とトリガーキー
(M2)32とを配設している。
10との境界部の一側面には、この一側面より突出して
第1のトリガーキー30を配設している。そして、この
第1のトリガーキー30は、把持部20の上面に配設し
た2つの第2のトリガーキーとなるトリガーキー(M
1)31およびトリガーキー(M2)32より上方に配
設されており、これらの各トリガーキー30、31、3
2の内のいずれを操作者が選択しても使用できるように
なされている。
ーダの操作方法を説明すると、操作者が右利きの場合、
例えば、図2に示すように、右手人差し指でトリガーキ
ー30を操作し、バーコードリーダの読み取り動作を開
始させる。あるいは、図3に示すように、左手親指でト
リガーキー(M1)31を操作し、バーコードが読み取
り不能等の場合には、ハウジングの把持部20を持ち換
えることなく、右手の好みの指で数値キー部21の数値
キーを操作して数値を入力することが可能となる。
ては、第1のトリガーキー30は把持部20と読み取り
ユニット部10との境界部の一側面より突出して配設
し、第2のトリガーキー31および32は手動入力用の
数値キー部の上部に配設しているので、把持部20の握
り方の自由度が増して、指使いが自由になり、右利き、
左利きの何れであっても、バーコードの読み取り動作を
開始させる操作が親指のみに限定されることはなくな
る。そして、把持部20の握り方の自由度が増して、指
使いが自由になると、操作の自由度が増して、操作性が
向上する。
リガーキー31および32より上部に配設しているの
で、自然でスムースに指を動かすことが可能となり、読
み取り動作を開始させる操作性がさらに向上する。さら
に、把持部20の底面の断面形状を略半円形状としてい
るので、把持部20は手で握り易い形状となって、誤操
作を防止することができるようになる。
型光学情報入力装置として携帯型バーコードリーダにつ
いて説明したが、本発明はバーコード以外の他のコー
ド、例えば、OCR文字や2次元コード等のどのような
光学情報記号の入力装置にも適用できる。
ーコードリーダに適用した一実施の形態の外観を示す図
である。
す図である。
を示す図である。
す図である。
を示す図である。
の操作例を示す図である。
取りユニット部、20…把持部、21…数値キー部、2
2…ファンクションキー部、23…その他のキー部、3
0、31、32…トリガーキー
Claims (3)
- 【請求項1】 光学的に読み取り可能な情報記号に光を
照射してその反射光を電気信号に変換して前記情報記号
の内容を読み取る読み取りユニットを内蔵するハウジン
グと、手動入力用の複数のキーと、情報記号の読み取り
動作を開始させるトリガーキーとを備えた携帯型光学情
報入力装置であって、 前記ハウジングは、略直方体形状で操作者の手に握られ
るような所定の厚みと横幅と縦長さを有する把持部と、
前記読み取りユニットを内蔵して前記把持部より膨出す
る平面形状が略正方形状の読み取りユニット部とを有
し、 前記手動入力用の複数のキーを前記把持部に配設し、前
記把持部と前記読み取りユニット部との境界部の一側面
より突出して第1のトリガーキーを配設するとともに、
前記一側面とは反対側の側面に近接した位置であって前
記手動入力用の複数のキー内の少なくとも一箇所に第2
のトリガーキーを配設して、前記第1のトリガーキーと
前記第2のトリガーキーを選択して使用できるようにし
たことを特徴とする携帯型光学情報入力装置。 - 【請求項2】 前記第1のトリガーキーは前記第2のト
リガーキーより上部に配設したことを特徴とする請求項
1に記載の携帯型光学情報入力装置。 - 【請求項3】 前記把持部の底面の断面形状を略半円形
状として手で握り易い形状としたことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の携帯型光学情報入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22232295A JP3520616B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 携帯型光学情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22232295A JP3520616B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 携帯型光学情報入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0962769A JPH0962769A (ja) | 1997-03-07 |
JP3520616B2 true JP3520616B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=16780545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22232295A Expired - Lifetime JP3520616B2 (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 携帯型光学情報入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3520616B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009020856A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Toshiba Tec Corp | ハンディ型無線タグリーダライタ |
JP6394504B2 (ja) * | 2014-06-13 | 2018-09-26 | 株式会社デンソーウェーブ | Rfid読取装置 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP22232295A patent/JP3520616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0962769A (ja) | 1997-03-07 |
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