JP3520610B2 - 加工液貯留回収装置 - Google Patents
加工液貯留回収装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば放電加工機に
おいて用いられる加工液貯留回収装置に関するものであ
る。
おいて用いられる加工液貯留回収装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来の放電加工機のうち、側
面からみてC形状の放電加工機の概略図である。この従
来例では形彫り放電加工機を示しており、放電加工機1
は、ベッド2の上に設けられたサドル3およびテーブル
4を有し、テーブル4上には加工槽5が適宜の手段で取
り付けられている。加工槽5の前面下部にはトイ14が
取り付けられている。カバー15はサドル3およびテー
ブル4を覆っている。ベッド2からのびるコラム6には
ヘッド7が取り付けられており、加工用電極8が電極取
付定盤9を介してヘッド7に固定されている。10はY
軸駆動用モータ、11はX軸駆動用モータである。12
は加工槽5の内部に貯留された加工液で、図示しないが
加工槽5の下部には被加工物を固定するための、テーブ
ル定盤があり、テーブル定盤は、一般に板状の部材であ
る。
面からみてC形状の放電加工機の概略図である。この従
来例では形彫り放電加工機を示しており、放電加工機1
は、ベッド2の上に設けられたサドル3およびテーブル
4を有し、テーブル4上には加工槽5が適宜の手段で取
り付けられている。加工槽5の前面下部にはトイ14が
取り付けられている。カバー15はサドル3およびテー
ブル4を覆っている。ベッド2からのびるコラム6には
ヘッド7が取り付けられており、加工用電極8が電極取
付定盤9を介してヘッド7に固定されている。10はY
軸駆動用モータ、11はX軸駆動用モータである。12
は加工槽5の内部に貯留された加工液で、図示しないが
加工槽5の下部には被加工物を固定するための、テーブ
ル定盤があり、テーブル定盤は、一般に板状の部材であ
る。
【0003】図19は、従来の放電加工機のうち、加工
槽の扉が上下にスライドする放電加工機の加工液貯留回
収装置の概略斜視図である。この従来例では、シャフト
17によって扉18が支持される例を示している。この
図は扉18が開いている状態を示しており、5は加工槽
であり左右に扉18を支持するシャフト17が移動する
ための窓19がある。扉18はシャフト17によって加
工槽5と連結されている。扉18の左右両側には扉18
を閉じるためのクランプレバー21があり、扉18の内
側には加工液12をシールするためのパッキンが取り付
けてある。16は扉18から落ちる加工液12を受ける
ためのトイであり、板バネ20により扉18の下方に位
置するように固定されている。14は加工槽5の前面下
部に取り付けられたトイである。また、13は図示しな
い被加工物を固定するためのテーブル定盤である。
槽の扉が上下にスライドする放電加工機の加工液貯留回
収装置の概略斜視図である。この従来例では、シャフト
17によって扉18が支持される例を示している。この
図は扉18が開いている状態を示しており、5は加工槽
であり左右に扉18を支持するシャフト17が移動する
ための窓19がある。扉18はシャフト17によって加
工槽5と連結されている。扉18の左右両側には扉18
を閉じるためのクランプレバー21があり、扉18の内
側には加工液12をシールするためのパッキンが取り付
けてある。16は扉18から落ちる加工液12を受ける
ためのトイであり、板バネ20により扉18の下方に位
置するように固定されている。14は加工槽5の前面下
部に取り付けられたトイである。また、13は図示しな
い被加工物を固定するためのテーブル定盤である。
【0004】図20は、図19の放電加工機の加工液貯
留回収装置の概略側面図である。5は加工槽でありシャ
フト17とネジ22にて連結されている。18は扉であ
りシャフト17とネジ23にて連結されている。24は
ダンパーであり、加工槽5およびシャフト17とそれぞ
れネジ25,26により連結されている。またそれぞれ
の連結部にはブッシュ27が取り付けられてある。
留回収装置の概略側面図である。5は加工槽でありシャ
フト17とネジ22にて連結されている。18は扉であ
りシャフト17とネジ23にて連結されている。24は
ダンパーであり、加工槽5およびシャフト17とそれぞ
れネジ25,26により連結されている。またそれぞれ
の連結部にはブッシュ27が取り付けられてある。
【0005】次に、従来の加工液貯留回収装置の動作に
ついて説明する。図18において、サドル3はベッド2
の上をY軸駆動用モータ10によってY軸方向に移動す
る。テーブル4はサドル3の上をX軸駆動用モータ11
によってX軸方向に移動する。電極取付定盤9はヘッド
7内のZ軸駆動用モータ(図示せず)によってZ軸方向
に移動する。したがって、テーブル定盤(図示せず)上
に取り付けられた被加工物(図示せず)はX・Y方向
に、電極取付定盤9に取り付けられた加工用電極8はZ
軸方向に移動することができる。そして、加工槽5内に
加工液12を貯留し、加工用電極8と被加工物との間
に、加工液12を介して放電加工を行う。
ついて説明する。図18において、サドル3はベッド2
の上をY軸駆動用モータ10によってY軸方向に移動す
る。テーブル4はサドル3の上をX軸駆動用モータ11
によってX軸方向に移動する。電極取付定盤9はヘッド
7内のZ軸駆動用モータ(図示せず)によってZ軸方向
に移動する。したがって、テーブル定盤(図示せず)上
に取り付けられた被加工物(図示せず)はX・Y方向
に、電極取付定盤9に取り付けられた加工用電極8はZ
軸方向に移動することができる。そして、加工槽5内に
加工液12を貯留し、加工用電極8と被加工物との間
に、加工液12を介して放電加工を行う。
【0006】図19において、扉18が閉められる時、
その内側に取り付けられたパッキンがクランプレバー2
1を閉めることにより、加工槽5の前面板に押しつけら
れ加工液12が外にもれないようにシールすることがで
きる。扉18はシャフト17によって支持され、上下に
スライド移動されることにより開閉される。そのため加
工槽5の左右両側にはシャフト17が上下に移動でき得
る窓19があけられている。トイ14は、扉18が開け
られる時に扉18から垂れ落ちる加工液12を受け、図
示しない加工液供給装置に回収する。また、扉18の外
面に長尺の板バネ20の一端部が固定されており、この
板バネ20の他端部には、トイ16が扉18の下に位置
するように取り付けられている。
その内側に取り付けられたパッキンがクランプレバー2
1を閉めることにより、加工槽5の前面板に押しつけら
れ加工液12が外にもれないようにシールすることがで
きる。扉18はシャフト17によって支持され、上下に
スライド移動されることにより開閉される。そのため加
工槽5の左右両側にはシャフト17が上下に移動でき得
る窓19があけられている。トイ14は、扉18が開け
られる時に扉18から垂れ落ちる加工液12を受け、図
示しない加工液供給装置に回収する。また、扉18の外
面に長尺の板バネ20の一端部が固定されており、この
板バネ20の他端部には、トイ16が扉18の下に位置
するように取り付けられている。
【0007】図20において、シャフト17は加工槽5
とネジ22にて連結されている。また、シャフト17は
扉18とネジ23により連結されている。ダンパー24
は加工槽5とネジ25で連結されている。また、ダンパ
ー24はシャフト17とネジ26で連結されている。そ
れぞれの連結部にはブッシュ27が取り付けてあるた
め、回転可能になっている。扉18はシャフト17によ
って支えられており、シャフト17は、支点Aを中心に
回転するため、扉18を上下にスライド移動し開閉する
ことができる。このとき扉18の重量を軽減し、開閉動
作を少しの力で行えるようにするため、ダンパー24が
取り付けられている。ダンパー24は支点Bを中心に回
転し、支点Cでシャフト17を支えている。トイ14は
通常加工槽5の前面に取り付けられ、扉18が開けられ
る時に扉18から垂れ落ちる加工液を受け、図示しない
加工液供給装置に回収する。また、トイ16は、扉18
が開いている時、扉18の下端に位置し、扉18から垂
れ落ちる加工液を受け、扉18を閉じている時には、扉
18の下端とトイ14との間に位置し、扉18が支持さ
れる側に向かって、若干下傾させた状態となる。その後
再度扉18を開けると、板バネ20が曲がった状態から
元に復帰するため、トイ16が扉18の下端に再び位置
するようになる。
とネジ22にて連結されている。また、シャフト17は
扉18とネジ23により連結されている。ダンパー24
は加工槽5とネジ25で連結されている。また、ダンパ
ー24はシャフト17とネジ26で連結されている。そ
れぞれの連結部にはブッシュ27が取り付けてあるた
め、回転可能になっている。扉18はシャフト17によ
って支えられており、シャフト17は、支点Aを中心に
回転するため、扉18を上下にスライド移動し開閉する
ことができる。このとき扉18の重量を軽減し、開閉動
作を少しの力で行えるようにするため、ダンパー24が
取り付けられている。ダンパー24は支点Bを中心に回
転し、支点Cでシャフト17を支えている。トイ14は
通常加工槽5の前面に取り付けられ、扉18が開けられ
る時に扉18から垂れ落ちる加工液を受け、図示しない
加工液供給装置に回収する。また、トイ16は、扉18
が開いている時、扉18の下端に位置し、扉18から垂
れ落ちる加工液を受け、扉18を閉じている時には、扉
18の下端とトイ14との間に位置し、扉18が支持さ
れる側に向かって、若干下傾させた状態となる。その後
再度扉18を開けると、板バネ20が曲がった状態から
元に復帰するため、トイ16が扉18の下端に再び位置
するようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の加工液貯留回収
装置は以上のように構成されているので、扉が上下にス
ライドする加工槽を有する放電加工装置において、扉1
8の下端に位置するトイ16に溜まった加工液12を回
収することができない。そのため、扉18を開閉すると
き、トイ16に溜まった加工液12がトイ16から溢れ
出て、床や機械本体が汚れてしまうという欠点があっ
た。
装置は以上のように構成されているので、扉が上下にス
ライドする加工槽を有する放電加工装置において、扉1
8の下端に位置するトイ16に溜まった加工液12を回
収することができない。そのため、扉18を開閉すると
き、トイ16に溜まった加工液12がトイ16から溢れ
出て、床や機械本体が汚れてしまうという欠点があっ
た。
【0009】また、トイ16が長尺の板バネ20によっ
て、扉18と固定されているため、トイ16の形状が大
きなものになり、製作コストが高く、外観も悪いという
欠点があった。
て、扉18と固定されているため、トイ16の形状が大
きなものになり、製作コストが高く、外観も悪いという
欠点があった。
【0010】また、扉18を開閉するとき、トイ16は
加工槽5に当てられるため異音が発生したり、傷が付い
てしまう、という欠点があった。
加工槽5に当てられるため異音が発生したり、傷が付い
てしまう、という欠点があった。
【0011】この発明は、前述のような問題点を解決す
るためになされたもので、扉が開時に少なくとも前方方
向に移動して加工槽の開口部を開閉する加工液貯留回収
装置において、扉の下端に位置する加工液受け部に溜ま
った加工液を、扉を閉じると同時に加工槽側の加工液受
け部等に回収することができ、製作コストが低く、外観
の良い加工液貯留回収装置を得ることを目的とする。
るためになされたもので、扉が開時に少なくとも前方方
向に移動して加工槽の開口部を開閉する加工液貯留回収
装置において、扉の下端に位置する加工液受け部に溜ま
った加工液を、扉を閉じると同時に加工槽側の加工液受
け部等に回収することができ、製作コストが低く、外観
の良い加工液貯留回収装置を得ることを目的とする。
【0012】また、扉の下端に位置する加工液受け部に
溜まった加工液を、扉を閉じると同時に加工槽側の加工
液受け部等に回収することができ、さらにこの時、扉の
下端に位置する加工液受け部に加工液を残すことなく回
収できる加工液貯留回収装置を得ることを目的とする。
溜まった加工液を、扉を閉じると同時に加工槽側の加工
液受け部等に回収することができ、さらにこの時、扉の
下端に位置する加工液受け部に加工液を残すことなく回
収できる加工液貯留回収装置を得ることを目的とする。
【0013】また、扉の下端に位置する加工液受け部に
溜まった加工液を、扉の開閉時に異音を発生したり、傷
ついたりすることなく、扉を閉じると同時に加工槽側の
加工液受け部に回収することかできる加工液貯留回収装
置を得ることを目的とする。
溜まった加工液を、扉の開閉時に異音を発生したり、傷
ついたりすることなく、扉を閉じると同時に加工槽側の
加工液受け部に回収することかできる加工液貯留回収装
置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加工液貯
留回収装置とは、外部に対して開口する開口部を有し、
加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けられ、開
時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の開口部
を開閉する扉と、この扉の下方端部に回動可能に設けら
れ、前記扉に付着した前記加工液を受けるように形成さ
れ、前記加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受
け部とを備えたものである。
留回収装置とは、外部に対して開口する開口部を有し、
加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けられ、開
時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の開口部
を開閉する扉と、この扉の下方端部に回動可能に設けら
れ、前記扉に付着した前記加工液を受けるように形成さ
れ、前記加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受
け部とを備えたものである。
【0015】また、加工液受け部を扉の下部両端におい
てネジにより回動可能に支持したものである。
てネジにより回動可能に支持したものである。
【0016】また、加工液受け部を扉の下部においてね
じりコイルバネ付きヒンジにより連結し、前記コイルバ
ネは、前記加工液受け部を加工槽の側へ回転させる力を
有するものである。
じりコイルバネ付きヒンジにより連結し、前記コイルバ
ネは、前記加工液受け部を加工槽の側へ回転させる力を
有するものである。
【0017】また、外部に対して開口する開口部を有
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に前記扉に付
着した前記加工液を受けるように形成され、底面が左右
いずれかの方向に傾斜しており、かつ底面が低い方の端
部に切り欠き部を有する加工液受け部とを備えたもので
ある。
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に前記扉に付
着した前記加工液を受けるように形成され、底面が左右
いずれかの方向に傾斜しており、かつ底面が低い方の端
部に切り欠き部を有する加工液受け部とを備えたもので
ある。
【0018】また、外部に対して開口する開口部を有
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に設けられ前
記扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、少
なくとも前記加工槽側先端部が弾性材料から成り、前記
加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受け部とを
備えたものである。
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に設けられ前
記扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、少
なくとも前記加工槽側先端部が弾性材料から成り、前記
加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受け部とを
備えたものである。
【0019】また、外部に対して開口する開口部を有
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に設けられ前
記扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、前
記加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受け部
と、前記切り欠き部からの加工液の流出をコントロール
するガイドとを備えたものである。
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に設けられ前
記扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、前
記加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受け部
と、前記切り欠き部からの加工液の流出をコントロール
するガイドとを備えたものである。
【0020】また、外部に対して開口する開口部を有
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、前記扉に付着した前記加工液を
受けるように形成され、下部に第1の加工液流出口を有
し、引っ張りコイルバネにより扉方向に引っ張られ前記
加工槽に押し当てられたとき前記加工槽に当接しながら
前記加工槽と反対方向に移動自在に前記扉の下方端部に
支持された第1の加工液受け部と、前記扉の下方端部に
固定され、前記第1の加工液受け部の底部上方に当接し
て前記第1の加工液受け部が移動するときその移動を妨
げないように構成され、かつ前記加工液受け部が前記加
工槽に当接してその移動が完了したとき前記第1の加工
液流出口の位置になるように形成された第2の加工液流
出口を有し、前記第1の加工液受け部とともに第2の加
工液受け部を構成する部材とを備えたものである。
し、加工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けら
れ、開時に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の
開口部を開閉する扉と、前記扉に付着した前記加工液を
受けるように形成され、下部に第1の加工液流出口を有
し、引っ張りコイルバネにより扉方向に引っ張られ前記
加工槽に押し当てられたとき前記加工槽に当接しながら
前記加工槽と反対方向に移動自在に前記扉の下方端部に
支持された第1の加工液受け部と、前記扉の下方端部に
固定され、前記第1の加工液受け部の底部上方に当接し
て前記第1の加工液受け部が移動するときその移動を妨
げないように構成され、かつ前記加工液受け部が前記加
工槽に当接してその移動が完了したとき前記第1の加工
液流出口の位置になるように形成された第2の加工液流
出口を有し、前記第1の加工液受け部とともに第2の加
工液受け部を構成する部材とを備えたものである。
【0021】
【作用】この発明における加工液貯留回収装置は、加工
槽に設けられ、開時に少なくとも前方方向に移動して加
工槽の開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に回動
可能に設けられ、扉に付着した加工液を受けるように形
成され、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受
け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まった加
工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば
加工槽側の加工液受け部に回収する。
槽に設けられ、開時に少なくとも前方方向に移動して加
工槽の開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に回動
可能に設けられ、扉に付着した加工液を受けるように形
成され、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受
け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まった加
工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば
加工槽側の加工液受け部に回収する。
【0022】また、加工液受け部を扉の下部両端におい
てネジにより回動可能に支持したことにより、加工液受
け部に溜まった加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部
を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収する。
てネジにより回動可能に支持したことにより、加工液受
け部に溜まった加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部
を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収する。
【0023】また、加工液受け部を扉の下部においてね
じりコイルバネ付きヒンジにより連結し、前記コイルバ
ネは、前記加工液受け部を加工槽の側へ回転させる力を
有することにより、加工液受け部に溜まった加工液を扉
を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば加工槽側
の加工液受け部に回収する。
じりコイルバネ付きヒンジにより連結し、前記コイルバ
ネは、前記加工液受け部を加工槽の側へ回転させる力を
有することにより、加工液受け部に溜まった加工液を扉
を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば加工槽側
の加工液受け部に回収する。
【0024】また、加工槽に設けられ、開時に少なくと
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に、扉に付着した加工液を受けるよう
に形成され、底面が左右いずれかの方向に傾斜してお
り、かつ底面が低い方の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を残すことなく、扉を閉じると同時に切り欠き
部を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収す
る。
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に、扉に付着した加工液を受けるよう
に形成され、底面が左右いずれかの方向に傾斜してお
り、かつ底面が低い方の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を残すことなく、扉を閉じると同時に切り欠き
部を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収す
る。
【0025】また、加工槽に設けられ、開時に少なくと
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に設けられ扉に付着した加工液を受け
るように形成され、少なくとも加工槽側先端部が弾性材
料から成り、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたと
えば加工槽側の加工液受け部に回収でき、扉の開閉時に
異音が発生したり、加工槽や、加工液受け部の表面を傷
つけることがない。
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に設けられ扉に付着した加工液を受け
るように形成され、少なくとも加工槽側先端部が弾性材
料から成り、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたと
えば加工槽側の加工液受け部に回収でき、扉の開閉時に
異音が発生したり、加工槽や、加工液受け部の表面を傷
つけることがない。
【0026】また、切り欠き部に接してガイドを備えた
ことにより、切り欠き部からの加工液の流出をコントロ
ールし、加工槽の外壁を加工液で汚すことがない。
ことにより、切り欠き部からの加工液の流出をコントロ
ールし、加工槽の外壁を加工液で汚すことがない。
【0027】また、加工槽に設けられ、開時に少なくと
も前方方向に移動して前記加工槽の開口部を開閉する扉
と、扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、
下部に第1の加工液流出口を有し、引っ張りコイルバネ
により扉方向に引っ張られ加工槽に押し当てられたとき
加工槽に当接しながら加工槽と反対方向に移動自在に扉
の下方端部に支持された第1の加工液受け部と、扉の下
方端部に固定され、第1の加工液受け部の底部上方に当
接して第1の加工液受け部が移動するときその移動を妨
げないように構成され、かつ加工液受け部が加工槽に当
接してその移動が完了したとき第1の加工液流出口の位
置になるように形成された第2の加工液流出口を有し、
第1の加工液受け部とともに第2の加工液受け部を構成
する部材とを備えたことにより、第2の加工液受け部に
溜まった加工液を扉を閉じると同時に加工液流出孔を通
じて加工槽の外壁を使わずに、たとえば加工槽側の加工
液受け部に回収でき、加工槽の外壁を加工液で汚すこと
がない。
も前方方向に移動して前記加工槽の開口部を開閉する扉
と、扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、
下部に第1の加工液流出口を有し、引っ張りコイルバネ
により扉方向に引っ張られ加工槽に押し当てられたとき
加工槽に当接しながら加工槽と反対方向に移動自在に扉
の下方端部に支持された第1の加工液受け部と、扉の下
方端部に固定され、第1の加工液受け部の底部上方に当
接して第1の加工液受け部が移動するときその移動を妨
げないように構成され、かつ加工液受け部が加工槽に当
接してその移動が完了したとき第1の加工液流出口の位
置になるように形成された第2の加工液流出口を有し、
第1の加工液受け部とともに第2の加工液受け部を構成
する部材とを備えたことにより、第2の加工液受け部に
溜まった加工液を扉を閉じると同時に加工液流出孔を通
じて加工槽の外壁を使わずに、たとえば加工槽側の加工
液受け部に回収でき、加工槽の外壁を加工液で汚すこと
がない。
【0028】
【実施例】以下、これらの発明の実施例を図について説
明する。ただし、放電加工装置の構成は、図18、図1
9、図20に示した従来の放電加工装置と同様なので説
明を省略し、その動作についてのみ述べる。
明する。ただし、放電加工装置の構成は、図18、図1
9、図20に示した従来の放電加工装置と同様なので説
明を省略し、その動作についてのみ述べる。
【0029】実施例1.
図1、図2はそれぞれこの発明の実施例1における放電
加工機の加工液貯留回収装置の概略構成を示す斜視図、
側面図である。図3は図1の加工液貯留回収装置扉を開
いた状態での扉の下部の概略側面図である。また、図4
は図1の加工液貯留回収装置の扉を閉じた状態での扉の
下側の概略断面図である。
加工機の加工液貯留回収装置の概略構成を示す斜視図、
側面図である。図3は図1の加工液貯留回収装置扉を開
いた状態での扉の下部の概略側面図である。また、図4
は図1の加工液貯留回収装置の扉を閉じた状態での扉の
下側の概略断面図である。
【0030】扉18の下側には加工液12を貯留できる
構造となっている加工液受け部たるトイ28が扉18の
左右両側でネジ29により連結されており、連結部に
は、ブッシュ30が取り付けられているため、トイ28
はネジ29を中心に移動することができる。したがって
扉18が開いた状態では、扉18についている加工液1
2をトイ28が受ける形となり、扉18から落ちてくる
加工液12を貯留することができる。さらにその後扉1
8を閉じるとトイ28が加工槽5によって押さえられ、
連結部を中心にトイ28が回転移動し中に貯まっていた
加工液12は、トイ28の先端部にある切り欠き部33
から加工槽5の外壁を伝いトイ14に回収される。トイ
14に貯まった加工液12は、加工液供給装置に回収さ
れる。また、その後扉18を開くと、トイ28は自重に
よりネジ29を中心に移動し、扉18に付いている加工
液12を受ける位置に戻る。
構造となっている加工液受け部たるトイ28が扉18の
左右両側でネジ29により連結されており、連結部に
は、ブッシュ30が取り付けられているため、トイ28
はネジ29を中心に移動することができる。したがって
扉18が開いた状態では、扉18についている加工液1
2をトイ28が受ける形となり、扉18から落ちてくる
加工液12を貯留することができる。さらにその後扉1
8を閉じるとトイ28が加工槽5によって押さえられ、
連結部を中心にトイ28が回転移動し中に貯まっていた
加工液12は、トイ28の先端部にある切り欠き部33
から加工槽5の外壁を伝いトイ14に回収される。トイ
14に貯まった加工液12は、加工液供給装置に回収さ
れる。また、その後扉18を開くと、トイ28は自重に
よりネジ29を中心に移動し、扉18に付いている加工
液12を受ける位置に戻る。
【0031】以上により、トイ28に溜まった加工液1
2を扉18を閉じると同時に切り欠き部33を通じて加
工槽5側のトイ14に回収でき、扉18に設けられたト
イ28がコンパクトになり、製造コストが安価で外観の
良い加工液貯留回収装置が得られる。
2を扉18を閉じると同時に切り欠き部33を通じて加
工槽5側のトイ14に回収でき、扉18に設けられたト
イ28がコンパクトになり、製造コストが安価で外観の
良い加工液貯留回収装置が得られる。
【0032】実施例2.
図5はこの発明の実施例2における放電加工機の加工液
貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。また、図
6は図5の加工液貯留回収装置の扉を開いた状態での扉
の下側の概略断面図である。また、図7は図5の加工液
貯留回収装置の扉を閉じた状態での扉の下側の概略断面
図である。
貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。また、図
6は図5の加工液貯留回収装置の扉を開いた状態での扉
の下側の概略断面図である。また、図7は図5の加工液
貯留回収装置の扉を閉じた状態での扉の下側の概略断面
図である。
【0033】扉18の下側には加工液12を貯留できる
構造となっているトイ31が扉18の下側にねじりコイ
ルバネ付きヒンジ32にて連結されている。ねじりコイ
ルバネ付きヒンジ32は、常にトイ31を加工槽5側へ
回転させる向きに力がかかっている。したがって扉18
が開いた状態では、ねじりコイルバネの力とトイ31の
自重がつりあい、扉18についている加工液12を受け
る形となり、扉18から落ちてくる加工液12を貯留す
ることができる。さらにその後扉18を閉じるとトイ3
1が加工槽5によって押さえられ、中に貯まっていた加
工液12は、トイ31の先端部にある切り欠き部33か
ら加工槽5の外壁をつたいトイ14に回収される。トイ
14に貯まった加工液12は、加工液供給装置に回収さ
れる。また、その後扉18を開くと、トイ31は、ねじ
りコイルバネの力により扉18に付いている加工液12
を受ける位置に戻る。また、扉18が開いているときの
トイ31の位置は、ねじりコイルバネの力の大きさによ
り決定するため、実施例1のようにトイ自身でバランス
をとる必要がない。そのため、トイ31はより小さくす
ることができる。
構造となっているトイ31が扉18の下側にねじりコイ
ルバネ付きヒンジ32にて連結されている。ねじりコイ
ルバネ付きヒンジ32は、常にトイ31を加工槽5側へ
回転させる向きに力がかかっている。したがって扉18
が開いた状態では、ねじりコイルバネの力とトイ31の
自重がつりあい、扉18についている加工液12を受け
る形となり、扉18から落ちてくる加工液12を貯留す
ることができる。さらにその後扉18を閉じるとトイ3
1が加工槽5によって押さえられ、中に貯まっていた加
工液12は、トイ31の先端部にある切り欠き部33か
ら加工槽5の外壁をつたいトイ14に回収される。トイ
14に貯まった加工液12は、加工液供給装置に回収さ
れる。また、その後扉18を開くと、トイ31は、ねじ
りコイルバネの力により扉18に付いている加工液12
を受ける位置に戻る。また、扉18が開いているときの
トイ31の位置は、ねじりコイルバネの力の大きさによ
り決定するため、実施例1のようにトイ自身でバランス
をとる必要がない。そのため、トイ31はより小さくす
ることができる。
【0034】以上により、トイ31に溜まった加工液1
2を扉18を閉じると同時に切り欠き部33を通じてた
とえば加工槽5側のトイ14に回収でき、扉18に設け
られたトイ31がさらにコンパクトになり、一層製造コ
ストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得られ
る。
2を扉18を閉じると同時に切り欠き部33を通じてた
とえば加工槽5側のトイ14に回収でき、扉18に設け
られたトイ31がさらにコンパクトになり、一層製造コ
ストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得られ
る。
【0035】実施例3.
図8はこの発明の実施例3における放電加工機の加工液
貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。扉18の
下側には加工液12を貯留できる構造となっているトイ
34が、実施例1と同様左右両側でネジにより連結され
ているか、あるいは、実施例2と同様にねじりコイルバ
ネ付きヒンジにて連結されている。図8ではねじりコイ
ルバネ付きヒンジ32にて連結された例を示している。
ねじりコイルバネ付きヒンジ32は、常にトイ34を加
工槽5側へ回転させる向きに力がかかっている。したが
って扉18が開いた状態では、ねじりコイルバネの力と
トイ34の自重がつりあい、扉18についている加工液
12を受ける形となり、扉18から落ちてくる加工液1
2を貯留することができる。さらにその後扉18を閉じ
るとトイ31が加工槽5によって押さえられ、中に貯ま
っていた加工後12は、トイ31の先端部にある切り欠
き部33から加工槽5の外壁をつたいトイ14に回収さ
れる。さらにこのトイ34はその底面が左右に傾斜して
おり、トイ34に貯留されている加工液12は傾斜にそ
って左右どちらか下方に集められる。また、切り欠き部
33は左右どちらかの傾斜の低い方の端にあり、集めら
れた加工後12はトイ34に残ることなくトイ14に回
収される。また、その後扉18を開くと、トイ34は、
ねじりコイルバネの力により扉18に付いている加工液
12を受ける位置に戻る。
貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。扉18の
下側には加工液12を貯留できる構造となっているトイ
34が、実施例1と同様左右両側でネジにより連結され
ているか、あるいは、実施例2と同様にねじりコイルバ
ネ付きヒンジにて連結されている。図8ではねじりコイ
ルバネ付きヒンジ32にて連結された例を示している。
ねじりコイルバネ付きヒンジ32は、常にトイ34を加
工槽5側へ回転させる向きに力がかかっている。したが
って扉18が開いた状態では、ねじりコイルバネの力と
トイ34の自重がつりあい、扉18についている加工液
12を受ける形となり、扉18から落ちてくる加工液1
2を貯留することができる。さらにその後扉18を閉じ
るとトイ31が加工槽5によって押さえられ、中に貯ま
っていた加工後12は、トイ31の先端部にある切り欠
き部33から加工槽5の外壁をつたいトイ14に回収さ
れる。さらにこのトイ34はその底面が左右に傾斜して
おり、トイ34に貯留されている加工液12は傾斜にそ
って左右どちらか下方に集められる。また、切り欠き部
33は左右どちらかの傾斜の低い方の端にあり、集めら
れた加工後12はトイ34に残ることなくトイ14に回
収される。また、その後扉18を開くと、トイ34は、
ねじりコイルバネの力により扉18に付いている加工液
12を受ける位置に戻る。
【0036】以上により、トイ34に溜まった加工液1
2を残すことなく、扉18を閉じると同時に切り欠き部
33を通じてたとえば加工槽5側のトイ14に回収で
き、扉18に設けられたトイ14がコンパクトになり、
製造コストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得
られる。
2を残すことなく、扉18を閉じると同時に切り欠き部
33を通じてたとえば加工槽5側のトイ14に回収で
き、扉18に設けられたトイ14がコンパクトになり、
製造コストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得
られる。
【0037】実施例4.
図9はこの発明の実施例4における放電加工機の加工液
貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。また、図
10は図9の加工液貯留回収装置の扉を開いた状態での
扉の下側の概略断面図である。また、図11は図9の加
工液貯留回収装置扉を閉じた状態での扉の下側の概略断
面図である。
貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。また、図
10は図9の加工液貯留回収装置の扉を開いた状態での
扉の下側の概略断面図である。また、図11は図9の加
工液貯留回収装置扉を閉じた状態での扉の下側の概略断
面図である。
【0038】扉18の下側には加工液12を貯留できる
構造となっているトイ35が取り付けられており、この
トイ35はゴムなどの弾性材料でできており、扉18が
開いているときは、扉18についている加工液12を受
ける形となり、扉18から落ちてくる加工液12を貯留
することができる。さらにその後扉18を閉じるとトイ
35が加工槽5によって押さえられ、弾性変形し、中に
貯まっていた加工液12は、トイ35の先端部にある切
り欠き部33から加工槽5の外壁をついたトイ14に回
収される。トイ14に貯まった加工液12は、加工液供
給装置に回収される。また、その後扉18を開くと、ト
イ35は元の形に戻り、扉18に付いている加工液12
を受ける形となる。また、トイ35は弾性材料でできて
いるため、従来の金属製のトイのように、扉18を閉じ
るときの、加工槽5とトイが当たったときに生じる異音
や、金属どうしの接触による傷なども生じることはな
い。なお、トイ35は弾性材料で構成されているが、少
なくともトイ35の切り欠き部側の部分が弾性材料で構
成されていれば、同様の効果がある。
構造となっているトイ35が取り付けられており、この
トイ35はゴムなどの弾性材料でできており、扉18が
開いているときは、扉18についている加工液12を受
ける形となり、扉18から落ちてくる加工液12を貯留
することができる。さらにその後扉18を閉じるとトイ
35が加工槽5によって押さえられ、弾性変形し、中に
貯まっていた加工液12は、トイ35の先端部にある切
り欠き部33から加工槽5の外壁をついたトイ14に回
収される。トイ14に貯まった加工液12は、加工液供
給装置に回収される。また、その後扉18を開くと、ト
イ35は元の形に戻り、扉18に付いている加工液12
を受ける形となる。また、トイ35は弾性材料でできて
いるため、従来の金属製のトイのように、扉18を閉じ
るときの、加工槽5とトイが当たったときに生じる異音
や、金属どうしの接触による傷なども生じることはな
い。なお、トイ35は弾性材料で構成されているが、少
なくともトイ35の切り欠き部側の部分が弾性材料で構
成されていれば、同様の効果がある。
【0039】実施例5.
図12はこの発明の実施例5における放電加工機の加工
液貯留回収装置の要部断面図である。図12は実施例2
と同様ねじりコイルバネ付きヒンジ32にて加工槽5と
トイ31が連結された例を示している。ここで36は加
工槽5側の、トイ31の先端部にある切り欠き部33と
接触する部分に取り付けられたガイドである。前記実施
例1から実施例4では扉18の下につけられたトイに貯
まっていた加工液12は、トイの先端部にある切り欠き
部33から加工槽5の外壁をついたトイ14に回収され
ていた。図12ではトイ31に貯まっていた加工液12
は、トイ31の先端部にある切り欠き部33から加工槽
5に取り付けられたガイド36をつたいトイ14に回収
される。そのため加工槽5の外壁に加工液12がひろが
って付着することはない。
液貯留回収装置の要部断面図である。図12は実施例2
と同様ねじりコイルバネ付きヒンジ32にて加工槽5と
トイ31が連結された例を示している。ここで36は加
工槽5側の、トイ31の先端部にある切り欠き部33と
接触する部分に取り付けられたガイドである。前記実施
例1から実施例4では扉18の下につけられたトイに貯
まっていた加工液12は、トイの先端部にある切り欠き
部33から加工槽5の外壁をついたトイ14に回収され
ていた。図12ではトイ31に貯まっていた加工液12
は、トイ31の先端部にある切り欠き部33から加工槽
5に取り付けられたガイド36をつたいトイ14に回収
される。そのため加工槽5の外壁に加工液12がひろが
って付着することはない。
【0040】実施例6.
図13はこの発明の実施例6における放電加工機の加工
液貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。また図
14は図13の加工液貯留回収装置の扉の下部右端の概
略構成を示す説明図である。また、図15は図13の加
工液貯留回収装置の扉を開いた状態での扉の下側の概略
断面図である。図16は図13の加工液貯留回収装置の
扉を閉じた状態での扉の下側の概略断面図である。さら
に、図17は、図13の加工液貯留回収装置の扉を前か
ら見たときの扉の下部右端の概略断面図である。
液貯留回収装置の概略構成を示す斜視図である。また図
14は図13の加工液貯留回収装置の扉の下部右端の概
略構成を示す説明図である。また、図15は図13の加
工液貯留回収装置の扉を開いた状態での扉の下側の概略
断面図である。図16は図13の加工液貯留回収装置の
扉を閉じた状態での扉の下側の概略断面図である。さら
に、図17は、図13の加工液貯留回収装置の扉を前か
ら見たときの扉の下部右端の概略断面図である。
【0041】扉18の下側には部材38が固定されてお
り、さらにその下に加工液12を貯留できる構造となっ
ている第1の加工液受け部たるトイ37が扉18の左右
両側の下部にあるレール39の上に、そのトイ37の折
り返し部分をローラー40を挟むかたちで取り付けられ
ている。このためトイ37は前後方向にスライド移動す
ることができる。さらにトイ37は引っ張りコイルバネ
41によって常に加工槽5側に引かれる向きに力がかか
っている。部材38には数個の第2の加工液流出口たる
穴42があいており、トイ37にも数個の第1の加工液
流出口たる穴43があけられている。したがって扉18
が開いた状態では、引っ張りコイルバネ41の力により
トイ37は加工槽5側に引っ張られ扉18についている
加工液12を受ける形となり、扉18から落ちてくる加
工液12を貯留することができる。そのとき上の部材3
8の穴42と下のトイ37の穴43は重ならないので加
工液12が下に落ちることはない。さらにその後扉18
を閉じると下のトイ37が加工槽5によって押さえら
れ、後ろにスライド移動して部材38とともに第2の加
工液受け部たるトイ44を形成する。そのとき上の部材
38の穴42と下のトイ37の穴43が重なるため、ト
イ44の中に貯まっていた加工液12は、重ねられた穴
からトイ14に回収される。トイ14に貯まった加工液
12は、加工液供給装置に回収される。
り、さらにその下に加工液12を貯留できる構造となっ
ている第1の加工液受け部たるトイ37が扉18の左右
両側の下部にあるレール39の上に、そのトイ37の折
り返し部分をローラー40を挟むかたちで取り付けられ
ている。このためトイ37は前後方向にスライド移動す
ることができる。さらにトイ37は引っ張りコイルバネ
41によって常に加工槽5側に引かれる向きに力がかか
っている。部材38には数個の第2の加工液流出口たる
穴42があいており、トイ37にも数個の第1の加工液
流出口たる穴43があけられている。したがって扉18
が開いた状態では、引っ張りコイルバネ41の力により
トイ37は加工槽5側に引っ張られ扉18についている
加工液12を受ける形となり、扉18から落ちてくる加
工液12を貯留することができる。そのとき上の部材3
8の穴42と下のトイ37の穴43は重ならないので加
工液12が下に落ちることはない。さらにその後扉18
を閉じると下のトイ37が加工槽5によって押さえら
れ、後ろにスライド移動して部材38とともに第2の加
工液受け部たるトイ44を形成する。そのとき上の部材
38の穴42と下のトイ37の穴43が重なるため、ト
イ44の中に貯まっていた加工液12は、重ねられた穴
からトイ14に回収される。トイ14に貯まった加工液
12は、加工液供給装置に回収される。
【0042】また、その後扉18を開くと下のトイ37
は、引っ張りコイルバネ41の力により加工槽5側に引
っ張られ扉18についている加工液12を受ける形に戻
る。また、前記実施例1から実施例5では、扉18の下
につけられたトイに貯まっていた加工液12は、トイの
先端部にある切り欠き部から加工槽5の外壁をつたいト
イ14に回収されていた。図16では、重ねられた穴か
ら直接トイ14に加工液12を落下させて回収するた
め、加工槽5の外壁に加工液が付着することはない。ま
た、扉に設けられた加工液受け部がコンパクトになり、
外観の良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
は、引っ張りコイルバネ41の力により加工槽5側に引
っ張られ扉18についている加工液12を受ける形に戻
る。また、前記実施例1から実施例5では、扉18の下
につけられたトイに貯まっていた加工液12は、トイの
先端部にある切り欠き部から加工槽5の外壁をつたいト
イ14に回収されていた。図16では、重ねられた穴か
ら直接トイ14に加工液12を落下させて回収するた
め、加工槽5の外壁に加工液が付着することはない。ま
た、扉に設けられた加工液受け部がコンパクトになり、
外観の良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
【0043】また、以上の実施例においては、すべて形
彫り放電加工機の加工液貯留回収装置を例にして記述し
たが、ワイヤカット放電加工機などの他の種類の放電加
工機に対しても、さらに、加工液を取り扱ってワークを
加工する他のタイプの加工機を含めて、この発明が応用
されることは言うまでもない。
彫り放電加工機の加工液貯留回収装置を例にして記述し
たが、ワイヤカット放電加工機などの他の種類の放電加
工機に対しても、さらに、加工液を取り扱ってワークを
加工する他のタイプの加工機を含めて、この発明が応用
されることは言うまでもない。
【0044】なお、以上の実施例で述べた切り欠き部
は、片側が完全に開放されたいわゆる切り欠き部が理想
であるが穴のような形状の切り欠き部でもほぼ同様の効
果がある。
は、片側が完全に開放されたいわゆる切り欠き部が理想
であるが穴のような形状の切り欠き部でもほぼ同様の効
果がある。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、加工
槽に設けられ、開時に少なくとも前方方向に移動して加
工槽の開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に回動
可能に設けられ、扉に付着した加工液を受けるように形
成され、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受
け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まった加
工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば
加工槽側の加工液受け部に回収でき、扉に設けられた加
工液受け部がコンパクトになり、製造コストが安価で外
観の良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
槽に設けられ、開時に少なくとも前方方向に移動して加
工槽の開口部を開閉する扉と、この扉の下方端部に回動
可能に設けられ、扉に付着した加工液を受けるように形
成され、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受
け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まった加
工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば
加工槽側の加工液受け部に回収でき、扉に設けられた加
工液受け部がコンパクトになり、製造コストが安価で外
観の良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
【0046】また、加工液受け部を扉の下部両端におい
てネジにより回動可能に支持したことにより、加工液受
け部に溜まった加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部
を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収でき、
扉に設けられた加工液受け部がコンパクトになり、製造
コストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得られ
る効果がある。
てネジにより回動可能に支持したことにより、加工液受
け部に溜まった加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部
を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収でき、
扉に設けられた加工液受け部がコンパクトになり、製造
コストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得られ
る効果がある。
【0047】また、加工液受け部を扉の下部においてね
じりコイルバネ付きヒンジにより連結し、前記コイルバ
ネは、前記加工液受け部を加工槽の側へ回転させる力を
有することにより、加工液受け部に溜まった加工液を扉
を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば加工槽側
の加工液受け部に回収でき、扉に設けられた加工液受け
部がさらにコンパクトになり、一層製造コストが安価で
外観の良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
じりコイルバネ付きヒンジにより連結し、前記コイルバ
ネは、前記加工液受け部を加工槽の側へ回転させる力を
有することにより、加工液受け部に溜まった加工液を扉
を閉じると同時に切り欠き部を通じてたとえば加工槽側
の加工液受け部に回収でき、扉に設けられた加工液受け
部がさらにコンパクトになり、一層製造コストが安価で
外観の良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
【0048】また、加工槽に設けられ、開時に少なくと
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に、扉に付着した加工液を受けるよう
に形成され、底面が左右いずれかの方向に傾斜してお
り、かつ底面が低い方の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を残すことなく、扉を閉じると同時に切り欠き
部を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収で
き、扉に設けられた加工液受け部がコンパクトになり、
製造コストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得
られる効果がある。
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に、扉に付着した加工液を受けるよう
に形成され、底面が左右いずれかの方向に傾斜してお
り、かつ底面が低い方の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を残すことなく、扉を閉じると同時に切り欠き
部を通じてたとえば加工槽側の加工液受け部に回収で
き、扉に設けられた加工液受け部がコンパクトになり、
製造コストが安価で外観の良い加工液貯留回収装置が得
られる効果がある。
【0049】また、加工槽に設けられ、開時に少なくと
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に設けられ扉に付着した加工液を受け
るように形成され、少なくとも加工槽側先端部が弾性材
料から成り、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたと
えば加工槽側の加工液受け部に回収できるとともに、金
属どうしの接触がなくなることで扉の開閉時に異音が発
生したり、加工槽や、加工液受け部の表面を傷つけるこ
とを防止する効果がある。また、扉に設けられた加工液
受け部がコンパクトになり、製造コストが安価で外観の
良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
も前方方向に移動して加工槽の開口部を開閉する扉と、
この扉の下方端部に設けられ扉に付着した加工液を受け
るように形成され、少なくとも加工槽側先端部が弾性材
料から成り、加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工
液受け部とを備えたことにより、加工液受け部に溜まっ
た加工液を扉を閉じると同時に切り欠き部を通じてたと
えば加工槽側の加工液受け部に回収できるとともに、金
属どうしの接触がなくなることで扉の開閉時に異音が発
生したり、加工槽や、加工液受け部の表面を傷つけるこ
とを防止する効果がある。また、扉に設けられた加工液
受け部がコンパクトになり、製造コストが安価で外観の
良い加工液貯留回収装置が得られる効果がある。
【0050】また、切り欠き部に接してガイドを備えた
ことにより、切り欠き部からの加工液の流出をコントロ
ールし、加工槽の外壁を加工液で汚すことを防止する効
果がある。
ことにより、切り欠き部からの加工液の流出をコントロ
ールし、加工槽の外壁を加工液で汚すことを防止する効
果がある。
【0051】また、加工槽に設けられ、開時に少なくと
も前方方向に移動して前記加工槽の開口部を開閉する扉
と、扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、
下部に第1の加工液流出口を有し、引っ張りコイルバネ
により扉方向に引っ張られ加工槽に押し当てられたとき
加工槽に当接しながら加工槽と反対方向に移動自在に扉
の下方端部に支持された第1の加工液受け部と、扉の下
方端部に固定され、第1の加工液受け部の底部上方に当
接して第1の加工液受け部が移動するときその移動を妨
げないように構成され、かつ加工液受け部が加工槽に当
接してその移動が完了したとき第1の加工液流出口の位
置になるように形成された第2の加工液流出口を有し、
第1の加工液受け部とともに第2の加工液受け部を構成
する部材とを備えたことにより、第2の加工液受け部に
溜まった加工液を扉を閉じると同時に加工液流出孔を通
じて、たとえば加工槽側の加工液受け部に回収できると
ともに、加工槽の外壁を使わずに加工液受け部に加工液
を回収するため、加工槽の外壁を加工液で汚すことを防
止する効果がある。また、扉に設けられた加工液受け部
がコンパクトになり、外観の良い加工液貯留回収装置が
得られる効果がある。
も前方方向に移動して前記加工槽の開口部を開閉する扉
と、扉に付着した前記加工液を受けるように形成され、
下部に第1の加工液流出口を有し、引っ張りコイルバネ
により扉方向に引っ張られ加工槽に押し当てられたとき
加工槽に当接しながら加工槽と反対方向に移動自在に扉
の下方端部に支持された第1の加工液受け部と、扉の下
方端部に固定され、第1の加工液受け部の底部上方に当
接して第1の加工液受け部が移動するときその移動を妨
げないように構成され、かつ加工液受け部が加工槽に当
接してその移動が完了したとき第1の加工液流出口の位
置になるように形成された第2の加工液流出口を有し、
第1の加工液受け部とともに第2の加工液受け部を構成
する部材とを備えたことにより、第2の加工液受け部に
溜まった加工液を扉を閉じると同時に加工液流出孔を通
じて、たとえば加工槽側の加工液受け部に回収できると
ともに、加工槽の外壁を使わずに加工液受け部に加工液
を回収するため、加工槽の外壁を加工液で汚すことを防
止する効果がある。また、扉に設けられた加工液受け部
がコンパクトになり、外観の良い加工液貯留回収装置が
得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1による加工液貯留回収装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図2】 図1の加工液貯留回収装置を示す側面図であ
る。
る。
【図3】 図1の加工液貯留回収装置の加工槽の扉を開
いた状態での扉の下側を示す概略側面図である。
いた状態での扉の下側を示す概略側面図である。
【図4】 図1の加工液貯留回収装置の加工槽の扉を閉
じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
【図5】 この発明の実施例2による加工液貯留回収装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図6】 図5の加工液貯留回収装置の加工槽の扉を開
いた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
いた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
【図7】 図5の加工液貯留回収装置の加工槽の扉を閉
じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
【図8】 この発明の実施例3による加工液貯留回収装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施例4による加工液貯留回収装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図10】 図9の加工液貯留回収装置の加工槽の扉を
開いた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
開いた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
【図11】 図9の加工液貯留回収装置の加工槽の扉を
閉じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
閉じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
【図12】 この発明の実施例5による加工液貯留回収
装置の加工槽の扉を閉じた状態での扉の下側を示す概略
断面図である。
装置の加工槽の扉を閉じた状態での扉の下側を示す概略
断面図である。
【図13】 この発明の実施例6による加工液貯留回収
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図14】 図13の加工液貯留回収装置の加工槽の扉
の下部右側を示す説明図である。
の下部右側を示す説明図である。
【図15】 図13の加工液貯留回収装置の加工槽の扉
を開いた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
を開いた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
【図16】 図13の加工液貯留回収装置の加工槽の扉
を閉じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
を閉じた状態での扉の下側を示す概略断面図である。
【図17】 図13の加工液貯留回収装置の加工槽の扉
を前から見たときの扉の下部右端を示す概略断面図であ
る。
を前から見たときの扉の下部右端を示す概略断面図であ
る。
【図18】 従来の放電加工機を示す斜視図である。
【図19】 従来の加工液貯留回収装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図20】 図19の加工液貯留回収装置を示す側面図
である。
である。
5 加工槽、12 加工液、18 扉、28 トイ、3
1 トイ、32 ねじりコイルバネ付きヒンジ、34
トイ、35 トイ、36 ガイド、37 トイ、38
部材、41 引っ張りコイルバネ、42 穴、43
穴、44 トイ。
1 トイ、32 ねじりコイルバネ付きヒンジ、34
トイ、35 トイ、36 ガイド、37 トイ、38
部材、41 引っ張りコイルバネ、42 穴、43
穴、44 トイ。
Claims (7)
- 【請求項1】 外部に対して開口する開口部を有し、加
工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けられ、開時
に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の開口部を
開閉する扉と、この扉の下方端部に回動可能に設けら
れ、前記扉に付着した前記加工液を受けるように形成さ
れ、前記加工槽側の端部に切り欠き部を有する加工液受
け部とを備えたことを特徴とする加工液貯留回収装置。 - 【請求項2】 加工液受け部を扉の下部両端において、
ネジにより回動可能に支持したことを特徴とする請求項
1に記載の加工液貯留回収装置。 - 【請求項3】 加工液受け部を扉の下部において、ねじ
りコイルバネ付きヒンジにより連結し、前記コイルバネ
は、前記加工液受け部を加工槽の側へ回転させる力を有
することを特徴とする請求項1に記載の加工液貯留回収
装置。 - 【請求項4】 前記加工液受け部は、底面が左右いずれ
かの方向に傾斜しており、かつ底面が低い方の端部に切
り欠き部を有することを特徴とする請求項1記載の加工
液貯留回収装置。 - 【請求項5】 外部に対して開口する開口部を有し、加
工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けられ、開時
に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の開口部を
開閉する扉と、この扉の下方端部に設けられ前記扉に付
着した前記加工液を受けるように形成され、少なくとも
前記加工槽側先端部が弾性材料から成り、前記加工槽側
の端部に切り欠き部を有する加工液受け部とを備えたこ
とを特徴とする加工液貯留回収装置。 - 【請求項6】 外部に対して開口する開口部を有し、加
工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けられ、開時
に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の開口部を
開閉する扉と、この扉の下方端部に設けられ前記扉に付
着した前記加工液を受けるように形成され、前記加工槽
側の端部に切り欠き部を有する加工液受け部と、前記切
り欠き部からの加工液の流出をコントロールするガイド
とを備えたことを特徴とする加工液貯留回収装置。 - 【請求項7】 外部に対して開口する開口部を有し、加
工液を貯留する加工槽と、この加工槽に設けられ、開時
に少なくとも前方方向に移動して前記加工槽の開口部を
開閉する扉と、前記扉に付着した前記加工液を受けるよ
うに形成され、下部に第1の加工液流出口を有し、引っ
張りコイルバネにより扉方向に引っ張られ前記加工槽に
押し当てられたとき前記加工槽に当接しながら前記加工
槽と反対方向に移動自在に前記扉の下方端部に支持され
た第1の加工液受け部と、前記扉の下方端部に固定さ
れ、前記第1の加工液受け部の底部上方に当接して前記
第1の加工液受け部が移動するときその移動を妨げない
ように構成され、かつ前記加工液受け部が前記加工槽に
当接してその移動が完了したとき前記第1の加工液流出
口の位置になるように形成された第2の加工液流出口を
有し、前記第1の加工液受け部とともに第2の加工液受
け部を構成する部材とを備えたことを特徴とする加工液
貯留回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16224395A JP3520610B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 加工液貯留回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16224395A JP3520610B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 加工液貯留回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0911046A JPH0911046A (ja) | 1997-01-14 |
JP3520610B2 true JP3520610B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=15750716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16224395A Expired - Fee Related JP3520610B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 加工液貯留回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3520610B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5916118B2 (ja) * | 2012-06-20 | 2016-05-11 | 株式会社ソディック | 放電加工装置の加工槽 |
CN103706906B (zh) * | 2014-01-22 | 2016-08-17 | 广东工业大学 | 大型电火花机床的工作液槽门 |
US9737945B2 (en) | 2014-03-27 | 2017-08-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Electrical discharge machining apparatus |
CN112025011B (zh) * | 2020-07-24 | 2022-01-07 | 合肥工业大学 | 一种用于柔性零件的电解加工工具 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16224395A patent/JP3520610B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0911046A (ja) | 1997-01-14 |
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