JP3518817B2 - 2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法 - Google Patents

2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法

Info

Publication number
JP3518817B2
JP3518817B2 JP18025794A JP18025794A JP3518817B2 JP 3518817 B2 JP3518817 B2 JP 3518817B2 JP 18025794 A JP18025794 A JP 18025794A JP 18025794 A JP18025794 A JP 18025794A JP 3518817 B2 JP3518817 B2 JP 3518817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
aminothiazol
groups
derivative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18025794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0841041A (ja
Inventor
史哲 岩崎
正三 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP18025794A priority Critical patent/JP3518817B2/ja
Publication of JPH0841041A publication Critical patent/JPH0841041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3518817B2 publication Critical patent/JP3518817B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸または
その誘導体を工業的に有利に製造する方法に関する。 【0002】 【従来の技術】2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸及びその誘導体は、医
薬品製造の中間体として有用な化合物であり、例えば、
セフェム系、セファロスポリン系等の抗生物質の側鎖と
して用いられる重要な化合物である。上記化合物は、β
−ラクタム系化合物、例えば7−アミノセファロスポラ
ン酸等とアミド化反応によって結合され、抗生物質の基
本骨格が作られる。 【0003】その際、上記一般式(I)で示された化合
物のヒドロキシイミノ基は何らかの保護基で保護してお
く必要がある。ヒドロキシイミノ基の保護基としては、
従来、ホルミル基、アセチル基等のアシル基;トリメチ
ルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等のシリル
基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等の
アルコキシカルボニル基が知られている。 【0004】これらの保護基の中でも、近年、酸性条件
下でも塩基性条件下でも容易に脱離が可能なアセチル基
が注目を集めており、その製造方法としては、2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミ
ノ酢酸を水溶液中、無水酢酸と反応させることによって
製造する方法が知られている(特開平2−790号公
報)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法で
は、無水酢酸を添加する際に、炭酸カリウム水溶液で水
溶液中のpHを常に6.0〜6.3に保持しなければな
らないため、厳密な反応条件のコントロールが必要とな
る。このため、温和な条件下で煩雑な操作を必要としな
いヒドロキシイミノ基のアセチル化方法の開発が強く望
まれていた。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の従
来技術の欠点を補う新しい技術の開発を鋭意検討した結
果、塩基の存在下に、アセチル化剤として酢酸イソプロ
ペニルを用いることによって、容易にヒドロキシイミノ
基をアセチル化できることを見いだし、本発明を完成さ
せるに至った。 【0007】即ち、本発明は、下記式(I) 【0008】 【化3】 【0009】(但し、R1は水素原子またはカルボキシ
ル基の保護基であり、R2は水素原子またはアミノ基の
保護基である。)で示される化合物と酢酸イソプロペニ
ルとを塩基の存在下に反応させることを特徴とする下記
式(II) 【0010】 【化4】 【0011】(但し、R1は水素原子またはカルボキシ
ル基の保護基であり、R2は水素原子またはアミノ基の
保護基であり、Acはアセチル基である。)で示される
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセト
キシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法である。 【0012】本発明における上記一般式(I)で示され
る化合物におけるR1は、水素原子またはカルボキシル
基の保護基であり、また、R2は水素原子またはアミノ
基の保護基である。これらカルボキシル基の保護基とし
ては、エステル、活性エステル等のアミド化反応に供す
ることのできるカルボン酸誘導体を形成する基であれば
どのような基でもよい。本発明においてカルボキシル基
の保護基として好適なものを具体的に例示すると、メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基等の低級アルキル基;
ベンジル基等のアラルキル基;フェニル基、トリル基、
キシリル基等のアリール基;p−ニトロフェニル基等の
置換アリール基;フェニルチオ基;スクシンイミド基等
を挙げることができる。 【0013】また、アミノ基の保護基としては、ホルミ
ル基、アセチル基等のアシル基;メトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、i−プロポキシカルボニル
基、t−ブトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニ
ル基;ベンジルオキシカルボニル基等のアラルキルオキ
シカルボニル基;p−ニトロベンジルオキシカルボニル
基等の置換アラルキルオキシカルボニル基;アリルオキ
シカルボニル基等のアルケニルオキシカルボニル基;ト
リメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等のト
リアルキルシリル基;トリチル基等のトリアリールメチ
ル基を挙げることができる。 【0014】なお、上記一般式(I)で示される化合物
において、ヒドロキシイミノ基に関して理論的にシン及
びアンチの両異性体が存在し得るが、本発明においては
両者とも用いることができる。 【0015】本発明に用い得る上記一般式(I)で示さ
れる化合物を具体的に例示すると、例えば、2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ
酢酸、2−(2−t−ブトキシカルボニルアミノチアゾ
ール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸、2−
(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸、2−(2−ホルミルアミノチアゾ
ール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸、2−
(2−アセチルアミノチアゾール−4−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸、2−(2−ベンジルオキシカルボ
ニルアミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシイ
ミノ酢酸、2−(2−メトキシカルボニルアミノチアゾ
ール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸、2−
(2−t−ブチルジメチルシリルアミノチアゾール−4
−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸、2−(2−トリ
メチルシリルアミノチアゾール−4−イル)−2−ヒド
ロキシイミノ酢酸、及び上記化合物のメチルエステル、
エチルエステル、p−ニトロフェニルエステル、ベンジ
ルエステル、フェニルエステル、チオフェニルエステ
ル、スクシンイミドエステル等を挙げることができる。 【0016】本発明に於ける最大の特徴は、上記一般式
(I)を塩基の存在下に酢酸イソプロペニルと反応させ
ることである。塩基が存在しない場合は、上記一般式
(I)で示される化合物と酢酸イソプロペニルとの反応
はほとんど進行しない。 【0017】本発明において使用される塩基としては、
無機塩基、有機塩基が何等制限なく使用できる。これら
を具体的に例示すると、無機塩基としては水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリ
ウム等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化
物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸水素ナトリム、炭酸水素カリウム等のアルカリ
金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩または炭酸水素
塩;第三リン酸ナトリム、第三リン酸カリウム等のリン
酸塩を挙げることができ、有機塩基としては、1,8−
ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、
1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−ノン−5−
エン;トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等のアルキル
アミン類;ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の
芳香族アミン類を挙げることができる。 【0018】これらの塩基の中でも特に、無機塩基とし
ては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩または炭酸水
素塩が、有機塩基としては1,8−ジアザビシクロ−
[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシ
クロ−[4.3.0]−ノン−5−エン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等が好適に用いられる。 【0019】本発明に於いて使用される塩基の使用量
は、特に制限されるものではないが、無機塩基を用いる
場合は、反応後の塩基の除去の手間と、十分な反応速度
を得ることを考慮すると、一般式(I)で示される化合
物に対して0.001〜4倍当量の範囲であることが好
ましく、更には0.01〜3倍当量の範囲であることが
好ましい。また、有機塩基を用いる場合は、有機塩基自
身が溶媒として或いは混合溶媒の一成分として使用が可
能であるため、1バッチあたりの生産効率を考慮して、
一般式(I)で示される化合物に対して0.001〜3
00倍当量、更には0.01〜200倍当量の範囲であ
ることが好ましい。 【0020】本発明に於いて、アセチル化剤として使用
される酢酸イソプロペニルの量としては、酢酸イソプロ
ペニル自身が溶媒として使用可能であるため、上記一般
式(I)で示される化合物に対して当量以上であれば何
等制限なく用いることができるが、1バッチあたりの生
産効率を考慮すると、一般式(I)で示される化合物に
対して1〜300倍当量、更には1〜200倍当量の範
囲であることが好ましい。 【0021】また、本反応は上記の溶媒としても用い得
る有機塩基或いは酢酸イソプロペニルの他、通常の溶媒
を何等制限なく使用することができる。それらの溶媒を
具体的に例示すると、水;イソプロピルアルコール、t
−ブチルアルコール等のアルコール類;アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸プロピ
ル、酢酸ブチル等のエステル類;ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジオキサン等のエーテル類;ア
セトニトリル等のニトリル類;N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類;
ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化アルキル
類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;クロロ
ベンゼン、m−ジクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族
炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素
類;ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。 【0022】これらの溶媒は単独で使用してもよいし、
2種類以上の溶媒を混合して使用しても一向に差し支え
ない。使用する溶媒の量としては特に制限されないが、
あまり少ないと攪拌に影響を及ぼし、あまり多いと生産
効率が下がるため、一般的に溶媒中での一般式(I)で
示される化合物の濃度が0.1〜80重量%、好ましく
は1〜70重量%の範囲になるように溶媒を使用するの
が好ましい。 【0023】本反応における反応温度としては特に制限
されないが、あまり温度が低いと反応速度が小さくな
り、逆に温度が高いと原料及び生成物の分解、着色、副
生成物の増大等の問題が生じるため、通常、−20〜1
00℃の範囲、好ましくは0〜80℃の範囲で行うのが
よい。 【0024】反応は常圧、加圧、減圧いずれの場合も可
能であり、反応に要する時間は反応温度、溶媒の種類、
塩基の量によっても異なるが、通常は、0.1〜60時
間の反応で十分である。 【0025】このようにして2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸またはその
誘導体と酢酸イソプロペニルを塩基の存在下に反応させ
て、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ア
セトキシイミノ酢酸またはその誘導体を工業的に有利に
製造することができる。 【0026】 【発明の効果】本発明によれば、反応系のpH調整を行
うことなく、温和な条件下、極めて簡便な操作で2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシ
イミノ酢酸またはその誘導体を高収率で得ることができ
る。 【0027】 【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例に制限されるものではない。 【0028】実施例1 100mlの茄子型フラスコに2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチル
2.15g(10mmol)、パウダー状に粉砕した水
酸化ナトリウム0.08g(2mmol)、酢酸イソプ
ロペニル20.02g(200mmol)を加え、25
℃で攪拌を行った。9時間攪拌した後、高速液体クロマ
トグラフィーで定量したところ、96.2%の収率で2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキ
シイミノ酢酸エチルが得られた。 【0029】実施例2〜6 表1に示した各種の塩基を用いた以外は実施例1と同様
の操作をし、その結果を表1に示した。 【0030】 【表1】 【0031】実施例7〜13 酢酸イソプロペニルの使用量を15mmolとし、表2
に示した各種塩基、溶媒を用いた以外は実施例1と同様
な操作をし、その結果を表2に示した。 【0032】 【表2】 【0033】実施例14 100mlの茄子型フラスコに2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸1.87
g(10mmol)、酢酸イソプロペニル3.00g
(30mmol)、アセトン20mlを加え、25℃で
攪拌を行った。 【0034】この溶液に、水酸化カリウム0.80g
(14mmol)を溶解させた水溶液20mlを加え、
さらに2時間攪拌を行った。反応終了後、1Nの塩酸1
4mlを加え中和を行った後、高速液体クロマトグラフ
ィーで定量したところ、94.0%の収率で、2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミ
ノ酢酸が得られた。 【0035】実施例15〜17 表3に示した各種塩基、溶媒を用いた以外は実施例13
と同様な操作を行い、反応終了後1Nの塩酸によって中
和を行った。その結果を表3に示した。 【0036】 【表3】【0037】実施例18 100mlの茄子型フラスコに2−(2−t−ブトキシ
カルボニルアミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロ
キシイミノ酢酸2.87g(10mmol)、酢酸イソ
プロペニル10.00g(100mmol)、炭酸水素
カリウム2.07g(15mmol)、アセトン20m
l、水20mlを加え、25℃で攪拌を行った。1時間
攪拌した後、1Nの塩酸30mlを加え中和を行い、高
速液体クロマトグラフィーで定量したところ、97.3
%の収率で、2−(2−t−ブトキシカルボニルアミノ
チアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸が
得られた。 【0038】実施例19〜23 表4に示した各種塩基、溶媒を用いた以外は実施例17
と同様な操作を行い、反応終了後1Nの塩酸によって中
和を行った。その結果を表4に示した。 【0039】 【表4】 【0040】実施例24 100mlの茄子型フラスコに2−(2−t−ブトキシ
カルボニルアミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロ
キシイミノ酢酸2.87g(10mmol)、酢酸イソ
プロペニル40.05g(400mmol)、炭酸水素
カリウム2.07g(15mmol)を加え25℃で攪
拌を行った。12時間攪拌した後、1Nの塩酸30ml
を加え中和を行い、高速液体クロマトグラフィーで定量
したところ、95.7%の収率で、2−(2−t−ブト
キシカルボニルアミノチアゾール−4−イル)−2−ア
セトキシイミノ酢酸が得られた。 【0041】実施例25〜28 表5に示した各種チアゾール誘導体を用いた以外は、実
施例23と同様の操作を行い、その結果を表5に示し
た。 【0042】 【表5】 【0043】比較例1 水酸化ナトリウムを全く用いず、実施例1と同様な操作
を行った。24時間攪拌した後、高速液体クロマトグラ
フィーで定量したところ、2−(2−アミノチアゾール
−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸エチルの収率
はわずかに1.1%であった。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−790(JP,A) Emma Menendez et al.,Acylation and Alkoxycarbonylatio n of Oximes Throug h an Enzymatic Oxi molysis Reaction,S ynthesis,1993年,72−74 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 277/00 - 277/84 B01J 23/04 C07B 61/00 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】下記式(I) 【化1】 (但し、R1は水素原子またはカルボキシル基の保護基
    であり、R2は水素原子またはアミノ基の保護基であ
    る。)で示される化合物と酢酸イソプロペニルとを塩基
    の存在下に反応させることを特徴とする下記式(II) 【化2】 (但し、R1は水素原子またはカルボキシル基の保護基
    であり、R2は水素原子またはアミノ基の保護基であ
    り、Acはアセチル基である。)で示される2−(2−
    アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ
    酢酸またはその誘導体の製造方法。
JP18025794A 1994-08-01 1994-08-01 2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法 Expired - Fee Related JP3518817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18025794A JP3518817B2 (ja) 1994-08-01 1994-08-01 2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18025794A JP3518817B2 (ja) 1994-08-01 1994-08-01 2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0841041A JPH0841041A (ja) 1996-02-13
JP3518817B2 true JP3518817B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=16080101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18025794A Expired - Fee Related JP3518817B2 (ja) 1994-08-01 1994-08-01 2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3518817B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20012363A1 (it) * 2001-11-09 2003-05-09 Antibioticos Spa Metodo per la sintesi di catene laterali di cefalosporine

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Emma Menendez et al.,Acylation and Alkoxycarbonylation of Oximes Through an Enzymatic Oximolysis Reaction,Synthesis,1993年,72−74

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0841041A (ja) 1996-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06732B2 (ja) 3―アシルアミノ―1―(1―アルコキシ―1―メチル)エトキシ―2―アゼチジノン類
JPH0333154B2 (ja)
CA2326441C (en) Process for purification of a cephalosporin derivative
JP3518817B2 (ja) 2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−アセトキシイミノ酢酸またはその誘導体の製造方法
JPH0553798B2 (ja)
EP0029202B1 (en) Novel tetrazole-5-thiol esters and process for preparing cefamandole using same
EP0613480B1 (en) Process for the preparation of cephem derivatives
HU212782B (en) Water-free acylating process for stereospecifical producing antibioticum cephepim-dihydrochloride-hydrate
US4351947A (en) Tetrazole derivative
US4327211A (en) Method for preparation of cephalosporin compounds
JP3396068B2 (ja) 保護された水酸基を有する複素環化合物の製造方法
EP0060301B1 (en) Process for preparing cephalosporin compounds
JP2845789B2 (ja) アミノチアゾール酢酸誘導体の製造方法
JPH0797368A (ja) 保護水酸基含有複素環化合物の製造方法
JPH08269025A (ja) アルコキシカルボニルアミノチアゾール酢酸誘導体の塩の製造方法
JPS6150954B2 (ja)
KR100213442B1 (ko) 세펨 유도체의 새로운 제조방법
JPH08301874A (ja) 7−〔(2−カルボアルコキシ−1−メチルエテニル)アミノ〕−3−ヒドロキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸の調製及び利用
JP3396066B2 (ja) 保護アミノ基含有複素環化合物の製造方法
JP2834699B2 (ja) アミノチアゾール酢酸誘導体の製造方法
JPH08176128A (ja) チアゾール酢酸の製造方法
JPS5810586A (ja) セフアロスポラン酸化合物の製造法
GB2302872A (en) Preparation of 7-(2-(2-aminothiazol-4-yl)-2-(methoxyimino)acetamido)cephem-4-carboxylic acids using a bis(1,3-dioxolan-4-ylalkyl)carbodiimide condensing agent
JPH10168071A (ja) 2−アミノチアゾール酢酸塩誘導体及びその製造方法
JPS61293987A (ja) カルボキシ保護基の脱離方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040126

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees