JP3518546B1 - 通信端末装置、受信メール消去方法及びプログラム - Google Patents

通信端末装置、受信メール消去方法及びプログラム

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JP3518546B1
JP3518546B1 JP2003293655A JP2003293655A JP3518546B1 JP 3518546 B1 JP3518546 B1 JP 3518546B1 JP 2003293655 A JP2003293655 A JP 2003293655A JP 2003293655 A JP2003293655 A JP 2003293655A JP 3518546 B1 JP3518546 B1 JP 3518546B1
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Abstract

【要約】 【課題】保護されていない重要なメールを可能な限り消
去され難くすることが可能な通信端末装置、受信メール
消去方法及びプログラムを提供することにある。 【解決手段】制御部27は、図6(A)の通り、メール
番号N−4を消去し、メール番号1〜N−5のデータを
下にシフトさせ、最新の受信メールをメール番号1に記
憶する。制御部27は、メール番号N−4を消去する場
合、優先消去モードがONに設定されているので、送信
者メールアドレスが「aaa@aaa.co.jp」又
は「bbb@bbb.co.jp」の受信メールの内、
最古のもので且つ消去可能なものを検索する。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
【0001】本発明は、通信端末装置、受信メール消去
方法及びプログラムに係り、更に詳しくは、最新の電子
メールを受信した場合、電子メールメモリに記憶してい
る複数の電子メールのいずれか1つ以上を消去する必要
があるときには、前記複数の電子メール中で最古の電子
メールから順に消去して、前記最新の電子メールを前記
電子メールメモリに記憶する通信端末装置及び受信メー
ル消去方法に関する。
【0002】また、本発明は、それらの処理手順を半導
体メモリー、LD(レーザーディスク)、HD(ハード
ディスク)、FD(フレキシブルディスク)、MD(ミ
ニディスク)、CD(コンパクトディスク)又はDVD
(デジタルビデオディスク)などの情報記憶媒体に記録
したプログラムに関する。
【背景技術】
【0003】近年、通信端末装置の技術発展は目覚し
く、携帯電話機において基本機能である通話機能に加
え、テキストデータや画像データを送受信する電子メー
ル機能やNTTドコモのiモードに代表される様にイン
ターネット接続機能を具備する通信端末装置を各通信事
業者が競って商品化している。
【0004】また、最新の携帯電話機は、例えばデジタ
ル・スチル・カメラ(以下、「DSC」という)などで
取り込んだり、通話相手が送信した写真などの画像デー
タを高精細かつカラーで表示するものも登場しており、
新たなコミュニケーション手段を提供する必須機能とな
りつつある。なお、インターネットに接続して、画像デ
ータを含む電子メールを送受信する従来の携帯電話機
は、以下の特許文献に開示されている。
【特許文献1】特開平10−313338、特開平11
−98248、特開平11−112554及び特開20
00−32142 特に、この電子メール機能である
が、従来の携帯電話機では受信できる電子メールの記憶
数量又は記憶容量は、搭載しているメモリの関係で一般
に有限である(なお、NTTドコモ、AU及び三洋電機
は登録商標である)。
【0005】例えば、AUが販売する三洋電機製A30
11SAでは、その取扱説明書第453頁上段におい
て、「受信可能件数は100件です。100件を超えた
ときは、最も古い既読メール→最も古い未読メール(保
護したものは除く)の順に消去されます。…」と記載さ
れている。
【0006】即ち、最新の電子メールを受信した場合、
上限の100件を超えることにより電子メールメモリに
記憶している複数の電子メールのいずれか1つ以上を消
去する必要があるときには、記憶する複数の電子メール
中で最古の電子メールから順に消去して、最新の電子メ
ールを電子メールメモリに記憶するように構成されてい
る。
【0007】また、これと同様に、受信可能件数(記憶
数量)に制限を設けるのではなく、記憶容量に上限を設
け、それを超えたときは、最も古い既読メールから順に
消去する携帯電話機も存在する。
【0008】上記いずれの携帯電話機においても、最も
古いメールを順に消去する代わりに、最新のメールを自
動的に受信及び通知するので、ユーザはメールが到着す
るやいなやメールの内容を確認できるというメリットが
ある。
【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】
【0009】しかしながら、これら従来の携帯電話機
は、上述したとおり、電子メールメモリが一杯の状態で
最新メールを受信すると、最も古いメールから順に自動
消去するので、保護されていない重要なメールも消去さ
れてしまうという問題点がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】請求項1に係る本発明の通信端末装置は、
上記の目的を達成するために、電子メールメモリの記憶
容量がフルの状態で最新の電子メールを受信した場合、
前記電子メールメモリに記憶している複数の電子メール
中で最古の電子メールから順に消去して、前記最新の電
子メールを前記電子メールメモリに記憶する通信端末装
置において、メールアドレスを指定するアドレス指定手
段と、前記アドレス指定手段が指定したメールアドレス
からの電子メールの優先消去モードを設定する設定手段
と、前記アドレス指定手段が指定したメールアドレスか
ら送信されてくる電子メールの保存件数を入力する入力
手段と、前記アドレス指定手段が指定したメールアドレ
ス及び前記入力手段が入力した電子メールの保存件数に
基づいて、前記電子メールメモリに記憶する複数の電子
メールの消去を制御する制御部とを具備し、前記制御部
は、前記優先消去モードが設定され、前記電子メールメ
モリの記憶容量がフルの状態で、最新の電子メールを受
信した場合、前記メールアドレスからの電子メールが前
記保存件数をオーバーしているときには、前記メールア
ドレスからの電子メールを消去する一方、オーバーして
いないときには、前記複数の電子メール中で最古の電子
メールを消去することを特徴とする。
【0011】請求項2に係る本発明の受信メール消去方
法は、電子メールメモリの記憶容量がフルの状態で最新
の電子メールを受信した場合、前記電子メールメモリに
記憶している複数の電子メール中で最古の電子メールか
ら順に消去して、前記最新の電子メールを前記電子メー
ルメモリに記憶する通信端末装置の受信メール消去方法
において、メールアドレスを指定するアドレス指定ステ
ップと、前記アドレス指定ステップが指定したメールア
ドレスからの電子メールの優先消去モードを設定する設
定ステップと、前記アドレス指定ステップが指定したメ
ールアドレスから送信されてくる電子メールの保存件数
を入力する入力ステップと、前記アドレス指定ステップ
が指定したメールアドレス及び前記入力ステップが入力
した電子メールの保存件数に基づいて、前記電子メール
メモリに記憶する複数の電子メールの消去を制御する制
御ステップとを含み、前記制御ステップは、前記優先消
去モードが設定され、前記電子メールメモリの記憶容量
がフルの状態で、最新の電子メールを受信した場合、前
記メールアドレスからの電子メールが前記保存件数をオ
ーバーしているときには、前記メールアドレスからの電
子メールを消去する一方、オーバーしていないときに
は、前記複数の電子メール中で最古の電子メールを消去
することを特徴とする。
【0012】請求項3に係る本発明のプログラムは、通
信端末装置に受信メール消去処理手順を実行させるプロ
グラムであって、前記通信端末装置は、電子メールメモ
リの記憶容量がフルの状態で最新の電子メールを受信し
た場合、前記電子メールメモリに記憶している複数の電
子メール中で最古の電子メールから順に消去して、前記
最新の電子メールを前記電子メールメモリに記憶し、前
記受信メール消去処理手順は、メールアドレスを指定す
るアドレス指定手順と、前記アドレス指定手順が指定し
たメールアドレスからの電子メールの優先消去モードを
設定する設定手順と、前記アドレス指定手順が指定した
メールアドレスから送信されてくる電子メールの保存件
数を入力する入力手順と、前記アドレス指定手順が指定
したメールアドレス及び前記入力手段が入力した電子メ
ールの保存件数に基づいて、前記電子メールメモリに記
憶する複数の電子メールの消去を制御する制御手順とを
含み、前記制御手順は、前記優先消去モードが設定さ
れ、前記電子メールメモリの記憶容量がフルの状態で、
最新の電子メールを受信した場合、前記メールアドレス
からの電子メールが前記保存件数をオーバーしていると
きには、前記メールアドレスからの電子メールを消去す
る一方、オーバーしていないときには、前記複数の電子
メール中で最古の電子メールを消去することを特徴とす
る。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】本発明の解決しようとする問題点は、通信
端末装置、受信メール消去方法及びプログラムにおい
て、保護されていない重要なメールを可能な限り消去さ
れ難くすることである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】本発明において、前記制御部は、前記優先
消去モードが設定されている状態で、最新の電子メール
を受信した場合、電子メールメモリに記憶している複数
の電子メールのいずれか1つ以上を消去する必要がある
ときには、前記電子メールメモリに記憶している前記メ
ールアドレスからの電子メールの中から最古の電子メー
ルを順に消去することにより、前記最新の電子メールを
前記電子メールメモリに記憶することを最も主要な特徴
とする。その結果、保護されていない重要なメールを可
能な限り消去され難くすることを実現した。
【実施例1】
【0022】まず、請求項に記載の用語の意義を定義す
る。
【0023】優先消去モードとは、電子メールメモリに
記憶している複数の電子メールのいずれか1つ以上を消
去する必要があるときに、ユーザが指定したメールアド
レスからの電子メールを他の電子メールに優先して消去
する動作モードである。
【0024】以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳
細に説明する。
【0025】図1は、本発明に係る通信端末装置の概略
を示す外観構成図であり、図1(a)は開いた状態の正
面図、図1(b)は側面図、および図1(c)は折り畳
んだ状態の側面図である。なお、本発明の通信端末装置
は、PDC方式やPHS方式の通信端末装置だけではな
く、IS−95規格やIMT−2000規格(第三世
代:W−CDMA又はCDMA2000)または現在制
定中の第四世代規格によるCDMA(Code Division Mu
ltiple Access:符号分割多元接続)通信システムで用
いられる通信端末装置に適している。
【0026】通信端末装置は、薄い筐体で形成された本
体部1(第1の筐体)およびこれと略同じ薄い筐体で形
成されたカバー部2(第2の筐体)とで基本構成され
る。また、両者をヒンジ機構3により連結し且つこのヒ
ンジ機構3においてカバー部2を本体部1に対して開閉
させ、折り畳み状態と開いた状態に設定できるように構
成されている。ただし、本発明が折り畳み式の通信端末
装置に限定されるわけではなく、従来からのストレート
タイプの通信端末装置にも適用できる。
【0027】本体部1には、アンテナ11、電源スイッ
チ12、ボリューム13、受話器14、表示器15が配
設され、カバー部2には操作キー16、送話器17が配
設される。更に、前記本体部1とカバー部2の内部には
各種の回路構体(図示せず)が内装されている。
【0028】また、これらに加えてカバー部2の一部に
はリードスイッチ18が内装され、且つ、カバー部2を
折り畳んだときにこのリードスイッチ18に対向する本
体部1の一部には、リードスイッチ18を駆動させるた
めのマグネット(磁石)19が内装されている。カバー
部2を本体部1に折畳んだときには、図1(c)に示す
ようにリードスイッチ18が磁石19に近接されてその
磁界内に位置されるため、この磁石の磁力によってリー
ドスイッチ18がオンするように構成されている。
【0029】このリードスイッチ18は、通信端末装置
本体が開閉されたことを検出する開閉検出手段である
が、装置本体の開閉に伴って開閉されるマイクロスイッ
チ、本体が開いたときの光を検知する光センサ、本体の
開き角度を検知するエンコーダーなど既知の検出手段を
用いて構成することもできる。
【0030】図2は、本発明に係る通信端末装置の構成
ブロック図である。
【0031】21は、送受信部であり、アンテナ11で
受信した電波信号を中間周波数帯に変換したり、中間周
波数帯の送信信号を無線周波数帯に変換して送信する。
【0032】22は、モデム部であり、送受信信号を変
復調する。
【0033】23は、音声コーデック部であり、音声信
号の符号化や復号化を行う。
【0034】24は、アナログフロントエンド部であ
り、符号化された音声信号をディジタル/アナログ変換
してレシーバ26を駆動したり、マイク25より入力さ
れた音声信号をアナログ/ディジタル変換して音声コー
デック23に出力する。
【0035】27は、制御部であり、通話に必要な制御
(例えば、位置登録、待受け、リンク確立、ハンドオー
バ又はハンドオフ、発着呼などの制御)、電子メールの
送受信制御、ウェブ接続制御、メモリ管理制御や表示制
御など通信端末装置の全ての制御(例えば、着信メロデ
ィ指定制御、着信メロディ送受信制御、電話番号通知制
御および電話番号記憶制御など)を行う。
【0036】特に、制御部27は、電子メールの受信制
御において、電子メールメモリがフルの状態で最新の電
子メールを受信した場合、記憶する複数の電子メールの
いずれか1つ以上を消去する必要があるときには、複数
の電子メール中で最古の電子メールから順に消去して、
最新の電子メールを電子メールメモリに記憶する。但
し、制御部27は、優先消去モードが設定されている状
態で、最新の電子メールを受信した場合には、優先消去
指定されているメールアドレスから受信し記憶している
電子メールの中から最古の電子メールを順に消去し、そ
の後最新の電子メールを電子メールメモリに記憶させ
る。
【0037】28は、キー入力部であり、ユーザのキー
操作により必要なデータを入力する。なお、キー入力部
28は、図1における電源スイッチ12、ボリューム1
3および操作キー16に該当する(但し、リードスイッ
チ18を含む場合もある)。特に、ユーザは、キー入力
部を操作して、優先的に消去するメールアドレスの指定
及び優先消去モードを設定する。
【0038】29は、表示部であり、カラー液晶表示装
置(カラーLCD)やEL表示装置(エレクトロ・ルミ
ネッセンス)、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネ
ル)などから成り、発呼者データや画像データなど電話
機能に必要なデータを表示する。なお、表示部29は、
図1における表示器15や閉じた時に情報を表示するサ
ブ表示器(図示せず)および着信ランプ(図示せず)な
どである。特に、メイン表示器は、受信メールの一覧表
示や選択したメールの内容を表示する。
【0039】30は、記憶部であり、着信履歴データ
や、発呼や電子メールの送受信に使用する電話帳デー
タ、写真などの画像データ、着信メロディの楽曲データ
および保留メロディデータなどを記憶する。また、記憶
部30は、電子メールメモリ30aを含んでおり、送信
又は受信した複数の電子メールデータと共に、対応する
送信者のメールアドレス、送信又は受信日付(日時を含
む)、制御に必要な各種フラグ(既読、保護、消去フラ
グなど)を記憶している。なお、送受信する電子メール
は、バッファメモリ30bに一旦記憶された後、送受信
に必要な処理がなされるようになっている。
【0040】31は、メロディ発生部であり、通話呼び
出しやメールを受信した場合、記憶部30が記憶する着
信メロディデータに基づいて、着信メロディを発生させ
ることにより、ユーザに着信を通知する。
【0041】32は、外部接続端子であり、PC(パー
ソナル・コンピュータ)、DSC(デジタル・スチル・
カメラ)やDVC(デジタル・ビデオ・カメラ)などの
画像データ入力装置33から画像データが入力されて、
記憶部30に記憶される。また、MIDI対応音楽装置
34などから外部接続端子32を経由して入力された着
信メロディの楽曲データも記憶することができる。さら
に、旧の通信端末装置に記憶されている電話帳データを
新の通信端末装置に転送して記憶することができる。こ
れらの画像データや楽曲データは、電子メールに添付し
て送受信可能である。
【0042】つぎに、上述のように構成された本発明に
係る通信端末装置の動作について説明する。
【0043】制御部27は、通信端末装置のユーザが電
源スイッチ12を操作して電源オフの状態からオン状態
にすると、記憶部30から制御プログラムを読み出して
初期チェックを行う。そして異常がなければ、制御部2
7は、基地局と所定の通信手順に従って認証し、位置登
録などを行って所謂待ち受け状態に入る。この状態で、
通信端末装置は、通話や電子メールの送受信、各種設定
操作が可能となる。
【0044】図3は、本発明に係る通信端末装置が具備
する表示部の模式図であり、優先消去モードの設定画面
を示している。
【0045】制御部27は、通信端末装置のユーザが操
作キー16により所定の操作を行うと、優先消去モード
の設定画面を表示する。
【0046】図3(A)は、現在の設定状態であり、反
転表示の「02:OFF」が設定されていることを示し
ている。この「OFF」状態では、優先消去モードは機
能しない。なお、デフォルトとしては、このOFFが設
定されている。
【0047】図3(B)は、図3(A)の状態から、ユ
ーザが操作キー16を操作して、反転表示の「01:O
N」を選択したことを示している。この状態で、ユーザ
が決定キー(又はOKキーなど)を操作すると、制御部
27は優先消去モードをONに設定し、次の入力画面に
移行する。
【0048】図4は、本発明に係る通信端末装置が具備
する表示部の模式図であり、優先消去モードの設定画面
を示している。
【0049】制御部27は、優先消去モードをONに設
定すると、図4(A)を表示して、ユーザに優先消去モ
ードを機能させるメールアドレスの入力を促す。
【0050】図4(B)は、図4(A)の状態から、ユ
ーザが操作キー16を操作し、メールアドレスとして、
「aaa@aaa.co.jp」を入力したことを示し
ている。なお、このメールアドレスの入力方法として
は、直接キー入力することに加えて、電話やメールの送
受信に利用する電話帳から所望のメールアドレスを呼び
出して入力することも可能である。
【0051】図4(B)の状態で、ユーザが決定キー
(又はOKキーなど)を操作すると、制御部27は図4
(A)に戻し、他のメールアドレスの入力を促す。な
お、ユーザが、同様の操作で、メールアドレスとして、
「bbb@bbb.co.jp」を入力したと仮定す
る。そして、図4(A)の状態で、ユーザが決定キー
(又はOKキーなど)を操作すると、制御部27は、優
先消去モードがONで、「aaa@aaa.co.j
p」及び「bbb@bbb.co.jp」に対して機能
させることを認識(記憶)し、待ち受け状態に戻す。
【0052】図5は、本発明に係る通信端末装置が具備
する電子メールメモリ30aの構成概念図であり、図5
(A)乃至図5(C)は、受信した電子メールの記憶状
態を時系列的に示している。なお、この実施例では、受
信可能な電子メールの記憶数量を「N」(2以上の任意
の自然数)とし、受信日時が新しいものから順に若いメ
ール番号が付与されることを示している。一方、電子メ
ールメモリ30aが記憶容量で規定されている場合、受
信可能な電子メールの記憶数量「N」が不定なだけであ
って、基本的に本実施例と同様である。
【0053】図5(A)において、メール番号1には、
送信者メールアドレスがfff@fff.co.jp、
受信時刻が2003年08月12日12時34分56
秒、受信メールデータがメール1、既読フラグが0及び
保護フラグが0である。なお、受信メールデータが電子
メールの本文である。また、既読フラグが0の場合、未
読を意味する一方、1の場合、既読を意味し、保護フラ
グが0の場合、保護されていないことを意味する一方、
1の場合、保護されていることを意味し、制御部27が
受信メールの管理制御に使用する。
【0054】メール番号2には、送信者メールアドレス
がbbb@bbb.co.jp、受信時刻が2003年
08月11日07時45分46秒、受信メールデータが
メール2、既読フラグが1及び保護フラグが0である。
【0055】メール番号3には、送信者メールアドレス
がaaa@aaa.co.jp、受信時刻が2003年
08月10日21時32分14秒、受信メールデータが
メール3、既読フラグが1及び保護フラグが0である。
なお、以下、中略。
【0056】メール番号N−5には、送信者メールアド
レスがbbb@bbb.co.jp、受信時刻が200
3年08月08日14時52分17秒、受信メールデー
タがメールN−5、既読フラグが1及び保護フラグが1
である。
【0057】メール番号N−4には、送信者メールアド
レスがeee@eee.co.jp、受信時刻が200
3年08月07日22時12分37秒、受信メールデー
タがメールN−4、既読フラグが1及び保護フラグが0
である。
【0058】メール番号N−3には、送信者メールアド
レスがddd@ddd.co.jp、受信時刻が200
3年08月07日13時52分17秒、受信メールデー
タがメールN−3、既読フラグが1及び保護フラグが1
である。
【0059】メール番号N−2には、送信者メールアド
レスがccc@ccc.co.jp、受信時刻が200
3年08月07日08時43分55秒、受信メールデー
タがメールN−2、既読フラグが0及び保護フラグが0
である。なお、メール番号N−1及びメール番号Nは、
データが全てNULL(即ち、なし)であり、制御部2
7は、電子メールメモリ30aに更に2つの電子メール
が受信可能であることを認識している。
【0060】制御部27は、図5(A)の状態で、基地
局(図示せず)から自機宛の電子メールがあることを通
知されると、所定の電子メール受信プロトコル(受信手
順)に従って、当該電子メールを受信し、バッファメモ
リ30bに一旦記憶するとともに、着信メロディの発生
及び着信表示などの着信報知を行って、ユーザに電子メ
ールを電子メールメモリ30aに正常に受信したことを
表示部29に表示する。
【0061】図5(B)に示した通り、制御部27は、
メール番号1に最新の受信メールを記憶し、全てのデー
タを下にシフトさせる。なお、図5(B)は、あくまで
受信した電子メールの記憶状態を表示部29に表示する
場合の概念図であり、電子メールメモリ30aの内部で
実際にデータがシフトする訳ではない。例えば、受信し
た電子メールは、電子メールメモリ30aの空き領域に
記憶され、その際、メール番号には0から順に1、2、
3…というようにシリアル番号が付与される。そして、
受信メールの表示指示を受けた場合、制御部27は、シ
リアル番号が若いものから順にメール番号1、2,3…
と表示するのである。
【0062】メール番号1には、送信者メールアドレス
がggg@ggg.co.jp、受信時刻が2003年
08月12日15時45分31秒、受信メールデータが
メールg、既読フラグが0及び保護フラグが0を記憶し
ている。なお、メール番号Nは、データが全てNULL
(即ち、なし)であり、制御部27は、電子メールメモ
リ30aに1つだけ電子メールが受信可能であることを
認識している。
【0063】制御部27は、図5(B)の状態で、基地
局から自機宛の電子メールがあることを通知されると、
所定の電子メール受信プロトコルに従って、当該電子メ
ールを受信し、バッファメモリ30bに一旦記憶すると
ともに、着信メロディの発生及び着信表示などの着信報
知を行って、ユーザに電子メールを電子メールメモリ3
0aに正常に受信したことを表示部29に表示する。
【0064】図5(C)に示した通り、制御部27は、
メール番号1に最新の受信メールを記憶し、全てのデー
タを下にシフトさせる。
【0065】メール番号1には、送信者メールアドレス
がhhh@hhh.co.jp、受信時刻が2003年
08月12日16時05分01秒、受信メールデータが
メールh、既読フラグが0及び保護フラグが0を記憶し
ている。なお、制御部27は、電子メールメモリ30a
の記憶数量(又は記憶容量)がフルになっており、この
後、最新の電子メールを受信した場合、電子メールメモ
リ30aに記憶している複数の電子メールのいずれか1
つ(又は1つ以上)を消去する必要があり、複数の電子
メール中で最古の電子メールから順に消去して、最新の
電子メールを電子メールメモリ30aに記憶する必要が
あることを認識している。そして、制御部27は、既読
フラグが1で且つ保護フラグが0の電子メールの有無を
検索し、1つでも存在すれば受信可能フラグ(図示せ
ず)を1にセットする。即ち、記憶する複数の電子メー
ル中で消去可能なものがあるか否かを事前に判断し、消
去可能であれば受信可能であるとしてフラグに1にセッ
トするのである。一方、消去不能であれば受信可能フラ
グを0にセットする。
【0066】なお又、制御部27は、優先消去モードが
OFFに設定されている場合には、最新の電子メールを
受信したとき、通常は最古の電子メールから順に消去す
るのであるが、図5(C)の状態では、メール番号Nの
ものは既読フラグが0で未読であり、メール番号N−1
のものは保護フラグが1で保護されているので、既読フ
ラグが1で保護フラグが0のメール番号N−2を消去す
る。
【0067】図6は、本発明に係る通信端末装置が具備
する電子メールメモリ30aの構成概念図であり、図6
(A)及び図6(B)は、受信した電子メールの記憶状
態を時系列的に示している。なお、この場合、受信可能
フラグは1にセットされている。
【0068】制御部27は、図5(C)の状態で、基地
局から自機宛の電子メールがあることを通知されると、
受信可能フラグが1にセットされているので、受信可能
と判断して、所定の電子メール受信プロトコルに従っ
て、当該電子メールを受信し、バッファメモリ30bに
一旦記憶及び優先消去モードで指定されたメールアドレ
スからの電子メールの中から最古の電子メールを消去す
るとともに、着信メロディの発生及び着信表示などの着
信報知を行って、ユーザに電子メールを電子メールメモ
リ30aに正常に受信したことを表示部29に表示す
る。
【0069】図6(A)に示した通り、制御部27は、
メール番号N−4を消去するとともに、メール番号1か
らメール番号N−5の電子メールの全てのデータを下に
シフトさせ、最新の受信メールをメール番号1に記憶す
る。なお、制御部27は、メール番号N−4を消去する
場合、優先消去モードがONに設定されているので、送
信者メールアドレスが「aaa@aaa.co.jp」
又は「bbb@bbb.co.jp」の受信メールの
内、最古のもので且つ消去可能なものを検索する。この
場合、最古のものは、メール番号N−3の電子メールで
あるが、保護フラグが1にセットされているので、制御
部27は消去不能と判断し、次を検索する。次に古いも
のは、メール番号N−4の電子メールであり、保護フラ
グが0で既読フラグが1なので、制御部27は消去可能
と判断し選択するのである。
【0070】なお、新たに受信したメール番号1には、
送信者メールアドレスがiii@iii.co.jp、
受信時刻が2003年08月12日17時32分10
秒、受信メールデータがメールi、既読フラグが0及び
保護フラグが0を記憶している。
【0071】制御部27は、図6(A)の状態で、基地
局から自機宛の電子メールがあることを通知されると、
再び受信可能フラグが1にセットされているので、受信
可能と判断して、所定の電子メール受信プロトコルに従
って、当該電子メールを受信し、バッファメモリ30b
に一旦記憶及び優先消去モードで指定されたメールアド
レスからの電子メールの中から最古の電子メールを消去
するとともに、着信メロディの発生及び着信表示などの
着信報知を行って、ユーザに電子メールを電子メールメ
モリ30aに正常に受信したことを表示部29に表示す
る。
【0072】図6(B)に示した通り、制御部27は、
メール番号N−4を消去するとともに、メール番号1か
らメール番号N−5の電子メールの全てのデータを下に
シフトさせ、最新の受信メールをメール番号1に記憶す
る。なお、制御部27は、メール番号N−4を消去する
場合、優先消去モードがONに設定されているので、送
信者メールアドレスが「aaa@aaa.co.jp」
又は「bbb@bbb.co.jp」の受信メールの
内、最古のもので且つ消去可能なものを検索する。この
場合、最古のものは、メール番号N−3の電子メールで
あるが、保護フラグが1にセットされているので、制御
部27は消去不能と判断し、次を検索する。次に古いも
のは、メール番号N−4の電子メールであり、保護フラ
グが0で既読フラグが1なので、制御部27は消去可能
と判断し選択するのである。
【0073】なお、メール番号1として、最新に受信し
た電子メールの送信者メールアドレスがjjj@jj
j.co.jp、受信時刻が2003年08月12日1
8時53分58秒、受信メールデータがメールj、既読
フラグが0及び保護フラグが0を記憶している。
【0074】制御部27は、図6(B)の状態で、基地
局から自機宛の電子メールがあることを通知されると、
上述したとおりの手順で当該電子メールを受信し、その
際、優先消去モードで指定されたメールアドレスからの
電子メールであるメール番号7を消去し、更に新たなメ
ールを受信すると、メール番号6を消去する。これによ
り、優先消去モードで指定されたメールアドレスからの
電子メールで未保護のものが全て無くなり、その状態で
更に新たなメールを受信すると、既読且つ未保護のメー
ル番号N−2を消去する。なお、ユーザが入力画面で未
読メールの消去指定をした場合、優先消去モード指定の
メールアドレスからの電子メールが未読であっても未保
護であれば優先消去の対象となるようにしてもよい。そ
うすれば、受信不能となる頻度を少なくすることができ
る。
【実施例2】
【0075】図7は、本発明に係る通信端末装置が具備
する表示部の模式図であり、優先消去モードの設定画面
を示している。
【0076】制御部27は、優先消去モードをONに設
定すると(図3(B)参照)、図7(A)を表示して、
ユーザに優先消去モードを機能させるメールアドレス及
び保存件数の入力を促す。
【0077】図7(B)は、図7(A)の状態から、ユ
ーザが操作キー16を操作し、メールアドレスとして、
「aaa@aaa.co.jp」及び保存件数として、
「4」件を入力したことを示している。なお、このメー
ルアドレスの入力方法としては、直接キー入力すること
に加えて、電話やメールの送受信に利用する電話帳から
所望のメールアドレスを呼び出して入力することも可能
である。
【0078】図7(B)の状態で、ユーザが決定キー
(又はOKキーなど)を操作すると、制御部27は図7
(A)に戻し、他のメールアドレスの入力を促す。な
お、ユーザは、他のメールアドレスを入力しなかったと
仮定する。そして、図7(A)の状態で、ユーザが決定
キー(又はOKキーなど)を操作すると、制御部27
は、優先消去モードがONで、「aaa@aaa.c
o.jp」に対して保存件数「4」件で機能させること
を認識(記憶)し、待ち受け状態に戻す。
【0079】図8は、本発明に係る通信端末装置が具備
する電子メールメモリ30aの構成概念図であり、図8
(A)乃至図8(C)は、受信した電子メールの記憶状
態を時系列的に示している。なお、この実施例では、受
信可能な電子メールの記憶数量を「N」(2以上の任意
の自然数)とし、受信日時が新しいものから順に若いメ
ール番号が付与されることを示している。一方、電子メ
ールメモリ30aが記憶容量で規定されている場合、受
信可能な電子メールの記憶数量「N」が不定なだけであ
って、基本的に本実施例と同様である。
【0080】図8(A)において、メール番号1には、
送信者メールアドレスがfff@fff.co.jp、
受信時刻が2003年08月12日12時34分56
秒、受信メールデータがメール1、既読フラグが1、保
護フラグが0及び消去フラグが0である。なお、受信メ
ールデータが電子メールの本文である。また、既読フラ
グが0の場合、未読を意味し、1の場合、既読を意味す
る。保護フラグが0の場合、保護されていないことを意
味する一方、1の場合、保護されていることを意味す
る。消去フラグが0の場合、優先消去の対象でないこと
を意味する一方、1の場合、優先消去の対象であること
を意味し、制御部27が受信メールの管理制御に使用す
る。
【0081】メール番号2には、送信者メールアドレス
がbbb@bbb.co.jp、受信時刻が2003年
08月11日07時45分46秒、受信メールデータが
メール2、既読フラグが1、保護フラグが0及び消去フ
ラグが0である。
【0082】メール番号3には、送信者メールアドレス
がaaa@aaa.co.jp、受信時刻が2003年
08月10日21時32分14秒、受信メールデータが
メール3、既読フラグが1、保護フラグが0及び消去フ
ラグが1である。なお、以下、中略。
【0083】メール番号N−5には、送信者メールアド
レスがbbb@bbb.co.jp、受信時刻が200
3年08月09日09時02分10秒、受信メールデー
タがメールN−5、既読フラグが1、保護フラグが0及
び消去フラグが0である。
【0084】メール番号N−4には、送信者メールアド
レスがaaa@aaa.co.jp、受信時刻が200
3年08月08日16時09分41秒、受信メールデー
タがメールN−4、既読フラグが1、保護フラグが0及
び消去フラグが1である。
【0085】メール番号N−3には、送信者メールアド
レスがaaa@aaa.co.jp、受信時刻が200
3年08月08日14時52分17秒、受信メールデー
タがメールN−3、既読フラグが1、保護フラグが1及
び消去フラグが1である。
【0086】メール番号N−2には、送信者メールアド
レスがeee@eee.co.jp、受信時刻が200
3年08月07日22時12分37秒、受信メールデー
タがメールN−2、既読フラグが1、保護フラグが0及
び消去フラグが0である。
【0087】メール番号N−1には、送信者メールアド
レスがddd@ddd.co.jp、受信時刻が200
3年08月07日13時52分17秒、受信メールデー
タがメールN−1、既読フラグが1、保護フラグが1及
び消去フラグが0である。
【0088】メール番号Nには、送信者メールアドレス
がccc@ccc.co.jp、受信時刻が2003年
08月07日08時43分55秒、受信メールデータが
メールN、既読フラグが0、保護フラグが0及び消去フ
ラグが0である。
【0089】制御部27は、図8(A)の状態で、基地
局から自機宛の電子メールがあることを通知されると、
上述したとおり、受信可能フラグが1にセットされてい
るので、受信可能と判断して、所定の電子メール受信プ
ロトコルに従って、当該電子メールを受信し、バッファ
メモリ30bに一旦記憶する。また、制御部27は、送
信者メールアドレスが「aaa@aaa.co.jp」
からの受信メールの数量を消去フラグを数えることによ
り把握しており、この場合3つなので、保存件数の4件
に達しておらず、優先消去状態にないことを認識してい
る。制御部27は、全電子メールの中から既読且つ未保
護であって最古の電子メールを消去するとともに、着信
メロディの発生及び着信表示などの着信報知を行って、
ユーザに電子メールを電子メールメモリ30aに正常に
受信したことを表示部29に表示する。
【0090】図8(B)に示した通り、制御部27は、
図8(A)のメール番号N−2を消去するとともに、メ
ール番号1からメール番号N−3の電子メールの全ての
データを下にシフトさせ、最新の受信メールをメール番
号1に記憶する。なお、制御部27は、メール番号N−
2を消去する場合、優先消去モードがONに設定されて
いても、保存件数に達していないので、受信メールの
内、最古のもので且つ消去可能なものを検索する。この
場合、最古のものは、メール番号Nの電子メールである
が、既読フラグが0にセットされているので、制御部2
7は消去不能と判断し、次を検索する。次に古いもの
は、メール番号N−1の電子メールであるが、保護フラ
グが1にセットされているので、制御部27は消去不能
と判断し、次を検索する。次に古いものは、メール番号
N−2の電子メールであり、既読フラグが1で保護フラ
グが0なので、制御部27は消去可能と判断し選択する
のである。
【0091】なお、新たに受信したメール番号1には、
送信者メールアドレスがaaa@aaa.co.jp、
受信時刻が2003年08月13日01時49分38
秒、受信メールデータがメールa1、既読フラグが0、
保護フラグが0及び消去フラグが1を記憶している。こ
れにより、制御部27は、送信者メールアドレスが「a
aa@aaa.co.jp」からの受信メールの数量が
4つなので、保存件数の4件に達しており、優先消去状
態にあることを認識している。
【0092】制御部27は、図8(B)の状態で、基地
局から自機宛の電子メールがあることを通知されると、
上述したとおり、当該電子メールを受信し、バッファメ
モリ30bに一旦記憶する。また、制御部27は、優先
消去状態にあることを認識しているので、送信者メール
アドレス「aaa@aaa.co.jp」からの電子メ
ールの中から未保護であって最古の電子メールを消去す
るとともに、着信メロディの発生及び着信表示などの着
信報知を行って、ユーザに電子メールを電子メールメモ
リ30aに正常に受信したことを表示部29に表示す
る。
【0093】図8(C)に示した通り、制御部27は、
保存件数の4件をオーバーするので、図8(B)のメー
ル番号N−3を消去するとともに、メール番号1からメ
ール番号N−4の電子メールの全てのデータを下にシフ
トさせ、最新の受信メールをメール番号1に記憶する。
なお、制御部27は、メール番号N−3を消去するので
あるが、メール番号N−2は最古で且つ消去フラグが1
であっても、保護フラグが1なので消去不能と判断し選
択しないのである。
【0094】なお、新たに受信したメール番号1には、
送信者メールアドレスがaaa@aaa.co.jp、
受信時刻が2003年08月13日03時33分44
秒、受信メールデータがメールa2、既読フラグが0、
保護フラグが0及び消去フラグが1を記憶している。こ
れにより、制御部27は、送信者メールアドレスが「a
aa@aaa.co.jp」からの受信メールの数量が
4つなので、保存件数の4件に達しており、優先消去状
態にあることを認識している。
【0095】なお、制御部27は、図8(C)の状態
で、送信者メールアドレス「aaa@aaa.co.j
p」から新たな電子メールを受信すると、保存件数の4
件をオーバーするので、メール番号5を消去する一方、
他の送信者メールアドレスからの電子メールの場合に
は、通常通り(優先消去モードが設定されていない状態
の通り)、全電子メールの中から既読且つ未保護であっ
て最古の電子メールのメール番号N−2を消去する。な
お、ユーザが入力画面で未読メールの消去指定をした場
合、優先消去モード指定のメールアドレスからの電子メ
ールが未読であっても未保護であれば優先消去の対象と
なるようにしてもよい。そうすれば、受信不能となる頻
度を少なくすることができる。即ち、メール番号2が消
去対象であることを意味する。
【0096】また、上述した通信端末装置の各動作を時
系列的に処理するステップまたは工程とすることによ
り、本発明に係る受信メール消去方法とすることができ
る。
【0097】更に、上述した通信端末装置が具備する制
御部が行う各動作の処理手順を規定するプログラムを情
報記録媒体(例えば、半導体メモリー、LD(レーザー
ディスク)、HD(ハードディスク)、FD(フレキシ
ブルディスク)、MD(ミニディスク)、CD(コンパ
クトディスク)又はDVD(デジタルビデオディスク)
など)に記憶させ、その処理手順(例えば、アプリケー
ションプログラム)を各種の情報処理装置にインストー
ルすることにより、同様の動作を行わせることができ
る。
【産業上の利用可能性】
【0098】以上説明した様に、本発明に係る通信端末
装置、受信メール消去方法およびプログラムによれば、
電子メールメモリが一杯の状態で最新メールを受信して
も、優先消去指定されている送信者メールアドレスから
の電子メールを先に消去するので、他の送信者からの保
護されていない重要なメールが消去され難くなる。
【図面の簡単な説明】
【0099】
【図1】本発明に係る通信端末装置の概略を示す外観構
成図である。
【図2】本発明に係る通信端末装置の構成ブロック図で
ある。
【図3】本発明に係る通信端末装置が具備する表示部の
模式図である。
【図4】本発明に係る通信端末装置が具備する表示部の
模式図である。
【図5】本発明に係る通信端末装置が具備する電子メー
ルメモリ30aの構成概念図である。
【図6】本発明に係る通信端末装置が具備する電子メー
ルメモリ30aの構成概念図である。
【図7】本発明に係る通信端末装置が具備する表示部の
模式図である。
【図8】本発明に係る通信端末装置が具備する電子メー
ルメモリ30aの構成概念図である。
【符号の説明】
【0100】 1 本体部 2 カバー部 3 ヒンジ機構 11 アンテナ 12 電源スイッチ 13 ボリューム 14 受話器 15 表示器 16 操作キー 17 送話器 18 リードスイッチ 19 マグネット(磁石) 21 送受信部 22 モデム部 23 音声コーデック部 24 アナログフロントエンド 25 マイク 26 レシーバ 27 制御部 28 キー入力部 29 表示部 30 記憶部 30a 電子メールメモリ 31 メロディ発生部 32 外部接続端子 33 画像データ入力装置 34 MIDI対応音楽装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−318863(JP,A) 特開2002−288089(JP,A) 特開2002−278896(JP,A) 特開2003−167830(JP,A) 特開2002−328873(JP,A) 特開2002−354042(JP,A) 特開2002−215543(JP,A) 特開2000−311117(JP,A) 特開2000−148614(JP,A) 特開2000−137655(JP,A) 特開 平11−175443(JP,A) A5306ST取扱説明書,日本,au (KDDI)・沖縄セルラー電話,2003 年 5月,2003年5月版,p.140 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 H04M 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子メールメモリの記憶容量がフルの状態
    最新の電子メールを受信した場合、前記電子メールメ
    モリに記憶している複数の電子メール中で最古の電子メ
    ールから順に消去して、前記最新の電子メールを前記電
    子メールメモリに記憶する通信端末装置において、 メールアドレスを指定するアドレス指定手段と、 前記アドレス指定手段が指定したメールアドレスからの
    電子メールの優先消去モードを設定する設定手段と、 前記アドレス指定手段が指定したメールアドレスから送
    信されてくる電子メールの保存件数を入力する入力手段
    と、 前記アドレス指定手段が指定したメールアドレス及び前
    記入力手段が入力した電子メールの保存件数に基づい
    て、前記電子メールメモリに記憶する複数の電子メール
    の消去を制御する制御部とを具備し、 前記制御部は、前記優先消去モードが設定され、前記電
    子メールメモリの記憶容量がフルの状態で、最新の電子
    メールを受信した場合、前記メールアドレスからの電子
    メールが前記保存件数をオーバーしているときには、前
    記メールアドレスからの電子メールを消去する一方、オ
    ーバーしていないときには、前記複数の電子メール中で
    最古の電子メールを消去すること、 を特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】電子メールメモリの記憶容量がフルの状態
    最新の電子メールを受信した場合、前記電子メールメ
    モリに記憶している複数の電子メール中で最古の電子メ
    ールから順に消去して、前記最新の電子メールを前記電
    子メールメモリに記憶する通信端末装置の受信メール消
    去方法において、 メールアドレスを指定するアドレス指定ステップと、 前記アドレス指定ステップが指定したメールアドレスか
    らの電子メールの優先消去モードを設定する設定ステッ
    プと、 前記アドレス指定ステップが指定したメールアドレスか
    ら送信されてくる電子メールの保存件数を入力する入力
    ステップと、 前記アドレス指定ステップが指定したメールアドレス及
    び前記入力ステップが入力した電子メールの保存件数
    基づいて、前記電子メールメモリに記憶する複数の電子
    メールの消去を制御する制御ステップとを含み、 前記制御ステップは、前記優先消去モードが設定され
    前記電子メールメモリの記憶容量がフルの状態で、最新
    の電子メールを受信した場合、前記メールアドレスから
    電子メールが前記保存件数をオーバーしているときに
    、前記メールアドレスからの電子メールを消去する
    方、オーバーしていないときには、前記複数の電子メー
    ル中で最古の電子メールを消去すること、 を特徴とする受信メール消去方法。
  3. 【請求項3】通信端末装置に受信メール消去処理手順を
    実行させるプログラムであって、 前記通信端末装置は、電子メールメモリの記憶容量がフ
    ルの状態で最新の電子メールを受信した場合、前記電子
    メールメモリに記憶している複数の電子メール中で最古
    の電子メールから順に消去して、前記最新の電子メール
    を前記電子メールメモリに記憶し、 前記受信メール消去処理手順は、 メールアドレスを指定するアドレス指定手順と、 前記アドレス指定手順が指定したメールアドレスからの
    電子メールの優先消去モードを設定する設定手順と、 前記アドレス指定手順が指定したメールアドレスから送
    信されてくる電子メールの保存件数を入力する入力手順
    と、 前記アドレス指定手順が指定したメールアドレス及び前
    記入力手段が入力した電子メールの保存件数に基づい
    て、前記電子メールメモリに記憶する複数の電子メール
    の消去を制御する制御手順とを含み、 前記制御手順は、前記優先消去モードが設定され、前記
    電子メールメモリの記憶容量がフルの状態で、最新の電
    子メールを受信した場合、前記メールアドレスからの
    子メールが前記保存件数をオーバーしているときには
    記メールアドレスからの電子メールを消去する一方、
    オーバーしていないときには、前記複数の電子メール中
    で最古の電子メールを消去すること、 を特徴とするプログラム。
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