JP3517598B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3517598B2 JP04663799A JP4663799A JP3517598B2 JP 3517598 B2 JP3517598 B2 JP 3517598B2 JP 04663799 A JP04663799 A JP 04663799A JP 4663799 A JP4663799 A JP 4663799A JP 3517598 B2 JP3517598 B2 JP 3517598B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機ある
いはプリンタなどとされる電子写真方式あるいは静電記
録方式による画像形成装置に関し、特に、二成分現像剤
のトナー補給制御を介して、現像剤のトナー濃度ないし
は画像濃度を制御する濃度制御装置を備えた画像形成装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、電子写真方式や静電記録方式の
画像形成装置の現像器には、磁性または非磁性トナーを
主成分とした一成分現像剤、もしくは非磁性トナーと磁
性キャリアを主成分とした二成分現像剤が用いられてい
る。特に、電子写真方式によりフルカラーやマルチカラ
ー画像を形成するカラー画像形成装置では、画像の色
味、画質などの観点からほとんどの現像装置が二成分現
像剤を使用している。 【0003】周知のように、この二成分現像剤のトナー
濃度(キャリアとトナーの合計重量に対するトナー重量
の割合)は、画像品質を安定化させる上で極めて重要な
要素になっている。現像剤のトナーは現像時に消費さ
れ、現像剤のトナー濃度が減少する。このため、トナー
濃度検知手段としてのトナー濃度制御装置もしくは画像
濃度検知手段としての画像濃度制御装置を使用して適
時、トナー濃度もしくは画像濃度を検出して、その変化
に応じてトナー補給を行い、トナー濃度もしくは画像濃
度を常に一定に制御し、画像の品位を保持する必要があ
る。 【0004】従来のトナー濃度制御装置を備えた画像形
成装置、本例では電子写真方式のデジタル複写機の全体
構成例を図7に示す。 【0005】まず、原稿Gの画像がCCD1により読み
取られ、得られたアナログ画像信号が増幅器2で所定の
レベルまで増幅され、アナログ−デジタル変換器(A/
D変換器)3により例えば8ビット(0〜255階調)
のデジタル画像信号に変換される。 【0006】つぎに、このデジタル画像信号はγ変換器
5(本例では256バイトのRAMで構成されルックア
ップテーブル方式で濃度変換を行う変換器)に供給さ
れ、そこでγ補正された後、デジタル−アナログ変換器
(D/A変換器)9に入力される。 【0007】この変換器9によりデジタル画像信号は再
びアナログ画像信号に変換されて、コンパレータ11の
一方の入力に供給される。コンパレータ11の他方の入
力には、三角波発生回路10から発生される所定周期の
三角波信号が供給されており、上記コンパレータ11の
一方の入力に供給されたアナログ画像信号は、三角波信
号と比較されてパルス幅変調される。このパルス幅変調
された2値化画像信号は、レーザ駆動回路12にそのま
ま入力され、レーザダイオード13の発光のオン・オフ
制御用信号として使用される。レーザダイオード13か
ら放射されたレーザ光は、周知のポリゴンミラー14に
より主走査方向に走査され、f/θレンズ15、および
反射ミラー16を経て、矢印方向に回転している像担持
体たる感光体ドラム40上に照射され、静電潜像を形成
することになる。 【0008】一方、感光体ドラム40は露光器18で均
一に除電を受け、一次帯電器19により均一に例えばマ
イナスに帯電される。その後、上述したレーザ光の照射
を受けて画像信号に応じた静電潜像が形成される。この
静電潜像は現像器20によって可視画像(トナー像)に
現像される。現像器20の上部には補給用トナー29を
収容したトナー補給槽8が取り付けられ、その補給槽8
内の下部には、モータ28により回転駆動されることに
よりトナー29を搬送して現像器20内に供給するトナ
ー補給手段としてのトナー搬送スクリュー30が設置さ
れている。 【0009】感光体ドラム40上に形成されたトナー像
は、転写材担持ベルト17により感光体ドラム40に搬
送された転写材P上に、転写帯電器22の作用により転
写される。転写材担持ベルト17は2個のローラ25
a、25b間に張架され、図示矢印方向に無端駆動する
ことにより、その上に保持した転写材Pを感光体ドラム
40に搬送する。感光体ドラム40上に残った転写残り
のトナーは、その後、クリーナ24で掻き落とされる。 【0010】なお、説明を簡単にするために単一の画像
形成ステーション(露光器18および一次帯電器19な
どを含む潜像形成手段、感光体ドラム40、現像器20
等を含む)のみを図示するが、カラー画像形成装置の場
合には、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラ
ックの各色に対する画像形成ステーションが、転写材担
持ベルト17上にその移動方向に沿って順次に配列され
ることになる。 【0011】画像形成装置には、上記の現像でトナー濃
度が減少した現像器20内現像剤21にトナーの補給制
御を行って、現像剤のトナー濃度もしくは画像濃度を一
定に制御するために、現像器20内に設置したトナー濃
度センサー23の出力値により、CPU6からモータ駆
動回路7を介してモータ28の回転を制御することによ
り、現像器20内現像剤21へのトナーの補給制御を行
い、現像剤のトナー濃度もしくは画像濃度を一定に保つ
ように構成されている。CPU6に接続されたRAM9
0には、モータ駆動回路7に供給する制御データ等が記
憶されている。 【0012】画像形成装置には、上記の現像でトナー濃
度が減少した現像器20内現像剤21にトナーの補給制
御を行って、現像剤のトナー濃度もしくは画像濃度を一
定に制御するために、さまざまな方式の濃度制御装置
(ATR)が設置されている。 【0013】具体的には、現像器20内に設置したトナ
ー濃度センサー23には、現像器20内現像剤21のト
ナー濃度を反射光量に検知して制御する方式(現像剤反
射ATR)、現像器20内現像剤21の磁性キャリアの
透磁率を検知して制御する方式(インダクタンスAT
R)、感光体ドラム40上に参照用にパッチ画像26を
作像し、その画像濃度を感光体ドラム40に対向設置し
た電位センサなどのセンサ27により検知して制御する
方式(パッチ検ATR)などが挙げられる。 【0014】しかし上記の各ATR単体では、画像濃
度、もしくはトナー濃度のみを検知するため、環境変動
や現像剤の劣化などによる現像性の変化に対応できず、
画像劣化を引き起こすことがあり、そのため2つ以上の
ATRを複合して用い、それぞれの欠点を補うようにし
てトナー補給制御を行なう技術が特開平4−12775
7号公報などにより開示されている。 【0015】この公報によれば、現像剤反射ATRによ
りトナー補給を行なわせるが、その際、パッチ画像の濃
度差の出力信号からパッチ画像濃度を初期濃度に戻すの
に必要なトナー過不足量を演算し、そのトナー補給量を
現像剤反射ATRに設定した目標値に加減算して補正
し、現像剤反射ATR方式によるトナー補給制御を補正
されたトナー補給量により行なわせることにより画像濃
度を安定化させつつ、現像剤のあふれや、かぶりを防止
することができるというものである。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記複
合系の濃度制御装置には以下のような問題がある。 【0017】たとえば、現像剤反射ATRの読み取り誤
差や、トナー補給槽のトナー供給量のばらつきなどによ
り、現像剤中のトナー濃度が現像剤反射ATRの目標値
より過剰になった場合、パッチ検ATRが画像濃度を高
いと判断し、現像剤反射ATRの目標値を過剰に下げて
しまう。そのため、コピー動作によりトナーが消費され
て画像濃度が適正になったときには、目標値が低く更に
トナーを消費し画像濃度を下げなければトナーが補給さ
れないという状態になる。つまり、一旦、画像濃度がな
んらかの影響により、大幅にずれてしまうと、それをき
っかけに、長期的な画像濃度変動を引き起こしてしま
う。 【0018】また、上記のような状態で、トナー消費量
の少ない画像をコピーし続けると、過剰トナーを消費で
きないため、現像剤反射ATRの目標値を急激に下げ、
実際の現像剤中のトナー濃度と目標値の差が大きくな
り、制御不能な状態や、それぞれのATRセンサの故障
や誤検知を検知するための制御を備えた系においては、
ATRセンサは正常に作動しているにもかかわらず、A
TRセンサの異常を誤検知してしまうという問題が生じ
る。 【0019】従って、本発明の目的は、現像手段内のト
ナー濃度が目標値に対して大幅なずれを生じた場合にお
いても、画像濃度を安定に制御し、画像形成の初期から
高品質な画像を得ることを可能とした画像形成装置を提
供することである。 【0020】 【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体と、前記像担持体に静電潜像を形成する潜像形
成手段と、前記像担持体上の静電潜像をトナー及びキャ
リアを含む現像剤にて現像する現像手段と、トナー濃度
を検知するトナー濃度センサと、前記トナー濃度センサ
の出力に応じて前記現像手段へトナーを補給するトナー
補給手段と、前記像担持体に形成された参照画像の濃度
を検知する画像濃度センサと、前記画像濃度センサの出
力に応じて前記トナー濃度センサの制御パラメータを補
正する補正手段と、を有する画像形成装置において、
記トナー濃度センサの出力に応じて決定されたトナー補
給量に基づいて前記補正手段による制御パラメータの補
正量を変更することを特徴とする画像形成装置である。 【0021】 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。 【0023】実施例1 本発明の第1実施例について図1〜図5により説明す
る。 【0024】まず、図1を参照して本発明による画像形
成装置の一実施例の全体構成について説明する。本実施
例では、本発明を電子写真方式のデジタル複写機に適用
した場合について示すが、本発明が電子写真方式や静電
記録方式の他の種々の画像形成装置に等しく適用できる
ことはいうまでもない。 【0025】図1において、複写されるべき原稿31の
画像は、レンズ32によってCCD等の撮像素子33に
投影される。この撮像素子33は原稿画像を多数の画素
に分解し、各画素の濃度に対応した光電変換信号を発生
する。撮像素子33から出力されるアナログ画像信号は
画像信号処理回路34に送られ、ここで各画素ごとにそ
の画素の濃度に対応した出力レベルを有する画素画像信
号に変換され、パルス幅変調回路35に送られる。 【0026】このパルス幅変調回路35は入力される画
素画像信号毎に、そのレベルに対応した幅(時間長)の
レーザ駆動パルスを形成して出力する。即ち、図3
(a)に示すように、高濃度の画素画像信号に対しては
より幅の広い駆動パルスWを、低濃度の画素画像信号に
対してはより幅の狭い駆動パルスSを、中濃度の画素画
像信号に対しては中間の幅の駆動パルスIをそれぞれ形
成する。 【0027】パルス幅変調回路35から出力されたレー
ザ駆動パルスは半導体レーザ36に供給され、半導体レ
ーザ36をそのパルス幅に対応する時間だけ発光させ
る。従って、半導体レーザ36は高濃度画素に対しては
より長い時間駆動され、低濃度画素に対してはより短い
時間駆動されることになる。それ故、感光体ドラム40
は、次に述べる光学系によって、高濃度画素に対しては
主走査方向により長い範囲が露光され、低濃度画素に対
しては主走査方向により短い範囲が露光される。つま
り、画素の濃度に対応して静電潜像のドットサイズが異
なる。従って、当然のことながら、高濃度画素に対する
トナー消費量は低濃度画素に対するそれよりも大であ
る。なお、図3(d)に低、中、高濃度画素の静電潜像
をそれぞれL、M、Hで示した。 【0028】半導体レーザ36から照射されたレーザ光
36aは、回転多面鏡37によって掃引され、f/θレ
ンズ等のレンズ38およびレーザ光36aを像担持体た
る感光体ドラム40方向に指向させる固定ミラー39に
よって、感光体ドラム40上にスポット結像される。か
くして、レーザ光36aは感光体ドラム40をその回転
軸とほぼ平行な方向(主走査方向)に走査し、静電潜像
を形成することになる。 【0029】感光体ドラム40はアモルファスシリコ
ン、セレン、OPC等の感光体を表面に有し、矢印方向
に回転する電子写真感光体ドラムであり、露光器41で
均一に除電を受けた後、一次帯電器42により均一に帯
電される。その後、上述した画像情報信号に対応して変
調されたレーザ光36aで露光走査され、これによって
画像情報に対応した静電潜像が形成される。この静電潜
像はトナーとキャリアが混合された二成分現像剤43を
使用する現像手段としての現像器44によって反転現像
され、トナー像として可視化される。ここで、反転現像
とは、感光体ドラム40の光で露光された領域に、潜像
と同極性に帯電したトナーを付着させて、これを可視化
する現像方法である。 【0030】このトナー像は転写材担持ベルト47によ
り感光体ドラム40に搬送された転写材P上に、転写帯
電器49の作用により転写される。転写材担持ベルト4
7は2個のローラ45a、45b間に張架され、図示矢
印方向に無端駆動することにより、その上に保持した転
写材Pを感光体ドラム40に搬送する。トナー像が転写
された転写材Pは、転写材担持ベルト47から分離され
て図示しない定着器に搬送され、永久像に定着される。
又、転写後に感光体ドラム40上に残った残留トナー
は、その後、クリーナ50によって除去される。 【0031】なお、説明を簡単にするために単一の画像
形成ステーション(露光器41および一次帯電器42な
どを含む潜像形成手段、感光体ドラム40、現像器44
などを含む)のみを図示したが、本実施例の画像形成装
置は、例えばシアン、マゼンタ、イエロー及びブラック
の各色に対する画像形成ステーションを具備したカラー
画像形成装置であり、この画像形成ステーションが、転
写材担持ベルト17上にその移動方向に沿って順次に配
列され、各画像形成ステーションの感光体ドラム上に原
稿の画像を色分解した各色毎(画像の各色成分毎)の静
電潜像が順次に形成され、対応する色のトナーを有する
現像剤を用いる現像器で現像され、転写材担持ベルト4
7によって搬送される転写材P上に順次に重ね合わせて
転写されることになる。 【0032】上記現像器44の一例を図2に詳細に示
す。図示のように、本実施例の現像器44は感光体ドラ
ム40に対向して配置されており、その内部は垂直方向
に延在する隔壁51によって第1室(現像室)52と第
2室(攪拌室)53とに区画されている。第1室52に
は矢印方向に回転する非磁性の現像スリーブ54が配置
されており、この現像スリーブ54内にマグネット55
が固定配置されている。 【0033】現像器44の上部には、図1に示されるよ
うに、補給用トナー63を収容したトナー補給槽60が
取り付けられ、このトナー補給槽60内の下部にはトナ
ー補給手段としてのトナー搬送スクリュー62が設置さ
れている。ギア列71を介して接続したモータ70でト
ナー搬送スクリュー62を回転駆動することにより、ト
ナー補給槽60内のトナー63が搬送されて現像器44
内に供給される。トナー搬送スクリュー62によるトナ
ーの供給は、CPU67によりモータ駆動回路69を介
してモータ70の回転を制御することにより制御され
る。CPU67に接続されたRAM68には、モータ駆
動回路69に供給する制御データ等が記憶されている。 【0034】現像器44の第1室52及び第2室53に
は、それぞれ現像剤攪拌スクリュー58、59が配置さ
れている。スクリュー58は第1室52中の現像剤を攪
拌搬送し、又、スクリュー59は、図1のトナー補給槽
60から搬送スクリュー62の回転によって供給された
トナー63と、既に現像器44内にある現像剤43とを
攪拌搬送し、現像剤43のトナー濃度を均一化する。隔
壁51には図2における手前側と奥側の端部において、
第1室52と第2室53とを相互に連通させる現像剤通
路(図示せず)が形成されており、スクリュー58、5
9の搬送力により、現像によってトナーが消費されてト
ナー濃度が低下した第1室52内の現像剤が一方の通路
から第2室53へ移動し、第2室53内でトナー濃度の
回復した現像剤が他方の通路から第1室52内へ移動す
るように構成されている。 【0035】現像器44内の二成分現像剤43は、マグ
ネット55の磁力により現像スリーブ54上に担持さ
れ、次いでブレード56により層厚を規制されて、現像
スリーブ54の回転に伴い感光体ドラム40と対向した
現像領域に搬送される。そして現像領域において現像剤
43が感光体ドラム40上の潜像の現像に供される。現
像効率、即ち潜像へのトナーの付与率を向上させるため
に、現像スリーブ54には電源57からDCバイアスに
ACバイアスを重畳した現像バイアス電圧が印加され
る。 【0036】つぎに、本発明の特徴部分である濃度制御
装置の制御について説明する。 【0037】本実施例の濃度制御装置としては、感光体
ドラム40上に参照用のパッチ画像つまり参照画像を作
像し、その画像濃度を感光体ドラム40に対向設置した
発光部73aおよび受光部73bを有するトナー濃度セ
ンサー73により検知する画像濃度検知手段としての画
像濃度検知装置(パッチ検ATR)と、現像器44内に
設置した発光部77aおよび受光部77bを有するトナ
ー濃度センサ77により、現像器44内現像剤43のト
ナー濃度を検知するトナー濃度検知手段としての現像剤
濃度検知装置(現像剤反射ATR)とを備えている。 【0038】図4に示すように、コピースタート後(S
10)、パッチ検ATRの動作タイミングが所定のタイ
ミングかどうかを判断し(S11)、所定のタイミング
の場合、感光体ドラム40上に濃度検知用の参照画像と
してパッチ画像を形成する。すなわち、図1に示すよう
に、予め定められた濃度に対応する信号レベルを有する
パッチ画像信号を発生するパッチ画像信号発生回路72
を設け、この発生回路72からのパッチ画像信号をパル
ス幅変調回路35に供給し、上記の予め定められた濃度
に対応するパルス幅を有するレーザ駆動パルスを発生さ
せる。このレーザ駆動パルスを半導体レーザ36に供給
し、このレーザ36をそのパルス幅に対応する時間だけ
発光させ、感光体ドラム40を走査する。このときはカ
ウンタ66を作動させない。これによって、上記の予め
定められた濃度に対応するパッチ静電潜像を感光体ドラ
ム40上に形成し、このパッチ静電潜像を現像器44に
より現像する。 【0039】ついで、このようにして得られたパッチ画
像(トナー像)に、パッチ検ATRの濃度センサ73の
LEDなどの発光部73aから光を照射し、その反射光
を光電変換素子などの受光部73bで受光し、パッチ画
像の実際のパッチ濃度を検知する(S12)。 【0040】上記の受光部73bからの実際のパッチ濃
度を検知した出力信号は、比較器75の一方の入力に供
給される。この比較器75の他方の入力には、基準電圧
信号源76からパッチ画像の規定濃度(初期濃度)に対
応する基準信号が入力されている。比較器75はパッチ
画像の実際の濃度と初期濃度とを比較してその画像濃度
差に対応するトナー補給量Dを求め、トナー補給量Dの
出力信号をCPU67に供給する(S13)。 【0041】つぎに、前コピー動作で現像剤反射ATR
により得られた現像剤中のトナー濃度TC1と目標トナ
ー濃度値TC2の差分値であるTC2−TC1と、上記
にてパッチ画像から得られたトナー補給量Dに応じ、現
時点での目標値への補正量を決定する。なお、具体的に
は、TC2−TC1から求められる値が補正係数αであ
る(S14)。ついで、補正係数αとパッチ検ATRで
得られたトナー補給量Dとの積であるαDを補正量とし
て目標値を加減算する(S15)。 【0042】ここで、TC2−TC1と補正係数αとの
関係は、本実施例においては図5のグラフに示す通りで
ある。なお、図5において上記の関係は直線的である
が、画像濃度制御系に合わせて曲線や不連続であっても
よいことはいうまでもない。また、0を中心とした対称
である必要もない。 【0043】ついで、現像剤反射ATR動作を行なって
現像器44内の現像剤43のトナー濃度を得る(S1
6)。そして、最終的には、上記にて補正された目標値
(前目標値+αD)と現像剤反射ATRにより得られた
現像剤43のトナー濃度との差分値からトナー補給量を
算出、決定して(S17)、トナー補給を行ない(S1
8)、コピーを終了する(S19)。 【0044】なおステップS11にて、パッチ検ATR
の所定のタイミングでない場合は、前回の目標値を使用
し、同様のトナー補給を行なう。 【0045】上記のように、本実施例では、二成分現像
剤のトナー補給制御を行なうに際し、パッチ検ATRに
よるトナー補給制御におけるパッチ画像濃度差を求め
て、現像剤反射ATRによるトナー補給制御を行なうの
で、センサやトナー補給槽の誤差、消費系のトナー消費
量などによる変動に対処して、現像剤のトナー濃度をト
ナー像の適正な画像濃度が得られる濃度に制御すること
ができ、トナー像の画像濃度を適正に制御した高品質画
像を形成することができる。 【0046】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図6により説明す
る。 【0047】本実施例は、第1実施例のトナー補給制御
において、前コピー動作で現像剤反射ATRにより得ら
れた現像剤中のトナー濃度TC1と目標トナー濃度差T
C2の差分値であるTC2−TC1が所定値(本実施例
においては1.5%)以上のときには、目標値の補正量
する、すなわち、補正しない。また、TC2−TC1
が所定値以下の場合には、TC2−TC1の値にかかわ
らず、パッチ検ATRの出力値により得られたトナー補
給量に固定値としての固定係数β(本実施例では0.
4)を掛け合わせた値を補正量として目標値を変更する
ことを特徴としている。 【0048】図6のフローチャートを参照して詳しく説
明する。コピースタート後(S20)、パッチ検ATR
の動作タイミングが所定のタイミングかどうかを判断し
(S21)、所定のタイミングの場合、上記のように、
前コピー動作で現像剤反射ATRにより得られた現像剤
中のトナー濃度TC1と目標トナー濃度差TC2の差分
値であるTC2−TC1が所定値(1.5%)より小さ
いかどうかをを判断し(S22)、TC2−TC1<
1.5%の場合には、パッチ検ATRを動作させる(S
23)。 【0049】ついで、パッチ画像の実際の濃度と初期濃
度とを比較してその画像濃度差に対応するトナー補給量
Dを算出し(S24)、このトナー補給量Dに、固定係
数βを掛け合わせ、このβDを補正量として目標値を変
更する(S25)。 【0050】つぎに、現像剤反射ATR動作を行なって
現像器44内の現像剤43のトナー濃度を得る(S2
6)。そして、上記にて補正された目標値(前目標値+
βD)と現像剤反射ATRにより得られた現像剤43の
トナー濃度との差分値からトナー補給量を算出、決定し
て(S27)、トナー補給を行ない(S28)、コピー
を終了する(S29)。 【0051】なおステップS21にて、パッチ検ATR
の所定のタイミングでない場合は、前回の目標値を使用
し、同様のトナー補給を行ない、また、ステップ22に
て、TC2−TC1≧1.5の場合にも同様に、目標値
を補正することなく前回の目標値を使用する。 【0052】このような構成により、制御を簡易化し、
第1実施例とほぼ同様の効果を得ることができるため、
現像剤のトナー濃度もトナー像に適正な画像濃度が得ら
れる濃度に制御することができ、トナー像の画像濃度を
適正に制御した高品質画像を形成することができる。 【0053】なお、上記実施例の説明では、複数個の像
担持体に静電潜像をデジタル方式で形成する複数個の潜
像形成手段と、像担持体上に形成された静電潜像を対応
した色の二成分現像剤を用いて現像する複数個の現像手
段と、現像手段にトナーを補給する複数個のトナー補給
手段を具備した画像形成装置について行なったが、1個
の像担持体に対して1個の現像器が対向している系や、
1個の像担持体に対して複数個の現像器が対向している
系などにも等しく適用できることはいうまでもない。 【0054】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、トナー濃度センサの出力に応
じて決定されたトナー補給量に基づいて補正手段による
制御パラメータの補正量を変更することにより、現像手
段内のトナー濃度が目標値に対して大幅なずれを生じた
場合においても、画像濃度を安定に制御し、画像形成の
初期から高品質な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す全体構
成図である。 【図2】図1の画像形成装置が具備する現像装置を示す
概略断面図である。 【図3】図1の画像形成装置における画像形成情報信号
を示す説明図である。 【図4】第1実施例におけるトナー濃度制御のフローチ
ャートである。 【図5】第1実施例におけるTC1−TC2と補正係数
の関係を示すグラフである。 【図6】第2実施例におけるトナー濃度制御のフローチ
ャートである。 【図7】従来の画像形成装置の一例を示す全体構成図で
ある。 【符号の説明】 40 感光体ドラム(像担持体) 42 一次帯電器 44 現像装置(現像手段) 73 パッチ検センサ 77 トナー濃度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 茂雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−158348(JP,A) 特開 平8−110700(JP,A) 特開 平4−208966(JP,A) 特開 平9−127757(JP,A) 特開 平10−39555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体に静電潜像を
    形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を
    トナー及びキャリアを含む現像剤にて現像する現像手段
    と、トナー濃度を検知するトナー濃度センサと、前記ト
    ナー濃度センサの出力に応じて前記現像手段へトナーを
    補給するトナー補給手段と、前記像担持体に形成された
    参照画像の濃度を検知する画像濃度センサと、前記画像
    濃度センサの出力に応じて前記トナー濃度センサの制御
    パラメータを補正する補正手段と、を有する画像形成装
    置において、前記トナー濃度センサの出力に応じて決定されたトナー
    補給量に基づいて前記補正手段による 制御パラメータの
    補正量を変更することを特徴とする画像形成装置。
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