JP3516835B2 - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP3516835B2
JP3516835B2 JP16222197A JP16222197A JP3516835B2 JP 3516835 B2 JP3516835 B2 JP 3516835B2 JP 16222197 A JP16222197 A JP 16222197A JP 16222197 A JP16222197 A JP 16222197A JP 3516835 B2 JP3516835 B2 JP 3516835B2
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
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    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4208Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a system bus, e.g. VME bus, Futurebus, Multibus
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して情報処理シ
ステムに関し、詳細には、装置相互間で通信するため
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムでは、各装置は、シス
テム・バスを介して相互に情報を伝達することができ
る。典型的なシステム・バスは、アドレス/データ・バ
スおよび制御バスを含む。アドレス/データ・バスを介
したこれらの装置間の同期がとれた情報伝達を支援し、
支配するために、バス・プロトコルが確定されている。
【0003】ある技術に従い、アドレス情報およびデー
タ情報の双方が、アドレス/データ・バスを介して時分
割多重方式で装置間に転送される。一般には、まずアド
レス情報がアドレス/データ・バスを介して装置間に転
送され、次に続いてデータ情報がアドレス/データ・バ
スを介して装置間に転送される。転送されたアドレス情
報によりアドレスが指定され、続いて転送されたデータ
情報が、情報処理システムの記憶装置内のこの指定され
たアドレスに格納される。
【0004】複数の装置から送信され、衝突する可能性
のある複数信号間のアドレス/データ・バス上の競合を
回避するために、典型的なバス・プロトコルは、情報処
理システムのいずれの特定サイクル間においても、これ
ら装置のうち1つだけがアドレス/データ・バスに情報
を出力できるように規定する。この技術により、アドレ
ス/データ・バスの論理状態が不安定になる可能性、ま
たアドレス/データ・バスに接続される電子回路が損傷
を受ける可能性を減少させる。
【0005】この目的を達するために、従来の典型的な
バス・プロトコルでは、1つの装置がアドレス/データ
・バスを介してデータ情報の出力を終了した後に、『空
白(null)』サイクルを必要としている。この空白
サイクル間は、アドレス/データ・バスには次の行動は
何も実行されない。空白サイクル後に続く1つ目がそれ
以降のサイクルになって初めて、装置は、システム・バ
スを介してその後のアドレス情報を出力することができ
る。このような従来の技術の欠点は、空白サイクルによ
って待ち時間が生じ、それによりシステム・バスの全体
的な情報処理の容量が減少し、性能が低下することであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、バスの全
体的な情報処理容量および性能を改善する、装置相互間
通信のためのシステムを提供する必要性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1のサイクル間に、バ
スを介してバスに結合された装置からデータ情報が出力
される。この第1のサイクル直後の第2のサイクル間
に、バスを介してこの装置からアドレス情報が出力され
る。
【0008】バスの全体的な情報処理容量および性能が
改善されることは、技術的な利点である。
【0009】
【発明の実施の形態】説明する実施例およびその利点
は、図面の図1から図3を参照するとより良く理解でき
る。
【0010】図1は、説明する実施例に従った情報処理
システムのブロック図であり、参照番号100で全体を
示す。図1に示されるように、システム100は、10
2の点線の囲みによって示されるシステム・バスを含
む。またシステム100は、複数のバス装置、すなわち
処理装置104および記憶装置106を含み、さらにバ
ス・アービトレーション回路108を含む。処理装置1
04および記憶装置106は、システム・バス102を
介して相互に接続されており、これらの装置は、システ
ム・バス102を介して相互に情報を伝達する。
【0011】システム・バス102は、アドレス/デー
タ情報(『AD』)バス103および制御バス105を
含む。図1に示されるように、ADバス103および制
御バス105は、それぞれ一組の複数回線を含む。説明
する実施例では、ADバス103は双方向64ビット・
バスであり、このバスを介してアドレス情報およびデー
タ情報が、処理装置104と記憶装置106との間に転
送される。より詳細には、図2および図3に関して以下
に詳しく述べるように、32ビットのアドレス情報およ
び64ビットのデータ情報が、ADバス103上で時分
割多重化される。
【0012】図2および図3に関して以下に詳しく述べ
るように、制御バス105は一組の複数回線を含むが、
これらの回線は、図1では図面の明瞭化のために示され
ていない。より詳細には制御バス105は、システム・
クロック(『SYSCLK』)、バス要求(『BR
_』)、バス付与(『BG_』)、転送開始(『TS
_』)、バス使用中(『BB_』)、および転送確認
(『TA_』)回線を含む。BR_、BG_、TS_、
BB_、およびTA_はそれぞれ、アクティブ状態がロ
ー(low)である個々の信号を送り、これによりこの
信号は、電圧ローの論理0の状態である場合に『真』と
なる。BR_、BG_、TS_、BB_、およびTA_
については、図2および図3を使って以下に詳しく述べ
る。
【0013】記憶装置106はシステム・メモリ11
0、バス・インタフェース装置(『BIU』)112、
および入出力(『I/O』)ドライバ114を含む。I
/Oドライバ114は、トライステート・ドライバ11
6およびドライバ118を含む。図1に示されるよう
に、システム・メモリ110は、BIU112を介して
システム・バス102に結合される。より詳細には、B
IU112は制御バス105に接続される。またBIU
112は、I/Oドライバ114を介してADバス10
3に結合される。したがって、BIU112の情報出力
(『AD_OUT)』は、ドライバ116の情報入力に
接続され、BIU112の使用可能出力(『TARGE
T_OE_』)は、ドライバ116の使用可能入力に接
続され、さらにBIU112の情報入力(『AD_I
N』)は、ドライバ118の情報出力に接続される。A
Dバス103は、ドライバ118の情報入力およびドラ
イバ116の出力に接続される。
【0014】記憶装置106は、システム・メモリ11
0内のさまざまなアドレスに情報を格納する。図1に示
されるように、BIU112およびI/Oドライバ11
4は、記憶装置106に統合されている。
【0015】処理装置104は実行回路120、キャッ
シュ・メモリ122、BIU124、およびI/Oドラ
イバ126を含む。I/Oドライバ126は、トライス
テート・ドライバ128およびドライバ130を含む。
図1に示されるように、実行回路120は、キャッシュ
・メモリ122に接続される。キャッシュ・メモリ12
2は、BIU124を介してシステム・バス102に結
合される。より詳細には、BIU124は制御バス10
5に接続される。またBIU124は、I/Oドライバ
126を介してADバス103に結合される。したがっ
て、BIU124の情報出力(『AD_OUT)』は、
ドライバ128の情報入力に接続され、BIU124の
使用可能出力(『CPU_OE_』)は、ドライバ12
8の使用可能入力に接続され、さらにBIU124の情
報入力(『AD_IN』)は、ドライバ130の情報出
力に接続される。ADバス103は、ドライバ130の
情報入力およびドライバ128の出力に接続される。
【0016】説明する実施例では、処理装置104は、
縮小命令セット・コンピューティング(『RISC』)
技術に従って動作している。また説明する実施例では、
処理装置104は、単一集積回路のスーパースカラ型マ
イクロプロセッサである。したがって、処理装置104
の実行回路120はさまざまなユニット、レジスタ、バ
ッファ、メモリ、およびその他のセクションを含み、こ
れらはすべて集積回路によって形成される。図1に示さ
れるように、実行回路120、キャッシュ・メモリ12
2、BIU124、およびI/Oドライバ126は処理
装置104に統合され、これらはすべて単一集積回路の
一部として、集積回路によって形成される。
【0017】TARGET_OEおよびCPU_OE_
はそれぞれ、アクティブ状態がローである個々の信号を
送り、したがってこの信号は、電圧ローの論理0の状態
である場合に『真』となる。記憶装置106のBIU1
12はTARGET_OE_を適切に有効にして、ドラ
イバ116がADバス103を制御できるようにする。
同様に、処理装置104のBIU124はCPU_OE
_を適切に有効にして、ドライバ128がADバス10
3を制御できるようにする。CPU_OE_およびTA
RGET_OE_のいずれも有効にされない場合には、
ADバス103は高インピーダンス状態になり、処理装
置104および記憶装置106のいずれにも制御されな
い。説明する実施例の重要な点は、衝突する可能性のあ
る(ドライバ116を介した)BIU112からの信号
と、(ドライバ128を介した)BIU124からの信
号との間でのADバス103上の競合を回避するため
に、システム100におけるいずれの特定サイクル間で
も、CPU_OE_およびTARGET_OE_のうち
1つだけが有効にされる。これについては、図2および
図3を使って以下に詳しく述べる。
【0018】図2は、システム100における読み取り
操作、およびそれに続く書き込み操作のタイミング図で
ある。読み取り操作は、処理装置104が記憶装置10
6から情報を読み込む(すなわち『ロードする』、『受
信する』、あるいは『入力する』)情報転送イベントで
ある。これに対し書き込み操作は、処理装置104が記
憶装置106に情報を書き込む(すなわち『格納す
る』、『送信する』、あるいは『出力する』)情報転送
イベントである。
【0019】図2を参照すると、SYSCLKを介して
従来のシステム・クロック信号が配信される。サイクル
1の間に、処理装置104は最初にBR_を有効にし
(さらにサイクル3の初期まで連続してBR_を有効に
して)、バス・アービトレーション回路108に対して
システム・バス102の制御権を要求する。サイクル2
の間に、バス・アービトレーション回路108は最初に
BG_を有効にし(さらにサイクル11の初期まで連続
してBG_を有効にして)、システム・バス102の制
御権(すなわち『所有権』)を処理装置104に付与す
る。これは、(a)サイクル1の間の処理装置104に
よるBR_の有効化、さらに(b)サイクル2の間にB
B_が論理1の状態であることに応答したものであり、
後者は、ADバス103上では情報転送イベントのデー
タ・フェーズがアクティブでないことを示す。
【0020】サイクル3の間に、処理装置104は最初
にCPU_OE_を有効にし(さらにサイクル4の初期
まで連続してCPU_OE_を有効にして)、ドライバ
128を使用可能にする。一方、記憶装置106はTA
RGET_OE_を論理1の状態にして、ドライバ11
6を使用不能にする。図2に示されるように、サイクル
3の前に先行するサイクル1の間に、記憶装置106
は、すでにドライバ116を使用不能にしているので、
記憶装置106は、サイクル1からサイクル5の初期ま
で連続してドライバ116を使用不能にする。
【0021】またサイクル3の間に、処理装置104
は、使用可能のドライバ128を介してADバス103
に読み取りアドレスRAを出力する。さらに処理装置1
04は最初にTS_を有効にし(さらにサイクル4の初
期まで連続してTS_を有効にして)、処理装置104
が、ドライバ128を介して有効なアドレスを出力して
いることを示す。やはりサイクル3の間に、記憶装置1
06のBIU112は、ドライバ118を介してADバ
ス103から(したがって処理装置104から)アドレ
スRAを受信する。さらにBIU112は、システム・
メモリ110内のアドレスRAに格納された情報を読み
取る操作を開始する。
【0022】サイクル4の間に、処理装置104は最初
にBB_を有効にし(さらにサイクル9の初期まで連続
してBB_を有効にして)、処理装置104が情報転送
イベントのデータ・フェーズにあり、この間、処理装置
104と記憶装置106との間に情報が転送されている
ことを示す。ADバス103に関してはサイクル4は空
白期間であり、この間、ADバス103上は、次の行動
は何も実行されない。このサイクル4の空白期間に、B
IU112には、システム・メモリ110内のアドレス
RAに格納された情報を読み取る機会がある。一方、処
理装置104はCPU_OE_を論理1の状態にして、
サイクル4からサイクル10の初期まで連続してドライ
バ128を使用不能にする。
【0023】サイクル5の間に、記憶装置106はTA
RGET_OE_を有効にしてドライバ116を使用可
能にし、一方処理装置104は、ドライバ128を使用
不能にし続ける。前の段落で述べ、図2に示されるよう
に、サイクル4の間に処理装置104は、ドライバ12
8をすでに使用不能にしている。これに対し記憶装置1
06は、サイクル5になるまで待ってからドライバ11
6を使用可能にする。このようにしてシステム100
は、サイクル5の間には、CPU_OE_およびTAR
GET_OE_のうち1つだけが有効にされる(すなわ
ち、サイクル5の間にはTARGET_OE_だけが有
効にされる)ことを保証して、衝突する可能性のある
(ドライバ116を介した)BIU112からの信号
と、(ドライバ128を介した)BIU124からの信
号との間の、ADバス103上での競合を回避する。
【0024】またサイクル5の間に、記憶装置106の
BIU112は、サイクル3の間に処理装置104によ
ってあらかじめ出力されたアドレスRAに応答して、使
用可能のドライバ116を介してADバス103に情報
RD0を出力する。処理装置104が記憶装置106か
ら情報を読み取るこの情報転送イベント中、サイクル5
の間に記憶装置106は最初にTA_を有効にし(さら
にサイクル9の初期まで連続してTA_を有効にし
て)、記憶装置106のBIU112が、ドライバ11
6を介して(処理装置104に)有効な情報を出力して
いることを示す。
【0025】さらにサイクル5の間に、処理装置104
のBIU124は、ドライバ130を介してADバス1
03から(したがって記憶装置106から)情報RD0
を受信する。同様にサイクル6、7、8の間に、処理装
置104は、記憶装置106から情報RD1、RD2、
RD3をそれぞれ受信する。情報RD0、RD1、RD
2、RD3は、記憶装置106によって、システム・メ
モリ110内のアドレスRA、RA+8、RA+16、
RA+24にそれぞれ格納されている。RD0、RD
1、RD2、RD3の長さはそれぞれ64ビット(すな
わち8バイト)である。
【0026】サイクル9の間に、システム100は読み
取り操作を終了する。より詳細には、サイクル9の間に
処理装置104はBB_を論理1の状態にして、処理装
置104が、もはや情報転送イベントのデータ・フェー
ズにはないことを示す。またサイクル9の間に、記憶装
置106はTA_を論理1の状態にして、記憶装置10
6のBIU112が、もはやドライバ116を介して
(処理装置104に)有効な情報を出力しないことを示
す。
【0027】ADバス103に関してはサイクル9は空
白期間であり、この間、ADバス103上では、次の行
動は何も実行されない。このサイクル9の空白期間に、
記憶装置106はTARGET_OE_を論理1の状態
にして、サイクル9から短くてもサイクル17以降まで
連続してドライバ116を使用不能にする。
【0028】サイクル10の間に、処理装置104は最
初にCPU_OE_を有効にし(さらにサイクル17の
初期まで連続してCPU_OE_を有効にして)、ドラ
イバ128を使用可能にする。一方記憶装置106は、
ドライバ116を使用不能にし続ける。前の段落で述
べ、図2に示されるように、サイクル9の間に記憶装置
106は、すでにドライバ116を使用不能にしてい
る。これに対し処理装置104は、サイクル10になる
まで待ってからドライバ128を使用可能にする。この
ようにしてシステム100は、サイクル10の間にはC
PU_OE_およびTARGET_OE_のうち1つだ
けが有効にされる(すなわち、サイクル10の間にはC
PU_OE_だけが有効にされる)ことを保証して、衝
突する可能性のある(ドライバ116を介した)BIU
112からの信号と、(ドライバ128を介した)BI
U124からの信号との間のADバス103上での競合
を回避する。
【0029】またサイクル10の間に、処理装置104
は、使用可能のドライバ128を介してADバス103
に書き込みアドレスWAを出力する。さらに処理装置1
04は最初にTS_を有効にし(さらにサイクル11の
初期まで連続してTS_を有効にして)、処理装置10
4が、ドライバ128を介して有効なアドレスを出力し
ていることを示す。やはりサイクル10の間に、記憶装
置106のBIU112は、ドライバ118を介してA
Dバス103から(したがって処理装置104から)ア
ドレスWAを受信する。
【0030】サイクル11の間に、処理装置104のB
IU124は、使用可能のドライバ128を介してAD
バス103に情報WD0を出力する(さらにサイクル1
3の初期まで連続して情報WD0を出力する)。またサ
イクル11の間に、処理装置104は最初にBB_を有
効にし(さらにサイクル17の初期まで連続してBB_
を有効にして)、処理装置104が、情報転送イベント
のデータ・フェーズにあり、この間、処理装置104と
記憶装置106との間に情報が転送されることを示す。
さらにサイクル11の間に、バス・アービトレーション
回路108は、BG_を論理1の状態にして、処理装置
104からシステム・バス102の制御権を取り戻す。
しかしそれにもかかわらず、バス・アービトレーション
回路108は、BB_が有効にされている間は、システ
ム・バス102の制御権を他の装置には付与しない。
【0031】処理装置104が記憶装置106に情報を
書き込むこの情報転送イベント中、サイクル12の間に
記憶装置106は最初にTA_を有効にする(さらにサ
イクル14の初期まで連続してTA_を有効にする)。
TA_がサイクル13の開始時点で有効にされているの
で、記憶装置106のBIU112は、自身が、ドライ
バ118を介してADバス103からの(したがって処
理装置104からの)情報WD0を正常に受信しつつあ
ることを示す。TA_が有効にされている間に、BIU
112は受信した情報WD0を格納する。サイクル12
より後のサイクル間に、記憶装置106のBIU112
は、システム・メモリ110内の(サイクル10の間に
処理装置104によってあらかじめ出力された)アドレ
スWAに、受信した情報WD0を格納する。
【0032】サイクル13の開始時点で有効にされてい
るTA_に応答して、処理装置104のBIU124
は、サイクル13の間に情報WD0の出力を終了し、そ
の代わりに情報WD1を、使用可能のドライバ128を
介してADバス103に出力する。TA_が有効にされ
ている間に、記憶装置106のBIU112は、受信し
た情報WD1を格納する。サイクル13より後のサイク
ル間に、記憶装置106のBIU112は、システム・
メモリ110内のアドレスWA+8に受信した情報WD
1を格納する。
【0033】同様にサイクル14の開始時点で有効にさ
れているTA_に応答して、処理装置104のBIU1
24は、サイクル14の間に情報WD1の出力を終了
し、その代わりに情報WD2を、使用可能のドライバ1
28を介してADバス103に出力する。サイクル14
の間に、記憶装置106のBIU112はTA_を論理
1の状態にし、これによりBIU112が、ドライバ1
18を介してADバス103から(したがって処理装置
104から)もはや情報WD2を正常に受信していない
ことを示す。したがって処理装置104は、サイクル1
6の初期まで連続して情報WD2を出力する。
【0034】サイクル15の間に、記憶装置106は最
初にTA_を有効にする(さらにサイクル17の初期ま
で連続してTA_を有効にする)。TA_がサイクル1
6の開始時点で有効にされているので、記憶装置106
のBIU112は、ドライバ118を介してADバス1
03からの(したがって処理装置104からの)情報W
D2を正常に受信しつつあることを示す。TA_が有効
にされている間に、記憶装置106のBIU112は受
信した情報WD2を格納する。サイクル15より後のサ
イクル間に、記憶装置106のBIU112は、システ
ム・メモリ110内のアドレスWA+16に受信した情
報WD2を格納する。
【0035】サイクル16の開始時点で有効にされてい
るTA_に応答して、処理装置104のBIU124
は、サイクル16の間に情報WD2の出力を終了し、そ
の代わりに情報WD3を、使用可能のドライバ128を
介してADバス103に出力する。TA_が有効にされ
ている間に、記憶装置106のBIU112は、受信し
た情報WD3を格納する。サイクル16より後のサイク
ル間に、記憶装置106のBIU112は、システム・
メモリ110内のアドレスWA+24に受信した情報W
D3を格納する。WD0、WD1、WD2、WD3の長
さは、それぞれ64ビット(すなわち8バイト)であ
る。
【0036】サイクル17の開始時点で有効にされてい
るTA_に応答して、処理装置104のBIU124
は、情報WD3の出力を終了する。さらにサイクル17
の間に、処理装置104は、BB_およびCPU_OE
_のそれぞれを論理1の状態にする。やはりサイクル1
7の間に、記憶装置106のBIU112は、TA_を
論理1の状態にする。
【0037】図3は、システム100における書き込み
操作、およびそれに続く読み取り操作のタイミング図で
ある。図3を参照すると、SYSCLKを介して従来の
システム・クロック信号が配信される。サイクル1の間
に、処理装置104は最初にBR_を有効にし(さらに
サイクル3の初期まで連続してBR_を有効にして)、
バス・アービトレーション回路108に対してシステム
・バス102の制御権を要求する。サイクル2の間に、
バス・アービトレーション回路108は最初にBG_を
有効にし(さらにサイクル11の初期まで連続してBG
_を有効にして)、システム・バス102の制御権を処
理装置104に付与する。これは、(a)サイクル1の
間の処理装置104によるBR_の有効化、さらに
(b)サイクル2の間にBB_が論理1の状態であるこ
とに応答したものであり、後者は、ADバス103上で
情報転送イベントのデータ・フェーズがアクティブでな
いことを示す。
【0038】サイクル3の間に、処理装置104は最初
にCPU_OE_を有効にし(さらにサイクル10の初
期まで連続してCPU_OE_を有効にして)、ドライ
バ128を使用可能にする。一方記憶装置106は、T
ARGET_OE_を論理1の状態にして、ドライバ1
16を使用不能にする。図3に示されるように、サイク
ル3の前に先行するサイクル1の間に、記憶装置106
は、すでにドライバ116を使用不能にしているので、
記憶装置106は、サイクル1からサイクル11の初期
まで連続してドライバ116を使用不能にする。
【0039】またサイクル3の間に、処理装置104
は、使用可能のドライバ128を介してADバス103
に書き込みアドレスWAを出力する。さらに処理装置1
04は最初にTS_を有効にし(さらにサイクル4の初
期まで連続してTS_を有効にして)、処理装置104
が、ドライバ128を介して有効なアドレスを出力して
いることを示す。やはりサイクル3の間に、記憶装置1
06のBIU112は、ドライバ118を介してADバ
ス103から(したがって処理装置104から)アドレ
スWAを受信する。
【0040】サイクル4の間に、処理装置104のBI
U124は、使用可能のドライバ128を介してADバ
ス103に情報WD0を出力する(さらにサイクル6の
初期まで連続して情報WD0を出力する)。またサイク
ル4の間に、処理装置104は最初にBB_を有効にし
(さらにサイクル9の初期まで連続してBB_を有効に
して)、処理装置104が、情報転送イベントのデータ
・フェーズにあり、この間、処理装置104と記憶装置
106との間に情報が転送されることを示す。
【0041】処理装置104が記憶装置106に情報を
書き込むこの情報転送イベント中、サイクル5の間に記
憶装置106は最初にTA_を有効にする(さらにサイ
クル9の初期まで連続してTA_を有効にする)。TA
_がサイクル6の開始時点で有効にされているので、記
憶装置106のBIU112は、ドライバ118を介し
てADバス103からの(したがって処理装置104か
らの)情報WDを正常に受信しつつあることを示す。T
A_が有効にされている間に、BIU112は受信した
情報WD0を格納する。サイクル5より後のサイクル間
に、記憶装置106のBIU112は、システム・メモ
リ110内の(サイクル3の間に処理装置104によっ
てあらかじめ出力された)アドレスWAに、受信した情
報WD0を格納する。
【0042】サイクル6の開始時点で有効にされている
TA_に応答して、処理装置104のBIU124は、
サイクル6の間に情報WD0の出力を終了し、その代わ
りに情報WD1を、使用可能のドライバ128を介して
ADバス103に出力する。TA_が有効にされている
間に、記憶装置106のBIU112は、受信した情報
WD1を格納する。サイクル6より後のサイクル間に、
記憶装置106のBIU112は、システム・メモリ1
10内のアドレスWA+8に受信した情報WD1を格納
する。
【0043】同様にサイクル7の開始時点で有効にされ
ているTA_に応答して、処理装置104のBIU12
4は、サイクル7の間に情報WD1の出力を終了し、そ
の代わりに情報WD2を、使用可能のドライバ128を
介してADバス103に出力する。TA_が有効にされ
ている間に、記憶装置106のBIU112は、受信し
た情報WD2を格納する。サイクル7より後のサイクル
間に、記憶装置106のBIU112は、システム・メ
モリ110内のアドレスWA+16に受信した情報WD
2を格納する。
【0044】サイクル8の開始時点で有効にされている
TA_に応答して、処理装置104のBIU124は、
サイクル8の間に情報WD2の出力を終了し、その代わ
りに情報WD3を、使用可能のドライバ128を介して
ADバス103に出力する。TA_が有効にされている
間に、記憶装置106のBIU112は、受信した情報
WD3を格納する。サイクル8より後のサイクル間に、
記憶装置106のBIU112は、システム・メモリ1
10内のアドレスWA+24に受信した情報WD3を格
納する。WD0、WD1、WD2、WD3の長さは、そ
れぞれ64ビット(すなわち8バイト)である。
【0045】サイクル9の開始時点で有効にされている
TA_に応答して、処理装置104のBIU124は、
情報WD3の出力を終了する。さらにサイクル9の間
に、処理装置104はBB_を論理1の状態にする。や
はりサイクル9の間に、記憶装置106のBIU112
は、TA_を論理1の状態にする。
【0046】説明する実施例の重要な点は、サイクル9
の間に処理装置104は、CPU_OE_を有効にし続
けて、ドライバ128を使用可能にし、その結果処理装
置104は、システム・バス102の制御権(すなわち
『所有権』)を保持し続ける(すなわち放棄しない)こ
とである。さらにバス・アービトレーション回路108
はこの事実を容認し、このことは、図3のサイクル9お
よびサイクル10の間に、バス・アービトレーション回
路108が、BG_を有効にし続けることによって示さ
れている。図3に示されるように、サイクル9の前に先
行するサイクル3の間に、処理装置104は、すでにド
ライバ128を使用可能にしているので、処理装置10
4は、サイクル3からサイクル10の初期まで連続して
ドライバ128を使用可能にする。同様に図3に示され
るように、サイクル9の前に先行するサイクル1の間
に、記憶装置106は、すでにドライバ116を使用不
能にしているので、記憶装置106は、サイクル1から
サイクル11の初期まで連続してドライバ116を使用
不能にする。
【0047】したがって、説明する実施例の重要な点
は、サイクル8直後のサイクル9の間に、処理装置10
4はCPU_OE_を有効にし続けて、ドライバ128
を使用可能にし続けることである。さらに処理装置10
4は、使用可能のドライバ128を介してADバス10
3に読み取りアドレスRAを出力する。またサイクル9
の間に、処理装置104は最初にTS_を有効にし(さ
らにサイクル10の初期まで連続してTS_を有効にし
て)、処理装置104が、ドライバ128を介して有効
なアドレスを出力していることを示す。やはりサイクル
9の間に、記憶装置106のBIU112は、ドライバ
118を介してADバス103から(したがって処理装
置104から)アドレスRAを受信する。さらにBIU
112は、システム・メモリ110内のアドレスRAに
格納された情報を読み取る操作を開始する。
【0048】サイクル10の間に、処理装置104は最
初にBB_を有効にし(さらにサイクル15の初期まで
連続してBB_を有効にして)、処理装置104が、情
報転送イベントのデータ・フェーズにあり、この間、処
理装置104と記憶装置106との間に情報が転送され
ることを示す。ADバス103に関してはサイクル10
は空白期間であり、この間、ADバス103上では、次
の行動は何も実行されない。このサイクル10の空白期
間の間にBIU112には、システム・メモリ110内
のアドレスRAに格納された情報を読み取る機会があ
る。一方処理装置104は、CPU_OE_を論理1の
状態にして、サイクル10から短くてもサイクル17以
降まで連続してドライバ128を使用不能にする。
【0049】(サイクル9後の)サイクル11の間に、
記憶装置106は最初にTARGET_OE_を有効に
し(さらにサイクル15の初期まで連続してTARGE
T_OE_を有効にして)、ドライバ116を使用可能
にする。一方処理装置104は、CPU_OE_を論理
1の状態にし続けて、ドライバ128を使用不能にし続
ける。前の段落で述べ、図3に示されるように、サイク
ル11の前でサイクル9の後にあるサイクル10の間
に、処理装置104は、すでにドライバ128を使用不
能にしているので、処理装置104は、サイクル10と
サイクル11との間、さらに短くてもサイクル17以降
まで連続してドライバ128を使用不能にする。これに
対し記憶装置106は、サイクル11になるまで待って
からドライバ116を使用可能にする。このようにして
システム100は、サイクル11の間にはCPU_OE
_およびTARGET_OE_のうち1つだけが有効に
される(すなわち、サイクル11の間にはTARGET
_OE_だけが有効にされる)ことを保証して、衝突す
る可能性のある(ドライバ116を介した)BIU11
2からの信号と、(ドライバ128を介した)BIU1
24からの信号との間の、ADバス103上での競合を
回避する。
【0050】またサイクル11の間に、記憶装置106
のBIU112は、サイクル9の間に処理装置104に
よってあらかじめ出力されたアドレスRAに応答して、
使用可能のドライバ116を介してADバス103に情
報RD0を出力する。処理装置104が記憶装置106
から情報を読み取るこの情報転送イベント中、サイクル
11の間に記憶装置106は最初にTA_を有効にし
(さらにサイクル15の初期まで連続してTA_を有効
にして)、記憶装置106のBIU112が、ドライバ
116を介して(処理装置104に)有効な情報を出力
していることを示す。
【0051】さらにサイクル11の間に、バス・アービ
トレーション回路108は、BG_を論理1の状態にし
て、処理装置104からシステム・バス102の制御権
を取り戻す。しかしそれにもかかわらず、バス・アービ
トレーション回路108は、BB_が有効にされている
間にはシステム・バス102の制御権を他の装置には付
与しない。
【0052】さらにまたサイクル11の間に、処理装置
104のBIU124は、ドライバ130を介してAD
バス103から(したがって記憶装置106から)情報
RD0を受信する。同様にサイクル12、13、14の
間に、処理装置104は、記憶装置106から情報RD
1、RD2、RD3をそれぞれ受信する。情報RD0、
RD1、RD2、RD3は、記憶装置106によってシ
ステム・メモリ110内のアドレスRA、RA+8、R
A+16、RA+24にそれぞれ格納される。RD0、
RD1、RD2、RD3の長さはそれぞれ64ビット
(すなわち8バイト)である。
【0053】サイクル15の間に、システム100は読
み取り操作を終了する。より詳細には、サイクル15の
間に処理装置104は、BB_を論理1の状態にして、
処理装置104が、もはや情報転送イベントのデータ・
フェーズにはないことを示す。またサイクル15の間
に、記憶装置106はTA_を論理1の状態にして、記
憶装置106のBIU112が、もはやドライバ116
を介して(処理装置104に)有効な情報を出力してい
ないことを示す。さらにサイクル15の間に、記憶装置
106は、TARGER_OE_を論理1の状態にす
る。
【0054】前に述べたことから、説明する実施例のシ
ステム100には、重要な技術的利点があることは明ら
かである。 例えば、従来の典型的なバス・プロトコル
に従うと、1つの装置がアドレス/データ・バスを介し
てデータ情報の出力を終了した後に、空白サイクルが生
じる。この空白サイクル間は、アドレス/データ・バス
上では次の行動は何も実行されない。空白サイクル後に
続く1つ目かそれ以降のサイクルになって初めて、装置
は、システム・バスを介してその後のアドレス情報を出
力することができる。このような従来の技術の欠点は、
空白サイクルによって待ち時間が生じ、それによりシス
テム・バスの全体的な情報処理容量が減少し、性能が低
下することである。
【0055】図3の例では、システム100はこの欠点
を克服する。図3を参照すると、例えばサイクル8直後
のサイクル9の間に、処理装置104はCPU_OE_
を有効にし続けて、ドライバ128を使用可能にし続け
る。さらに処理装置104は、使用可能のドライバ12
8を介してADバス103に読み取りアドレスRAを出
力する。これは、たとえ処理装置104が、直前のサイ
クル8の間にADバス103を介してデータ情報WD3
の出力を終了する場合でも、サイクル9の間に実行され
る。したがって図3では、サイクル9は、都合の良いこ
とに空白サイクルではなく、これは、処理装置104
が、図3のサイクル9の間にADバス103に(読み取
りアドレスRAではなく)別の書き込みアドレスを出力
する場合でも、同様に実現される。いずれの場合でも、
サイクル9の間に処理装置104は、システム・バス1
02の制御権(すなわち『所有権』)を保持し続ける
(すなわち放棄しない)。バス・アービトレーション回
路108はこの事実を容認し、このことは、図3のサイ
クル9およびサイクル10の間に、バス・アービトレー
ション回路108が、BG_を有効にし続けることによ
って示されている。
【0056】これに対し図2を参照すると、ADバス1
03に関してはサイクル9は空白期間であり、この間、
ADバス103上では次の行動は何も実行されない。こ
れは、サイクル9およびサイクル10の間に、ADバス
103の制御権が、記憶装置106から処理装置104
に移されるためである。この制御権の移管は、図2に示
されるように、記憶装置106が、サイクル9の間にT
ARGET_OE_を論理1の状態にする一方、処理装
置104が、サイクル10の間にCPU_OE_を有効
にすることによって行われる。このことは、記憶装置1
06が、先行のサイクル8の間にADバス103を介し
てデータ情報RD3の出力を終了する装置であるのに対
し、処理装置104が、後続のサイクル10の間にAD
バス103を介して書き込みアドレスWAを出力する装
置であるという事実と矛盾しない。
【0057】したがって図2では、(サイクル8直後
の)サイクル9は空白サイクルである。これと対照的
に、前に述べたように、図3ではサイクル9は、都合の
良いことに空白サイクルではない。図3においてサイク
ル9が、都合の良いことに空白サイクルではないので、
説明する実施例のシステム100では、システム・バス
102の全体的な情報処理容量および性能が改善され
る。
【0058】注意すべきことに、図3では、サイクル9
直後のサイクル10の間に空白期間が生じる。しかし、
図3におけるサイクル10の間のこの空白期間は、(図
2におけるサイクル9の間の空白期間に匹敵するのでは
なく)図2におけるサイクル4の間の空白期間に匹敵す
る。より詳細には、図3では、処理装置104はサイク
ル9の間に読み取りアドレスRAを出力し、サイクル1
0が空白期間である。同様に図2では、処理装置104
はサイクル3の間に読み取りアドレスRAを出力し、サ
イクル4が空白期間である。したがって、図2では2つ
の空白期間(すなわち、サイクル4およびサイクル9)
があるのに対し、図3では都合の良いことに空白期間は
1つ(すなわちサイクル10)だけである。
【0059】説明した実施例およびその利点は前に詳細
に述べてきたが、これらは例として示したものであり、
限定するものとして述べているのではない。本発明の外
延、範囲、意図から離れることなく、さまざまな変更、
置換、修正が行われ得る。
【0060】
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】説明する実施例に従った情報処理システムのブ
ロック図である。
【図2】図1の情報処理システムにおける読み取り操
作、およびそれに続く書き込み操作のタイミング図であ
る。
【図3】図1の情報処理システムにおける書き込み操
作、およびそれに続く読み取り操作のタイミング図であ
る。
【符号の説明】
100 情報処理システム 102 システム・バス 103 アドレス/データ情報(AD)バ
ス 104 処理装置 105 制御バス 106 記憶装置 116、128 トライステート・ドライバ 118、130 ドライバ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−264463(JP,A) 特開 昭61−199153(JP,A) 特開 昭56−27429(JP,A) 特開 平5−324544(JP,A) 特開 平7−134675(JP,A) 特開 平5−274253(JP,A) 特開 昭60−59462(JP,A) 特開 昭56−166530(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/36 520 G06F 13/362 520 G06F 13/42 310 G06F 13/16 520

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理システムであって、 時分割多重化モードで動作するシステム・バスと、 入力および出力を有し、前記出力が前記システム・バス
    に結合された第1のトライステート・ドライバと、 入力および出力を有し、前記出力が前記システム・バス
    に結合された第2のトライステート・ドライバと、 前記システム・バスおよび前記第1のトライステート・
    ドライバの前記入力に結合された記憶装置と、 (1)前記記憶装置にデータ情報を書き込むための第1
    の情報転送イベントのデータ・フェーズ中に、前記第2
    のトライステート・ドライバを使用可能にし、さらに前
    記使用可能にされた第2のトライステート・ドライバを
    介して前記システム・バスに書き込みアドレス情報に関
    連する書き込みデータ情報を出力するため、(2)前記
    第1の情報転送イベントのデータ・フェーズからその直
    後の前記記憶装置からデータ情報を読み取るための第2
    の情報転送イベントのアドレス・フェーズに遷移する間
    に、前記第2のトライステート・ドライバを継続して使
    用可能にして前記システム・バスの制御権を保持するた
    め、および(3)前記第2の情報転送イベントのアドレ
    ス・フェーズ中に、前記第2のトライステート・ドライ
    バを使用可能にし、さらに前記使用可能にされた第2の
    トライステート・ドライバを介して前記システム・バス
    に読み取りアドレス情報を出力するために、前記システ
    ム・バスおよび前記第2のトライステート・ドライバの
    前記入力に結合された処理装置と、を含み、 前記第2の情報転送イベントのデータ・フェーズ中に、
    前記記憶装置が、前記第1のトライステート・ドライバ
    を使用可能にし、さらに前記出力された読み取りアドレ
    ス情報に応答して、前記使用可能にされた第1のトライ
    ステート・ドライバを介して前記システム・バスに前記
    読み取りアドレス情報に関連する読み取りデータ情報を
    出力するために作動可能であり、 前記第2の情報転送イベントのデータ・フェーズ中に、
    前記処理装置が、前記第2のトライステート・ドライバ
    を使用不能にし、さらに前記システム・バスから前記出
    力された読み取りデータ情報を受信するために作動可能
    である、情報処理システム。
  2. 【請求項2】前記第1の情報転送イベントのデータ・フ
    ェーズ中に、前記記憶装置が、前記システム・バスから
    前記書き込みデータ情報を受信し、さらに前記記憶装置
    内に前記受信した書き込みデータ情報を格納するために
    作動可能である、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】前記第1の情報転送イベントのアドレス・
    フェーズと前記第1の情報転送イベントのデータ・フェ
    ーズとの間で、前記第2のトライステート・ドライバが
    継続して使用可能になるように、前記第1の情報転送イ
    ベントのアドレス・フェーズ中に、前記処理装置が、前
    記第2のトライステート・ドライバを使用可能にするた
    めに作動可能である、請求項1に記載の情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記第2の情報転送イベントのアドレス・
    フェーズと前記第2の情報転送イベントのデータ・フェ
    ーズとの間に、前記記憶装置が、前記第のトライステ
    ート・ドライバを使用不能にするために作動可能であ
    り、これにより、前記第2の情報転送イベントのアドレ
    ス・フェーズと前記第2の情報転送イベントのデータ・
    フェーズとの間で、前記第のトライステート・ドライ
    バが継続して使用不能になる、請求項1に記載の情報処
    理システム。
  5. 【請求項5】前記第1のトライステート・ドライバが前
    記記憶装置に統合されている、請求項1に記載の情報処
    理システム。
  6. 【請求項6】前記第2のトライステート・ドライバが前
    記処理装置に統合されている、請求項1に記載の情報処
    理システム。
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