JP3516057B2 - 部品方向付け装置および方法 - Google Patents
部品方向付け装置および方法Info
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- JP3516057B2 JP3516057B2 JP21126597A JP21126597A JP3516057B2 JP 3516057 B2 JP3516057 B2 JP 3516057B2 JP 21126597 A JP21126597 A JP 21126597A JP 21126597 A JP21126597 A JP 21126597A JP 3516057 B2 JP3516057 B2 JP 3516057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- shuttle
- vertical
- inlet
- passage
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
- B65G47/24—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】一般に本発明は、部品の方向付け
のための改良された装置および方法に関し、これは高速
かつ高生産率にて部品の連続的な方向付けを可能とす
る。特に本発明は、改良された方向付け装置に関し、こ
れは装置の装備や設定に要する時間を削減する一方、単
独の往復シャトルと部品収容部との組み合わせを使用し
て、長さが異なる部品の方向付けを行うことを可能とす
る。
のための改良された装置および方法に関し、これは高速
かつ高生産率にて部品の連続的な方向付けを可能とす
る。特に本発明は、改良された方向付け装置に関し、こ
れは装置の装備や設定に要する時間を削減する一方、単
独の往復シャトルと部品収容部との組み合わせを使用し
て、長さが異なる部品の方向付けを行うことを可能とす
る。
【0002】
【従来の技術】本願は米国特許第4,801,043号
の改良であり、その米国特許は、その全体が本願に組み
込まれている。米国特許第4,801,043号は、好
結果が証明された部品方向付け装置を開示しているが、
これは更なる改良が可能である。特に、方向付けるべき
部品の組の各々の部品が異なる長さを有するときに、第
4,801,043号は、異なる寸法を有する別々のシ
ャトルブロックを必要とする。様々な長さの部品の方向
付けに適した単独のシャトルブロックを与えることは有
益である。これは装備の必要性や設定に要する時間を削
減するためである。一度に一つのみの部品がシャトル内
の部品収容部へ供給されることを保証して、米国特許第
4,801,043号に従って制作された方向付け装置
内でしばしば生じる誤動作の可能性を減じるような機構
を与えることもまた有益である。
の改良であり、その米国特許は、その全体が本願に組み
込まれている。米国特許第4,801,043号は、好
結果が証明された部品方向付け装置を開示しているが、
これは更なる改良が可能である。特に、方向付けるべき
部品の組の各々の部品が異なる長さを有するときに、第
4,801,043号は、異なる寸法を有する別々のシ
ャトルブロックを必要とする。様々な長さの部品の方向
付けに適した単独のシャトルブロックを与えることは有
益である。これは装備の必要性や設定に要する時間を削
減するためである。一度に一つのみの部品がシャトル内
の部品収容部へ供給されることを保証して、米国特許第
4,801,043号に従って制作された方向付け装置
内でしばしば生じる誤動作の可能性を減じるような機構
を与えることもまた有益である。
【0003】
【発明の概要】米国特許第4,801,043号により
実現された利点は失われておらず、しかも米国特許第
4,801,043号や他の従来技術の装置および方法
では実現されなかった付加的な利点も本発明により実現
される。
実現された利点は失われておらず、しかも米国特許第
4,801,043号や他の従来技術の装置および方法
では実現されなかった付加的な利点も本発明により実現
される。
【0004】本発明の好適実施例は、部品を連続的に方
向付けるための部品方向付け装置である。この部品方向
付け装置は、フレームと、このフレーム上に搭載された
往復シャトルとを含む。このシャトルは、垂直方向に離
間した少なくとも二つ以上の軸方向通路と、入口通路お
よび出口通路とを含む。その入口通路は軸方向通路の各
々に連通すると共に、方向付けがなされていない部品を
受け入れるように、入口部品供給器に間欠的に整合され
る。フレーム上に逃がし止機構が取り付けられており、
シャトルの往復運動に応答する。逃がし止機構は入口通
路への部品の間欠的送り込みを可能とする。長さ調整棒
は、選択された一つの軸方向通路の中へ選択的に挿入可
能であり、シャトルの往復運動に協力して、シャトル内
の部品の移動を所定時間に亘って制限する。最後に、方
向付け装置は、シャトル内に位置する一つの部品が他の
部品に対して正しく方向付けられているか否かを検出
し、方向付けがなされていない部品を正しく方向付け、
正しく方向付けられた部品をシャトル出口通路を通じて
排出するための機構を含む。
向付けるための部品方向付け装置である。この部品方向
付け装置は、フレームと、このフレーム上に搭載された
往復シャトルとを含む。このシャトルは、垂直方向に離
間した少なくとも二つ以上の軸方向通路と、入口通路お
よび出口通路とを含む。その入口通路は軸方向通路の各
々に連通すると共に、方向付けがなされていない部品を
受け入れるように、入口部品供給器に間欠的に整合され
る。フレーム上に逃がし止機構が取り付けられており、
シャトルの往復運動に応答する。逃がし止機構は入口通
路への部品の間欠的送り込みを可能とする。長さ調整棒
は、選択された一つの軸方向通路の中へ選択的に挿入可
能であり、シャトルの往復運動に協力して、シャトル内
の部品の移動を所定時間に亘って制限する。最後に、方
向付け装置は、シャトル内に位置する一つの部品が他の
部品に対して正しく方向付けられているか否かを検出
し、方向付けがなされていない部品を正しく方向付け、
正しく方向付けられた部品をシャトル出口通路を通じて
排出するための機構を含む。
【0005】一つの実施例においては、部品の正しい方
向を検出するための機構は、一つのプローブまたはプラ
ンジャを含み、これはシャトル内に位置する部品に係合
するために入口通路内を連続的に移動可能である。
向を検出するための機構は、一つのプローブまたはプラ
ンジャを含み、これはシャトル内に位置する部品に係合
するために入口通路内を連続的に移動可能である。
【0006】好適実施例においては、逃がし止機構は張
力ピンを含み、このピンは通常は入口部品供給器を閉鎖
するように位置する。シャトルの間欠的移動に起因し
て、ピンは入口部品供給器を閉鎖せず、部品をシャトル
入口通路へ通過可能とさせるようになる。特に好適実施
例においては、ピンは、板ばねを通じてフレームへ取り
付けられたブロック内に装着され、シャトルの周期的運
動がシャトルをブロックへ接触させるとき、ピンは入口
部品供給器を閉鎖しないようになる。
力ピンを含み、このピンは通常は入口部品供給器を閉鎖
するように位置する。シャトルの間欠的移動に起因し
て、ピンは入口部品供給器を閉鎖せず、部品をシャトル
入口通路へ通過可能とさせるようになる。特に好適実施
例においては、ピンは、板ばねを通じてフレームへ取り
付けられたブロック内に装着され、シャトルの周期的運
動がシャトルをブロックへ接触させるとき、ピンは入口
部品供給器を閉鎖しないようになる。
【0007】他の実施例においては、向きが正しくない
部品を検知して正しく方向付けるための手段は、シャト
ル内に位置決め自在に設けられ、選択的に回転自在な方
向付けシャフトを含む。方向付けシャフトは単独の部品
収容部に連結され、好ましくは、入口および出口通路に
間欠的に整合して、実質的にシャトルにより被包されて
いる。
部品を検知して正しく方向付けるための手段は、シャト
ル内に位置決め自在に設けられ、選択的に回転自在な方
向付けシャフトを含む。方向付けシャフトは単独の部品
収容部に連結され、好ましくは、入口および出口通路に
間欠的に整合して、実質的にシャトルにより被包されて
いる。
【0008】シャトルを前後に往復させるためには、一
つまたは複数のカム駆動機構のような機構を用いること
ができ、部品収容部を垂直入口通路および垂直出口通路
へ連続的に整合させることができる。
つまたは複数のカム駆動機構のような機構を用いること
ができ、部品収容部を垂直入口通路および垂直出口通路
へ連続的に整合させることができる。
【0009】方向付け装置の供給速度を調整するために
は、光電ファイバーオプティックセンサ(photoelectric
fibre optic sensors)を用いて、入口部品供給器から
シャトルへの供給速度を一定にすることができる。
は、光電ファイバーオプティックセンサ(photoelectric
fibre optic sensors)を用いて、入口部品供給器から
シャトルへの供給速度を一定にすることができる。
【0010】このセンサはシャトル出口通路または排出
管に近接して配置することもでき、方向付け装置から下
流側の処理装置、例えば水平ピン輪(pinwheel)への部品
供給速度を一定にすることができる。
管に近接して配置することもでき、方向付け装置から下
流側の処理装置、例えば水平ピン輪(pinwheel)への部品
供給速度を一定にすることができる。
【0011】部品を方向付けるための自動化された処理
も開示され、これは請求項13に記載された段階を含
む。
も開示され、これは請求項13に記載された段階を含
む。
【0012】a.フレーム上に搭載された往復シャトル
を与え、このシャトルは少なくとも二つ以上の離間した
軸方向通路と、入口通路および出口通路とを含み、その
入口通路は軸方向通路の各々に連通し、且つ向きが正し
くない部品を受け入れるために入口部品供給機に間欠的
に整合されると共に、前記出口通路は方向付けられた部
品の排出を可能とする段階と、 b.逃がし止機構を用いて部品を入口通路へ間欠的に放
出し、ここで逃がし止機構は、シャトルの往復運動に共
同して、この間欠的放出を可能とする段階と、 c.シャトルの往復運動を利用して長さ調整ロッドを少
なくとも二つの軸方向通路の一つの中へ選択的に挿入
し、方向付けるべき部品の長さに応じた軸方向通路の選
択により、シャトル内に位置する部品の移動を制限する
段階と、 d.シャトル内の部品が他の部品に対して正しく方向付
けられているか否かを検出し、且つ向きが正しくない部
品を正しく方向付ける段階と、 e.正しく方向付けられた部品を排出する段階と、 f.前記段階b乃至eを繰り返す段階
を与え、このシャトルは少なくとも二つ以上の離間した
軸方向通路と、入口通路および出口通路とを含み、その
入口通路は軸方向通路の各々に連通し、且つ向きが正し
くない部品を受け入れるために入口部品供給機に間欠的
に整合されると共に、前記出口通路は方向付けられた部
品の排出を可能とする段階と、 b.逃がし止機構を用いて部品を入口通路へ間欠的に放
出し、ここで逃がし止機構は、シャトルの往復運動に共
同して、この間欠的放出を可能とする段階と、 c.シャトルの往復運動を利用して長さ調整ロッドを少
なくとも二つの軸方向通路の一つの中へ選択的に挿入
し、方向付けるべき部品の長さに応じた軸方向通路の選
択により、シャトル内に位置する部品の移動を制限する
段階と、 d.シャトル内の部品が他の部品に対して正しく方向付
けられているか否かを検出し、且つ向きが正しくない部
品を正しく方向付ける段階と、 e.正しく方向付けられた部品を排出する段階と、 f.前記段階b乃至eを繰り返す段階
【0013】本発明の独創的な特徴は添付の特許請求の
範囲の項に記載されている。しかしながら、本発明自体
は、更なる目的と付随する利点と共に、添付図面に関連
してなされる以下の説明を参照することにより最もよく
理解される。
範囲の項に記載されている。しかしながら、本発明自体
は、更なる目的と付随する利点と共に、添付図面に関連
してなされる以下の説明を参照することにより最もよく
理解される。
【0014】
【実施例】図1および図2を参照すると、全体的に符号
10で示される本発明の改良された部品方向付け装置の
一実施例が示されている。
10で示される本発明の改良された部品方向付け装置の
一実施例が示されている。
【0015】ここに開示された方向付け装置の構造、機
能および操作は、以下に特定した事項を除いては、米国
特許第4,801,043号に開示され本明細書に援用
する方向付け装置と同様である。
能および操作は、以下に特定した事項を除いては、米国
特許第4,801,043号に開示され本明細書に援用
する方向付け装置と同様である。
【0016】図に開示された本発明の特定の実施例にお
いては、異なる寸法の二つのシャトルブロック35(そ
れらの端面は図4(B)および図5に示されている)
が、螺子径#4(約2.8mm)乃至#5/16(約
7.9mm)のインチ螺子及び螺子径M3(3mm)乃
至M8(8mm)のメートル螺子を収容するように設計
されている。水平軸方向通路AP1、AP2およびAP
3は、長さ調整ピン140を受け入れるように寸法付け
されており、これらの通路はシャトルブロック35の入
口通路(垂直入口通路)36の中心線を通って穿たれて
いる。水平軸方向通路AP1,AP2およびAP3は正
確に垂直方向に離間され(且つ図4(B)および図5に
示されるように、間隔L1,L2またはL3で隔てら
れ)ているので、三種類までの長さの部品を各々のシャ
トルブロック内へ収容可能である。
いては、異なる寸法の二つのシャトルブロック35(そ
れらの端面は図4(B)および図5に示されている)
が、螺子径#4(約2.8mm)乃至#5/16(約
7.9mm)のインチ螺子及び螺子径M3(3mm)乃
至M8(8mm)のメートル螺子を収容するように設計
されている。水平軸方向通路AP1、AP2およびAP
3は、長さ調整ピン140を受け入れるように寸法付け
されており、これらの通路はシャトルブロック35の入
口通路(垂直入口通路)36の中心線を通って穿たれて
いる。水平軸方向通路AP1,AP2およびAP3は正
確に垂直方向に離間され(且つ図4(B)および図5に
示されるように、間隔L1,L2またはL3で隔てら
れ)ているので、三種類までの長さの部品を各々のシャ
トルブロック内へ収容可能である。
【0017】ここで図2、図3(A)および(B)を参
照すると、本発明の逃がし止機構の好適実施例が示され
ている。図3(A)に全体的に符号70で示される逃が
し止機構は、シャトルブロック35の入口通路36への
個々の部品の連続的供給を可能とする。逃がし止機構7
0は、収縮ピン139を含み、これは図2に符号127
で示す往復ピンブロックに堅固に取り付けられている。
照すると、本発明の逃がし止機構の好適実施例が示され
ている。図3(A)に全体的に符号70で示される逃が
し止機構は、シャトルブロック35の入口通路36への
個々の部品の連続的供給を可能とする。逃がし止機構7
0は、収縮ピン139を含み、これは図2に符号127
で示す往復ピンブロックに堅固に取り付けられている。
【0018】往復ピンブロック127は張力板ばね97
に取り付けられ、次いで張力板ばね97は張力付与ブロ
ック138に取り付けられている。
に取り付けられ、次いで張力板ばね97は張力付与ブロ
ック138に取り付けられている。
【0019】ここで図1,2,図3(A),(B)およ
び図4(A)を参照して、改良された方向付け装置10
の操作を説明する。部品は、例えば円錐状供給ボウル2
0のような供給器に収容されている。部品は供給管13
6内では積み重ねられている。シャトルブロック35は
米国特許第4,801,043号におけるように前後に
往復する。シャトルブロック35が、図3(A)に丸囲
み数字1で示すように、右方向へ移動したとすると、シ
ャトルブロック35は、丸囲み数字2で示すように、逃
がし止機構収縮ピン139に係合するので、部品Pを供
給管136から放出されることになる。シャトルブロッ
ク35が図において右方向へ移動することから、同時に
長さ調整ピン140が選択された水平軸方向通路へ前進
し、入口通路36を閉鎖するので、シャトルブロック3
5内の部品の何らかの更なる移動を防止する(この行程
は図3(A)に丸囲み数字3で示されている)。
び図4(A)を参照して、改良された方向付け装置10
の操作を説明する。部品は、例えば円錐状供給ボウル2
0のような供給器に収容されている。部品は供給管13
6内では積み重ねられている。シャトルブロック35は
米国特許第4,801,043号におけるように前後に
往復する。シャトルブロック35が、図3(A)に丸囲
み数字1で示すように、右方向へ移動したとすると、シ
ャトルブロック35は、丸囲み数字2で示すように、逃
がし止機構収縮ピン139に係合するので、部品Pを供
給管136から放出されることになる。シャトルブロッ
ク35が図において右方向へ移動することから、同時に
長さ調整ピン140が選択された水平軸方向通路へ前進
し、入口通路36を閉鎖するので、シャトルブロック3
5内の部品の何らかの更なる移動を防止する(この行程
は図3(A)に丸囲み数字3で示されている)。
【0020】ここで図3(B)を参照すると、部品P
は、シャトルブロック35内に位置している。シャトル
ブロック35が左方向へ後退すると、収縮ピン139
は、積み重ねの後面を保持する最後の部品に接触して抑
制し、一方、長さ調整ピン140は選択された軸方向通
路から引き抜かれるので、シャトルブロック35の入口
通路36を閉鎖しない(これらの連続行程は図3(B)
に丸囲み数字1,2で示されている)。いまやシャトル
ブロック35内の部品は、部品収容部51へ下降するこ
とが可能である。
は、シャトルブロック35内に位置している。シャトル
ブロック35が左方向へ後退すると、収縮ピン139
は、積み重ねの後面を保持する最後の部品に接触して抑
制し、一方、長さ調整ピン140は選択された軸方向通
路から引き抜かれるので、シャトルブロック35の入口
通路36を閉鎖しない(これらの連続行程は図3(B)
に丸囲み数字1,2で示されている)。いまやシャトル
ブロック35内の部品は、部品収容部51へ下降するこ
とが可能である。
【0021】逃がし止機構70は、一回当たり一つの部
品の供給を保証すると同時に、供給される部品の積み重
ねの全重量が、積み重ねの端部の部品をシャトルブロッ
ク35の入口通路36へ押しやるのを可能とする。
品の供給を保証すると同時に、供給される部品の積み重
ねの全重量が、積み重ねの端部の部品をシャトルブロッ
ク35の入口通路36へ押しやるのを可能とする。
【0022】いま図4(A)および図8を参照すると、
検出および方向付けが米国特許第4,801,043号
に開示されたのと同様な方式で達成される。即ち、図4
(A)は方向付けシャフト50の回転(方向が正しくな
い状態にある部品が既に発見されているものと仮定す
る)の行程(図4(A)に丸囲み数字1で示す)と、正
しく方向付けられた部品のシャトル出口通路56Aから
排出管57への排出の行程(図4(A)に丸囲み数字2
で示されている)とが示されている。プランジャ43は
排出通路56の入口部分61を通じて下降し、部品収容
部通路54を通じて出口通路56Aへ入り、正しく方向
付けられた部品を排出する。
検出および方向付けが米国特許第4,801,043号
に開示されたのと同様な方式で達成される。即ち、図4
(A)は方向付けシャフト50の回転(方向が正しくな
い状態にある部品が既に発見されているものと仮定す
る)の行程(図4(A)に丸囲み数字1で示す)と、正
しく方向付けられた部品のシャトル出口通路56Aから
排出管57への排出の行程(図4(A)に丸囲み数字2
で示されている)とが示されている。プランジャ43は
排出通路56の入口部分61を通じて下降し、部品収容
部通路54を通じて出口通路56Aへ入り、正しく方向
付けられた部品を排出する。
【0023】図8は、全体的に符号300で示される方
向付け機構の一つの好適実施例を示す。この方向付け機
構300は、方向付けがなされていない部品を受け入れ
る部品収容部51を選択的に回転させることにより正し
い方向にするために用いることができる。更に詳しく
は、方向付け機構300は方向付けシャフト50を含
み、このシャフトはシャトルブロック35の孔50A内
に嵌合する。部品P(例えば止め捩子)が、例えば六角
形の凹所を底にして倒立した姿勢にあるとき、プランジ
ャ43が下降して部品を方向付け部品収容部へ押しや
る。ここでプランジャ43はスプリング装填されてお
り、その先端のプランジャピン44は、螺子の底部、即
ち捩子切り端部に当接する。プランジャ43において、
プランジャピン44の反対側端部に位置するフラグ(図
示しないが、例えば米国特許第4,801,043号に
おけるフラグ58を使用し得る)は、静近接スイッチ
(例えば米国特許第4,801,043号の図1のスイ
ッチ参照)を励磁するに充分に遠く移動することはな
い。この状態では、電磁弁53およびロックアウトスラ
イド52は依然として静止しており、ラック48が下降
してピニオン49を回転させて、部品収容部51を方向
転換させるので、部品収容部51は180度回動する。
ひとたび部品が正しく方向付けられて、出口通路57か
ら排出されると、部品は排出管57を通じて移動するの
で、排出領域または水平ピン輪のような処理装置へ送る
ことができる。
向付け機構の一つの好適実施例を示す。この方向付け機
構300は、方向付けがなされていない部品を受け入れ
る部品収容部51を選択的に回転させることにより正し
い方向にするために用いることができる。更に詳しく
は、方向付け機構300は方向付けシャフト50を含
み、このシャフトはシャトルブロック35の孔50A内
に嵌合する。部品P(例えば止め捩子)が、例えば六角
形の凹所を底にして倒立した姿勢にあるとき、プランジ
ャ43が下降して部品を方向付け部品収容部へ押しや
る。ここでプランジャ43はスプリング装填されてお
り、その先端のプランジャピン44は、螺子の底部、即
ち捩子切り端部に当接する。プランジャ43において、
プランジャピン44の反対側端部に位置するフラグ(図
示しないが、例えば米国特許第4,801,043号に
おけるフラグ58を使用し得る)は、静近接スイッチ
(例えば米国特許第4,801,043号の図1のスイ
ッチ参照)を励磁するに充分に遠く移動することはな
い。この状態では、電磁弁53およびロックアウトスラ
イド52は依然として静止しており、ラック48が下降
してピニオン49を回転させて、部品収容部51を方向
転換させるので、部品収容部51は180度回動する。
ひとたび部品が正しく方向付けられて、出口通路57か
ら排出されると、部品は排出管57を通じて移動するの
で、排出領域または水平ピン輪のような処理装置へ送る
ことができる。
【0024】米国特許第4,801,043号に開示さ
れたように、検出はプローブまたはプランジャ43と共
にプランジャピン44を用いて達成され、プランジャピ
ン44は部品P(例えば、止め捩子)の向きを、例えば
プランジャピンの高さに依存して決定する(これはプラ
ンジャピン44の一部が捩子頭へ部分的に下降できるか
否かに依存する)。
れたように、検出はプローブまたはプランジャ43と共
にプランジャピン44を用いて達成され、プランジャピ
ン44は部品P(例えば、止め捩子)の向きを、例えば
プランジャピンの高さに依存して決定する(これはプラ
ンジャピン44の一部が捩子頭へ部分的に下降できるか
否かに依存する)。
【0025】供給管136内および排出管57内に光電
ファイバーオプティックセンサ(図示せず)を設けても
よい。この場合、板220およびブラケット230を例
えば供給管136を支持して、この光電ファイバーオプ
ティックセンサを調整するために用いることができる。
その光電ファイバーオプティックセンサのうち、供給管
136内のセンサは、供給ボウル20を始動および停止
させるために用いることができるので、逃がし止機構7
0および部品収容部51への比較的に安定した部品供給
を与える。同様に、排出管57内のセンサは方向付け装
置10を始動および停止させるために用いることができ
るので、処理装置への比較的に安定した部品供給を与え
る。これらのセンサは、過剰供給に起因する詰まりおよ
び背圧を削減または排除することにも役立つであろう。
ファイバーオプティックセンサ(図示せず)を設けても
よい。この場合、板220およびブラケット230を例
えば供給管136を支持して、この光電ファイバーオプ
ティックセンサを調整するために用いることができる。
その光電ファイバーオプティックセンサのうち、供給管
136内のセンサは、供給ボウル20を始動および停止
させるために用いることができるので、逃がし止機構7
0および部品収容部51への比較的に安定した部品供給
を与える。同様に、排出管57内のセンサは方向付け装
置10を始動および停止させるために用いることができ
るので、処理装置への比較的に安定した部品供給を与え
る。これらのセンサは、過剰供給に起因する詰まりおよ
び背圧を削減または排除することにも役立つであろう。
【0026】長さ調整ピン140の先端面は部品Pに当
接するが、この面は好ましくは平坦にされており、丸み
付けされてはいない。これは、部品Pが入口通路へ傾い
たりしないことや、適正な検出に干渉しないことを保証
するためである。
接するが、この面は好ましくは平坦にされており、丸み
付けされてはいない。これは、部品Pが入口通路へ傾い
たりしないことや、適正な検出に干渉しないことを保証
するためである。
【0027】また水平軸方向通路AP1,AP2および
AP3は、好ましくはシャトルブロック35の上面13
5から所定の距離に位置するように設定されており、部
品が長さ調整ピン140の先端の平坦面に当接する際
に、部品がシャトルブロック35の上面135からの若
干の長さ(小さな径の部品については約0.25mm、
最大径の部品については約1.52mmまで)だけ突出
するようにされている。このことは、整列している次の
部品が入口通路36へ入ってしまい、シャトルブロック
35が左方向に移動するときに引っ掛かることがないよ
うにする。
AP3は、好ましくはシャトルブロック35の上面13
5から所定の距離に位置するように設定されており、部
品が長さ調整ピン140の先端の平坦面に当接する際
に、部品がシャトルブロック35の上面135からの若
干の長さ(小さな径の部品については約0.25mm、
最大径の部品については約1.52mmまで)だけ突出
するようにされている。このことは、整列している次の
部品が入口通路36へ入ってしまい、シャトルブロック
35が左方向に移動するときに引っ掛かることがないよ
うにする。
【0028】代替的に、シャトルブロック35は、米国
特許第4,801,043号に開示されたシャトルブロ
ックよりも幅広にして、出口通路56Aの近傍を除いて
は、部品収容部51を完全に被包するようにしてもよ
い。部品収容部51は、装置を設定する際に、プランジ
ャ43と部品収容部51との正確な角度的整合を可能と
するように、出口通路56Aの近傍で露呈していること
が好ましい。この目的のために、シャトルブロック35
上に設けられた凹湾された隅部203は、部品収容部5
1を操作者に視認できるように露呈させるようにしても
よい。
特許第4,801,043号に開示されたシャトルブロ
ックよりも幅広にして、出口通路56Aの近傍を除いて
は、部品収容部51を完全に被包するようにしてもよ
い。部品収容部51は、装置を設定する際に、プランジ
ャ43と部品収容部51との正確な角度的整合を可能と
するように、出口通路56Aの近傍で露呈していること
が好ましい。この目的のために、シャトルブロック35
上に設けられた凹湾された隅部203は、部品収容部5
1を操作者に視認できるように露呈させるようにしても
よい。
【0029】好適実施例においては、部品収容部51
は、図8に示すように、方向付けシャフト50に結合さ
れた円筒状シャフトであり、部品収容部通路54を含む
(図3(A)乃至図4(A)に示す)。全て同一の外径
を有するものの、異なる通路径を有するように設けられ
た異なる寸法の円筒状の部品収容部通路54は、径が異
なる部品の方向付けに使用できる。径が異なる部品を用
いるために、方向付け装置を切り替えるときは、部品収
容部およびシャトルブロックの径のみならず、供給管お
よび排出管の径も、与えられた部品の径に対して適切な
寸法に全て変更せねばならない。
は、図8に示すように、方向付けシャフト50に結合さ
れた円筒状シャフトであり、部品収容部通路54を含む
(図3(A)乃至図4(A)に示す)。全て同一の外径
を有するものの、異なる通路径を有するように設けられ
た異なる寸法の円筒状の部品収容部通路54は、径が異
なる部品の方向付けに使用できる。径が異なる部品を用
いるために、方向付け装置を切り替えるときは、部品収
容部およびシャトルブロックの径のみならず、供給管お
よび排出管の径も、与えられた部品の径に対して適切な
寸法に全て変更せねばならない。
【0030】再び図7を参照すると、シャトルブロック
35の側面には、タップが切られた穴201および20
2が設けられている。これらの穴には、シャトルブロッ
ク35を適切な往復機構(カム駆動機構)(例えば米国
特許第4,801,043号に開示された機構を使用し
得る)に固定するための捩子を挿入できる。そのような
往復機構はフレーム13に取り付けられる。
35の側面には、タップが切られた穴201および20
2が設けられている。これらの穴には、シャトルブロッ
ク35を適切な往復機構(カム駆動機構)(例えば米国
特許第4,801,043号に開示された機構を使用し
得る)に固定するための捩子を挿入できる。そのような
往復機構はフレーム13に取り付けられる。
【0031】米国特許第4,801,043号に開示さ
れたプランジャカムを本発明に適用する場合には、検出
する状態におけるプランジャの下降行程を長くするよう
に設計を変更する。これは比較的に短い部品(例えば螺
子径#4(約2.8mm)のインチ捩子では長さ約3.
18mm)の向きに対して一層に正確な検出を可能とす
る。プランジャの下降行程を長くすることは、短い長さ
の部品が検出される際に、プランジャがシャトルブロッ
クからせり出してくるように、プランジャに効果的な運
動を与える。図1および図2を参照すると、板23は方
向付けフレーム13に固定されている。支持ブロック2
40は板23に垂直方向に調整自在に取り付けられ、長
さ調整ピン140と適切な水平軸方向通路(即ちシャト
ルブロック35におけるAP1,AP2またはAP3の
何れか)との整合を可能とする。逃がし止機構70とシ
ャトルブロック35内の部品収容部51との包囲体との
使用に起因して、本発明の改良された方向付け装置は、
従来用いられていたスプリング装填部品収容部ピン(例
えば米国特許第4,801,043号に開示された部品
収容部ピン60)を使用する必要がない。この米国特許
第4,801,043号に開示された部品収容部ピンの
目的は、部品収容部の回転中に部品が失われることがな
いように、部品収容部の回転中に部品を拘束して保持す
ることであった。しかしながら、本発明の改良された部
品方向付け装置においては、部品収容部が包囲されるの
で、従来のような部品収容部ピンを用いなくても、部品
収容部の回転中に部品が失われることがない。部品収容
部ピンを省くことは、部品方向付け装置の装備に要する
時間を削減するが、シャトルブロックの高さは、方向付
けるべき特定の部品を収容するために調整する必要があ
ろう。
れたプランジャカムを本発明に適用する場合には、検出
する状態におけるプランジャの下降行程を長くするよう
に設計を変更する。これは比較的に短い部品(例えば螺
子径#4(約2.8mm)のインチ捩子では長さ約3.
18mm)の向きに対して一層に正確な検出を可能とす
る。プランジャの下降行程を長くすることは、短い長さ
の部品が検出される際に、プランジャがシャトルブロッ
クからせり出してくるように、プランジャに効果的な運
動を与える。図1および図2を参照すると、板23は方
向付けフレーム13に固定されている。支持ブロック2
40は板23に垂直方向に調整自在に取り付けられ、長
さ調整ピン140と適切な水平軸方向通路(即ちシャト
ルブロック35におけるAP1,AP2またはAP3の
何れか)との整合を可能とする。逃がし止機構70とシ
ャトルブロック35内の部品収容部51との包囲体との
使用に起因して、本発明の改良された方向付け装置は、
従来用いられていたスプリング装填部品収容部ピン(例
えば米国特許第4,801,043号に開示された部品
収容部ピン60)を使用する必要がない。この米国特許
第4,801,043号に開示された部品収容部ピンの
目的は、部品収容部の回転中に部品が失われることがな
いように、部品収容部の回転中に部品を拘束して保持す
ることであった。しかしながら、本発明の改良された部
品方向付け装置においては、部品収容部が包囲されるの
で、従来のような部品収容部ピンを用いなくても、部品
収容部の回転中に部品が失われることがない。部品収容
部ピンを省くことは、部品方向付け装置の装備に要する
時間を削減するが、シャトルブロックの高さは、方向付
けるべき特定の部品を収容するために調整する必要があ
ろう。
【0032】本明細書で用いられた用語「部品(part)」
とは、一端に凹所を有する任意の部分片(piece)を含
む。「部品」の例は、捩子(例えば止め捩子)、ボルト
その他の如き締め具を含む。本発明は、その要旨または
主要な特性から逸脱することなく、他の特定の形態で実
施し得ることが明らかである。例えば、当業者には、本
発明においてシャトルブロック35に往復運動を与える
ための機構のみならず、部品の方向を検出するための機
構も本明細書および米国特許第4,801,043号に
開示されたものに限らないことが明らかであろう。従っ
て本発明の例示と実施例は全て、例示のみを意図してお
り、本発明を本明細書に記載された発明の詳細に限定す
るものではない。
とは、一端に凹所を有する任意の部分片(piece)を含
む。「部品」の例は、捩子(例えば止め捩子)、ボルト
その他の如き締め具を含む。本発明は、その要旨または
主要な特性から逸脱することなく、他の特定の形態で実
施し得ることが明らかである。例えば、当業者には、本
発明においてシャトルブロック35に往復運動を与える
ための機構のみならず、部品の方向を検出するための機
構も本明細書および米国特許第4,801,043号に
開示されたものに限らないことが明らかであろう。従っ
て本発明の例示と実施例は全て、例示のみを意図してお
り、本発明を本明細書に記載された発明の詳細に限定す
るものではない。
【図1】本発明に係る部品方向付け装置の一実施例の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の前面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るシャトルブロック、部
品収容部および逃がし止機構を部分的に破断して示す図
であって、方向付けられるべき部品のシャトルブロック
を通じての移動を示す連続的な分解側面図であり、分図
(A),(B)を含み、(A)はシャトルブロックが右
方向へ移動する際の供給管内の部品の動作を示し、
(B)は(A)に続いて部品がシャトルブロック内に位
置している状態を示す。
品収容部および逃がし止機構を部分的に破断して示す図
であって、方向付けられるべき部品のシャトルブロック
を通じての移動を示す連続的な分解側面図であり、分図
(A),(B)を含み、(A)はシャトルブロックが右
方向へ移動する際の供給管内の部品の動作を示し、
(B)は(A)に続いて部品がシャトルブロック内に位
置している状態を示す。
【図4】分図(A),(B)を含み、(A)は図3に対
応する図であって、図3(B)に続いて部品の排出動作
を示し、(B)はシャトルブロックの端面を示す端面図
である。
応する図であって、図3(B)に続いて部品の排出動作
を示し、(B)はシャトルブロックの端面を示す端面図
である。
【図5】図4(B)と同様な図であって、寸法が異なる
シャトルブロックを示す図である。
シャトルブロックを示す図である。
【図6】シャトルブロックの上面図である。
【図7】シャトルブロックの側面図である。
【図8】部品受け入れ部品収容部を回転させるための機
構の一実施例を示す断片的な拡大斜視図である。
構の一実施例を示す断片的な拡大斜視図である。
10 方向付け装置
20 円錐状供給ボウル(入口部品供給機)
35 シャトルブロック(シャトル、往復シャトル、可
動シャトル) 36 入口通路 43 プランジャ 50 方向付けシャフト 51 部品収容部(部品受け入れ部品収容部) 57 出口通路 70 逃がし止機構 140 長さ調整ピン AP1,AP2,AP3 軸方向通路
動シャトル) 36 入口通路 43 プランジャ 50 方向付けシャフト 51 部品収容部(部品受け入れ部品収容部) 57 出口通路 70 逃がし止機構 140 長さ調整ピン AP1,AP2,AP3 軸方向通路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ユージーン・ディー・セッサ
アメリカ合衆国、ミシガン州 48045、
エムティー・クレメンス、リバーサイ
ド・ベイ・コート 29559
(56)参考文献 特開 昭62−146811(JP,A)
実開 昭61−41121(JP,U)
実開 平4−125238(JP,U)
特公 昭61−16689(JP,B2)
Claims (14)
- 【請求項1】 部品を連続的に方向付けるための部品方
向付け装置であって、 フレームと、 このフレーム上に搭載され、異なる長さを有する少なく
とも二つ以上の部品に使用されるように適合された往復
シャトルであり、垂直方向に離間された少なくとも二つ
の水平軸方向通路と、垂直入口通路と垂直出口通路とを
含み、前記垂直入口通路は前記水平軸方向通路の各々に
連通すると共に、入口部品供給機から方向付けがなされ
ていない部品を受け取るように、前記入口部品供給機と
間欠的に整合する往復シャトルと、 前記フレーム上に搭載され、前記シャトルの往復移動に
応じて、前記垂直入口通路へ部品を間欠的に放出させる
逃がし止機構と、 前記少なくとも二つの水平軸方向通路のうちの選択され
た一方内に選択的に挿入可能であり、前記シャトルの往
復移動に共同して、前記シャトル内の部品の移動を所定
時間に亘って制限する長さ調整棒と、 前記シャトル内に位置する部品が他の部品に対して正し
く方向付けられているか否かを検出し、方向が正しくな
い部品を正しく方向付けると共に、方向付けられた部品
を前記シャトルの前記垂直出口通路を通じて排出するた
めの検出・方向付け手段とを備える部品方向付け装置。 - 【請求項2】 前記逃がし止め機構が収縮ピンを含み、
この収縮ピンは、通常は前記入口部品供給機を遮断する
位置にあり、且つ前記シャトルの間欠的移動に起因し
て、前記入口部品供給機を遮断せず、部品を前記シャト
ルの前記垂直入口通路へ通過させるように設けられた請
求項1記載の部品方向付け装置。 - 【請求項3】 前記逃がし止め機構が、板ばねを通じて
前記フレームに取り付けられたブロック内に装着された
ピンを含み、このピンは、通常は前記入口部品供給機を
遮断する位置にあり、ここで前記シャトルの間欠的移動
に起因して前記シャトルが前記ブロックへ接触すると、
前記ピンは、前記入口部品供給機を遮断せず、部品を前
記シャトルの前記垂直入口通路へ移動させるように設け
られた請求項1記載の部品方向付け装置。 - 【請求項4】 前記検出・方向付け手段が、前記シャト
ル内に位置付けられて選択的に回転可能な単独付けシャ
フトを含み、この方向付けシャフトは、前記垂直入口通
路および前記垂直出口通路に間欠的に整合する単独の部
品収容部に連結されている請求項1記載の部品方向付け
装置。 - 【請求項5】 前記シャトルを前後に往復させて前記部
品収容部と前記垂直入口通路および前記垂直出口通路と
を連続的に整合させるための往復手段を更に備える請求
項4記載の部品方向付け装置。 - 【請求項6】 前記入口部品供給機から前記シャトルへ
の部品供給速度を調整する調整手段を更に備える請求項
4記載の部品方向付け装置。 - 【請求項7】 部品方向付け装置が、前記入口部品供給
機に隣接して位置する光ファイバー光電センサを含む請
求項6記載の部品方向付け装置。 - 【請求項8】 部品方向付け装置が、前記垂直出口通路
に隣接して位置する光ファイバー光電センサを含む請求
項6記載の部品方向付け装置。 - 【請求項9】 前記部品収容部が、前記シャトルにより
実質的に被包されている請求項4記載の部品方向付け装
置。 - 【請求項10】 前記検出・方向付け手段が、前記シャ
トル内に位置した部品に係合するために前記垂直入口通
路内を連続的に移動可能なプランジャを含む請求項1記
載の部品方向付け装置。 - 【請求項11】前記シャトルから下流側処理装置への部
品供給速度を調整するための調整手段を更に備える請求
項1記載の部品方向付け装置。 - 【請求項12】 各々の組の部品が異なる長さを持つ少
なくとも二組以上の異なる部品を連続的に方向付けるた
めの部品方向付け装置であって、 フレームと、 このフレーム上に搭載された往復シャトルであり、垂直
方向に離間された少なくとも二つの水平軸方向通路と、
垂直入口通路と垂直出口通路とを含み、前記垂直入口通
路は前記水平軸方向通路の各々に連通し、且つ入口部品
供給管から方向付けがなされていない部品を受け取るよ
うに、前記入口部品供給管と間欠的に整合すると共に、
前記垂直出口通路は方向付けられた部品を受け取って排
出するように適合されている往復シャトルと、 前記フレーム上に搭載され、前記シャトルの往復移動に
応じて、前記垂直入口通路へ部品を間欠的に放出させる
逃がし止機構と、 前記少なくとも二つの水平軸方向通路のうちの選択され
た一方内に選択的に挿入可能であり、前記シャトルの往
復移動に共同して、前記シャトル内の部品の移動を所定
時間に亘って制限する長さ調整棒と、 前記シャトル内に位置する部品が他の部品に対して正し
く方向付けられているか否かを検出し、方向が正しくな
い部品を正しく方向付けると共に、方向付けられた部品
を前記シャトルの前記垂直出口を通じて排出するための
検出・方向付け手段とを備える部品方向付け装置。 - 【請求項13】 部品を方向付ける方法であって、 a.少なくとも二つ以上の離間した水平軸方向通路と、
垂直入口通路および垂直出口通路とを含み、前記垂直入
口通路は、前記水平軸方向通路の各々に連通し、且つ入
口部品供給機から方向付けがなされていない部品を受け
入れるように前記入口部品供給機と間欠的に整合される
と共に、前記垂直出口通路は、方向付けされた部品の排
出を可能とする往復シャトルをフレーム上に搭載する段
階と、 b.方向付けるべき部品の長さに応じて選択された前記
水平軸方向通路の一つに挿入されてシャトル内に位置す
る部品の移動を制限する長さ調整棒を、前記シャトルの
往復移動を利用して選択された水平軸方向通路へ挿入す
る段階と、 c.前記シャトルの往復移動に応じて前記垂直入口通路
へ部品を間欠的に放出させる逃がし止機構を用いて、部
品を前記垂直入口通路へ間欠的に放出する段階と、 d.前記垂直入口通路内に位置する部品を前記シャトル
の往復移動に応じて前記シャトル内の部品収容部に移送
する段階と、 e.前記シャトル内の部品収容部において部品が他の部
品に対して正しく方向付けられているか否かを検出し、
且つ方向が正しくない部品を正しく方向付ける段階と、 f.方向付けられた部品を排出する段階と、 g.前記段階b乃至fを繰り返す段階とを備える部品の
方向付け方法。 - 【請求項14】 部品を連続的に方向付けるための装置
であって、 フレームと、 このフレーム上に搭載され、長さが異なる少なくとも二
つ以上の部品に使用されるように適合された可動シャト
ルであり、それぞれ長さが異なる部品の別々の組を受け
入れる少なくとも二つの水平軸方向通路と、垂直入口通
路と垂直出口通路とを含み、その垂直入口通路は前記水
平軸方向通路の各々に連通すると共に、方向付けがなさ
れていない部品を受け取るために入口部品供給機と間欠
的に整合する可動シャトルと、 前記フレームに搭載された逃がし止機構であり、前記垂
直入口通路への部品の間欠的放出を可能とするように前
記シャトルの往復移動に応答する逃がし止機構と、 前記少なくとも二つ以上の軸方向通路のうちの選択され
た一つ内に選択的に挿入可能であり、前記シャトルの往
復移動に共同して、前記シャトル内の部品の移動を所定
時間に亘って制限する長さ調整棒と、 前記シャトル内に位置する部品が他の部品に対して正し
く方向付けられているか否かを検出し、方向が正しくな
い部品を正しく方向付けると共に、方向付けられた部品
を前記シャトルの前記垂直出口通路を通じて排出するた
めの検出・方向付け手段とを備える部品方向付け装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/684,494 US5758798A (en) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | Parts orientor and method |
US08/684,494 | 1996-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120147A JPH10120147A (ja) | 1998-05-12 |
JP3516057B2 true JP3516057B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=24748272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21126597A Expired - Fee Related JP3516057B2 (ja) | 1996-07-19 | 1997-07-22 | 部品方向付け装置および方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5758798A (ja) |
JP (1) | JP3516057B2 (ja) |
DE (1) | DE19725104A1 (ja) |
GB (1) | GB2315486B (ja) |
TW (1) | TW448122B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6035519A (en) * | 1998-01-22 | 2000-03-14 | Air Way Automation, Inc. | System and method for orienting a threaded insert |
US6554903B1 (en) | 2000-07-19 | 2003-04-29 | Nylok Corporation | Unitary spray nozzle |
DE102004006411B4 (de) | 2004-02-09 | 2018-09-20 | Volkswagen Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Bereitstellen von in einer Ladeeinrichtung in einer bestimmten Orientierung angeordneten Befestigungsmitteln |
DE102005041534A1 (de) | 2005-08-31 | 2007-03-01 | Newfrey Llc, Newark | Verfahren und Vorrichtung zum Zuführen von Verbindungselementen zu einem Verarbeitungsgerät |
DE102010023322B4 (de) * | 2010-06-10 | 2012-02-02 | Sim Automation Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Vereinzeln von Teilen |
US8789446B1 (en) * | 2011-06-28 | 2014-07-29 | Western Digital Technologies, Inc. | Screw feeding apparatus to deliver a screw from a vibrating rail to a screw guide tube |
US9150360B1 (en) | 2013-05-16 | 2015-10-06 | Western Digital Technologies, Inc. | Mechanism to deliver fastener vertically |
CN108622637B (zh) * | 2017-03-15 | 2020-02-18 | 苏州汉扬精密电子有限公司 | 定位结构 |
CN109592442B (zh) * | 2018-11-23 | 2020-10-30 | 珠海格力智能装备有限公司 | 送料设备 |
CN109592439B (zh) * | 2018-11-23 | 2020-10-30 | 珠海格力智能装备有限公司 | 料仓结构 |
CN109592438B (zh) * | 2018-11-23 | 2020-08-11 | 珠海格力智能装备有限公司 | 料仓结构及具有其的送料设备 |
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US2803377A (en) * | 1955-10-17 | 1957-08-20 | Standard Pressed Steel Co | Automatic feed for hollow set screws |
US2916125A (en) * | 1956-01-30 | 1959-12-08 | Western Electric Co | Article feeding device and guiding mechanism |
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US3540622A (en) * | 1968-06-13 | 1970-11-17 | Trw Inc | Part-feeding apparatus |
US3895431A (en) * | 1971-06-14 | 1975-07-22 | Omark Industries Inc | Stud escapement mechanism |
US4208153A (en) * | 1977-12-23 | 1980-06-17 | The Boeing Company | Apparatus for dispensing rivets and similar articles |
US4801043A (en) * | 1985-11-18 | 1989-01-31 | Cindric Emil J | Parts orientor & method |
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- 1996-07-19 US US08/684,494 patent/US5758798A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-13 DE DE19725104A patent/DE19725104A1/de not_active Withdrawn
- 1997-07-17 GB GB9715091A patent/GB2315486B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-19 TW TW086110256A patent/TW448122B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-07-22 JP JP21126597A patent/JP3516057B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
GB2315486B (en) | 2000-07-05 |
GB9715091D0 (en) | 1997-09-24 |
DE19725104A1 (de) | 1998-01-22 |
JPH10120147A (ja) | 1998-05-12 |
GB2315486A (en) | 1998-02-04 |
TW448122B (en) | 2001-08-01 |
US5758798A (en) | 1998-06-02 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |