JP3515957B2 - 車両用懸架装置 - Google Patents
車両用懸架装置Info
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Description
ばねの取付け構造に特徴を有する車両用懸架装置及びそ
れに用いるばねに関する。
架装置に於いて、内部にオイルが充填されたシリンダ
と、それに受容されたピストンとを有する筒型ショック
アブソーバとこれを囲繞するように設けられた圧縮コイ
ルばねとからなるアセンブリを、車体と懸架装置のリン
ク部材とを連結するように組み付けるものがある。とこ
ろが、タイヤからの入力が必ずしもショックアブソーバ
の軸線と一致せず、横荷重を伴うことから、ショックア
ブソーバのシリンダとピストンとの摺動部に横荷重及び
モーメントが作用し、摺動抵抗が発生して車の乗り心地
を損ねると共にショックアブソーバの寿命をも短くする
という問題があった。
軸線に対して、オフセットしてコイルばねを装着して、
コイルばねが発生する横荷重及びモーメントによって、
ショックアブソーバのシリンダとピストンとの摺動部に
生じる横荷重及びモーメントを低減する方法が知られて
いる。しかしながら、オフセット量が、コイルばねの
径、取付けスペースなどの制約を受け、タイヤからの入
力により受ける横荷重及びモーメントを完全に打ち消す
のに十分な横荷重及びモーメントを発生することができ
なかった。
状態では軸線が湾曲しているようなコイルばねを用い
て、ショックアブソーバのシリンダとピストンとの摺動
部に生じる横荷重及びモーメントを低減することが提案
されている。しかしながら、湾曲するコイルばねをどの
ようにして伸直状態で保持し得るのか明らかでなく、ま
た、車輪懸架装置に適するような湾曲するコイルばね
は、低コストで製造することができない。
は、筒型ショックアブソーバ及びそれを囲繞する圧縮コ
イルばねを備える車両用懸架装置に於いて、大型化する
ことなく、ショックアブソーバのシリンダとピストンと
の間に生じる摺動抵抗を好適に低減し得るようにするこ
とにある。
懸架装置に於いて、ショックアブソーバのシリンダとピ
ストンとの間に生じる摺動抵抗を好適に低減し、車の乗
り心地を改善し、ショックアブソーバの耐久性を向上す
ることにある。
懸架装置に於いて、装置を大型化することなく、しかも
組み付け作業性も阻害せずに、ショックアブソーバのシ
リンダとピストンとの間に生じる摺動抵抗を好適に低減
することにある。
両用懸架装置に用いるのに適するコイルばねを提供する
ことにある。
と車輪との間に、筒型ショックアブソーバと、該ショッ
クアブソーバを囲繞する圧縮コイルばねとを有する車両
用懸架装置であって、前記圧縮コイルばねが、その伸縮
に伴い、両端間に横方向力が発生するように適合されて
いることを特徴とする車両用懸架装置を提供することに
より達成される。
向力が、前記車輪からの負荷の作用方向と前記ショック
アブソーバの軸線との間の偏差に起因して、前記ショッ
クアブソーバのピストンとシリンダとの間に作用する横
力を極小化するように定められれば、ショックアブソー
バのシリンダとピストンとの間に生じる横力に起因する
摺動抵抗を好適に低減することができ、車の乗り心地を
改善し、ショックアブソーバの耐久性を向上することが
できる。
その両端に、横方向の初期荷重を加えて垂直な軸線を有
する状態に保ち、かつ該垂直軸線方向に伸縮するように
保持すれば、圧縮コイルばねが、その伸縮に伴い、両端
間に横方向力が発生するようなものとすることができ、
しかも装置を大型化することなく、また幾何学的制約を
受けることなく、所望の横力を発生することができる。
また、組み付け作業性も好適であり、製造コストも低廉
である。
ルばねを、その両端に、横方向の初期荷重を加えて傾斜
軸線を有する状態を保ち、かつ該傾斜軸線方向に伸縮す
るように保持したり、垂直な軸線に沿って各巻きごとに
周期的にピッチ角が極大及び極小となるように巻かれた
コイルばねを、その垂直軸線方向に伸縮するように保持
することによっても同様な目的を達成することができ
る。
以下、本発明の好適実施例について図面を参照しながら
より詳しく説明する。
置の要部を模式的に示す一部破断部分正面図である。上
端が車体1に、下端が車体1とホイールキャリア2とを
連結するリンク部材3に揺動可能に取り付けられたスト
ラットアセンブリ4は、筒型オイルダンパからなるショ
ックアブソーバ5と、このショックアブソーバ5のシリ
ンダとピストンとの間にばね座7、8をもって保持され
た圧縮コイルばね6とからなる。上側のばね座7は、シ
ョックアブソーバ5のピストンロッドの上端と共に、車
体1にゴムブッシング等を介して枢着され、下側のばね
座8は、ショックアブソーバ5のシリンダの外周に固着
されている。
態では、図2に於いて想像線により示されるように、角
度θをもって傾斜した中心軸線Bを有する。この圧縮コ
イルばね6の両端を強固に保持した状態で、両端に横方
向に互いに対向する方向に、所定の荷重を加えて弾性的
に変形させることにより通常の円筒コイルばねと同様
な、垂直な中心軸線Aを有する形状を得ることができ
る。
は、上記横荷重を加えて変形させたときに得られる通常
の円筒コイルばねを基準形状として、その垂直軸線Aか
ら傾斜軸線Bまで角度θだけ傾けたものと考えることが
できる。即ち、垂直軸線AをY軸、垂直軸線Aと直交し
傾斜軸線Bの傾斜方向に延在するようにX軸を、それぞ
れ定めた直交座標系に於いて、垂直軸線Aを有する圧縮
コイルばねの任意の点が、座標(Sny,Snx)で与えら
れるとすると、傾斜軸線Bを有する圧縮コイルばねの対
応する点は、Y方向の位置については、元の座標Snyを
維持し、X方向の位置については、元のX方向の座標S
nxに対して、Y方向の座標Snyにtanθを乗じた分だ
けをシフトさせることにより、即ち座標(Snx+Sny・
tanθ,Sny)として与えられる。この、圧縮コイル
ばね6の中心軸線Bの傾きθは、当該車両に於けるショ
ックアブソーバ5のシリンダとピストンとの間に加わる
横荷重に応じて決定される。また、コイルばね6の両端
を、初期横力及びモーメントが加わった状態で保持する
必要があり、ばね座をそれに適したものとする必要があ
る。
斜円柱状の芯金の周りに、素線を、基準垂直軸に沿って
等ピッチとなるように巻き付ければ上記したようなコイ
ルばね6が得られる。芯金の外周は平滑であっても、素
線をガイドするための螺旋溝が設けられているものであ
っても良い。このようなコイリングは、通常熱間で行
い、その後、焼き戻し等の処理を行う。
とピストンとの間の摺動抵抗Fは、摩擦係数μと、抗力
Nとにより、 F=μ・N と表される。そして、この抗力Nは、ショックアブソー
バ5のシリンダとピストンとの間に加わる横荷重ベクト
ルRsusの関数である。
造、即ち車輪の支持方式による車軸とショックアブソー
バ5との運動方向の違いにより生じる幾何学的な横荷重
ベクトルであり、Rcoilはコイルばねの傾きによる横荷
重ベクトルである。このRsusを低減すれば、摺動抵抗
Fが低減するのであるから、Rgeoを打ち消すような大
きさ及び方向にRcoilを設定すれば良い。即ち、他の条
件が同じであれば、上記ばね6の中心軸線Bの傾きが大
きければ大きい程、Rcoilは大きくなる。このような関
係は、解析的に解くことも可能であるが、実用的には、
有限要素法(FEM)により解き、用途に応じた最適な
設計を行い、それに基づいてコイルを巻くと良い。
傾斜させたが、Rgeoに応じて3次元的に傾斜させても
良く、更に無負荷の状態で湾曲した軸線を有するように
しても良い。また、伸縮量によりばね定数が変化するよ
うな非線型ばねとしても良い。
軸線Bを有する圧縮コイルばね6に代えて、本発明の第
2の実施形態として、図4に想像線で示すように、自由
状態で垂直な軸線Cを有する通常の円筒コイルばね16
を用いることもできる。この場合、使用状態に於いて
は、コイルばね16の両端を強固に保持し、かつ横方向
に荷重を加えて、傾斜軸線Dにより示されるように、コ
イルばね16の軸線を角度θだけ傾斜させる。更に、コ
イルばね16が軸線D方向に伸縮するように使用する。
この場合も、コイルばね16の両端を、初期横力及びモ
ーメントが加わった状態で保持する必要があり、それに
適したばね座を用いる必要がある。
筒コイルばねの場合と同様にコイリングマシンを用い、
円柱状の芯金を回転させつつ、そのまわりに送り出し装
置により素線を等ピッチで巻いていけば上記したような
コイルばね16になる。このようなコイリングは、通常
熱間で行い、その後、焼き戻し等の処理を行う。前記と
同様に、芯金の外周は平滑であっても、素線をガイドす
るための螺旋溝が設けられているものであっても良い。
示す。本構成の圧縮コイルばね26は、無負荷の状態で
図5のような形状をなす。即ち、無負荷の状態で、その
中心軸線Oが直線をなし、半径rが一定、ピッチPも一
定の等ピッチ円筒コイルばねであるが、ピッチ角(α)
が各巻きごとに周期的に変化するように定められてい
る。ピッチ角(α)は、ばねの素線に沿う長さ(r・
β)の変分(r・Δβ)に対する、素線上の対応する点
の高さ(H)の変化量(ΔH)として与えられる。ここ
で、βは、中心軸線に対する、ばねの素線上の点の巻き
方向の回転角度を表す。
筒コイルばねの場合と同様 このようなばねを作成する
には、通常の円筒コイルばねの場合と同様にコイリング
マシンを用い、円柱状の芯金を回転させつつ、そのまわ
りに送り出し装置により素線を、1巻き毎にピッチ角が
周期的に変化するように垂直軸線方向に送りながら巻い
ていけば上記したようなコイルばね26になる。このよ
うなコイリングは、通常熱間で行い、その後、焼き戻し
等の処理を行う。前記と同様に、芯金の外周は平滑であ
っても、素線をガイドするための螺旋溝が設けられてい
るものであっても良い。
て、節点を1回転(360゜)当たり20点設けた場合
について、横軸を節点の数、縦軸をばね高さ(H)とし
たグラフが示されている。通常のコイルばねの場合に
は、破線Bで示されるように、節点の数、即ちばねの素
線上の点の巻き方向の回転角度(β)に対して、対応す
る素線上の点の高さ(H)が比例的に増大する。それに
対して、図5に示されたコイルばねの場合は、実線Aで
示されるように、節点の数、即ちばねの素線上の点の回
転角度(β)に対して、対応する素線上の点の高さ
(H)が、破線Bのレベルに対して、180゜毎に周期
的に増減する。
軸を節点の数、縦軸をピッチ角(α)としたグラフが示
されている。このグラフにより示されるように、節点の
数、即ちコイルばねの素線上の点の巻き方向の回転角度
(β)に対して、コイルばねのピッチ角(α)が実線A
で示すように、180゜毎に極大と極小とを順番に繰り
返す。 即ち、1巻(図では20節点)の間にピッチ角
(α)の山と谷が1つずつ現れる。このコイルばね26
を圧縮すると、両端間に特定の方向に横力が生ずる。こ
の横力が、ショックアブソーバ5に生じる横荷重に抗す
る方向に作用するようにコイルばね26が取り付けられ
る。
横力は、ピッチ角αの振幅(図7のW)が大きいほど大
きくなる。その量は当該車両に於けるショックアブソー
バ5のシリンダとピストンとの間に加わる横荷重に応じ
て決定される。また、このコイルばね26の構造は、図
4に示されたコイルばね6と同様の幾何学的構造を有す
るが、コイルばね26では、ばねの圧縮方向に対して、
ばねの端末の基準座面が垂直であるのに対し、コイルば
ね6では、素線の螺旋の等ピッチ方向(A)に対して垂
直をなし、ばねの中心軸線(B)に対して角度θをもっ
て傾斜している。
角(α)が180゜毎に、即ち直径方向で極大と極小を
周期的に繰り返すものとしたが、極大同士、極小同士の
角度が互いに一致していれば、例えば互いに160゜を
なすような、直径方向に対してオフセットされた巻き方
向角度(β)位置で極大と極小とを繰り返すなど、任意
に設定できる。
かりでなく、円錐コイルばね、鼓形コイルばね、たる形
コイルばね、テーパコイルばね等にも適用可能である。
図7には、図5に示されるように、ピッチ角が周期的に
増減する円筒コイルばね(破線A)及び通常のピッチ角
一定の円筒コイルばね(破線B)に加えて、円錐ばねに
於ける節点、即ち巻き方向角度(β)とピッチ角(α)
との関係も示されている。例えば、等ピッチの円錐コイ
ルばねとした場合、一巻き毎の軸線方向の距離の増分が
一定であることから、破線Cにより示されるように、ば
ねの節点数、即ち巻き数の増大ととも、ピッチ角(α)
が徐々が増大する。ピッチ角が周期的に増減する円錐コ
イルばねの場合は、破線Aと破線Cとの合成として与え
られるような、2点鎖線Dにより示されるように、ばね
の節点数、即ち巻き方向角度(β)が増大するにつれて
ピッチ角が周期的に増減し、かつその振幅が大きくなる
ような特性にすると良い。
明による車両用懸架装置によれば、車体と車輪との間
に、筒型ショックアブソーバと、該ショックアブソーバ
を囲繞する圧縮コイルばねとを有する車両用懸架装置に
於いて、圧縮コイルばねが、その圧縮に伴いショックア
ブソーバに生じる横荷重に抗する方向の荷重を生じるば
ねとすることにより、ショックアブソーバに生じる横荷
重によるシリンダとピストンとの間の摺動抵抗を低減ま
たは完全に相殺することができ、しかも装置が大型化す
ることもない。
説明したが、当業者であれば、本発明の請求範囲を逸脱
することなく、種々の改変をなし得るであろう。 [図面の簡単な説明]
式的に示す一部破断部分正面図である。
を示す図である。
用懸架装置のばねのみを示す図である。
車両用懸架装置のばねのみを示す図である。
の関係を示すグラフである。
を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体と車輪との間に、筒型ショックア
ブソーバと、該ショックアブソーバを囲繞する圧縮コイ
ルばねとを有する車両用懸架装置であって、 前記圧縮コイルばねが、垂直な軸線に沿って各巻きごと
に一定の巻き方向角度位置にて、ばねの素線に沿う長さ
の変分に対する素線上の対応する点の高さの変化量とし
て与えられるピッチ角が、コイルの略全長に渡って、唯
1回づつ極大及び極小となるように巻かれたコイルばね
を、その垂直軸線方向に伸縮するように保持してなるこ
とにより、前記圧縮コイルばねが、その伸縮に伴い、両
端間に横方向力が発生するように適合されていることを
特徴とする車両用懸架装置。 - 【請求項2】 前記コイルばねに発生する前記横方向
力が、前記車輪からの負荷の作用方向と前記ショックア
ブソーバの軸線との間の偏差に起因して、前記ショック
アブソーバのピストンとシリンダとの間に作用する横力
を極小化するように定められることを特徴とする請求項
1に記載の車両用懸架装置。 - 【請求項3】 前記コイルばねが、実質的に無負荷の
状態で真円筒形状を有することを特徴とする請求項1に
記載の車両用懸架装置。
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