JP3515044B2 - ガスタービン装置 - Google Patents

ガスタービン装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービン装置に
関する。さらに詳しくは、発電機を回転駆動するためな
どに用いられる、排気用の煙突を有するガスタービン装
置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のガスタービン装置では、排気通路内に窒素酸化物を低
減させるための脱硝装置を備えているため、雨水の流下
を防ぐために排気用煙突の頂部に配設された蓋部材をガ
スタービンの運転停止後に閉止するのが一般的である。
また、ガスタービンの運転を停止した後の冷却過程では
ガスタービンの設置部を含む水平な気体通路部(以下、
ダクトという)内において気体が対流を生じる。すなわ
ち、ガスタービンやダクトからの放熱によって加熱され
たダクト内の気体は上部へ移動し、ガスタービンの惰性
回転によって圧縮機側から吸引された比較的低温の外気
は下方へ移動する。この傾向は、ガスタービンの運転停
止後に排気用煙突の上記蓋部材を閉止することによって
顕著になる。これは、ダクト内への気体の流入流出路が
圧縮機における吸気部および圧力開放弁のみに限定され
てしまうからである。
【0003】また、ガスタービンの運転停止後、ガスタ
ービンおよびダクトの放熱によってダクト内の気体温度
の変化は極小点を示した後に若干上昇し、極大点を経過
して緩やかに低下していく。
【0004】以上の結果、ガスタービンのケーシングは
その上部に較べて下部がより収縮するため、全体的に上
方に凸となるように変形する。これは、運転停止後に惰
性回転をしているタービン等の部材にとって好ましいも
のではない。
【0005】かかる問題を解消するために特開平6−1
93465号公報には、タービンから排気用煙突に至る
ダクトに分岐管を設け、この分岐管にダンパを配設した
ガスタービン装置が提案されている。これは、ガスター
ビンの運転停止後にダンパを開いて、外気を吸入するこ
とにより煙突のドラフトを低減してダクト内への外気の
吸入量を減らそうとするものである。
【0006】しかしながら、このタービン装置の排気煙
突は常時開放されているため、雨水が脱硝装置に流入す
るおそれがある。また、分岐管やダンパなどの装置を増
設するため製造コストの上昇を避け得ない。さらに、通
常運転中は高温の排気ガスに曝されているため、当該装
置の高温強度等の信頼性を確保するための施策が必要に
なる。
【0007】本発明の発明者らはさらに、ガスタービン
の運転停止後に排気用煙突を開放しておいた場合、ダク
ト内が急冷されることによってやはり上記ケーシングが
複雑にひずむことを見いだした。これは、熱容量の大き
なタービン(ロータシャフトを含む)と熱容量の小さな
タービンケーシングとの収縮度合いの相違によるものと
考えられる。
【0008】本発明は如上の課題を解決するためになさ
れたものであり、簡易な構成によってガスタービンの設
置部を含む水平のダクト部の変形を最小限に押さえるこ
とにより、タービンの惰性回転時や再起動時の安全性が
向上したガスタービン装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のガスタービン装
置は、圧縮機と、該圧縮機の出口側に配設されたタービ
ンと、該タービンの出口側に配設された排気用煙突と、
該排気用煙突に配設された、煙突通路を開閉するための
蓋部材と、該蓋部材を貫通して形成された排気口と、該
排気口の外方に配設された排気管とを備えている。
【0010】かかる構成により、ガスタービン装置の運
転を停止した後に蓋部材を閉止するが、排気管の存在に
より、排気用煙突の通路断面積が小さく制限されるだけ
で全閉状態とも全開状態ともならない。その結果、ガス
タービン装置の急冷や内部気体の対流が抑制され、ター
ビン部分を含む気体通路部分の温度差が抑制され、温度
差による歪みも抑制される。
【0011】かかるガスタービン装置において、上記排
気管の先端開口が横方向から下方向の間のいずれかの方
向に向けられたものにあっては、排気用煙突内への雨水
などの侵入が防止されるので好ましい。
【0012】また、上記排気管が、蓋部材の閉止状態に
おいて排気用煙突の通路断面の実質的中心を中心とする
円周上に複数本配設されてなるガスタービン装置にあっ
ては、排気用煙突内の排気の流れが均一となり好ましい
ものとなる。
【0013】さらに、上記タービンの出口に出口ガス温
度検出器が配設されており、該出口ガス温度検出器によ
って検出された出口ガス温度が、タービンの運転停止後
の変化における極小点に続く極大点を経過した後で、上
記蓋部材が閉止されるように構成されてなるガスタービ
ン装置にあっては、開閉蓋の閉止による効果がさらに向
上するので好ましい。なぜなら、内部気体の温度変動の
増大を回避することができるからである。
【0014】また、上記圧縮機に配設された、タービン
の運転停止後に開弁する圧力開放弁と、上記タービンの
入口および出口に配設された入口温度検出器および出口
温度検出器とを備えており、両温度検出器によって検出
された出口温度から入口温度を引いた温度差が、タービ
ンの運転停止後において、予め設定された第一基準値を
超えたときに上記圧力開放弁が閉弁するように構成され
てなるガスタービン装置にあっては、タービン部の前後
方向(気体の流れ方向)の温度差を抑制することができ
るので熱による変形も抑制することができる。
【0015】また、上記圧縮機に配設された、タービン
の運転停止後に開弁する圧力開放弁と、上記タービンの
入口および出口に配設された入口温度検出器および出口
温度検出器とを備えており、両温度検出器によって検出
された出口温度から入口温度を引いた温度差が、タービ
ンの起動時において、予め設定された第二基準値を超え
ているときに警報を発する警報発生機構が配設されてな
るガスタービン装置にあっては、タービンの起動時に熱
歪みによる不具合の発生の可能性があったとしてもこれ
を未然に察知しうるので好ましい。
【0016】さらに、上記排気管に、排気管の通路断面
積を調節しうる開度調節器が配設されてなるガスタービ
ン装置にあっては、タービンの運転停止後の排気用煙突
による排気量の微調節が可能となるので好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明のガスタービン装置の実施形態を説明する。
【0018】図1は本発明のガスタービン装置の一実施
形態を概略的に示すブロック図である。
【0019】図1に示すガスタービン装置1は、圧縮機
2とその下流側(以下、運転時の気体の流れ方向に基づ
いて上流および下流と呼ぶ)のガスタービン3とが直列
に配設され、圧縮機2に外気吸引用の吸気室4が配設さ
れたものである。符号Gで示されるものはガスタービン
装置1に直列に連結されて回転駆動される発電機であ
る。また、符号5で示されるのは燃焼装置であって、圧
縮機2からの燃焼用空気によって供給燃料を燃焼させ、
その燃焼ガスをガスタービン3へ送るものである。
【0020】ガスタービン3の下流側には水平排気管6
と水平排気管6の下流側の排気用煙突(以下、単に煙突
という)7とが配設されている。水平排気管6内には図
示しない脱硝装置が配設されている。煙突7の上端近傍
には両開きとなる開閉蓋8が配設されている。この開閉
蓋8は煙突7を全開および全閉にするためのものであ
り、通常、ガスタービン装置1の運転中は排気をするた
めに全開にされ、運転停止後は雨水等の侵入防止のため
に全閉にされる。開閉蓋8には複数個の貫通孔(以下、
排気口という)9が穿孔され、各排気口9の外部には図
示のごとく排気管10が突設されている。したがって、
開閉蓋8が全閉にされても排気口9および排気管10を
通して煙突内部は外気に連通されている。
【0021】ガスタービン3の入口部には入口温度検出
器11が取り付けられており、ガスタービン3の出口部
には出口温度検出器12および出口ガス温度検出器13
が取り付けられている。これらの温度検出器11、1
2、13は入口部および出口部のケーシング温度および
出口のガス温度を検出するためのものである。これら温
度検出器11、12、13は入口部および出口部におけ
るダクトの全周に沿って所定間隔をおいた複数個所に配
設するのが好ましい。
【0022】また、圧縮機2には圧力開放弁14が配設
されている。圧力開放弁14は、起動時に圧縮機2のサ
ージングを防止するためのものである。そして、圧力開
放弁14は、通常ガスタービン装置1の運転停止と同時
に開弁され、次の定格運転の開始時点において閉弁され
る。
【0023】図2には開閉蓋8と排気管10とが詳細に
示されている。開閉蓋8は半円形の一対の板部材から構
成され、図示しないモータによって水平方向に滑動させ
られて開閉させられる。排気管10は、開閉蓋8の全閉
の状態において煙突7の通路断面中心を中心とした円周
上に等間隔で配設されている。その結果、開閉蓋8が全
閉したときでも排気が煙突中を比較的均一な流れをもっ
て排出される。もちろん、同心状の複数円周上それぞれ
に複数本の排気管配設してもよい。本実施形態では排気
管10の通路断面積の総和は、煙突7の最小の通路断面
積の約1/6にされている。とくに1/6に限定される
ことはなく、10〜25パーセントの範囲内で選択すれ
ばよい。10パーセントより少ない場合には従来の煙突
を全閉にした状態と効果に差はなく、また、25パーセ
ントより多い場合には従来の常時開放型の煙突と効果に
差がないからである。なお、好ましくは15〜20パー
セントの範囲内で選択するのがよい。
【0024】以上の構成により、ガスタービン装置1の
運転停止後に開閉蓋8を全閉にしても、ダクト内の熱気
がわずかに排出される。その結果、ダクト内の気体の対
流が抑制され、外気の吸引も適度に制限されるため、ガ
スタービン3やそのケーシングの変形が最小限に抑えら
れる。
【0025】図示のごとく、上記排気管10は湾曲させ
られてその先端の開口が下方を向くようにされているの
で雨水の侵入が抑制される。また、全排気管10の先端
には開度調節器15が取り付けられるようにされてい
る。そうすることによって排気管10の通路断面積の総
和を微調整することができる。この場合は、排気管10
の通路断面積の総和を上記範囲(パーセントで示してい
る)より大きくしておき、開度調節器15によって調節
された開口面積の総和が当該範囲に入るようにすればよ
い。開度調節器15はたとえば市販の粉チーズの容器の
頂部のように、通路断面積の1/2程度の大きさの開口
を有する固定蓋と同じく1/2程度の大きさの開口を有
する可動蓋とを相互に回転摺動自在に重ねておき、両者
を相対回転することによって開口面積を調節するもので
もよい。また、大きさの異なる開口を有する複数種の閉
止フランジを用意しておき、必要に応じて取り替えて設
置するようにしてもよい。
【0026】上記開閉蓋8の駆動モータは図示しない制
御装置によってガスタービン装置1の運転停止と連動し
て閉止されるが、その閉止のタイミングは以下のとおり
である。
【0027】上記出口ガス温度検出器13からの検出温
度信号が上記制御装置に連続的に送られている。制御装
置においては、複数個の出口ガス温度検出器13からの
検出温度の平均値が算出される。この出口ガス温度は、
ガスタービン装置1の運転が停止すると降下し始める。
しかし、図3の出口温度曲線Dが示すように、ガスター
ビンおよびダクトの放熱によってガスタービン出口内の
気体の温度は一旦極小点Mを示した後に若干上昇する。
そして、極大点Xを示した後に再度緩やかに低下してい
く。そこで、開閉蓋8は上記極大点Xを経過すると同時
に、または極大点Xから所定の若干時間の経過後に閉止
される。極大点を示す前に閉止すると温度変動が大きく
なるからである。
【0028】このようにして効果的にダクト部の変形が
抑制される。図3に符号Eで示す曲線は入口温度検出器
11によって検出されたケーシング入口温度曲線であ
り、符号Fで示す曲線は出口温度検出器12によって検
出されたケーシング出口温度曲線である。また、図3で
は縦軸が温度を示し、横軸が時間を示しており、ガスタ
ービン3の運転停止時点を時間軸のゼロとしている。
【0029】なお、ガスタービン装置1の大きさによっ
て異なるが、一般的に運転停止から極大点を示すまでの
時間は約70〜100分程度である。
【0030】本発明の発明者らは、運転停止後のガスタ
ービン部分の前後方向の大きい温度差も当該部変形に関
与することを見いだした。
【0031】そこで、本ガスタービン装置1では、通常
は運転停止後に開弁している圧力開放弁14を一定条件
下で閉弁するように構成している。そうすることよって
熱変形を最小限に抑制することが可能となる。
【0032】すなわち、出口温度検出器12のみなら
ず、上記入口温度検出器11からの検出温度信号も上記
制御装置に連続的に送られている。この入口温度もその
平均値が算出されており、ケーシングの出入口温度も図
3に符号E、Fで示すようにガスタービン装置1の運転
が停止すると降下し始める。圧力開放弁14の開弁によ
って外気が吸気室4から圧力開放弁14へと流れるた
め、入口温度の降下率は出口温度の降下率よりも大きく
なる。したがって、時間の経過とともに出口温度と入口
温度との温度差が大きくなる。そこで、制御装置におい
て、温度検出器11、12から得た検出温度差が、予め
設定した第一設定温度差dTを超えた時点で圧力開放弁
14を閉弁するように構成されている。閉弁すると入口
温度の降下率が減少する(図中、二点鎖線で示すのは圧
力開放弁14の開弁を維持した場合のケーシング入口温
度曲線である)。そうすることによってガスタービン部
分の前後方向の温度差を小さく抑えることが可能とな
る。この第一設定温度差はガスタービン装置の使用条件
や大きさによって異なるが、試験結果に基づいて選定す
ればよい。本実施形態では約140〜160°Cにされ
ている。本実施形態では定格運転時には約140°Cの
温度差が生じている。
【0033】また、上限温度差および下限温度差の二種
類の値を設定しておき、上限温度差を超えると圧力開放
弁14を閉弁し、その後、下限温度差を下回ると圧力開
放弁14を開弁するようにしてもよい。
【0034】制御装置には予め第二設定温度差が設定さ
れている。ガスタービン装置1の起動操作時に両温度検
出器11、12によって得られる実際の温度差が上記第
二設定温度差と比較される。そして、実際の温度差が第
二設定温度差を上回っている場合に警報を発するように
されている。このように構成することにより、ガスター
ビン起動時の異常振動の発生の防止が可能となる。すな
わち、警報を発している場合には、起動前に対策を施し
た上で起動すればよい。この第二設定温度差はガスター
ビン装置の使用条件や大きさによって異なるが、試験結
果に基づいて選定すればよい。本実施形態では約80〜
100°Cにされている。また、上記警報発生機構は、
ガスタービンの起動時または起動の所定時間前に作動す
るようにしておけば誤作動を起こす心配はない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ガスタービン装置の急
冷や内部気体の対流が抑制され、タービン部分を含む気
体通路部分の温度差が抑制され、温度差による歪みも抑
制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービン装置の一実施形態を概略
的に示すブロック図である。
【図2】図1のガスタービン装置における開閉蓋および
排気管を示す斜視図である。
【図3】図1のガスタービン装置の運転停止後におけ
る、ガスタービンの入口および出口における温度変化を
示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・・ガスタービン装置 2・・・・圧縮機 3・・・・ガスタービン 4・・・・吸気室 5・・・・燃焼装置 6・・・・水平排気管 7・・・・煙突 8・・・・開閉蓋 9・・・・排気口 10・・・・排気管 11・・・・入口温度検出器 12・・・・出口温度検出器 13・・・・出口ガス温度検出器 14・・・・圧力開放弁 15・・・・開度調節器 D・・・・出口ガス温度曲線 dT・・・・第一設定温度差 E・・・・入口温度曲線 F・・・・出口温度曲線 G・・・・発電機 M・・・・(出口温度変化の)極小点 X・・・・(出口温度変化の)極大点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−193465(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 25/30 F02C 7/00 F02C 7/057

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、 該圧縮機の出口側に配設されたタービンと、 該タービンの出口側に配設された排気用煙突と、 該排気用煙突に配設された、煙突通路を開閉するための
    蓋部材と、 該蓋部材を貫通して形成された排気口と、 該排気口の外方に配設された排気管とを備えてなるガス
    タービン装置。
  2. 【請求項2】 上記排気管の先端開口が横方向から下方
    向の間のいずれかの方向に向けられてなる請求項1記載
    のガスタービン装置。
  3. 【請求項3】 上記排気管が、蓋部材の閉止状態におい
    て排気用煙突の通路断面の実質的中心を中心とする円周
    上に複数本配設されてなる請求項1記載のガスタービン
    装置。
  4. 【請求項4】 上記タービンの出口に出口ガス温度検出
    器が配設されており、該出口ガス温度検出器によって検
    出された出口ガス温度が、タービンの運転停止後の変化
    における極小点に続く極大点を経過した後で、上記蓋部
    材が閉止されるように構成されてなる請求項1記載のガ
    スタービン装置。
  5. 【請求項5】 上記圧縮機に配設された、タービンの運
    転停止後に開弁する圧力開放弁と、上記タービンの入口
    および出口に配設された入口温度検出器および出口温度
    検出器とを備えており、両温度検出器によって検出され
    た出口温度から入口温度を引いた温度差が、タービンの
    運転停止後において、予め設定された第一基準値を超え
    たときに上記圧力開放弁が閉弁するように構成されてな
    る請求項1記載のガスタービン装置。
  6. 【請求項6】 上記圧縮機に配設された、タービンの運
    転停止後に開弁する圧力開放弁と、上記タービンの入口
    および出口に配設された入口温度検出器および出口温度
    検出器とを備えており、両温度検出器によって検出され
    た出口温度から入口温度を引いた温度差が、タービンの
    起動時において、予め設定された第二基準値を超えてい
    るときに警報を発する警報発生機構が配設されてなる請
    求項1記載のガスタービン装置。
  7. 【請求項7】 上記排気管に、排気管の通路断面積を調
    節しうる開度調節器が配設されてなる請求項1記載のガ
    スタービン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106121826A (zh) * 2015-05-07 2016-11-16 安萨尔多能源英国知识产权有限公司 用于停机期间阻碍气流通过包括燃气涡轮机的装置的方法

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