JP3514973B2 - アクティブアレーアンテナ装置 - Google Patents

アクティブアレーアンテナ装置

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JP3514973B2
JP3514973B2 JP12652198A JP12652198A JP3514973B2 JP 3514973 B2 JP3514973 B2 JP 3514973B2 JP 12652198 A JP12652198 A JP 12652198A JP 12652198 A JP12652198 A JP 12652198A JP 3514973 B2 JP3514973 B2 JP 3514973B2
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徹 高橋
昌孝 大塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信やレーダ等
に使用されるアクティブアレーアンテナ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のアクティブアレーアンテナ
装置を示す構成図であり、ここでは送信用のアクティブ
アレーアンテナ装置について示している。図において、
1は複数個の素子アンテナ、2は各素子アンテナ1にそ
れぞれ接続された増幅器、3は各増幅器2への高周波信
号の分配を行う電力分配器、4は高周波信号を電力分配
器3に送る送信機、5は増幅器2に駆動用の電力を供給
する増幅器駆動用直流電源である。
【0003】次に動作について説明する。送信機4が発
生した送信すべき高周波信号は、電力分配器3によって
分配されて各増幅器2に入力される。各増幅器2は電力
分配器3より入力された高周波信号を増幅して素子アン
テナ1に送り、アンテナ開口面に配列された各素子アン
テナ1は、送られてきた高周波信号を電波として空間に
放射する。なお、増幅器2は増幅器駆動用直流電源5よ
り電力の供給を受けて駆動されており、増幅器駆動用直
流電源5は各増幅器2に電力を供給する際に、その出力
電圧を増幅器2の駆動電圧と等しい値としている。
【0004】なお、このような従来のアクティブアレー
アンテナ装置に関連する記載がある文献としては、例え
ば特開平5−27007号公報、特開平8−14611
9号公報、特開平9−15322号公報などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアクティブアレ
ーアンテナ装置は以上のように構成されているので、そ
れを、例えば人工衛星搭載用のアンテナとして用いた場
合、増幅器駆動用直流電源5は人工衛星本体内に設置さ
れ、増幅器2は素子アンテナ1の近傍に設置されること
になるため、アンテナ開口面積が大きいアクティブアレ
ーアンテナ装置では、増幅器駆動用直流電源5から増幅
器2までの電力伝送距離が長くなり、したがって、この
伝送線路を流れる電流による導体損が増大して、電力伝
送損失が大きくなるという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、増幅器に供給する電力の伝送損失
を低減できるアクティブアレーアンテナ装置を得ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアクティ
ブアレーアンテナ装置は、増幅器に電力を供給する際の
増幅器駆動用直流電源の出力電圧を、当該増幅器の駆動
電圧よりも高いものに設定しておき、増幅器と増幅器駆
動用直流電源との間に増幅器用電圧調整機構を設けて、
増幅器駆動用直流電源の出力電圧を増幅器の駆動電圧に
変圧して増幅器に供給するようにしたものである。
【0008】この発明に係るアクティブアレーアンテナ
装置は、さらに、素子アンテナの励振位相を変化させる
移相器を設け、この移相器に電力を供給する際の移相器
駆動用直流電源の出力電圧を、当該移相器の駆動電圧よ
りも高いものに設定しておき、移相器と移相器駆動用直
流電源との間に移相器用電圧調整機構を設けて、移相器
駆動用直流電源の出力電圧を移相器の駆動電圧に変圧し
て移相器に供給するようにしたものである。
【0009】この発明に係るアクティブアレーアンテナ
装置は、共通直流電源によって、増幅器用電圧調整機構
を介して増幅器に電力を供給している増幅器駆動用直流
電源と、移相器用電圧調整機構を介して移相器に電力を
供給している移相器駆動用直流電源とを兼用するように
したものである。
【0010】この発明に係るアクティブアレーアンテナ
装置は、電圧調整機構制御回路によって、増幅器駆動用
直流電源の出力電圧を増幅器の駆動電圧に変圧する増幅
器用電圧調整機構を制御して、増幅器に電力を供給する
際の増幅器駆動用直流電源の出力電圧を変化させるよう
にしたものである。
【0011】この発明に係るアクティブアレーアンテナ
装置は、増幅器駆動用直流電源の出力電圧を増幅器の駆
動電圧に変圧する増幅器用電圧調整機構を、複数個の増
幅器に対して1つ、あるいは移相器駆動用直流電源の出
力電圧を移相器の駆動電圧に変圧する移相器用電圧調整
機構を、複数個の移相器に対して1つ設けたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるア
クティブアレーアンテナ装置を示す構成図であり、ここ
でも送信用のアクティブアレーアンテナ装置について示
している。図において、1は平面状、あるいは放物面等
の曲面状のアンテナ開口面に沿って配列された複数の素
子アンテナであり、2はこれらの各素子アンテナ1にそ
れぞれ接続されて、送信される高周波の電力増幅を行う
複数個の増幅器である。3はこの増幅器2へ入力される
高周波信号の分配を行う電力分配器であり、4は送信す
べき高周波信号を発生してこの電力分配器3へ送る送信
機である。5は各増幅器2にそれらを駆動するための電
力を供給する増幅器駆動用直流電源であり、この増幅器
駆動用直流電源5より増幅器2へ電力を供給する際の出
力電圧は、当該増幅器2の駆動電圧よりも高い値に設定
されている。6は増幅器駆動用直流電源5と増幅器2の
間に各増幅器2に対応して設けられ、増幅器駆動用直流
電源5から増幅器2に電力を供給する際の出力電圧を、
増幅器2の駆動電圧に減圧する増幅器用電圧調整機構と
してのDC/DCコンバータである。
【0013】次に動作について説明する。送信機4は送
信すべき高周波信号を発生しており、この高周波信号は
電力分配器3によって分配されて各増幅器2に入力され
る。各増幅器2は増幅器駆動用直流電源5より電力の供
給を受けて駆動され、この電力分配器3によって分配さ
れた高周波信号をそれぞれ増幅している。これら各増幅
器2で増幅された高周波信号はそれぞれが接続されてい
る各素子アンテナ1に送られる。各素子アンテナ1は平
面状、あるいは放物面等の曲面状のアンテナ開口面に沿
って配列されており、この送信機4から送信されて増幅
器2で増幅された高周波信号を電波として空間に放射す
る。
【0014】ここで、各増幅器2を駆動するための電力
を供給する際、増幅器駆動用直流電源5はその出力電圧
を、前述のように増幅器2の駆動電圧よりも高い値に設
定して、当該増幅器駆動用直流電源5とDC/DCコン
バータ6との間の伝送線路に出力する。DC/DCコン
バータ6では、この増幅器駆動用直流電源5より増幅器
2に供給される電力を受け取ると、その電圧を増幅器2
の駆動電圧まで減圧してから各増幅器2に供給する。し
たがって、同一値の電力を増幅器駆動用直流電源5から
各増幅器2に供給する場合、増幅器駆動用直流電源5か
ら各DC/DCコンバータ6までの伝送線路を流れる電
流の値は、増幅器駆動用直流電源5から各増幅器2に供
給される電力の出力電圧が増幅器2の駆動電圧である場
合より小さなものとなる。
【0015】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、増幅器2に供給される電力は、当該増幅器2の駆動
電圧よりも高い電圧で伝送されるので、増幅器2の駆動
電圧で電力伝送する従来のアクティブアレーアンテナ装
置に比べて伝送線路に流れる電流を小さくすることがで
き、伝送線路に流れる電流による導体損の削減が可能と
なるため、電力伝送損失を低減化したアクティブアレー
アンテナ装置が実現できるという効果が得られる。特
に、増幅器駆動用直流電源5から増幅器2までの伝送距
離が長い場合には、従来のアクティブアレーアンテナ装
置より顕著に電力伝送損失を低減することが可能になる
という効果が得られる。
【0016】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるアクティブアレーアンテナ装置の構成図であ
り、相当部分には図1と同一符号を付してその説明を省
略する。なお、ここでも送信用のアクティブアレーアン
テナ装置として説明する。図において、7はアンテナ開
口面に沿って配列された複数個の素子アンテナ1それぞ
れの励振位相を、ダイオード等を用い電気的に位相設定
する複数個の移相器である。8は各移相器7にそれらを
駆動するための電力を供給する移相器駆動用直流電源で
あり、この移相器駆動用直流電源8より移相器7に電力
を供給する際の出力電圧は、当該移相器7の駆動電圧よ
りも高い値に設定されている。9は移相器駆動用直流電
源8と移相器7の間に各移相器7に対応して設けられ、
移相器駆動用直流電源8から移相器7に電力を供給する
際の出力電圧を、移相器7の駆動電圧に減圧する移相器
用電圧調整機構としてのDC/DCコンバータである。
【0017】次に動作について説明する。送信機4の発
生した送信すべき高周波信号は、電力分配器3によって
分配されて各移相器7に入力される。各移相器7では当
該アクティブアレーアンテナ装置のアンテナ開口面での
ビーム方向が所望の方向となるように、各素子アンテナ
1のそれぞれに供給する高周波信号の励振位相を制御し
ている。この移相器7によって位相設定された高周波信
号は、以後、実施の形態1の場合と同様に、各増幅器2
に入力されて増幅され、各素子アンテナ1に送られて電
波として、所定のビーム方向で空間に放射される。
【0018】ここで、移相器駆動用直流電源8から各移
相器7に出力される電力は、前述のように移相器7の駆
動電圧よりも高い出力電圧にて伝送されており、それぞ
れDC/DCコンバータ9を介して各移相器7に供給さ
れている。その際、DC/DCコンバータ9は、移相器
駆動用直流電源8から各移相器7に供給される電力の出
力電圧を、移相器7の駆動電圧まで減圧してから供給す
る。したがって、同一値の電力を移相器駆動用直流電源
8から各移相器7に供給する場合、移相器駆動用直流電
源8から各DC/DCコンバータ9までの伝送線路を流
れる電流の値は、移相器駆動用直流電源8から各移相器
7に供給される電力の出力電圧が移相器7の駆動電圧で
ある場合より小さなものとなる。
【0019】なお、増幅器駆動用直流電源5から各増幅
器2に出力される電力についても、上記実施の形態1の
場合と同様に、増幅器駆動用直流電源5から出力される
電力は、増幅器2の駆動電圧よりも高い電圧で伝送さ
れ、DC/DCコンバータ6によって増幅器2の駆動電
圧まて減圧された後、増幅器2に供給される。したがっ
て、同一値の電力を増幅器駆動用直流電源5から各増幅
器2に供給する場合、増幅器駆動用直流電源5から各D
C/DCコンバータ6までの伝送線路を流れる電流の値
は小さなものとなる。
【0020】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、増幅器2および移相器7に供給される電力は、当該
増幅器2および移相器7の駆動電圧よりも高い電圧にて
伝送されるので、増幅器2および移相器7の駆動電圧で
電力伝送する従来のアクティブアレーアンテナ装置に比
べて伝送線路に流れる電流を小さくすることができ、伝
送線路に流れる電流による導体損の削減が可能となるた
め、電力伝送損失を低減化したアクティブアレーアンテ
ナ装置が実現できるという効果が得られる。特に、増幅
器駆動用直流電源5から増幅器2までの伝送距離が長い
場合、あるいは移相器駆動用直流電源8から移相器7ま
での伝送距離が長い場合には、従来のアクティブアレー
アンテナ装置より顕著に電力伝送損失を削減することが
可能になるという効果が得られる。
【0021】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるアクティブアレーアンテナ装置の構成図であ
り、相当部分には図2と同一符号を付してその説明を省
略する。なお、ここでも送信用のアクティブアレーアン
テナ装置として説明する。図において、10は増幅器用
電圧調整機構としてのDC/DCコンバータ6を介して
増幅器2に、また、移相器用電圧調整機構としてのDC
/DCコンバータ9を介して移相器7に、それぞれ電力
を供給する共通直流電源であり、その出力電圧は電力が
供給される増幅器2および移相器7の駆動電圧よりも高
い値に設定されている。このように、この実施の形態3
は増幅器駆動用直流電源5と移相器駆動用直流電源8を
この共通直流電源10で兼用している点で、上記実施の
形態2とは異なっている。
【0022】次に動作について説明する。ここで、基本
的な動作は、上記実施の形態2の場合と同様であるた
め、ここではその説明は省略する。共通直流電源10か
ら出力される電力は、増幅器2および移相器7の駆動電
圧よりも高い電圧で伝送され、DC/DCコンバータ6
とDC/DCコンバータ9に送られる。DC/DCコン
バータ6においては、この共通直流電源10から供給さ
れる電力の出力電圧を増幅器2の駆動電圧に減圧した
後、増幅器2に供給して増幅器2を駆動する。また移相
器用DC/DCコンバータ9においても、この共通直流
電源10から供給される電力の出力電圧を移相器7の駆
動電圧に減圧した後、移相器7に供給して移相器7を駆
動する。したがって、それぞれ同一値の電力を増幅器2
と移相器7に供給する場合には、共通直流電源10から
各DC/DCコンバータ6および9までの伝送線路を流
れる電流の値は小さなものとなる。
【0023】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態2の場合と同様に、増幅器2および移相
器7の駆動電圧で電力伝送する従来のアクティブアレー
アンテナ装置に比べて伝送線路に流れる電流が小さくな
るため、伝送線路に流れる電流による導体損を削減で
き、特に共通直流電源10から増幅器2まで、あるいは
移相器7までの伝送距離が長い場合には、従来のアクテ
ィブアレーアンテナ装置より顕著に電力伝送損失を削減
できるという効果の外に、増幅器2および移相器7に電
力を供給する電源を1つの共通直流電源10で共用して
いるので、装置構成を簡略化でき、使用部品数を減らす
ことが可能となって、アクティブアレーアンテナ装置の
コストダウンも図れるという効果も得られる。
【0024】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるアクティブアレーアンテナ装置の構成図であ
り、相当部分には図1と同一符号を付してその説明を省
略する。なお、ここでも送信用のアクティブアレーアン
テナ装置として説明する。図において、11は増幅器用
電圧調整機構としてのDC/DCコンバータ6を制御し
て、その出力電圧を変化させる電圧調整機構制御回路と
してのDC/DCコンバータ出力制御回路である。
【0025】次に動作について説明する。ここで、基本
的な動作は、上記実施の形態1の場合と同様であるた
め、ここではその説明は省略する。増幅器駆動用直流電
源5から出力される電力は、増幅器2の駆動電圧よりも
高い電圧で伝送され、増幅器用電圧調整機構としてのD
C/DCコンバータ6に送られる。このDC/DCコン
バータ6では、この増幅器駆動用直流電源5から供給さ
れる電力の出力電圧を増幅器2の駆動電圧に減圧した
後、増幅器2に供給して増幅器2を駆動する。
【0026】このとき、DC/DCコンバータ6はDC
/DCコンバータ出力制御回路11によって制御されて
その出力電圧が変化する。このDC/DCコンバータ6
の出力電圧を変化させることによって増幅器2の出力を
制御することが可能となる。送信機4から送信された高
周波信号は、電力分配器3により分配された後、この増
幅器2によって増幅され、アンテナ開口面に沿って配列
された各素子アンテナ1から電波として空間に放射され
る。したがって、DC/DCコンバータ6の出力電圧を
変化させてこの増幅器2の出力を制御することにより、
当該アクティブアレーアンテナ装置の開口分布を制御す
ることが可能となる。
【0027】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、実施の形態1の場合と同様に、増幅器2の駆動電圧
で電力伝送する従来のアクティブアレーアンテナ装置に
比べて伝送線路に流れる電流は小さくなるため、伝送線
路に流れる電流による導体損を削減でき、特に増幅器駆
動用直流電源5から増幅器2までの伝送距離が長い場合
には、従来のアクティブアレーアンテナ装置より顕著に
電力伝送損失を削減できるという効果の外に、DC/D
Cコンバータ6の出力電圧をDC/DCコンバータ出力
制御回路11によって制御しているので、増幅器2の出
力を制御することが可能となり、したがって、所望の開
口分布を有するアクティブアレーアンテナ装置を容易に
実現できるという効果が得られる。
【0028】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるアクティブアレーアンテナ装置の構成図であ
り、各部には図1と同一符号を付してその説明を省略す
る。なお、ここでも送信用のアクティブアレーアンテナ
装置として説明する。ここで、この実施の形態5による
アクティブアレーアンテナ装置は、近接して配置された
複数個(図示の場合には3個)の素子アンテナ1毎に、
増幅器用電圧調整機構としてのDC/DCコンバータ6
を1つずつ設けている点で、実施の形態1のそれとは異
なっている。
【0029】次に動作について説明する。図5に示すよ
うに構成されたアクティブアレーアンテナ装置において
は、増幅器駆動用直流電源5から各増幅器2に駆動のた
めの電力を供給する場合、増幅器2の駆動電圧よりも高
い電圧で出力された当該電力は、各DC/DCコンバー
タ6で増幅器2の駆動電圧まて減圧された後、近接して
配置された3個のアンテナ素子1に接続されている3個
の増幅器2にそれぞれ供給される。したがって、同一値
の電力を増幅器駆動用直流電源5から各増幅器2に供給
する場合、増幅器駆動用直流電源5から各DC/DCコ
ンバータ6までの伝送線路を流れる電流の値は小さなも
のとなり、また、増幅器2の1/3の数のDC/DCコ
ンバータ6で、増幅器駆動用直流電源5からの電力を各
増幅器2に供給することができる。
【0030】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、実施の形態1の場合と同様に、増幅器2の駆動電圧
で電力伝送する従来のアクティブアレーアンテナ装置に
比べて伝送線路に流れる電流は小さくなるため、伝送線
路に流れる電流による導体損を削減でき、特に増幅器駆
動用直流電源5から増幅器2までの伝送距離が長い場合
には、従来のアクティブアレーアンテナ装置より顕著に
電力伝送損失を削減できるという効果の外に、近接して
配置された複数個の素子アンテナ1毎に、DC/DCコ
ンバータ6を設ければよいので、DC/DCコンバータ
6の数を削減することができて装置構成の簡略化もはか
れ、アクティブアレーアンテナ装置のコストダウンが可
能になるという効果も得られる。
【0031】なお、上記説明では、増幅器用電圧調整機
構としてのDC/DCコンバータ6を、近接して配置さ
れた複数個の素子アンテナ1に接続されている複数の増
幅器2毎に1つ設けたものを示したが、移相器7につい
ても同様に、移相器用電圧調整機構としてのDC/DC
コンバータ9を、近接して配置された複数個の素子アン
テナ1に接続されている複数の移相器7毎に1つ設ける
ようにしてもよく、上記説明の場合と同様の効果を奏す
る。
【0032】実施の形態6.上記実施の形態1から実施
の形態5においては、単独の素子アンテナでアクティブ
アレーアンテナ装置を構成し、各素子アンテナに対応し
て増幅器や移相器を設けたものを示したが、単独の素子
アンテナに代えて、複数個の素子アンテナからなるサブ
アレーを用い、各サブアレーに対応して増幅器や移相器
を設けるようにしてもよく、上記各実施の形態の場合と
同様の効果を奏する。
【0033】実施の形態7.上記実施の形態1から実施
の形態5おいては、送信用のアクティブアレーアンテナ
装置に適用した場合について説明したが、受信用のアク
ティブアレーアンテナ装置に適用してもよく、この場合
も上記各実施の形態の場合と同様の効果を奏する。な
お、その場合、各増幅器へ入力する高周波信号を分配す
る電力分配器は、各増幅器から出力される高周波信号を
合成する電力合成器になり、電力分配器へ高周波信号を
送信する送信機は、電力合成器から高周波信号を受信す
る受信機になるとともに、素子アンテナあるいはサブア
レーのそれぞれに接続されている増幅器の方向が逆向き
になることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各素
子アンテナあるいはサブアレーに接続されている増幅器
に増幅器駆動用直流電源より電力を供給する際に、増幅
器駆動用直流電源の出力電圧を増幅器の駆動電圧より高
く設定しておき、増幅器と増幅器駆動用直流電源との間
に設けた増幅器用電圧調整機構によって、当該増幅器駆
動用直流電源の出力電圧を増幅器の駆動電圧に変圧して
増幅器に供給するように構成したので、増幅器用電圧調
整機構から各増幅器までの伝送線路に流れる電流を小さ
くすることが可能となって、当該伝送線路に流れる電流
による導体損を削減することができ、電力伝送損失を低
減できるアクティブアレーアンテナ装置が得られるとい
う効果がある。
【0035】この発明によれば、さらに、各素子アンテ
ナあるいはサブアレーの励振位相を変化させる移相器を
設けて、この移相器を駆動するための電力を移相器駆動
用直流電源より供給する際の出力電圧を、当該移相器の
駆動電圧よりも高く設定しておき、移相器と移相器駆動
用直流電源との間に設けた移相器用電圧調整機構によっ
て、当該移相器駆動用直流電源の出力電圧を移相器の駆
動電圧に変圧して移相器に供給するように構成したの
で、移相器駆動用直流電源から移相器までの伝送線路に
流れる電流も小さくすることが可能となって、当該伝送
線路に流れる電流による導体損を削減することができ、
電力伝送損失をさらに低減できるアクティブアレーアン
テナ装置が得られるという効果がある。
【0036】この発明によれば、増幅器用電圧調整機構
を介して増幅器に電力を供給している増幅器駆動用直流
電源と、移相器用電圧調整機構を介して移相器に電力を
供給している移相器駆動用直流電源とを、共通直流電源
によって兼用するように構成したので、増幅器および移
相器に電力を供給するためにそれぞれ必要であった直流
電源が1つですむようになるため、装置構成を簡略化で
き、使用部品数を削減することが可能となって、アクテ
ィブアレーアンテナ装置のコストダウンも図れるという
効果がある。
【0037】この発明によれば、増幅器駆動用直流電源
の出力電圧を増幅器の駆動電圧に変圧する増幅器用電圧
調整機構を電圧調整機構制御回路によって制御し、増幅
器駆動用直流電源の出力電圧を変化させるように構成し
たので、増幅器の出力を制御することが可能となり、そ
れによって所望の開口分布を得ることが容易なアクティ
ブアレーアンテナ装置が実現できるという効果がある。
【0038】この発明によれば、複数の素子アンテナも
しくはサブアレー毎に、増幅器駆動用直流電源の出力電
圧を増幅器の駆動電圧に変圧する増幅器用電圧調整機
構、あるいは移相器駆動用直流電源の出力電圧を移相器
の駆動電圧に変圧する移相器用電圧調整機構を設けるよ
うに構成したので、1つの増幅器用電圧調整機構あるい
は移相器用電圧調整機構が、複数の素子アンテナもしく
はサブアレーで共用されるため、増幅器用電圧調整機構
や移相器用電圧調整機構の数を削減することができて装
置構成の簡略化が可能となり、アクティブアレーアンテ
ナ装置のコストダウンが図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるアクティブア
レーアンテナ装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるアクティブア
レーアンテナ装置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるアクティブア
レーアンテナ装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるアクティブア
レーアンテナ装置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるアクティブア
レーアンテナ装置を示す構成図である。
【図6】 従来のアクティブアレーアンテナ装置を示す
構成図である。
【符号の説明】
1 素子アンテナ、2 増幅器、3 電力分配器、4
送信機、5 増幅器駆動用直流電源、6 DC/DCコ
ンバータ(増幅器用電圧調整機構)、7 移相器、8
移相器駆動用直流電源、9 DC/DCコンバータ(移
相器用電圧調整機構)、10 共通直流電源、11 D
C/DCコンバータ出力制御用回路(電圧調整機構制御
回路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特表2000−513159(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 3/26 H04B 1/04 H03G 1/00 - 3/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の素子アンテナ、あるいは各々が
    複数個の素子アンテナからなる複数個のサブアレーと、 上記素子アンテナあるいはサブアレーにそれぞれ接続さ
    れて電力増幅を行う複数個の増幅器と、 上記各増幅器へ入力する高周波信号を分配する電力分配
    器、あるいは上記各増幅器から出力される高周波信号を
    合成する電力合成器と、 上記電力分配器へ高周波信号を送信する送信機、あるい
    は上記電力合成器から高周波信号を受信する受信機と、 上記増幅器にそれを駆動するための電力を供給し、その
    際の出力電圧が上記増幅器の駆動電圧よりも高い値に設
    定されている増幅器駆動用直流電源と、 上記増幅器駆動用直流電源と上記増幅器の間に設けられ
    て、上記増幅器駆動用直流電源から上記増幅器に電力を
    供給する際の出力電圧を、上記増幅器の駆動電圧に変圧
    する増幅器用電圧調整機構とを備えたアクティブアレー
    アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 複数個の素子アンテナ、あるいは各々が
    複数個の素子アンテナからなる複数個のサブアレーそれ
    ぞれの励振位相を変化させる複数個の移相器と、 上記移相器にそれを駆動するための電力を供給し、その
    際の出力電圧が上記移相器の駆動電圧よりも高い値に設
    定されている移相器駆動用直流電源と、 上記移相器駆動用直流電源と上記移相器の間に設けられ
    て、上記移相器駆動用直流電源から上記移相器に電力を
    供給する際の出力電圧を、上記移相器の駆動電圧に変圧
    する移相器用電圧調整機構とを設けたことを特徴とする
    請求項1記載のアクティブアレーアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 複数個の素子アンテナ、あるいは各々が
    複数個の素子アンテナからなる複数個のサブアレーと、 上記素子アンテナあるいはサブアレーにそれぞれ接続さ
    れて電力増幅を行う複数個の増幅器と、 上記各増幅器へ入力する高周波信号を分配する電力分配
    器、あるいは上記各増幅器から出力される高周波信号を
    合成する電力合成器と、 上記電力分配器へ高周波信号を送信する送信機、あるい
    は上記電力合成器から高周波信号を受信する受信機と、 上記素子アンテナあるいはサブアレーにそれぞれ接続さ
    れて励振位相を変化させる複数個の移相器と、 上記増幅器および移相器にそれらを駆動するための電力
    を供給し、その際の出力電圧が上記増幅器および移相器
    の駆動電圧よりも高い値に設定されている共通直流電源
    と、 上記共通直流電源と上記増幅器の間に設けられて、上記
    増幅器駆動用直流電源から上記増幅器に電力を供給する
    際の出力電圧を、上記増幅器の駆動電圧に変圧する増幅
    器用電圧調整機構と、 上記共通直流電源と上記移相器の間に設けられて、上記
    移相器駆動用直流電源から上記移相器に電力を供給する
    際の出力電圧を、上記移相器の駆動電圧に変圧する移相
    器用電圧調整機構とを備えたアクティブアレーアンテナ
    装置。
  4. 【請求項4】 増幅器駆動用直流電源の出力電圧を増幅
    器の駆動電圧に変圧する増幅器用電圧調整機構の出力電
    圧を制御する電圧調整機構制御回路を設けたことを特徴
    とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載
    のアクティブアレーアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 増幅器駆動用直流電源の出力電圧を増幅
    器の駆動電圧に変圧する増幅器用電圧調整機構、あるい
    は移相器駆動用直流電源の出力電圧を移相器の駆動電圧
    に変圧する移相器用電圧調整機構を、複数個の素子アン
    テナあるいは複数個のサブアレー対応に設けたことを特
    徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記
    載のアクティブアレーアンテナ装置。
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