JP3514254B2 - 熱処理装置およびシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法 - Google Patents
熱処理装置およびシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法Info
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Description
に薄膜形成等の処理を行うための熱処理装置およびシリ
コンエピタキシャルウェーハの製造方法に関する。
ハと記載する)の主表面上にシリコンエピタキシャル層
や酸化膜等の薄膜を形成させるための熱処理装置は、ウ
ェーハを載置するためのサセプタを内部に備えた透光性
の熱処理容器や、熱処理容器の周囲に設けられるハロゲ
ンランプ等からなる加熱装置等、を備えて構成されてい
る。このような熱処理装置としては、ウェーハを1枚ず
つ処理する枚葉式熱処理装置や、サセプタに一度に複数
のウェーハを載置できるように複数の座ぐりを形成し
て、同時に複数枚のウェーハに熱処理を行うシリンダ
(バレル)型、あるいはパンケーキ型等の熱処理装置な
どが知られている。
成する場合は、サセプタの主表面上に形成された座ぐり
にウェーハを配し、加熱装置によってウェーハを所定の
温度に加熱する。そして、熱処理容器内に、例えばシリ
コンエピタキシャル層の形成ではシリコン原料ガスやド
ーパントガス、また酸化膜の形成では酸素ガス等(薄膜
形成のための原料ガス)を、所定時間、所定の流量で供
給することにより、ウェーハ主表面に薄膜を形成させ
る。
ては、熱処理容器内に供給するガスの組成や流量ととも
に、ウェーハの加熱温度によって薄膜の形成速度も異な
るため、熱処理中の温度管理が必要となってくる。そこ
で、熱処理容器内に熱電対等の温度測定手段を設け、熱
処理における温度の制御を行っている。例えば枚葉式の
熱処理装置では、図7に示すように、サセプタ102の
裏面に、熱電対挿入用の窪み102bを形成し、この窪
み102bに、石英製保護管等で覆われた熱電対104
の測定部104aの端部を挿入して、熱処理における温
度をモニターしている。
ハへの薄膜形成は、温度によって形成速度に差が生じる
ため、熱処理中はウェーハ面内の温度分布も略均一な状
態に保たれることが望ましい。しかし、図7に示すよう
に、ウェーハを載置する座ぐり102aの位置に対応す
るサセプタ2の裏面に、前述のような熱電対挿入用の窪
み102bが形成されていると、窪み102bの箇所で
座ぐり102aの厚みが薄くなる。サセプタにおいて
は、厚みの薄い箇所が厚い箇所に比べて温度が低くなる
傾向にあるため、この窪み102bの箇所は周囲より温
度が低くなり、座ぐり102aの温度分布にムラが生じ
てしまう。
該座ぐりに載置されるウェーハの温度分布にもムラが生
じ、温度の低い箇所では薄膜成速度が遅くなってウェー
ハに形成される薄膜の膜厚が不均一となる。膜厚が不均
一であると、当該ウェーハで半導体デバイス等を製造す
る場合の歩留まりが低下する原因ともなるため好ましく
ない。
ーハの温度分布が略均一となり、膜厚分布の良好な薄膜
が形成されたウェーハを得ることができる熱処理装置お
よびシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法を提供
することである。
は、[1]シリコン単結晶ウェーハ(W)を載置する座
ぐり(2a)が形成されたサセプタ(2)と、当該サセ
プタの温度を測定する熱電対(6)と、を内部に有する
熱処理容器(1)と、[2]前記サセプタに載置される
シリコン単結晶ウェーハを加熱する加熱装置(5)と、
が備えられている熱処理装置(100)において、前記
サセプタは、前記座ぐり位置に対応する前記サセプタの
裏面が平坦に形成され、前記熱電対の測定部はカバー部
材で覆われ、該カバー部材が前記サセプタと非接触で且
つ近接する位置に備えられていることを特徴とする。
熱電対を覆うカバー部材をサセプタに接触させずにサセ
プタの温度を測定するために、カバー部材をサセプタに
接近させて備えるということである。
対応するサセプタの裏面に熱電対挿入用の窪みが形成さ
れておらず、サセプタの裏面が平坦に形成されており、
座ぐり位置の肉厚が略均一であるので、熱処理において
座ぐり内に不要な温度分布のムラが生じることを防止で
きる。従って、熱処理時に座ぐりに載置されるウェーハ
の面内温度分布のムラが小さくなり、ウェーハ上により
均一な薄膜形成等を行うことができる。
熱処理装置(100)において、前記熱電対(6)の測
定部(6d)が、前記サセプタ(2)以上の熱伝導率を
有するカバー部材で覆われていることを特徴とする。
サセプタ以上の熱伝導率を有するカバー部材で覆われる
ことにより、加熱処理の際、カバー部材がサセプタと同
様に熱せられるので、サセプタの裏面に熱電対挿入用の
窪みが形成されていなくても、熱電対によってサセプタ
温度を反映する温度測定値を得ることができる。従っ
て、熱処理装置で熱処理を行う際、適切にサセプタ温度
をモニターできるので、ウェーハに対し適切に熱処理を
行うことができる。
熱処理装置(100)において、前記熱電対(6)の測
定部(6d)が、炭化ケイ素(SiC)で形成されるカバ
ー部材(キャップ8)で覆われていることを特徴とす
る。
炭化ケイ素で形成されるカバー部材で覆われているの
で、加熱処理の際、熱電対の測定部がサセプタとともに
熱せられ、サセプタ温度を反映する温度測定値を得るこ
とができる。従って、熱処理装置において、適切にサセ
プタ温度をモニターでき、ウェーハに対し適切に熱処理
を行うことができる。
理装置において、前記熱電対が、炭化ケイ素で形成され
る保護管に内挿され、該保護管が前記サセプタと非接触
で且つ近接する位置に備えられていることを特徴とす
る。
で形成される保護管に内挿され、熱電対の測定部がカバ
ー部材として作用する保護管に覆われている。この保護
管が、熱処理においてサセプタとともに加熱されて速や
かに温度が上昇することにより、熱電対でサセプタ温度
を反映する測定値を得ることができる。従って、熱処理
装置による熱処理の際に、適切にサセプタ温度をモニタ
ーでき、ウェーハに対し適切に熱処理を行うことができ
る。
〜第4の手段のいずれかに記載の構成を、枚葉式のサセ
プタを備えた熱処理装置(100)に適用することであ
る。
径の大きいウェーハが載置された場合、ウェーハがサセ
プタ主表面の大部分を占有する。このウェーハの温度分
布を略均一にするために、ウェーハの載置位置を避けて
サセプタ裏面に窪みを形成し、熱電対を挿入して温度測
定を行おうとすると、サセプタの周辺部で温度を測定す
ることになる。このようにした場合、サセプタ周辺部で
は周囲の雰囲気温度の影響を受け易いため正確な温度測
定が難しいばかりでなく、熱処理では通常サセプタ自体
が回転するため、熱電対もサセプタとともに回転する構
成にしなければならず、装置の構成が複雑となるため好
ましくない。そこで、枚葉式の熱処理装置に、前記第1
〜第4の手段の構成を備えれば、熱処理において、サセ
プタのウェーハ載置位置の温度分布を略均一にすること
ができるとともに、適切に温度測定を行うことができる
ので好適である。またそれによって、枚葉式熱処理装置
により、径の大きいウェーハに膜厚分布の良好な薄膜を
好適に形成することができるので、製品の歩留まりの低
下を抑制でき、生産性を向上させることができるので、
好ましい。
のいずれかに記載の熱処理装置内のサセプタに、シリコ
ン単結晶ウェーハを載置し、前記シリコン単結晶ウェー
ハの主表面上にシリコン単結晶薄膜の気相成長を行うこ
とを特徴とするシリコンエピタキシャルウェーハの製造
方法である。
るサセプタの裏面を平坦に形成することにより、座ぐり
部分の肉厚が略均一に形成された熱処理装置で、ウェー
ハに熱処理を施してシリコン単結晶薄膜の形成を行え
ば、座ぐり内の温度分布にムラが生じることが防止され
るので、載置されるウェーハの面内温度分布もムラが小
さく、ウェーハ上に略均一な厚さで薄膜形成を行うこと
ができる。また、熱電対の測定部がサセプタ以上の熱伝
導率を有するカバー部材で覆われるか、炭化ケイ素で形
成されるカバー部材で覆われるか、或いは熱電対が炭化
ケイ素で形成される保護管に内挿されることにより、熱
電対によってサセプタ温度を反映する温度測定値が得ら
れ、適切にサセプタ温度をモニターできる。従って、熱
処理において好適に温度制御を行うことができ、ウェー
ハ上に所望の厚さのシリコン単結晶薄膜を好適に形成さ
せることができる。
の形態を説明する。 〔第1の実施の形態〕本発明の熱処理装置の一例とし
て、枚葉式の熱処理装置100の概略構成図を図1に示
す。この熱処理装置100は、例えばシリコン単結晶ウ
ェーハ(ウェーハW)等の基板の主表面に、気相エピタ
キシャル成長や、酸化膜の形成などの、加熱を伴う処理
を1枚ずつ行う装置である。熱処理装置100は、主に
熱処理容器1と、ウェーハWを載置するためのサセプタ
2と、サセプタ2を支えるサポート手段3と、温度測定
手段4と、ウェーハWを加熱するための加熱装置5等を
備えて構成されている。
て熱処理を施すためのもので、その頂壁1aと底壁1b
とは、透光性の石英で形成されている。また、熱処理容
器1の側壁には、熱処理容器1内に反応ガスを供給する
ためのガス供給口1cと、熱処理容器1からガスを排出
させるガス排出口1dとが形成されている。
られ、グラファイトに炭化ケイ素(SiC)がコーティン
グされて形成されている。サセプタ2の主表面には、ウ
ェーハWを載置するための略円形の座ぐり2aが形成さ
れている。サポート手段3は、サセプタ2の下方におい
て上下方向に延在する回転軸3(回転軸3には、図示し
ない回転駆動手段が連結されている)と、回転軸3上端
部から斜め上方に向けて放射状に分岐して、その先端部
がサセプタ2下面を支えるスポーク3bと、により主に
構成されている。サセプタ2の裏面において、サポート
手段3のスポーク3b先端部と接触する箇所には、凹部
2bが形成されている。この凹部2bにスポーク3b先
端部が陥入されることで、サセプタ2はサポート手段3
上に固定されるようになっている。
の厚みに差があると、加熱された際に、厚みの薄い箇所
は厚い箇所に比べて温度が低くなり、座ぐり2aに載置
されるウェーハWへの薄膜形成等の処理に影響を及ぼ
す。このことから、座ぐり2aの位置に対応するサセプ
タ2の裏面は平坦にし、該裏面に溝や窪み等を形成する
場合には、ウェーハWへの熱処理に影響を与えない(座
ぐり2aの温度分布のムラが熱処理に支障を来さないほ
ど小さい)範囲にする。このような窪み等の深さの範囲
としては、1mm以下であればよい。即ち、サセプタ2の
裏面に形成された窪み等の深さが1mm以下であれば平坦
であるとみなす。前記凹部2bについては、座ぐり2a
の位置よりも外側に形成し、座ぐり2aの温度分布にム
ラが生じないようにする。
施す際の温度をモニターするものであって、ウェーハW
の熱処理に支障を来さない位置で、ウェーハWの温度を
できるだけ反映した測定値を得るために、座ぐり2aの
中心位置に対応するサセプタ2の裏面側に、該サセプタ
2と非接触で且つ近接する位置に備えられる。熱処理装
置100において温度測定手段4は、サセプタ2の裏面
と、サポート手段3との間に備えられる。図2は、サセ
プタ2と温度測定手段4とを示した概略図、図3は温度
測定手段4を一部断面で示す構成図である。温度測定手
段4は、熱電対6と、熱電対の周囲を覆う保護管7と、
保護管7の上部に冠着され熱電対6の測定部6dを覆う
キャップ8と、を備えて構成されている。
6bと、それら二本の金属線を包むセラミック製絶縁管
6cとを備え、絶縁管6cの先端部には白金線6aと白
金ロジウム線6bの端部が露出する測定部6dが形成さ
れている。
管であって、熱電対6の絶縁管6cと測定部6dの周囲
を覆うように熱電対6を内挿して、熱電対6を保護する
ようになっている。キャップ8(カバー部材)は、例え
ば炭化ケイ素(SiC)で形成された部材であって、熱電
対6の測定部6dが位置する保護管7の端部周囲を覆う
形状に、形成されている。
(本実施の形態では下側)において、測定部6d側の端
部をサセプタ側にして備えられる。その際、測定部6d
側のキャップ8の端部と、サセプタ2の裏面とが接触し
ないように、これらの間にわずかな隙間を設ける。サセ
プタ2とキャップ8とが接触すると、当該箇所ではサセ
プタの厚みを厚くした場合と同様の状態となり、熱処理
の際、当該箇所でサセプタ2の温度が高くなって温度分
布にムラが生じてしまうからである。一方、サセプタ2
と、キャップ8との距離が大きいと、ウェーハWの温度
を反映した温度測定値を得ることが難しくなるため、温
度測定手段4はサセプタ2に近接する位置に備える。サ
セプタ2の裏面とキャップ8との間に設ける間隔として
は、より近いほど好ましい。本実施の形態では、サセプ
タ2とキャップ8との間隔を約0.5mmとする。
れ、熱処理容器2の上方および下方にそれぞれ設けられ
ており、上方の加熱装置5aと、下方の加熱装置5bと
によって熱処理容器1の外側からサセプタ2に対して照
射し、その輻射熱でサセプタ2とウェーハWとを加熱す
るようになっている。
やキャリアガス等を、所定の組成及び流量で熱処理容器
1内に供給するためのガス供給部(図示略)を備えてい
る。このガス供給部から延びるガス供給管などが、熱処
理容器1のガス供給口1cに接続されるようになってい
る。
ついて説明する。まず、熱処理容器1内のサセプタ2の
主表面に形成された座ぐり2a内にウェーハWを載置し
た状態で、サセプタ2を回転させるとともに、加熱装置
5によって、ウェーハWが所定の温度になるように加熱
する。ウェーハWの温度は、サセプタ2の裏面側に配さ
れている温度測定手段4で当該箇所の温度を検出するこ
とによって間接的に測定し、熱処理工程の間モニターす
る。そして、ウェーハWの主表面上にガスが流れるよう
に、ガス供給口1c側からガス排出口1d方向に反応ガ
スを所定の流量および組成で流通させる。例えば、シリ
コンエピタキシャル層形成の場合には、シリコン原料ガ
ス(例えばジクロロシラン、トリクロロシラン等)やド
ーパントガス等、また酸化膜形成の場合には酸素ガス等
を、またエッチングでは塩化水素ガス等を、水素ガスな
どのキャリアガスとともに加熱したウェーハ上に供給す
る。この反応ガスとキャリアガスとの混合ガスによっ
て、ウェーハWの主表面にシリコンエピタキシャル層や
酸化膜等の薄膜形成、エッチング等の処理が行われる。
尚、加熱温度、流通させるガスの組成および流量、流通
時間等は、所望とする薄膜の特性や厚さ、あるいはエッ
チングであればエッチング厚さ等、処理毎に適宜設定す
る。
2aの位置に対応するサセプタ2の裏面が平坦に形成さ
れ、キャップ8はサセプタ2に非接触で且つ近接した位
置に備えられるので、熱処理を行う際、サセプタ2に温
度分布のムラが生じることが防止され、サセプタ2の温
度が測定される。従って、座ぐり2aに載置されるウェ
ーハWの面内温度分布のムラが小さくなり、ウェーハW
上により均一に熱処理を施すことができるので、例えば
シリコンエピタキシャルウェーハの製造ではより均一な
厚さでシリコン単結晶薄膜を形成できる。
ァイトが約40W/(m・K)であるのに対して、炭化ケイ素が
約31W/(m・K)であり、両方の値が類似するので、熱処理
の際、加熱装置5によってサセプタ2とともにキャップ
8が加熱されてサセプタ2と略同様の温度となり、測定
部6dはサセプタ2の温度を反映した温度測定値を検出
することができる。従って、熱処理の加熱過程におい
て、熱電対6で測定される温度がサセプタ2の温度変動
に追随でき、適切にサセプタ2の温度をモニターでき
る。従って、熱処理過程を適切に制御でき、ウェーハW
に所望の厚さの薄膜を均一に形成するなど好適に熱処理
を行うことができる。
合、温度測定手段4は回転中心に位置するが、回転中心
即ちウェーハW中心に対応するサセプタ2の裏面に熱電
対挿入用の窪みを形成する必要がないので、座ぐり2a
部分の肉厚を略均一にすることができる。その結果、薄
膜の中心部に膜厚の薄い領域が形成されず、より膜厚分
布の良好な薄膜を形成することができるので、製品の歩
留まり低下を抑えたり、生産性を向上させたりすること
が可能となり好適である。
リコンエピタキシャル層(シリコン単結晶薄膜)の気相
成長を行うシリコンエピタキシャルウェーハの製造方法
によれば、面内温度分布が略均一となるようにウェーハ
Wを加熱することができ、またサセプタ2の温度を温度
測定手段4で適切にモニターしながら熱処理を行うこと
ができるので、ウェーハWに形成されるシリコン単結晶
薄膜の膜厚分布が良好となる。従って、ウェーハWを用
いて製造される製品の歩留まりの低下も抑えられ好適で
ある。
ップ(カバー部材)を、サセプタ同様にグラファイトに
炭化ケイ素コーティングを施して形成すると、サセプタ
と同じ熱伝導率を有することができる。また、アルミニ
ウム合金あるいは銅でキャップを形成すると、キャップ
はサセプタを構成するグラファイトより高い熱伝導率を
有することができる。これらのキャップは、サセプタ以
上の熱伝導率を有することができるので、熱処理の際、
サセプタとともに加熱されてサセプタと実質的に同一の
温度推移を示すことができる。
熱電対を覆う保護管自体を、炭化ケイ素で形成したり、
サセプタと略同様の熱伝導率もしくはサセプタ以上の熱
伝導率を有する素材で形成して、熱電対の測定部を覆う
ようにしてもよい。保護管をそのような部材で形成する
ことにより、保護管がサセプタとともに加熱されてサセ
プタと同様の温度推移をするので、熱電対によってサセ
プタ温度を反映した温度測定値を得ることができ、上記
実施の形態と同様の効果を得ることができる。
ることはなく、ウェーハにシリコンエピタキシャル層を
形成する他、酸化膜の形成や、エッチング等の熱処理に
適用してもよい。さらに本発明は、枚葉式熱処理装置の
ほか、反応室内のサセプタに複数枚のウェーハを載置し
て熱処理を施すタイプの熱処理装置に適用してもよく、
例えば、シリンダ型(バレル型)や、パンケーキ型のサ
セプタを備えた熱処理装置に適用してもよい。加えて、
温度測定手段に用いられる熱電対は、上記実施の形態に
示した以外の種々のタイプのものを使用することも勿論
可能である。
て、約55秒間で約1100℃まで上昇させ、その後1100℃で
一定となるように加熱温度の設定を行う。使用する装置
は枚葉式の気相成長装置であって、温度測定手段として
は、熱電対に石英製保護管を備え、測定部にキャップが
設けられていないものを用いる。また、サセプタ裏面の
中心部には、温度測定手段挿入用の窪み(深さ4mm)を
形成し、この窪みに、温度測定手段をサセプタとの間に
0.5mmの隙間を設けて挿入する。これを、熱処理装置
とする。
従って加熱を行い、熱電対で温度測定を行った。その結
果、経過時間に対する温度測定値は、加熱開始後0秒で
約900℃、以後5秒ごとに、約900℃、約910℃、約930
℃、約950℃、約970℃、約990℃、約1010℃、約1030
℃、約1050℃、約1070℃、約1085℃、約1105℃、約110
0℃(65秒、以後一定)であった。この温度推移を、図
4(a)、(b)のグラフ(経過時間に対する温度測定
値:温度プロファイル)に、の四角マークを付した破
線で示す。
成されていないサセプタ(座ぐり位置に対応するサセプ
タ裏面が平坦なサセプタ)を設け、温度測定手段はサセ
プタ裏面側においてサセプタと0.5mmの隙間を設けてサ
セプタと近接する位置に配置し、他は上記の熱処理装置
と同一構成とした熱処理装置を用いて、上記比較例
1と同一の温度設定で900℃〜1100℃の加熱を行い、温
度測定手段で測定される温度測定値を得た。
は、加熱開始後0秒で約900℃、以後5秒ごとに、約900
℃、約905℃、約915℃、約935℃、約955℃、約975℃、
約990℃、約1015℃、約1035℃、約1050℃、約1060℃、
約1075℃、約1080℃、約1090℃、約1100℃(75秒)であ
った。この温度推移を、図4(a)のグラフに、の丸
マークを付した実線で示す。
囲に炭化ケイ素で形成されたキャップを備えた温度測定
手段を設け、その他は上記開発途中の熱処理装置と同
一構成とした本発明の熱処理装置を用いて、上記比較
例1と同一の温度設定で900℃〜1100℃の加熱を行い、
温度測定手段で測定される温度測定値を得る。
は、加熱開始後0秒で約900℃、以後5秒ごとに、約900
℃、約910℃、約930℃、約950℃、約970℃、約990℃、
約1010℃、約1030℃、約1050℃、約1070℃、約1085℃、
約1100℃(60秒、以後一定)であった。この温度推移
を、図4(b)のグラフに、の三角マークを付した実
線で示す。
セプタ裏面が平坦であるにもかかわらず、炭化ケイ素で
形成されたキャップを備えていない温度測定手段を用い
た開発途中の熱処理装置では、従来の熱処理装置に
比べて、加熱開始後に測定される温度の上昇が遅くなっ
ている。一方、座ぐり位置に対応するサセプタの裏面を
平坦にし、且つ炭化ケイ素で形成されたキャップを備え
た温度測定手段を有する本発明の熱処理装置では、サ
セプタ裏面の窪みに温度測定手段を挿入した従来の熱処
理装置における温度測定値と、略同様の測定結果が得
られる。従って、座ぐり位置に対応するサセプタ裏面を
平坦に形成する場合、熱電対の測定部に炭化ケイ素製の
キャップを設けた温度測定手段を用いれば、従来と同様
の温度設定で熱処理を行うことが可能となる。
でシリコン単結晶薄膜を形成させるように、トリクロロ
シラン(SiHCl3)ガスの流量および成長時間等を設定し
て気相成長を実施する。950℃はトリクロロシランにと
って反応律速温度領域であるので、ウェーハの面内温度
分布に比例した膜厚分布が形成される。このウェーハに
ついて、面内の複数箇所で膜厚測定を行い、膜厚分布を
得る。シリコン単結晶薄膜の膜厚測定は、ウェーハの直
径方向の複数箇所で行う。即ち、ウェーハ中心を0点と
し、中心を挟んで径の一方を正、他方を負とし、中心か
らの距離(mm)によって位置を特定する。そして、直径
方向の各位置での膜厚を測定する。この測定した膜厚か
ら、薄膜の成長速度を算出し、この成長速度から、熱処
理中のウェーハ各位置の温度を求める。この測定方法の
詳細は、特開2000-40663号公報に記載されている。
の値は、ウェーハ中心(0mmの位置)で約981℃、以下中
心(0点)から距離+90mmの位置にかけて距離10mmごと
に、約981℃、約980℃、約978℃、約977℃、約974℃、
約972.5℃、約971℃、約968℃、約965℃であった。ま
た、中心から距離−90mmの位置にかけて距離10mmごと
に、約981℃、約980℃、約977.5℃、約976℃、約973
℃、約972℃、約969℃、約967℃、約963℃であった。こ
の温度分布を、図5(a)においての二重破線で示
す。
度分布 熱処理装置を用いて、前記比較例3で熱処理装置を
用いてウェーハに行った熱処理と同一条件で、ウェーハ
の主表面にシリコン単結晶薄膜の気相成長を行う。この
ウェーハについて、前記比較例3と同様の方法で、ウェ
ーハ面内の複数箇所での膜厚測定を行う。そして、各膜
厚の測定結果から、0点(ウェーハ中心)の膜厚に対す
る各位置の膜厚の比を算出して、膜厚分布を得る。
すると、以下中心(0点)から距離+80mmの位置にかけ
て、距離20mmごとに、膜厚比は1.002、1.017、1.028、
1.040であった。一方、以下中心(0点)から距離−80mm
の位置にかけて、距離20mmごとに、1.005、1.012、1.02
5、1.045であった。
て、中心から20mmおよび−20mmの距離について、さらに
詳細に膜厚を測定し、ウェーハ中心の膜厚に対する膜厚
比を算出した。その結果、0mmで1.0000として、以下中
心(0点)から距離+20mmの位置にかけて距離2.5mmごと
に、1.0000、0.9998、0.9998、0.9998、0.9999、1.000
0、1.0005、1.0020であった。また、中心(0点)から距
離−20mmの位置にかけて距離−2.5mmごとに、1.0005、
1.0008、1.0010、1.0018、1.0025、1.0030、1.0038、1.
0040であった。この膜厚分布を、図6(a),(b)に
おいての破線で示す。
較例3と同様の方法で、薄膜成長速度を算出し、この成
長速度から、ウェーハの各位置における熱処理中の温度
を求める。
度は、0mm(ウェーハ中心)で約950℃、以下中心から距
離+90mmの位置にかけて距離10mmごとに、約950℃、約95
0℃、約949℃、約950℃、約950℃、約952℃、約954℃、
約956℃、約957℃であった。また中心から距離−90mmの
位置にかけて距離10mmごとに、約950℃、約950℃、約95
0℃、約950℃、約952℃、約953℃、約955℃、約956℃、
約957℃であった。さらに、中心から距離20mmおよび−2
0mmの範囲において、より詳細に面内温度分布を求めた
ところ、約950℃で略均一であった。この温度分布を、
図5(a),(b)においての破線で示す。
度分布 熱処理装置を用いて、上記実施例2における熱処理と
同一条件で、ウェーハに気相エピタキシャル成長を施し
てシリコン単結晶薄膜を形成させ、上記実施例2と同様
にして、ウェーハに形成される膜厚分布と、熱処理中の
面内温度分布を得る。
厚比は、ウェーハ中心(0mmの位置)で1.000として、以
下中心(0点)から距離+80mmの位置にかけて距離20mmご
とに、1.010、1.016、1.032、1.050であった。一方、以
下中心(0点)から距離−80mmの位置にかけては、距離2
0mmごとに、1.006、1.012、1.029、1.045であった。
いて、中心から距離+20mmおよび−20mmの範囲につい
て、さらに詳細に膜厚測定し、ウェーハ中心に対する膜
厚比を算出した。その結果、0mmで1.0000として、以下
中心(0点)から距離+20mmの位置にかけて距離2.5mmご
とに、1.0020、1.0045、1.0075、1.0087、1.0090、1.00
95、1.010、1.010であった。また、中心(0点)から距
離−20mmの位置にかけて距離−2.5mmごとに、1.0010、
1.0035、1.0060、1.0065、1.0075、1.0075、1.0070、1.
0060であった。この膜厚分布を、図6(a),(b)に
おいての実線で示す。
位置における温度を上記比較例3と同様の方法で得る。
その結果、ウェーハ各位置の熱処理における温度は、ウ
ェーハ中心(0mmの位置)で約948℃、以下中心(0点)
から距離+90mmの位置にかけて距離10mmごとに、約950
℃、約950℃、約952℃、約953℃、約956℃、約958℃、
約963℃、約966℃、約967℃であった。また、中心から
距離−90mmの位置にかけて距離10mmごとに、約950℃、
約951℃、約952℃、約953℃、約956℃、約959℃、約964
℃、約967℃、約968℃であった。
よび−20mmの範囲において、より詳細に温度分布を求め
たところ、ウェーハ中心で約948℃、中心から距離+20mm
の位置にかけて距離2mmごとに、約948.1℃、948.5℃、9
49.0℃、949.5℃、949.6℃、949.7℃、949.8℃、950.0
℃、約950.1℃、約950.3℃であった。また、中心から距
離−20mmの位置にかけて距離2mmごとに、約948.2℃、約
948.8℃、約949.5℃、約950.0℃、約950.2℃、約950.3
℃、約950.3℃、約950.4℃、約950.5℃、約950.6℃であ
った。この温度分布を、図5(a),(b)において
の実線で示す。
中心部付近で膜厚比および温度分布が大きく変動してい
る箇所が見られるが、処理装置およびにおいては、
ウェーハ全体で温度分布がなだらかである。これは、熱
処理装置においてはサセプタ裏面の中心部に温度測定
手段挿入用の窪みが形成され、この窪みの影響で、当該
箇所のサセプタ温度にムラが生じて、ウェーハの薄膜形
成に影響を与えたものである。
ハ中心部付近の狭い領域におけるウェーハの温度分布に
は大きなムラが生じていないものの、ウェーハ中心部が
ウェーハ周辺部よりも高温となっており、また、その温
度差が15℃を超えている。これは、図4(a)の温度プ
ロファイルで示されているように、熱処理装置では温
度測定手段による温度測定値の上昇が遅れるため、加熱
処理が余分に行われてしまうためである。
差が10℃未満で、且つ温度ムラが小さく、薄膜の膜厚分
布も良好である。これは、座ぐり位置に対応するサセプ
タの裏面が平坦であることに加え、熱電対の測定部に炭
化ケイ素製のキャップが設けられることにより、キャッ
プがサセプタとともに加熱され、従来サセプタの窪みに
熱電対を挿入していた場合と同様の、サセプタ温度を反
映した温度測定値を得ることができ、熱処理が適切に行
われたためである。
座ぐり位置に対応するサセプタの裏面が平坦に形成され
ることにより、熱処理の際、座ぐり内に温度分布のムラ
が生じることを防止できる。また、熱電対の測定部が炭
化ケイ素あるいはサセプタ以上の熱伝導率を有するカバ
ー部材で覆われ、該カバー部材とサセプタとが非接触で
且つ近接する位置に備えられることにより、サセプタ温
度を反映した温度測定値を得ることができる。従って、
サセプタの座ぐりに載置されるウェーハの面内温度分布
のムラを小さくすることができるとともに、適切に熱処
理を行うことができ、ウェーハにより均一な膜厚のシリ
コン単結晶薄膜の形成等を行うことができる。
構成図である。
温度測定手段の一例を示す側面図である。
覆う保護管と、キャップとを断面で示す概略構成図であ
る。
電対による経過時間に対する温度測定値のプロファイル
を示すグラフであって、(a)は熱処理装置と熱処理
装置、(b)は熱処理装置と熱処理装置を示す。
および本発明の熱処理装置によりウェーハにエピタ
キシャル成長を施した際のウェーハの温度分布を示すグ
ラフである。
とによりウェーハに気相エピタキシャル層を形成した際
の膜厚分布を、ウェーハ中心の膜厚に対する比で示すグ
ラフである。
温度測定手段とを示す側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】シリコン単結晶ウェーハを載置する座ぐり
が形成されたサセプタと、当該サセプタの温度を測定す
る熱電対と、を内部に有する熱処理容器と、 前記サセプタに載置されるシリコン単結晶ウェーハを加
熱する加熱装置と、 が備えられている熱処理装置において、 前記サセプタは、前記座ぐり位置に対応する前記サセプ
タの裏面が平坦に形成され、 前記熱電対の測定部はカバー部材で覆われ、該カバー部
材が前記サセプタと非接触で且つ近接する位置に備えら
れていることを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項2】前記熱電対の測定部は、前記サセプタ以上
の熱伝導率を有するカバー部材で覆われていることを特
徴とする請求項1に記載の熱処理装置。 - 【請求項3】前記熱電対の測定部は、炭化ケイ素で形成
されるカバー部材で覆われていることを特徴とする請求
項1に記載の熱処理装置。 - 【請求項4】前記熱電対は、炭化ケイ素で形成される保
護管に内挿され、該保護管が前記サセプタと非接触で且
つ近接する位置に備えられていることを特徴とする請求
項1に記載の熱処理装置。 - 【請求項5】前記サセプタは、枚葉式であることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱処理装置。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の熱処理装
置内のサセプタに、シリコン単結晶ウェーハを載置し、
前記シリコン単結晶ウェーハの主表面上にシリコン単結
晶薄膜の気相成長を行うことを特徴とするシリコンエピ
タキシャルウェーハの製造方法。
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