JP3514135B2 - 形材用コーナ連結具 - Google Patents

形材用コーナ連結具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばアルミサッ
シの窓枠や障子等を構成する形材同士をそのコーナ部で
連結する形材用コーナ連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物用ドア等の枠を構成するアル
ミニウム合金の押出形材同士のコーナ部における結合に
は、図6(A)に示すような形材からなる連結具60が用
いられている。この連結具60は、互いに直角となる水
平片61と垂直片62における対向する各側面に、斜め
の細条64を多数平行に突設した形状を有し、係る断面
形状を有するアルミニウム合金の押出形材を、その押出
方向と直角に短尺な幅寸法で切断したものである(登録
意匠第317966号公報参照)。
【0003】図6(B)に示すように、斜め45度に切断
した端面65を有するドア枠66,68の各矩形断面の
中空部67,69内に、上記連結具60の水平片61と
垂直片62をそれぞれ挿入・嵌合する。この際、中空部
67,69の対向する内壁に、水平片61と垂直片62
の各細条64が喰込むことにより、ドア枠66,68は
直角に連結される。しかし、所定断面の押出形材を切断
して得られる上記連結具60は、その水平片61及び垂
直片62が、ドア枠66,68の中空部67,69に対し
その寸法精度が高くないと、所要の強度を以って嵌合・
連結することができない。反対に、寸法精度が低いと各
細条64が喰込まないルーズな嵌合の連結になったり、
逆に挿入すら困難になる、という問題点がある。
【0004】一方、図6(C)に示すように、左右一対の
窓枠76,77の内側面に上下に対向する断面L字形の
突条79,79間に底広凹溝78を形成し、互いに直角
に隣接する一対の上記凹溝78間に跨って、連結板70
を強制的に挿入・嵌合することも提案されている。この
連結板70は、直角に折り曲げた一対の水平片71,7
2における各上下辺に、厚さ方向に僅かに曲げた舌片7
4を凹部75間に複数形成したものである。そして、図
示のように、左側の窓枠76の底広凹溝78内に、連結
板の水平片72における各舌片74を弾性変形させて、
当該水平片72を強制嵌合すると共に、残った水平片7
1も同様にして右側の窓枠77の底広凹溝78内に強制
嵌合して、一対の窓枠76,77を直角に連結するもの
である(実開平6−12693号公報参照)。
【0005】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、上記連結板7
0は、薄肉の鋼板等をプレスで所定形状に打抜いた後、
上記複数の舌片74を曲げにより生成し、更に全体を中
央で直角に90度折り曲げることにより得られるため、
多くの工数を要すると共に、各舌片74の曲げ精度がバ
ラ付き易く常に調整を必要とする、という問題点を有す
る。本発明は、以上の従来の技術における問題点を解決
し、寸法精度が多少低くても複数の形材間のコーナ部に
おける連結が容易に行えると共に、少ない工数で安価に
製造することも可能な形材用コーナ連結具を提供するこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、課題を解決す
るため、連結すべき各形材の中空部等に挿入される各辺
に弾性変形可能なアールを形成することに着目して成さ
れたものである。即ち、本発明の形材コーナ用連結具
( 請求項1 )、複数の形材同士からなるコーナを連結す
るものであって、各形材の長手方向に沿う中空部又は底
広凹溝に挿入される複数の辺を含み、且つ各辺がその長
手方向に沿って緩いアール部分を有すると共に、各辺の
幅方向に沿って互いに平行な複数の傾斜細条を有し、且
つ係る傾斜細条同士のピッチが上記各辺のアール部分に
おいて他の部分よりも小さく、当該傾斜細条は上記各辺
の先端側が傾斜している、ことを特徴とする。
【0007】これによれば、直角又は任意の角度で交差
する複数の形材同士のコーナ部を寸法精度の高低に拘わ
らず、各辺中のアール部分の厚さ方向に対する弾性変形
により、形材の中空部内等に容易かつ確実に嵌合でき
る。しかも、上記アール部分の凸部側を小さいピッチの
傾斜細条とすることにより、各辺を形材と確実に当接さ
せることができる。従って、嵌合した後において、連結
具の各辺はその傾斜細条により、形材の中空部等の内壁
に摩擦を伴って強固に当接するため、形材から外れたり
抜け出すことが皆無となる
【0008】に、前記傾斜細条が、前記各辺の四側面
のうち、少なくとも対向する二側面において形成されて
いる、形材用コーナ連結具( 請求項2 )も含まれる。これ
により、形材の中空部等の対向する内壁に各辺を摩擦を
以って強固に当接させ得る。尚、各辺の三側面又は四側
面にそれぞれ傾斜細条を形成しても良い。各辺の三側面
以上に傾斜細条を設けるには、次述する押出形材を切断
したものから連結具を得るには、押出方向以外の側面に
おける傾斜細条は切削により形成することができる。勿
論、アルミニウム合金のダイカスト等により、一体に成
形することも可能である。
【0009】加えて、前記連結具が、前記各辺、アール
部分、及び傾斜細条を有する断面形状のアルミニウム合
金の押出形材を押出方向と直角に所望幅で切断したもの
である、形材用コーナ連結具( 請求項3 )も含まれる。こ
れによれば、長尺な押出形材をその押出方向と直角に所
望の幅寸法に切断するのみで、所要形状と寸法を有する
各辺、アール部分、及び傾斜細条からなる連結具を少な
い工数で容易且つ安価に得ることができる。尚、本発明
の連結具は、上記押出形材やダイカスト等のアルミニウ
ム合金の鋳造の他に、熱間、冷間、又は温間鍛造によっ
て製造することも可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適
な形態を図面と共に説明する。図1(A)は本発明のコー
ナ用連結具1を得るための押出形材1aを示す。この形
材1aは、JIS:A6063−T5又はT6等のアル
ミニウム合金からなり、互いに直角の垂直辺2aと水平
辺3aを隅部4にて結合した全体が略L字形の断面を有
する。各辺2a,3aの中間には、その長手(押出)方向
と直角に緩いアール部分6をそれぞれ入隅空間側に突出
するように有する。
【0011】また、各辺2a,3aの両側面には、上記
アール部分6を含め、長手方向に沿って断面鋸刃形の傾
斜細条8,8′が互いに平行に形成されている。この傾
斜細条8,8′は、各辺2a,3aの先端側が傾斜して
いる。各アール部分6の両面に位置する細条8′は、そ
の他の位置における細条8よりも隣接する細条8′との
ピッチが小さく設定されている。形材1aは、その断面
に垂直辺2a、水平辺3a、隅部4、アール部分6、及
び、傾斜細条8,8′を一体に有する長尺材である。
【0012】図1(B)は、上記形材1aをその押出方向
と直角に所定の幅寸法で切断して得た本発明のコーナ用
連結具1を示し、矩形断面を有する垂直辺2、水平辺3
と、隅部4、アール部分6、及び傾斜細条8,8′を一
体に有する。この幅の狭い連結具1は、上記押出方向と
直角の長手方向に沿う緩いアール部分6において、垂直
辺2及び水平辺3をそれらの厚さ方向に弾性変形可能と
なっている。また、各傾斜細条8,8′は各辺2,3の幅
方向に互いに平行である。因みに、図1(B)において垂
直辺2及び水平辺3の長さlは約30〜50mm,厚さt
は約2〜4mm,幅wは約10mm以上の任意寸法である。
尚、図1(A),(B)中の一点鎖線は、各アール部分6の
中心軸を示す。
【0013】図2(A)は、上記連結具1を用いて連結さ
れる例としての一対の窓枠10a,10bのコーナ部を
示す。各窓枠10a,10bは、内側のガラス等を受け
入れる凹溝12a,12bと、角形断面の中空部14a,
14bとをその長手方向に沿って一体に有し、且つ45
度に切断した互いに接触可能な端面15a,15bを有
する。窓枠10a,10bも前記と同様のアルミニウム
合金の押出形材である。尚、図2(B)は、上記と類似の
窓枠16a,16bのコーナ部を示し、上記中空部14
a,14bに替えて、外側面の中央に開口部19を有す
る底広凹溝18a,18bを有するものである。
【0014】図2(C)は、上記窓枠10a,10bのコ
ーナ部を連結具1によって直角に連結した状態を示す。
係る連結状態を得るには、先ず、例えば垂直な窓枠10
aにおける端面15aの中空部14a内に、連結具1の
垂直辺2を挿入する。この場合、垂直辺2はそのアール
部分6を弾性変形させつつ中空部14a内に嵌合すると
共に、その各傾斜細条8,8′は中空部14aの対向す
る内側壁に噛み込む。即ち、中空部14aの断面寸法
と、連結具1の垂直辺2の各傾斜細条8,8′を含む厚
さが多少異なっていても、アール部分6の弾性変形によ
り、垂直辺2の挿入とその傾斜細条8,8′の噛み込み
を含む当接を容易に行うことができる。特に、アール部
分6における凸側の各傾斜細条8′は、互いのピッチが
小さくなっているので、中空部14aの内側壁に確実且
つ強固に噛み込むことができる。
【0015】次いで、連結具1の残った水平辺3を窓枠
10bの中空部14b内に同様に挿入・嵌合すると、図
2(C)に示すように、連結具1を介して一対の窓枠10
a,10bのコーナ部を直角に且つ強固に連結すること
ができる。尚、上記図2(B)に示した一対の窓枠16
a,16bのコーナ部についても、その底広凹溝18a,
18b内に垂直・水平辺2,3を同様に挿入・嵌合して
連結することができる。以上のように、形材用コーナ連
結具1は、各辺2,3がそのアール部分6により弾性変
形するため、窓枠10aの中空部14aや窓枠16aの
底広凹溝18a内に容易に挿入できると共に、各傾斜細
条8,8′が中空部14a等の内側壁に強固に噛み込み
つつ当接するので、窓枠10a,10b、又は窓枠16
a,16b同士を強固に且つ安定した連結状態とするこ
とができる。
【0016】図3は、異なる形態の形材用コーナ連結具
に関する。図3(A)に示す連結具20は、垂直辺22と
水平辺23を隅部24で直角に結合した全体が略L字形
状を呈し、上記各辺22,23の中間にはその長手方向
に沿うアール部分26を出隅空間側に緩く突出してい
る。また、各辺22,23の幅方向に沿って断面略へ形
状の傾斜細条28を複数平行に有する。但し、各アール
部分26の凹面27には傾斜細条28を設けていない。
この連結具20も前記窓枠10a,16aの中空部14
aや底広凹溝18a内に容易に挿入でき、各傾斜細条2
8が中空部14a等の内側壁に噛み込みつつ当接するの
で、窓枠10a(b)、窓枠16a(b)同士を強固に且つ
安定した連結状態とすることができる。尚、係る連結具
20も前記同様にアルミニウム合金の押出形材をその押
出方向(図示で奥行き方向)と直角に所望の幅寸法で切断
して得たものである。この点については、以下の各形態
の連結具についても同じである。また、図3(A)中の一
点鎖線で示すアール部分26の中心軸も以下の各形態に
おいて同様に示される。
【0017】また、図3(B)に示す連結具30も、垂直
辺32と水平辺33を隅部34で直角に結合した全体が
略L字形状を呈し、上記各辺32,33の中間にその長
手方向に沿う二つの連続するアール部分35,36を両
側にそれぞれ緩く突出している。即ち、各アール部分3
5,36は緩いサインカーブを呈する。また、各辺3
2,33の幅方向に沿って断面略へ形状の傾斜細条38
を複数平行に有する。但し、各アール部分32,36の
凹面には傾斜細条38を設けていない。この連結具30
も前記窓枠10a等の中空部14aや底広凹溝18a内
に容易に挿入でき、各傾斜細条38が中空部14a等の
内側壁に噛み込みつつ当接するので、窓枠10a(b)同
士等を強固且つ安定した連結状態とすることができる。
【0018】図3(C)に示す連結具40は、垂直辺42
と斜め上向きの傾斜辺43とを隅部44で結合した全体
が略V字形状を呈し、上記各辺42,43の中間にその
長手方向に沿うアール部分46を入隅空間側に緩く突出
している。また、各辺42,43の幅方向に沿って断面
略へ形状の傾斜細条48を複数平行に有する。また、図
3(D)に示す連結具40′は、垂直辺42と斜め下向き
の傾斜辺43とを隅部45で結合した全体が略へ字形状
を呈し、上記各辺42,43の中間にその長手方向に沿
うアール部分46を入隅空間側に緩く突出する。また、
各辺42,43の幅方向に沿って断面略へ形状の傾斜細
条48を複数平行に有する。係る連結具40,40′に
よると、互いに端部が鋭角又は鈍角に交差するコーナ部
を有する一対の押出形材同士を強固且つ安定して連結す
ることができる。
【0019】図4は、更に異なる形態の形材用コーナ連
結具に関する。図4(A)に示す連結具50は、垂直辺5
1と左右一対の水平辺52,53とを隅部54で直角に
結合した全体が略逆T字形状を呈し、上記各辺51,5
2,53の中間にはそれらの長手方向に沿って緩いアー
ル部分56を有する。各辺51,52,53の幅方向に
沿って断面略へ形状の傾斜細条58を複数平行に有す
る。
【0020】更に、図4(B)に示す連結具50′は、垂
直辺51と左右一対の斜め上向きで且つ互いに対称な傾
斜辺52′,53′を隅部54′で結合した全体が略逆
T字形状を呈し、上記各辺51,52′,53′の中間に
は、それらの長手方向に沿って緩いアール部分56をそ
れぞれ形成している。また、各辺51,52′,53′の
幅方向に沿って断面略へ形状の傾斜細条58を複数平行
に有する。以上の連結具50,50′によると、互いに
端部が直角又は鋭角に交差するコーナ部を有する三組の
押出形材同士を強固且つ安定して連結することができ
る。尚、連結される各形材の端面は、互いに干渉せず且
つ各連結具50,50′を体裁良く収容し得るように形
成することが望ましい。
【0021】図5は、更に別の形態の形材用コーナ連結
具に関する。図5(A)に示す連結具50″は、上下一対
の垂直辺51,55と左右一対の水平辺52,53とを
隅部54″で互いに直角に結合した全体が略十字形状を
呈し、各辺51,52,53,55の中間にも、それらの
長手方向に沿って緩いアール部分56をそれぞれ形成し
ている。且つ、各辺51,52,53,55の幅方向に沿
って断面略へ形状の傾斜細条58を複数平行に有する。
この連結具50″によれば、90度の略V字形に形成し
た端面を有し、各端部が互いに直角に交差するコーナ部
を有する四組の押出形材同士を、十字形状に強固且つ安
定して連結することができる。
【0022】図5(B)及び(C)は、上記連結具50″の
変形形態をその水平辺53を例として示す。即ち、図5
(B)及び(C)において、水平辺53の対向する上下面
(側面)における各傾斜細条58の他に、その幅方向の両
端の各側面にも同様な傾斜細条59を併設したものであ
る。これにより、水平辺53はその矩形断面の四側面全
てに傾斜細条58,59を有するので、複数の押出形材
同士のコーナ部を、一層強固に且つ安定して連結するこ
とができる。この矩形断面の四側面に傾斜細条を有する
辺は、前記連結具1,20,30,40,40′,50,5
0′における各辺2,3等に適用することもできる。
【0023】本発明は以上に説明した各形態に限定され
るものではない。例えば、前記連結具1,40,40′,
50,50′,50″における各辺2,3等のアール部分
6等の凹面側の傾斜細条8′等を省略することも可能で
ある。また、連結具の各辺に併設する複数のアール部分
のアール方向は、前記連結具30の各アール部分35,
36のように同一平面内に限らず、互いに直角方向の異
なる向きに複数のアール部分を併設することも可能であ
る。これにより、各辺の矩形断面と連結すべき形材の中
空部等の断面との各寸法精度を一層緩和することが可能
となる。
【0024】更に、連結具はアルミニウム合金の押出形
材に限らず、アルミニウム合金の鍛造材、又はダイカス
トを含む各種精密鋳造による鋳造材により成形できるこ
とも明らかである。且つ、各種鋼材やTi合金の鍛造
材、又は鋳造材により連結具を成形することも可能であ
る。尚、連結される形材には、前記窓枠10a等のアル
ミニウム合金の押出形材に限らず、アルミニウム合金の
板材を曲げ加工したもの、或いは、前記矩形断面の中空
部14a等や底広凹溝18a等と同様な中空部又は底広
凹溝を有する角形鋼管や断面チャンネル形の形鋼等も含
まれ得る。
【0025】
【発明の効果】以上において説明した本発明の形材用コ
ーナ連結具( 請求項1 )によれば、直角又は任意の角度で
交差する複数の形材同士のコーナ部を寸法精度に拘わら
ず、各辺中のアール部分の厚さ方向に対する弾性変形に
より、形材の中空部内等に容易かつ確実に嵌合できる。
しかも、前記アール部分の凸部側を小さいピッチの傾斜
細条とすることにより、各辺を形材と確実に当接させる
ことができる。従って、嵌合した後で連結具の各辺はそ
の傾斜細条により、形材の中空部等の内壁に摩擦を伴っ
て強固に当接し、形材から外れたり抜け出さない。ま
た、請求項の連結具によれば、アルミニウム合金の押
出形材をその押出方向と直角に所望の幅寸法で切断する
のみで、形状・寸法精度に優れた連結具を容易且つ安価
に得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の連結具を得るための押出形材を
示す部分斜視図、(B)はこの形材から得た本発明の連結
具を示す斜視図。
【図2】(A),(B)は共に連結すべき一対の形材の端部
を示す部分斜視図、(C)は(A)の各形材の端部からなる
コーナに図1(B)の連結具を嵌合した状態を示す断面
図。
【図3】(A)〜(D)は異なる形態の連結具を示す各正面
図。
【図4】(A),(B)は更に異なる形態の連結具を示す各
正面図。
【図5】(A)は更に別形態の連結具を示す正面図、
(B),(C)はその変形形態を示す部分平面図と部分正面
図。
【図6】(A)は従来の連結具を示す正面図、(B)は(A)
の連結具により連結したドア枠のコーナ部を示す断面
図、(C)は従来の別の連結具により一対の窓枠同士を連
結する状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1,20,30,40,40′,50,50′,50″…連結
具 1a………………………………………………………押出
形材 2,22,32,42,51,55………………………垂直
辺(辺) 3,23,33,52,53………………………………水平
辺(辺) 6,26,35,36,46,56………………………アー
ル部分 8,8′,28,38,48,58,59…………………傾斜
細条 10a,10b,16a,16b………………………窓枠
(形材) 14a,14b…………………………………………中空
部 18a,18b…………………………………………底広
凹溝 43,52′,53′……………………………………傾斜
辺(辺)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−205059(JP,A) 実公 昭43−27298(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 3/96 - 3/99

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数の形材同士からなるコーナを連結す
    るものであって、 各形材の長手方向に沿う中空部又は底広凹溝に挿入され
    る複数の辺を含み、且つ各辺がその長手方向に沿って緩
    いアール部分を有すると共に、 各辺の幅方向に沿って互いに平行な複数の傾斜細条を有
    し、且つ係る傾斜細条同士のピッチが上記各辺のアール
    部分において他の部分よりも小さく、当該傾斜細条は上
    記各辺の先端側が傾斜している、 ことを特徴とする形材用コーナ連結具。
  2. 【請求項2】前記傾斜細条が、前記各辺の四側面のう
    ち、少なくとも対向する二側面において形成されてい
    、 ことを特徴とする請求項1に記載の形材用コーナ連結
    具。
  3. 【請求項3】前記連結具が、前記各辺、アール部分、及
    び傾斜細条を有する断面形状のアルミニウム合金の押出
    形材を押出方向と直角に所望幅で切断したものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の形材用コーナ
    連結具。
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