JP3513714B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JP3513714B2 JP12589493A JP12589493A JP3513714B2 JP 3513714 B2 JP3513714 B2 JP 3513714B2 JP 12589493 A JP12589493 A JP 12589493A JP 12589493 A JP12589493 A JP 12589493A JP 3513714 B2 JP3513714 B2 JP 3513714B2
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倉 政 明 米
佳 史 森
部 功 悦 阿
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Hino Motors Ltd
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Hino Motors Ltd
Aisin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の目的】 【0002】 【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレールとフロン
トフレームとが別体構成とされ、しかも、ガイドレール
にも雨樋部を設けてガイドレール下にフロントフレーム
が存在しないようにしたサンルーフ装置に関するもので
ある。 【0003】 【従来の技術】従来、この種のサンルーフ装置として
は、特開平4−21263号公報に示されるものが知ら
れている。これは、ルーフパネルに形成された開口部の
両側縁に配置され開口部を開閉する可動パネルを移動自
在に支持するガイド部及び第1雨樋部を一体に有する対
のガイドレールと、開口部の前縁に配置され両ガイドレ
ールを連結すると共に第1雨樋部と連続する第2雨樋部
を有するフロントフレームとを有したものであつて、フ
ロントフレームのガイドレールとの連結部分にフロント
フレームから一体に延長したフランジ部を設け、ガイド
レールとフロントフレームとの連結は、このフランジ部
上にガイドレールを重合し且つ両者間に配設されたシー
ル材により両者を接合することにより行われていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、ガイドレールとフロントフレームとの連
結部分において、第1雨樋部と第2雨樋部とは突き合わ
された状態で接合されるものとなるので、第1雨樋部と
第2雨樋部とは実質的に不連続となり、第1雨樋部と第
2雨樋部との接合部位にシール材のみによつてシールさ
れる部分が存在することとなる。結果、この連続部分で
のシール性が損なわれることとなる恐れがあつた。 【0005】故に、本発明は、第1雨樋部と第2雨樋部
との接合部位でのシール性を向上させることを、その技
術的課題とする。 【0006】 【発明の構成】 【0007】 【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、フロント
フレームのガイドレールとの連結部分において少なくと
も第1雨樋部を第2雨樋部内に嵌挿させてシール材を介
して重合させ、さらに、前記ガイドレール側の重合面又
は前記フロントフレーム側の重合面のいずれか一方をレ
ール長手方向において凹凸面とし、且つ該凹凸の重合面
の全体に前記シール材を配設したことである。 【0008】 【作用】上記技術的手段によれば、第1雨樋部と第2雨
樋部とが重合された状態で接合される。よつて、第1雨
樋部と第2雨樋部との接合部位にシール材のみによつて
シールされる部分が存在せず、第1雨樋部と第2雨樋部
とが実質的に連続したものとなる。結果、第1雨樋部と
第2雨樋部との接合部位でのシール性が向上され得る。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。 【0010】図1に示されるように、車両のルーフパネ
ル1には開口部2が形成されている。この開口部2の両
縁には対のガイドレール3が車両前後方向(図1示上下
方向)に延在してルーフパネル1に固定されて夫々配置
されている。この両ガイドレール3にはスライドパネル
5が夫々周知のリンク機構4を介して車両前後方向にス
ライド自在に支持されている。開口部の前縁にはフロン
トフレーム6が配置されており、両ガイドレール3は後
述する連結構造でフロントフレーム6に連結されてい
る。又、フロントフレーム6には周知の駆動機構7が固
定されており、この駆動機構7はケーブル(図示せず)
を介して各リンク機構4に連係されている。尚、ケーブ
ルは周知の如く歯付のものであつてパイプ8及びガイド
レール3内に摺動案内されるものである。 【0011】上記した構成において、駆動機構7を一方
向に作動させると、ケーブル及びリンク機構4を介して
スライドパネル5が車両後方向にスライドして開口部2
が開状態となる。又、駆動機構7を他方向に作動させる
と、ケーブル及びリンク機構4を介してスライドパネル
5が車両前方向にスライドして開口部2が閉状態とな
る。 【0012】図2ないし図4に示されるように、両ガイ
ドレール3は、スライドパネル5がスライド自在に支持
されるレール長手方向に渡るガイド部31と開口部2の
閉状態時におけるルーフパネル1とスライドパネル5と
の境界下(開口部2の側縁下)に配置されるレール長手
方向に渡る第1雨樋部32とから構成されている。ガイ
ド部31は断面U字形状を呈するものであつて、両側壁
31d,31eにリンク機構4を摺動案内する溝部分3
1a,一方の側壁31dにケーブルを摺動案内する溝部
分31b及び他方の側壁31eにサンシエードパネル
(図示せず)を摺動案内する溝部分31cが一体に形成
されている。第1雨樋部は、断面U字形状を呈するもの
であつて、一方の側壁32aにルーフパネル1への取付
部となるフランジ部32bが一体に形成されている。ガ
イド部31と第1雨樋部32とは、ガイド部31の一方
の側壁31dと第1雨樋部32の他方の側壁32cとを
連結部33を介して連結することによつてガイド部31
が第1雨樋部32より車両幅方向内側となるように一体
とされている。このように構成されたガイドレール3は
アルミ製であつて、押し出し成形によつて形成される。 【0013】フロントフレーム6は、略U字状を呈する
ものであつて、開口部2の閉状態時におけるルーフパネ
ル1とスライドパネル5との境界下(開口部2の側縁
下)に配置されフロントフレーム長手方向に渡る第2雨
樋部61が一体に形成されている。このように構成され
たフロントフレーム6はシートモールデイングコンパウ
ンド材製であつて、型成形によつて成形される。又、第
2雨樋部61の底壁61dの上面にはレール長手方向に
おいて凹凸面61eが形成されている。 【0014】上記したガイドレール3とフロントフレー
ム6とは以下の構造で連結される。 【0015】ガイドレール3の第1雨樋部32をフロン
トフレーム6の第2雨樋部61内に嵌挿して第1雨樋部
32と第2雨樋部61とをフロントフレーム6のコーナ
部に至らない程度で凹凸面61eで重合させ、第1雨樋
部32と第2雨樋部61の間に重合部分全体において配
設されたシール材(ブチルシール)9により第1雨樋部
32と第2雨樋部61とを接合する。これにより、ガイ
ドレール3の第1雨樋部32と第2雨樋部61とが連続
した状態でガイドレール3とフロントフレーム6とが連
結されることとなる。この際、第1雨樋部32と第2雨
樋部61との重合部位(接合部位)において、第2雨樋
部61を構成する他方の側壁61bは連結部33に形成
された凹溝33a内に配置されることとなる。尚、ガイ
ドレール3のガイド部31をフロントフレーム6上に重
合させた形としたり、ガイドレール3をルーフパネル1
に組付ける際に第2雨樋部61の側壁から一体に形成さ
れたフランジ部61aを第1雨樋部32のフランジ部3
2bと共締めとしたりして、連結強度を確保するように
するとよい。 【0016】尚、ガイドレール3の第1雨樋部3の車両
後方向端部は、ピース10によつて閉塞される。 【0017】図5及び図6に示されるように、フロント
フレーム6を鉄板(SCP材)としてもよい。この場
合、他方の側壁61bは折り曲げ形成されたものとな
る。更に、図7に示されるように、第2雨樋部61に凹
凸面61eを形成するかわりに第1雨樋部32の第2雨
樋部61に重合される面にレール長手方向において凹凸
面32dを形成してもよい。 【0018】上記したように、ガイドレール3の第1雨
樋部32がフロントフレーム6の第2雨樋部61内に嵌
挿され、第1雨樋部32と第2雨樋部61とが重合され
た状態で連続する。よつて、第1雨樋部32と第2雨樋
部61との接合部位にシール材9のみによつてシールさ
れる部分が存在せず、結果、第1雨樋部32と第2雨樋
部61との接合部位でのシール性が向上する。又、凹凸
面61e又は32dによつてシール材9に加わる局部的
に面圧が大きくなるので、シール材9によるシール性が
より向上する。 【0019】 【発明の効果】本発明によれば、フロントフレームのガ
イドレールとの連結部分において少なくとも第1雨樋部
を第2雨樋部内に嵌挿させているので、第1雨樋部と第
2雨樋部とが重合された状態で連続する。よつて、第1
雨樋部と第2雨樋部との接合部位にシール材のみによつ
てシールされる部分が存在せず、これにより、第1雨樋
部と第2雨樋部との接合部位でのシール性を向上させる
ことができる。又、第1雨樋部又は第2雨樋部のいずれ
かの重合面が凹凸面とされているので、シール材に加わ
る面圧を局部的に大きくすることができ、これにより、
第1雨樋部と第2雨樋部との接合部位でのシール性をよ
り向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るサンルーフ装置を搭載した車両の
上面図である。 【図2】図1のA部拡大図である。 【図3】図2のB−B線断面図である。 【図4】図3のC−C線断面図である。 【図5】本発明に係るサンルーフ装置の第1の変形例を
示す図3に相当する断面図である。 【図6】本発明に係るサンルーフ装置の第1の変形例を
示す図4に相当する断面図である。 【図7】本発明に係るサンルーフ装置の第2の変形例を
示す図3に相当する断面図である。 【符号の説明】 1 ルーフパネル 2 開口部 3 ガイドレール 5 スライドパネル(可動パネル) 6 フロントフレーム 9 シール材 31 ガイド部 32 第1雨樋部 34 雨樋延長部 61 第2雨樋部 32d,61e 凹凸面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−212623(JP,A) 実開 平3−217(JP,U) 実開 平4−135824(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/12 B60J 7/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ルーフパネルに形成された開口部の両側
    縁に配置され前記開口部を開閉する可動パネルを移動自
    在に支持するガイド部及び第1雨樋部を一体に有する対
    のガイドレールと、前記開口部の前縁に配置され前記両
    ガイドレールを連結すると共に前記第1雨樋部と連続す
    る第2雨樋部を有するフロントフレームとを有するサン
    ルーフ装置において、前記フロントフレームの前記ガイ
    ドレールとの連結部分において少なくとも前記第1雨樋
    部を前記第2雨樋部内に嵌挿させてシール材を介して重
    合させ、さらに、前記ガイドレール側の重合面又は前記
    フロントフレーム側の重合面のいずれか一方をレール長
    手方向において凹凸面とし、且つ該凹凸の重合面の全体
    に前記シール材を配設したサンルーフ装置。
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