JP3512574B2 - 特殊モード付き制御装置 - Google Patents

特殊モード付き制御装置

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JP3512574B2
JP3512574B2 JP26450596A JP26450596A JP3512574B2 JP 3512574 B2 JP3512574 B2 JP 3512574B2 JP 26450596 A JP26450596 A JP 26450596A JP 26450596 A JP26450596 A JP 26450596A JP 3512574 B2 JP3512574 B2 JP 3512574B2
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肇 杉山
重伸 望月
俊哉 杉山
和幸 片山
和広 風間
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調装置や冷蔵
庫等の制御をマイクロコンピュータで行う制御装置に関
し、特に、通常制御とは別に、テストモードやデータセ
ットモードなどの特殊モードを有する特殊モード付き制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特殊モード付き制御装置の一つとして、
外部ノイズにより制御装置が誤ってテストモードに移行
することを回避するために、テスト端子にテスト信号が
所定時間以上継続して与えられたときにのみテストモー
ドを実行するよう構成された制御装置が、実開昭63−
7773号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の特
殊モード付き制御装置にあっては、テストモード移行の
耐ノイズ性は、テスト端子にテスト信号が継続して入力
されることの時間設定を長くするほど向上するが、テス
トモードへ移行するためには、テスト端子などを所定時
間以上に亙ってテスト信号入力の同一レベルに保たなけ
ればならないため、耐ノイズ性を確実なものにするほ
ど、テストモードに移行するまで時間がかかり、出荷時
などにおいて、テストモードなどの特殊モードを迅速に
能率よく実行できないと云う問題点がある。
【0004】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、テストモードなどの特殊モード
への移行指令信号を与えられれば、時間がかからずに特
殊モードへ移行し、しかも通常運転中に、外部ノイズに
より誤って特殊モードに移行することを信頼性高く防止
する耐ノイズ性に優れた特殊モード付き制御装置を得る
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による特殊モード付き制御装置は、シリ
アル信号通信手段に特殊モードへの移行を指令する所定
のシリアル信号を受信することにより、通常制御とは別
に、テストモードやデータセットモードなどの特殊モー
ドを実行するマイクロコンピュータを備えた特殊モード
付き制御装置において、前記特殊モードへの移行をマイ
クロコンピュータのパワーオンリセット時より所定時間
が経過する間のみ許可するモード移行許可判定手段を有
し、所定時間内では前記シリアル信号通信手段が所定の
シリアル信号を受信することによりすぐに特殊モードへ
移行し、所定時間経過後は前記シリアル信号通信手段が
シリアル信号を受信しても特殊モードを実行しないもの
である。
【0006】この発明による特殊モード付き制御装置で
は、モード移行許可判定手段によってシリアル信号の受
付に時間制限が設けられ、受付時間制限内にシリアル信
号通信手段が特殊モードへの移行を指令する所定のシリ
アル信号を受信すれば、すぐに特殊モードへ移行し、所
定時間が経過すれば、その後、シリアル信号通信手段が
シリアル信号を受信しても特殊モードを実行しない。
して、この発明による特殊モード付き制御装置では上記
のシリアル信号の受付時間が、マイクロコンピュータの
パワーオンリセット後、所定時間が経過するまでに制限
され、この時間内にシリアル信号通信手段が特殊モード
への移行を指令する所定のシリアル信号を受信すれば、
すぐに特殊モードへ移行し、所定時間が経過すれば、そ
の後、シリアル信号通信手段がシリアル信号を受信して
も特殊モードを実行しない。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】つぎの発明による特殊モード付き制御装置
は、シリアル信号通信手段に特殊モードへの移行を指令
する所定のシリアル信号を受信することにより、通常制
御とは別に、テストモードやデータセットモードなどの
特殊モードを実行するマイクロコンピュータを備えた特
殊モード付き制御装置において、リモコン信号受信手段
と、前記リモコン信号受信手段が受信したリモコン信号
を識別するリモコン信号識別手段とを有し、前記リモコ
ン信号識別手段が特殊モードへの移行許可リモコン信号
の受信を識別した後に、前記シリアル信号通信手段が所
定のシリアル信号を受信したときにのみ、このシリアル
信号の指令により特殊モードへ移行するものである。
【0018】この発明による特殊モード付き制御装置で
は、リモコン信号識別手段が特殊モードへの移行許可リ
モコン信号の受信を識別した後に、シリアル信号通信手
段が所定のシリアル信号を受信すれば、特殊モードへ移
行する。
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、この発明に係る
特殊モード付き制御装置を空調装置(ルームエアコン)
用の制御装置に適用した実施の形態1を示している。
【0023】この制御装置は制御基板10に実装された
マイクロコンピュータ12を含んでいる。マイクロコン
ピュータ12は、通常の空調制御を行う通常空調制御手
段14以外に、ルームエアコン外部にある試験用チェッ
カ50とデータ通信するためのシリアル信号通信手段1
6と、シリアル信号通信手段16からの信号を受け取っ
てテストモード(チェックモード)やデータセットモー
ドなどの特殊モードを実行する特殊モード実行手段18
と、通常制御モードから特殊モードへの移行を選択的に
許可するモード移行許可判定手段20とを有している。
【0024】モード移行許可判定手段20は、ハードウ
ェア構成で考えれば、シリアル信号通信手段16から特
殊モード実行手段18への信号伝送路22をスイッチ2
4によって開閉してシリアル信号通信手段16から特殊
モード実行手段18へ信号が伝わることをスイッチング
するようなものであり、このことはソウトウェア構成で
も具現できる。
【0025】モード移行許可判定手段20は、モード移
行許可タイマ(マイクロコンピュータの内蔵タイマ)2
6を含み、特殊モードへの移行を所定時間の間だけ許可
する。
【0026】モード移行許可タイマ26はマイクロコン
ピュータ12のパワーオンリセットの度にリセットさ
れ、モード移行許可判定手段20は、パワーオンリセッ
ト時より所定時間が経過するまでのシリアル信号の受付
時間制限内においてのみ特殊モードへの移行を許可す
る。
【0027】ここで、パワーオンリセットとは、一般的
に、マイクロコンピュータ12内のRAMの初期化、入
出力ポートの状態の初期化、内蔵タイマの初期化などを
行うことである。
【0028】これにより、マイクロコンピュータ12
は、パワーオンリセット時より所定時間が経過するまで
に、特殊モードへの移行を許可する所定コードのシリア
ル信号をシリアル信号通信手段16に受信すれば、すぐ
に特殊モードへ移行し、所定時間が経過すれば、その
後、シリアル信号通信手段16が所定コードのシリアル
信号を受信しても特殊モードを実行しない。
【0029】つぎに、図2に示されているフローチャー
トを参照して実施の形態1による特殊モード付き制御装
置の動作について説明する。
【0030】マイクロコンピュータ12のプログラムが
スタートすると、先ず、パワーオンリセット処理を行う
(ステップS10)。このパワーオンリセット処理が行
われることにより、モード移行許可判定手段20のモー
ド移行許可タイマ26が計時を開始する(ステップS1
2)。
【0031】つぎに、モード移行許可タイマ26のタイ
マ値よりパワーオンリセット時から所定時間X秒が経過
したか否かを判定する(ステップS14)。
【0032】パワーオンリセット時から所定時間X秒が
経過していなければ(ステップS14否定)、特殊モー
ドへの移行は許可されており、このときには、シリアル
信号通信手段16のシリアル入力ポートからシリアル信
号の読み込み処理を行い(ステップS16)、読み込ん
だシリアル信号が特殊モードへの移行を指令する所定コ
ードのものであるか否かを判定する(ステップS1
8)。
【0033】信号コードが特殊モード移行のためのコー
ドであれば(ステップS18肯定)、その信号コードの
種類(チェックモード指定あるいはデータセットモード
指定)を判別する(ステップS20)。
【0034】チェックモード指定の場合には、すぐにチ
ェックモードへ移行し、チェックモードを実行する(ス
テップS22)。このチェックモードは、外部リセット
が掛けられるか、あるいは電源が再投入されるまで維持
される。
【0035】データセットモード指定の場合には、すぐ
にデータセットモードへ移行し、データセット処理を実
行する(ステップS24)。データセット処理が完了す
ると、ステップS10に戻り、再度、パワーオンリセッ
ト処理を行う。
【0036】これに対し、シリアル信号通信手段16の
シリアル入力ポートより読み込んだシリアル信号の信号
コードが特殊モード移行のためのコードでない場合には
(ステップS18否定)、通常の空調制御が開始された
か否かを判別し(ステップS26)、通常の空調制御を
実行する(ステップS28)。通常の空調制御が開始さ
れていない場合には(ステップS26否定)、ステップ
S14に戻り、再度、モード移行許可タイマ26のタイ
マ値よりパワーオンリセット時から所定時間X秒が経過
したか否かを判定する。
【0037】パワーオンリセット時から所定時間X秒が
経過すれば(ステップS14肯定)、特殊モードへの移
行は禁止され、これより以降は、シリアル信号通信手段
16が受信するシリアル信号の如何に拘らず、通常の空
調制御を実行する(ステップS28)。
【0038】なお、何れの場合にあっても、一旦、通常
の空調制御が実行されると、外部リセットが掛けられる
か、あるいは電源が再投入されるまで通常の空調制御状
態が維持される。
【0039】従って、パワーオンリセット時から所定時
間X秒が経過したあと、あるいは一旦、通常の空調制御
が実行されれば、所定時間X秒内でも、特殊モード移行
のためのシリアル信号入力処理が行われず、シリアル信
号からノイズが載った信号が入力されても、これを読ま
ないから、ノイズ信号によって特殊モードへ移行してル
ームエアコンが停止してしまうことはない。
【0040】上述の動作により、テストモードなどの特
殊モードへの移行指令信号を与えられれば、時間がかか
らずに特殊モードへ移行し、しかも通常運転中に、外部
ノイズにより誤って特殊モードに移行することを信頼性
高く防止することができる。
【0041】この実施の形態では、モード移行許可タイ
マ26の計時開始を、パワーオンリセット後だけとし
た。従って、特殊モードへの移行許可判断は、パワーオ
ンリセット後しか実行されず、この時間は、ルームエア
コンの電源がオンになっている全体時間と比べれば、わ
ずかの時間であり、この時間を過ぎれば、誤って特殊モ
ードへ移行することはなくなる。
【0042】通常、特殊モードは、出荷検査などで使わ
れるので、パワーオンリセット直後にだけ特殊モードへ
の移行が許可されればよいが、この特殊モードへの移行
許可判定はパワーオンリセット後のみに限定せずに、例
えば電源オン毎に行われてもよい。
【0043】(実施の形態2)図3は、この発明による
特殊モード付き制御装置を空調装置用の制御装置に適用
した実施の形態2を示している。なお、図3に於いて、
図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符号を
付けてその説明を省略する。
【0044】この実施の形態では、モード移行許可判定
手段20は、シリアル信号通信手段16が特殊モード移
行指令の同一コードのシリアル信号のみを連続して所定
の複数回だけ間欠的に受信したときにのみ特殊モードへ
の移行を許可するものであり、特殊モード移行指令コー
ドの同一性を判定するコード判定部28と、コード判定
部28が特殊モード移行指令コードの同一性を判定した
回数をカウントするモード移行許可カウンタ30とを含
んでいる。
【0045】モード移行許可カウンタ30はマイクロコ
ンピュータ12のパワーオンリセットの度にリセットさ
れ、モード移行許可判定手段20は、パワーオンリセッ
ト後であって通常制御が実行される以前に、シリアル信
号通信手段16が特殊モード移行指令の同一シリアル信
号(信号コードが同一の特殊モード移行指令信号)のみ
を連続して所定の複数回だけ間欠的に受信したときにの
み特殊モードへの移行を許可する。
【0046】これにより、マイクロコンピュータ12
は、パワーオンリセット後であって通常制御が実行され
る以前に、シリアル信号通信手段16が、信号コードが
同一の特殊モード移行指令信号のみを連続して所定の複
数回だけ間欠的に受信すれば、すぐに特殊モードへ移行
する。
【0047】つぎに、図4に示されているフローチャー
トを参照して実施の形態2による特殊モード付き制御装
置の動作について説明する。
【0048】マイクロコンピュータ12のプログラムが
スタートすると、先ず、パワーオンリセット処理を行う
(ステップS30)。このパワーオンリセット処理が行
われることにより、モード移行許可判定手段20のモー
ド移行許可カウンタ30をリセットする(ステップS3
2)。
【0049】つぎに、シリアル信号通信手段16のシリ
アル入力ポートからシリアル信号の読み込み処理を行い
(ステップS34)、読み込んだシリアル信号が特殊モ
ードへの移行を指令する所定コードで、且つ同一コード
のものであるか否かをコード判定部28によって判定す
る(ステップS36)。
【0050】読み込んだシリアル信号が特殊モードへの
移行を指令する所定コードで、且つ同一の信号コードで
あれば(ステップS36肯定)、モード移行許可カウン
タ30を1つカウントアップし(ステップS38)、そ
のカウント値が規定値Nに到達したか否かを判定する
(ステップS40)。カウント値が規定値Nに到達して
いない場合には(ステップS40否定)、ステップS3
4に戻り、再度、シリアル信号通信手段16のシリアル
入力ポートからシリアル信号の読み込み処理を行う。
【0051】カウント値が規定値Nに到達すれば(ステ
ップS40肯定)、即ち、信号コードが同一の特殊モー
ド移行指令信号を連続して所定のN回受信すれば、その
信号コードの種類(チェックモード指定あるいはデータ
セットモード指定)を判別する(ステップS42)。
【0052】チェックモード指定の場合には、すぐにチ
ェックモードへ移行し、チェックモードを実行する(ス
テップS44)。このチェックモードは、外部リセット
が掛けられるか、あるいは電源が再投入されるまで維持
される。
【0053】データセットモード指定の場合には、すぐ
にデータセットモードへ移行し、データセット処理を実
行する(ステップS46)。データセット処理が完了す
ると、ステップS30に戻り、再度、パワーオンリセッ
ト処理を行う。
【0054】これに対し、シリアル信号通信手段16の
シリアル入力ポートより読み込んだ信号コードが特殊モ
ード移行のためのコードでない場合や、読み込んだ信号
コードが特殊モード移行のコードのものでも前回のもの
とは異なっていれば(ステップS36否定)、シリアル
信号通信手段16のシリアル入力ポートからシリアル信
号の読み込み処理を行わず、通常の空調制御が開始され
たか否かを判別し(ステップS48)、通常の空調制御
を実行する(ステップS50)。
【0055】なお、一旦、通常の空調制御が実行される
と、外部リセットが掛けられるか、あるいは電源が再投
入されるまで通常の空調制御状態が維持される。
【0056】通常の空調制御が開始されていない場合に
は(ステップS48否定)、ステップS32に戻り、再
度、モード移行許可カウンタ30をリセットしてシリア
ル信号通信手段16のシリアル入力ポートからシリアル
信号の読み込み処理を行う。
【0057】この実施の形態では、パワーオンリセット
後であって通常制御が実行される以前に、特殊モード移
行への同一コードの信号が連続して所定回数、入力され
ない限り特殊モードへ移行してしまうことはない。通
常、ノイズが信号コードに重畳されると、信号コードが
変わってしまうため、同じコードとして連続して読み取
られるとは考えにくい。これにより、ノイズ信号によっ
て特殊モードへ移行してルームエアコンが停止してしま
うことはない。
【0058】上述の動作により、テストモードなどの特
殊モードへの移行指令信号を適正に与えられれば、時間
がかからずに特殊モードへ移行し、しかも通常運転中
に、外部ノイズにより誤って特殊モードに移行すること
を信頼性高く防止することができる。
【0059】(実施の形態3)図5は、この発明による
特殊モード付き制御装置を空調装置用の制御装置に適用
した実施の形態3を示している。なお、図5に於いて
も、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符
号を付けてその説明を省略する。
【0060】この実施の形態では、モード移行許可判定
手段20は、パワーオンリセット後であって通常制御が
実行される以前に、特殊モードへの移行を指令する複数
個のシリアル信号をシリアル信号通信手段16が所定の
順序で受信したときにのみ特殊モードへの移行を許可す
るものであり、特殊モード移行の信号コードの種類を判
定するコード判定部32と、特殊モード移行の信号コー
ドの読み込みを行ったことを示すフラグを格納するフラ
グ用レジスタ34とを含んでいる。
【0061】これにより、マイクロコンピュータ12
は、パワーオンリセット後であって通常制御が実行され
る以前に、シリアル信号通信手段16が特殊モードへの
移行を指令する複数個のシリアル信号を所定の順序で受
信すれば、すぐに特殊モードへ移行する。
【0062】つぎに、図6に示されているフローチャー
トを参照して実施の形態3による特殊モード付き制御装
置の動作について説明する。なお、ここでは、特殊モー
ドに入るための特定なコマンド列の一例として、特殊モ
ード移行コードAと特殊モード移行コードBと云う二つ
の信号コードがA→Bという順番で、シリアル信号通信
手段16のシリアル入力ポートから読み込まれた場合に
のみ特殊モードへの移行を許可する場合を例にとって説
明する。
【0063】マイクロコンピュータ12のプログラムが
スタートすると、先ず、パワーオンリセット処理を行う
(ステップS50)。このパワーオンリセット処理が行
われることにより、モード移行許可判定手段20のフラ
グ用レジスタ34の特殊モード移行コードAの読み込み
フラグをオフする(ステップS52)。
【0064】つぎに、シリアル信号通信手段16のシリ
アル入力ポートからシリアル信号の読み込み処理を行い
(ステップS54)、読み込んだシリアル信号が特殊モ
ード移行コードBであるか否かを判定する(ステップS
56)。読み込んだシリアル信号が特殊モード移行コー
ドBでない場合には(ステップS56否定)、つぎに、
そのシリアル信号が特殊モード移行コードAであるか否
かを判定する(ステップS58)。
【0065】読み込んだシリアル信号が特殊モード移行
コードAでもない場合には(ステップS58否定)、シ
リアル信号通信手段16のシリアル入力ポートからシリ
アル信号の読み込み処理を行わず、通常の空調制御が開
始されたか否かを判別し(ステップS60)、通常の空
調制御が開始されたと判別した場合には(ステップS6
0肯定)、通常の空調制御を実行する(ステップS6
2)。
【0066】なお、一旦、通常の空調制御が実行される
と、外部リセットが掛けられるか、あるいは電源が再投
入されるまで通常の空調制御状態が維持される。
【0067】通常の空調制御が開始されていない場合に
は(ステップS60否定)、ステップS52に戻り、再
度、フラグ用レジスタ34の特殊モード移行コードAの
読み込みフラグをオフしてシリアル信号通信手段16の
シリアル入力ポートからシリアル信号の読み込み処理を
行う。
【0068】これに対し、読み込んだシリアル信号が特
殊モード移行コードAである場合には(ステップS58
肯定)、フラグ用レジスタ34の特殊モード移行コード
Aの読み込みフラグをオンし(ステップS64)、ステ
ップS54に戻ってシリアル信号通信手段16のシリア
ル入力ポートからシリアル信号の読み込み処理を行う。
【0069】ステップS56における判定で、読み込ん
だシリアル信号が特殊モード移行コードBである場合に
は(ステップS56肯定)、つぎに、フラグ用レジスタ
34の特殊モード移行コードAの読み込みフラグがオン
であるか否か、換言すれば、特殊モード移行コードAの
読み込みが完了しているか否かを判定する(ステップS
66)。特殊モード移行コードAの読み込みが完了して
いない場合は(ステップS66否定)、ステップS54
に戻ってシリアル信号通信手段16のシリアル入力ポー
トからシリアル信号の読み込み処理を行う。
【0070】特殊モード移行コードAの読み込みが完了
していれば(ステップS66肯定)、特殊モード移行の
シリアル信号を、規定通り、A→Bの順序で受信したと
し、信号コードの種類(チェックモード指定あるいはデ
ータセットモード指定)を判別する(ステップS6
8)。
【0071】チェックモード指定の場合には、すぐにチ
ェックモードへ移行し、チェックモードを実行する(ス
テップS70)。このチェックモードは、外部リセット
が掛けられるか、あるいは電源が再投入されるまで維持
される。
【0072】データセットモード指定の場合には、すぐ
にデータセットモードへ移行し、データセット処理を実
行する(ステップS72)。データセット処理が完了す
ると、ステップS50に戻り、再度、パワーオンリセッ
ト処理を行う。
【0073】この実施の形態では、特殊モードへの移行
許可のコードがAあるいはBであり、しかもパワーオン
リセット後であって通常制御が実行される以前にA→B
という順番で読み込まないと特殊モードへの移行は行わ
れない。
【0074】通常、ノイズが信号コードに重畳される
と、コードが変わってしまうため、これが特定のコード
として読み込まれ、しかもこの順番で読み取られるとは
考えにくい。これにより、ノイズ信号によって特殊モー
ドへ移行してルームエアコンが停止してしまうことはな
い。
【0075】上述の動作により、テストモードなどの特
殊モードへの移行指令信号を適正に与えられれば、時間
がかからずに特殊モードへ移行し、しかも通常運転中
に、外部ノイズにより誤って特殊モードに移行すること
を信頼性高く防止することができる。
【0076】なお、この実施の形態では、コマンド列を
二つとした場合について説明したが、三つ以上でも同様
な効果が得られ、耐ノイズ性がより一層向上する。
【0077】(実施の形態4)図7は、この発明による
特殊モード付き制御装置を空調装置用の制御装置に適用
した実施の形態4を示している。なお、図7に於いて
も、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符
号を付けてその説明を省略する。
【0078】この実施の形態では、リモコン(リモート
コントローラ)60よりのリモコン信号を受信するリモ
コン信号受信手段36と、リモコン信号受信手段36が
受信したリモコン信号を識別するリモコン信号識別手段
38とを有している。
【0079】リモコン信号識別手段38は特殊モードへ
の移行許可リモコン信号の受信を識別する機能を有し、
リモコン信号識別手段38が特殊モードへの移行許可リ
モコン信号の受信を識別した後に、シリアル信号通信手
段16が特殊モードへの移行を指令するシリアル信号を
受信したときにのみ特殊モードへの移行を許可するもの
である。
【0080】これにより、マイクロコンピュータ12
は、リモコン信号識別手段38が特殊モードへの移行許
可リモコン信号の受信を識別した後に、シリアル信号通
信手段16が特殊モードへの移行を指令するシリアル信
号を受信すれば、すぐに特殊モードへ移行する。
【0081】特殊モードへの移行を許可するリモコン信
号(移行許可リモコン信号)は、通常の空調制御用のリ
モコン信号のビットとは異なった特殊ビットの信号で構
成することが可能であり、この場合には、特殊ビットの
リモコン信号を送信する専用のリモコン60を準備する
か、あるいは通常のリモコン60で、特殊なキーシーケ
ンス操作を行うことで、通常のリモコン60が特殊ビッ
トのリモコン信号を送信するように構成すればよい。前
者の場合、エンドユーザが使用するリモコン60の送信
コードに、特殊モード許可/不許可ビットを割り当て、
それが不許可側になるように設定しておき、検査用のリ
モコン60では、それが任意に設定できるようにしてお
く。
【0082】つぎに、図8に示されているフローチャー
トを参照して実施の形態4による特殊モード付き制御装
置の動作について説明する。
【0083】マイクロコンピュータ12のプログラムが
スタートすると、先ず、パワーオンリセット処理を行う
(ステップS80)。
【0084】つぎに、リモコン信号受信手段36がリモ
コン60よりのリモコン信号を受信しているか否かを判
別する(ステップS82)。リモコン60よりリモコン
信号を受信していない場合には(ステップS82否
定)、通常の空調制御が開始されたか否かを判別し(ス
テップS96)、通常の空調制御が開始されたと判別さ
れた場合には(ステップS96肯定)、通常の空調制御
を実行する(ステップS98)。
【0085】なお、一旦、通常の空調制御が実行される
と、外部リセットが掛けられるか、あるいは電源が再投
入されるまで通常の空調制御状態が維持される。
【0086】通常の空調制御が開始されていない場合に
は(ステップS96否定)、ステップS82に戻り、再
度、リモコン信号受信手段36がリモコン60よりのリ
モコン信号を受信しているか否かを判別する。
【0087】リモコン60よりリモコン信号を受信した
場合には(ステップS82肯定)、そのリモコン信号が
特殊モードへの移行を許可する特殊ビットのリモコン信
号であるか否かを判定する(ステップS84)。特殊ビ
ットのリモコン信号でない場合、即ち、不許可側にビッ
ト設定されたエンドユーザ用のリモコン60からのリモ
コン信号である場合には(ステップS84否定)、シリ
アル信号通信手段16のシリアル入力ポートからシリア
ル信号の読み込み処理を行わず、通常の空調制御が開始
されたか否かを判別し(ステップS96)、通常の空調
制御が開始されたと判別された場合には(ステップS9
6肯定)、通常の空調制御を実行する(ステップS9
8)。
【0088】これに対し、特殊ビットのリモコン信号で
ある場合、即ち、許可側にビット設定された試験用のリ
モコン60からのリモコン信号である場合には(ステッ
プS84肯定)、シリアル信号通信手段16のシリアル
入力ポートからシリアル信号の読み込み処理を行い(ス
テップS86)、読み込んだシリアル信号が特殊モード
への移行を指令する所定コードのものであるか否かを判
定する(ステップS88)。
【0089】信号コードが特殊モード移行のためのコー
ドであれば(ステップS88肯定)、その信号コードの
種類(チェックモード指定あるいはデータセットモード
指定)を判別する(ステップS90)。
【0090】チェックモード指定の場合には、すぐにチ
ェックモードへ移行し、チェックモードを実行する(ス
テップS92)。このチェックモードは、外部リセット
が掛けられるか、あるいは電源が再投入されるまで維持
される。
【0091】データセットモード指定の場合には、すぐ
にデータセットモードへ移行し、データセット処理を実
行する(ステップS94)。データセット処理が完了す
ると、ステップS80に戻り、再度、パワーオンリセッ
ト処理を行う。
【0092】これに対し、シリアル信号通信手段16の
シリアル入力ポートより読み込んだ信号コードが特殊モ
ード移行のためのコードでない場合には(ステップS8
8否定)、通常の空調制御が開始されたか否かを判別し
(ステップS96)、通常の空調制御が開始されたと判
別された場合には(ステップS96肯定)、通常の空調
制御を実行する(ステップS98)。
【0093】一般に、エンドユーザーの元では、リモコ
ン60によりルームエアコンの電源オン/オフや温度調
節などの操作を行う。このリモコン60を使ってエアコ
ンの操作を行っていれば、特殊ビットのリモコン信号が
送信されないから、シリアル入力ポートからシリアル信
号の読み込み処理(ステップS86)と、特殊モードへ
の移行コードのの判定処理(ステップS88)はバイパ
スされるために、この間にシリアル信号通信手段16の
シリアル入力ポートに、特殊モードへの移行コードに類
似のノイズが入ったとしても、このシリアル入力ポート
からのシリアル信号を読まないのであるから、特殊モー
ドに入ってしまうことはない。
【0094】上述の動作により、特殊ビットのリモコン
信号が送信され、テストモードなどの特殊モードへの移
行指令信号を与えられれば、時間がかからずに特殊モー
ドへ移行し、しかも通常運転中に、外部ノイズにより誤
って特殊モードに移行することを信頼性高く防止するこ
とができる。
【0095】(実施の形態5)図9は、この発明による
特殊モード付き制御装置を空調装置用の制御装置に適用
した実施の形態5を示している。なお、図9に於いて、
図1、図7に対応する部分は図1、図7に付した符号と
同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0096】この実施の形態では、実施の形態1におけ
る場合と同様に、モード移行許可判定手段20は、モー
ド移行許可タイマ26を含み、パワーオンリセット後、
所定時間が経過する間だけ特殊モードへの移行を許可
し、チェックモードにおいて、リモコン信号受信手段3
6がリモコン60よりのリモコン信号を受信すれば、チ
ェックモードを終了する。
【0097】図10は、実施の形態5による特殊モード
付き制御装置の動作フローを示している。図10のフロ
ーチャートで、図2に示されている実施の形態1のもの
と異なっている点は、チェックモードに入れば、ループ
せずに、リモコン信号の受信の有無を判別し(ステップ
S29)、リモコン信号を受信すれば(ステップS29
肯定)、チェックモードより抜け出し、ステップS14
に戻ってモード移行許可タイマ26のタイマ値よりパワ
ーオンリセット時から所定時間X秒が経過したか否かを
判定する。
【0098】図10のフローチャートにおいて、上述の
こと以外は、図2に示されている実施の形態1のものと
同一であるので、その同一部分については、説明の重複
をさるために、図2に付けたステップ番号と同じステ
ップ番号を付けてその説明のを省略する。
【0099】この実施の形態では、ノイズなどによりチ
ェックモードに誤って入ってしまったとしてもリモコン
信号を受信することで、通常状態に復帰することがで
き、また電源を再投入することなく、速やかに通常制御
モードへ移行することができるようになる。
【0100】なお、この実施の形態は、上述の実施の形
態2〜4のものにも同様に適用することができる。
【0101】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による特殊モード付き制御装置によれば、モード移行
許可判定手段によってシリアル信号の受付に時間制限が
設けられ、受付時間制限内にシリアル信号通信手段が特
殊モードへの移行を指令する所定のシリアル信号を受信
すれば、すぐに特殊モードへ移行し、所定時間が経過す
れば、その後、シリアル信号通信手段がシリアル信号を
受信しても特殊モードを実行しないから、特殊モードへ
の移行指令信号を与えられれば、時間がかからずに特殊
モードへ移行し、しかも通常運転中に、外部ノイズによ
り誤って特殊モードに移行することを信頼性高く防止で
き、優れた耐ノイズ性が得られる。
【0102】そして、この発明による特殊モード付き制
御装置によれば、パワーオンリセット後、所定時間が経
過するまでに、シリアル信号通信手段が特殊モードへの
移行を指令する所定のシリアル信号を受信すれば、すぐ
に特殊モードへ移行し、所定時間が経過すれば、その
後、シリアル信号通信手段がシリアル信号を受信しても
特殊モードを実行しないから、特殊モードへの移行指令
信号を与えられれば、時間がかからずに特殊モードへ移
行し、しかも通常運転中に、外部ノイズにより誤って特
殊モードに移行することを、より一層信頼性高く防止で
き、優れた耐ノイズ性が得られる。
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】つぎの発明による特殊モード付き制御装置
によれば、リモコン信号識別手段が特殊モードへの移行
許可リモコン信号の受信を識別した後に、シリアル信号
通信手段が所定のシリアル信号を受信すれば、特殊モー
ドへ移行し、これ以外の場合には特殊モードへ移行しな
いから、特殊モードへの移行指令信号を与えられれば、
時間がかからずに特殊モードへ移行し、しかも通常運転
中に、外部ノイズにより誤って特殊モードに移行するこ
とを信頼性高く防止でき、優れた耐ノイズ性が得られ
る。特に特殊モード付き制御装置では、エンドユーザの
もとでは、特殊モードへの移行を許可しないようにでき
るため、エンドユーザによる使用下で、特殊モードへ誤
って入ることによる誤動作を確実になくす効果がある。
【0108】
【0109】また、いずれの場合も、モード移行許可判
定手段やリモコン信号識別手段をマイクロコンピュータ
のプログラムで実施することで、特別な機器を必要とせ
ずにコストアップなしに、誤って特殊モードへ移行する
ことを回避でき、制御装置のノイズ耐力を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による特殊モード付き制御装置の実
施の形態1を示すブロック線図である。
【図2】 実施の形態1の特殊モード付き制御装置の動
作手順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明による特殊モード付き制御装置の実
施の形態2を示すブロック線図である。
【図4】 実施の形態2の特殊モード付き制御装置の動
作手順を示すフローチャートである。
【図5】 この発明による特殊モード付き制御装置の実
施の形態3を示すブロック線図である。
【図6】 実施の形態3の特殊モード付き制御装置の動
作手順を示すフローチャートである。
【図7】 この発明による特殊モード付き制御装置の実
施の形態4を示すブロック線図である。
【図8】 実施の形態4の特殊モード付き制御装置の動
作手順を示すフローチャートである。
【図9】 この発明による特殊モード付き制御装置の実
施の形態5を示すブロック線図である。
【図10】 実施の形態5の特殊モード付き制御装置の
動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 制御基板,12 マイクロコンピュータ,14
通常空調制御手段,16 シリアル信号通信手段,18
特殊モード実行手段,20 モード移行許可判定手
段,22 信号伝送路,24 スイッチ,26 モード
移行許可タイマ,28 コード判定部,30 モード移
行許可カウンタ,32 コード判定部,34 フラグ用
レジスタ,36 リモコン信号受信手段,38 リモコ
ン信号識別手段,50 試験用チェッカ,60 リモコ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 和幸 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 風間 和広 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−86501(JP,A) 特開 平5−306864(JP,A) 特開 平8−16228(JP,A) 特開 平8−200771(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 - 11/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル信号通信手段に特殊モードへの
    移行を指令する所定のシリアル信号を受信することによ
    り、通常制御とは別に、テストモードやデータセットモ
    ードなどの特殊モードを実行するマイクロコンピュータ
    を備えた特殊モード付き制御装置において、 前記特殊モードへの移行をマイクロコンピュータのパワ
    ーオンリセット時より所定時間が経過する間のみ許可す
    るモード移行許可判定手段を有し、所定時間内では前記
    シリアル信号通信手段が所定のシリアル信号を受信する
    ことによりすぐに特殊モードへ移行し、所定時間経過後
    は前記シリアル信号通信手段がシリアル信号を受信して
    も特殊モードを実行しないことを特徴とする特殊モード
    付き制御装置。
  2. 【請求項2】 リモコン信号の受信により特殊モードを
    終了することを特徴とする請求項1に記載の特殊モード
    付き制御装置。
  3. 【請求項3】 シリアル信号通信手段に特殊モードへの
    移行を指令する所定のシリアル信号を受信することによ
    り、通常制御とは別に、テストモードやデータセットモ
    ードなどの特殊モードを実行するマイクロコンピュータ
    を備えた特殊モード付き制御装置において、 リモコン信号受信手段と、前記リモコン信号受信手段が
    受信したリモコン信号を識別するリモコン信号識別手段
    とを有し、前記リモコン信号識別手段が特殊モードへの
    移行許可リモコン信号の受信を識別した後に、前記シリ
    アル信号通信手段が所定のシリアル信号を受信したとき
    にのみ、このシリアル信号の指令により特殊モードへ移
    行することを特徴とする特殊モード付き制御装置。
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