JP3512397B2 - 画素クロック生成回路及び画像形成装置 - Google Patents

画素クロック生成回路及び画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
デジタル複写機、その他、広く画像形成装置で使用され
る画素クロックの生成及び位相制御に関し、詳しくは、
画素クロックの高精度の位相制御を実現する画素クロッ
ク生成回路及びそれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ、デジタル複写機等の画
像形成装置の一般的構成を図29に示す。図29におい
て、半導体レーザユニット1001から発光されたレー
ザ光は、回転するポリゴンミラー1002によりスキャ
ンされ、走査レンズ1003を介して被走査媒体である
感光体1004上に光スポットを形成し、該感光体10
04を露光して静電潜像を形成する。このとき、1ライ
ン毎に、フォトディテクタ1005が走査ビームを検出
する。位相同期回路1009は、クロック生成回路10
08のクロックを入力し、フォトディテクタ1005の
出力信号に基づいて、1ライン毎、位相同期のとられた
画像クロック(画素クロック)を生成して画像処理ユニ
ット1006とレーザ駆動回路1007へ供給する。こ
のようにして、半導体レーザユニット1001は、画像
処理ユニット1006により生成された画像データと位
相同期回路1009により1ライン毎に位相が設定され
た画像クロックに従い、半導体レーザの発光時間をコン
トロールすることにより、被走査媒体上24上の静電潜
像をコントロールする。
【0003】このような走査光学系において、ポリゴン
スキャナ等の偏向器の偏向反射面の回転軸からの距離の
ばらつきは、被走査面上を走査する光スポット(走査ビ
ーム)の走査速度ムラを発生させる。この走査速度ムラ
は画像の揺らぎとなり画像品質の劣化となる。高品位の
画質を要求する場合は走査ムラの補正を行う必要があ
る。
【0004】さらに、マルチビーム光学系の場合、各発
光源の発振波長に差があると、走査レンズの色収差が補
正されていない光学系の場合に露光位置ずれが発生し、
各発光源に対応する光スポットが被走査媒体上を走査す
る時の走査幅は、発光源ごとに差が生じてしまい、画像
品質の劣化の要因になってしまうため、走査幅の補正を
行う必要がある。
【0005】従来、走査ムラ等の補正を行う技術として
は、例えば、特開平11−167081号公報や特開2
001−228415号公報に記載のように、基本的に
画素クロックの周波数を変化させて、走査線に沿った光
スポット位置を制御する方法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画素ク
ロックの周波数を変化させる従来方式(周波数変調方
式)は、一般に画素クロック制御部の構成が複雑であ
り、かつ、その複雑さは周波変調幅が微小になるにつれ
て増大するため、きめ細かな制御ができないという問題
がある。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成で画素クロッ
クの位相制御を可能にする画素クロック生成回路及びそ
れを備えた画像形成装置を提供することにある。本発明
の他の目的は、高い高周波クロックを必要とすることな
く、より細かいステップの画素クロックの位相制御を可
能にする画素クロック生成回路及びそれを備えた画像形
成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画素クロック生
成回路は、高周波クロックを生成する高周波クロック生
成手段と、該高周波クロック生成手段から出力される高
周波クロックと、画素クロックに同期して与えられ、
素クロックの遷移タイミングを指示する位相データとに
基づいて画素クロックの周期を変化させる画素クロック
生成手段を有することを基本とする。
【0009】一実施形態では、本発明の画素クロック生
成回路は、高周波クロック生成する高周波クロック生成
手段と、前記高周波クロック生成手段から出力される高
周波クロックをカウントする計数手段と、前記計数手段
の計数値と画素クロックの遷移タイミングを指示する位
相データを比較する比較手段と、前記比較手段の結果に
基づいて画素クロックの遷移を行う画素クロック制御手
段とを有する。
【0010】また、他の実施形態では、本発明の画素ク
ロック生成回路は、高周波クロックを生成する高周波ク
ロック生成手段と、画素クロックの位相シフト量を示す
位相データと画素クロックの状態を示す状態信号から第
1比較値、第2比較値2を生成する比較値生成手段と、
前記高周波クロック生成手段から出力される高周波クロ
ックの第1変化点でカウント動作する第1計数手段と、
前記第1計数手段の計数値と前記比較値生成手段から出
力される第1比較値を比較する第1比較手段と、前記第
1比較手段の結果に基づいて、前記高周波クロックの第
1変化点タイミングで第1クロックを生成する第1クロ
ック生成手段と、前記高周波クロック生成手段から出力
される高周波クロックの第2変化点でカウント動作する
第2計数手段と、前記第2計数手段の計数値と前記比較
値生成手段から出力される第2比較値を比較する第2比
較手段と、前記第2比較手段の結果に基づいて、前記高
周波クロックの第2変化点タイミングで第2クロックを
生成する第2クロック生成手段と、前記第1クロックと
前記第2クロックを選択し、画素クロックとして出力す
るクロック選択手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画素クロック
生成回路の実施形態を実施形態1及び実施形態2に場合
分けし、また、本発明に係る画素クロック生成回路を適
用した画像形成装置の実施形態を実施形態3として、そ
れぞれについて図面により詳細に説明する。
【0012】〔実施形態1〕本発明に係る画素クロック
生成回路は、高周波クロックを生成する高周波クロック
生成手段と、該高周波クロック生成手段から出力される
高周波クロックと画素クロックの遷移タイミングを指示
する位相データに基づいて画素クロックを生成し、ま
た、該画素クロックの周期を変化させる画素クロック生
成手段からなることを基本とする。実施形態1は、この
基本構成をベースとしたものである。以下にいくつかの
実施例について具体的に説明する。
【0013】〈実施例1−1〉図1に本実施例の構成図
を示す。図1において、画素クロック生成回路10は高
周波クロック生成回路11、カウンタ12、比較回路1
3及び画素クロック制御回路14からなる。高周波クロ
ック生成回路11は画素クロックPCLKの基準となる
高周波クロックVCLKを生成する。カウンタ12は高
周波クロックVCKLの立上がりで動作して該VCKL
をカウントするカウンタである。比較回路12はカウン
タの値とあらかじめ設定された値及び外部から与えられ
る画素クロックの遷移タイミングとして位相シフト量を
指示する位相データと比較し、その比較結果にもとづき
制御信号a、制御信号bを出力する。画素クロック制御
回路13は制御信号a、制御信号bにもとづき画素クロ
ックPCLKの遷移タイミングを制御する。
【0014】ここで、位相データは走査レンズの特性に
より生ずる走査ムラを補正したり、ポリゴンミラーの回
転ムラによってドット位置ずれを補正したり、レーザ光
の色収差によって生ずるドット位置ずれを補正するため
に画素クロックの位相のシフト量を指示するためのデー
タで、一般に数ビットのデジタル値で与えられる。な
お、これについては後述する。
【0015】図1の画素クロック生成回路の動作につい
て図2のタイミング図を用いて説明する。ここでは、画
素クロックPCLKは高周波クロックVCLKの8分周
とし、標準ではデュティ比50%とする。図2(a)は
VCLKの8分周に相当するデュティ比50%の標準の
画素クロックPCLKを生成する様子を、図2(b)は
VCLKの8分周クロックに対して1/8クロックだけ
位相を進めたPCLKを生成する様子を、図2(c)は
VCLKの8分周クロックに対して1/8クロックだけ
位相を遅らせたPCLKクロックを生成する様子を示し
たものである。
【0016】まず、図2(a)について説明する。ここ
では位相データとして「7」の値が与えられている。比
較回路13には、あらかじめ「3」が設定されている。
カウンタ12は高周波クロックVCLKの立上がりで動
作しカウントを行う。比較回路13では、まずカウンタ
12の値が「3」になったところで制御信号aを出力す
る。画素クロック制御回路13は、制御信号aが”H”
になっていることからのクロックのタイミングで画素
クロックPCLKを”H”から”L”に遷移させる。次
に比較回路13では、与えられた位相データとカウンタ
値を比較し、一致したら制御信号bを出力する。図2
(a)では、カウンタ12の値が「7」になったところ
で、比較回路13は制御信号bを出力する。画素クロッ
ク制御回路14は、制御信号bが”H”になっているこ
とからのクロックのタイミングで画素クロックPCL
Kを”L”から”H”に遷移させる。この時、比較回路
13では同時にカウンタ12をリセットさせ、再び0か
らカウントを行わせて行く。これにより、図2(a)に
示すように、高周波クロックVCLKの8分周に相当す
るデュティ比50%の画素クロックPCLKを生成する
ことができる。なお、比較回路13の設定値を変えれ
ば、デュティ比が変化する。
【0017】次に、図2(b)について説明する。ここ
では位相データとして「8」を与えるとする。カウンタ
12は高周波クロックVCLKのカウントを行う。比較
回路13では、まずカウンタ12の値が「3」になった
ところで制御信号aを出力する。画素クロック制御回路
14は、制御信号aが”H”になっていることからの
クロックのタイミングで画素クロックPCLKを”H”
から”L”に遷移させる。次に比較回路13では、カウ
ンタ12の値が与えられた位相データ(ここでは8)と
一致したら制御信号bを出力する。画素クロック制御回
路14は、制御信号bが”H”になっていることから
のクロックのタイミングで画素クロックPCLKを”
L”から”H”に遷移させる。この時、比較回路13で
は同時にカウンタ12をリセットさせ、再び0からカウ
ントを行わせて行く。これにより、図2(b)に示すよ
うに、高周波クロックVCLKの8分周クロックに対し
て1/8クロックだけ位相を進ませた画素クロックPC
LKを生成することができる。
【0018】次に、図2(c)について説明する。ここ
では位相データとして「6」を与えるとする。カウンタ
12は画素クロックVCLKのカウントを行う。比較回
路13では、まずカウンタ12の値が「3」になったと
ころで制御信号aを出力する。画素クロック制御回路1
4は、制御信号aが”H”になっていることからのク
ロックのタイミングで画素クロックPCLKを”H”か
ら”L”に遷移させる。次に比較回路13では、カウン
タ12の値が与えられた位相データ(ここでは6)と一
致したら制御信号bを出力する。画素クロック制御回路
14は、制御信号bが”H”になっていることからの
クロックのタイミングで画素クロックPCLKを”L”
から”H”に遷移させる。この時、同時にカウンタ12
をリセットさせ再び0からカウントを行わせて行く。こ
れにより、図2(c)に示すように、高周波クロックV
CLKの8分周クロックに対して1/8クロックだけ位
相を遅らせた画素クロックPCLKを生成することがで
きる。
【0019】なお、位相データを、例えば画素クロック
PCLKの立上がりに同期させて与えることにより、画
素クロックPCLKの位相を1クロックごとに変化させ
ることが可能となる。図3は、これを示したタイミング
図である。
【0020】本実施例によれば、簡単な構成で、画素ク
ロックPCLKの位相を高周波クロックVCLKのクロ
ック幅単位に±方向に制御することが可能となる。ま
た、位相データのビット数をカウンタ12のカウント・
ビット数と同じにすることにより、比較回路13は、よ
り簡単な構成となる。
【0021】〈実施例1−2〉図4に本実施例の構成図
を示す。図4は、図1の構成において位相データデコー
ド回路15を付加したものである。ここで、位相データ
は、図5に示すように位相シフト量に対応しているとす
る。位相データデコード回路15は、入力された位相デ
ータをからその位相シフト量に対応したカウンタ値を求
め、比較回路13へ出力する。このようにすることによ
り位相データは、そのビット幅としてカウンタ12のb
it幅分を持つ必要がなく、例えば画素クロック生成回
路10をチップに組み込んだ場合、ピン数を減らすこと
ができる。また、比較回路13の構成は図1の場合と同
じでよい。図4の動作は図1と同様であるための説明を
省略する。
【0022】〈実施例1−3〉図6に本実施例の構成図
を示す。図6は、図1の構成において複数の位相データ
を記憶するための位相データ記憶回路16を付加したも
のである。位相データ記憶回路16には、あらかじめ外
部から複数の位相データの設定を行い、画素クロックP
CLKに同期して順次一つの位相データずつ読み出し、
比較回路13へ与えていく。図6では省略したが、位相
データ記憶回路16はアドレスカウンタを内蔵してい
る。
【0023】このようにすることにより、例えば走査レ
ンズの特性により生ずる走査ムラを補正するための位相
データのような毎ライン同じ位相データとなるようなデ
ータの場合、あらかじめ位相データ記憶回路16に1ラ
イン分の位相データを記憶しておき、ラインを走査する
たびに位相データ記憶回路16の先頭アドレスから位相
データを順次読み出して比較回路13へ与えるようにす
れば、外部からライン毎に同じ位相データを出力する必
要がなく、外部制御回路の負担が少なくてすむ。
【0024】〈実施例1−4〉図7に本実施例の構成図
を示す。図7は、図4の構成において位相データデコー
ド回路15の前段に複数の位相データを記憶するための
位相データ記憶回路16を付加したものである。すなわ
ち、本実施例は実施例1−2と1−3を組み合わせたも
のである。位相データ記憶回路16には、あらかじめ外
部から複数の位相データの設定を行い、画素クロックP
CLKに同期して順次一つの位相データずつ読み出して
いく。位相データデコード回路15は、この位相データ
記憶回路16から読み出された位相データを入力し、そ
の位相シフト量に対応したカウンタ値を求め、比較回路
13へ出力する。
【0025】このようにすることにより、例えば走査レ
ンズの特性により生ずる走査ムラを補正するための位相
データのような毎ライン同じ位相データとなるようなデ
ータの場合、あらかじめ位相データ記憶回路16に1ラ
イン分の位相データを記憶しておき、ラインを走査する
たびに位相データ記憶回路16の先頭アドレスから位相
データを順次出力すれば、外部からライン毎に同じ位相
データを出力する必要がなく、外部制御回路の負担が少
なくてすむ。更に、位相データとデコード回路出力は、
例えば図5のように対応しているので、位相データのビ
ット幅は小さく、位相データ記憶回路16の記憶容量は
小さくて済み、チップサイズ、コストに有効である。
【0026】〈実施例1−5〉図8に本実施例の構成図
を示す。図8は、図6の構成において位相データ合成回
路17を付加したものである。位相データ記憶回路16
には、あらかじめ複数の位相データ(2)の設定を行
い、画素クロックVCLKに同期して順次一つずつ読み
出して位相データ合成回路17の一方の入力とする。位
相データ合成回路17の他方の入力としては、外部から
例えば1ライン毎に位相データ(1)を与える。位相デ
ータ合成回路17は、外部から与えられる位相データ
(1)と位相データ記憶回路16から出力される位相デ
ータ(2)を合成し、比較回路13へ位相データを出力
する。ここで、位相データ合成回路17では位相データ
=位相データ(1)+位相データ(2)−7のような計
算を行う。
【0027】このようにすることにより、例えば走査レ
ンズの特性により生ずる走査ムラを補正するようなライ
ン毎に常に同じ補正をするだけでなく、ポリゴンミラー
の回転ムラのようなライン毎に変化する補正にも対応す
ることができる。
【0028】〈実施例1−6〉図9に本実施例の構成図
を示す。図9は、図8の構成において位相データ合成回
路17の出力側に位相データデコード回路15を付加し
たものである。位相データ合成回路17は外部から与え
られる位相データ(1)と位相データ記憶回路16から
出力される位相データ(2)を合成し、位相データデコ
ード回路15へ出力する。この場合、位相データ合成回
路17では 位相データ=位相データ(1)+位相データ(2) のような計算を行う。位相データデコード回路15は、
位相データ合成回路17からの位相データを入力して、
図5に示したように、その位相シフト量に対応したカウ
ンタ値を求め、比較回路13へ出力する。
【0029】このようにすることにより、例えば走査レ
ンズの特性により生ずる走査ムラを補正するようなライ
ン毎に常に同じ補正をするだけでなく、ポリゴンミラー
の回転ムラのようなライン毎に変化する補正にも対応す
ることができる。更に位相データが例えば図5のように
対応しているのでbit幅が小さく、位相データ記憶回
路16の記憶容量が小さくて済みチップサイズ、コスト
に有効である。
【0030】以上、実施形態1の各実施例では、VCL
Kの立上がりでカウンタ12が動作するとして説明した
が、VCLKの立下りでカウンタ12を動作させても同
様のことが実現できる。
【0031】〔実施形態2〕これは、先の実施形態1の
構成を発展させて、高い高周波クロックを必要とせず
に、より細かいステップで画素クロックの位相制御を可
能にする画素クロック生成回路を実現したものである。
以下に二、三の実施例について具体的に説明する。
【0032】〈実施例2−1〉図10に本実施例の構成
図を示す。図10において、画素クロック生成回路20
は、高周波クロック生成回路21、カウンタ(1)2
2、比較回路(1)23、クロック1生成回路24、カ
ウンタ(2)25、比較回路(2)26、クロック2生
成回路27、マルチプレクサ28、比較値生成回路2
9、ステータス信号生成回路30及びセレクト信号生成
回路31からなる。
【0033】高周波クロック生成回路21は画素クロッ
クPCLKの基準となる高周波クロックVCLKを生成
する。カウンタ(1)22は、高周波クロックVCKL
の立上がりで動作するカウンタである。比較回路(1)
23はカウンタ(1)22の値とあらかじめ設定された
値及び比較値生成回路29が出力する比較値1と比較
し、その比較結果にもとづき制御信号1を出力する。後
述するように、制御信号1は制御信号1a,1bの二つ
からなる。クロック(1)生成回路24は制御信号1に
もどづきクロック1を生成する。カウンタ(2)25は
高周波クロックVCKLのクロックの立下がりで動作す
るカウンタである。比較回路(2)26はカウンタ
(2)25の値とあらかじめ設定された値及び比較値生
成回路29が出力する比較値2と比較し、その比較結果
にもとづき制御信号2を出力する。制御信号2も制御信
号2a,2bの二つからなる。クロック2生成回路27
は制御信号2にもどづきクロック2を生成する。マルチ
プレクサ28は、セレクト信号生成回路31からのセレ
クト信号に基づきクロック1、クロック2を選択し、画
素クロックPCLKとして出力する。
【0034】比較値生成回路29は、外部から与えられ
る位相データとステータス信号生成回路30が出力する
ステータス信号に基づき比較値1、比較値2を出力す
る。位相データは、先の実施形態1と同様に、走査レン
ズの特性により生ずる走査ムラを補正したり、ポリゴン
ミラーの回転ムラによって生ずるドット位置ずれを補正
したり、レーザ光の色収差によって生ずるドット位置ず
れを補正するために画素クロックの位相のシフト量を指
示するためのデータで、ここでは2ビット構成とする
(図15)。ステータス信号生成回路30は位相データ
のビット0が1のときに画素クロックPCLKの立上が
りのタイミングで信号をトグルさせてステータス信号と
して出力する。セレクト信号生成回路31は、位相デー
タのビット0が1のときに画素クロックPCLKの立下
がりのタイミングで信号をトグルさせてセレクト信号と
して出力する。
【0035】図11、図12に図1におけるクロック1
生成回路24、クロック2生成回路27の構成例を示
す。図11はJKフリップフロップ(JK−FF)で構
成されており、クロック生成回路24を形成しているJ
K−FF24aは高周波クロックVCLKの立上がりで
動作し、クロック生成回路27を形成しているJK−F
F27aは高周波クロックVCLKの立下りで動作す
る。図12はクロック同期セットリセット付のDタイプ
フリップフロップ(D−FF)で構成されており、クロ
ック生成回路24を形成しているD−FF24bは高周
波クロックVCLKの立上がりで動作し、クロック生成
回路27を形成しているD−FF27bは高周波クロッ
クVCLKの立下りで動作する。
【0036】図10の動作について図13、図14のタ
イミング図を用いて説明する。ここでは、高周波クロッ
クVCLKの4分周に相当する画素クロックPCLKを
生成し、位相を+1/8PCLK、−1/8PCLKシ
フトさせるとする。また、標準では画素クロックPCL
Kのデュティ比は50%とする。図15に位相シフト量
と外部から与える位相データの対応を示し、図16に比
較値生成回路29の入出力の対応を示す。
【0037】まず、図13のタイミング図を用いてクロ
ック1、クロック2の生成について説明する。図13に
示すように、初めに位相シフト量0を示す位相データ
“00”が画素クロックPCLKに同期して与えられる
とする(図13)。その位相データとステータス信号
(最初は0としている)に基づき、比較値生成回路29
により比較値1、比較値2が生成される。図16の表よ
り、ここでは比較値1、比較値2とも「3」という値が
出力される(図13)。比較値生成回路29の比較値
1、比較値2の生成の論理については後で説明する。こ
れらの比較値1、比較値2は、それぞれ比較回路(1)
23、比較回路(2)26でカウンタ(1)22、カウ
ンタ(2)25のカウント値と比較される。カウンタ
(1)22は高周波クロックVCLKの立上がりでカウ
ントされている。比較回路(1)23では、固定の比較
値、ここでは「1」という値とカウンタ(1)22の値
を比較し、一致したら制御信号1bを出力する(図13
)。また、比較回路(1)23は比較値生成回路29
から出力される比較値1、ここでは「3」という値とカ
ウンタ(1)22の値を比較し、一致したら制御信号1
aを出力する(図13)。この時、比較回路(1)2
3はカウンタ(1)22をリセットし、再びカウントを
開始させる。クロック1生成回路24では、比較回路
(1)23からの制御信号1bが”H”の時、高周波ク
ロックVCLKの立上がりでクロック1を”H”から”
L”に遷移させ(図13)、制御信号1aが”H”の
時、VCLKの立上がりでクロック1を”L”から”
H”に遷移させる(図13)。一方、カウンタ(2)
25は高周波クロックVCLKの立下りでカウントされ
ている。比較回路(2)26では、固定の比較値、ここ
では「1」という値とカウンタ(2)25の値を比較
し、一致したら制御信号2bを出力する(図13
’)。また、比較回路(2)26は比較値生成回路2
9から出力される比較値2、ここでは「3」という値と
カウンタ(2)25の値を比較し、一致したら制御信号
2aを出力する(図13’)。この時、比較回路
(2)26はカウンタ(2)25をリセットし、再びカ
ウントを開始させる。クロック2生成回路27では、制
御信号2bが”H”の時、高周波クロックVCLKの立
下がりでクロック2を”H”から”L”に遷移させ(図
13’)、制御信号2aが”H”の時、高周波クロッ
クVCLKの立下がりでクロック2を”L”から”H”
に遷移させる(図13’)。
【0038】次に、位相データとして、位相シフト量+
1/8PCLKを示す位相データ“01”が与えられた
とする(図13)。この場合は比較値生成回路29か
らは比較値1が「3」、比較値2が「4」という値が図
16に従って出力され(ステータス信号は0)、上記と
同様に比較回路(1)23、比較回路(2)26でカウ
ンタ(1)22、カウンタ(2)26の値と比較され、
その制御信号1a,1b,2a,2bにより、クロック
(1)生成回路、クロック2生成回路にてクロック1、
クロック2の遷移が行われる(図13,’)。
【0039】クロック1生成回路24、クロック生成回
路27の具体例としては図11に示したJK−FF24
a,27aによる構成が考えられる。即ち、クロック1
生成回路24のJK−FF24aのはVCLKの立上が
りで動作させ、J端子に制御信号1a、K端子に制御信
号1bを与え、クロック2生成回路27のJK−FF2
7aはVCLKの立下がりで動作させ、J端子に制御信
号2a、K端子に制御信号2bを与えることにより実現
できる。同様に、図12に示した同期リセットセット付
D−FFでもって実現することも可能である。この場
合、制御信号1a、制御信号2aを反転させた信号をS
ET端子に、制御信号1a、制御信号2bを反転させた
信号をRESET端子に与え、クロック1生成回路24
のD−FF24aはVCLKの立上がりで動作させ、ク
ロック2生成回路27のD−FF27bはVCLKの立
下りで動作させればよい。
【0040】このように、比較値生成回路29からの出
力に従ってクロック1、クロック2の遷移を行なわせ、
クロック1、クロック2を生成する。そして、これらの
クロック1、クロック28をマルチプレクサ8で切り替
えて行くことにより、画素クロックPCLKを生成す
る。ここでは、マルチプレクサ28は、セレクト信号が
0でクロック1を、信号が1でクロック2を選択する。
【0041】図14に、位相シフト量とクロック1とク
ロック2の切替の様子について示す。初めに、セレクト
信号を0としてマルチプレクサ28でクロック1が選択
され、これが画素クロックPCLKとして出力されてい
るところからスタートする(図14)。最初は位相デ
ータ“00”で位相シフト0の時で、図14のにおい
てセレクト信号生成回路31にてセレクト信号が出力さ
れるが、位相データのビット0が0なので信号をトグル
せずに、セレクト信号は0のままでクロック1が画素ク
ロックPCLKとして出力される。この時は、位相シフ
ト0の画素クロックPCLKとなる。次は位相データと
して“01”が与えられた場合で(図14)、図4
において位相データビット0が1なのでセレクト信号が
トグルし1となり、これにより、クロック2が画素クロ
ックPCLKとして出力される。この時は、図に示すよ
うに+1/8PCLKだけ位相シフトした画素クロック
PCLKとなる。次ぎに再び位相データとして“01”
を与えると(図14)、図14において位相データ
のビット0が1なのでセレクト信号がトグルし0とな
り、クロック1が画素クロックPCLKとして出力され
る。この時は、図に示すように+1/8PCLKだけ位
相シフトした画素クロックPCLKとなる。次ぎに位相
データとして“11”を与えると(図14)、図14
において位相データのビット0が1なのでセレクト信
号がトグルし1となり、クロック2が画素クロックPC
LKとして出力される。この時は、図に示すように−1
/8PCLKだけ位相シフトしたクロックとなる。
【0042】以上のようにして、位相データに応じてク
ロック1、クロック2を生成し、クロック1、クロック
2を切り替えて画素クロックPCLKとして出力させて
行くことにより、±1/8PCLKステップで、即ち、
高周波クロックVCLKの半ピッチステップで位相シフ
トされた画素クロックPCLKを得ることができる。
【0043】次に、比較値生成回路29について説明す
る。一般に、位相データは[b3,b2,b1,b0]
で構成され、最上位ビットb3が位相シフトの正負を示
し、残りのビットb2〜b0でシフトの絶対量を示すと
する。ステータス信号は、高周波VCLKの立上がり時
に画素クロックPCLKが立ち上がっている時は”
0”、高周波クロックVCLKの立下り時に画素クロッ
クPCLKが立ち上がっている時は”1”を示すとす
る。また位相データのシフト量が0の時の比較値1、比
較値2は同じでその値をXとする。この時、比較値1、
比較値2は次のように出力される。
【0044】(1) 位相データのb0が”0”の時 ステータス信号に関係なく、比較値1、比較値2とも同
じ値で次式で表せる。 比較値1、比較値2=X+(シフト量(符号を含む)/
2) (2) 位相データのb0が”1”の時 ステータス信号が”0”の時は、次のようになる。 比較値1=X+((シフト量(符号を含む)−1)/
2) 比較値2=X+((シフト量(符号を含む)+1)/
2) ステータス信号が”1”の時は次のようになる。 比較値1=X+((シフト量(符号を含む)+1)/
2) 比較値2=X+((シフト量(符号を含む)―1)/
2)
【0045】図15の例は、便宜上、位相データは〔b
1,b0〕で構成され、ビットb1が位相シフトの正負
を示し、ビットb0がシフトの絶対量(1/8PCL
K)を示している。ただし、位相データ「00」は、こ
れ自体で位相シフト量が0を示す。これは、位相データ
が〔b3,b2,b1,b0〕の場合も同様であり、位
相データ「0000」で位相シフト量が0を示す。
【0046】なお、図10において、カウンタ(2)2
5、クロック2生成回路27にVCLKを反転させたク
ロックを与えるようにすれば、これらカウンタ(2)2
5、クロック2生成回路27をカウンタ(1)22、ク
ロック1生成回路24と同じ部品で構成することができ
コストが安くなる。
【0047】このように、本実施例によれば、高い高周
波クロックVCLKを必要とせずに、より細かいステッ
プの画素クロックの位相を制御することが可能となる。
例えば、実施形態1と同じ高周波クロックVCLKでも
って、該VCLKの半ピッチ単位(半サイクル単位)で
位相シフトされた画素クロックPCLKを得ることがで
きる。
【0048】〈実施例2−2〉図17は本実施例の構成
図を示す。図17は図10において複数の位相データを
記憶するための位相データ記憶回路32を付加したもの
である。位相データ記憶回路32は、先の図6の位相デ
ータ記憶回路16と同様であり、外部から複数の位相デ
ータの設定を行い、画素クロックPCLKに同期して順
次位相データを一つずつ出力していく。
【0049】このようにすることにより、例えば走査レ
ンズの特性により生ずる走査ムラを補正するための位相
データのような毎ライン同じ位相データとなるようなデ
ータの場合、あらかじめ位相データ記憶回路32にライ
ン分の位相データを記憶しておき、ラインを走査するた
びに位相データ記憶回路32の先頭アドレスから位相デ
ータを順次出力すれば、外部からライン毎に同じデータ
を出力する必要がなく、外部回路の負荷が少なくてす
む。
【0050】〈実施例2−3〉図18に本実施例の構成
図を示す。図18は、図17において位相データ合成回
路33を付加したものである。位相データ合成回路33
は、先の図8の位相データ合成回路17と同様であり、
外部から与えられる位相データ(1)と位相データ記憶
回路32から出力される位相データ(2)を合成し、比
較値生成回路29へ出力する。位相データ合成回路33
では、 位相データ=外部位相データ+内部位相データ のような計算を行い位相データを出力する。
【0051】このようにすることにより、例えば走査レ
ンズの特性により生ずる走査ムラを補正するようなライ
ン毎に常に同じ補正をするだけでなく、ポリゴンミラー
の回転ムラのようなライン毎に変化する補正にも対応す
ることができる。
【0052】〔実施形態3〕図19に本発明に係る画像
形成装置の一実施例の全体構成図を示す。半導体レーザ
201からのレーザ光は、コリメータレンズ202、シ
リンダーレンズ203を通り、ポリゴンミラー204に
よりスキャン(走査)され、foレンズ205、トロイ
ダルレンズ206を通り、ミラー208で反射し、感光
体208に入射することにより、感光体208上に画像
(静電潜像)を形成する。この走査レーザ光の始点、終
点をフォトセンサ101,102により検出してドット
位置ずれ検出・制御部110に入力する。ドット位置ず
れ検出・制御部110では、フォトセンサ101,10
2間をレーザ光が走査される時間を測定し、基準の時間
と比較するなどしてずれ量を求め、そのずれ量を補正す
る位相データを生成して画素クロック生成部120へ出
力する。なお、フォトセンサ101の出力信号は、ライ
ン同期信号として画像処理部130にも与える。
【0053】ここで、画素クロック生成部120が位相
データ記憶回路を具備していない場合には、ドット位置
ずれ検出・制御部110ではライン毎に位相データを画
素クロック生成部120へ出力するが、位相データ記憶
回路を具備している場合には、前以って位相データを求
めるなどして、あらかじめ画素クロック生成部120へ
与えておくようにする。また、ドット位置ずれ検出・制
御部110では、走査レンズの特性により生ずる走査ム
ラを補正するようなライン毎に常に同じ補正をするため
の位相データ(第1位相データ)だけでなく、ポリゴン
ミラーの回転ムラのようなライン毎に変化する補正にも
対応するための位相データ(第2位相データ)も生成
し、画素クロック生成部120が位相データ合成回路を
具備している場合には、その位相データも画素クロック
生成部120へ出力するようにする。また、後述のマル
チビーム走査装置を使用する場合には、フォトセンサ1
01,102の組を複数設けることにより、複数ライン
分の位相データを同時に生成することが可能である。
【0054】画素クロック生成部120では、実施形態
1や実施形態2で説明したように、ドット位置ずれ検出
・制御部110からの位相データに基づいて画素クロッ
クを生成し、画像処理部130とレーザ駆動データ生成
部140に与える。画像処理部130は、画素クロック
を基準に画像データを生成し、レーザ駆動データ生成部
140は、この画像データを入力して、同様に画素クロ
ックを基準にレーザ駆動データ(変調データ)を生成
し、レーザ駆動部150を介して半導体レーザ201を
駆動する。これにより、感光体208には、位置ずれの
ない画像を形成することができる。
【0055】本発明はマルチビーム走査装置にも適用す
ることができる。以下、マルチビーム走査装置(マルチ
ビーム光学系)について説明する。
【0056】図20にマルチビーム走査装置の一実施例
の構成図を示す。この実施例では、図21に示すよう
に、2個の発光源が間隔ds=25μmでモノリシック
に配列された半導体レーザアレイ300をn=2個用
い、コリメートレンズ305の光軸Cを対称として副走
査方向に配置される。
【0057】図20において、半導体レーザアレイ30
1、302はコリメートレンズ303、304との光軸
を一致させ、主走査方向に対称に射出角度を持たせ、ポ
リゴンミラー307の反射点で射出軸が交差するようレ
イアウトされている。各半導体レーザアレイ301,3
02より射出した複数のビームはシリンダレンズ308
を介してポリゴンミラー307で一括して走査され、f
θレンズ310、トロイダルレンズ311、ミラー31
2により感光体313上に結像される。画像処理部13
0内のバッファメモリには各発光源ごとに1ライン分の
印字データが蓄えられ、ポリゴンミラー1面毎に読み出
されて、4ラインずつ同時に記録がおこなわれる。
【0058】図22は、その光源ユニットの構成図を示
す。半導体レーザアレイ403、404は各々主走査方
向に所定角度、実施例では約1.5°微小に傾斜したベ
ース部材405の裏側に形成した図示しないかん合穴4
05−1、405−2に個別に円筒状ヒートシンク部4
03−1、404−1をかん合し、押え部材406、4
07の突起406−1、407−1をヒートシンク部の
切り欠き部に合わせて発光源の配列方向を合わせ、背面
側からネジ412で固定される。また、コリメートレン
ズ408、409は各々その外周をベース部材405の
半円状の取付ガイド面405−4、405−5に沿わせ
て光軸方向の調整を行い、発光点から射出した発散ビー
ムが平行光束となるよう位置決めされ接着される。
【0059】なお、実施例では、上記したように各々の
半導体レーザアレイからの光線が主走査面内で交差する
ように設定するため、光線に沿ってかん合穴405−
1、405−2および半円状の取付ガイド面405−
4、405−5を傾けて形成している。
【0060】ベース部材405はホルダ部材410に円
筒状係合部405−3を係合し、ネジ413を貫通穴4
10−2を介してネジ穴405−6、405−7に螺合
して固定され光源ユニットを構成する。
【0061】光源ユニットは、光学ハウジングの取付壁
411に設けた基準穴411−1にホルダ部材の円筒部
410−1をかん合し、表側よりスプリング611を挿
入してストッパ部材612を円筒部突起410−3に係
合することでホルダ部材410は取付壁411の裏側に
密着して保持される。この時、スプリングの一端を突起
411−2に引っかけることで円筒部中心を回転軸とし
た回転力を発生し、回転力を係止するように設けた調節
ネジ613により、光軸の周りθにユニット全体を回転
し、図24(1)に示すように各ビームスポット列を1
ライン分ずらして交互に配列するように調節する。
【0062】アパーチャ415は各半導体レーザアレイ
毎にスリットが設けられ、光学ハウジングに取り付けら
れて光ビームの射出径を規定する。
【0063】図23は光源ユニットの別の実施例を示
し、2個の半導体レーザアレイからの光ビームをビーム
合成手段を用いて合成した例を示す。半導体レーザアレ
イ603,613およびコリメートレンズ605,60
6は図22の実施例と同様、ベース部材601、602
に各一つずつ支持され、第1、第2の光源部を構成す
る。第1のベース部材601、第2のベース部材602
は共通のフランジ部材607に設けた穴607−1、6
07−2に円筒状係合部を係合してネジ固定される。第
2のベース部材602には調節ネジ606が螺合され、
この突出量を裏側から調節することで両腕部602−1
を捩じって半導体レーザアレイおよびコリメートレンズ
の保持部だけが副走査方向βに傾けることができる。こ
れにより、各々のビームスポットの配列を1ライン分ず
らし、図24(2)における配列となるよう調節する。
【0064】平行四辺形柱部と三角柱部からなるプリズ
ム608は、第2の光源部の各ビームを斜面608−1
で反射し、ビームスプリッタ面608−2で反射され
て、直接通過してきた第1の光源部の各ビームに近接さ
せて射出する。近接された複数のビームはポリゴンミラ
ーで一度に走査され、感光体上に各々ビームスポットを
結像する。アパーチャ615は同様に光学ハウジングに
支持さる。実施例では各半導体レーザアレイからの光ビ
ームはほぼ重なっているため共通のスリット615を設
けている。フランジ部材607はホルダ部材609に保
持され、光学ハウジングへは上記実施例と同様、取付壁
610に設けた基準穴610−1にホルダ部材の円筒部
609−1をかん合し、ユニット全体を回転すること
で、各々のビームスポットの配列の傾きを補正できるよ
うにしている。
【0065】図25は、図26に示すような4チャンネ
ル半導体レーザアレイ801を用いた場合のマルチビー
ム走査装置の構成例を示す。構成は、図22、図23と
同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0066】図27は、図22に示す光源ユニットを光
学ハウジング804に搭載してマルチビーム走査装置を
構成した様子を示す。上記した光源ユニット801の背
面には半導体レーザの制御を司る駆動回路が形成された
プリント基板802が装着され、光軸と直交する光学ハ
ウジングの壁面に上記したスプリングにより当接され、
調節ネジ803により傾きが合わせられ姿勢が保持され
る。尚、調節ネジ803はハウジング壁面に形成された
突起部に螺合される。光学ハウジング内部には、上記し
たシリンダレンズ805、ポリゴンミラーを回転するポ
リゴンモータ808、fθレンズ806、トロイダルレ
ンズ、および折り返しミラー807が各々位置決めされ
支持され、また、同期検知センサを実装するプリント基
板809は、ハウジング壁面に光源ユニットと同様、外
側より装着される。光学ハウジングは、カバー811に
より上部を封止し、壁面から突出した複数の取付部81
0にて画像形成装置本体のフレーム部材にネジ固定され
る。
【0067】図28は上記光走査装置を搭載した画像形
成装置の例を示す。被走査面である感光体ドラム901
の周囲には感光体を高圧に帯電する帯電チャージャ90
2、光走査装置900により記録された静電潜像に帯電
したトナーを付着して顕像化する現像ローラ903、現
像ローラにトナーを供給するトナーカートリッジ90
4、ドラムに残ったトナーを掻き取り備蓄するクリーニ
ングケース905が配置される。感光体ドラムへは上記
したように1面毎に複数ライン同時に潜像記録が行われ
る。記録紙は給紙トレイ906から給紙コロ907によ
り供給され、レジストローラ対908により副走査方向
の記録開始のタイミングに合わせて送りだされ、感光体
ドラムを通過する際に転写チャージャ906によってト
ナーが転写され、定着ローラ909で定着して排紙ロー
ラ912により排紙トレイ910に排出される。
【0068】
【発明の効果】以上、本発明に係る画素クロック生成回
路及びそれを適用した画像形成装置によれば、次のよう
な効果が得られる。 (1) 比較的簡単な構成で画素クロックの位相を制御す
ることが可能となる。 (2) 高い高周波クロックが必要なくより細かいステッ
プでの画素クロックの位相を制御することが可能とな
る。 (3) 位相シフト量データを実際に制御を行う位相シフ
ト量に対応したビット幅で与えることにより、少ないビ
ット幅で位相シフト量データを与えることができる。 (4) 画素クロックの位相制御を各画素ごと、各ライン
毎に自由に行うことができる。 (5) 少なくとも1ライン分の同じ画素位置では同じ位
相シフト量データを記憶し、各ラインの同じ画素位置で
同じ位相シフト量データを出力することにより、外部回
路の負荷を少なくすることができる。 (6) 例えば走査レンズの特性により生ずる走査ムラを
補正するようなライン毎に常に同じ補正をするだけでな
く、ポリゴンミラーの回転ムラのようなライン毎に変化
する補正にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画素クロック生成回路の実施例1−1
の構成図である。
【図2】図1の動作を説明するためのタイミング図であ
る。
【図3】図1の動作を説明するための別のタイミング図
である。
【図4】本発明の画素クロック生成回路の実施例1−2
の構成図である。
【図5】図4の位相データデコード回路の入出力の対応
関係を示す図である。
【図6】本発明の画素クロック生成回路の実施例1−3
の構成図である。
【図7】本発明の画素クロック生成回路の実施例1−4
の構成図である。
【図8】本発明の画素クロック生成回路の実施例1−5
の構成図である。
【図9】本発明の画素クロック生成回路の実施例1−6
の構成図である。
【図10】本発明の画素クロック生成回路の実施例2−
1の構成図である。
【図11】図10のクロック生成回路の具体的構成図で
ある。
【図12】図10のクロック生成回路の別の具体的構成
図である。
【図13】図10の動作を説明するためのタイミング図
である。
【図14】同じく図10の動作を説明するためのタイミ
ング図である。
【図15】位相シフト量と位相データの対応例を示す図
である。
【図16】図10の比較値生成回路の入出力の対応関係
を示す図である。
【図17】本発明の画素クロック生成回路の実施例2−
2の構成図である。
【図18】本発明の画素クロック生成回路の実施例2−
3の構成図である。
【図19】本発明の画素クロック生成回路を適用した画
像形成装置の一実施例を示す全体的構成図である。
【図20】本発明の画像形成装置に使用されるマルチビ
ーム走査装置の全体的構成図である。
【図21】2チャンネル半導体レーザアレィの構成図で
ある。
【図22】マルチビーム走査装置の光源ユニットの分解
構成図である。
【図23】マルチビーム走査装置の別の光源ユニットの
分解構成図である。
【図24】図22及び図23の光源ユニットにおけるピ
ームスポット配列を示す図である。
【図25】マルチビーム走査装置の更に別の光源ユニッ
トの分解構成図である。
【図26】4チャルネ半導体レーザアレイの構成図であ
る。
【図27】マルチビーム走査装置を光学ハウジングに搭
載した様子を示す図である。
【図28】光走査装置を搭載した画像形成装置の一例を
示す図である。
【図29】従来の画像形成装置の全体的構成図である。
【符号の説明】
10 画素クロック生成回路 11 高周波クロック生成回路 12 カウンタ 13 比較回路 14 画素クロック制御回路 15 位相データデコード回路 16 位相データ記憶回路 17 位相データ合成回路 20 画素クロック生成回路 21 高周波クロック生成回路 22 カウンタ1 23 比較回路1 24 クロック1生成回路 25 カウンタ2 26 比較回路2 27 クロック2生成回路 28 マルチプレクサ 29 比較値生成回路 30 ステータス信号生成回路 31 セレクト信号生成回路 32 位相データ記憶回路 33 位相データ合成回路 101,102 フォトセンサ 110 ドット位置ずれ検出・制御部 120 画素クロック生成部 130 画像処理部 140 レーザ駆動データ生成部 150 レーザ駆動部 201 半導体レーザ 204 ポリゴンミラー 208 感光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10 B41J 2/44

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波クロックを生成する高周波クロッ
    ク生成手段と、 前記高周波クロック生成手段から出力される高周波クロ
    ックと、画素クロックに同期して与えられ、画素クロッ
    クの遷移タイミングを指示する位相データに基づいて
    画素クロックの周期を変化させる画素クロック生成手段
    と、を有することを特徴とする画素クロック生成回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画素クロック生成回路に
    おいて、 前記画素クロックの遷移タイミングは前記高周波クロッ
    クの遷移に同期していることを特徴とする画素クロック
    生成回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画素クロック生成回路に
    おいて、 前記画素クロックの周期は前記高周波クロックの1クロ
    ックステップで変化することを特徴とする画素クロック
    生成回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画素クロック生成回路に
    おいて、 前記画素クロックの周期は前記高周波クロックの1/2
    クロックステップで変化することを特徴とする画素クロ
    ック生成回路。
  5. 【請求項5】 高周波クロックを生成する高周波クロッ
    ク生成手段と、 前記高周波クロック生成手段から出力される高周波クロ
    ックをカウントする計数手段と、 前記計数手段の計数値と、画素クロックに同期して与え
    られ、画素クロックの遷移タイミングを指示する位相デ
    ータを比較する比較手段と、 前記比較手段の結果に基づいて画素クロックの遷移を行
    う画素クロック制御手段と、を有することを特徴とする
    画素クロック生成回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画素クロック生成回路に
    おいて、 位相データをデコードし、該デコード出力を比較手段へ
    与える位相データデコード手段を有することを特徴とす
    る画素クロック生成回路。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の画素クロック生成回路に
    おいて、 複数の位相データを記憶し、画素クロックに同期して順
    次読み出し、比較手段へ与える位相データ記憶手段を有
    することを特徴とする画素クロック生成回路。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の画素クロック生成回路に
    おいて、 複数の位相データを記憶し、画素クロックに同期して順
    次読み出す位相データ記憶手段と、 前記位相データ記憶手段から読み出された位相データを
    デコードし、該デコード出力を比較手段へ与える位相デ
    ータデコード手段を有することを特徴とする画素クロッ
    ク生成回路。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の画素クロック生成回路に
    おいて、 複数の第1の位相データを記憶し、画素クロックに同期
    して順次読み出す位相データ記憶手段と、 第2の位相データと前記位相データ記憶手段から読み出
    される第1の位相データを合成して比較手段へ与える位
    相データ合成手段を有することを特徴とする画素クロッ
    ク生成回路。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の画素クロック生成回路
    において、 複数の第1の位相データを記憶し、画素クロックに同期
    して順次読み出す位相データ記憶手段と、 第2の位相データと前記位相データ記憶手段から読み出
    される第1の位相データを合成して出力する位相データ
    合成手段と、 前記位相データ合成手段から出力される位相データをデ
    コードし、該デコード出力を比較手段へ与える位相デー
    タデコード手段を有することを特徴とする画素クロック
    生成回路。
  11. 【請求項11】 請求項6、8もしくは10記載の画素
    クロック生成回路において、 位相データデコード手段は、実際に制御を行う位相シフ
    ト量に対応したビット幅の位相データをデコードし、計
    数手段の計数値と同じビット幅の位相データに変換する
    ことを特徴とする画素クロック生成回路。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の画素クロック生成回路
    において、 位相データ記憶手段は、あらじめ1ライン分の位相デー
    タを記憶し、ラインを走査するたびに、画素クロックに
    同期して順次読み出すことを特徴とする画素クロック生
    成回路。
  13. 【請求項13】 請求項9もしくは10記載の画素クロ
    ック生成回路において、 位相データ記憶手段は、あらかじめ1ライン分の第1の
    位相データを記憶し、ラインを走査するたびに、画素ク
    ロックに同期して順次読み出し、 位相データ合成手段は、ライン毎に外部から与えられる
    第2の位相データと、前記ラインを走査するたびに位相
    データ記憶手段から順次読み出される第1の位相データ
    とを合成することを特徴とする画素クロック生成回路。
  14. 【請求項14】 請求項5乃至13のいずれか1項に
    載の画素クロック生成回路において、 計数手段は画素クロックの立ち上がりあるいは立ち下が
    りでカウント動作することを特徴とする画素クロック生
    成回路。
  15. 【請求項15】 高周波クロックを生成する高周波クロ
    ック生成手段と、画素クロックに同期して与えられ、 画素クロックの位相
    シフト量を示す位相データと、画素クロックの状態を示
    す状態信号から第1比較値、第2比較値を生成する比較
    値生成手段と、 前記高周波クロック生成手段から出力される高周波クロ
    ックの第1変化点でカウント動作する第1計数手段と、 前記第1計数手段の計数値と前記比較値生成手段から出
    力される第1比較値を比較する第1比較手段と、 前記第1比較手段の結果に基づいて、前記高周波クロッ
    クの第1変化点タイミングで第1クロックを生成する第
    1クロック生成手段と、 前記高周波クロック生成手段から出力される高周波クロ
    ックの第2変化点でカウント動作する第2計数手段と、 前記第2計数手段の計数値と前記比較値生成手段から出
    力される第2比較値を比較する第2比較手段と、 前記第2比較手段の結果に基づいて、前記高周波クロッ
    クの第2変化点タイミングで第2クロックを生成する第
    2クロック生成手段と、 前記第1クロックと前記第2クロックを選択し、画素ク
    ロックとして出力するクロック選択手段と、を有するこ
    とを特徴とする画素クロック生成回路。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の画素クロック生成回
    路において、 比較値生成手段は、画素クロックが第1の状態では、位
    相データの位相シフト量に応じて、第1比較値として第
    1の値、第2比較値として第2の値を生成し、画素クロ
    ックが第2の状態では、位相データの位相シフト量に応
    じて、第1比較値として前記第2の値、第2比較値とし
    て前記第1の値を生成することを特徴とする画素クロッ
    ク生成回路。
  17. 【請求項17】 請求項15もしくは16記載の画素ク
    ロック生成回路において、 クロック選択手段は、位相データと画素クロックの状態
    信号に基づいて選択信号をトグルし、第1クロックある
    いは第2クロックを選択することを特徴とする画素クロ
    ック生成回路。
  18. 【請求項18】 請求項15記載の画素クロック生成回
    路において、 複数の位相データを記憶し、画素クロックに同期して順
    次読み出して比較値生成手段に与える位相データ記憶手
    段を有することを特徴とする画素クロック生成回路。
  19. 【請求項19】 請求項15記載の画素クロック生成回
    路において、 複数の第1の位相データを記憶し、画素クロックに同期
    して順次読み出す位相データ記憶手段と、 第2の位相データと前記位相データ記憶手段から読み出
    される第1の位相データを合成して比較値生成手段へ与
    える位相データ合成手段を有することを特徴とする画素
    クロック生成回路。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の画素クロック生成回
    路において、 位相データ記憶手段は、あらじめ1ライン分の位相デー
    タを記憶し、ラインを走査するたびに、画素クロックに
    同期して順次読み出すことを特徴とする画素クロック生
    成回路。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の画素クロック生成回
    路において、 位相データ記憶手段は、あらじめ1ライン分の第1の位
    相データを記憶し、ラインを走査するたびに、画素クロ
    ックに同期して順次読み出し、 位相データ合成手段は、ライン毎に外部から与えられる
    第2の位相データと、前記ラインを走査するたびに位相
    データ記憶手段から順次読み出される第1の位相データ
    とを合成ことを特徴とする画素クロック生成回路。
  22. 【請求項22】 請求項15乃至21のいずれか1項に
    記載の画素クロック生成回路において、 第1計数手段は画素クロックの立ち上がりでカウント動
    作し、第2計数手段は高周波クロックの立ち下がりでカ
    ウント動作することを特徴とする画素クロック生成回
    路。
  23. 【請求項23】 光源から出力される光束を、偏向器に
    より走査方向に沿って被走査媒体上を走査させることに
    より画像を形成する画像形成装置において、請求項1乃至22のいずれか1項に 記載の画素クロック
    生成回路を具備することを特徴とする画像形成装置。
  24. 【請求項24】 複数の光源から出力される光束を、偏
    向器により走査方向に沿って被走査媒体上を走査させる
    ことにより画像を形成する画像形成装置において、請求項1乃至22のいずれか1項に 記載の画素クロック
    生成回路を具備することを特徴とする画像形成装置。
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