JP3512334B2 - ラッシングベルト用抜け止めストッパー - Google Patents

ラッシングベルト用抜け止めストッパー

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JP3512334B2 JP14632898A JP14632898A JP3512334B2 JP 3512334 B2 JP3512334 B2 JP 3512334B2 JP 14632898 A JP14632898 A JP 14632898A JP 14632898 A JP14632898 A JP 14632898A JP 3512334 B2 JP3512334 B2 JP 3512334B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車やクレーン
等の移送手段の基台に積荷を固定する積荷用固定具とし
て用いられるラッシングベルトの抜け止めストッパーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、積荷を移送手段の基台に固定する
積荷用固定具として用いられるラッシングベルトとして
は、ラチェットバックル式、オーバセンターバックル
式、カムバックル式等の固定具が公知である。以下、図
面を参照して従来公知のラッシングベルトの固定方式に
ついて説明する。
【0003】図4にはラチェットバックル式固定具が示
されている。ラチェットバックル式固定具は、固定側ベ
ルトAの1端をバックルのフレーム1のスリーブ2に固
定し、調節側ベルトBをフレーム1に回動可能に設けら
れた作動レバー3の前後回動により間欠的に回転するラ
チェットホイール4のスプール5に巻装し、作動レバー
3を前後に回動することにより、ラチェットホイール
4、スプール5を回転させ、スプール5の回転により調
節側ベルトBをスプール5に巻き取り、ベルトを締める
方式である。
【0004】なお、6は作動レバー3の回動によりラチ
ェットホイール4を回転する押し爪である。図5にはオ
ーバーセンターバックル式固定具が示されている。オー
バーセンターバックル式固定具は、固定側ベルトAの1
端をフレーム7に固定し、調節側ベルトBをフレーム7
に軸着された作動レバー8に巻装し、作動レバー8を完
全に倒してフレーム7に固定することにより、調節側ベ
ルトBを締める方式である。
【0005】また、図6にはカムバックル式固定具が示
されている。カムバックル式固定具は、固定側ベルトA
の1端をフレーム9の1端に固定し、調節側ベルトBを
フレームに取着した固定ローラ10と固定カムを備えた
作動レバー11間に嵌挿し、調節側ベルトBを強く引い
て弛みのない状態とし、作動レバー11を押してロック
状態にして、ベルトを締める方式である。
【0006】このように、積荷用固定具として用いられ
るラッシングベルトにおいては、調節側ベルトBは固定
具の締着部に挿通され、調節側ベルトBを緊締すること
により荷締め作業が行われる。そしてベルトを緩める際
に緩めすぎて、調節側ベルトBがバックルからのベルト
抜け落ちを防止するため、上記いずれの方式の固定具に
おいても、ベルト端末に折り返した縫製を施した抜け止
め用の肉厚部Cを形成していた。しかし、ベルトをバッ
クルに装着する前にベルト端部に肉厚部Cを形成する
と、ベルトをバックルに挿通できず、そのためバックル
にベルトを装着した後にベルト端部に折り返し縫着を行
い、抜け止め用の肉厚部Cを形成していたが、ベルト端
部を縫着するには厚手のベルトを縫製できる工業用ミシ
ンを必要とし、手縫いでは困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した課
題を解決するもので、調節側ベルトをバックルに挿通し
た後に、ベルト端部に簡単かつ確実にベルトの抜け止め
防止部を形成できるベルト用ストッパーを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央部に薄肉
の折り曲げ部を、左右に厚肉の底部と頭部を形成した合
成樹脂製ストッパーを、中央部で折り曲げてベルト端部
を挾んでベルトに固着したことを特徴とするラッシング
ベルト用抜け止めストッパーである。本発明によると、
調節側ベルトをラッシングベルトのバックルに嵌挿し、
調節側ベルトの巾方向センターと抜け止めストッパーの
巾方向センターを合わせて、調節側ベルト端部を抜け止
めストッパーで挾み込み、タッピンネジ等でベルト端部
に固着することにより、調節側ベルトをバックルに装着
した後に、ベルト端部に簡単かつ正確に抜け止めストッ
パーを固着することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、中央部に薄肉の折り曲げ部を、左右に厚肉の底部と
頭部を形成した合成樹脂製ストッパーを、中央部で折り
曲げてベルト端部を挾んでベルトに固着したことを特徴
とするラッシングベルト用抜け止めストッパーであり、
調節側ベルトをラッシングベルトのバックルに嵌挿し、
調節側ベルトのセンターと抜け止めストッパーのセンタ
ーを合わせて、調節側ベルト端部を抜け止めストッパー
で挾み込み、タッピンネジ等でベルト端部に固着するこ
とにより、調節側ベルトをバックルに嵌挿して装着した
後に、ベルト端部に簡単かつ正確に抜け止めストッパー
を取着できる作用を有し、さらに、ベルト交換が必要と
なった場合に、ストッパーを取り除くことによってベル
トをバックルから取り外し、次に、新たなベルトをバッ
クルに装着して、ストッパーをベルト端部に固着するこ
とにより、ユーザーによるベルト交換を容易に行うこと
ができる作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、頭部および底部
のベルト接合面にそれぞれ爪を設けたことを特徴とする
ラッシングベルト用抜け止めストッパーであり、抜け止
め用ストッパーを折り曲げてベルト端部を挾んで固着す
る際に、頭部および底部のベルト接合面にそれぞれベル
トを咬止する爪を設けたので、ベルトと抜け止めストッ
パーとの固着状態を一層強固にする作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、頭部および底部
は両者を位置合わせしてベルト端部に固着するネジ孔を
有することを特徴とするラッシングベルト用抜け止めス
トッパーであり、ベルト端部に抜け止めストッパーを固
着する際に、ストッパーの頭部および底部の位置合せが
容易となり、ベルト端部に正確に抜け止めストッパーを
取着できる作用を有する。
【0012】以下、図面を参照して本発明の抜け止めス
トッパーについて説明する。図1(a)は本発明の抜け
止めストッパーをベルト端部に取着した状態を示す平面
図、図1(b)はその側面図、図2(a)は本発明の抜
け止めストッパーの平面図、図2(b)はその側面図
で、図3は本発明の抜け止めストッパーをラッシングベ
ルトに取着した状態を示す側面図である。
【0013】図において、12は抜け止めストッパー
で、その中央部には薄肉の折り曲げ部13が、両端には
厚肉の頭部14および底部15が設けられている。頭部
14と底部15にはネジ孔16aと16bが設けられて
おり、ネジ孔16aおよび16bを設けることにより、
ベルト端末を抜け止めストッパー12の頭部14と底部
15で挾み込んでネジ17で締め付けて固着する際に、
頭部14と底部15の位置合わせを容易にし、正確に抜
け止めストッパーをベルト端部に取着することができ
る。
【0014】18は頭部14および底部15のベルト接
合面に設けられた爪で、抜け止め用ストッパー12を折
り曲げてベルト端部を挾んで取着する際に、ベルトを咬
止し、ベルトと抜け止めストッパーとの固着状態を一層
強固にする。以上説明した本発明のラッシングベルト用
抜け止めストッパーの取付方法について説明する。
【0015】まず、調節側ベルトBをバックルに通し、
調節側ベルトBのセンターと抜け止めストッパー12の
センター合わせを行う。次に、調節側ベルトBの端部を
抜け止めストッパー12の頭部14と底部15で挾み込
み、タッピングネジ17をネジ孔16a、16bに挿入
して締め付けることにより、調節側ベルト端部に抜け止
めストッパーを取着する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調節側ベ
ルト端部を抜け止めストッパーの頭部と底部で挾み込
み、タッピンネジ等で固着することにより、抜け止めス
トッパーを簡単にベルト端部に取着することができるの
で、調節側ベルトをバックルに装着した後であっても、
ベルト端部に簡単かつ正確に抜け止めストッパーを取着
することができる。さらに、ベルト交換が必要となった
場合に、ネジを外してストッパーを取り外すことによっ
てベルトをバックルから取り外し、次に、新たなベルト
をバックルに装着して、ストッパーをベルト端部に取着
することにより、ユーザーによるベルト交換を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の抜け止めストッパーをベルト
端部に取着した状態を示す平面図で、(b)はその側面
図である。
【図2】(a)は本発明の抜け止めストッパーの平面図
で、(b)はその側面図である。
【図3】本発明の抜け止めストッパーをラチェットバッ
クル式ラッシングベルトに取着した状態を示す側面図で
ある。
【図4】従来のラチェットバックル式ラッシングベルト
の側面図である。
【図5】従来のオーバーセンターバックル式ラッシング
ベルトの側面図である。
【図6】従来のカムバックル式ラッシングベルトの側面
図である。
【符号の説明】
12 抜け止めストッパー 13 折り曲げ部 14 頭部 15 底部 16a、16b ネジ孔 17 ネジ 18 爪 A 固定側ベルト B 調節側ベルト C 肉厚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16G 1/00 - 17/00 B65D 61/00 - 63/18 F16B 2/00 - 2/26 A44B 11/00 - 11/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に薄肉の折り曲げ部を、両端に厚
    肉の頭部と底部を形成し、ベルト接合面に爪を設けた合
    成樹脂製ストッパーを、中央部で折り曲げてベルト端部
    を挾んでネジによりストッパーを着脱可能に係着したこ
    とを特徴とするラッシングベルト用抜け止めストッパ
    ー。
  2. 【請求項2】 頭部および底部のベルト接合面にそれぞ
    れ爪を設けたことを特徴とする請求項1に記載のラッシ
    ングベルト用抜け止めストッパー。
  3. 【請求項3】 頭部および底部は両者を位置合わせして
    ベルト端部に固着するネジ孔を有することを特徴とする
    請求項1に記載のラッシングベルト用抜け止めストッパ
    ー。
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