JP3511980B2 - ネットワークを利用した情報表示方法及びシステム - Google Patents
ネットワークを利用した情報表示方法及びシステムInfo
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- JP3511980B2 JP3511980B2 JP2000157244A JP2000157244A JP3511980B2 JP 3511980 B2 JP3511980 B2 JP 3511980B2 JP 2000157244 A JP2000157244 A JP 2000157244A JP 2000157244 A JP2000157244 A JP 2000157244A JP 3511980 B2 JP3511980 B2 JP 3511980B2
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供装置から
ネットワークを介して転送した情報を携帯端末に表示す
るためのネットワークを利用した情報表示方法及びシス
テムに関する。
ネットワークを介して転送した情報を携帯端末に表示す
るためのネットワークを利用した情報表示方法及びシス
テムに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＧＩＳ（Geographic Information Syste
ms：地理情報システム）は、地図、街路図、道路地図、
案内図等を示す電子地図上における緯度、経度、高度等
の座標情報を基準とする地理的な位置情報や空間情報と
ともに、任意の対象物に関する情報を関連づけて管理す
るシステムである。近年、ＧＩＳは、インターネットを
利用して様々な分野で応用されてきている。例えば、各
地域ごとに、ＧＩＳを利用して地域内の複数の店舗に関
する情報を提供するサーバシステムが運用されている。
ms：地理情報システム）は、地図、街路図、道路地図、
案内図等を示す電子地図上における緯度、経度、高度等
の座標情報を基準とする地理的な位置情報や空間情報と
ともに、任意の対象物に関する情報を関連づけて管理す
るシステムである。近年、ＧＩＳは、インターネットを
利用して様々な分野で応用されてきている。例えば、各
地域ごとに、ＧＩＳを利用して地域内の複数の店舗に関
する情報を提供するサーバシステムが運用されている。
【０００３】従来のＧＩＳにおいて、各店舗の情報を検
索するための主な方法には、次の２つの方法があった。
一つは、あらかじめお店の場所を知っている場合に、そ
の場所を示す地図情報を要求し、ユーザ側の端末画面上
で地図上に表示されているそのお店に対応するアイコン
（マーク）や名称情報をクリックすることで、その店に
対応する情報を呼び出す方法である。もう一つは、ＧＩ
Ｓ上の検索ソフトを使って、いろいろな条件を入力し、
お店を選定していく方法である。
索するための主な方法には、次の２つの方法があった。
一つは、あらかじめお店の場所を知っている場合に、そ
の場所を示す地図情報を要求し、ユーザ側の端末画面上
で地図上に表示されているそのお店に対応するアイコン
（マーク）や名称情報をクリックすることで、その店に
対応する情報を呼び出す方法である。もう一つは、ＧＩ
Ｓ上の検索ソフトを使って、いろいろな条件を入力し、
お店を選定していく方法である。
【０００４】また、近年、携帯型情報機器の機能向上に
伴って、携帯型情報処理端末と携帯電話、ＰＨＳ（パー
ソナルハンディホンシステム）端末等との組み合わせ
や、画像表示機能を有する携帯電話、ＰＨＳ端末等を用
いることで、無線通信を利用してＧＩＳにアクセスし、
例えば、移動場所に関連する情報をその場で入手するこ
とが可能になってきている。また、携帯型情報機器にＧ
ＰＳ（Global Positioning System）を利用した測位装
置と無線通信装置とを内蔵し、ＧＩＳにアクセスするこ
とで、移動位置周辺の地図および地図関連情報をリアル
タイムに表示するシステムも実用化されてきている。
伴って、携帯型情報処理端末と携帯電話、ＰＨＳ（パー
ソナルハンディホンシステム）端末等との組み合わせ
や、画像表示機能を有する携帯電話、ＰＨＳ端末等を用
いることで、無線通信を利用してＧＩＳにアクセスし、
例えば、移動場所に関連する情報をその場で入手するこ
とが可能になってきている。また、携帯型情報機器にＧ
ＰＳ（Global Positioning System）を利用した測位装
置と無線通信装置とを内蔵し、ＧＩＳにアクセスするこ
とで、移動位置周辺の地図および地図関連情報をリアル
タイムに表示するシステムも実用化されてきている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のシステムでは、携帯端末の表示画面上に移動位
置周辺の地図情報を表示し、その地図上に周辺の店舗等
の対象物の位置や種別を表す情報を表示することが可能
であるが、このような表示が、煩雑な操作入力無しに、
ほぼ自動的に行われるようなシステムも実用化されてき
ている。しかしながら、このようなシステムにおいて
も、表示画面上のある対象物のより詳細な情報を得よう
とした場合、表示画面上に複数の対象物が表示されてい
るときには、表示されている複数の対象物から目的とす
る対象物を選択するための何らかの選択操作を行う必要
があった。例えば、表示画面上の表示情報に対応させ
て、カーソルキーを用いてカーソルを移動させることで
対象物に対応する表示情報を選択したり、表示画面に接
触することで選択したり、あるいは音声入力によって選
択したりする操作が必要であった。このような操作にお
いては、表示されている対象物の個数や、表示位置の違
いなどによって、選択時の操作内容が変化することがあ
るため、操作が煩雑になる場合があるという問題があっ
た。
な従来のシステムでは、携帯端末の表示画面上に移動位
置周辺の地図情報を表示し、その地図上に周辺の店舗等
の対象物の位置や種別を表す情報を表示することが可能
であるが、このような表示が、煩雑な操作入力無しに、
ほぼ自動的に行われるようなシステムも実用化されてき
ている。しかしながら、このようなシステムにおいて
も、表示画面上のある対象物のより詳細な情報を得よう
とした場合、表示画面上に複数の対象物が表示されてい
るときには、表示されている複数の対象物から目的とす
る対象物を選択するための何らかの選択操作を行う必要
があった。例えば、表示画面上の表示情報に対応させ
て、カーソルキーを用いてカーソルを移動させることで
対象物に対応する表示情報を選択したり、表示画面に接
触することで選択したり、あるいは音声入力によって選
択したりする操作が必要であった。このような操作にお
いては、表示されている対象物の個数や、表示位置の違
いなどによって、選択時の操作内容が変化することがあ
るため、操作が煩雑になる場合があるという問題があっ
た。
【０００６】一方、情報を提供する側の立場から考える
と、携帯端末のユーザがある対象物に一番近い地点に位
置していたとしても、ユーザによるその対象物に対する
選択操作が実行されなければ、その対象物の情報がユー
ザに対して提供されないという問題があった。すなわ
ち、従来のシステムでは、例えば、お店の前を歩いてい
るお客に対して、お客による意図的な表示情報に対する
選択操作無しに、店側からそのお客が持っているモバイ
ル端末（携帯端末）に対して積極的にお店の情報を伝え
ることはできないという問題点があった。
と、携帯端末のユーザがある対象物に一番近い地点に位
置していたとしても、ユーザによるその対象物に対する
選択操作が実行されなければ、その対象物の情報がユー
ザに対して提供されないという問題があった。すなわ
ち、従来のシステムでは、例えば、お店の前を歩いてい
るお客に対して、お客による意図的な表示情報に対する
選択操作無しに、店側からそのお客が持っているモバイ
ル端末（携帯端末）に対して積極的にお店の情報を伝え
ることはできないという問題点があった。
【０００７】そこで、上記の事情を考慮し、本発明は、
従来に比べより簡易な操作で、携帯端末の現在位置に対
応する地理情報を提供することができるネットワークを
利用した情報表示方法及びシステムを提供することを目
的とする。
従来に比べより簡易な操作で、携帯端末の現在位置に対
応する地理情報を提供することができるネットワークを
利用した情報表示方法及びシステムを提供することを目
的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１記載の発明は、情報提供装置からネットワ
ークを介して転送されてきた情報を携帯端末に表示する
ための情報表示方法であって、携帯端末の現在位置に対
応する地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送
し、その携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示する
第１の過程と、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化
が生じた場合に、変化後の方向に対応する位置に存在す
る対象物の案内情報を表示する第２の過程とを有し、前
記第２の過程において、前記携帯端末に生じた方向変化
の所定の条件が、第１の時間以内に第１の角度以上の方
向変化を示し、かつその後、第２の時間以上、第２の角
度以内の方向変化を示す場合であることを特徴とする。
請求項２記載の発明は、情報提供装置からネットワーク
を介して転送されてきた情報を携帯端末に表示するため
の情報表示方法であって、携帯端末の現在位置に対応す
る地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送し、そ
の携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示する第１の
過程と、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生じ
た場合に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象
物の案内情報を表示する第２の過程とを有し、前記第２
の過程において、前記携帯端末に生じた方向変化の所定
の条件が、前記携帯端末の移動位置の変化が地理情報に
おける道路又は通路上を変化してきた場合に、その道路
又は通路線上から所定角度以上変化したときであること
を特徴とする。請求項３記載の発明は、前記第１の過程
で、前記情報提供装置から前記携帯端末へ転送された地
理情報に基づいて、その携帯端末の現在位置に合わせた
地図情報をその携帯端末の方向に合わせた表示方向で表
示し、かつ、その携帯端末の現在位置に最も近い対象物
の案内情報を自動的に表示することを特徴とする。請求
項４記載の発明は、情報提供装置からネットワークを介
して転送されてきた情報を携帯端末に表示するための情
報表示システムであって、携帯端末の現在位置に対応す
る地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送し、そ
の携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示するための
第１の手段と、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化
が生じた場合に、変化後の方向に対応する位置に存在す
る対象物の案内情報を表示するための第２の手段とを備
え、前記第２の手段におい て、前記携帯端末に生じた方
向変化の所定の条件が、第１の時間以内に第１の角度以
上の方向変化を示し、かつその後、第２の時間以上、第
２の角度以内の方向変化を示すことであることを特徴と
する。
め、請求項１記載の発明は、情報提供装置からネットワ
ークを介して転送されてきた情報を携帯端末に表示する
ための情報表示方法であって、携帯端末の現在位置に対
応する地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送
し、その携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示する
第１の過程と、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化
が生じた場合に、変化後の方向に対応する位置に存在す
る対象物の案内情報を表示する第２の過程とを有し、前
記第２の過程において、前記携帯端末に生じた方向変化
の所定の条件が、第１の時間以内に第１の角度以上の方
向変化を示し、かつその後、第２の時間以上、第２の角
度以内の方向変化を示す場合であることを特徴とする。
請求項２記載の発明は、情報提供装置からネットワーク
を介して転送されてきた情報を携帯端末に表示するため
の情報表示方法であって、携帯端末の現在位置に対応す
る地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送し、そ
の携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示する第１の
過程と、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生じ
た場合に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象
物の案内情報を表示する第２の過程とを有し、前記第２
の過程において、前記携帯端末に生じた方向変化の所定
の条件が、前記携帯端末の移動位置の変化が地理情報に
おける道路又は通路上を変化してきた場合に、その道路
又は通路線上から所定角度以上変化したときであること
を特徴とする。請求項３記載の発明は、前記第１の過程
で、前記情報提供装置から前記携帯端末へ転送された地
理情報に基づいて、その携帯端末の現在位置に合わせた
地図情報をその携帯端末の方向に合わせた表示方向で表
示し、かつ、その携帯端末の現在位置に最も近い対象物
の案内情報を自動的に表示することを特徴とする。請求
項４記載の発明は、情報提供装置からネットワークを介
して転送されてきた情報を携帯端末に表示するための情
報表示システムであって、携帯端末の現在位置に対応す
る地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送し、そ
の携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示するための
第１の手段と、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化
が生じた場合に、変化後の方向に対応する位置に存在す
る対象物の案内情報を表示するための第２の手段とを備
え、前記第２の手段におい て、前記携帯端末に生じた方
向変化の所定の条件が、第１の時間以内に第１の角度以
上の方向変化を示し、かつその後、第２の時間以上、第
２の角度以内の方向変化を示すことであることを特徴と
する。
【０００９】請求項５記載の発明は、情報提供装置から
ネットワークを介して転送されてきた情報を携帯端末に
表示するための情報表示システムであって、携帯端末の
現在位置に対応する地理情報を情報提供装置から携帯端
末へと転送し、その携帯端末の方向に合わせた表示方向
で表示するための第１の手段と、携帯端末に所定の条件
を満たす方向変化が生じた場合に、変化後の方向に対応
する位置に存在する対象物の案内情報を表示するための
第２の手段とを備え、前記第２の手段において、前記携
帯端末に生じた方向変化の所定の条件が、前記携帯端末
の移動位置の変化が地理情報における道路又は通路上を
変化してきた場合に、その道路又は通路線上から所定角
度以上変化したことであることを特徴とする。請求項６
記載の発明は、前記情報提供装置にネットワークを介し
て接続された情報入力端末からアクセスすることで、登
録されている対象物の案内情報を更新するための第３の
手段を、さらに備えることを特徴とする。
ネットワークを介して転送されてきた情報を携帯端末に
表示するための情報表示システムであって、携帯端末の
現在位置に対応する地理情報を情報提供装置から携帯端
末へと転送し、その携帯端末の方向に合わせた表示方向
で表示するための第１の手段と、携帯端末に所定の条件
を満たす方向変化が生じた場合に、変化後の方向に対応
する位置に存在する対象物の案内情報を表示するための
第２の手段とを備え、前記第２の手段において、前記携
帯端末に生じた方向変化の所定の条件が、前記携帯端末
の移動位置の変化が地理情報における道路又は通路上を
変化してきた場合に、その道路又は通路線上から所定角
度以上変化したことであることを特徴とする。請求項６
記載の発明は、前記情報提供装置にネットワークを介し
て接続された情報入力端末からアクセスすることで、登
録されている対象物の案内情報を更新するための第３の
手段を、さらに備えることを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
るネットワークを利用した情報表示方法及びシステムの
実施の形態について説明する。図１は、本発明による情
報表示システムの構成を示すブロック図である。インタ
ーネット１内には、電子地図を用いて複数の店舗、施設
等の検索対象物の位置データを管理するとともに、各対
象物に対応して登録された各対象物の案内情報を記憶管
理するＧＩＳサーバ２が設けられている。ＧＩＳサーバ
２から現在の位置に対応する地理情報（電子地図を利用
して管理される情報）を得ようとする携帯端末３は、Ｐ
ＨＳ、携帯電話等の移動体通信網４および移動体通信網
４との接続点を有するインターネットサービスプロバイ
ダ５を介して、ＧＩＳサーバ２にアクセスする。一方、
インターネットアクセス端末６は、通信装置を周辺装置
として備えるパーソナルコンピューターやインターネッ
トアクセス専用の情報端末であって、ＧＩＳサーバ２内
に対象物やその案内情報を登録したり、登録した案内情
報更新したりするために使用される。この場合、インタ
ーネットアクセス端末６は、アナログあるいはデジタル
の有線通信網（加入者線通信網）７およびインターネッ
トサービスプロバイダ８を介して、ＧＩＳサーバ２にア
クセスできるようになっている。
るネットワークを利用した情報表示方法及びシステムの
実施の形態について説明する。図１は、本発明による情
報表示システムの構成を示すブロック図である。インタ
ーネット１内には、電子地図を用いて複数の店舗、施設
等の検索対象物の位置データを管理するとともに、各対
象物に対応して登録された各対象物の案内情報を記憶管
理するＧＩＳサーバ２が設けられている。ＧＩＳサーバ
２から現在の位置に対応する地理情報（電子地図を利用
して管理される情報）を得ようとする携帯端末３は、Ｐ
ＨＳ、携帯電話等の移動体通信網４および移動体通信網
４との接続点を有するインターネットサービスプロバイ
ダ５を介して、ＧＩＳサーバ２にアクセスする。一方、
インターネットアクセス端末６は、通信装置を周辺装置
として備えるパーソナルコンピューターやインターネッ
トアクセス専用の情報端末であって、ＧＩＳサーバ２内
に対象物やその案内情報を登録したり、登録した案内情
報更新したりするために使用される。この場合、インタ
ーネットアクセス端末６は、アナログあるいはデジタル
の有線通信網（加入者線通信網）７およびインターネッ
トサービスプロバイダ８を介して、ＧＩＳサーバ２にア
クセスできるようになっている。
【００１１】なお、図１に示すシステムは、本実施形態
の基本構成を示すものであって、各構成の個数や接続形
態は適時変更可能である。例えば、携帯端末３およびイ
ンターネットアクセス端末６は、通常複数である。ま
た、ＧＩＳサーバ２も、複数であったり、またはインタ
ーネットサービスプロバイダ５もしくは８内に設けられ
ていてもよい。また、インターネットアクセス端末６
は、有線通信７でなく、移動体通信網４を介して、ＧＩ
Ｓサーバ２にアクセスする構成としてもよい。
の基本構成を示すものであって、各構成の個数や接続形
態は適時変更可能である。例えば、携帯端末３およびイ
ンターネットアクセス端末６は、通常複数である。ま
た、ＧＩＳサーバ２も、複数であったり、またはインタ
ーネットサービスプロバイダ５もしくは８内に設けられ
ていてもよい。また、インターネットアクセス端末６
は、有線通信７でなく、移動体通信網４を介して、ＧＩ
Ｓサーバ２にアクセスする構成としてもよい。
【００１２】図２は、図１に示す携帯端末３の構成の一
例を示すブロック図である。図２に示す例では、携帯端
末３は、各部を制御する制御部３１と、文字および画像
情報を表示するとともに、タッチパネルを前面に装着し
たタッチスクリーンを形成する液晶パネル等からなる表
示・操作入力部３２と、移動体通信網４へ接続するため
の送受信機等を備える移動体通信網接続部３３と、携帯
端末３の現在位置を示す緯度、経度、高度等の座標デー
タを取得するために位置情報取得部３４とから構成され
ている。この位置情報取得部３４は、例えば、ＧＰＳに
よる通信衛星から送られてくる電波を受信することで位
置情報を取得するものとしたり、移動体通信網４に設け
られている複数の基地局から送られてくる制御信号を受
信することで位置情報を取得するものとしたり、あるい
はそれらの装置にさらに携帯端末３に生じる角度変化を
検出するための加速度センサ、角速度センサ、磁極セン
サ等を組み合わせたものとすることができる。また、移
動体通信網４側で携帯端末３の位置情報を取得できる場
合には、位置情報取得部３４を省略することもできる。
また、移動体通信網接続部３３は、必ずしも携帯端末３
内に内蔵されていなくてもよく、取り外し可能カード型
の通信装置を装着する形態であったり、あるいは、ケー
ブルを介して通信端末に接続する形態であってもよい。
例を示すブロック図である。図２に示す例では、携帯端
末３は、各部を制御する制御部３１と、文字および画像
情報を表示するとともに、タッチパネルを前面に装着し
たタッチスクリーンを形成する液晶パネル等からなる表
示・操作入力部３２と、移動体通信網４へ接続するため
の送受信機等を備える移動体通信網接続部３３と、携帯
端末３の現在位置を示す緯度、経度、高度等の座標デー
タを取得するために位置情報取得部３４とから構成され
ている。この位置情報取得部３４は、例えば、ＧＰＳに
よる通信衛星から送られてくる電波を受信することで位
置情報を取得するものとしたり、移動体通信網４に設け
られている複数の基地局から送られてくる制御信号を受
信することで位置情報を取得するものとしたり、あるい
はそれらの装置にさらに携帯端末３に生じる角度変化を
検出するための加速度センサ、角速度センサ、磁極セン
サ等を組み合わせたものとすることができる。また、移
動体通信網４側で携帯端末３の位置情報を取得できる場
合には、位置情報取得部３４を省略することもできる。
また、移動体通信網接続部３３は、必ずしも携帯端末３
内に内蔵されていなくてもよく、取り外し可能カード型
の通信装置を装着する形態であったり、あるいは、ケー
ブルを介して通信端末に接続する形態であってもよい。
【００１３】次に、図３および図４を参照して、図１に
示すＧＩＳサーバ２と携帯端末３との間の情報の流れに
ついて説明する。図３は、ＧＩＳサーバ２が移動体通信
網４から携帯端末３ａ（図１に示す携帯端末３に対応）
の位置情報を取得する場合の情報の流れを示すブロック
図であり、一方、図４は、ＧＩＳサーバ２が携帯端末３
ｂ（図１に示す携帯端末３に対応）から位置情報を取得
する場合の情報の流れを示すブロック図である。図３に
示す構成では、移動体通信網４内で、複数の基地局を用
い、各基地局と携帯端末３ａとの間で所定の制御信号を
利用した通信を行い、その通信結果に基づいて、各基地
局から携帯端末３ａまでの距離を推定することで携帯端
末３ａの位置情報を取得している。したがって、携帯端
末３ａの位置情報は、例えば、ＧＩＳサーバ２からの情
報提供要求に応じる形で、移動体通信網４からＧＩＳサ
ーバ２へ直接供給されたり、あるいは移動体通信網４か
ら一旦携帯端末３ａへ送られた後、ＧＩＳサーバ２へ転
送されたりすることができる。一方、携帯端末３ａ周辺
の地理情報は、移動体通信網４とインターネットサービ
スプロバイダ５を介して、ＧＩＳサーバ２から携帯端末
３ａへと転送される。
示すＧＩＳサーバ２と携帯端末３との間の情報の流れに
ついて説明する。図３は、ＧＩＳサーバ２が移動体通信
網４から携帯端末３ａ（図１に示す携帯端末３に対応）
の位置情報を取得する場合の情報の流れを示すブロック
図であり、一方、図４は、ＧＩＳサーバ２が携帯端末３
ｂ（図１に示す携帯端末３に対応）から位置情報を取得
する場合の情報の流れを示すブロック図である。図３に
示す構成では、移動体通信網４内で、複数の基地局を用
い、各基地局と携帯端末３ａとの間で所定の制御信号を
利用した通信を行い、その通信結果に基づいて、各基地
局から携帯端末３ａまでの距離を推定することで携帯端
末３ａの位置情報を取得している。したがって、携帯端
末３ａの位置情報は、例えば、ＧＩＳサーバ２からの情
報提供要求に応じる形で、移動体通信網４からＧＩＳサ
ーバ２へ直接供給されたり、あるいは移動体通信網４か
ら一旦携帯端末３ａへ送られた後、ＧＩＳサーバ２へ転
送されたりすることができる。一方、携帯端末３ａ周辺
の地理情報は、移動体通信網４とインターネットサービ
スプロバイダ５を介して、ＧＩＳサーバ２から携帯端末
３ａへと転送される。
【００１４】次に、図４に示す構成では、携帯端末３ｂ
に、複数の衛星９，９，…からの電波を受信するための
ＧＰＳ用受信部３４ａと、携帯端末３ｂの方向の変化を
検知するための角速度センサ３４ｂとを取り付け、携帯
端末３ｂ内で現在位置の情報と角度変化の情報を取得す
るようにしている。したがって、携帯端末３ｂの位置情
報（この場合、位置および角度変化の情報の両者を含む
情報）は、携帯端末３ｂから、移動体通信網４およびイ
ンターネットサービスプロバイダ５を介して、ＧＩＳサ
ーバ２へと転送される。そして、地理情報は、移動体通
信網４とインターネットサービスプロバイダ５を介し
て、ＧＩＳサーバ２から携帯端末３ｂへと転送される。
に、複数の衛星９，９，…からの電波を受信するための
ＧＰＳ用受信部３４ａと、携帯端末３ｂの方向の変化を
検知するための角速度センサ３４ｂとを取り付け、携帯
端末３ｂ内で現在位置の情報と角度変化の情報を取得す
るようにしている。したがって、携帯端末３ｂの位置情
報（この場合、位置および角度変化の情報の両者を含む
情報）は、携帯端末３ｂから、移動体通信網４およびイ
ンターネットサービスプロバイダ５を介して、ＧＩＳサ
ーバ２へと転送される。そして、地理情報は、移動体通
信網４とインターネットサービスプロバイダ５を介し
て、ＧＩＳサーバ２から携帯端末３ｂへと転送される。
【００１５】次に、図５〜図９を参照して、図１に示す
情報表示システムにおける各情報の処理手順について説
明する。図５は、ＧＩＳサーバ２から提供された情報を
携帯端末３に表示させる場合の主な情報処理の手順を時
系列で示す説明図である。ただし、この場合、インター
ネットサービスプロバイダ５とＧＩＳサーバ２は専用線
で接続されていて、インターネットサービスプロバイダ
５がＧＩＳサーバ２を管理運用しているものとしてい
る。すなわち、携帯端末３は、ＧＩＳサーバ２に対する
接続処理を行わなくても、インターネットサービスプロ
バイダ５にアクセスすることで、自動的にＧＩＳサーバ
２へアクセスして情報を取得できるようになっている。
また、携帯端末３は、図４に示すように角度変化の情報
を取得する構成を備えているものとする。
情報表示システムにおける各情報の処理手順について説
明する。図５は、ＧＩＳサーバ２から提供された情報を
携帯端末３に表示させる場合の主な情報処理の手順を時
系列で示す説明図である。ただし、この場合、インター
ネットサービスプロバイダ５とＧＩＳサーバ２は専用線
で接続されていて、インターネットサービスプロバイダ
５がＧＩＳサーバ２を管理運用しているものとしてい
る。すなわち、携帯端末３は、ＧＩＳサーバ２に対する
接続処理を行わなくても、インターネットサービスプロ
バイダ５にアクセスすることで、自動的にＧＩＳサーバ
２へアクセスして情報を取得できるようになっている。
また、携帯端末３は、図４に示すように角度変化の情報
を取得する構成を備えているものとする。
【００１６】いま、図６の投影図に示すように、携帯端
末３のユーザが、図中矢印で示す進行方向に向かって、
右側にＡレストランＢ１およびＢレストランＢ２が並ん
で存在し、かつ左側にＣレストランＢ３およびＤレスト
ランＢ４が並んで存在している道路Ｒ１を歩行している
ものとする。ここで、ユーザが携帯端末３の表示・操作
入力部３２の画面カバー３５を開いたとすると、携帯端
末３の表示スイッチがオンする。ここで、携帯端末３
は、インターネットサービスプロバイダ５のアクセス番
号（電話番号）に対して自動的に発信し、インターネッ
トサービスプロバイダ５（すなわちインターネットサー
ビスプロバイダ５のアクセス制御用サーバ）へ接続し
て、あらかじめ登録してあるＩＤ（識別符号）、パスワ
ード等の認証情報を自動的に送信することで、インター
ネットサービスプロバイダ５を介してインターネット１
へ接続する（図５のＳ１０１）。次に、携帯端末３の位
置情報（この場合、位置情報は、角度変化情報の取得手
段を備えているので、位置を示す座標情報と所定周期間
隔で生成される角度変化情報から構成される。）をイン
ターネットサービスプロバイダ５へ送信する（Ｓ１０
２）。インターネットサービスプロバイダ５では、受信
した位置情報および角度変化の情報に基づいて携帯端末
３の向きの変化すなわち角度変化が所定の条件を満たし
ているかどうかを判定する（Ｓ１０３）。角度変化の所
定の条件とは、携帯端末３が案内対象となる対象物（こ
の場合Ａ〜ＤレストランＢ１〜Ｂ４）のいずれかに向け
らているか否かを判定するための条件である。ここで
は、携帯端末３がいずれの対象物にも向けられず進行方
向に向いたままであり、条件が不満足であるとする。
末３のユーザが、図中矢印で示す進行方向に向かって、
右側にＡレストランＢ１およびＢレストランＢ２が並ん
で存在し、かつ左側にＣレストランＢ３およびＤレスト
ランＢ４が並んで存在している道路Ｒ１を歩行している
ものとする。ここで、ユーザが携帯端末３の表示・操作
入力部３２の画面カバー３５を開いたとすると、携帯端
末３の表示スイッチがオンする。ここで、携帯端末３
は、インターネットサービスプロバイダ５のアクセス番
号（電話番号）に対して自動的に発信し、インターネッ
トサービスプロバイダ５（すなわちインターネットサー
ビスプロバイダ５のアクセス制御用サーバ）へ接続し
て、あらかじめ登録してあるＩＤ（識別符号）、パスワ
ード等の認証情報を自動的に送信することで、インター
ネットサービスプロバイダ５を介してインターネット１
へ接続する（図５のＳ１０１）。次に、携帯端末３の位
置情報（この場合、位置情報は、角度変化情報の取得手
段を備えているので、位置を示す座標情報と所定周期間
隔で生成される角度変化情報から構成される。）をイン
ターネットサービスプロバイダ５へ送信する（Ｓ１０
２）。インターネットサービスプロバイダ５では、受信
した位置情報および角度変化の情報に基づいて携帯端末
３の向きの変化すなわち角度変化が所定の条件を満たし
ているかどうかを判定する（Ｓ１０３）。角度変化の所
定の条件とは、携帯端末３が案内対象となる対象物（こ
の場合Ａ〜ＤレストランＢ１〜Ｂ４）のいずれかに向け
らているか否かを判定するための条件である。ここで
は、携帯端末３がいずれの対象物にも向けられず進行方
向に向いたままであり、条件が不満足であるとする。
【００１７】条件が不満足の場合、携帯端末３に現在の
位置情報に対応する周辺地図の情報を表示するため、イ
ンターネットサービスプロバイダ５からＧＩＳサーバ２
へ現在の位置情報に対応する周辺地図の情報の提供を要
求する信号が送信される（Ｓ１０５）。ＧＩＳサーバ２
は、要求された情報を自サーバ内のデータベースから検
索して取得し、インターネットサービスプロバイダ５へ
提供する（Ｓ１０６）。インターネットサービスプロバ
イダ５では提供された情報に基づいて、地理情報を携帯
端末３の進行方向に合わせた形態で送信するとともに、
最も近い対象物の簡易案内情報を送信する（Ｓ１０
７）。そして、携帯端末３では、インターネットサービ
スプロバイダ５から送られてきた地理情報を表示・操作
入力部３２に表示する（Ｓ１０８）。表示・操作入力部
３２上の表示状態の一例を図７に示す。
位置情報に対応する周辺地図の情報を表示するため、イ
ンターネットサービスプロバイダ５からＧＩＳサーバ２
へ現在の位置情報に対応する周辺地図の情報の提供を要
求する信号が送信される（Ｓ１０５）。ＧＩＳサーバ２
は、要求された情報を自サーバ内のデータベースから検
索して取得し、インターネットサービスプロバイダ５へ
提供する（Ｓ１０６）。インターネットサービスプロバ
イダ５では提供された情報に基づいて、地理情報を携帯
端末３の進行方向に合わせた形態で送信するとともに、
最も近い対象物の簡易案内情報を送信する（Ｓ１０
７）。そして、携帯端末３では、インターネットサービ
スプロバイダ５から送られてきた地理情報を表示・操作
入力部３２に表示する（Ｓ１０８）。表示・操作入力部
３２上の表示状態の一例を図７に示す。
【００１８】図７に示す例では、表示画面上に、図６に
示す道路Ｒ１、Ａ〜ＤレストランＢ１〜Ｂ４が平面図と
して示されるとともに、携帯端末３の現在位置に記号Ｐ
１が表示されている。この場合、記号Ｐ１内の△の記号
は、過去の位置変化に基づいて推定される携帯端末３の
進行方向を示している。また、それらとともに、最も近
い対象物（ＡレストランＢ１）の簡易案内情報（Ａレス
トランＢ１の簡単な紹介情報）Ｇ１が自動的に表示され
ている。
示す道路Ｒ１、Ａ〜ＤレストランＢ１〜Ｂ４が平面図と
して示されるとともに、携帯端末３の現在位置に記号Ｐ
１が表示されている。この場合、記号Ｐ１内の△の記号
は、過去の位置変化に基づいて推定される携帯端末３の
進行方向を示している。また、それらとともに、最も近
い対象物（ＡレストランＢ１）の簡易案内情報（Ａレス
トランＢ１の簡単な紹介情報）Ｇ１が自動的に表示され
ている。
【００１９】以後、手順Ｓ１０２〜Ｓ１０８が繰り返さ
れて、所定の周期毎に、あるいは所定の移動距離毎に表
示情報が更新される。また、簡易案内情報Ｇ１の対象お
よび表示位置は、現在位置から最も近い対象物に対応す
るように逐次更新される。例えば、ＣレストランＢ３が
最も近い場合には、ＣレストランＢ３の簡単な紹介情報
Ｇ１が自動的に表示される。
れて、所定の周期毎に、あるいは所定の移動距離毎に表
示情報が更新される。また、簡易案内情報Ｇ１の対象お
よび表示位置は、現在位置から最も近い対象物に対応す
るように逐次更新される。例えば、ＣレストランＢ３が
最も近い場合には、ＣレストランＢ３の簡単な紹介情報
Ｇ１が自動的に表示される。
【００２０】次に、図５を参照して、図６および図７に
示す位置に携帯端末３が位置している状態で、ユーザが
携帯端末３の向きを、ＡレストランＢ１の方向へ向けた
場合の表示情報の変化について説明する。この場合、Ａ
レストランＢ１の方向へ向けたときの角度変化が、図５
に示すステップＳ１０３で判定される所定の条件を満足
するものとする。携帯端末３の向きがＡレストランＢ１
の方向へ向けられた後、位置情報が送られると（Ｓ１０
２）、インターネットサービスプロバイダ５では、受信
した位置情報（および角度変化の情報）に基づいて携帯
端末３の角度変化が所定の条件を満たしているかどうか
が判定される（Ｓ１０３）。
示す位置に携帯端末３が位置している状態で、ユーザが
携帯端末３の向きを、ＡレストランＢ１の方向へ向けた
場合の表示情報の変化について説明する。この場合、Ａ
レストランＢ１の方向へ向けたときの角度変化が、図５
に示すステップＳ１０３で判定される所定の条件を満足
するものとする。携帯端末３の向きがＡレストランＢ１
の方向へ向けられた後、位置情報が送られると（Ｓ１０
２）、インターネットサービスプロバイダ５では、受信
した位置情報（および角度変化の情報）に基づいて携帯
端末３の角度変化が所定の条件を満たしているかどうか
が判定される（Ｓ１０３）。
【００２１】角度変化の判定条件についてここで説明す
る。角度変化の判定条件は、ユーザによって携帯端末３
が意図的に案内情報を表示したいと思う任意の対象物に
向けられたことを検知するための条件である。このよう
な条件としては、例えば、携帯端末３の向きが意図的に
対象物の方向に変えられ、かつ対象物の方向で静止した
状態に対応するような条件であると考えることができ
る。この場合の条件判定は、例えば、ある程度の大きさ
をもった角度変化（例えば３０°以上の角度変化）が一
定時間内（例えば１秒以内）に発生し、かつ、その後、
一定時間以上（例えば１秒以上）角度変化が比較的小さ
な状態（例えば１５°以下の角度変化）のみを示す場合
としたり、さらに角度変化の変化分（加速度）について
の条件を付加することが考えられる。他の条件判定とし
ては、過去の携帯端末３の移動位置の変化に基づいて推
定される現在の進行方向が任意の道路または通路の方向
に一致していた場合に、その道路の線または通路の線の
方向から所定角度以上、携帯端末３の向きが変化したこ
とを検知したことを条件とすることが考えられる。さら
に、携帯端末３の周辺に複数の対象物が存在する場合に
は、例えば図８に示すように、携帯端末３の位置と、各
対象物との角度等に関する相対的な位置関係に基づい
て、向けられている対象物を選択する処理を行うように
する。
る。角度変化の判定条件は、ユーザによって携帯端末３
が意図的に案内情報を表示したいと思う任意の対象物に
向けられたことを検知するための条件である。このよう
な条件としては、例えば、携帯端末３の向きが意図的に
対象物の方向に変えられ、かつ対象物の方向で静止した
状態に対応するような条件であると考えることができ
る。この場合の条件判定は、例えば、ある程度の大きさ
をもった角度変化（例えば３０°以上の角度変化）が一
定時間内（例えば１秒以内）に発生し、かつ、その後、
一定時間以上（例えば１秒以上）角度変化が比較的小さ
な状態（例えば１５°以下の角度変化）のみを示す場合
としたり、さらに角度変化の変化分（加速度）について
の条件を付加することが考えられる。他の条件判定とし
ては、過去の携帯端末３の移動位置の変化に基づいて推
定される現在の進行方向が任意の道路または通路の方向
に一致していた場合に、その道路の線または通路の線の
方向から所定角度以上、携帯端末３の向きが変化したこ
とを検知したことを条件とすることが考えられる。さら
に、携帯端末３の周辺に複数の対象物が存在する場合に
は、例えば図８に示すように、携帯端末３の位置と、各
対象物との角度等に関する相対的な位置関係に基づい
て、向けられている対象物を選択する処理を行うように
する。
【００２２】なお、携帯端末３の角度変化の情報は、こ
の例のように、図２の位置情報取得部３４が図４に示す
例のように角速度センサ３４ｂ等の角度情報の検出器を
有している場合には、その検出器の出力に基づく角度に
関する情報を携帯端末３からインターネットサービスプ
ロバイダ５へ転送することで得ることができるが、携帯
端末３が角度情報の検出器を備えていない場合には、次
のようにして簡易的に角度変化の情報を得ることができ
る。すなわち、位置情報（携帯端末３の位置の座標情
報）の時間変化に基づいて、携帯端末３を持ったユーザ
が腕を回すような動きをしたときには、携帯端末３の位
置が変化することになるが、その腕の角度変化が携帯端
末３の向きの角度変化に一致していると推定して、携帯
端末３の角度変化を検知することが可能である。
の例のように、図２の位置情報取得部３４が図４に示す
例のように角速度センサ３４ｂ等の角度情報の検出器を
有している場合には、その検出器の出力に基づく角度に
関する情報を携帯端末３からインターネットサービスプ
ロバイダ５へ転送することで得ることができるが、携帯
端末３が角度情報の検出器を備えていない場合には、次
のようにして簡易的に角度変化の情報を得ることができ
る。すなわち、位置情報（携帯端末３の位置の座標情
報）の時間変化に基づいて、携帯端末３を持ったユーザ
が腕を回すような動きをしたときには、携帯端末３の位
置が変化することになるが、その腕の角度変化が携帯端
末３の向きの角度変化に一致していると推定して、携帯
端末３の角度変化を検知することが可能である。
【００２３】上記のような判定条件を用いて、携帯端末
３の角度変化が所定の条件を満たしているかどうかを判
定した場合、条件が満足していると、インターネットサ
ービスプロバイダ５は、携帯端末３の位置および角度情
報に対応する案内情報を要求する（Ｓ１０４）。すなわ
ち、携帯端末３に所定の条件を満たす方向変化が生じた
場合に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象物
（この場合、ＡレストランＢ１）の案内情報を要求す
る。ＧＩＳサーバ２では、要求された情報を自サーバ内
のデータベースから検索して取得し、インターネットサ
ービスプロバイダ５へ提供する（Ｓ１０６）。インター
ネットサービスプロバイダ５では提供された情報に基づ
いて、地理情報として、携帯端末３が向けられている方
向にある対象物の詳細案内情報を送信する（Ｓ１０
７）。そして、携帯端末３では、インターネットサービ
スプロバイダ５から送られてきた地理情報を表示・操作
入力部３２に表示する（Ｓ１０８）。この場合の表示・
操作入力部３２上の表示状態の一例を図９に示す。
３の角度変化が所定の条件を満たしているかどうかを判
定した場合、条件が満足していると、インターネットサ
ービスプロバイダ５は、携帯端末３の位置および角度情
報に対応する案内情報を要求する（Ｓ１０４）。すなわ
ち、携帯端末３に所定の条件を満たす方向変化が生じた
場合に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象物
（この場合、ＡレストランＢ１）の案内情報を要求す
る。ＧＩＳサーバ２では、要求された情報を自サーバ内
のデータベースから検索して取得し、インターネットサ
ービスプロバイダ５へ提供する（Ｓ１０６）。インター
ネットサービスプロバイダ５では提供された情報に基づ
いて、地理情報として、携帯端末３が向けられている方
向にある対象物の詳細案内情報を送信する（Ｓ１０
７）。そして、携帯端末３では、インターネットサービ
スプロバイダ５から送られてきた地理情報を表示・操作
入力部３２に表示する（Ｓ１０８）。この場合の表示・
操作入力部３２上の表示状態の一例を図９に示す。
【００２４】図９は、表示・操作入力部３２にＡレスト
ランＢ１の詳細案内情報を表示する場合の表示例を示し
ている。この場合、すべての詳細案内情報を、表示・操
作入力部３２の一画面に一度に表示することはできない
ので、スクロールバー３２１が表示され、一点鎖線で囲
まれた部分の情報は、スクロールバー３２１を操作する
ことで表示されるようになっている。この例では、詳細
案内情報が、Ａレストランの案内情報であることを示す
タイトルの表示部３２２、現在の表示情報がユーザの意
図する対象物に対応していることを確認する際に有効な
情報である外装写真等の画像情報からなる表示部３２
３、内装写真等の店舗内の状態を示す画像情報あるいは
陳列商品等の状態を示す画像情報からなる表示部３２
４、本日のおすすめメニュー等の日単位あるいは週、月
単位で更新される情報の表示部３２５、予約状況等の時
間単位で更新される情報の表示部３２６、および、通常
メニュー，営業時間，客席数，電話番号，クレジットカ
ード利用可能情報等の頻繁に更新する必要がない情報の
表示部３２７から構成されている。図９に示すような対
象物の詳細な案内情報が表示されている状態から再び図
７に示すような周辺地図を示す状態に切り替えるときの
条件は、例えば、携帯端末３に対して所定の入力操作を
行った場合、携帯端末３の位置が一定の距離以上移動し
た場合等とすることができる。
ランＢ１の詳細案内情報を表示する場合の表示例を示し
ている。この場合、すべての詳細案内情報を、表示・操
作入力部３２の一画面に一度に表示することはできない
ので、スクロールバー３２１が表示され、一点鎖線で囲
まれた部分の情報は、スクロールバー３２１を操作する
ことで表示されるようになっている。この例では、詳細
案内情報が、Ａレストランの案内情報であることを示す
タイトルの表示部３２２、現在の表示情報がユーザの意
図する対象物に対応していることを確認する際に有効な
情報である外装写真等の画像情報からなる表示部３２
３、内装写真等の店舗内の状態を示す画像情報あるいは
陳列商品等の状態を示す画像情報からなる表示部３２
４、本日のおすすめメニュー等の日単位あるいは週、月
単位で更新される情報の表示部３２５、予約状況等の時
間単位で更新される情報の表示部３２６、および、通常
メニュー，営業時間，客席数，電話番号，クレジットカ
ード利用可能情報等の頻繁に更新する必要がない情報の
表示部３２７から構成されている。図９に示すような対
象物の詳細な案内情報が表示されている状態から再び図
７に示すような周辺地図を示す状態に切り替えるときの
条件は、例えば、携帯端末３に対して所定の入力操作を
行った場合、携帯端末３の位置が一定の距離以上移動し
た場合等とすることができる。
【００２５】なお、図５を参照して説明した処理手順で
は、インターネットサービスプロバイダ５とＧＩＳサー
バ２が専用線で接続されていて、かつインターネットサ
ービスプロバイダ５がＧＩＳサーバ２を管理運用してい
るものとしていたが、必ずしもこのような管理形態を用
いる必要はない。例えば、インターネットサービスプロ
バイダ５はデータの転送処理を行って、ＧＩＳサーバ２
あるいはＧＩＳサーバ２を管理する他のサーバにおい
て、データ処理を行うようにしてもよい。すなわち、Ｇ
ＩＳサーバ２あるいはＧＩＳサーバ２を管理する他のサ
ーバで、さらに携帯端末３との間の認証処理を行い、そ
のサーバ内で携帯端末３の角度情報の判定等の各処理を
行って、携帯端末３へ転送される情報を用意するように
してもよい。また、自動的に表示される簡易案内情報Ｇ
１は、携帯端末３に最も近い対象物の情報に限らず、例
えば、図７の例では、まずＡレストランＢ１の情報、一
定時間後にＣレストランＢ３の情報、…というように、
表示情報を次々に切り替えながら複数の対象物に関する
情報を自動表示することも可能である。
は、インターネットサービスプロバイダ５とＧＩＳサー
バ２が専用線で接続されていて、かつインターネットサ
ービスプロバイダ５がＧＩＳサーバ２を管理運用してい
るものとしていたが、必ずしもこのような管理形態を用
いる必要はない。例えば、インターネットサービスプロ
バイダ５はデータの転送処理を行って、ＧＩＳサーバ２
あるいはＧＩＳサーバ２を管理する他のサーバにおい
て、データ処理を行うようにしてもよい。すなわち、Ｇ
ＩＳサーバ２あるいはＧＩＳサーバ２を管理する他のサ
ーバで、さらに携帯端末３との間の認証処理を行い、そ
のサーバ内で携帯端末３の角度情報の判定等の各処理を
行って、携帯端末３へ転送される情報を用意するように
してもよい。また、自動的に表示される簡易案内情報Ｇ
１は、携帯端末３に最も近い対象物の情報に限らず、例
えば、図７の例では、まずＡレストランＢ１の情報、一
定時間後にＣレストランＢ３の情報、…というように、
表示情報を次々に切り替えながら複数の対象物に関する
情報を自動表示することも可能である。
【００２６】次に、図１０を参照して、図１に示すイン
ターネットアクセス端末６から、ＧＩＳサーバ２にアク
セスして、ＧＩＳサーバに登録されている案内情報を更
新する場合の処理手順について説明する。図１０に示す
例も図５と同様に、一例として、インターネットサービ
スプロバイダ８とＧＩＳサーバ２が専用線で接続されて
いて、インターネットサービスプロバイダ８がＧＩＳサ
ーバ２を管理運用しているものとする。また、この場
合、ＧＩＳサーバ２内のデータベースには、すでに、イ
ンターネットアクセス端末６のユーザによって、電子地
図上の対象物に関連（リンク）する情報として、電子地
図上に表示する名称やアイコン、簡易案内情報、および
対象物が選択された場合の詳細案内情報が登録されてい
るものとする。また、詳細案内情報は、ＨＴＭＬ（Hype
rText Markup Language）によって記述された情報であ
って、ＨＴＭＬによる記述本体とともに、画像情報等の
データファイルが、ＧＩＳサーバ２内のデータベースに
登録されているものとする。
ターネットアクセス端末６から、ＧＩＳサーバ２にアク
セスして、ＧＩＳサーバに登録されている案内情報を更
新する場合の処理手順について説明する。図１０に示す
例も図５と同様に、一例として、インターネットサービ
スプロバイダ８とＧＩＳサーバ２が専用線で接続されて
いて、インターネットサービスプロバイダ８がＧＩＳサ
ーバ２を管理運用しているものとする。また、この場
合、ＧＩＳサーバ２内のデータベースには、すでに、イ
ンターネットアクセス端末６のユーザによって、電子地
図上の対象物に関連（リンク）する情報として、電子地
図上に表示する名称やアイコン、簡易案内情報、および
対象物が選択された場合の詳細案内情報が登録されてい
るものとする。また、詳細案内情報は、ＨＴＭＬ（Hype
rText Markup Language）によって記述された情報であ
って、ＨＴＭＬによる記述本体とともに、画像情報等の
データファイルが、ＧＩＳサーバ２内のデータベースに
登録されているものとする。
【００２７】まず、インターネットアクセス端末６とイ
ンターネットサービスプロバイダ８との間でユーザＩ
Ｄ、パスワード等を用いた認証処理が行われる（Ｓ２０
１）。ユーザがインターネットアクセス端末６の表示画
面に表示されるインターネットサービスプロバイダ８に
よって提供される機能一覧の中からＧＩＳ情報の更新処
理を選択すると（Ｓ２０２）、インターネットサービス
プロバイダ８内のアクセス制御用サーバが、ＧＩＳサー
バ２に対して、ユーザの認証情報に基づいて、そのユー
ザによって登録されている地理情報を要求する（Ｓ２０
３）。ＧＩＳサーバ２は、要求された情報を地理情報を
送信する（Ｓ２０４）。インターネットサービスプロバ
イダ８は、受信した地理情報をインターネットアクセス
端末６へ送信する（Ｓ２０５）。そして、インターネッ
トアクセス端末６では、受信された現在の登録情報が表
示される（Ｓ２０６）。
ンターネットサービスプロバイダ８との間でユーザＩ
Ｄ、パスワード等を用いた認証処理が行われる（Ｓ２０
１）。ユーザがインターネットアクセス端末６の表示画
面に表示されるインターネットサービスプロバイダ８に
よって提供される機能一覧の中からＧＩＳ情報の更新処
理を選択すると（Ｓ２０２）、インターネットサービス
プロバイダ８内のアクセス制御用サーバが、ＧＩＳサー
バ２に対して、ユーザの認証情報に基づいて、そのユー
ザによって登録されている地理情報を要求する（Ｓ２０
３）。ＧＩＳサーバ２は、要求された情報を地理情報を
送信する（Ｓ２０４）。インターネットサービスプロバ
イダ８は、受信した地理情報をインターネットアクセス
端末６へ送信する（Ｓ２０５）。そして、インターネッ
トアクセス端末６では、受信された現在の登録情報が表
示される（Ｓ２０６）。
【００２８】ユーザが、インターネットアクセス端末６
を操作して、更新すべき情報と交信内容を入力すると、
それに基づいた更新要求情報が送信される（Ｓ２０
７）。インターネットサービスプロバイダ８は、受信し
た更新要求情報をＧＩＳサーバ２へ転送する（Ｓ２０
８）。ＧＩＳサーバ２は、受信した更新要求情報に基づ
いて登録情報を更新する（Ｓ２０９）。以上の手順によ
って、ＧＩＳサーバ２内の所定のデータベースに登録さ
れている登録情報が更新される。
を操作して、更新すべき情報と交信内容を入力すると、
それに基づいた更新要求情報が送信される（Ｓ２０
７）。インターネットサービスプロバイダ８は、受信し
た更新要求情報をＧＩＳサーバ２へ転送する（Ｓ２０
８）。ＧＩＳサーバ２は、受信した更新要求情報に基づ
いて登録情報を更新する（Ｓ２０９）。以上の手順によ
って、ＧＩＳサーバ２内の所定のデータベースに登録さ
れている登録情報が更新される。
【００２９】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、従来に比べより簡易な操作で、携帯端末に、現在位
置に対応する地理情報を表示することが可能となる。ま
た、携帯端末において、自動的にユーザの位置に対応し
て変化する情報として、ユーザに最も近い店舗の情報を
表示させることが可能となる。なお、上記では、本発明
による情報表示システムの基本的な構成および各構成に
対応した動作について説明したが、本発明による情報表
示システムの実際の適用例は例えば次のようになる。
ば、従来に比べより簡易な操作で、携帯端末に、現在位
置に対応する地理情報を表示することが可能となる。ま
た、携帯端末において、自動的にユーザの位置に対応し
て変化する情報として、ユーザに最も近い店舗の情報を
表示させることが可能となる。なお、上記では、本発明
による情報表示システムの基本的な構成および各構成に
対応した動作について説明したが、本発明による情報表
示システムの実際の適用例は例えば次のようになる。
【００３０】本発明による情報表示システムを構築する
場合、まず各店舗の人は、自分のお店を紹介したホーム
ページを作る。次にインターネットサービスプロバイダ
事業者は、各地域ごとにインターネット上にＧＩＳを作
る。次に、各店舗の人は、自分のお店を紹介したホーム
ベージを、先にプロバイダ事業者が作ったＧＩＳ上に貼
り付け、リンクを貼っていく。次に、ユーザは、街角で
手に持っているモバイル端末のスイッチを入れる（また
は画面を開く）と、自動的に、ユーザの現在位置に合わ
せた地図情報が端末上に自動表示される。この時、モバ
イル端末の向きに合わせて、端末の中の地図情報も同じ
向きで表示される。次に、ユーザ端末の地図情報の上
に、今、ユーザがいる地点から一番近いお店の紹介情報
が次々に自動表示される。また歩行中は、歩行場所に応
じながら、一番近いお店の情報が次々に自動的に入れ替
わり表示される。ここでは、お店によって、お客をお店
に引き込むために様々に工夫した誘導コンテンツを提供
されている。次に、ユーザは、外観の気に入ったお店に
対し、手に持ったモバイル端末を向ける。すると、モバ
イル端末を向けた先のお店の紹介情報が、手に持ったモ
バイル端末上に自動表示される。
場合、まず各店舗の人は、自分のお店を紹介したホーム
ページを作る。次にインターネットサービスプロバイダ
事業者は、各地域ごとにインターネット上にＧＩＳを作
る。次に、各店舗の人は、自分のお店を紹介したホーム
ベージを、先にプロバイダ事業者が作ったＧＩＳ上に貼
り付け、リンクを貼っていく。次に、ユーザは、街角で
手に持っているモバイル端末のスイッチを入れる（また
は画面を開く）と、自動的に、ユーザの現在位置に合わ
せた地図情報が端末上に自動表示される。この時、モバ
イル端末の向きに合わせて、端末の中の地図情報も同じ
向きで表示される。次に、ユーザ端末の地図情報の上
に、今、ユーザがいる地点から一番近いお店の紹介情報
が次々に自動表示される。また歩行中は、歩行場所に応
じながら、一番近いお店の情報が次々に自動的に入れ替
わり表示される。ここでは、お店によって、お客をお店
に引き込むために様々に工夫した誘導コンテンツを提供
されている。次に、ユーザは、外観の気に入ったお店に
対し、手に持ったモバイル端末を向ける。すると、モバ
イル端末を向けた先のお店の紹介情報が、手に持ったモ
バイル端末上に自動表示される。
【００３１】この適用例によれば、初めてのお店は中々
入りにくいものであるが、本システムを使うことで、ユ
ーザは、初めてのお店でも店内の様子や雰囲気が分か
り、入りやすくなる。一方、店側は、自宅の前を歩いて
いる人を、店内に引き込みやすくなる。通りすがりの人
をお客にする機会が増える。またお店の外観はパッとし
なくても、お店を紹介するコンテンツに工夫をこらすこ
とで、お客の入る可能性が高くなる。本発明によるシス
テムは、お店の前を歩いている人に対して、店側が積極
的にお店の情報を提供する新しい取り組みとして有効に
利用することができる。
入りにくいものであるが、本システムを使うことで、ユ
ーザは、初めてのお店でも店内の様子や雰囲気が分か
り、入りやすくなる。一方、店側は、自宅の前を歩いて
いる人を、店内に引き込みやすくなる。通りすがりの人
をお客にする機会が増える。またお店の外観はパッとし
なくても、お店を紹介するコンテンツに工夫をこらすこ
とで、お客の入る可能性が高くなる。本発明によるシス
テムは、お店の前を歩いている人に対して、店側が積極
的にお店の情報を提供する新しい取り組みとして有効に
利用することができる。
【００３２】なお、本発明の実施の形態は、上述したも
のに限定されることなく構成および動作や、各構成の動
作を他の構成で行ったりあるいは分散させること等、適
宜変更可能である。例えば、携帯端末３の方向の変化を
３次元の変化で捉えるようにすることで、複数回の建物
に複数の対象物が存在する場合に、建物の外で携帯端末
３の仰角を変更することでその角度変化に応じて詳細案
内情報を提供する対象となる対象物を特定するようにす
ることも可能である。また、携帯端末３の向きの変化に
基づく情報選択は、携帯端末３の操作子を併用する形で
行ったり、あるいは、向きによるものと操作子によるも
のとを選択的に行うようにしてもよい。また、表示の際
の地図の向きの切り替えについては、例えば、９０度等
の所定値刻みで切り替えるようにしてもよい。
のに限定されることなく構成および動作や、各構成の動
作を他の構成で行ったりあるいは分散させること等、適
宜変更可能である。例えば、携帯端末３の方向の変化を
３次元の変化で捉えるようにすることで、複数回の建物
に複数の対象物が存在する場合に、建物の外で携帯端末
３の仰角を変更することでその角度変化に応じて詳細案
内情報を提供する対象となる対象物を特定するようにす
ることも可能である。また、携帯端末３の向きの変化に
基づく情報選択は、携帯端末３の操作子を併用する形で
行ったり、あるいは、向きによるものと操作子によるも
のとを選択的に行うようにしてもよい。また、表示の際
の地図の向きの切り替えについては、例えば、９０度等
の所定値刻みで切り替えるようにしてもよい。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、携帯端末の現在位置に
対応する地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送
し、その携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示する
とともに、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生
じた場合に、変化後の方向に対応する位置に存在する対
象物の案内情報を表示するようにしたので、従来に比べ
よりわかりやすく簡易な操作で、携帯端末に現在位置に
対応する地理情報を表示させることが可能となる。
対応する地理情報を情報提供装置から携帯端末へと転送
し、その携帯端末の方向に合わせた表示方向で表示する
とともに、携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生
じた場合に、変化後の方向に対応する位置に存在する対
象物の案内情報を表示するようにしたので、従来に比べ
よりわかりやすく簡易な操作で、携帯端末に現在位置に
対応する地理情報を表示させることが可能となる。
【図１】本発明による情報表示システムの構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図２】図１に示す携帯端末３の構成例を示すブロック
図。
図。
【図３】図１に示す情報表示システムにおける位置情報
と地理情報の流れを示すブロック図。
と地理情報の流れを示すブロック図。
【図４】図１に示す情報表示システムにおける位置情報
と地理情報の流れの他の例を示すブロック図。
と地理情報の流れの他の例を示すブロック図。
【図５】図１に示す実施形態における情報表示時の処理
手順を示すフロー図。
手順を示すフロー図。
【図６】図１に示す携帯端末３の周囲の景観を示す投影
図。
図。
【図７】図１に示す携帯端末３における情報表示例を示
す図。
す図。
【図８】図５の角度変化の判定条件を説明するための
図。
図。
【図９】図１に示す携帯端末３における情報表示例を示
す図。
す図。
【図１０】図１に示す実施形態における情報更新時の処
理手順を示すフロー図。
理手順を示すフロー図。
１ インターネット
２ ＧＩＳサーバ
３ 携帯端末
４ 移動体通信網
５，８ インターネットサービスプロバイダ
６ インターネットアクセス端末
７ 有線通信網
９ 衛星
３２ 表示・操作入力部
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｇ０６Ｆ 17/30 ３１０ Ｇ０６Ｆ 17/30 ３１０Ｚ
Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｚ
29/10 29/10 Ａ
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G01C 21/00
G06F 3/00
G06F 13/00
G06F 17/30
G09B 29/00 - 29/10
Claims (6)
- 【請求項１】 情報提供装置からネットワークを介して
転送されてきた情報を携帯端末に表示するための情報表
示方法であって、 携帯端末の現在位置に対応する地理情報を情報提供装置
から携帯端末へと転送し、その携帯端末の方向に合わせ
た表示方向で表示する第１の過程と、 携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生じた場合
に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象物の案
内情報を表示する第２の過程とを有し、 前記第２の過程において、前記携帯端末に生じた方向変
化の所定の条件が、第１の時間以内に第１の角度以上の
方向変化を示し、かつその後、第２の時間以上、第２の
角度以内の方向変化を示す場合であることを特徴とする
情報表示方法。 - 【請求項２】 情報提供装置からネットワークを介して
転送されてきた情報を携帯端末に表示するための情報表
示方法であって、 携帯端末の現在位置に対応する地理情報を情報提供装置
から携帯端末へと転送し、その携帯端末の方向に合わせ
た表示方向で表示する第１の過程と、 携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生じた場合
に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象物の案
内情報を表示する第２の過程とを有し、 前記第２の過程において、前記携帯端末に生じた方向変
化の所定の条件が、前記携帯端末の移動位置の変化が地
理情報における道路又は通路上を変化してきた場合に、
その道路又は通路線上から所定角度以上変化したときで
ある ことを特徴とする情報表示方法。 - 【請求項３】 前記第１の過程で、前記情報提供装置か
ら前記携帯端末へ転送された地理情報に基づいて、その
携帯端末の現在位置に合わせた地図情報をその携帯端末
の方向に合わせた表示方向で表示し、かつ、その携帯端
末の現在位置に最も近い対象物の案内情報を自動的に表
示することを特徴とする請求項１または２に記載の情報
表示方法。 - 【請求項４】 情報提供装置からネットワークを介して
転送されてきた情報を携帯端末に表示するための情報表
示システムであって、 携帯端末の現在位置に対応する地理情報を情報提供装置
から携帯端末へと転送し、その携帯端末の方向に合わせ
た表示方向で表示するための第１の手段と、 携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生じた場合
に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象物の案
内情報を表示するための第２の手段とを備え、前記第２
の手段において、前記携帯端末に生じた方向変化の所定
の条件が、第１の時間以内に第１の角度以上の方向変化
を示し、かつその後、第２の時間以上、第２の角度以内
の方向変化を示すことであることを特徴とする情報表示
システム。 - 【請求項５】 情報提供装置からネットワークを介して
転送されてきた情報を携帯端末に表示するための情報表
示システムであって、 携帯端末の現在位置に対応する地理情報を情報提供装置
から携帯端末へと転送し、その携帯端末の方向に合わせ
た表示方向で表示するための第１の手段と、 携帯端末に所定の条件を満たす方向変化が生じた場合
に、変化後の方向に対応する位置に存在する対象物の案
内情報を表示するための第２の手段とを備え、 前記第２の手段において、前記携帯端末に生じた方向変
化の所定の条件が、前記携帯端末の移動位置の変化が地
理情報における道路又は通路上を変化してきた場合に、
その道路又は通路線上から所定角度以上変化したことで
あることを特徴とする情報表示システム。 - 【請求項６】 前記情報提供装置にネットワークを介し
て接続された情報入力端末からアクセスすることで、登
録されている対象物の案内情報を更新するための第３の
手段を、さらに備えることを特徴とする請求項４または
５に記載の情報表示システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000157244A JP3511980B2 (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ネットワークを利用した情報表示方法及びシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000157244A JP3511980B2 (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ネットワークを利用した情報表示方法及びシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001336948A JP2001336948A (ja) | 2001-12-07 |
| JP3511980B2 true JP3511980B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=18661907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000157244A Expired - Fee Related JP3511980B2 (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ネットワークを利用した情報表示方法及びシステム |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3511980B2 (ja) |
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-
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| JP2001336948A (ja) | 2001-12-07 |
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