JP3511202B2 - 多層建築構造物における給油システム - Google Patents

多層建築構造物における給油システム

Info

Publication number
JP3511202B2
JP3511202B2 JP2000230253A JP2000230253A JP3511202B2 JP 3511202 B2 JP3511202 B2 JP 3511202B2 JP 2000230253 A JP2000230253 A JP 2000230253A JP 2000230253 A JP2000230253 A JP 2000230253A JP 3511202 B2 JP3511202 B2 JP 3511202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
vibration
refueling
oil tank
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000230253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002037399A (ja
Inventor
義徳 松浦
Original Assignee
株式会社 東横聖徳システム電建
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 東横聖徳システム電建 filed Critical 株式会社 東横聖徳システム電建
Priority to JP2000230253A priority Critical patent/JP3511202B2/ja
Publication of JP2002037399A publication Critical patent/JP2002037399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3511202B2 publication Critical patent/JP3511202B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】この発明は、ホテル等の多層
建築構造物における給油システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ホテル等の給油システムは、屋内
にオイルタンク、給油ポンプ等を個々別々に設置し、こ
れらを配管で接続して構築されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
給油システムにおいては、個々別々に配置されたオイル
タンク、給油ポンプ等を配管接続して構築し、これと暖
房システム及び給湯システム等に接続するため、施工の
準備に長時間を要し、また施工に際しては暖房システム
及び給湯システムに対して給油配管及び配管スペースに
苦慮していた。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記実情に
鑑み、上下2段の棚板を有し、且つその底部に脚部を有
する基枠を設け、下段の棚板には防振パットを介して給
油ポンプを配置し、上段の棚板にはオイルタンクを配置
し、且つ脚部を多層建築構造物の床面に設置するように
したホテル等の多層建築構造物における給油システムを
提案するものである。 【0005】即ち、この発明によれば上下2段の棚板を
有し、且つその底部に脚部を有する基枠を設け、下段の
棚板には給油ポンプを配置し、上段の棚板にはオイルタ
ンクを配置し、且つ脚部を多層建築構造物の床面に設置
するようにしてあるため、多層建築構造物の構築時にオ
イルタンク、給油ポンプの配置場所を確保し、更にはこ
れらの配管接続スペースを確保する必要もなく、したが
ってホテル等の多層建築構造物の施工期間を短縮するこ
とができる。 【0006】特に、基枠をホテル等の多層建築構造物の
屋上床面に設置するようにすれば、構造物内にオイルタ
ンク、給油ポンプの配置場所とこれらの配管接続スペー
スを確保する必要もなく、施工期間の一層の短縮を図る
ことができる。 【0007】更に、この発明では給油ポンプが防振パッ
トを介して棚板上に配置され、棚板は脚部を介して多層
建築構造物の床面に設置されているため、給油ポンプ駆
動時の振動が遮断され、床面の振動を防止することがで
きる。 【0008】また、給油ポンプの配置される下段の棚板
と上段の棚板の空間部内部に防振壁を設けることによ
り、給油ポンプ駆動時の振動が遮断され、振動音が外部
に漏れることはない。 【0009】 【実施例】以下、この発明を図示の実施例であるホテル
内に設置された給油装置に基づいて詳細に説明すると、
1は上段の棚板2と下段の棚板3を有し、且つその底部
に脚部4を有する鉄製の基枠で、下段の棚板3には支持
架台5を載せ、その上に防振パット6を介して2基の給
油ポンプ7を配置する。 【0010】給油ポンプ7の配置される下段の棚板3と
上段の棚板2で囲まれる空間部8はその前後左右側面に
はグラスウール等で構成される防振材を内貼りした鉄製
の蓋体9が設けられ、また下段の棚板3の前端部には空
気の吸入口10を設け、更に空間部8の内部には仕切壁1
1,11で構成された空気の送入路12を形成し、下段の棚
板3の後端部には空気の排出口13を設け、更に空間部8
の内部には冷却ファン14が設けられる。 【0011】一方、15は給油口16、返油口17、油面計1
8、送油口19、通気口20、点検口21、転倒防止金具22を
有するオイルタンクで、オイルタンク15と上段の棚板2
には適宜個所に接合フランジ23を設け、接合フランジ23
を蝶ネジ24でネジ止めすることにより、オイルタンク15
を上段の棚板2上に固定する。 【0012】また、送油口19には送油管25を接続し、送
油管25は給油ポンプ7を通って図示されていないホテル
内の例えば暖房システム、給湯システム等に接続され
る。 【0013】なお、給油ポンプ7及びオイルタンク15を
配置した基枠1はその脚部4をホテルの屋上の床面aに
設置して設けられている。 【0014】この発明は以上のように構成され、オイル
タンク15内の油は給油ポンプ7を駆動してホテル内の暖
房システム、給湯システムに供給されるが、この実施例
では給油ポンプ7の駆動と同時に冷却ファン14を駆動さ
せることにより、給油ポンプ7を冷却させるようにして
ある。 【0015】即ち、冷却ファン14が駆動すると、外部の
空気が吸入口10より空間部8内に導入され、更に送入路
12を通って給油ポンプ7の表面を通過して給油ポンプ7
を冷却した後、排出口13より排出される。 【0016】なお、この発明では給油ポンプ7の駆動時
に生ずる振動は空間部8の側面にはグラスウール等で構
成される防振材を内貼りした鉄製の蓋体9が設けられて
いるため、遮られて外部に振動音を発することはない。 【0017】更に、この発明では給油ポンプ7が防振パ
ット6を介して下段の棚板3上に配置され、棚板3は脚
部4を介してホテルの屋上の床面に設置されているた
め、給油ポンプ駆動時の振動が遮断され、床面の振動を
防止することができる。 【0018】なお、この実施例ではオイルタンク15と上
段の棚板2とは蝶ネジ24で固定されているため、点検の
際には簡単にオイルタンク15を分離することができる。 【0019】 【発明の効果】以上要するに、この発明によればホテル
等の構築時にオイルタンク、給油ポンプの配置場所を確
保し、更にはこれらの配管接続スペースを確保する必要
もなく、したがってホテル等の多層建築構造物の施工期
間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の一実施例を示す側面図 【図2】 同上のA−A線断面図 【図3】 同上の実施例において基枠より取り外したオイ
ルタンクの平面図 【図4】 同上の実施例においてオイルタンクを取り外
した状態の基枠の平面図 【符号の説明】 1は基枠 2は上段の棚板 3は下段の棚板 4は脚部 5は支持架台 6は防振パット 7は給油ポンプ 8は空間部 9は蓋体 10は空気の吸入口 11は仕切壁 12は空気の送入路 13は空気の排出口 14は冷却ファン 15はオイルタンク 16は給油口 17は返油口 18は油面計 19は送油口 20は通気口 21は点検口 22は転倒防止金具 23は接合フランジ 24は蝶ネジ aはホテルの屋上床面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−213198(JP,A) 特開 平11−257296(JP,A) 特開 昭59−82993(JP,A) 特開 平9−56104(JP,A) 特開 平10−102555(JP,A) 実開 昭63−17099(JP,U) 実開 平2−117393(JP,U) 実開 昭53−113418(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/04 B67D 5/60 E03B 11/12 B65D 90/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下2段の棚板2,3を有し、且つその
    底部に脚部4を有する基枠1を設け、下段の棚板3には
    防振パッド6を介して給油ポンプ7を配置し、上段の棚
    板2にはオイルタンク 15 を配置し、脚部4を多層建築構
    造物の屋上床面に設置するとともに、給油ポンプ7の配
    置された下段の棚板3と上段の棚板2で囲まれた空間部
    8にはその前後左右側面には防振材を内貼りした蓋体9
    が設けられ、また下段の棚板3の前端部には空気の吸入
    10 を設け、更に空間部8の内部には仕切壁 11,11 で構
    成された空気のの送入路 12 を形成し、下段の後端部には
    空気の排出口 13 を設け、また空間部8の内部には給油ポ
    ンプ7の駆動と同時に駆動する冷却ファン7を設けたこ
    とを特徴とする多層建築構造物における給油システム。
JP2000230253A 2000-07-31 2000-07-31 多層建築構造物における給油システム Expired - Fee Related JP3511202B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000230253A JP3511202B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 多層建築構造物における給油システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000230253A JP3511202B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 多層建築構造物における給油システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002037399A JP2002037399A (ja) 2002-02-06
JP3511202B2 true JP3511202B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=18723238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000230253A Expired - Fee Related JP3511202B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 多層建築構造物における給油システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3511202B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6337921B2 (ja) * 2016-06-15 2018-06-06 株式会社タツノ ベーパ回収装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002037399A (ja) 2002-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6747614B2 (ja) ヒートポンプ給湯室外機
US6892551B2 (en) Air conditioner
KR20020079495A (ko) 실내 공기 조화 장치
KR20140126644A (ko) 항온항습기용 사일런트 실외기
JP3511202B2 (ja) 多層建築構造物における給油システム
JPH11280662A (ja) 給水装置
JP2016109399A (ja) 冷凍装置の熱源ユニット
JP2010144962A (ja) 空気調和装置における支持構造
JP7400359B2 (ja) ブース
JP2001050172A (ja) 給水装置
JP3365619B2 (ja) 空気調和機
JP6631706B2 (ja) ヒートポンプ給湯室外機
JP3706575B2 (ja) アキュムレータ固定装置
JP2002168199A (ja) 直結式自動給水装置
JP6630758B2 (ja) 給水装置
JPH10306787A (ja) 給水装置
WO2023191092A1 (ja) 冷凍サイクル装置
JP4263813B2 (ja) 給水装置
JP7065326B2 (ja) 室内機、空気調和装置
JP2562693B2 (ja) 製氷機の箱体
JP6668398B2 (ja) 給水装置
JPH07102598A (ja) 上水貯水槽
JP2004092087A (ja) 給水装置
JPH037825A (ja) 熱交換ユニット
JP3087120B1 (ja) 床置型空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031217

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees