JP3510512B2 - バイブレーション時計 - Google Patents

バイブレーション時計

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JP3510512B2
JP3510512B2 JP35987298A JP35987298A JP3510512B2 JP 3510512 B2 JP3510512 B2 JP 3510512B2 JP 35987298 A JP35987298 A JP 35987298A JP 35987298 A JP35987298 A JP 35987298A JP 3510512 B2 JP3510512 B2 JP 3510512B2
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昇 大籠
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的な振動によ
り所有者に現在時刻を知らせることのできるバイブレー
ション時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、目や耳の不自由な人たちのため、
時計体を振動させることにより時刻を報知するバイブレ
ーション時計が提供されている。このバイブレーション
時計としては、耳の不自由な人にアラーム時刻の到来を
知らせるため、アラーム時刻になると時計体を振動させ
ることによりアラームを発する時計体が提供されている
(例えば特開平6−265648号)。
【0003】又、目の不自由な人には、アラーム時刻に
達したときに時計体を振動させるのみでなく、現在時刻
を報知するに際しても振動の長短の組み合わせにより時
刻を知らせる時計体も提案されている(例えば特開平8
−226983号)。この現在時刻を振動により知らせ
ることのできるバイブレーション時計は、多くの場合、
竜頭の他に多数個のスイッチ又はボタンを備え、文字板
の周囲に配置される数字ボタンなどにより時刻の設定を
行い、別に設けられたプッシュスイッチなどにより現在
時刻の報知動作や設定モードの切換えを行うようにされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在時刻の報知を振動
で行うバイブレーション時計では、設定モードの切換え
や時刻を設定入力するために多数のスイッチを必要と
し、又、各スイッチに点字や数字を付すことは、時計体
が大型化し、配置によってスイッチの機能を定めること
はスイッチの位置と機能とを使用者が記憶しなければな
らないために不便であった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消し、少
ないスイッチの組み合わせにより設定モードの切換えや
時刻のセットを可能とし、且つ、選択した設定モードを
振動により使用者に知らせることのできるバイブレーシ
ョン時計を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、時計体を振動
させる振動発生手段と、入力スイッチ、モードスイッ
チ、確認スイッチの3個の操作スイッチとを有し、入力
スイッチが単独で操作されると操作中は振動発生手段を
作動させて時計体に振動を生じさせる第1制御手段と、
モードスイッチが操作されると操作中は振動発生手段を
制御することによりモード表示の振動を繰り返して生じ
させ、且つ、確認スイッチの操作によりモードを決定す
る第2制御手段と、確認スイッチが単独で操作されると
振動発生手段を制御して時刻を表示する長短振動の組み
合わせ振動を時計体に生じさせる第3制御手段と、モー
ドスイッチと確認スイッチとの組み合わせ操作により特
定のモードが選択されたとき、スイッチ操作の組み合わ
せによる時刻の設定入力を制御する第4制御手段を有す
るバイブレーション時計とする。
【0007】このように、スイッチを操作したときに振
動を生じさせる入力スイッチ及びモードスイッチや確認
スイッチであり、連続した振動が生じる入力スイッチと
断続したモード表示振動や時刻表示振動が生じるモード
スイッチや確認スイッチとしているため、3個の入力ス
イッチの識別が極めて容易となる。又、当該時計体が計
時している時刻は確認スイッチの操作によって知ること
ができ、時刻修正を行うときはモードスイッチによりモ
ードを選択して入力スイッチや確認スイッチの操作によ
り時及び分の数値を容易に入力することができる。
【0008】そして、本発明としては、時計体を振動さ
せる振動発生手段と、入力スイッチ、モードスイッチ、
確認スイッチの3個の操作スイッチとを有し、入力スイ
ッチが単独で操作されると操作中は振動発生手段を作動
させて時計体に振動を生じさせる第1制御手段と、モー
ドスイッチが操作されると操作中は振動発生手段を制御
することによりモード表示の振動を繰り返して生じさ
せ、且つ、確認スイッチの操作によりモードを決定する
第2制御手段と、確認スイッチが単独で操作されるとス
イッチをオフとしたときに振動発生手段を制御して時刻
を表示する長短振動の組み合わせ振動を時計体に生じさ
せる第3制御手段と、モードスイッチと確認スイッチと
の組み合わせ操作により特定のモードが選択されたと
き、スイッチ操作の組み合わせによる時刻の設定入力を
制御する第4制御手段と、モードスイッチと確認スイッ
チとの組み合わせ操作により前記特定のモードと異なる
特定のモードが選択されたとき、アラーム時刻を表示す
る長短振動の組み合わせ振動を時計体に生じさせ且つス
イッチ操作によりアラームセットリセットを決定する第
5制御手段と、アラーム時刻になったとき、アラームセ
ット状態であると時計体に振動を生じさせる第6制御手
段と、を有するバイブレーション時計とする。
【0009】従って、3個の操作スイッチは操作時の振
動動作が異なるスイッチであって、操作スイッチの識別
が極めて容易であり、計時時刻やアラーム時刻の設定入
力も容易であると共に、アラーム時刻の確認やアラーム
セットの操作を容易に行ってアラーム時刻にアラーム振
動を生じさせることを3個のスイッチ操作の組み合わせ
で行うことができる。
【0010】又、本発明としては、時計体を振動させる
振動発生手段と、入力スイッチ、モードスイッチ、確認
スイッチの3個の操作スイッチとを有し、入力スイッチ
が単独で操作されると操作中は時計体に振動を生じさせ
る第1制御手段と、モードスイッチが操作されると操作
中はモード表示の振動を繰り返して生じさせ、且つ、確
認スイッチの操作によりモードを決定する第2制御手段
と、確認スイッチが単独で操作されるとスイッチを操作
した時間を検出し、操作時間が瞬間的又は持続的とされ
た場合の何れかの場合に時刻を表示する長短振動の組み
合わせ振動を生じさせ、操作時間が逆に持続的又は瞬間
的な場合にはアラームのセット又はリセットを反転させ
ると共にアラームをセット状態としたときにはアラーム
時刻を表示する長短振動の組み合わせ振動を生じさせる
第3制御手段と、モードスイッチと確認スイッチとの組
み合わせ操作により特定のモードが選択されたとき、ス
イッチ操作の組み合わせによる時刻の設定入力を制御す
る第4制御手段と、アラーム時刻になったとき、アラー
ムセット状態であるときは振動を生じさせる第6制御手
段と、を有するバイブレーション時計とすることもあ
る。
【0011】このように、3個の操作スイッチは操作時
の振動動作が異なるスイッチであって、操作スイッチの
識別が極めて容易であるため、計時時刻やアラーム時刻
の設定入力も容易であると共に、アラーム時刻の確認や
アラームセットの操作を容易に行ってアラーム時刻にア
ラーム振動を生じさせることを3個のスイッチ操作の組
み合わせで行うことができる。
【0012】更に、本発明としては、時計体を振動させ
る振動発生手段と、入力スイッチ、モードスイッチ、確
認スイッチ、及びアラームセットスイッチの4個の操作
スイッチとを有し、入力スイッチが単独で操作されると
操作中は時計体に振動を生じさせる第1制御手段と、モ
ードスイッチが操作されると操作中はモード表示の振動
を繰り返して生じさせ、且つ、確認スイッチの操作によ
りモードを決定する第2制御手段と、確認スイッチが単
独で操作されると時刻を表示する長短振動の組み合わせ
振動を生じさせる第3制御手段と、モードスイッチと確
認スイッチとの組み合わせ操作により特定のモードが選
択されたとき、スイッチ操作の組み合わせによる時刻の
設定入力を制御する第4制御手段と、アラーム時刻にな
ったとき、アラームセット状態であるときは振動を生じ
させる第6制御手段と、アラームセットスイッチが操作
されたとき、アラームのセット又はリセットを反転させ
ると共にアラームをセット状態としたときはアラーム時
刻を表示する長短振動の組み合わせ振動を生じさせる第
7制御手段と、を有するバイブレーション時計とするこ
ともある。
【0013】従って、操作されたときに生じる振動動作
が異なる4個の操作スイッチであるためにスイッチの識
別が容易であり、確認スイッチによる現在時刻の告知、
及び、アラームセットスイッチによるアラームのセット
リセットを極めて容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るバイブレーション時
計の一例は、図1に示すように、入力スイッチ13、モー
ドスイッチ15、確認スイッチ17とする3個の操作スイッ
チを有する時計体である。この時計体は、マイクロコン
ピュータと共に偏心オモリを備えたモータを振動発生手
段として内蔵し、プッシュスイッチである操作スイッチ
の操作を組み合せることによって1秒足らずの持続した
長振動と瞬間的な短振動とを組み合せた振動を発生さ
せ、時刻の報知や操作モードの状態を知らせることがで
きる時計体10である。
【0015】このマイクロコンピュータは、水晶発振器
で形成する正確な周波数のクロック信号を分周して現在
時刻データを記憶する時刻カウンタを有し、操作スイッ
チの操作に基づく各種動作制御を行うものである。この
動作制御は、図2に示すように、先ず入力スイッチ13が
オン状態とされたか否かの判断(S010)、モードス
イッチ15がオン状態とされたか否かの判断(S02
0)、確認スイッチ17がオン状態とされたか否かの判断
(S030)、及び、アラーム時刻に達したか否かの判
断(S050)を繰り返すものである。
【0016】そして、入力スイッチ13が操作されたとき
は、モータの駆動を開始(S013)して時計体を振動
させ、入力スイッチ13がオフ状態とされたか否かの判断
(S015)を繰り返し、入力スイッチ13がオフ状態と
なったとき、モータの作動を停止(S017)させるも
のである。従って、入力スイッチ13のみを操作すると、
入力スイッチ13を押し込んでいる間だけ時計体が振動
し、時計体が作動していることを知らせることができる
制御手段としての機能を有する。
【0017】又、モードスイッチ15を操作したときは、
モードスイッチ15がオン状態とされたか否かの判断(S
020)に基づき、モードの切換え制御(S100)を
行うものであり、このモードの切換え制御(S100)
では、時刻修正モードとアラーム時刻設定モード及びア
ラームセットモードの選択を可能とする。そして、この
モード選択に際しては、モードの表示としてモータの駆
動時間が異なる長振動と短振動とを行わせるものであ
り、この振動は、図3に示すように、モードスイッチ15
がオン状態とされている間は持続させて発生させるもの
である。
【0018】このモード表示の振動動作としては、0.
7秒などの長振動と0.8秒程度の休止期間を設けた
後、0.2秒などの極めて短い短振動を0.3秒程度の
間隔を設けて2度振動させ、再度0.8秒程度の休止期
間を設けた後、短振動1回と長振動1回とを0.3秒程
度の間隔を設けて行い、更に0.8秒程度の休止期間を
設けることとし、長振動1回、短振動2回、短振動と長振
動各1回、とする3種の振動を繰り返すものである。
【0019】尚、モード切換え制御(S100)では、
後述するように、モードスイッチ15をオン状態とした状
態で確認スイッチ17を押し込むことにより各モードの選
択決定を行うものであり、長振動1回の発生中や発生直
後に確認スイッチ17を操作すると時刻修正モードを、短
振動2回の発生中や発生直後に確認スイッチ17を操作す
るとアラーム時刻設定モードを、短振動と長振動とが続
いて発生したときや発生直後に確認スイッチ17を操作す
るとアラーム時刻確認モードを選択することができるよ
うにしている。
【0020】又、確認スイッチ17のみを操作したとき
は、確認スイッチ17がオン状態とされたか否かの判断
(S030)に基づき、時刻カウンタの値を読み込み
(S031)、確認スイッチ17がオフ状態とされたか否
かの判断(S035)を繰り返し、確認スイッチ17がオ
フ状態とされたとき、時刻表示振動制御(S040)を
おこなう制御手段の機能を設けているものである。
【0021】この時刻表示振動制御(S040)では、
図4に示すように、確認スイッチ17をオフ状態としたと
きに時刻カウンタの値に応じた振動動作を行うものであ
り、10時桁及び10分桁の数値を長振動の回数で、1
時桁及び1分桁の数値を短振動の回数で行い、時桁と分
桁との間には、0.4秒程度の振動を0.2秒程度の休止期間
を設けるようにして2回生じさせる区分振動を行うもの
としている。
【0022】従って、4時23分であれば、図4にAと
して示すように、短振動を4回行った後、休止期間を設
けて区分振動を行い、更に休止期間を設けて長振動を2
回行った後、短振動を3回行うものである。又、12時
8分であれば、長振動を1回行って短振動を2回行い、
休止期間を設けて区分振動を行った後、休止期間を設け
て短振動を8回行うものである。
【0023】尚、12時8分の場合は、時桁の振動を発
生させることなく、最初に区分振動を発生させた後、8
回の短振動を行うようにして区分振動と分桁の表示振動
のみを行うこともある。このように、入力スイッチ13、
モードスイッチ15、及び、確認スイッチ17の3個の操作
スイッチは、各スイッチを操作したときの振動状態が異
なり、各スイッチの識別を容易に行うことができ、入力
スイッチ13により時計体が作動していることの確認をす
ることができる。又、モードスイッチ15により設定モー
ドの切換えを行うことができ、確認スイッチ17により現
在時刻を知ることができる。
【0024】更に、この時計体10では、アラーム時刻に
達したときは、アラーム時刻に達したか否かの判断(S
050)に続き、アラームがオン状態とされているか否
かの判断(S055)を行い、アラームがオン状態とさ
れていればアラーム動作制御(S060)を行うもので
あり、アラームがオン状態とされていなければ、最初の
入力スイッチ13がオン状態とされたか否かの判断(S0
10)に戻る。
【0025】このアラーム動作制御(S060)は、図
5に示すように、モータの駆動開始(S061)を行っ
た後、確認スイッチ17がオン状態とされたか否かの判断
(S063)と所定時間が経過したか否かの判断(S0
65)を行うものである。そして、数十秒又は数分など
の所要時間が経過するまで確認スイッチ17がオン状態と
されたか否かの判断(S063)と所定時間が経過した
か否かの判断(S065)とを繰り返し、確認スイッチ
17がオン状態とされたとき、又は所要時間が経過したと
きには、モータの作動を停止(S067)させ、アラー
ムセットフラグをリセット(S079)してアラームオ
フの状態とするものである。
【0026】従って、アラーム時刻になったとき、アラ
ームオンの状態であれば、数十秒乃至数分などの所要時
間だけ、又は、確認スイッチ17が操作されるまで、時計
体を振動させてアラーム時刻に到達したことを報知する
ことができるアラーム制御手段の機能を備えている。
又、前述のモード切換え制御(S100)は、モードフ
ラグとする時刻設定フラグとアラーム設定フラグにより
モードの切り換えを行いつつモータの駆動を行うもので
あり、図6に示すように、モードの切換え(S101)
として先ず時刻設定フラグのセットを行い、モータ駆動
制御(S103)として図3に示した長振動を1回生じ
させる制御を行う。そして、モードスイッチ15のオン状
態か否かの判断(S105)を行い、モードスイッチ15
のオン状態が持続していれば確認スイッチ17がオン状態
であるか否かの判断(S107)、更に確認スイッチ17
がオン状態でなければ長振動1回と休止期間とを合わせ
た所要時間が経過したか否かの判断(S109)を行
う。
【0027】そして、所要時間が経過するまではモータ
駆動制御(S103)と共にモードスイッチ15のオン状
態か否かの判断(S105)、確認スイッチ17がオン状
態であるか否かの判断(S107)、更に所要時間が経
過したか否かの判断(S109)を繰り返す。このよう
にすることによって、所要時間内に確認スイッチ17が操
作されなかったときは、モードスイッチ15が持続して押
されていればモードの切換え(S101)に戻り、時刻
設定フラグをリセットしてアラーム設定フラグラグをセ
ットするモードの切換え(S101)を行い、モータ駆
動制御(S103)として図3に示した短振動を2回生
じさせる制御を行う。更に、このモータ駆動制御(S1
03)と合わせて所要時間が経過するまではモードスイ
ッチ15のオン状態か否かの判断(S105)、確認スイ
ッチ17がオン状態であるか否かの判断(S107)、更
に、短振動2回と休止期間とを合わせた所要時間が経過
したか否かの判断(S109)を繰り返し、所要時間内
に確認スイッチ17が操作されなかったときはモードの切
換え(S101)に戻り、アラーム設定フラグラグをリ
セットするモードの切換え(S101)を行う。
【0028】この時刻設定フラグ及びアラーム設定フラ
グラグがリセットされた状態のモータ駆動制御(S10
3)は、図3に示した短振動と長振動とを生じさせる制
御であり、同様にモードスイッチ15のオン状態か否かの
判断(S105)、確認スイッチ17がオン状態であるか
否かの判断(S107)、更に、短振動及び長振動と休
止期間とを合わせた所要時間が経過したか否かの判断
(S109)を行い、次はモードの切換え(S101)
で時刻設定フラグのセットを行うことを繰り返す。
【0029】このようにして、短振動と長振動とによる
モード表示の振動を行いつつモードスイッチ15及び確認
スイッチ17を確認し、確認スイッチ17が操作されること
なくモードスイッチ15がオフ状態とされたときは、モー
ドスイッチ15のオン状態か否かの判断(S105)によ
りモード切換え制御(S100)を終了する。又、モー
ドスイッチ15がオン状態で確認スイッチ17が操作された
ときは確認スイッチ17がオン状態であるか否かの判断
(S107)により次のモード判別制御(S150)を
行う。
【0030】従って、モードスイッチ15と確認スイッチ
17により、モード選択表示及びモードを選択決定する制
御を行い、モードが決定されるとモード判別制御(S1
50)を行うモード決定制御手段を有する時計体10とす
ることができる。そしてモード判別制御(S150)で
は、モードスイッチ15がオフ状態であるか否かの判断
(S151)を先ず行い、モードスイッチ15がオフ状態
でなければ数秒程度の所要時間が経過したか否かの判断
(S153)を行い、所要時間が経過していなければモ
ードスイッチ15がオフ状態であるか否かの判断(S15
1)に戻り、所要時間が経過すると時間設定フラグやア
ラーム設定フラグをリセットするフラグクリア(S15
5)を行ってモード判別制御(S150)を終了し、最
初の入力モードスイッチ13がオン状態であるか否かの判
断(S010)に戻り、モードスイッチ15がオン状態と
されたか否かの判断(S020)によって再度モード切
換え制御(S100)を行う。
【0031】従って、モードスイッチ15を押した状態で
確認スイッチ17を操作し、モードの選択を行った後もモ
ードスイッチ15のオン状態を持続すると、モード切換え
制御(S100)に戻り、再度、モードの選択を行うこ
とができる。又、モードスイッチ15を押した状態で確認
スイッチ17を操作して直ちにモードスイッチ15をオフ状
態とすると、モード判別制御(S150)のモードスイ
ッチ15がオフ状態であるか否かの判断(S151)に基
づいて時刻設定フラグがセットされているか否かの判断
(S161)を行い、時刻設定フラグがセットされてい
なければアラーム設定フラグがセットされているか否か
の判断(S163)を行い、アラーム設定フラグもセッ
トされていなければアラーム確認セット制御(S20
0)を行う。
【0032】そして、時刻設定フラグ又はアラーム設定
フラグがセットされていれば、時刻設定入力制御(S3
00)を行うものである。このアラーム確認セット制御
(S200)は、図7に示すように、先ずアラーム時刻
メモリに記憶されている時刻データの読み出し(S20
1)を行い、この時刻データの数値に応じた時刻表示振
動制御(S203)を行うものである。
【0033】この時刻表示振動制御(S203)は、図
4に示した前述の時刻表示振動制御(S040)と同様
に、10時桁、1時桁、10分桁、1分桁の数値に合わ
せた長振動と短振動及び区分振動とを組み合せることに
よって、アラーム時刻メモリに記憶されている時刻を表
示するものである。更に、この時刻表示振動制御(S2
03)によりアラーム時刻の振動表示を行った後、入力
スイッチ13がオン状態とされたか否かの判断(S20
5)を行い、入力スイッチ13がオン状態とされていない
ときは5秒程度の所要時間が経過したか否かの判断(S
207)と合わせて入力スイッチ13がオン状態とされた
か否かの判断(S205)を繰り返す。
【0034】そして、入力スイッチ13が操作されること
なく所要時間が経過したときは、最初の入力スイッチ13
がオン状態とされたか否かの判断(S010)に戻る。
又、所要時間が経過する前に入力スイッチ13が操作さ
れ、入力スイッチ13がオン状態とされるとモータの駆動
を開始(S210)すると共に、カウンタをスタートさ
せて入力スイッチ13のオン時間計測を開始(S212)
する。そして、入力スイッチ13がオン状態とされたか否
かの判断(S214)を繰り返し、入力スイッチ13がオ
フ状態とされたとき、カウンタを停止させて計測の終了
(S216)を行い、モータも停止(S218)させ
る。更に、このカウンタの値により入力スイッチ13がオ
ン状態とされていた時間が0.5秒乃至1秒程度などの
所定時間よりも短い瞬間的な操作か所定時間よりも長い
持続的な操作だったかの判断(S221)を行い、所定
時間よりも短い瞬間的な操作であればアラームセットフ
ラグをセット(S223)し、時計体をアラームオンの
状態とする。又、所定時間よりも長い持続した操作であ
ったときは、アラームセットフラグをリセットし(S2
25)し、時計体をアラームオフの状態としてアラーム
確認セット制御(S200)を終了する。
【0035】従って、モードスイッチ15の操作を行った
とき、長振動及び短振動の組み合わせにより知らされる
時刻設定モード、アラーム時刻設定モード、及び、アラ
ーム確認モードの内、アラーム確認モードを知らせる振
動のときに確認スイッチ17を操作すると、アラーム時刻
を知らせる長振動と短振動の組み合せた振動を感じるこ
とができ、その直後に入力スイッチ13を操作すると操作
確認の振動が発生し、入力スイッチ13を短く押せばアラ
ームオンの状態に、入力スイッチ13を長く押せばアラー
ムオフの状態とすることのできるアラームセットリセッ
トの制御手段とすることができる。
【0036】又、モード選択において、時刻設定モード
又はアラーム時刻設定モードを選択したときは、モード
判別制御(S150)において、時刻設定フラグがセッ
トされているか否かの判断(S161)又はアラーム設
定フラグがセットされているか否かの判断(S163)
に基づいて時刻設定入力制御(S300)を行うことに
なる。
【0037】この時刻設定入力制御(S300)は、先
ず、図8に示すように、時桁入力処理(S310)及び
分桁入力処理(S350)によって時桁及び分桁の数値
を決定し、この設定時刻を一旦補助メモリに記憶する
(S410)。次に補助メモリに記憶した設定時刻を報
知する時刻表示振動制御(S415)を行い、モータを
適宜駆動する時刻表示振動制御(S415)を終了した
後、数秒程度の所要時間が経過したか否かの判断(S4
23)を行いつつ入力スイッチ13がオン状態とされたか
否かの判断(S421)を繰り返す。
【0038】そして、入力スイッチ13が操作されること
なく所要時間が経過したときは図8及び図9に示すよう
に時刻設定入力制御(S300)を終了し、入力スイッ
チ13が操作されたときはモータを駆動(S425)して
振動を生じさせることにより入力スイッチ13が確実に操
作されたことを知らせ、且つ、タイマーを作動させて時
間計測を開始(S433)する。
【0039】その後、入力スイッチ13がオフ状態とされ
たか否かの判断(S433)を繰り返し、入力スイッチ
13がオフ状態とされたとき、時間計測を終了(S43
5)すると共にモータを停止(S437)させる、入力
スイッチ13のオン時間が0.5秒乃至1秒程度とする閾
値よりも短い瞬間的操作か否かの判断(S439)を行
う。
【0040】このオン状態の持続時間が所定時間よりも
短いか否かの判断(S439)により、持続的な入力ス
イッチ13の操作がされたときは、再度、時桁入力処理
(S310)に戻り、瞬間的な入力スイッチ13の操作が
されたときは、補助メモリに記憶した時刻をアラームメ
モリ又は時刻カウンタにセットする処理を行う。この補
助メモリに記憶した時刻データをアラームメモリ又は時
刻カウンタにセットする処理は、図9に示すように、時
刻設定フラグがセットされているか否かの判断(S45
1)を行い、時刻設定フラグがセットされていないとき
に補助メモリに記憶した時刻データをアラームメモリに
記憶させ(S453)るものである。
【0041】そして、再度入力スイッチ13がオン状態と
されたか否かの判断(S455)を数秒程度の所要時間
が経過したか否かの判断(S456)と合わせて行い、
所要時間内に入力スイッチ13が操作されなかったときは
時刻設定入力制御(S300)を終了する。又、所要時
間内に再度入力スイッチ13がオン状態とされたときは、
モータの駆動を開始(S461)すると共にオン時間の
計測を開始(S463)し、入力スイッチ13がオフ状態
とされたか否かの判断(S465)を繰り返す。そし
て、入力スイッチ13がオフ状態とされたとき、時間計測
を終了(S4467)すると共にモータを停止(S46
9)させ、入力スイッチ13のオン時間が0.5秒乃至1
秒程度とする閾値よりも短い瞬間的操作か否かの判断
(S471)を行い、オン時間が短ければアラームセッ
トフラグをセット(S473)してアラームオンの状態
とし、オン時間が長ければアラームセットフラグをリセ
ット(S475)してアラームオフの状態として時刻設
定入力制御(S300)を終了する。
【0042】更に、時刻表示振動制御(S415)によ
り設定した時刻が正しく表示され、瞬間的な短い入力ス
イッチ13の操作によって補助メモリに記憶した時刻デー
タをアラームメモリ又は計時カウンタにセットするに際
し、時刻設定フラグがセットされているときは、時刻設
定フラグがセットされているか否かの判断(S451)
により補助メモリに記憶した時刻データを時刻カウンタ
にプリセットし(S481)、秒カウンタをリセット状
態に保持する(S483)。更に、入力スイッチ13がオ
ン状態とされたか否かの判断(S485)を繰り返し、
入力スイッチ13がオン状態とされたとき、モータの駆動
(S487)により振動を生じさせると共に秒カウンタ
をスタートさせて時刻カウンタに計時を開始させ(S4
89)、入力スイッチ13がオフ状態とされたか否かの判
断(S491)により入力スイッチ13がオフ状態とされ
たときにモータを停止(S493)させて時刻設定入力
制御(S300)を終了する。
【0043】従って、スイッチ操作の組み合わせによる
アラーム時刻や表示時刻の設定入力を制御する制御手段
とすることができる。そして、この時刻設定入力制御
(S300)における時桁入力処理(S310)は、図
10に示すように、先ずモータを駆動して10時桁の時
刻表示振動制御(S311)を行い、この時刻表示振動
と合わせて確認スイッチ17が操作されたか否かの判断
(S313)を行う。
【0044】この10時桁の時刻表示振動制御(S31
1)は、図11のAに示すように、0.8秒乃至1秒程
度の振動と1秒程度の停止とを繰り返すものであり、振
動中はカウンタの値を「1」とし、停止中はカウンタの
値を「0」としてモータの駆動及び停止を繰り返す制御
を行うものである。尚、計時カウンタを24時間カウン
タとしているときは、0.2秒程度の休止期間を設けて
0.8秒程度の振動を2回生じさせ、その後、2秒乃至
3秒程度の休止期間を設けて再度長振動を2回行って2
秒乃至3秒の休止を設けるようにして振動と休止とを繰
り返す。又、このモータの駆動開始及びモータの停止を
制御するこの時刻表示振動制御(S311)を行いつ
つ、確認スイッチ17がオン状態とされたか否かの判断
(S313)及び振動及び停止を所要回数繰り返す所定
時間が経過したか否かの判断(S317)を繰り返す。
【0045】そして、所定時間が経過したか否かの判断
(S317)に基づいて所定時間が経過したときは時刻
設定入力制御(S300)を終了し、所定時間内に確認
スイッチ17が操作されたときは確認スイッチ17がオン状
態とされたか否かの判断(S313)に基づき、確認ス
イッチ17が操作されたときの「1」又は「0」のカウン
タ値を記憶(S321)す。尚、24時間時計では、
「1」「2」「0」の何れかの数値を記憶するものであ
る。
【0046】更に、1時桁の時刻表示振動制御(S33
1)は、図11のBに示すように、0.2秒程度の短振
動の後に0.8秒程度の停止期間を設けて短振動を9回
行い、その後2秒乃至3秒程度の最終停止期間を設け、
短振動の回数に合わせた「1」から「9」の数値と最終
停止期間の後半には「0」の数値を記憶し、この9個の
短振動と最終停止期間を設けつつ「1」から「9」及び
「0」の数値を記憶することを数回繰り返す。
【0047】そして、この1時桁の時刻表示振動制御
(S331)では、1時桁の時刻表示振動制御(S33
1)を行いつつ確認スイッチ17がオン状態とされたか否
かの判断(S333)及び入力スイッチ13がオン状態と
されたか否かの判断(S335)と9回の短振動や最終
停止期間を所要回数繰り返す所定時間が経過したか否か
の判断(S337)とを繰り返す。
【0048】このようにして、所要時間が経過すると、
図8乃至図10に示したように、所定時間が経過したか
否かの判断(S337)により時刻設定入力制御(S3
00)を終了し、所要時間内に入力スイッチ13がオン状
態とされたときは10時桁のメモリをクリア(S33
9)して再度10時桁の時刻表示振動制御(S311)
に戻る。
【0049】又、1時桁の時刻表示振動制御(S33
1)を行っているときに確認スイッチ17がオン状態とさ
れると「1」から「9」及び「0」の内振動回数に応じ
た数値を記憶する1時桁記憶(S341)を行い、分桁
入力処理(S350)に移行して10分桁表示振動制御
(S351)を行う。そして、10分桁表示振動制御
(S351)では、図11のCに示すように、0.8秒
程度の長振動の間に0.2秒程度の停止期間を設けて長
振動を5回繰り返し、2秒乃至3秒程度の最終停止期間
を設け、長振動の回数に合わせた「1」から「5」の数
値と最終停止期間には「0」の数値を記憶しつつ再度長
振動を5回行って最終停止期間を設けつつ「1」から
「5」及び「0」の数値を記憶することを繰り返す。
【0050】又、この10分桁の数値決定は、図12に
示すように、確認スイッチ17がオン状態とされたか否か
の判断(S353)及び入力スイッチ13がオン状態とさ
れたか否かの判断(S355)と5回の長振動や最終停
止期間を所要回数繰り返す所定時間が経過したか否かの
判断(S357)とを行って前記10時桁入力処理と同
様に処理制御するものである。又、1分桁の入力処理も
図11のDに示すように、短振動9回と最終停止期間と
を有する振動を繰り返し、図10に示した1時桁入力処
理と同様の処理制御により行うものである。
【0051】従って、モードスイッチ15の操作により時
刻修正モード又はアラーム時刻設定モードを選択すれ
ば、長振動や短振動が発生し、振動数を数えるようにし
て所定のタイミングで確認スイッチ17を操作することに
より時刻の数値を設定することができる。更に、10時
桁、1時桁、10分桁、及び、1分桁の数値を決定すれ
ば、設定時刻を再確認するための時刻表示振動が発生
し、設定時刻の確認を行うことができる。
【0052】尚、時刻設定に際しては、入力スイッチ13
を押し込んだ回数によって設定時刻を入力することもで
きる。この場合は、最大12回の入力スイッチ13を操作
して確認スイッチ17により操作回数を記憶させることに
よって時の数値を、最大59回の入力スイッチ13を操作
して確認スイッチ17により分の数値を記憶させること
や、0.5秒乃至1秒程度の閾値を設け、この閾値より
も長く持続した入力スイッチ13の押し込みにより10の
桁を、閾値よりも短い瞬間的な押し込みを1の桁とし、
12時間表示の時計では、10時桁は2回目の押し込み
を「0」とし、24時間表示の時計では3回目を「0」
として「1」「2」「0」を入力し、1時桁及び1分桁
は10回目を「0」、10分桁は6回目を「0」とする
ことにより入力スイッチ13の操作で時刻の入力を行いつ
つ確認スイッチ17によって各桁の数値決定を行うことが
できるようにすることもある。
【0053】又、上記実施の形態は、モード切換え制御
(S100)において、表示時刻の修正とアラーム時刻
の設定入力と、更にはアラーム時刻の確認及びアラーム
のセットリセットとする3種類のモードを表示及び選択
制御しているも、モード切換え制御(S100)では、
表示時刻の修正及びアラーム時刻の設定入力とする2つ
のモード選択を行うこととし、確認スイッチ17が単独で
操作されたとき、確認スイッチ17がオン状態とされたか
否かの判断(S030)に基づいてオン時間を計測し、
確認スイッチ17がオフ状態とされたか否かの判断(S0
35)の後、オン時間が閾値未満の瞬間的操作か閾値以
上の持続的操作かの判断を行い、例えば瞬間的操作であ
れば時刻カウンタの値を読み込み、持続的操作であれば
アラームセットフラグを反転させ、アラームセットフラ
グをリセット状態からセット状態としたときはアラーム
時刻メモリの記憶値を読み出し、この読み出した時刻デ
ータの時刻を表示する時刻表示振動制御(S040)と
することもある。尚、持続的操作の場合に確認スイッチ
17をオフ状態とすればアラーム時刻の表示振動を生じさ
せることもある。
【0054】更に、アラーム時刻の設定は、前述の時刻
設定入力制御(S300)により行うも、入力スイッチ
13、モードスイッチ15、確認スイッチ17の他にアラーム
セットスイッチを設け、操作スイッチを4個とすること
もある。この場合は、モード切換え制御(S100)で
は、表示時刻の修正及びアラーム時刻の設定入力とする
2つのモード選択制御を行うことを可能とし、入力スイ
ッチ13がオン状態とされたか否かの判断(S010)、
モードスイッチ15がオン状態とされたか否かの判断(S
020)、確認スイッチ17がオン状態とされたか否かの
判断(S030)やアラーム時刻に達したか否かの判断
(S050)と共に、アラームセットスイッチがオン状
態とされたか否かの判断を繰り返すものとする。
【0055】そして、このアラームセットスイッチがオ
ン状態とされたか否かの判断に基づいてアラームセット
スイッチがオン状態とされたとき、アラームセットフラ
グをセット又はリセットに反転させ、アラームセットフ
ラグをセットしたときはアラーム時刻を表示する時刻表
示振動制御を行う制御手段として機能を持たせるもので
ある。
【0056】従って、アラームセットスイッチを操作し
たときは、何らの振動も生じない場合と時刻表示の振動
が生じる場合とが交互に発生し、他の操作スイッチと区
別してアラームのセット又はリセットを極めて簡単に設
定することができる。尚、アラームセットスイッチは、
オン状態としたときに直ちに時刻表示の振動を生じさせ
るようにしておけば、確認スイッチ17のようにスイッチ
を操作してスイッチを離したときに時刻表示振動を生じ
させる操作スイッチとの区別を一層確実に行うことがで
きる。
【0057】又、上記実施の形態は、アラーム機能を有
するバイブレーション時計としての時計体10であるも、
アラーム機能を有しないバイブレーション時計では、ア
ラーム時刻に達したか否かの判断(S050)及びアラ
ームがオン状態とされているか否かの判断(S055)
とアラーム動作制御(S060)を省略し、又、モード
切換え制御(S100)において時刻修正モードとする
か否かの表示振動及びモード決定動作制御を行い、時刻
修正モードが選択されると前述の時刻設定入力制御(S
300)と同様に入力設定された時刻を時刻カウンタに
プリセットし、入力スイッチによる時刻カウンタの計時
をスタートさせれば足りるものである。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、振動発生手
段と、3個の操作スイッチとを有し、入力スイッチが単
独で操作されると振動を生じさせる第1制御手段、モー
ドスイッチが操作されるとモード表示の振動を繰り返
し、且つ、確認スイッチの操作によりモードを決定する
第2制御手段、確認スイッチが単独で操作されると時刻
を表示する組み合わせ振動を生じさせる第3制御手段、
モードスイッチと確認スイッチとの組み合わせ操作によ
り特定のモードが選択されたとき、スイッチ操作の組み
合わせによる時刻の設定入力を制御する第4制御手段を
有するバイブレーション時計である。
【0059】従って、3個の操作スイッチの識別が極め
て容易であり、少ない操作スイッチであっても、確認ス
イッチの操作によって時刻を知ることができ、時刻修正
を行うときはモードスイッチによりモードを選択して入
力スイッチや確認スイッチの操作により時及び分の数値
を容易に入力することが可能な小型の時計体とすること
ができる。
【0060】又、請求項2に記載した発明は、振動発生
手段と、3個の操作スイッチとを有し、入力スイッチが
単独で操作されると振動を生じさせる第1制御手段、モ
ードスイッチが操作されるとモード表示の振動を繰り返
し、且つ、確認スイッチの操作によりモードを決定する
第2制御手段、確認スイッチが単独で操作されると時刻
を表示する振動を生じさせる第3制御手段、モードスイ
ッチと確認スイッチとの組み合わせ操作によりモードが
選択されたとき、スイッチ操作の組み合わせによる時刻
の設定入力を制御する第4制御手段、前記モードと異な
るモードが選択されたときはアラーム時刻を表示する振
動を生じさせ且つスイッチ操作によりアラームセットリ
セットを決定する第5制御手段、アラーム時刻になった
とき振動を生じさせる第6制御手段、を有するバイブレ
ーション時計とする。
【0061】従って、スイッチの識別が極めて容易であ
り、計時時刻やアラーム時刻の設定入力も容易であると
共に、アラーム時刻の確認やアラームセットの操作を容
易に行ってアラーム時刻にアラーム振動を生じさせ、3
個の操作スイッチの操作を組み合わせることによって全
ての操作を行うことが可能な小型の時計体とすることが
できる。
【0062】そして、請求項3に記載した発明は、時計
体を振動させる振動発生手段と、3個の操作スイッチと
を有し、入力スイッチが単独で操作されると操作中は時
計体に振動を生じさせる第1制御手段と、モードスイッ
チが操作されると操作中はモード表示の振動を繰り返
し、且つ、確認スイッチの操作によりモードを決定する
第2制御手段と、確認スイッチが単独で操作されるとス
イッチを操作した時間を検出し、操作時間が瞬間的又は
持続的の何れかの場合に時刻を表示する長短振動の組み
合わせ振動を生じさせ、操作時間が逆に持続的又は瞬間
的な場合にはアラームのセット又はリセットを行うと共
にアラームをセットしたときはアラーム時刻を表示する
長短振動の組み合わせ振動を生じさせる第3制御手段
と、モードスイッチと確認スイッチとの組み合わせ操作
により特定のモードが選択されたとき、スイッチ操作の
組み合わせによる時刻の設定入力を制御する第4制御手
段と、アラーム時刻になったとき、アラームセット状態
であるときは振動を生じさせる第6制御手段と、を有す
るバイブレーション時計とする。
【0063】従って、スイッチの識別が極めて容易であ
り、計時時刻やアラーム時刻の設定入力も容易であると
共に、アラーム時刻の確認やアラームセットの操作を容
易に行ってアラーム時刻にアラーム振動を生じさせ、3
個の操作スイッチの操作を組み合わせることによって全
ての操作を行うことが可能な小型の時計体とすることが
できる。
【0064】更に、請求項4に記載した発明は、時計体
を振動させる振動発生手段と、4個の操作スイッチとを
有し、入力スイッチが単独で操作されると操作中は時計
体に振動を生じさせる第1制御手段と、モードスイッチ
が操作されると操作中はモード表示の振動を繰り返し、
且つ、確認スイッチの操作によりモードを決定する第2
制御手段と、確認スイッチが単独で操作されると時刻を
表示する長短振動の組み合わせ振動を生じさせる第3制
御手段と、モードスイッチと確認スイッチとの組み合わ
せ操作により特定のモードが選択されたとき、スイッチ
操作の組み合わせによる時刻の設定入力を制御する第4
制御手段と、アラーム時刻になったとき、アラームセッ
ト状態であるときは振動を生じさせる第6制御手段と、
アラームセットスイッチが操作されたとき、アラームの
セット又はリセットを行うと共にアラームをセットとし
たときはアラーム時刻を表示する長短振動の組み合わせ
振動を生じさせる第7制御手段と、を有するバイブレー
ション時計とする。
【0065】従って、スイッチの識別が極めて容易であ
り、計時時刻やアラーム時刻の設定入力も容易であると
共に、アラーム時刻の確認やアラームセットの操作を容
易に行ってアラーム時刻にアラーム振動を生じさせ、4
個の操作スイッチの操作を組み合わせることによって全
ての操作を行うことが可能な小型の時計体とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時計体の一例を示す外観図。
【図2】本発明に係る時計体の制御動作全体を示すフロ
ーチャート図。
【図3】本発明に係る時計体のモードスイッチ動作の一
例を示すタイムチャート図。
【図4】本発明に係る時計体の時刻表示動作の一例を示
すタイムチャート図。
【図5】本発明に係る時計体のアラーム動作制御を示す
フローチャート図。
【図6】本発明に係る時計体のモード選択制御を示すフ
ローチャート図。
【図7】本発明に係る時計体のアラーム確認セット制御
を示すフローチャート図。
【図8】本発明に係る時計体の時刻設定入力制御の一部
を示すフローチャート図。
【図9】本発明に係る時計体の時刻設定入力制御の一部
を示すフローチャート図。
【図10】本発明に係る時計体の時桁入力制御を示すフ
ローチャート図。
【図11】本発明に係る時計体の時刻入力操作時の動作
例を示すタイムチャート図。
【図12】本発明に係る時計体の分桁入力制御を示すフ
ローチャート図。
【符号の説明】
10 時計体 13 入力スイッチ 15 モードス
イッチ 17 確認スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−226983(JP,A) 特開 昭55−29799(JP,A) 特開 昭62−5196(JP,A) 特開 昭53−101475(JP,A) 特開 昭54−151874(JP,A) 特開 昭58−63885(JP,A) 特開 平11−287875(JP,A) 特開 平3−102387(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 25/02 G04G 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計体を振動させる振動発生手段と、入
    力スイッチ、モードスイッチ、確認スイッチの3個の操
    作スイッチとを有し、入力スイッチが単独で操作される
    と操作中は時計体に振動を生じさせる第1制御手段と、
    モードスイッチが操作されると操作中はモード表示の振
    動を繰り返して生じさせ、且つ、確認スイッチの操作に
    よりモードを決定する第2制御手段と、確認スイッチが
    単独で操作されると時刻を表示する長短振動の組み合わ
    せ振動を生じさせる第3制御手段と、モードスイッチと
    確認スイッチとの組み合わせ操作により特定のモードが
    選択されたとき、スイッチ操作の組み合わせによる時刻
    の設定入力を制御する第4制御手段と、を有することを
    特徴とするバイブレーション時計。
  2. 【請求項2】 時計体を振動させる振動発生手段と、入
    力スイッチ、モードスイッチ、確認スイッチの3個の操
    作スイッチとを有し、入力スイッチが単独で操作される
    と操作中は時計体に振動を生じさせる第1制御手段と、
    モードスイッチが操作されると操作中はモード表示の振
    動を繰り返して生じさせ、且つ、確認スイッチの操作に
    よりモードを決定する第2制御手段と、確認スイッチが
    単独で操作されると時刻を表示する長短振動の組み合わ
    せ振動を生じさせる第3制御手段と、モードスイッチと
    確認スイッチとの組み合わせ操作により特定のモードが
    選択されたとき、スイッチ操作の組み合わせによる時刻
    の設定入力を制御する第4制御手段と、モードスイッチ
    と確認スイッチとの組み合わせ操作により前記特定のモ
    ードと異なる特定のモードが選択されたとき、アラーム
    時刻を表示する長短振動の組み合わせ振動を生じさせ且
    つスイッチ操作によりアラームセットリセットを決定す
    る第5制御手段と、アラーム時刻になったとき、アラー
    ムセット状態であるときは振動を生じさせる第6制御手
    段と、を有することを特徴とするバイブレーション時
    計。
  3. 【請求項3】 時計体を振動させる振動発生手段と、入
    力スイッチ、モードスイッチ、確認スイッチの3個の操
    作スイッチとを有し、入力スイッチが単独で操作される
    と操作中は時計体に振動を生じさせる第1制御手段と、
    モードスイッチが操作されると操作中はモード表示の振
    動を繰り返して生じさせ、且つ、確認スイッチの操作に
    よりモードを決定する第2制御手段と、確認スイッチが
    単独で操作されるとスイッチを操作した時間を検出し、
    操作時間が瞬間的又は持続的とされた場合の何れかの場
    合に時刻を表示する長短振動の組み合わせ振動を生じさ
    せ、操作時間が逆に持続的又は瞬間的な場合にはアラー
    ムのセット又はリセットを反転させると共にアラームを
    セット状態としたときはアラーム時刻を表示する長短振
    動の組み合わせ振動を生じさせる第3制御手段と、モー
    ドスイッチと確認スイッチとの組み合わせ操作により特
    定のモードが選択されたとき、スイッチ操作の組み合わ
    せによる時刻の設定入力を制御する第4制御手段と、ア
    ラーム時刻になったとき、アラームセット状態であると
    きは振動を生じさせる第6制御手段と、を有することを
    特徴とするバイブレーション時計。
  4. 【請求項4】 時計体を振動させる振動発生手段と、入
    力スイッチ、モードスイッチ、確認スイッチ、及びアラ
    ームセットスイッチの4個の操作スイッチとを有し、入
    力スイッチが単独で操作されると操作中は時計体に振動
    を生じさせる第1制御手段と、モードスイッチが操作さ
    れると操作中はモード表示の振動を繰り返して生じさ
    せ、且つ、確認スイッチの操作によりモードを決定する
    第2制御手段と、確認スイッチが単独で操作されると時
    刻を表示する長短振動の組み合わせ振動を生じさせる第
    3制御手段と、モードスイッチと確認スイッチとの組み
    合わせ操作により特定のモードが選択されたとき、スイ
    ッチ操作の組み合わせによる時刻の設定入力を制御する
    第4制御手段と、アラーム時刻になったとき、アラーム
    セット状態であるときは振動を生じさせる第6制御手段
    と、アラームセットスイッチが操作されたとき、アラー
    ムのセット又はリセットを反転させると共にアラームを
    セット状態としたときはアラーム時刻を表示する長短振
    動の組み合わせ振動を生じさせる第7制御手段と、を有
    することを特徴とするバイブレーション時計。
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