JP3509533B2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JP3509533B2 JP05665998A JP5665998A JP3509533B2 JP 3509533 B2 JP3509533 B2 JP 3509533B2 JP 05665998 A JP05665998 A JP 05665998A JP 5665998 A JP5665998 A JP 5665998A JP 3509533 B2 JP3509533 B2 JP 3509533B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置によりワ
ークの塗装工程から焼付工程までの一連の工程を連続し
て実行する塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、小物部品でマスキングが必要と
なる静電粉体塗装工程は、図13に示すように搬送用チ
ェーン1などに取付けられたマスキング治具2の穴部に
図14で示すワーク3のマスキング領域を(図中の斜線
領域)を挿入し、塗装室4内に霧状に吹付けられた粉体
塗料の雰囲気中を通過させることでワーク3の表面に粉
体塗料を付着させてから、粉体塗料の硬化温度に加熱さ
れた焼付炉5内を通過させ、ワーク3に付着した塗料を
硬化させる方法で行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、ワーク3の表面だけでなくマスキング治具2に
も塗料が焼付けられるため、後工程においてマスキング
治具に付着した塗料を剥離して除去するための装置が必
要となる。
【0004】また、マスキング治具2には剥離性をよく
するために表面処理などを施すため、ワーク3とマスキ
ング治具2との境界部で硬化した塗料がワーク3の取外
し時に、図15に示すようにフィルム状のバリとなって
ワーク3へ付着するという問題を生じる。さらに、一度
硬化した塗料はリサイクルすることができないため、塗
装に必要な量の数十%の塗料を常に廃棄することにな
る。
【0005】本発明は上記事情を鑑みてなされたもの
で、その目的は、マスキング治具が塗装されてしまうこ
とを防止できると共にバリの発生を防止でき、さらには
マスキング治具に付着した塗料を回収することが可能と
なる塗装装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、マスキング治具セット工程では、搬送装置によりワ
ークをチャッキングしてマスキング治具にセットするの
で、ワークのマスキング領域をマスキング治具によりマ
スキングすることができる。
【0007】次に、塗装工程では、搬送装置によりマス
キング治具にセットされたワークを粉体塗料の噴霧雰囲
気に位置させると、ワークにおけるマスキング領域以外
の領域に粉体塗料を付着させることができる。
【0008】続いて、焼付工程用治具セット工程では、
搬送装置によりワークをマスキング治具から焼付工程用
治具に移し替えるので、マスキング治具に塗料が焼付け
られてしまうことはない。
【0009】そして、焼付工程では、焼付工程用治具に
セットされたワークを焼付ける。この場合、焼付工程用
治具には粉体塗料は付着していないので、焼付工程用治
具に塗料が焼付けられてしまうことはない。従って、焼
付工程用治具から塗料を剥離するための装置が不要であ
るので、工程を簡単化してコストの削減を図ることがで
きる。
【0010】この場合、ワークのマスキング領域をチャ
ッキングしたまま塗装工程を行うようにしたので、ワー
クに付着した粉体塗料に触れることなくワークをマスキ
ング治具から焼付工程用治具に移し替えることができ
る。
【0011】請求項の発明によれば、マスキング治具
に付着した塗料を回収する塗料回収工程を実行するよう
にしたので、マスキング治具に付着して無駄となる塗料
を大幅に削減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図12を参照して説明する。ロボット装置11
(搬送装置に相当)は所定の作業位置に沿って横移動す
るように設けられている。このロボット装置11は複数
のアーム12を有し、アーム先端部13にはハンド部1
4が設けられている。このハンド部14は、1個の主ハ
ンド14aの両側に2個の補助ハンド14bを設けて構
成されており、各ハンド14a,14bは独立してチャ
ッキング動作が可能となっていると共に、アーム先端部
13が回転することでハンド部14は回転可能となって
いる。また、各ハンド14a,14bはチャッキング動
作する際に上方に位置する端部がエッジ状に形成されて
いる。
【0013】第1の作業位置にはベルトコンベア15が
設けられており、そのベルトコンベア15によりワーク
16が供給されるようになっている。
【0014】このワーク16は、図2に示すように第1
の腕部16a及び第2の腕部16bを有したU字形状の
イグニッションコイル用積層コアであり、第1の腕部1
6aにおいて斜線領域で示したマスキング領域を除いた
領域を焼付塗装するようなっている。
【0015】第2の作業位置にはマスキング治具置台1
7が設置されており、そのマスキング治具置台17にマ
スキング治具18が載置されている。このマスキング治
具18はワークセット部19の両側に把持部20を一体
に設けて形成されている。この場合、図3に示すように
ワークセット部19は挿入用穴部19aと載置部19b
とから形成されており、挿入用穴部19aにワーク16
の第1の腕部16aにおけるマスキング領域が挿入され
ると共に、載置部19bにはワーク16の第2の腕部1
6bの端面が載置されるようになっている。ここで、挿
入用穴部19aを囲繞する壁部としてエッジ状の壁部1
9cが対向して形成されており、その壁部19cにより
ワーク16のマスキング領域の上端までマスキングされ
るようになっている。
【0016】第3の作業位置には静電塗装装置21が設
置されている。この静電塗装装置21は前面側に開口部
22が形成されており、その開口部22の天井面及び床
面に設けられた塗装用ノズル23から粉体塗料が噴射さ
れるようになっている。第4の作業位置にはマスキング
治具置台24が設置されている。
【0017】第5の作業位置には置台25が設置されて
おり、その置台25に焼付工程用治具26が載置されて
いる。この焼付工程用治具26は複数の穴部27が所定
ピッチで形成されていると共に、背面側には段部28が
形成されている。この場合、穴部27にはワーク16の
第1の腕部16aにおけるマスキング領域が挿入され、
段部28の上面にはワーク16の第2の腕部16bの端
面が載置されるようになっている。
【0018】次に上記構成の作用について説明する。図
4乃至図10はロボット装置11の動作工程を順に示し
ている。ロボット装置11を駆動すると、ロボット装置
11は、まず、第1の作業位置に移動し、ベルトコンベ
ア15により第1の作業位置に搬送されたワーク16
(イグニッションコイル用積層コア)をハンド部14の
主ハンド14aでチャッキングする(図4参照)。この
場合、ワーク16に対して主ハンド14aがチャッキン
グする部位はワーク16におけるマスキング領域であ
る。
【0019】次に、第2の作業位置に移動し、主ハンド
14aでチャッキングしているワーク16を90°回転
させてから、ワーク16の第1の腕部16aをマスキン
グ治具18のワークセット部19の穴部19aに挿入す
る(図5、図11、図12参照)。この状態では、ロボ
ット装置11の主ハンド14a及びマスキング治具18
の壁部19cによりワーク16のマスキング領域が完全
にマスキングされることになる。この場合、ワーク16
の第1の腕部16aをマスキング治具18にセットした
ときは、補助ハンド14bによりマスキング治具18の
把持部20をチャッキングする(図6参照)。
【0020】次に、第3の作業位置に移動し、ハンド部
14でチャッキングしているマスキング治具18を静電
塗装装置21の帯電した粉体塗料の噴霧雰囲気中に通過
させる(図7参照)。これにより、ワーク16に粉体塗
料が付着すると共にマスキング治具18にも粉体塗料が
付着する。
【0021】次に、第4の作業位置に移動し、ロボット
装置11に対する制御により、マスキング治具18をマ
スキング治具置台24に載置した状態で、主ハンド14
aでワーク16のマスキング領域をチャッキングしたま
ま補助ハンド14bをアンチャッキングする(図8参
照)。これにより、置台25に載置されたマスキング治
具18からワーク16を取外すことができる。
【0022】次に、第5の作業位置に移動し、主ハンド
14aでチャッキングしているワーク16を焼付工程用
治具26にセットする(図9参照)。
【0023】次に、第4の作業位置に戻り、ハンド部1
4でマスキング治具18をチャッキングしてから塗料回
収作業位置に移動し、マスキング治具18をエアブロー
用ノズルからの空気の噴出雰囲気中に通過させる(図1
0参照)。これにより、マスキング治具18及びハンド
部14(主ハンド14a、補助ハンド14bを含む)に
付着している粉体塗料が吹飛ばされるので、その粉体塗
料を回収してリサイクルする。
【0024】一方、ワーク16がセットされた焼付工程
用治具26は図示しない焼付炉に搬送することにより焼
付けする。この場合、焼付工程用治具26には粉体塗料
が付着していないので、焼付工程用治具26に焼付塗装
されてしまうことはない。
【0025】上記実施の形態のものによれば、ワーク1
6をマスキング治具18にセットした状態で粉体塗装を
実行してから、ワーク16をマスキング治具18から焼
付工程用治具26に移し替えた状態で焼付塗装を実行す
るようにしたので、焼付工程用治具26に粉体塗装が付
着していない状態でワーク16を焼付けることができ
る。従って、マスキング治具に粉体塗料が付着した状態
で焼付塗装を行っている従来例のものと違って、マスキ
ング治具から焼付塗料を剥離するための装置が不要とな
り、全体の作業工程を簡単化してコストを低減すること
ができる。
【0026】この場合、ロボット装置11のハンド部1
4がワーク16をチャッキングする部位はワーク16の
マスキング領域に設定されていると共に、ハンド部14
によりワーク16のマスキング領域をチャッキングした
状態で塗装工程を実行するようにしたので、ワーク16
に付着した粉体塗料に触れることなく当該ワーク16を
マスキング治具18から焼付工程用治具26に移し替え
ることができる。
【0027】また、塗料回収工程において、マスキング
治具18に付着した粉体塗料をエアブローで吹飛ばして
回収するようにしたので、粉体塗料の歩留りを高めて経
費を節減することができる。
【0028】本発明は、上記の実施の形態にのみ限定さ
れることなく、次のように変形または拡張できる。ワー
ク16を搬送する手段としては、ロボット装置11に代
えて、専用の搬送装置を用いるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における全体を示す斜視
【図2】ワークの斜視図
【図3】ワークのセット状態で示すマスキング治具の断
面図
【図4】ベルトコンベアからのワークの取出し状態を示
すロボット装置のハンド部の斜視図
【図5】マスキング治具へのセット状態を示すロボット
装置のハンド部の斜視図
【図6】マスキング治具のチャッキング状態を示すロボ
ット装置のハンド部の斜視図
【図7】粉体塗装状態を示すロボット装置のハンド部の
斜視図
【図8】マスキング治具からのワークの取出し状態を示
すロボット装置のハンド部の斜視図
【図9】焼付工程用治具へのセット状態を示すロボット
装置のハンド部の斜視図
【図10】粉体塗料の回収状態を示すロボット装置のハ
ンド部の斜視図
【図11】ワークのセット状態で示すマスキング治具の
縦断正面図
【図12】ワークのセット状態で示すマスキング治具の
縦断側面図
【図13】従来例における塗装工程及び焼付工程を示す
模式図
【図14】ワークの斜視図
【図15】マスキング治具からの取出し状態を示すワー
クの斜視図
【符号の説明】
11はロボット装置(搬送装置)、14はハンド部、1
6はワーク、18はマスキング治具、26は焼付工程用
治具である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置によりワークのマスキング領域
    チャッキングして当該ワークをマスキング治具にセッ
    トするマスキング治具セット工程と、 前記搬送装置により前記ワークのマスキング領域をチャ
    ッキングした状態で前記マスキング治具にセットされた
    当該ワークを粉体塗料の噴霧雰囲気中に位置させる塗装
    工程と、 前記搬送装置により前記ワークを前記マスキング治具か
    ら焼付工程用治具に移し替える焼付工程用治具セット工
    程と、 前記焼付工程用治具にセットされた前記ワークを焼付け
    る焼付工程とを順に実行することを特徴とする塗装装
    置。
  2. 【請求項2】 前記マスキング治具に付着した塗料を回
    収する塗料回収工程を実行することを特徴とする請求項
    1記載の塗装装置。
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